JPH04113727A - 屋内無線方式とその伝送線路 - Google Patents

屋内無線方式とその伝送線路

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JPH04113727A
JPH04113727A JP2232533A JP23253390A JPH04113727A JP H04113727 A JPH04113727 A JP H04113727A JP 2232533 A JP2232533 A JP 2232533A JP 23253390 A JP23253390 A JP 23253390A JP H04113727 A JPH04113727 A JP H04113727A
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JP
Japan
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coaxial cable
slot
conductor
building
transmission line
Prior art date
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Application number
JP2232533A
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English (en)
Inventor
Masami Inoue
井上 政美
Tsutomu Oshima
務 大島
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OCC Corp
Original Assignee
OCC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野」 この発明は、建物の内部に同軸ケーブルを布設し、該同
軸ケーブルから漏洩する電磁波を受信することによって
情報伝送を行う屋内無線方式とその伝送線路に関するも
のである。
[発明の概要] 本発明の屋内無線方式は、建物内に布設される開放同軸
ケーブルとして、建物内の所望の位置にのみ電磁波を漏
洩することができるスリットを有する伝送線路を採用し
ているので、建物内部の必要な空間にのみ、所望の強度
の電磁波を放射することができるようになり、ケーブル
内の伝送損失を小さくすると共に、情報を効率的に伝送
することができる。又、電磁波の放射領域が限定される
ため電波障害を少なくすることができる。
〔征来の技術] 近年、特定の領域、例えば構内、又は建築物内の端末機
器(コードレス電話、インタホーン、無線OA機器)に
情報を伝送する場合は、電磁波を媒体とする無線方式を
利用することが考えられている。
第5図は外線から送出されてきた電話情報を成る建物内
で移動する複数の端末機器(子機)に伝送する無線方式
の一例を示したもので、私設交換設備lで受信された情
報は主装置(親局)2で時分割変調、又は周波数変調さ
れて有線の伝送路3に送出される。そして、この有線伝
送路3には所定の個所にアンテナA、、A2・・・を接
続した複数の接続装置4が配置されている。
そして、このアンテナから建物内に電磁波を放出し、親
局2より送出される情報を各子機5,5・・・に伝送す
るようにしている。
このような有線伝送路による移動無線方式に対して、第
6図に示すように主装置2の出力を送信機3に供給し、
送信機3Aの出力側に接続されている漏洩同軸ケーブル
又は開放同軸ケーブル6より放出される電磁波を各子機
5,5・・・が受信するようにした無線方式も知られて
いる。
[発明が解決しようとする問題点1 前記第5図に示されている移動無線方式は有線伝送路3
の所望の個所に接続装置4とアンテナA、、A2・・・
が設けられるので、このアンテナA、、A2 ・・・の
位置を建物の所望の位置に配置することができるが、ア
ンテナの指向性や建物の構造によっては、電波が弱くな
って通信ができない場合が生じる。
又、この対策として接続装置4内に増幅器を入れ放出電
磁波を強くすることが考えられるが、この場合は不用な
電波が遠方まで届くことになり、電波の錯綜や混信など
が生じ、いわゆる電波障害が発生するという問題があっ
た。
又、第6図に示すように漏洩同軸ケーブル又は開放同軸
ケーブル6によって情報の伝送と電波の放出を同時に行
う方式の場合は、装置が簡易化されることになるが、同
軸ケーブル6に沿って電磁波が連続的に放出されること
になるため、放射損失が大きくケーブルの伝送損失が増
大する。
そのため、情報の伝送距離が短くなり信号を遠方まで伝
送するために所定間隔毎に多くの中継増幅器7を必要と
するという問題がある。
r問題点を解決するための手段1 本発明は、かかる問題点にかんがみてなされたもので、
漏洩同軸ケーブル又は開放同軸ケーブルによって無線方
式を構築する際に、該同軸ケーブルから放射される電磁
波が例えば建物内の必要とされるところは太き(なるよ
うにし、必要でないところは電磁波の放出が少ないか、
又は、全(放出されないようにする。又、このように漏
洩する電磁波のパワーをコントロールするために同軸ケ
ーブルのスロット加工が簡単に行われるような伝送線路
を提供するものである。
[作用] 建物の床下、又は天井等に沿って布設されている開放同
軸ケーブル又は漏洩同軸ケーブルのスロットが、例えば
、建物内の室のある位置でその開口面積が大きくなるよ
うに穿孔されているので、建物内の必要な場所にのみ集
中的に電磁波を漏洩し、必要と思われない場所には電磁
波の漏洩がないようにすることができる。そのため、ケ
ーブルの伝送損失が全体的に低減し、効率的に通信を行
うことができる。
[実施例] 第1図は、本発明の屋内無線方式の概要を示す説明図で
あり、建物内に配置されている同軸ケーブルと、端末機
器(子機)の様子を示している。
この図で11は私設交換設備(PBX)とのインタフェ
ース及び無線通信を行う主装置を示し、この主装置11
からは、通常の同軸ケーブル12を介して各階の分岐ボ
ックス13a、13b、13C・・・に情報が伝送され
る。各階の分岐ボックス13a、13b、13c・・・
で、後で述べるマルチスロット同軸ケーブル14との接
続が行われる。
マルチスロット同軸ケーブル14は床下のフロアダクト
や天井内等を利用して布設され、各階の交信が必要な室
内を通過するようになされている。
各階の室内にコードレスホン等からなる子機15.15
・・・が配置されているときは、この室を通過するマル
チスロット同軸ケーブル14の外部導体に所定の大きさ
のスロット14Aが穿設される。このスロット14Aの
穿設は、マルチスロット同軸ケーブル14を布設したの
ち、適当な工具によって行うものであるが、建築物の規
模が大きく、多量のマルチスロット同軸ケーブル14が
使用される場合は、建物内の室配置図に基づいてマルチ
スロット同軸ケーブル14の布設工事図を作製し、この
布設工事図に基づいてマルチスロット同軸ケーブル14
の本数、長さ等を算出する。
そして、工場のケーブルの製造段階でマルチスロット同
軸ケーブル14の必要な個所にスロット14Aを形成し
、布設現場に搬入して工事を行うようにしてもよい。
本発明の無線方式は上記したように、無線通信が行われ
る建物内の所望の位置にのみスロット14Aが穿設され
ているマルチスロット同軸ケーブル14が布設されてい
るので、例えば、階段や廊下等の不用な個所には無駄な
電磁波が放出されず、又、端末機器15のある室には十
分な電磁波を放出することができる。
そのため、主装置11より出力される信号が低損失で必
要な位置にのみ伝送され、伝送効率が向上することにな
る。なお、子機15がコードレスタイプの端末機器であ
るときは、その移動範囲に対して電磁波が漏洩されるよ
うにスロットを形成すればよい。
第2図(a)は、上記したような無線方式に採用するこ
とができる本発明の伝送線路(マルチスロット同軸ケー
ブル)を斜視図で示したもので、20は中心導体、21
はこの中心導体20を包囲するように成形されている絶
縁体(ポリエチレン樹脂)、22は中心導体20と一対
となって同軸ケーブルを形成するための外部導体を示し
、この外部導体22にはケーブルの長平方向に延びる連
続したスリット22Aが形成されている。
なお、このスリット22Aは第2図(b)に示すように
中心導体20に対して螺−旋状に形成されていてもよい
本発明の伝送線路はこの外部導体22の外周側に絶縁体
からなる内部シース23が設けられ、さらにこの内部シ
ース23を被覆するようにアルミラミネートテープ、又
は金属バイブ等からなるシールド外部導体24が設けら
れている。
そして、このシールド外部導体24の外周を外部シース
25によって保護するようにしている。
本発明の伝送線路は上記したような構造とされているの
で、外部導体22にスリット22Aが形成されているが
、この外部導体22の外側に内部シース23を介してシ
ールド外部導体24が被覆されているので、外部に電磁
波が漏洩しない。
しかし、第3図に示すように、外部シース25の一部を
削り取り、露出したシールド外部導体24の一部をナイ
フ等で削り取ってスロット26を形成すると、このスロ
ット26を介して伝送されている電磁波の一部を外部に
漏洩することができるようになる。
スロット26の穿設位置、及びその大きさは布設工事現
場で任意に定めることができ、例えば前記した第1図の
ケーブル布設例で電磁波の漏洩が必要とされる位置に対
応して穿設することが容易に行われる。
なお、第4図に示すようにシールド外部導体24にあら
かじめ所定間隔でミシン目24Aを設けておくと、電磁
波の漏洩が必要とされる位置にあるミシン目24Aに沿
ってスロット26を容易に穿設することができる。
スロット26を加工した後は熱収縮性チューブで補強す
るか、又は熱硬化性の樹脂でモールドし、最外周部を修
復しておくことが好ましい。
又、本発明の伝送線路は、建物内の布設設計図に沿って
スロットの位置決めが行われるときは、伝送線路を製造
する工場内であらかじめスロットの穴明は加工を行うこ
ともできる。この場合は伝送線路の外部シースにケーブ
ルナンバーとスロット位置の認識できるマークを付加す
ることが好ましい。
以上のように、本願発明の伝送線路は中心導体に対する
外部導体に連続したスリットが形成され、一応漏洩同軸
ケーブルとされているが、この漏洩同軸ケーブルの外周
に、さらにシールド外部導体が設けられているので、こ
のシールド外部導体にスロットを形成した場所でのみ電
磁波を漏洩させることができる。
又、スロットを形成する際にシールド外部導体が多少変
形しても、中央部にある同軸ケーブルの伝送特性に影響
を与えることがないので、スロット加工が容易になる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の屋内無線方式及びその伝
送線路は、建物内に配設される同軸ケーブルとして2重
の外部導体を有するマルチスロット同軸ケーブルを使用
することにより、ケーブルの伝送損失を低減することが
できると共に、情報の伝送信号となる電磁波の放射位置
を任意の位置に定めることがきわめて容易にできる。そ
のため、屋内に配置される無線の端末機器に対して効率
的な電磁波の送出ができるから、屋内で電波が錯綜する
ことが防止でき、かつ、通信状態が悪くなるような場所
をなくすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の屋内移動無線方式の説明図、第2図(
a)、(b)は本発明の屋内移動無線方式に好適な漏洩
伝送線路の斜視図、第3図、第4図は本発明の伝送線路
にスロットを形成する場合の説明図、第5図、第6図は
従来の屋内無線方式の説明図である。 図中、11は私設交換設備、12は同軸ケーブル、13
a、13b、13c・・・は分岐ボックス、14.14
はマルチスロットケーブル、14Aはスロット、15は
子機、20は中心導体、21は絶縁体、22は外部導体
、23は内部シース、24はシールド外部導体、25は
外部シース、26はスロットを示す。 20(中5し一専f本) (b) 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建物の床下又は天井等に沿って同軸ケーブルを布
    設し、前記同軸ケーブルから漏洩する電磁波によって受
    信が行われるような屋内無線方式において、前記同軸ケ
    ーブルから漏洩する電磁波が前記建物内の所望の位置に
    のみ放出されるように前記同軸ケーブルの外部導体の前
    記所望の位置に不定間隔でスロットを形成するようにし
    たことを特徴とする屋内無線方式。
  2. (2)中心導体とこの中心導体を包囲する絶縁体と該絶
    縁体の外周に均一なスリットを形成した外部導体により
    開放同軸ケーブルを構成し、該開放同軸ケーブルの外周
    にシースを被覆すると共にこのシースの外周を薄いシー
    ルド導体によって被覆したことを特徴とする伝送線路。
  3. (3)薄いシールド導体の所定位置にミシン目を刻設し
    、このミシン目を切断することによりスリットが形成さ
    れるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第(2
    )項に記載の伝送線路。
JP2232533A 1990-09-04 1990-09-04 屋内無線方式とその伝送線路 Pending JPH04113727A (ja)

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