JPH04112163A - 用紙仕分け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は画像形成装置から排出される記録紙等の一連の
用紙の仕分けを行う用紙仕分は装置に関する。

「従来の技術」 従来、ファクシミＩＪ等の画像形成装置においては、送
信先より多数受信された画像記録紙は、通信毎に割り振
りされることなく積み重ねられていた。このため、オペ
レータは仕分は操作をしなければならず、また記録紙が
誤って振り分けられた場合には、必要な情報を入手する
のに支障があった。これに対して、自動的に記録紙の仕
分けを行うものとして、トレイを移動させて通信毎に記
録紙の積み重ね位置を変える方法があり、また通常の記
録紙に対して幅方向才たは長手方向にサイズの異なる仕
分は用の記録紙を排出し、これにより仕分けを行うよう
に構成した画像形成装置がある（特開平１−９２１７４
号公報）。

［発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上述のトレイを移動させて通信毎に記録
紙の積み重ね位置を変える方法では、装置が大型化して
高価格になり、かつトレイの移動に伴う設置場所の余裕
を考慮しなければならないという問題があった。

一方、通常の記録紙に対してサイズの異なる仕切り紙を
用いる画像形成装置では、画像形成用の用紙よりも大き
さなサイズの用紙を別に用意しなければならず、この用
紙のための給紙機構が必要になり、そのため全体として
は少なくとも２種類の用紙のための給紙機構が必要にな
る。しかし、現在最も普及しているファクシミリは、給
紙に感熱ロール紙を用いるロール紙ファクシミリであり
、その殆どが１サイズのロール紙しかセットできないも
のであり、このような構造を採ることは困難である。さ
らに、この画像形成装置では、記録紙用としてセットさ
れた用紙をそのまま仕切り紙として排出するので、用紙
を無駄に消費することになる。

本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、簡単な構造で用紙の仕分けができ、しかも１つの
給紙機構をもって用紙および仕切り紙を排出することが
でき、用紙の無駄を軽減できる小型かつ安価な用紙仕分
は装置を提供することにある。

「課題を解決するための手段」 本発明の用紙仕分は装置は、用紙または仕切り紙を搬入
させる搬入部と、この搬入部から搬入された用紙および
仕切り紙を排出する排出部と、前記搬入部と排出部との
間に設けられ、仕切り紙の搬入時には前記排出部での排
出位置が用紙とは異なる位置になるようにその搬送方向
を変化させて搬送させる仕切り紙搬送機構と、前記排出
部から排出された用紙および仕切り紙を積み重ねて収容
する収容部とを備えている。

また、本発明の用紙仕分は装置は、用紙または仕切り紙
の供給源をロール紙とするとともに前記搬入部と仕切り
紙搬送機構との間にロール紙切断機構を設け、ロール紙
の切断により前記用紙とともに仕切り紙を形成するよう
構成してなる。

このような構成により本発明の用紙仕分は装置において
は、仕切り紙は仕切り紙搬送機構により斜め送りされ、
用紙とは位置をずらして排出されるため、簡単な構成で
、用紙の仕分けを行うことができる。特に、用紙供給源
としてロール紙を用い、搬入部の下流側にロール紙切断
機構を設けた場合には、１つの用紙供給源をもって仕分
けができ、さらに用紙より短い長さで切断してこれを仕
切り紙とすることにより、用紙の無駄を軽減できる。

「実施例」 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例に係わる用紙仕分は装置の構
成を表わし、第２図はその断面構造を概略的に表わすも
のである。この用紙仕分は装置はたとえば用紙供給源と
してロール紙を用いたファクシミリ装置の記録紙排出部
に設けられている。

同図において、１１は画像記録前の用紙であり、この用
紙１１は用紙搬入部を構成するプレッシャローラ１２と
画像形成用のサーマルヘッド１３との間に送り込まれる
ようになっている。プレッシャローラ１２は図示しない
モータにより第２図において反時計回り方向に回転され
るようになっている。プレッシャローラ１２とサーマル
ヘッド１３との下流側にはロール紙切断機構１４が配設
されている。ロール紙切断機構１４の下流側には排出部
を構成する排出ローラ１５．１６が配設され、これら排
出ローラ１５．１６の下流側に記録紙１１ａ＃よび仕切
り紙１１ｂを収容するためのトレイ１７が配設されてい
る。ロール紙切断機構１４は、サーマルヘッド１３によ
り画像が形成された用紙１１を、その先端が排出ローラ
１５．１６間のニップ位置に到達したときに切断して記
録紙１１ａとして排出するとともに、この記録紙１１ａ
の仕分けが必要なとき、たとえば一連の受信が終了した
ときには、用紙１１をロール紙切断機構１４と排出ロー
ラ１５．１６のニップ位置との間の距離りよりも短い長
さに切断して仕切り紙１１ｂとするものである。

ロール紙切断機構１４と排出ローラ１５．１６との間に
は仕切り紙搬送用の搬送ローラ１８が配設されている。

この搬送ローラ１８は用紙１１の幅方向に対して所定の
角度αだけ斜めに配設されている。搬送ローラ１８の軸
１８ａとプレッシャローラ１２の軸１２ａにはそれぞれ
プーリ１９．２０が取り付けられ、これらのプーリ１９
．２０間にベルト２１が平行掛けされている。すなわち
、プレッシャローラ１２０回転力はこの巻き掛は機構を
介して搬送ローラ１８に伝達され、これにより搬送ロー
ラ１８が第２図において反時計廻り方向に回転するよう
になっている。この搬送ローラ１８の下方にはこの搬送
ローラ１８に対して平行にピンチローラ２２が配設され
ている。このピンチローラ２２はリンク機構２３を構成
するＬ字状のレバー２４の一端部に回動可能に支持され
ている。レバー２４はその中央折曲部において軸２５に
より回転可能に支持されている。レバー２４の他端部に
はスプリング２６の一端部が連結されている。このスプ
リング２６の他端部は装置本体２７の側壁に固定され、
これによりレバー２４を図において右方向に付勢してい
る。レバー２４の他端部には切込み溝２８が形成されて
おり、この切込み溝２８にはビン２９が係合している。

ピン２９はソレノイド３０の駆動端３０ａの先端部から
突出している。ソレノイド３０は記録紙１１ａを搬送す
るときにはオフ、しており、この状態ではレバー２４は
スプリング２６の弾性力により第２図に実線で表わす位
置にある。一方、仕切り紙１１ｂを搬送するときにはソ
レノイド３０がオンし、この状態ではレバー２４が軸２
５を中心に時計廻り方に回動し、これによりピンチロー
ラ２２が第２図に破線で表わす位置に移動し、搬送ロー
ラ１８の回転に伴い同時に回転するようになっている。

このような構成により本実施例の記録紙仕分は装置にお
いては、ファクシミリ本体が受信情報を検知すると、用
紙１１はプレッシャローラ１２とサーマルヘッド１３に
より情報が記録された後、搬送量が所要の長さ、すなわ
ちその先端部が搬送ローラ１５．１６間のニップ位置に
届いたとき、ロール紙切断機構１４により所定の長さに
切断され、記録紙１１ａとして搬送される。この記録紙
１１ａは搬送ローラ１８の下部を通過した後、排出ロー
ラ１５．１６により排出され、トレイ１７上に積み重ね
られる。この記録紙１１ａが何枚か積み重ねられ、受信
信号により最後の一枚が排出されると、同時に用紙１１
はロール紙切断機構１４と排出ローラ１５．１６のニッ
プ位置までの距離りより短い長さだけ搬送された後、ロ
ール紙切断機構１４により切断され、これにより仕切り
紙１１ｂが形成される。一方、ロール紙切断機構１４か
らは切断信号が出力され、この切断信号に同期、または
わずかに遅れてソレノイド３０がオンする。このソレノ
イド３０がオンすることによりレバー２４がスプリング
２６０弾性力に抗して軸２５を中心に時計廻り方に回動
し、これによりピンチローラ２２が破線で表わすように
上方に移動し、搬送ローラ１８に圧接される。この状態
でプレッシャローラ１２が回転し、この回転力がブー’
Ｊ１９．２０およびベルト２１を介して搬送ローラ１８
に伝達され、ピンチローラ２２とともに回転する。この
搬送ローラ１８とピンチローラ２２とにより仕切り紙１
１ｂは搬送方向が記録紙１１ａの搬送方向に対して斜め
に切り換えられ、その状態で排出ローラ１５．１６まで
送り込まれる。

その後、この仕切り紙１１ｂは排出ローラ１５．１６に
よりトレイ１７に対し記録紙１１ａの排出位置とはδだ
け位置をずらして排出される。なお、この仕切り紙１１
ｂの記録紙１１ａに対する位置ずれの量δは、搬送ロー
ラ１８およびピンチローラ２２の用紙１１の幅方向に対
する傾斜角度αの大きさに応じて決定される。ソレノイ
ド３０は仕切り紙１１ｂが排出ローラ１５．１６に十分
挟み込まれる位置まで送られた時点でオフし、これによ
りピンチローラ２２は第２図で実線で示す位置に戻る。

また、仕切り紙１１ｂの排出が終了した時点で用紙１１
は初期位置に戻り、待機する。

このように本実施例の用紙仕分は製電においては、ロー
ル紙切断機構１４により用紙１１を所定の長さに切断し
て記録紙１１ａとするとともに、この用紙１１を記録紙
１１ａよりも短く切断して仕切り紙１１ｂとして使用す
る構成としたので、特に用紙１１の供給源としてロール
紙を用いる場合には用紙の無駄を防止できる。また、仕
切り紙１１ｂの給紙機構を別途設ける必要がないため、
装置全体の構造が簡素化される。また、仕切り紙搬送用
の搬送ローラ１８とピンチローラ２２との接離動作をリ
ンク機構２３により行う構成としたので、記録紙１１ａ
の搬送と仕切り紙１１ｂの搬送との切り換えを簡単な構
成で行うことができる。

本実施例では、搬送ローラ１８ヘプレツシヤローラ１２
の回転力を伝達する手段としてベルト２工による巻き掛
は機構を用いるようにしたが、第３図に表わすように摩
擦車３１．３２を用いて回転力を伝達する構成としても
よい。

第１図の実施例においては、記録紙１１ａと仕切り紙１
１ｂとの排出位置をずらすた給の機構として、搬送ロー
ラ１８およびピンチローラ２２を、記録紙１１ａの幅方
向に対して傾斜して配設させる構成としたが、これはた
とえば第４図に表すような構成としてもよい。

第４図においては、ピンチローラ４１とともに記録紙１
１ａまたは仕切り紙１１ｂを搬送するための排出ローラ
４２を記録紙１１ａの幅方向に対して往復移動させるよ
うにしたものである。すなわち、排出ローラ４２の軸４
２ａはその両側がそれぞれベアリング部材４３を介して
コの字部材４４により支持されており、このコの宇部材
４４の背面部にはリンク機構４５を構成するリンク部材
４６が取り付けられている。このリンク部材４６の一端
部にはリンク部材４７の一端部が回動自在に連結され、
このリンク部材４７の他端部にはギヤ４８が取り付けら
れている。ギヤ４８の軸４８ａは図示しないが、たとえ
ば軸受は部材等により水平方向の移動が規制されている
。ギヤ４８にはモータ５０の駆動軸５０ａに取り付けた
ギヤ４９が噛合するようになっている。すなわちモータ
５０の正方向および逆方向の回転力がギヤ４９を介して
ギヤ４８に伝達され、これによりリンク部材４７が軸４
８ａを中心に揺動するようになっている。コの宇部材４
４にはピン５１が立設され、このピン５１とフレーム５
２との間はスプリング５３により連結され、これにより
コの宇部材４４とともに排出ローラ４２を第４図におい
て右方向に付勢している。また、排出ローラ４２の軸４
２ａはパイプ状となっており、この軸４２ａの一端部に
は駆動軸５４が連結されている。駆動軸５４には駆動ギ
ヤ５５が取り付けられており、図示しないモータからの
回転力を駆動ギヤ５５を介して駆動軸５４に伝達し排出
ローラ４２に伝達するようになっている。軸４２ａには
その長手方向に沿って長溝５６が形成されており、この
長溝５６内には図示しないフレームに固定されたストッ
パ用のピン５７が突出している。すなわち排出ローラ４
２は長溝５６の長さだけ左右に往復移動可能となってい
る。なお、搬入部ふよびロール紙切断機構１４の構成は
第１図の仕分は装置と同様であるのでその説明は省略す
る。

本実施例の用紙仕分は装置においては、記録紙１１ａを
排出するときには、第４図に示したように排出ローラ４
２はスプリング５３０弾性力によりコの宇部材４４とと
もに右端部に位置している。

記録紙１１ａの搬送が終了し、最後に仕切り紙１１ｂを
排出するときには、モータ５０が図の時計廻り方向に回
動する。この回転力はギヤ４９．４８を介してリンク部
材４７に伝送され、リンク部材４７が軸４８ａを中心に
反時計廻りに揺動する。

これによりコの宇部材４４とともに搬送ローラ４２がス
プリング５３の弾性力に抗して、ピン５７がガイド溝５
６の右端に係合する位置まで移動する。その後、この位
置で排出ローラ４２により仕切り紙１１ｂが排出され、
仕分けが行われる。第５図はこの仕切り紙１１ｂによる
記録紙１１ａの仕分は状態を表すものである。

本実施例の用紙仕分は装置においても、簡単な構造で、
記録紙１１ａの仕分けを行うことができることは第１図
の実施例と同様である。

なお、第１図右よび第４図の実施例のいずれにおいても
、仕切り紙１１ｂは記録紙１１ａとは位置をずらして排
出されるため、それだけで仕分けが可能であるが、この
仕切り紙４１ｂに対して織別マークを印刷したり、ある
いは記録紙１１ａとは異なる色のものを用いるようにす
れば、より効果的に仕分けを行うことができる。また、
仕切り紙１１ｂの大きさを記録紙１１ａよりも小さくし
たが、記録紙１１ａと同等の大きさ、あるいは記録紙１
１ａよりも大きくしてもよいことは勿論である。さらに
、上記実施例においては、プレッシャローラ１２および
サーマルヘッド１３の下流側にロール紙切断機構１４を
設け、用紙１１を切断して記録紙１１ａと仕切り紙１１
ｂとを形成するようにしたため、用紙供給源としてロー
ル紙を用いた場合に特に好適であるが、本発明はこれに
限定するものではなく、ロール紙切断機構１４を設ける
ことなく、カット紙の仕分けに適用するようにしてもよ
い。

また、上記実施例においては、用紙として記録紙１１ａ
を用いて説明したが、仕分けの対象は記録紙１１ａに限
らず、画像が記録されていない用紙であってもよく、ま
た言己録紙１１ａの場合、記録内容が仕分は番号等の内
容であってもよいことは勿論である。

「発明の効果」 以上説明したように請求項１記載の用紙仕分は装置によ
れば、仕切り紙を仕切り紙搬送機構により斜め送りし、
用紙とは位置をずらして排出させる構成としたので、簡
単な構成で、用紙の仕分けを行うことができ、小型かつ
安価な用紙仕分は装置を提供できる。

また、請求項２記載の用紙仕分は装置によれば、用紙供
給源としてロール紙を用いるとともに搬入部の下流側に
ロール紙切断機構を設け、ロール紙を切断することによ
り用紙および仕切り紙を形成するようにしたので、用紙
供給源を１つとすることができ、よって装置全体の小型
化を図ることができる。また、特に仕切り紙を用紙より
短い長さに形成することにより、用紙の無駄を軽減でき
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を表わすもので、第１図は本発明
の一実施例に係わる用紙仕分は装置の構成を示す平面図
、第２図は第１図の仕分は装置の断面構造を概略的に表
わす断面図、第３図は第１図の実施例の変形例を表わす
要部平面図、第４図は本発明の他の実施例に係わる用紙
仕分は装置の構成を示す斜視図、第５図は第４図の仕分
は装置による記録紙の仕分は状態を表わす斜視図である
。 １１・・・・・・用紙、ｌｌａ・・・・・・記録紙、１
１ｂ・・・・・・仕分は紙、 １２・・・・・・プレッシャローラ、 １５．１６・・・・・・排出ローラ、 １７・・・・・・トレイ　（収容部）、１８．４２・・
・・・・搬送ローラ、 ２２．４１・・・・・・ピンチローラ、２３・・・・・
・リンク機構、４４・・・・・・コの宇部材、４５・・
・・・・ローラ往復移動機構 出　願　人　　富士ゼロックス株式会社代　　理　　人
　　　弁理士　　山　　内　　梅　雄第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、用紙または仕切り紙を搬入させる搬入部と、この搬
   入部から搬入された用紙および仕切り紙を排出する排出
   部と、 前記搬入部と排出部との間に設けられ、仕切り紙の搬入
   時には前記排出部での排出位置が用紙とは異なる位置に
   なるようにその搬送方向を変化させて搬送させる仕切り
   紙搬送機構と、 前記排出部から排出された用紙および仕切り紙を積み重
   ねて収容する収容部 とを備えたことを特徴とする用紙仕分け装置。 ２、用紙または仕切り紙の供給源をロール紙とするとと
   もに前記搬入部と仕切り紙搬送機構との間にロール紙切
   断機構を設け、ロール紙の切断により前記用紙とともに
   仕切り紙を形成するよう構成してなる請求項１記載の用
   紙仕分け装置。