JPH0411162Y2 - - Google Patents

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JPH0411162Y2
JPH0411162Y2 JP1984132018U JP13201884U JPH0411162Y2 JP H0411162 Y2 JPH0411162 Y2 JP H0411162Y2 JP 1984132018 U JP1984132018 U JP 1984132018U JP 13201884 U JP13201884 U JP 13201884U JP H0411162 Y2 JPH0411162 Y2 JP H0411162Y2
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flat cable
conductive liquid
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conductor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、導電性を有する液体の液漏れ等を
検知する導電性液体検知センサに関する。
〔従来の技術〕
従来の導電性液体検知用のセンサとしては、
水、硫酸、塩酸、その他各種の導電性を有する液
体の輸送容器、液体収納器、輸送パイプ等に単数
又は、複数を設置して液漏れや液位を検知するも
のがある。例えば、液漏れ等を検知するセンサと
しては、先に本出願人が提案した実開昭58−
96248号公報に開示されているものがある。この
ものは、第3図に示すように、所定間隔を保つて
平行に配設した2本の導電体11を絶縁材10で
一体に被覆し、これら導電体11を覆う絶縁材1
0の上端部に導電体11を外部に臨ませる複数の
貫通孔12を対称的に穿設した構成を有する。
そして、両導電体11間に電圧を印加して導電
度によつて検知するか、あるいはパルス信号を供
給し、その反射信号が出力されるか否かによつて
液体漏洩があるか否かを検知することができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の導電性液体検
知センサにあつては、液体の漏洩を検知すること
は可能であるが、単体では、何れの箇所で漏洩を
生じているかを検知したり、液面計として使用す
ることができず、このような用途に使用する場合
には、第4図に示すように、複数の導電性液体検
知センサaを所定間隔を保つて配設し、これらを
夫々検出器bに接続する必要があり、その設置作
業が面倒であると共に、配線が複雑となる等の問
題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、所定間隔を保つて平行に
配設した複数の電線2を絶縁材3で被覆したフラ
ツトケーブル1と、該フラツトケーブル1の表面
上に、前記電線2に沿つて配設され、フラツトケ
ーブル1の長手方向に所定長さで相互に所定間隔
を保つて配設された複数の導電体5aと、前記電
線2に沿つて配設され、連続的に延長された導電
体5bとを備え、前記導電体5a,5bは互いに
絶縁配置され且つ少なくとも一部が露出されると
共に、前記導電体5bは共通電極として接続し、
前記複数の導電体5aは夫々前記フラツトケーブ
ル1の異なる電線2に接続することにより導電性
液体検出部を構成することを特徴とする。
〔作用〕
フラツトケーブルの表面に、複数の導電性液体
検出素子を配設し、その導電性液体検出素子を構
成する一対の導電体の一方を共通電極として接続
し、他方をフラツトケーブルの異なる電線に接続
することにより、各導電性液体検出素子と検出器
とを接続する配線作業を省略することができると
共に、フラツトケーブルの端末で例えば選択スイ
ツチ手段を介して検出器に接続することが可能と
なり、共通の検出器で導電性液体の漏洩又は液面
を検出することができ、全体の構成を簡略化する
ことができる。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図はこの考案による導電性液体検知センサを使
用して導電性液体検出システムを構成した場合の
一例を示す構成図である。
まず、構成について説明すると、第1図におい
て、1はフラツトケーブルであつて、複数例えば
9本の電線2を所定間隔を保つて平行に配設し、
これらを絶縁材3で被覆して構成されている。
フラツトケーブル1の上面には、第2図に示す
ように、その長手方向に複数例えば10組の導電性
液体検出素子Di(i=1,2……10)が配設され
ている。これら導電性液体検出素子Diの夫々は、
フラツトケーブル1の幅と同一の幅を有し可撓性
を有する絶縁基板4の両側縁部に導電体5a,5
bが絶縁配置され、各導電体5a,5bの上部を
覆う絶縁基板4に所定間隔を保つて導電体5a,
5bを外部に臨ませる透孔6が対称的に穿設され
ている。この場合、各導電性液体検出素子Diの
導電体5a,5bはフラツトケーブル1の電線2
に沿つて配設され、その一方例えば導電体5bが
共通電極として連続的に延長されていると共に、
導電体5aは、フラツトケーブル1の長手方向に
所定長さで相互に所定間隔を保つて配設されてい
る。そして、この導電性液体検出素子Diの他方
の導電体5aの一端が夫々前記フラツトケーブル
1の異なる電線2に接続され、これにより導電性
液体検出部を構成している。
なお、フラツトケーブル1と導電性液体検出素
子Diの絶縁基板4とは、接着、溶着等の連結手
段によつて一体的に連結されている。
以上がこの考案による導電性液体検知センサの
構成であるが、次にこの導電性液体検知センサを
使用した導電性液体検出システムを第2図につい
て説明する。
すなわち、前記構成を有する導電性液体検知セ
ンサSのフラツトケーブル1の端末位置で電線2
が露出され、これらの端部及び導電性液体検出素
子Diの導電体5aの端部が選択スイツチ手段と
してのロータリスイツチ7aの各固定接点tiに接
続されている。
一方、ロータリースイツチ7aの可動接点C
と、各導電性液体検出素子Diの共通導電体5b
の端部が検出器8の入力側に接続されている。
また、検出器8の出力側には、前記ロ−タリ−
スイツチ7aと連動するロ−タリ−スイツチ7b
を介して漏洩状態表示ランプ9が接続されてい
る。
次に、作用につて説明する。今、この考案によ
る導電性液体検知センサSを使用して水、硫酸、
塩酸その他の導電性を有する輸送容器、液体収納
容器、輸送パイプ等の被検出体の液漏れを検出す
る場合には、所望数の導電性液体検出素子Diを
有する導電性液体検知センサSを、被検出体に沿
わせて配置する。
そして、この配置状態で、フラツトケーブル1
の電線2及び導電性液体素子D1の導電体5aを
夫々ロータリーススイツチ7aの固定接点tiを介
して検出器8に接続すると共に、共通導電体5b
を直接検出器8に接続する。
そして、この状態で、検出器8から共通導電体
5bと個別導電体5a間に対して電圧が印加され
る。このとき、被検出体に液体漏れがないときに
は、各導電性液体検出素子Diの導電体5a及び
5b間が絶縁状態にあるので、ロータリーススイ
ツチ7aの可動接点Cを各固定接点tiを順次走査
しても、導電体5a,5b,フラツトケーブル1
の電線2及びロータリーススイツチ7aを介する
回路の抵抗値低減は無く、このため、検出器8で
液体漏れがないものと判定され、したがつて、液
体漏洩状態表示ランプ9は消灯状態を維持する。
この状態から、被検出体の一部から液体が漏洩
して、ある特定の導電性液体検出素子Diの導電
体5a及び5b間が導通すると、ロータリースス
イツチ7aの可動接点Cが固定接点ti位置に切り
換えられたときに、検出器8に導通が検知され
る。このため、検出器8でその特定の導電性液体
検出素子Diに漏洩があつたものと判定し、漏洩
状態表示ランプ9を点灯させる。
なお、前記実施例においては、個別導電体5a
と共通導電体5bとを絶縁基板4に埋設した場合
について説明したが、各導電体5a及び5bを
別々の絶縁材で被覆して、フラツトケーブル1に
接着又は、熱融着することも可能である。
また、前記実施例においては、導電性液体検出
素子Diを絶縁基板4に埋設した場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、導電
体5a及び5bを露出状態で配設するようにして
もよいこともちろんである。
更に、導電体5a及び5bは、フラツトケーブ
ル1の同一側面に設ける場合の他、異なる側面に
夫々装着することも可能であつて、被検出液体の
容器、パイプ等における液状態によつて適宜設計
変更されるものである。
前記実施例においては、フラツトケーブルを構
成する電線2の本数は、このフラツトケーブル1
に設けられる導電性液体検出素子Diの数に応じ
て適宜選択されるが、導電性液体素子Diの数よ
りも多数の電線2を有するフラツトケーブル1を
使用することも、勿論可能であり、また、フラツ
トケーブル1を積層するようにしてもよい。
また、前記絶縁基板4の絶縁材料としては、四
弗化エチレン樹脂で成形することにより撥水性を
有する表面として、水分の付着をきわめて少なく
することができ、もつて、飛散水や湿度による誤
検知を防止することができる。さらに、前記絶縁
基板4に四弗化エチレン樹脂を用いた場合、前記
透孔6の口径を選択することにより、一定以上の
液圧が加わらないと機能しないようにすることが
でき信頼性の高いセンサを提供することが可能で
ある。
さらにまた、これら電線、共通導電体、導電体
を被覆する絶縁部材を、耐酸性、耐アルカリ性を
有するものとなし、硫酸、塩酸等の腐食性の液体
の検知に使用させることも可能である。
また、選択スイツチ手段としてはロータリース
スイツチに限定されるものではなく、マルチプレ
クサ等の電子的スイツチ手段を適用することがで
きる。
さらに、漏洩状態表示ランプ9は、上記実施例
のように、1つだけ設置する場合に限らず、ロー
タリーススイツチ7bの固定接点及び検出器8間
に導電性液体検出素子Diに対応した数だけ設け
るようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案では、フラ
ツトケーブル上に導電性液体検出部を形成したこ
とにより、リード線となる電線が一体的にまとま
つているため、センサ全体の構造を簡易小型化す
ることができ、配線作業を容易に行うことができ
るという効果を有する。
また、複数の導電性液体検出素子を可撓性条体
であるフラツトケーブルの表面に、長手方向に配
設したことによつて、被検出体の形状に容易に適
合させることができ、液体の漏洩位置や液面位置
を的確に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用した実施例を示す断面
図、第2図はこの考案のセンサに検出手段を接続
した使用例を示す説明図、第3図は従来例のセン
サを示す平面図、第4図は従来における液***置
検出方法を示す説明図である。 1……フラツトケーブル、2……電線、3……
絶縁材、4……絶縁基板、5a,5b……導電
体、S……導電性液体検知センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定間隔を保つて平行に配設した複数の電線2
    を絶縁材3で被覆したフラツトケーブル1と、該
    フラツトケーブル1の表面上に前記電線2に沿つ
    て配設され、フラツトケーブル1の長手方向に所
    定長さで相互に所定間隔を保つて配設された複数
    の導電体5aと、前記電線2に沿つて配設され、
    連続的に延長された導電体5bとを備え、前記導
    電体5a、5bは互いに絶縁配置され且つ少なく
    とも一部が露出されると共に、前記導電体5bは
    共通電極として接続し、前記複数の導電体5aは
    夫々前記フラツトケーブル1の異なる電線2に接
    続することにより導電性液体検出部を構成するこ
    とを特徴とする導電性液体検知センサ。
JP13201884U 1984-08-30 1984-08-30 導電性液体検知センサ Granted JPS6146457U (ja)

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JP13201884U JPS6146457U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 導電性液体検知センサ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124652B2 (ja) * 1976-06-05 1986-06-12 Showa Sheru Sekyu Kk

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124652U (ja) * 1984-07-19 1986-02-14 タツタ電線株式会社 漏液検知線

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124652B2 (ja) * 1976-06-05 1986-06-12 Showa Sheru Sekyu Kk

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JPS6146457U (ja) 1986-03-28

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