JPH0411061B2 - - Google Patents

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JPH0411061B2
JPH0411061B2 JP50218383A JP50218383A JPH0411061B2 JP H0411061 B2 JPH0411061 B2 JP H0411061B2 JP 50218383 A JP50218383 A JP 50218383A JP 50218383 A JP50218383 A JP 50218383A JP H0411061 B2 JPH0411061 B2 JP H0411061B2
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Description

請求の範囲 1 複数の電話機にサービスを行う通信網で使用
される会議装置であつて、 該通信網に接続され、そして制御バスシステム
とデータバスシステムとを有する主プロセツサシ
ステム; 該バスシステムに接続された複数の音声チヤネ
ルを有する音声会議システム; 該音声チヤネルから分離され、該バスシステム
に接続された複数のデータチヤネルを有するデー
タ会議システム; 該音声とデータチヤネルからは分離され、該バ
スシステムに接続された複数の通知チヤネルを有
するデータ蓄積システム、 ここで該主プロセツサシステムは、起呼電話機
から該通知網を介してのサービス要求信号に応答
して該通知チヤネルの1つを該起呼電話機に一時
的に接続して所定の制御信号を該主プロセツサシ
ステムへ伝送することを要求する手段を含んでお
り、 およひ該起呼電話機から受信した制御信号に応
答して、該制御信号により選択された該音声とデ
ータチヤネルと該制御信号にしたがつて指定され
た被呼電話機との間に通信路を設定するよう指令
する手段とからなる会議装置。
2 請求の範囲第1項に記載の会議装置におい
て、該受信した制御信号が該所定の制御信号と異
なるかを確認する手段、および該確認手段に応答
して該通知チヤネルの1つを該起呼電話機に接続
して該所定の制御信号が受信されなかつたことを
知らせる手段とをさらに含む会議装置。
3 複数の電話機にサービスを行う通信網で使用
される会議装置であつて、 該通信網に接続されそして制御バスシステムと
データバスシステムとを有する主プロセツサシス
テム; 該バスシステムに接続された複数の音声チヤネ
ルを有する音声会議システム; 該バスシステムに接続された複数のデータチヤ
ネルを有するデータ会議システム;および 該バスシテスムに接続された複数の通知チヤネ
ルを有するデータ蓄積システムとからなり、 ここで該主プロセツサシステムは、起呼電話機
から該通信網を介してのサービス要求信号に応答
して該通知チヤネルの1つを該起呼電話機に一時
的に接続して所定の制御信号を該主プロセツサシ
ステムへ伝送することを要求する手段を含むもの
であり、 該起呼電話機から受信した該所定の制御信号に
応答して該音声とデータチヤネルの選択されたも
のと、該所定の制御信号にしたがつて指定された
被呼電話機との間に通信路を設定するよう指令す
る手段、 該受信した制御信号が該所定の制御信号から異
なるかを確認する手段、 該確認手段に応答して該通知チヤネルの1つを
該起呼電話機に再接続して該所定の制御信号が受
信されなかつたことを知らせる手段、 該所定の制御信号以外の制御信号が受信された
回数を記録する手段、および 該記録手段により制御され該起呼電話機をオペ
レータへ接続する手段とからなる会議装置。
4 音声電話機、データ電話機および該電話機と
会議装置との間で通信チヤネルを設定する通信網
を含む複数の電話機にサービスを行う通信システ
ムで用いられる方法であつて、それに割り当てら
れた番号を各々が有する電話機の選択されたもの
の間で会議を設定する方法において、 会議サービスのための起呼電話機による要求に
応答して起呼電話機が会議装置に接続されたこと
を起呼電話機に通知し、 音声だけ、データだけまたは音声とデータの会
議かの会議のタイプを選択するためにダイヤルさ
れる複数の第1のコードの情報を起呼電話機に与
え、 該第1のコードの1つの受信に応答して、受信
された第1のコードで同定された会議に加えるべ
き会議電話機の各々に割り当てられている番号を
ダイヤルするよう起呼電話機に知らせ、 起呼電話機によりダイヤルされた各番号を蓄積
し 各番号により同定される会議電話機への通信チ
ヤネルを設定するよう該通信システムに要求し、
そして 同じ該第1のコードに関連の設定された通信チ
ヤネルのみを1つに接続することからなる会議設
定方法。
5 請求の範囲第4項の会議設定方法において、
該第1のコードの1つの受信に応答して会議に要
求されるポート数を指定するポート選択コードを
ダイヤルするよう起呼電話機に要求することをさ
らに含む会議設定方法。
6 請求の範囲第5項の会議設定方法において、
会議ポートの数が起呼電話機によりダイヤルされ
た選択コードで指定されただけ利用可能であるか
を確認し、そしてポート数が予約されたことを電
話機へ通知することをさらに含む会議設定方法。
7 請求の範囲第4項の会議設定方法において、
データ電話機に関連の番号は音声電話機に関連の
番号と区別されるコードを有しており、該同じ第
1のコードに関連の通信チヤネルを1つ接続にす
る行程は該区別されるコードにしたがつて音声電
話機を1つに接続し、そしてデータ電話機を1つ
に接続するものである会議設定方法。
8 請求の範囲第4項の会議設定方法において、
該通信チヤネルを接続する行程は、被呼会議電話
機を通信チヤネルに1つに接続する前にまず各会
議電話機を起呼電話機に個々に接続している会議
設定方法。
9 複数の電話機にサービスを行う通信網におい
て使用される会議装置であつて、 該通信網に接続され、制御バスシステムとデー
タバスシステムとを有する主プロセツサシステ
ム; 該バスシステムに接続された複数の会議チヤネ
ルを有する会議システム; 該バスシステムに接続された複数の通知チヤネ
ルを有するデータ蓄積システム; 該主プロセツサシステムは、起呼電話機から該
通信網を介してのサービス要求信号に応答して、
該通知チヤネルの1つを該起呼電話機に接続して
所定の制御信号を該主プロセツサシステムへ伝送
することを要求する手段を含むものであり、およ
び 該起呼電話機から受信した制御信号に応答し
て、該制御信号により選択された会議チヤネルと
該制御信号にしたがつて指定された被呼電話機と
の間に通信路を設定するよう指令する手段を含む
会議装置。
10 請求の範囲第9項の会議装置において、該
バスシステムは時分割多重データバスと制御バス
とからなり、該チヤネルは該時分割多重データバ
ス上の個々のタイムスロツトからなり、該接続手
段は該主プロセツサシステムにより制御され該通
信網と該時分割多重データバスとの間に配置され
たタイムスロツト入れ替え装置とからなり、そし
て該指令手段は該会議システムに関連し該主プロ
セツサから該制御バスを介しての指令に応答して
該時分割多重データバス上の選択された会議チヤ
ネルを付勢するプロセツサ手段からなる会議装
置。
技術分野 本発明は、通信システム、特に電気通信網にお
ける会議を行なう装置に関するものである。
さらに詳しく述べれば、本発明は、顧客が音声
およびデータ端末に対して多者会議を開始し制御
できるような自動発信会議装置に関するものであ
る。さらに言い換えると、本発明は、プロセツサ
制御広報システムからの音声促進にもとづいて会
議発信者によつて制御される複合音声/データ会
議装置に関するものである。
発明の背景 通信網は地理的に離れている顧客間で情報交換
を行なうのに用いられる手段となつている。旅行
や滞在に関わる費用が増大する中で、会議装置
は、面と向い合つた会議の場を実現する一つの手
段を提供することによつて、すべての出席者が、
即座に召集できるような日常的な会合に参加する
ことを可能とする。
過去において多くの電話会議装置が作られた
が、それらには本装置の特徴とするいくつかの点
が欠けている。
従来技術の会議装置の一つの形態では、会議の
発信者は交換手を呼び出し出席者すべての電話番
号と会議が開かれる時刻を伝える必要がある。他
人を参加させる、などの変更が会議中に起こる
と、交換手に連絡し、新しい出席者との接続が完
了する間会議を中断する必要がある。
これらの装置は、意図する目的には合つている
が、変更が生じたか否かを確認するために会議を
運営し監督する交換手のサービスを必要とする。
これは交換手の側に余分な仕事の負荷を課し、交
換手は各参加者に発信したり各参加者が返答する
のを待つたりするのに極端に長い時間を費す。従
つて交換手の側の仕事の負荷を軽減し、会議サー
ビスでさらにプライバシーを守れるようにするた
めに会議の電話に関わる機能の多くを自動化する
ことが望まれる。
さらに自動会議装置は従来技術で周知である。
一つの自動グループ呼出し装置では、会議の発信
者はあらかじめ割当てられたコードをダイヤルす
ることによりそのコードで識別されるグループの
参加者を召集することができる。さらに典型的な
電話会議では、発信者は上に述べた交換手のやり
方と同様な方法で各参加者にダイヤルすることが
できる。
当然のことながら、グループ呼出し装置は会議
にさらに参加者を加えるという柔軟性に欠けてい
る。他方では、大きな会議を開くためやあるいは
音声会議への参加者が持つ、あるいは持つていな
い選択的会議用データ端末のような多くの特別な
特徴を持つサービスを実現するために複雑なダイ
ヤル手続きが必要になつた場合に特に電話会議装
置は発信者にとつて面倒になる。
発明の要約 会議サービスを実現するための適正な手続きに
ついて発信者に自動的に入力促進を行なう電話音
声/データ会議装置によつて、前述の問題は解決
され技術的な発展が達成されている。
さらに明確には、本発明は音声ブリツジシステ
ム、データブリツジシステム、データ蓄積広報シ
ステムおよび音声受信システムからなる網サービ
ス複合体により実現される。これらのシステムは
それぞれプロセツサにより制御され、主プロセツ
サシステムは複合体の全体の機能を管理する。
操作としては、顧客は特別な会議コードをダイ
ヤルすることによつて会議を開始する。呼は網サ
ービス複合体により径路付けされ、網サービス複
合体は発信者に次々とるべき動作の指示を促進す
ることによつて応答する。入力促進は、会議開始
者に対して録音再生するため主プロセツサシステ
ムの要求でデータ蓄積広報システムにより発生・
構成される音声メツセージである。
従つて顧客は、自分の電話機のキーを用いて促
進に答えることにより網サービス複合体とダイナ
ミツクに対話する。本発明の特徴に従えば、シス
テムは発信者からの不正な応答を識別し、利用者
が正しい動作を行なえるよう発信者に対し新しい
メツセージを自動的に促進する。さらにまた本発
明の特徴に従えば、利用者が多くの誤りをおかし
て困乱しているということを網サービス複合体が
検出すると、交換手は自動的に利用者を援助する
ために呼び出される。それから交換手は会議開始
者へ適切な援助を与えるため発信者の直面してい
る困難さの性質を自動的に評価する。本発明のさ
らにもう一つの特徴に従えば、音声およびデータ
通信機能のある装置を持つ顧客が互いに会話をし
さらに図形情報を交換できるように、会議発信者
は電話機とデータ端末に対し独立して選択的に会
議チヤネルを確立することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、会議サービスを行なうための網サー
ビス複合体の装置を持つ市外交換システムを有す
る電話網のブロツク図; 第2から第4図は、網サービス複合体の音声ブ
リツジ部分のさらに詳細なブロツク図で、第3図
は音声ブリツジプロセツサ、第4図は音声ブリツ
ジ交換装置; 第5図は、網サービス複合体のための蓄積広報
に使用されるデータ蓄積部のさらに詳細なブロツ
ク図; 第6から第10は網サービス複合体のデータブ
リツジシステムで、第7図は典型的なデータポー
ト、第8図は典型的なデータリンクプロセツサ、
第9図はポートデータインタフエース、第10図
はデータブリツジプロセツサ; 第11図は、網サービス複合体の主プロセツサ
システム; 第12から20図は、システムの全体的な動作
の流れ図;そして 第21図は、流れ図で用いられる記号の説明を
示している。
システムの一般的説明 本発明を使用するシステムの一般的な構成は第
1図のブロツク図に説明されており、第1図は市
内電話局103および104と接続する市外交換
システム102を持つ典型的な通信網を図示して
いる。電話局103および104は、交換手席1
37を用意し、加入者電話機105および106
に対しそれぞれ電話サービスを行ない、データ装
置136およびグラフイツク装置127に対しデ
ータサービスを行なうために交換装置を持つてい
る。交換システム102には網サービス複合体1
00が接続され、音声/データ会議等の特別なサ
ービスを行なう。
網サービス複合体100は、NSCプロセツサ
101、データストアシステム125、入出力制
御装置130、音声ブリツジシステム128、デ
ータブリツジシステム135、複数の138のよ
うな音声受信器、およびその他の装置を含む。後
にさらに詳細に述べるように、複合体100の機
能の一つは市外交換局および市内局を経て電話網
上に顧客に対し広報や指示を送る音声/データ会
議を実現することである。
第1図に描かれたような市外交換システム10
2は典型的な電子交換システムであり、ここで読
者が本発明を理解するために完全に説明する必要
はない。
交換システム102は回路網107、中央処理
装置108、音声インタフエース109、ダイグ
ループ終端装置110、信号プロセツサ111お
よび112および図を簡単にするため示していな
いその他の装置からなつている。
回路網107はタイムスロツト入れ替え
(TSI)装置113から116および時分割多重
スイツチ(TMS)装置117を用いるT−S−
Tスイツチング構成をとつている。
TMS117は入力と出力との間で多数の単一
方向の径路を実現する半導体接点から成る2段の
スイツチアレーである。TMS117を通した回
路網の接続は、8KHzの速さで繰返す形の径路を
共通する128のタイムスロツトの一つの単一方
向径路の対によつて実現される。スイツチはタイ
ムスロツトメモリーに含まれる情報によつて制御
され、この情報は呼び処理プログラムの制御の元
でプロセツサによつてメモリー内に書込まれる。
TSI装置113から116は回路網107の最
初のT−Sおよび最終のS−T段を与える。タイ
ムスロツト入れ替装置は、120の8ビツト
PCMチヤネルと8個の保守用チヤネルを多重化
して128タイムスロツトのフレームを構成する
DS−120の形式でアナログおよびデイジタル
装置上を通して送られて来るパルス符号変調標本
値を受信する。タイムスロツト入れ替え装置の受
信部は網のタイミングとデータの同期をとるため
入リンクをバツフアリングし、データをTMSに
伝送する前に最初のT−Sスイツチングを行な
う。TMSに送つた後に、データは最初のS−T
変換を行なうため同じTSIあるいは他のTSIに送
り返される。その後TSIは適切なアナログあるい
はデイジタル装置に送るべ栄くDS−120の出
リンク上にデータを再びロードする。
交換回路網107へのアクセスは、それぞれ1
20の音声チヤネルを収める直列のパルス符号変
調リンクを介して行なわれる。しかし電話局10
3および104は市外交換局102へアナログあ
るいはデイジタル装置を介して接続できる。従つ
て第1図に示すように、市内電話局103および
交換手席137は、ダイグループ終端装置110
で終端するデジタル装置上で市外局に接続され、
市内局104は音声インターフエース装置109
にアナログ中継線を介して接続される。ダイグル
ープ終端装置110は局間伝送装置と回路網10
7との間で多重化処理を行ない、また信号プロセ
ツサ112により信号情報を処理する。
アナログ中継線は109のような音声インタフ
エース装置によつて終端され、これの主な機能は
アナログ・デイジタル交換(およびその逆)とさ
らにTSI装置のためのデイジタルデータのフオー
マツト化である。音声インタフエース装置109
は信号プロセツサ111を介して中央制御回路と
通信する。
信号プロセツサ111は、中央制御回路118
の制御のもとで動作するプロセツサでアナログ中
継線に対して走査、分配およびデイジツト受信な
どの処理を行なう。信号プロセツサ112は、物
理的な走査や分配位置の代りに各中継線の監視状
態が信号プロセツサのメモリー内に記憶されると
いう点を除いては同じ処理をデイジタル中継線に
対して行なう。
市外交換システムの動作のために必要な論理、
制御、蓄積および交換機能の大部分は中央処理装
置108によつて行なわれる。中央処理装置10
8はデータ処理装置であり、機能的には中央制御
回路118、プログラム・ストア119、コー
ル・ストア120、フアイル・ストア121およ
び図を簡単にするため図示しなかつた他の装置に
分けられる。
プログラム・ストア119は通常システムに常
駐するプログラムを含んであるが、コール・スト
ア120は接続中の呼びに関する一時的なデータ
を含む。フイルム・ストア121は局データとプ
ログラムの入れ物であり、またストア121は電
源やハードウエア障害発生時にはデータを保持す
る。またフアイル・ストアは障害時やデータ消滅
時にプログラム・ストアを再ロードするのに用い
られる。
中央制御回路118はシステムの情報処理装置
であり、コール・ストア120内の呼び処理デー
タを用いてプログラム・ストア119に常駐する
プログラム命令を実行する。中央制御回路118
はバス122を介して周辺装置と通信する。
上述のように、局間信号情報はそれぞれ信号プ
ロセツサ111および112によつてアナログお
よびデイジタル中継線の伝送径路から抽出され、
呼び処理のため中央制御回路118によつて用い
られる。しかし、ある中継線の信号は共通チヤネ
ル局間信号(CCIS)システムを用いて、伝送径
路とは別の共通データリンク上を局間で伝送され
る。
市外交換システムには、NSCプロセツサ10
1および入/出力制御装置130を含む主プロセ
ツサシステム、データブリツジシステム135、
音声ブリツジシステム128、CCIS終端装置1
26、DS−1インタフエース129、タイムス
ロツト入れ替え装置124、データストア広報シ
ステム125および、138のような複数の音声
受信器からなる網サービス複合体100が結合さ
れる。さらに網サービス複合体100は付加音声
会議ブリツジ、音声認識システム、データ処理装
置等々の他の装置も含む。
網サービス複合体100は上述したような機能
に加えていくつかの特別なサービスを行なうた
め、多くの異なる型の交換システムと共に機能す
るように意図されている。このようなものとし
て、複合体100は従来からの局間中継線131
およびCCISデータリンク132を介して交換シ
ステムに接続できるよう設計されている。複合体
100に使われる局間中継線131は上述の市外
局102と市内局103との間の中継線と同様な
デイジタル装置である。
網サービス複合体100は、各種のサービス装
置が付加できるようにモジユール的に設計されて
いる。すべての装置はデータバス133および制
御バス134上で相互接続される。制御バスは、
複合体の各種装置と、制御、状態およびエラー情
報を通信するために、NSCプロセツサ101に
よつて使用される。会議に使われる顧客のデータ
とは区別されるプログラム関連のデータ、料金の
データ等々もまた制御バス134上に伝送され
る。データバス133は送信バスと受信バスから
なり、それぞれ256のタイムスロツトを持つ時分
割多重PCMデータバスである。
インターフエース129は市外交換システム1
02からのT1回線をタイムスロツト入れ替え装
置124に接続しており、入れ替え装置は、プロ
セツサ101の制御の元で受信T1バスあるいは
データバス133の送信部分の任意のタイムスロ
ツトを送信T1バスあるいはデータバス133の
受信部分の任意のタイムスロツトにスイツチす
る。従つてインタフエース129、タイムスロツ
ト入れ替え装置124およびバス133によつて
市外交換システム102と網サービス複合体の装
置との間で音声、データ、広報および帯域内信号
を交換する径路が作られている。
網サービス複合体100は、複合体全体に対し
呼び処理、保守、障害回復、診断および監査のす
べてを行なうあるいは起動するNSCプロセツサ
101によつて制御される。さらにプロセツサ1
01はホストの市外交換システム102との間で
メツセージを送受信するためにCCIS終端装置1
26とインタフエースを持つ。
上述の通り、網サービス複合体は多くのサービ
スを提供するように備えることができる。説明の
目的で、複合体には音声促進による電話音声/デ
ータ会議用装置が用意されていると仮定する。従
つて複合体は、会議の他の参加者に分配するため
に会議の話者のデイジタル音声標本値を結合する
のに用いられる音声ブリツジシステム128を含
む。他方、データブリツジシステム135は各参
加者のデータ端末からデータを受信し、他の参加
者にデータを適当な速度、適当なフオーマツト等
で分配する。顧客によつて送信される情報に関し
て用いる場合、“データ”という用語は、顧客に
よつて送信される音声信号とは別のビデオ信号、
フアクシミリ、電子黒板のような装置からの信号
等々のデイジタル表現をも含む、という意味で用
いる。
網サービス複合体100はさらに、特別なサー
ビスを利用する際に顧客に指示を出すための広報
メツセージを蓄えるためのデータストアシステム
125と、会議を開始し制御する際に顧客によつ
て発生されるデイジツトを表わす音声信号を受信
する音声受信器126とを含む。
網サービス複合体システムと市外交換システム
102との間の制御インタフエースは、NSCプ
ロセツサ101、入出力制御回路130、および
CCIS型終端装置126を含む主プロセツサシス
テムを介して行なう。この径路を介して、命令が
網サービス複合体と市外交換システムとの間で交
換される。
本実施例のDS−1インタフエース129は、
タイムスロツト入れ替え装置124で終端する最
大5本までのT1回線(120チヤネルあるいはタイ
ムスロツト)に対してインタフエースをとれる。
順にタイムスロツト入れ替え装置は、網サービス
複合体内の各種サービス装置とチヤネルを相互接
続するために、これらの回路を時分割多重データ
バス133上の256のタイムスロツトとスイツチ
するよう機能する。従つて会議参加者より市外電
話網上から入つて来る音声、データおよび信号情
報は、インタフエース129およびタイムスロツ
ト入れ替え装置124を介して、会議をするため
に音声およびデータブリツジへ、あるいはデイジ
ツトの検出と蓄積のために音声受信器へ送られる
が、データストアシステム125からの広報メツ
セージと音声およびブリツジからの会議データは
タイムスロツト入れ替え装置を介して市外網上を
会議参加者に返送される。
会議電話の呼びは従来からの電話機を用い、会
議サービスに割り当てられた特別な会議コードを
ダイヤルすることによつて確立される。エンド・
ツー・エンドの信号を容易にするため、顧客の電
話機にはダイヤル音多周波信号を発生するキーセ
ツトが備えられているものと仮定する。
電話の呼びは通常の方法で網を通して処理さ
れ、ダイヤルされたデイジツトに従つて、システ
ム102のような会議用装置を持つ最も近い市外
交換システムに径路選択される。市外交換システ
ム102はデータリンク132上をCCIS終端装
置126へメツセージを送信することによつて網
サービス複合体にアクセスし、会議用装置が使用
可能かどうか確認する。もし装置が使用可能であ
れば、T1キヤリアリンク131のタイムスロツ
ト入れ替え装置124内のチヤネルを介して時分
割多重データバス上に会議発信者の通信路を拡張
することによつて、呼びは網サービス複合体に手
渡される。
会議の要求を認識すると、NSCプロセツサ1
01は呼び出し回線の同定を要求し、バス134
上でデータストアシステム125に指示してある
特別な促進メツセージをその顧客に再生するよう
命令する。この促進は顧客に対し会議装置に接続
するよう勧め、顧客にこれが音声のみか、データ
のみか、あるいは音声/データの複合した会議な
のかを指示するために特定のコードをダイヤルす
るように要求する。さらに促進メツセージは発信
者にこの会議に何人参加するのかを尋ねる。
データストアシステム125は、プロセツサ1
01からの命令に対し、録音再生バツフア内に適
当なメテセージをロードし、会議発信者に対し時
分割多重データバス133およびタイムスロツト
入れ替え装置124上にメツセージを送信するこ
とによつて応答する。さらにプロセツサ101は
音声受信器128が時分割多重データバス上の異
なるタイムスロツトで会議発信者に接続されるよ
うにする。受信器は、発呼者からの音声の受信の
ために発信者の回線をモニタする。
さて顧客は自分の会議の要求条件に合つたコー
ドをダイヤル(キーイン)する。音声受信器12
6は各デイジツトを検出しそれをプロセツサ10
1に送る。これが複合音声/データ会議であると
すれば、プロセツサ101はブリツジシステム1
28に音声ポートを、ブリツジ135にデータポ
ートを確保し、その後データストアシステム12
5に命令を送つて次の促進メツセージを発信者に
送信させる。
この促進は会議発信者に、コードをダイヤルし
その次に会議に加わる参加者の電話番号を入れる
よう通知する。各電話番号が音声受信器128を
介して受信されプロセツサ101に送られると、
プロセツサ101は市外交換システム102に対
しデータリンク132上で呼びを開始し、市外交
換システムが着信参加者に対し呼びを確立しその
参加者をT1リンク131上の選択されたチヤネ
ルに接続するよう要求する。
プロセツサ101の制御の元でそれぞれの接続
が確立し、呼ばれた会議参加者が答えると、会議
発信者は参加者と会議をかわし、会議に加わるよ
うな旨を述べることができる。同様な接続はデー
タブリツジシステム135から各参加者のデータ
端末に対しても確立される。
本発明の特徴に従えば、網サービス複合体から
の促進に対し会議発信者が正しいコードで応答し
ない場合は、さらに追加の促進メツセージが正し
い方法で呼びを完了するように発信者を援助する
ために出される。万一発信者が参加者への適切な
呼びをダイヤルするのに多くの誤まりを犯した場
合は、プロセツサ101は市外交換システム10
2へ信号を出し、交換手席137の交換手との間
で通話路を確立する。そして交換手は会議発信者
と相互接続される。交換手に切換えられると、発
信者の直面している問題の性質を示す信号が交換
手に送信される。
詳細な説明 本発明は、第2から第11図に示された装置の
主要部分のそれぞれのさらに詳細な説明とそれに
続く第12から第21図の流れ図に関しての装置
の動作シーケンスの説明とによつて一層理解が深
まる。
1 プロセツサシステム 網サービス複合体の主プロセツサシステムは
第11図でさらに詳細に示されている。主プロ
セツサシステムは、システムバス1103上で
相互接続されたNSCプロセツサ101、メモ
リー1100、入出力制御装置130およびデ
イスプレー1101を含む。主プロセツサシス
テムは、網サービス複合体全体に対する呼びの
処理、保守、障害回復、ある種の診断と監査す
べてに対して応答する分散プロセツサである。
さらに主プロセツサシステムはどのポートがあ
る会議に割当てられているか、すべてのポート
と受信器の状態、使用可能な広報メツセージの
識別等々のようなシステムの資源をすべてつか
んでいる。
市外交換システム102との通信は、ダイレ
クトメモリーアクセスチヤネルを介してプロセ
ツサ101にアクセスするCCIS終端装置12
6を介して行なわれ、プロセツサ101は、プ
ロセツサに対しダイレクトメモリーアクセス制
御装置として振舞う入出力制御装置130を介
して周辺サービス装置(データブリツジ、音声
ブリツジ等々)へ命令を分配したり答を受信し
たりする。メモリー1100の共有領域を用い
て、制御装置130は周辺サービス装置とプロ
セツサ101との間でメツセージを転送する。
主プロセツサシステム内の装置はマスタ・ス
レーブ関係でシステムバス1103を介して通
信する。中央処理装置(CPU)1104、
I/Oプロセツサ1110およびメモリーフレ
ツシユ制御装置(図示されていない)はマスタ
として動作し、他の装置はスレーブとして動作
する。バス・マスタ間の競合は周知の手法でバ
ス調停装置によつて解決される。
NSCプロセツサ101はCPU1104、割
込み制御装置1106、CCISインタフエース
1105、タイマ1107および装置切離しレ
ジスタ1108を含む。
割込み制御装置1106はタイマ1107や
制御装置130のような装置からの信号に応答
する。CCISインタフエース1105はシステ
ムバス上にあつて、どのようなバスのマスタに
対しても終端装置126内にあるランダムアク
セスメモリー(RAM)にアクセスできるよう
にしている、ということに留意されたい。
上述のように、直列制御バス134は制御情
報に対し主プロセツサシステムを周辺サービス
装置と相互接続し、時分割多重データバス13
3はデータの流れに対し装置を相互接続する。
これらの装置はCPU1104の制御の元で装
置切離しレジスタ1108によつて消勢され切
離される。
入出力制御装置130はメモリー1100お
よびすべてのサービス装置動作に対しダイレク
トメモリーアクセス制御装置として働く。さら
に、これによつて保守員が保守用端末1117
を介してシステムにアクセスすることができ
る。I/Oプロセツサ1110はアドレスおよ
びデータ送受信器1111を介してその内部バ
ス1119にアクセスし、アドレスおよびデー
タ送受信器1109を介してシステムバス11
03にアクセスする。
I/Oプロセツサ1110はプログラムの記
憶のためのメモリー1114とそれ自身の割込
み制御装置1112とを持つ。割込み制御装置
1112を介して音声ブリツジ、データブリツ
ジ等々の周辺装置は網サービス複合体の主プロ
セツサシステムにアクセス可能となる。
主プロセツサシステムと複合体の他の装置と
の間の制御情報の通信はすべて直列制御バスイ
ンタフエース1115および制御バス134を
介して行なわれる。主プロセツサシステムは、
スレーブとして働く音声ブリツジシステム、デ
ータブリツジシステム、データストアシステム
音声受信器、タイムスロツト入れ替え装置等々
に対して制御バス上でマスタとして動作する。
主プロセツサシステムからのメツセージは、メ
ツセージの宛先きの周辺システムの目的アドレ
スとともにフオーマツト化され、メツセージの
機能を指定する動作コードとメツセージの内容
を含むデータフイールドとが後に続く。データ
ブリツジのような周辺装置が制御バス134を
利用しようとすると、その装置専用の割込み端
子上に割込み制御装置1112に対して信号を
送り、主プロセツサシステムはバス上に送る次
のメツセージでバスの制御権を認めることがで
きる。
2 データストアシステム 上述の通り、データストア125は、網サー
ビス複合体によつて行なわれる特別なサービス
を利用する際に顧客に指示を出すため電話網上
に送られる広報メツセージを蓄えるためにあ
る。一般にデータストア125は制御バス13
4上に送られるNSCプロセツサ101からの
命令の形で広報メツセージの要求を受け、要求
を認めて、バス133上のプロセツサ101に
よつて指示されたタイムスロツト内に広報メツ
セージを再生して送る。
これから説明するデータストア125の装置
は、第5図に一層完全な形で表わされている。
第5図に示すように、データストア125は、
複数の通信レジスタ501、再生およびレコー
ドバツフアシステム502および503、周辺
インタフエース制御装置504およびデイスク
装置505とそれに関連する制御回路、デー
タ/クロツクおよび並直列インタフエース装置
506から508からなるプロセツサ制御装置
である。タイムスロツト入れ替え装置(第1図
に示す)から8ビツトの並直列多重バス133
Rを介して送信される音声情報は符号化PCM
形式でレコードバツフアシステム503に受信
される。同様に音声情報は再生バツフアシステ
ム502を介して再生され、バス133T上を
タイムスロツト入れ替え装置124へ送信され
る。データ転送は1チヤネル当り64kb/sの
速さで行なわれる。
NSCプロセツサ101から受信された命令
と周辺インタフエース制御装置504によつて
発生された返答は制御バス134上を2Mb/
sの速度で送信される。
デイスク装置505に蓄積された各種のメツ
セージの再生のための命令は、デイスク505
のセクタから再生バツフアシステムの複数の再
生バツフアに読み込むことによつて実行され
る。本実施例では、各再生バツフアは各再生チ
ヤネルに対し最大2秒間の情報を格納すること
ができ、データストア全体としては最大32チヤ
ネルの再生まで収めることができ、そのうちの
7つは2秒の広報メツセージや可聴音のような
信号を繰返し再生するために割付けられてい
る。32番目のチヤネルは内部的な保守用に用い
られる。
データストアの各再生チヤネルはバス133
T上のタイムスロツトに割り付けられ、当然網
サービス複合体の全体的な音声蓄積や再生チヤ
ネル容量を増すために複数の125のようなデ
ータストアをバスに付加することが可能であ
る。大部分のデータストアの知的論理回路は周
辺インタフエース制御装置504内にある。制
御装置504はデータストア内の制御の目的の
ためすべての共通する論理演算機能を行なう高
速シーケンサ駆動の制御装置である。制御装置
504はマイクロプロセツサ制御記憶509内
に格納されたフアームウエアプログラムによつ
て駆動される。制御装置504は内部バス52
5を介して通信レジスタ501、バツフアシス
テム502および503、そしてデイスク装置
のようなデータストア内の他の装置と通信す
る。
周期的に制御装置504内のシーケンサ51
0は記憶509から1ワード読むためにアドレ
スを発生する。このワードは制御装置内の命令
レジスタ511に読み込まれ、命令を実行す
る。さらに制御装置504は割込み制御論理回
路、スクラツチパツドレジスタ513およびラ
ンダムアクセスメモリー514を含んでいる。
広報メツセージ記憶は可動ヘツドデイスク装
置505によつて与えられる。この説明に用い
る実施例では、デイスク装置はそれぞれ2つの
面を持つ10個の円盤を持つ。19の面が音声記憶
に用いられ、1つの面がクロツク情報を持つ。
デイスクの各面は同心円状のトラツクに分割さ
れ、そのうちの332がメツセージの記憶に用い
られ、32がデータの記憶に用いられる。トラツ
クは32のセクタに分割され、各セクタは512バ
イトのデータを保持する。1トラツクのすべて
のセクタに蓄積された情報は2秒の録音データ
に相当する。19の音声記憶面のすべての同心円
状のトラツクは互いに整列されており、全体を
さす場合にシリンダという。
音声の記憶に専用のシリンダのうち、トラツ
ク0から13を含む最も外側のシリンダは、各
トラツク4回繰返される0.5秒のメツセージの
ために確保されており、トラツク14から33
2を含む隣接するシリンダには1トラツク当り
2つの1秒のメツセージを収める。最も内側で
音声記憶に隣接するシリンダは料金情報、
RAM形態のフアームウエアのバツクアツプ等
のようなデータを記憶するためのシリンダであ
る。
さて第5図に戻つて、通信レジスタ501
は、周辺インタフエース制御装置504を制御
バス134、従つて網サービス複合体100の
NSCプロセツサ101を含む他の装置との間
でインタフエースをとるようになつていること
が了解されよう。プロセツサ101がバス上の
周辺装置の状態を評価できるように、通信レジ
スタ501はプロセツサ101が直接読んだり
書込んだりできるエラーソースレジスタを含
む。さらに状態レジスタも用意され、状態レジ
スタは周辺インタフエース制御装置504から
直接読み出され、またプロセツサ101からは
読み書きが行なわれる。通信レジスタ501は
また周辺インタフエース制御装置504と網サ
ービス複合体プロセツサ101との間で命令を
移すために入力レジスタと出力レジスタとを含
み、制御バス134および送受信バス133T
および133R上で転送されるすべてのデータ
についてエラーチエツクを行なう装置も用意さ
れている。
再生バツフアシステム502は、並直列デイ
スクインタフエース508から網サービス複合
体のタイムスロツト入れ替え装置124へ出て
いく各種のデータを処理する基本機能を行な
う。デイスク上の直列データは装置505から
読出され並列形式に変換されてインタフエース
508内のRAMバツフアに記憶される。それ
からこの並列データは周辺インタフエース制御
装置504の制御のもとで再生バツフアシステ
ム502のダイミナツクRAM515へ1ワー
ドずつ転送される。各ワードは2バイトのデー
タと1バイトに付き1ビツトのパリテイとから
構成される。再生バツフアシステムは、RAM
515の再生バツフア内の特定の再生チヤネル
に対するデータを、対応する再生チヤネルに関
連したそれぞれの31のその他の再生バツフアと
インタリーブされた形で記憶する。しかし本実
施例では24チヤネルだけが再生のために使用さ
れる。
周辺インタフエース制御装置504はRAM
515の読み書きのためにアドレスレジスタ5
16を用いる。再生バツフアシステム502に
対して制御装置504による連続的な読み出し
書き込みがインタリーブされた形でメモリー上
の32だけ大きなアドレスの次のメモリー位置に
アクセスすることによつて行なわれる。
情報はTSIアドレスレジスタ/カウンタ51
7の制御の元で送信バス133T上にRAM5
15から読み出される。このレジスタはタイム
スロツトの数を保持し、制御装置504からは
読み出せるが書き込むことはできない。正常動
作では、周辺インタフエース制御装置504は
立上げ時にレジスタ517を“0”にする。立
上げ後はレジスタ517は自動的に増加して連
続的に全メモリーを指し、各フレームに対しそ
れぞれの再生チヤネルのデータを1ワード読み
出す。
第5図に示すチヤネル動作レジスタ518
は、動作中のチヤネルや空きコードが送信され
ているチヤネルを指示するのに用いられる。
レコードバツフアシステム503は音声デー
タをデイスクに書き込む1つの方法を与える。
さらにレコードバツフアシステム内のRAMは
広報メツセージのデイスク上でのマツピング情
報やリンクリスト等を保持し、一次的な記憶場
所として使用される。
録音手続き中は、T1チヤネル上のRCM音声
データは受信バス133R上の指定されたタイ
ムスロツト上をレコードバツフアシステム50
3内のRAMへ径路付けされる。周辺インタフ
エース制御装置504はTSI124と時分割形
態でレコードバツフアシステムにアクセスす
る。
録音されるそれぞれ独立した広報メツセージ
に対して、n秒の広報メツセージがレコードチ
ヤネルに対して指定されたタイムスロツト内の
受信バス133R上に送られるという命令が、
NSCプロセツサ101から周辺インタフエー
ス制御装置504へ制御バス134上に送られ
る。
広報メツセージの記憶と再生機能を実行する
ために、周辺インタフエース制御装置504は
メモリー内に複数の表を保持している。これら
の表はシステムの動作を説明する際に参照され
るが、特に関連した表のいくつかの簡単な説明
をここで行なう。
PLAYBACK INPUT QUEUEはNSCプロ
セツサ101から受信した広報メツセージ再生
の新しい命令をすべて保持する表である。表は
広報メツセージ番号と0.5秒あるいは1秒のメ
ツセージのどちらかという表示を含んでいる。
説明に用いるこの実施例では、24の再生バツフ
アのそれぞれに対しこの表では32の位置が割当
てられている。
表THREADは、1つの再生バツフアに対し
再生されるすべての広報メツセージに対するメ
ツセージ番号を保持する。本実施例では表
THREAD内にバツフア当り32ワードあり、各
ワードは広報メツセージ番号と0.5秒あるいは
1秒のメツセージのどちらかという表示に加え
て各種の状態フラグを含んでいる。
2つの表FORWARDがある。1つは0.5秒の
広報メツセージ用であり、他方は1秒の広報メ
ツセージ用である。表FORWARDのワード対
はそれぞれ読み出すべきデイスクセグメントの
アドレスとデータを受信する再生バツフアのア
ドレスとを保持する。
さらに表BACKWARDがある。表
BACKWARDは逆方向に並べられている点を
除いて表ONE SECOND FORWARDと同様
である。
周辺インタフエース制御装置204はさらに
各再生バツフアの状態を示すために表
BUFFER STATUSを保持している。各バツ
フアは4つの状態、即ち空き、再生、最後に入
れるバツフアおよび再生の最後の1秒、のうち
の一つが仮定される。
網サービス複合体を利用する際に顧客に促進
するために用いられる広報メツセージの再生に
おいて、主プロセツサシステムは、時分割多重
データバス133上の特定のタイムスロツト内
で再生される特定の広報メツセージを要求する
命令を制御バス134上に送る。同時にプロセ
ツサ101はそのタイムスロツト上の情報を発
信者、各参加者あるいは広報メツセージを受信
すべきあらゆる人に関連したタイムスロツト上
にTSI124を介して伝送させるようにする。
プロセツサ101からの命令に応答して、デ
ータストアは自律的にデイスク装置505から
プロセツサ101によつて指示されたタイムス
ロツトに関連する再生バツフア内に適当な広報
メツセージをロードし、周辺インタフエース制
御装置504はNSCプロセツサ101に広報
メツセージが命令通り再生されたことを逆に通
知する。
ここでは「広報メツセージ」という用語をデ
ータストア125に関して用いて来たが、デー
タストアはまた、各種の可聴音を網上で再生す
るために記憶することも可能であることを理解
されたい。
3 音声ブリツジシステム 音声ブリツジ会議システムは多ポートのデイ
ジタル会議装置であり、第2図のブロツク図に
よりさらに詳細に説明される。会議装置は、音
声ブリツジプロセツサ200、バスインタフエ
ース201および202,203のような複数
のエコーキヤンセラ装置、204のような複数
の音声検出器およびスイツチング装置206を
含む。音声検出器とエコーキヤンセラはそれぞ
れ音声のレベルを検出し測定するためとエコー
の量を制御するために1ポート単位に用意され
ている。説明のための本実施例では、64の検出
器と64のエコーキヤンセラとが64ポート(すな
わちチヤネルあるいはタイムスロツト)音声ブ
リツジを構成するために用意されている。従つ
て音声ブリツジは1つの60ポートの会議から20
の3ポートの会議に至るまでの様々な規模の会
議を構成する。各タイムフレームにおいて、各
ポートはスレツシヨルドレベル以上の情報(音
声)標本値についてモニタされている。スレツ
シヨルドレベルの標本値を検出すると、そのポ
ートの音声検出器は2つの制御信号を発生す
る。1つはそのポートがスレツシヨルドレベル
の標本値を持つことを指示する有音/無音の表
示であり、他方はポート選択と自動レベル調整
に用いられる音声レベル推定値である。音声ブ
リツジプロセツサは、スイツチング装置に出力
標本値の中に選択され指定されたポートからの
入力標本値のみを含めるよう制御するため、動
作の基本周期に1回ずつこれらの信号を求めて
音声検出器を走査する。一人の参加者が話す
と、その話者からの入力標本値のみが出力標本
値に含まれる。一人より多くの参加者が同時に
話すと、スイツチング装置は各話者からの入力
標本値をすべて足し合わせて出力標本値を作ろ
うとする。
音声ブリツジ内の音声ブリツジプロセツサと
他の装置との間の通信は、音声ブリツジデータ
バス212を介して行なわれる。音声ブリツジ
は網サービス複合体の残り、従つて直列制御バ
ス134と時分割多重データバス133とを介
して電話網と通信する。音声ブリツジが会議を
確立し制御するためにNSCプロセツサ101
からの命令を受信したり返答を返したりするの
は直列制御バス134を介して行なう。他方、
時分割多重データバス133は音声標本値をそ
れぞれの会議について加え合せたり分配したり
するよう操作するための送信および受信期間を
含む。
音声ブリツジプロセツサ200は周知の16ビ
ツト・ビツトスライスのマイクロプログラム制
御装置で、比較可能な16ビツトマイクロコンピ
ユータで共通に見られるすべての算術演算、論
理演算、およびシーケンス制御を行なう。音声
ブリツジプロセツサは音声ブリツジデータバス
212を介してNSC主プロセツサと通信し、
直列制御バスインタフエース201内の送信お
よび受信バツフアを会議制御の命令を求めて走
査し、NSC主プロセツサへの応答を構成する
ようプログラムされている。
さらに、音声ブリツジプロセツサは制御情報
をスイツチング装置制御メモリーに書込むこと
によつて会議の状態を制御する。さらにまたプ
ロセツサは会議のすべてのポートの音声レベル
に関する情報を得るため音声検出器を走査し、
音声レベルを制御データに変換し、その後雑音
および自動レベル調整のために制御データをス
イツチング装置制御メモリーに書き込む。さら
にプロセツサ200は制御データをエコーキヤ
ンセラ制御レジスタに書き込むことによつてエ
コーキヤンセラ装置の動作を制御する。
音声ブリツジプロセツサ200は第3図にさ
らに詳細に描かれており、商業的に入手可能な
多くの周知のプロセツサとメモリー装置とから
なつている。基本的な装置には、マイクロワー
ドデータレジスタ300、論理演算装置30
1、PROM302のようなプログラムメモリ
ー、プログラムアドレス回路330、割込み制
御回路331、およびRAM303のようなデ
ータメモリーが含まれている。音声ブリツジプ
ロセツサは2つの内部バス、すなわちアドレス
バス312とデータバス318とを含んでい
る。エコーキヤンセラ、音声検出器およびスイ
ツチング装置のような音声ブリツジ内の他の装
置へのアクセスは音声ブリツジデータバス21
2を介して行ない、データバスはさらに音声ブ
リツジプロセツサ内部のレジスタとの間でデー
タを送受信するのに用いることもできる。
音声ブリツジは、ブリツジ内の各種の装置が
音声ブリツジデータバス212上のデータに対
しソースとしてもデステイネーシヨンとしても
動作できるように構成されている。従つて、各
命令は音声ブリツジデータバス上に転送される
データのソースおよびデステイネーシヨンアド
レスを指定する。プログラムメモリー302の
アドレスはそれぞれプログラムアドレス回路3
30によつて発生され、アドレスバツフア/デ
コーダ306を介して内部アドレスバス317
上をプログラムメモリー302へ送信される。
プログラムアドレス回路330には、条件レ
ジスタ310、条件選択マルチプレクサ31
1、マツピングROM312およびアドレスシ
ーケンサ305が含まれる。アドレスシーケン
サ305の出力はプログラムメモリー302の
アドレスを与える。さらに、シーケンサは、バ
ス上でソースとして動作している任意の音声ブ
リツジレジスタからアドレスを得るため導体3
21を介してデータバス212と直接接続され
ている。条件レジスタ310とマルチプレクサ
311はマイクロワードレジスタ300からマ
ツピングROM312に印加されるアドレスに
基づいて条件分岐をするのに用いられる。
プログラムメモリーの出力の一部はその後、
内部データバス318を介してマイクロワード
レジスタ300、パリテイ検査回路308、お
よびクロツク制御回路309に書き込まれる。
マイクロワードデータレジスタ300は実行し
ようとする命令を保持する32ビツトのラツチで
ある。ラツチされた命令が実行される間、新し
い命令がフエツチされるという形でパイプライ
ン構成をとれるようになつている。クロツク回
路309は命令のフイールドを読むことにより
命令を実行するのに必要なクロツクサイクルの
数を制御する。命令のパリテイはパリテイ検査
回路308によつて計算される。マイクロワー
ドデータレジスタ300に含まれる命令はソー
スフイールド、デステイネーシヨンフイール
ド、およびオーバレーフイールドを持つ。オー
バレーフイールドの変換は、命令が論理演算装
置に対するものかあるいはプログラムアドレス
回路に対するものかに依存する。診断の目的の
ためにレジスタ300内にワードを書けるよう
に特別なオーバレーバツフア319が用意されて
いる。
マイクロワードデータレジスタ300の出力
は論理演算装置301とデータバスソースおよ
びデステイネーシヨンレジスタ307とに印加
される。論理演算装置301は加算、減算、お
よびその他の論理機能を実行することが可能な
マイクロプロセツサである。さらにスクラツチ
パツドレジスタ304が用意され、各種のタイ
プのデータを論理演算装置301に要領良く転
送することができる。データバスソースおよび
デステイネーシヨンレジスタ307は命令のソ
ースおよびデステイネーシヨンアドレスフイー
ルドをデコードし、適当なレジスタの入出力付
勢信号を発生する。
本実施例のデータメモリー303は音声ブリ
ツジプロセツサの一時的なデータ蓄積に用いら
れ、メモリーがデータバス212上でソースお
よびデステイネーシヨンの両方として動作でき
るようにするシーケンサ320によつて制御さ
れる。メモリーがデータソースとして動作する
場合は、バツフア316の内容はバス212上
に置かれる。メモリーがデステイネーシヨンと
して機能する場合には、データバス212から
のアドレス情報はデータメモリーシーケンサ3
20からの制御情報とともにロードされ、シー
ケンサは制御情報に従つて自動増加モードある
いは非自動増加モードで機能する。
さらに音声ブリツジプロセツサには、割込み
制御回路331が用意されている。割込み制御
回路は選択レジスタ322、マスクレジスタ3
13、マスク論理回路323、プライオリテイ
割込みエンコーダ314および割込みベクトル
バツフア324からなる。説明で用いる本実施
例では、7レベルまでの外部ユーザ割込みと7
つのソフトウエア割込みが可能である。割込み
回路がデータバス212上でデステイネーシヨ
ンとして動作する時は、データの一部は選択レ
ジスタ332に書き込まれ、残りの部分はマス
クレジスタ313に書き込まれる。その後、選
択レジスタの出力をマスクレジスタの出力でマ
スクすることによつてソフトウエア割込みが実
行される。マスクされた出力はプライオリテイ
割込みエンコーダ314によつて符号化されバ
ツフア322を駆動してその出力はプログラムメ
モリー302にアクセスする。
タイムアウトカウンタ332は、データバスマ
ルチプレクサ315を介してデータバス212
上に割込みを発生する障害防止用タイマとして
機能する。マルチプレクサは4つのソースから
1つを選択するために用意されデータバス21
2の負荷を軽減しまた、データメモリーシーケ
ンサ、タイムアウトカウンタ、割込み制御回路
およびマイクロワードレジスタがバスに直接ア
クセスすることを可能としている。
第2図に戻つて、エコーキヤンセラ装置は上
述のように1ポートに付き1つの形で用意され
ていることが了解されよう。各装置は、220
のようなエコーキヤンセラ、エコーキヤンセラ
との間で音声標本値をやりとりするための複数
のラツチ222から224および音声ブリツジ
プロセツサ200の制御の元の制御レジスタ2
21からなる。
割当てられたタイムスロツトにおいて、エコ
ーキヤンセラはμ255圧縮形式で時分割多重デ
ータバスインタフエース202からデマルチプ
レクサ207およびラツチ222を介して近端
の音声標本値を受信し、スイツチング装置から
デマルチプレクサ255およびラツチ223を
介して遠端の音声標本値を受信する。エコーキ
ヤンセラ220はエコー推定値を計算し、近端
音声標本値からこれを引く。その結果はラツチ
224を介してスイツチング装置入力バス20
8に送信される。スイツチング装置からの音声
標本値は時分割多重データバス133およびイ
ンタフエース202を介してタイムスロツト入
れ替え装置へ送信される。
時分割多重データバス133の送受信回線は
網サービス複合体のタイムスロツト入れ替え装
置124との間でやりとりする256のタイム
スロツトからなるPCM音声データを通す。し
かし音声ブリツジポートは64タイムスロツトし
か用意されていない。従つてインタフエース2
02は音声ブリツジポートに必要なものを256
のタイムスロツトの中から64だけ選択し、デー
タをフオーマツト化し、データを送受信するた
めにエコーキヤンセラ、音声検出器、遅延装置
およびスイツチング装置のためのクロツク信号
を発生する。
第2図に示す音声検出器204はデイジタル
信号プロセツサ216、2つの入力シフトレジ
スタ213および214、出力シフトレジスタ
218および音声レベルレジスタ(ラツチ)2
19からなる。音声検出器はエコーキヤンセラ
からスイツチング装置へのデータの流れを変更
するのではなく、単にスイツチング装置の入力
出力の両側、すなわちバス208および209
におけるデータの流れをモニタする。これによ
つて音声ブリツジプロセツサは音声データの増
大あるいは減少するような変更を完全に制御で
き、さらにブリツジが一部あるいはすべての音
声検出器が働いていない場合も動作することが
できる。
デイジタル信号プロセツサ216は音声検出
器の割当てられているタイムスロツト内の同期
パルスを受信し、パルスを受信すると同時に音
声検出器はスイツチング装置の入力および出力
バス208および209からそれぞれシフトレ
ジスタ213および214とマルチプレクサ2
15を介して交互にデータを読み始める。その
プログラムの実行中に、デイジタル信号プロセ
ツサは音声レベル値を出力シフトレジスタ21
8およびラツチ219に送信する。周期的に音
声ブリツジプロセツサは音声の有無の判別のた
めにデイジタル信号プロセツサを走査し、存在
する場合にはラツチから音声レベル値を読み出
す。その後このデータはデータバス212上を
マルチプレクサ210を介して送信しマルチプ
レクサはすべての音声検出器からのデータをバ
ツフアする。
音声ブリツジプロセツサは制御レジスタ21
7を介して音声検出器内のデイジタル信号プロ
セツサ216を制御する。レジスタ217を設
定することにより、デイジタル信号プロセツサ
を多くの動作あるいは保守モードの任意の1つ
のモードに置くことができる。
スイツチング装置205は会議装置において
3つの主要な機能を行なう。すなわち各会議参
加者に対する出力標本値を作るためにタイムス
ロツト(ポート、チヤネル)からの音声標本値
を加え合わせてそれぞれの会議用の値を作り、
入力音声標本値について雑音制御および自動レ
ベル制御を実現し、そしてエコーキヤンセラが
有効でない場合に損失を話者の受信径路にスイ
ツチすることによつてエコー制御を実現する。
音声ブリツジプロセツサ200はスイツチング
装置の係数メモリーに適当な係数を書き込むこ
とによつてこれらの機能を制御する。
会議用の加算操作は2つのタイムフレーム上
で生じる2段のプロセスであり、フレームは最
大64の音声ブリツジタイムスロツトからなる。
与えられたタイムフレームについての発声の標
本値はまず際魚に各会議の総和を作るよう組合
わされる。それから次のタイムフレームにおい
て、会議用の和から会議参加者の発声の標本値
を引くことによつて聴取用の標本値が作り出さ
れる。この過程は2つの動作が並行しているけ
れども2つの異なるタイムフレームのデータに
ついて起こるようなパイプライン構成を可能と
する。
本発明の実施例で用いられるスイツチング装
置は第4図にさらに詳細に示される。スイツチ
ング装置はエコーキヤンセラの出力をスイツチ
ング装置入力バス208上で受信する。データ
は周知のμ255の8ビツト並列の形式である。
このデータはまず表読み出し操作を用いて変換
器400によつて13ビツトの線形の形に変換さ
れ、線形データは入力かけ算器404に送られ
る。
入力かけ算器404は音声ブリツジで雑音制
御と自動レベル制御を実現する。かけ算器への
2つの入力は変換器400からの線形な発声の
標本値と音声ブリツジプロセツサ200によつ
て決定され係数メモリー402からの係数とで
ある。係数は増大させるような場合と減少させ
るような場合がある。会議参加者側で発声がな
いので係数が0のときは、そのタイムスロツト
に関するバツクグランド雑音は除去される。
かけ算器と、間接的に係数が正しいというこ
とを保証するために、あふれ回路417がブリ
ツジで許容される値より大きい積を検査する。
あふれ条件が検出されると、出力は出力の符号
ビツトに対応する最大レベルに強制的にセツト
される。
あふれ回路417の出力はそれから各フレー
ムに対する会議用の和と個々の聴取用標本値を
作るため加算および減算装置に印加される。加
算と減算はメモリー403,407および40
9を利用しながら論理演算装置408によつて
行なわれる。すべての会議用の和を作るときに
は、論理演算装置408は入力かけ算器404
からの調節された発声標本値を、特定の会議の
同一のタイムフレーム内のすべてのタイムスロ
ツトからの発声標本値の和である会議の部分和
に加算する。部分和は和レジスタ411および
マルチプレクサ412を介してアキユムレータ
メモリー407に記憶する。
各会議参加者に対し聴取用標本値を作るため
に、直前のフレームからの参加者の発声標本値
はメモリー409から取込まれ、会議の同じフ
レームからの発声標本値の総和から引き算され
る。
動作上の観点からみると、会議用のアキユム
レータは2ブロツクの記憶データ、すなわち現
在のフレームの発声標本値の部分和と直前のフ
レーム中で受信されたすべての発声標本値の総
和とを含む。
係数メモリー402、制御メモリー404、
アキユムレータ407および発声標本値メモリ
ー409のアドレス付けはタイムスロツトおよ
びフレームカウンタ回路によつて制御される。
メモリー内の各タイムスロツトに関連したデー
タのブロツクはマルチプレクサ416を介して
入力および出力タイムスロツトカウンタ418お
よび419によつてアドレス付けされる。発声標
本値メモリーは各タイムスロツトに対し2つの
データブロツクを含むから、フレームカウンタ
420は所定のデータブロツクをアドレスするよ
う使用される。アキユムレータ407により、
フレームカウンタに応答して位相加算器421
は各タイムスロツトに関連した4つのデータブ
ロツクの1つにアドレス付けする。
上述のように、音声ブリツジプロセツサは
NSCプロセツサ101から受信された順番に
基いた参加権によつてそれぞれの会議を制御す
るが、さらに音声ブリツジプロセツサ200は
同時話者の数とレベルも制御する。音声ブリツ
ジプロセツサは制御メモリー403と係数メモ
リー402を用いることによりこの制御を行な
う。
制御メモリー403は64ワードからなり、そ
れぞれのワードは会議用ポートすなわちタイム
スロツトと関連している。制御メモリーはバツ
フア413、プログラムアドレスレジスタ424
およびマルチプレクサ415を介して音声ブリ
ツジプロセツサ200によつて書き込まれ、各
タイムスロツトに対するワードはタイムスロツ
トの関連している会議用アキユムレータのアド
レスを保持する。このようにして、タイムスロ
ツトの標本値が部分和に加算されあるいは総和
から引き算される時はいつもアキユムレータ4
07内の標本値は制御メモリー403によつて
ポイントされる。
係数メモリー402はタイムスロツト当り2
ワードを含んでいる。1つのワードは話者の標
本値を調節するための入力係数に対応し、他方
は参加者に送信される聞き手の標本値を調節す
るためのものである。
会議参加者に送信される論理演算装置308
の出力は差レジスタ414およびあふれ回路4
10を介して出力かけ算器405へ送信され
る。かけ算器405は追加のエコー制御を行な
うためメモリー402から受信された係数フア
クタによつて聴取標本値を調節する。入力動作
と同様、あふれ回路406は聴取標本値のレベ
ルがある値を越えないように確認し、その結果
は出力回路401によつてμ255形式に変換し
直される。圧縮された信号はスイツチング装置
出力バス209上を第2図の時分割多重データ
バスインタフエース202を介して時分割多重
データバス133に送信される。このデータバ
スとNSCタイムスロツト入れ替え装置を介し
て積算された音声標本値が通信網上を会議参加
者へ分配される。ブリツジのハードウエアにつ
いて述べたので、ブリツジを通るデータの流れ
の簡単な説明を順を追つて行なう。各タイムフ
レーム中で、64タイムスロツトのPCMデータ
は時分割多重データバス133を介して音声ブ
リツジに入る。各タイムスロツトのデータはま
ず203のようなエコーキヤンセラに送られそ
こで各種レベルのエコー抑圧が行なわれる。デ
ータはエコーキヤンセラ装置から出、スイツチ
ング装置に送られ、これは入力データの和をと
りその結果の組合わせを会議の各ポートに分配
する。
64ポート(すなわちタイムスロツト、チヤネ
ル)のそれぞれに対する音声検出器はスイツチ
ング装置に入るデータをモニタし音声あり/音
声なし(話中/空き)の指示と音声レベル推定
値を発生する。ラツチ219のような音声レベ
ルレジスタ内の8ビツトの数は音声レベル推定
値、さらに詳しくはポートのエネルギーレベル
を表わすが、デイジタル信号プロセツサは音声
あり、/音声なしの指示を発生する。音声ブリ
ツジプロセツサは音声あり/音声なしの指示と
音声レベル推定値を得るために各ベースサイク
ル毎に各音声検出器を走査する。その後それら
は会議のどのポートがブリツジで付勢されてい
るかを選択する会議処理プログラムによつて用
いられる。付勢されたポートからの標本値は会
議参加者の各ポートに分配される結果の出力標
本値に含まれる。
4 データブリツジシステム データブリツジ装置は第6図にさらに完全な
形で表わされている。第6図に示すように、デ
ータブリツジ135はデータブリツジプロセツ
サ600,601のような複数のデータリンク
プロセツサ、共有バツフアメモリ603および
バスシーケンサ604からなる。各データリン
クプロセツサには608のようなポートデータ
インタフエースと複数の602のようなポート
が関連している。説明に用いる本実施例では、
8個のデータリンクプロセツサがデータブリツ
ジ内に用意され、各データリンクプロセツサは
データブリツジ当り全部で64のポートのうち8
個のポートにサービスするよう構成されてい
る。
データブリツジは2つのバス、すなわち制御
機能を担う直列制御バス134とデータ機能を
担う時分割多重データバスとを介して網サービ
ス複合体とインタフエースを持つ。
制御バス134へのアクセスはマスタ装置と
して動作するNSCプロセツサ101によつて
スレーブとして動作するデータブリツジ135
のような装置を用いて決定される。各スレーブ
は専用の割込み端子を持ちスレーブがバスを使
用したいと思つた時にマスタに信号を送り、マ
スタはバス上でのスレーブの動作を止めるため
に各スレーブに関連した遮断端子を持つ。
時分割多重データバス133はビツト並列、
ワード直列の双方向性データバスで64kb/sec
のビツト速度で256チヤネルを持つ。64のチヤ
ネル(すなわちデータブリツジポートに付き1
つ)は本実施例のデータブリツジに提供されて
おり、他のチヤネルは音声ブリツジ会議システ
ム、データストア等のような他のスレーブに用
いられている。
説明の目的のために、データブリツジを使う
顧客は少なくとも2つの異なる通信モードを用
いて網中継線上で通信すると仮定する。従つ
て、ある顧客は4.8kb/secの半二重接続を行な
う中継線を用いるが、他の顧客は56kb/secの
データ速度の全二重接続を行なう中継線を用い
るということになる。
データ通信のこれらのモードのそれぞれはま
た顧客のデータ端末とデータブリツジ間で異な
るシーケンスの信号を要求する。しかしブリツ
ジは任意の中継線のデータ速度と信号に適合す
る能力があるために異なる端末に対して透過性
を有する。
説明のために、データ端末はネツトワーク上
をCCITTにより勧告は出されているがまた標
準化されていないグループフアクシミリのプ
ロトコルを用いてデータブリツジと通信すると
仮定する。もちろん本発明の精神と領域の範囲
内で他のデータ速度やプロトコルが使用できる
ことは当業者に周知の者にとつて明らかであろ
う。
提案されているグループプロトコルは7層
のプロトコルであるが、すべてのレベルがデー
タブリツジで利用されるわけではない。レベル
1はデータ端末と交換装置との間で回路を確立
し、維持し、切断するために機械的、電気的、
機能的および手続き的特性を示すものである。
このレベルは全二重あるいは半二重動作、同期
あるいは非同期動作等を指示する。レベル2は
“リンク層”と呼ばれており、初期動作、誤り
制御およびフロー制御を扱い、またレベル3は
本実施例のデータブリツジでは実現されていな
いが、することも可能である。
“トランスポートレベル”と呼ばれるレベル
4は、単一のインタフエースからアクセス可能
な通信装置の利用を最適化する。これは径路選
択命令などのものを含む。他方でレベル5は
“セツシヨン層”と呼ばれ、2つの終端装置の
間の通信を確立、管理、伝送する。言換えれば
2つの終端装置は装置タイプと端末の特徴に関
する能力について情報を交換しなければならな
い。この説明を簡単にするために、データブリ
ツジではフアクシミリ装置だけが会議に使われ
るものと仮定する。
プロトコルのレベル6は“ドキユメント層”
と呼ばれ、データタイプ、暗号化、キーおよび
ドキユメント構成を定義しており、レベル7の
プロトコルは利用者によつて定義されここでは
論議しない。
さて第6図の装置の説明に戻ると、データブ
リツジプロセツサ600は主制御プロセツサで
ある。それは直列制御バス134を介して
NSCプロセツサ101とインタフエースを持
ち、そこから会議構成情報を受信しそこに会議
の状態を報告する。データプロセツサ600は
ブリツジプロセツサシステムバス609および
バスシーケンサ604を介して共有バツフアメ
モリー603に接続されている。共有バツフア
メモリー603からデータブリツジプロセツサ
600はセツシヨンおよびドキユメントプロト
コルデータを得る。またデータブリツジプロセ
ツサ600はポート構成を制御しポート状態を
モニタするため各種のデータリンクプロセツサ
にアクセスする。さらにデータブリツジの全体
的な保守機能はデータブリツジプロセツサの制
御の元で行なわれる。
各データリンクプロセツサは、データブリツ
ジプロセツサ600によつて命令される形にポ
ート構成を制御するために、ポート602のよ
うな8個の高レベルデータリンク制御
(HDLC)ポートとインタフエースを持つ。ま
たデータリンクプロセツサは、同期、サイクリ
ツクリダンダンシーチエツク(CRC)、および
ビツト挿入以外のすべてのリンクレベルプロト
コルの手続きを行なう。
602のようなポートはレベルとプロトコル
の実際のフレーム送受信をつかさどる。ポート
は608のようなポートデータインタフエース
とインタフエースを持ちそこから58kb/secの
直列データを受信し、またモデム607のよう
なモデムとインタフエースを持ち、そこから
4.8kb/secの直列データを受ける。またポート
は通信バス611を介して時分割形態で共有バ
ツフアメモリーと直接インタフエースをとるこ
とができ、関連したデータリンクプロセツサの
制御によつて会議参加者へネツトワーク上を送
信される情報をメモリーから読み出したり、参
加者から受信したデータをメモリーに書き込ん
だりする。
第6図に示されるデータブリツジの主要なモ
ジユールはさらに他の図においてさらに詳細に
示されている。これらのモジユールの説明はま
ず第7図に示されたポート602の説明から始
めることにする。
ポート602は外部クロツクで決定されるデ
ータ速度で直列形式で高レベルデータリンク制
御フレームを送受信する。説明に用いる本実施
例では、2種のデータ速度、すなわち4.8kb/
secおよび56kb/secのみを考えることにする。
またポートはフレームの情報部分について共有
バツフアメモリ603との間ですべてのデータ
転送を行ない、ポートはバス610上でそれに
関連するデータリンクプロセツサから受信する
コマンドによつていつそしてどこでフレームを
送受信するかを決定する。コマンドがポートに
よつて実行されると、ポートはコマンドが実行
されたことを示すためデータリンクプロセツサ
に応答する。ポートとデータリンクプロセツサ
間の通信は共有メモリーを介して行なわれる。
第7図に示すように、ポートはポート制御装
置700、ダイレクトメモリーアクセス
(DMA)制御装置701、高レベルデータリ
ンク(HDLC)制御装置702、通信RAM7
10および各種バスシステムとインタフエース
をとるためのその他の装置とからなる。
ポート制御装置700はEPROMをプログラ
ム記憶用に持つマイクロプロセツサを含み、デ
ータリンクプロセツサからバス610上に受信
したコマンドを実行することによつてポート制
御を行なう。ポートは同時に1フレームのデー
タを送受信する機能を持つ。ポートは内部アド
レスバスとデータバスそれぞれ717および7
18とを持ち、これらのバスはデータリンクプ
ロセツサ外部バス610にインタフエース71
1を介して接続される。ポート自身の中で、バ
ス717および718は直接RAM710およ
びポート制御装置700に接続され、アドレス
デコーダ708を介してDMA制御装置70
1、HDLC制御装置702、および共有バツフ
アメモリーアドレスラツチおよびデータラツチ
703から706と接続される。ポート制御装
置700はバス717および718上のその他
の上述した装置の動作を制御する。
ポート内のポート制御装置700および
DAM制御装置701がバス717および71
8を介して共有バツフアメモリーアドレスラツ
チおよびデータラツチ703から706にアク
セスできるようにデータリンクプロセツサはす
べての同一の外部アドレスを読み書きできるた
め、バス調停装置716が用意されている。こ
れによつてデータリンクプロセツサ601(第
6および第8図)、DMA制御装置701、お
よびポート制御装置700が要求される通りポ
ートアドレスバス717およびポートデータバ
ス718にアクセスを共有することができる。
DMA制御装置701がアクセスを必要とす
ると、導線719上にホールド要求信号を出
し、ポート制御装置700に次のサイクルの始
めで実行を停止するようにする。許可信号が導
線720上に戻されDMA制御装置701はそ
の要求を取除くまでバスにアクセスできる。デ
ータリンクプロセツサ601がバスにアクセス
する必要があると、単にポートにアドレス付け
しポート制御装置700は次の命令の始めで止
まる。DMA制御装置701およびデータリン
クプロセツサ601の両方がポートバスへのア
クセスを要求すると、最初に要求を出した装置
にアクセス権が与えられ、同時に要求がポート
に受信されるとDMA制御装置701に優先ア
クセス権が与えられる。
データリンクプロセツサ601は共有通信
RAM710を介してポート制御装置に命令を
送る。
会議参加者からのデータは、ポートデータイ
ンタフエースあるいはモデムからポートによつ
て受信され、ポートはポートデータインタフエ
ースからの信号によつて特定のデータ速度で機
能するよう制御される。ポートが4.8kb/secの
データ速度で送信する参加者からデータを受信
するとさは、情報が(第6図のモデム607の
ような)モデムを介して速度選択インタフエー
ス707に送られる。インタフエース707は
HDLC制御装置702およびポート制御装置7
00フアームウエアによつて使用される
4.8kb/secデータおよび制御情報を与える。イ
ンタフエース707はまたモデムにいくつかの
制御信号を与える。
HDLC制御装置702はフレーミング、ビツ
ト挿入、サイクリツクリダンダンシー生成およ
び検査機能、およびポートの8ビツト並列デー
タバスおよびポートデータインタフエース60
8あるいはモデム607との間の直並列データ
交換を行なう。
HDLC制御装置702はポート制御装置70
0の制御の元にある。例えばポート制御装置7
00は“最大バツフア長”と組合わせた“受
信”コマンドをHDLC制御装置702に書くこ
とができる。その後HDLC制御装置はデータバ
イトを受信しそれらをDMA制御装置701お
よび書き込みラツチ703および704を介し
て共有バツフアメモリーに格納する。フレーム
が完成すると、HDLC制御装置702はポート
制御装置700に通知し、制御装置700は結
果を読み出せる。
上述のように、ポートは共有バツフアメモリ
ーとの間ですべての参加者のデータの読み書き
機能を制御する。共有バツフアメモリーへのア
クセスはインタフエース714および付勢回路
713を介して通信バス611上で固定タイム
スロツト形態で行なわれる。各ポートには
125μsec毎に1つの読み出しと1つの書き込み
サイクルが割当てられており、これは上述の顧
客の通信の2種の異なるモードのいずれよりも
速い64kb/secの実効データ速度を与える。
DMA制御装置701の読み書き部分は
HDLC制御装置702からの読み書き要求を取
扱う。またDMA制御装置701はデータおよ
びアドレスラツチ703から706を管理し、
いつ読み書き機能を行なつたらよいかを決定す
る。
フレームの最初のアドレスは24ビツトからな
り、16メガバイトの共有バツフアメモリーをポ
ートにアクセス可能とする。メモリーは1キロ
バイトのブロツクに分けられ新しいアドレスが
各フレームに書かれる。
フレームを受信するには、ポート制御装置は
単にDMA制御装置701にフレームアドレス
の下位16ビツトをロードし、上位8ビツトは書
き込みアドレスラツチ703にロードされる。
フレームの最大バイト長はDMA制御装置70
1の書き込み部分の端末カウントにロードされ
る。HDLC制御装置702から1バイトが利用
可能となると、DMA制御装置701はポート
バスにアクセスし下位16ビツトを書き込みアド
レスラツチにロードする。その後DMA制御装
置はデータがHDLC制御装置から書き込みデー
タラツチ704に来るようにする。
各ポートは125μsec毎に1回の共有バツフア
メモリーの読み出しと1回の書き込みが保証さ
れており、適当なタイムスロツト計数がデコー
ドされると、読み出しあるいは書き込み、読み
出しラツチ信号あるいは書込みラツチ信号に基
づいて行なわれる。書き込みラツチ信号がセツ
トされると、次の共有バツフアメモリーに対す
る書き込みタイムスロツトが起こると、アドレ
スの下位8ビツトおよび受信データバイトに続
いてアドレスの上位16ビツトが通信バス611
上にストローブされる。その後書き込みラツチ
信号は自動的にクリアされる。同様な動作は共
有バツフアメモリーの読み出しに対しても起こ
る。
第7図に示すポート602はまた制御および
状態レジスタ709を持つている。制御レジス
タはローカルポート制御装置700あるいはデ
ータリンクプロセツサ701によつてセツトで
き、レジスタはある種のイベントを発生させる
ために選択的にセツトされる。例えば、データ
リンクプロセツサによつてレジスタ内の“切離
し”ビツトがセツトされるとポート制御装置に
サービスから離れさせる。またポート制御装置
はデータリンクプロセツサによる動作を要求す
る場合“サービス”ビツトをセツトすることが
できる。サービスビツトをセツトすることによ
つてデータリンクプロセツサに割込みを起こ
す。
状態レジスタは、ポート内の各種装置によつ
てその状態を報告するために設定可能ないくつ
かのビツトを持つている。“デイジタル”とい
う名称のビツトはポートデータインタフエース
によつてポートの受信するデータ速度を指示す
るためにセツトされ、また状態レジスタは共有
バツフアメモリへの読み書きが発生したことを
指示するその他の状態ビツトを持つている。
ポートデータインタフエース608は第9図
にさらに詳しく示されており、これから説明す
る。この例で用いる実施例では、ポートデータ
インタフエースは第7図に示されるポート60
2のような8つのポート装置とともに機能す
る。ポートデータインタフエースは会議参加者
によつて利用される異なる伝送モードに対して
ポートおよび時分割多重データバスとインタフ
エースをとる機能を行なう。上述のように、説
明の目的のために、参加者は4.8あるいは
56kb/secのデータ速度を用いてネツトワーク
チヤネル上で通信できる。ポートデータインタ
フエース608は時分割多重データバス133
および通信バス611を介して、市街交換局1
02における標準T1中継線とコンパチブルな
64kb/sの速度で網サービス複合体タイムス
ロツト入れ替え装置フレーム124(第1図)
との間でデータを送受信する。従つて通信バス
611上のT1データ速度の8ビツトバイトの
データはそれぞれ4.8kb/secの参加者チヤネル
かあるいは56kb/secの参加者チヤネルのいづ
れかで表される。
56kb/secの参加者については、ポートデー
タインタフエースは信号ビツトを取除き、8ビ
ツトバイトのデータを通信バス611上の並列
形式から直列形式に変換し、それをポート60
2内の速度選択インタフエース装置へ導線92
2上に直接送信する。ネツトワーク上を
4.8kb/secの速度で送信する参加者について
は、8ビツトデータバイトは直列に変換され、
コーデツク920は送信される。コーデツク9
20は直列PCM情報をアナログに変換しアナ
ログ信号をモデム607(第6図に示す)に送
信する。モデム607はアナログ信号をデイジ
タル形式に変換しなおし、このデータストリー
ムはポート602内の速度選択インタフエース
に送信する。その後、上述のように、ポートは
通信バス611および時分割多重データバス1
33を用いて共有バツフアメモリー内にデータ
を記憶する。
従つて、ポートデータインタフエースおよび
ポートによつて処理された後の共有バツフアメ
モリーに記憶されたデータは、参加者端末の使
用しているデータ速度にかかわらず、すべての
参加者に対して同一の形式である。それからこ
のデータは任意の参加者へ送信するため、その
参加者に合致したデータ速度で任意のポートに
よつて共有バツフアメモリーから取出される。
第9図に示したポートデータインタフエース
608はデータリンクプロセツサよりバス61
0上で直接アクセスできる7つの制御レジスタ
を持ち、これらのレジスタはデータ速度変換の
選択とデータリンクプロセツサ601によつて
指示された空きチヤネル上の空きコードの伝送
を制御する。
受信データレジスタ904および送信データ
レジスタ907は通信バス611との間で、そ
れぞれデータの書き込み、読み出しを行なうの
に用いられる8ビツトレジスタである。
他のレジスタは各レジスタが各ポートに対し
1ビツト持つような形式になつており、各レジ
スタはポートに対する次のような機能に対応し
ている: レジスタDIG/ANA906はポートが送受
信するビツト速度を決定するポート毎のビツト
を持ち、レジスタDATAPORT911はポー
トとの間で送受信される直列データを付勢ある
いは消勢するポート毎のビツトを持ち、レジス
タMODES905は受信データが56kb/secか
どうかを示すポート毎のビツトを持つ読み出し
専用レジスタであり、またレジスタ
TPSDCBIT903は各ポートに対し1ビツト
持ち56kb/secデータストリームの各バイトの
8番目のビツトが時分割多重データバス上に送
信されることを指定し、レジスタREADREG
910はポート当り1ビツトを持ちビツトがセ
ツトされているとそのポートに対する時分割多
重データバスの内容が受信データレジスタ90
4に読み込まれる。
ポートデータインタフエースの動作は、会議
参加者が56kb/secのデータ端末を用いている
場合にいかにポートデータインタフエースがデ
ータを取りあつかうか、またいかにデータはポ
ートと64kb/secでデータを扱う時分割多重デ
ータバスとの間で伝送されなければならないか
ということを説明することによつて一層よく理
解できる。
データリンクプロセツサはポート602が
56kb/secのデータ速度モードであることを指
示するようDIG/ANAレジスタ906をセツ
トするために命令をポートデータインタフエー
スに送信すると仮定する。通信バス611を介
して時分割多重データバスから受信された8ビ
ツトの並列データはパリテイ検査回路918に
よつてパリテイが検査され、ポート602に対
応する901のようなデイジタルデータシフト
レジスタにシフトされる。遠端の端末が制御モ
ードがデータモードであるかを指示する信号ビ
ツトは入力信号から取除かれ、残りの7ビツト
が導線922を介してポートへシフトして取出
される。同時にポートからの直列データはレジ
スタ901にシフトされ、7ビツトが集められ
た後、信号ビツトがそこに付加され、8ビツト
が送信バツフア915にロードされる。適当なタ
イムスロツト計数値において、バツフア915は
アンロードされて通信バス611および時分割
多重データバス上をタイムスロツト入れ替え装
置を介して遠端端末へデータが送信される。
信号ビツトはチヤネルのモードを指示する。
さらに詳しく言えば、音声モードではビツトは
0から1へまたその逆と変化するがデイジタル
データモードではビツトは1の連続ストリーム
であり、0の連続ストリームがデイジタル制御
モードを指示するために送出される。
受信された信号ビツトはチヤネルがデータモ
ードか制御モードかを決定するのに計数され、
モードの変化によつて割込み信号がデータリン
クプロセツサに送出される。
レジスタ906および911のそれぞれのビ
ツトが一緒になつて各ポートの状態を指定す
る。従つてDIG/ANAレジスタ906内の0
あるいは1はそれぞれチヤネルが56kb/secあ
るいは4.8kb/secモードであることを指示す
る。さらにポートが56kb/secモードであれ
ば、DATAPORTレジスタ911内の0ある
いは1はそれぞれ制御モードであるかデータモ
ードであるかを指示する。制御モードでは、送
信データレジスタ907にロードされたものは
すべて時分割多重バス上に送出されるが、デー
タモードではポートからの直列データが送出さ
れる。
データリンクプロセツサの制御の元のポート
データインタフエースはデータ会議参加者との
接続の設定や終了のために3つの一般的シーケ
ンスを通る。モニタシーケンスは遠端(すなわ
ち参加者)の端末が制御モードかいなかを決定
するため実行される。このシーケンスにおい
て、会議発信者の音声径路は網サービス複合体
のタイムスロツト入れ替え装置を介して遠端端
末の送信および受信の両方の径路に接続され
る。ポートデータインタフエースは同じタイム
スロツト入れ替え装置を通して端末からの受信
径路にのみ接続され、遠端端末は音声受信モー
ドであるから、制御あるいは音声モードのいづ
れかに入るが、データモードには入らない。
モニタシーケンスはデータリンクプロセツサ
がポートデータインタフエースに対し時分割多
重データバスからデータを読むように設定する
と起動される。これはレジスタ906のポート
602に対するビツトをセツトすることによつ
て達成され、ポートデータインタフエースが
56kb/secのデータ速度でデータを受信するよ
うな条件に設定する。またデータポート
(DATAPORT)レジスタ911は、ポートか
らの直列データを消勢し、送信データレジスタ
907の出力が時分割多重データバス上に送信
されるようにするためこのポートに対してセツ
トされる。
時分割多重データバスの受信部分の内容は、
その後受信データレジスタ904内に読み込ま
れ、ソフトウエアカウンタが“制御モード空
き”コードが受信されたタイムスロツトの数を
計数するよう設定される。125ms毎に新しい
バイトがレジスタ904に入る。制御モード空
きキヤラクタが見つからないと、遠端端末がデ
イジタル制御モードにないことを意味する。
制御モード空きキヤラクタが検出される毎
に、カウンタが増加され、データブリツジが遠
端端末が制御モードであると判定する前に8つ
の連続するバイトが受信されなければならな
い。ポートが制御モードにあることを検出する
と、“モニタ成功”応答がデータリンクプロセ
ツサによつてデータブリツジプロセツサに報告
される。
イベントの接続シーケンスは、会議に加わる
ようポートを設定する際のデータリンクプロセ
ツサおよびポートデータインタフエースの動作
を説明する。このシーケンスは上述のモニタシ
ーケンスを実行することによつて開始する。ま
たデータリンクプロセツサは制御モード空きバ
イトを送信データレジスタ907に設定し、制
御モード空きキヤラクタは遠端端末に8回送信
される。
その後、データリンクプロセツサはポート6
02に関連したレジスタ903内にビツトを設
定しデイジタルデータモードキヤラクタを送信
させる。またDATAPORTレジスタ911の
ビツトはポートが直列データの送受信可能なよ
うにセツトされる。
ソフトウエアカウンタはそれから遠端端末が
データモードに切換わるのに要する期間を測る
よう設定される。というのはレジスタ911の
ビツトがセツトされた後は、入力信号ビツトは
結局遠端端末がデータモードに切換つたことを
指す1の連続に変化するのである。
遠端端末がモードを変える前にタイムアウト
が起こると、リンク障害メツセージがデータリ
ンクプロセツサによりデータブリツジプロセツ
サへ送出され、接続動作は放棄される。
モードの変化が検出されると、カウンタが増
加され、データモードへの変化であると認識す
るには信号ビツトが48個連続して1であること
が検出されなければならない。データモードへ
の変化が検出されると、リンク成功メツセージ
がデータリンクプロセツサによりデータブリツ
ジプロセツサに送出される。
チヤネル上の転送を終了するためにデータリ
ンクプロセツサによつて切断シーケンスに入
る。シーケンスは、チヤネルが制御モードであ
るとモニタされているかあるいはチヤネルが設
定されつつあるかまたデータ会議の呼びで動作
しているかの間に、データブリツジプロセツサ
からデータリンクプロセツサへの命令によつて
起動される。
データリンクプロセツサがコマンドを受信す
ると、READREGレジスタ910、
DATAPORTレジスタ911、およびDIG/
ANAレジスタ906をリセツトし、完了する
とリンクが正常に切断されたことをデータブリ
ツジプロセツサに通知する。
上述のように8個のデータリンクプロセツサ
が本発明の実施例においてデータブリツジプロ
セツサとポートがインタフエースをとるように
用意されている。データリンクプロセツサの基
本機能は、データブリツジプロセツサへのコマ
ンドによつて制御されて8個のポートの構成を
制御することと、さらに同期、サイクリツクリ
ダンダンシーチエツクおよびビツト挿入以外の
すべてのリンクレベルのプロトユルの手続を行
なうことである。さらにデータリンクプロセツ
サは特別な仕事が実行されるとデータブリツジ
プロセツサに報告を送る。
データリンクプロセツサは8ビツトのマイク
ロプロセツサを用いたシステムで、第8図に示
すように読み出し専用メモリー808、RAM
829、プログラム可能割込み制御装置81
4、プログラム可能タイマ819、およびその
他の装置とからなる。データリンクプロセツサ
はブリツジプロセツサシステムバス609およ
びインタフエース802を介してデータブリツ
ジプロセツサとインタフエースをとる。同様に
ポートデータインタフエースとポートへのアク
セスはデータリンクプロセツサ外部バス610
を介して行なう。
中央処理装置800はデータリンクプロセツ
サのその他の装置と8ビツトのデータバス81
8と16ビツトのアドレスバス817とを介して
相互接続された8ビツトの中央処理装置であ
る。
データブリツジプロセツサ(第2および第1
0図)はバス609およびインタフエース80
2上にデータリンクプロセツサの1つにアドレ
ス付けする。データリンクプロセツサが選択さ
れると、中央処理装置800はデータブリツジ
プロセツサがデータリンクプロセツサ内のデー
タを選択することが可能なようにアドレスの制
御をやめる。
プライオリテイ割込み制御回路814はデー
タリンクプロセツサ内の装置によつて引起こさ
れる割込みとそれに対応するポートデータイン
タフエースおよびそれに関連した8個のポート
内の外部装置とに対しいくつかのレベルのプラ
イオリテイ割込みを可能としている。
制御装置814によつて割込みが受信される
と、割込み要求をプロセツサ800に送信す
る。プロセツサ800は割込みの性質を確認
し、割込みサービスルーチンの最初の命令を実
行するためにメモリーから読み出す。
エラーソースレジスタ815はプロセツサが
データリンクプロセツサあるいは外部的に発生
した誤まりを識別するのに用いる手段を提供す
る。内部誤まりはバス、タイムアウト、RAM
障害等の1つのパリテイ誤まり検出の結果とし
て発生する。ポートデータインタフエースある
いはポートのハードウエア障害はデータプロセ
ツサに関する限り外部誤まりと考えられ、レジ
スタ815によつて検出される。
状態レジスタ804はデータリンクプロセツ
サ内あるいはその制御の元のいくつかのハード
ウエアの状態を指示するのに用いられる。また
状態レジスタのいくつかのビツトはデータリン
クに割込みあるいはリセツトを引起こすために
データブリツジプロセツサにより設定される。
第8図に示したデータリンクプロセツサはま
たデータリンクプロセツサにポートおよびポー
トデータインタフエースとインタフエースを取
れるようにするためのインタフエース816を
含んでいる。アドレスバス817のいくつかの
線はデータバス818とともにポートおよびポ
ートデータインタフエースとのインタフエース
を介して拡張される。アドレスデコーダ803
の出力はポートデータインタフエースあるいは
ポートの1つを選択する。ポートが選択される
と、データリンクプロセツサはデータリンクプ
ロセツサがポートバスを使用できるようになる
前にポートが現在のメモリーサイクルを完了す
るまで待たなければならない。その後、ポート
制御装置はバスをデータリンクプロセツサに渡
しデータリンクプロセツサが固定の時間間隔内
にその処理を完了することができるようにす
る。
データブリツジプロセツサ600はデータブ
リツジシステムの主制御プロセツサであり、第
10図に示される。本実施例では、データブリ
ツジプロセツサは16ビツトの中央処理装置10
00、メモリー1006,1007および10
08、プライオリテイ割込み制御装置1012
およびその他の回路からなる。
中央処理装置100は2つの常駐メモリー、
すなわちRAM1007およびEPROM100
6を利用し常駐バス1016を介してこれらの
メモリーにアクセスする。プログラム記憶とス
クラツチパツドメモリーについては、データブ
リツジ中央処理装置1000はローカルバス1
017上でアクセス可能なダイナミツクRAM
1018を用いる。
データブリツジプロセツサはバス調停回路1
001、バス制御回路1002、およびバツフ
ア1003を介してブリツジプロセツサ・システム
バスにアクセスし、このバス上でデータブリツ
ジプロセツサは共有バツフアメモリーと前述の
8個のデータリンクプロセツサのメモリーとに
アクセスできる。さらにバス609上でデータ
リンクプロセツサは網サービス複合体プロセツ
サ101と通信ができる。
周辺インタフエース制御装置1012はデー
タプロセツサ内の装置また8個のデータリンク
プロセツサのような外部装置からのプライオリ
テイ付き割込みを実現する。制御装置1012
はあらかじめ割当てられたスケジユールに従い
同時に起こる割込みの間のプライオリテイを自
動的に解決する。
第6図に示したような共有バツフアメモリー
603は会議中にポートおよびデータブリツジ
プロセツサ間で受渡されるデータを一時的に記
憶するのに用いられる。本発明の実施例では、
メモリーは各モジユールが512キロバイトのメ
モリーまで含むようなダイナミツクRAMによ
る6個のモジユールから作られている。
メモリーは通信バス611を介してポートお
よびポートデータインタフエースに、データブ
リツジプロセツサシステムバス609を介して
データブリツジプロセツサおよび8個のデータ
リンクプロセツサにアリセス可能である。バス
シーケンス604はこれらのバスに対しタイミ
ング、メモリーリフレツシユおよびアクセス割
当てを行なう。
125msecのフレーム間隔は64のサブフレーム
に分れており、それぞれはデータブリツジのポ
ートは対応している。各サブフレームはさらに
2つのポートアクセスサイクルと1つのデータ
ブリツジプロセツサアクセスサイクルに分かれ
ている。ポートアクセスサイクルでは、共有バ
ツフアメモリーバス612が通信バス611に
接続され、タイムスロツト計数によつて選択さ
れたポートは共有バツフアメモリーとの間でデ
ータを読み書きするためにこれらのバスを駆動
する。データブリツジプロセツサはメモリーを
リフレツシユするために8サイクルのうちの1
つを用いる他のサブフレームサイクルの間は共
有バツフアメモリーにアクセスする。
5 動作シーケンス−音声/データ会議 会議装置の全体的な動作は、第12図から第
20図に至る流れ図に関して、顧客が音声/デ
ータ会議の呼びを発信したときに起こるイベン
トのシーケンスを述べることによつて最も良く
説明される。
会議の発信者は第15図の箱1500に示し
た0+700+456+×000というような10あるい
は11デイジツトの会議サービスアクセスコード
を自分の市内電話局にダイヤルすることによつ
て開始する。第1のデイジツトは交換設備を通
して呼びの径路選択するのに用いられ、交換設
備は課金のために呼び出している顧客の識別を
自動的に行なう。次の3つのデイジツトは、地
理的に広く位置する顧客すべてが同じコードを
使用できるように、全国的な形で網サービス複
合体の提供するすべての特別なサービスを識別
できる標準コードである。説明で用いる例で
は、デイジツト700が用いられる。5番目か
ら7番目のデイジツト(例えば“456”)はすべ
ての電話会議サービスを識別し、最後の4デイ
ジツトは音声のみ、音声/データ、要求される
会議の規模などの特定の会議サービスを指示す
る。説明のために、顧客は音声/データ会議の
発信を希望していると仮定する。呼びは電話網
を介して従来からのやり方に沿つて、第1図に
示した市外局システム102のような網サービ
ス複合体を持つ市外交換システムに径路選択さ
れる。交換システム102はT1リンク131
の空き中継線を選択し、会議装置を必要とする
旨の初期アドレスメツセージをリンク132上
を網サービス複合体に送信する。
初期アドレスメツセージに応答して、網サー
ビス複合体プロセツサ101はサービスを行な
うのに十分な会議用資源があるかどうかを確認
する。RAM1100内に収められたすべての
利用可能な装置とその使用中/空きの状態とに
関する表を調べることによつてこのことを行な
う。会議用の資源が十分にあることを検査する
と、プロセツサ101は、会議の呼びを受けつ
けたことを示し呼びの回線の識別を要求するメ
ツセージをリンク132上に交換システム10
2に送出する。答えの管理も同様にこの時点で
発信者の局に戻される。会議発信者に対してサ
ービスしているリンク131内の入T1中継線
はその後データストア125内の再生バツフア
にタイムスロツト入れ替え装置124を介して
接続され、プロセツサ101は会議発信者にウ
エルカムメツセージを送信するよう、データス
トアに命令する。またプロセツサ101は発信
者から送信されるデイジツトをさらに受信する
ために音声受信器126を会議発信者からの入
中継線に相互接続するよう命令する。
上述のように、タイムスロツト入れ替え装置
124は、リンク131内の通信チヤネルと時
分割多重データバス133との間の相互接続を
行なう。従つて、リンク131の任意のチヤネ
ル(すなわち、タイムスロツト)上に受信され
た情報は中継線対中継線の接続を行なうために
同一リンク内の任意のチヤネルに送信できる。
同様に、時分割多重データバスの任意のタイム
スロツトの情報は網サービス複合体のサービス
回路を相互接続するため時分割多重データバス
の他のタイムスロツトを介して送信し戻すこと
ができる。この例では、会議ブリツジ上に広報
メツセージを再生するために音声ブリツジポー
トにデータストア125の再生バツフアを接続
している。またリンク131の任意のタイムス
ロツトの情報は顧客が音声受信器、再生バツフ
ア、会議ポート等に接続できるよう時分割多重
データバス133のタイムスロツトを介して送
信できる。さらに通信は、多くの顧客が広報メ
ツセージを聞けるようデータストア125内の
再生バツフアから送信される広報メツセージが
リンク131内のいくつかのタイムスロツトを
介して選択的に送信できるようにするためタイ
ムスロツト入れ替え装置124によつて多数に
向つて行なうことができる。
本発明に関係するシステムは時分割システム
で、仕様の中で中継線、会議用ポート会議期
間、チヤネルおよび同様な用語が用いられた場
合は、実際には時分割多重チヤネルの1つの特
定のタイムスロツトについて参照しているとい
うことを理解されたい。
さて、システムの動作説明に戻つて、プロセ
ツサ101がデータストア125と発信者の入
中継線とを相互接続すると、タイムスロツト入
れ替え装置124にデータストア内の指定され
た再生バツフアに関連した多重データバス13
3のタイムスロツトとリンク131の入中継線
タイムスロツトを接続するよう命令する。同時
に、命令は直列制御バス134上をデータスト
アに送られ、箱1501に示されたように命令
によつて指示されたウエルカムメツセージが会
議発信者に対し再生されるようにする。
ウエルカムメツセージは発信者に会議サービ
スに接続されたことを知らせサービスエントリ
ー番号(SEN)あるいは“0”をダイヤルす
るよう要求する。箱1502のように“0”を
ダイヤルすると交換手を呼び出し、それから交
換手は呼び出している顧客の要求している会議
を設定するのに会議発信者が行なうのと同様な
動作をする。しかしサービスエントリー番号を
ダイヤルすることによつて、顧客は自分の制御
の元で会議を開始したいことを示す。
異なるサービスエントリー番号をシステムの
各種の特徴を選択するのに用いようと考えられ
ている。例えば、顧客は会議を開始するための
手順をよく知つていてほとんどあるいはまつた
く入力促進を必要としないかも知れない。この
ような場合、顧客は簡略な入力促進が与えら
れ、顧客が指令に詳しい場合には入力促進に割
込んで指令がまだ再生されている間に新しい制
御情報をダイヤルし始めることができるような
サービスエントリー番号をダイヤルする。
説明に用いる本実施例では、サービスエント
リー番号は星印(*)が先に付いた“*267”
や“*268”のような3デイジツトのコードで、
後のコードは発信者が経験があつて簡略入力促
進のみを必要とすることを示す、と仮定する。
顧客が正しいサービスエントリー番号をダイヤ
ルすると、デイジツトは第14図の箱1400
から1405に示すようにして集められる。顧
客がサービスエントリー番号をダイヤルするの
に自分の電話機のプツシユボタンを用いると、
音声受信器138がデイジツトを集め、制御バ
ス134上をNSCプロセツサ101にそれを
送る。音声受信器138はデイジツトとデイジ
ツト間タイミングを行ない電話で用いられてい
る多くの周知のデイジツト受信器と同様に機能
する。すべてのデイジツトを受けとると、第1
5図の主流れ図への戻りが起こり、そこで顧客
は箱1509に示されたようにダイヤルするこ
とによつて音声ポートの番号を指示するコード
をダイヤルするよう入力促進される。
システムは利用者に適切な広報メツセージで
入力促進するよう利用者と対話するように設計
されている。しかし顧客が広報システムが与え
た指令に応答してダイヤルする際に誤まること
も考えられる。本発明の特徴に従えば、システ
ムは会議発信者が犯した誤まりの数をつかんで
いるように設計されている。従つて、顧客が誤
りを犯すと、正しい動作をとるように入力促進
がなされる。しかし顧客が一連の誤まりを犯す
と、システムは自動的に顧客を助けるよう交換
手を呼び出す。例えば、箱1504および15
05に示すように、会議発信者がダイヤルを無
視しシステムがタイミングが経過してしまつた
ことを検知したり、顧客が誤まつたサービスエ
ントリー番号をダイヤルした場合には、プロセ
ツサ101は発信者が第12図の箱1200か
ら1206に示されたように以前に誤まりを犯
したかどうかを調べる。もし顧客が多すぎる誤
まりを犯しているなら、広報メツセージは、交
換手が発信者を助けるため呼び出されるまで、
会議発信者に対して待つようにとの旨で再生さ
れる。その後網サービス複合体は、リンク13
1の空きのT1中継線および電話網上を交換手
席137へ呼びの方向を向け、交換手はタイム
スロツト入れ替え装置124を介して会議発信
者にサービスしているT1中継線に接続される。
こうして交換手は呼びの制御を取り、会議を
開始することにすすめる。制御をとることによ
り、音声受信器138は、交換手が会議の設定
を行なうため網サービス複合体に命令をダイヤ
ルすることができるように、タイムスロツト入
れ替え装置127を介して交換手が呼ばれた中
継線に割当てられたタイムスロツトに接続され
る。会議発信者は任意の会議参加者と同様な通
常の方法でブリツジに接続されることになり、
ブリツジの制御は交換手によつて行なわれる。
誤まりのスレツシヨルドが越えると、会議発
信者には広報メツセージによつて誤まりが起つ
たことを通告され、その後顧客に再ダイヤルす
るようメツセージで入力促進される。これはプ
ロセツサ101が第12図の箱1200から1
206を実行し、適当な命令をデータストア1
25に送る際に生じる。
会議発信者が正しいサービスエントリー番号
をダイヤルすると、NSCプロセツサは発信者
に入力促進を再生するようにとの命令をデータ
ストア125に送る。この入力促進は発信者に
会議に必要なポートの数をダイヤルするよう尋
ねる。
発信者がダイヤルしたデイジツトは音声受信
器138によつて集められ、NSCプロセツサ
101に送られそれが正しいかどうかプロセツ
サが確認する。
動作のこの時点でデイジツト0から9までだ
けが正しいコードであり、60の音声ポートまで
1つの会議に割当てられる。もし星印(*)あ
るいはナンバー(#)印がダイヤルされるか、
顧客がダイヤルしない(例えばタイムアウト)
と、プロセツサは箱1512および1513に
示すようにこれを誤りとして扱い、発信者にス
レツシヨルドが越えていなければ正しい動作を
とるようにとの入力促進を行なう。スレツシヨ
ルドを越えていれば、プロセツサ101は上述
のように交換手を呼び出す。
発信者が会議に必要な音声ポートの数を表わ
す1つあるいは2つのデイジツトコードをダイ
ヤルすると、プロセツサ101は要求されたポ
ート数が利用可能かどうかをメモリー1100
に問合せる。箱1600に示すように十分な数
のポートが手に入れば、プロセツサ101は箱
1603に示すように十分な数の音声ポートが
利用可能であるという確認広報メツセージを送
信するようデータストア125に命令する。十
分なポートが手に入らなければ、プロセツサ1
01はこれを発信者に示す広報メツセージを再
生して送るようにデータストア125に命令す
る。発信者は会議をやめてしばらくするまで会
議呼び出しをのばすことができる。このとき発
信者は音声ポートを予約するためナンパー
(#)印をダイヤルする。プロセツサ101は
ポートをこの会議だけに割当てられているとい
う形にメモリー内にマークしてナンバー(#)
印のダイヤルに応答する。発信者がナンバー
(#)印をダイヤルするのを無視すると、プロ
セツサ101は呼びの時間を測り、ある決めら
れた時間間隔の後にちようどナンバー(#)印
がダイヤルされたのと同じように箱1607に
示されたようにデータポートを予約するための
イベントのシーケンスに入る。同様な動作は発
信者が0から9のシーケンスのデイジツトをダ
イヤルした場合におこり、デイジツトは無視さ
れる。
発信者が星印(*)をダイヤルすると、発信
者は箱1604に示すように再ダイヤルするよ
う入力促進され、発信者が利用可能なポート数
の正しいポート選択コードをダイヤルするか電
話を切るまでプログラムシーケンスのループに
入る。星印(*)をダイヤルすることによつ
て、発信者には上述のようにポートを予約する
前に考えを変え違うポート数を選択する機会が
与えられる。
会議発信者がナンバー印(#)に続いて必要
な音声ポートの数のコードをダイヤルしたと仮
定する。これを受信すると、NSCプロセツサ
は会議のデータ部分の確立について顧客を援助
するような適当な広報メツセージを発信者に再
生するようデータストア125に命令を送信す
る。この場合は広報メツセージは箱1610に
示されたように予約されるデータポートの数を
示すコードをダイヤルするよう会議発信者に要
求する。
データ会議の場合は、64ポートが使用可能で
発信者が必要とする(箱1700)ポート数を
表わすコードを受信すると、プロセツサ101
は利用可能なデータポート数を確認するためメ
モリー1000内のテーブルを調べる。十分な
数のデータポートがあれば、プロセツサ101
によつてそれらはこの会議に予約され、プロセ
ツサ101は箱1705に示すように確認広報
メツセージを発信者に送るようデータストア1
25に命令を送信する。
十分なポートが利用可能であれば、データポ
ートの予約に関する動作シーケンスは、音声ブ
リツジポートの予約に関して上述したような動
作系列と同様である。これは第17図で行なわ
れるが、本発明を完全に理解するにはさらに説
明する必要はない。
次にNSCプロセツサ101は発信者が箱1
715に示したように第1の音声会議参加者の
電話機に割り当てられた電話番号をダイヤルす
るように要求する広報メツセージが発信者に再
生するようデータストア125に命令する。説
明に用いる本実施例では、音声会議参加者の電
話番号は1−NPA−N××−××××の形を
とり、1つの接頭辞はこれがブリツジに加えら
れる参加者であることを示し、NPAは3デイ
ジツトの地域コード、N××−××××は3デ
イジツトの局コードおよび会議参加者の電話番
号である。本実施例でデータ端末に割当てられ
た電話番号は特別な形をとり前にナンバー印
(#)が付きデイジツトは9988である。典型的
な電話機およびデータ端末に割当てられた電話
番号の例は第1図に示されている。
各参加者の電話番号はデイジツト1によつて
先行されていることに注意されたい。これによ
つて電話機のダイヤル(すなわち、プツシユキ
ー)のその他のデイジツトを次に説明するよう
に制御信号として行いることができる。
発信者は箱1800に示すように接頭辞1を
ダイヤルしそれに続いて第1の音声会議参加者
の10のデイジツトコード(箱1810から18
11)をダイヤルすると仮定する。音声受信器
138はまだ会議発信者に接続しているから、
これらのデイジツトは音声受信器によつて集め
られ、プロセツサ101に送られる。NSCプ
ロセツサ101は発信者によつてダイヤルされ
た数を記録し、あとで用いるために特定の会議
とそれをメモリ内で関連付け、そしてCCIS終
端装置126およびリンク132を介して市外
交換システム102にサービス要求を送信す
る。さらにプロセツサ101は市外交換システ
ムへT1リンク131の空き中継線(すなわち
タイムスロツト)を選択する。呼ばれた参加者
の電話番号はリンク132に送られ(箱181
2)、そして市外交換システム102はネツト
ワーク上を周知の方法で呼ばれた会議参加者の
電話機へ呼びを向けることで応答する。
参加者が答えると(箱1814)、会議発信
者が使つている中継線はタイムスロツト入れ替
え装置を介して参加者を呼び出すのに使われて
いる中継線に接続される。このモードでは、発
信者は参加者とプライベートに話しをすること
ができ、会議の呼び出しが行なわれつつあるこ
と、そして参加者がブリツジに加わることなど
を通知する。このとき発信者は参加者をブリツ
ジに加えるため自分のプツシユキーのナンバー
印(#)のボタンを押下する。
参加者を加える前に、プロセツサ101はど
のようなタイプの会議を設定するかを確認する
ためそのメモリーに問合せを出す(箱182
2)。思い出していただきたいが、会議発信者
は音声のみ、データのみ、あるいは複合音声/
データ会議の確立を選ぶことができる。このと
きプロセツサは、音声参加者が発信者によつて
指定されたのか、音声参加者はデータ会議に加
えられないかあるいはデータ参加者は音声会議
に加えられないかということを確認するステツ
プを踏まなければならない。
こうして説明する例では、プロセツサ101
はこれが複合音声/データ会議であることを確
認し、NSCプロセツサは発信者に参加者を適
当なブリツジに加えるあるいは完全に参加者を
切離すにはどのキーを押下すればよいかについ
ての広報メツセージを入力促進するように要求
する(第20図の箱2000)命令をデータス
トア125に送る。
説明する例では、発信者は参加者を切離した
いときはデイジツト8を送信し(箱2007)、
参加者を音声ブリツジに加えたいときはデイジ
ツト2(箱2003)を送信し、参加者をデー
タブリツジに加えたいときにはデイジツト4
(箱2006)を送信する。参加者が音声参加
者であり発信者が箱2003に示すようにデイ
ジツト2を送信すると仮定すれば、プロセツサ
101は呼ばれた参加者が音声の利用者であり
(箱2008)、参加者がブリツジに加えられる
前に切断されていないことをメモリーから確認
する。
会議発信者から送信されるデイジツト2に応
答して、プロセツサ101は、すべてのポート
の状態の表示を持つているメモリーから空きの
音声ポートを選択し、参加者が選択されたポー
トで呼ばれた中継線を相互接続するようタイム
スロツト入れ替え装置124に命令を送る。さ
らに、プロセツサ101は会議および会議に追
加されるポートを識別するよう命令を制御バス
134から音声ブリツジ128へ送る。
NSCプロセツサ101は次に発信者に次の
入力促進を送るようデータストアに命令する。
この入力促進は参加者がブリツジに加えられた
ことを発信者に通知し、次の参加者をダイヤル
するかあるいは発信者が会議のブリツジに加わ
るためにボタン2を押下するよう発信者に要求
する。
会議発信者はすべての参加者が音声ブリツジ
に接続されるまで、残つている参加者に割当て
られた数をダイヤルし続ける。
発信者がデータ端末に関係した電話番号をダ
イヤルしこの端末をデータブリツジに加えたい
ときは、発信者は箱2006に示すようにデイ
ジツト4のキーを押下する。するとプロセツサ
101はこれがデータ端末機であることを確認
し、データブリツジ125にデータポートを特
定のブリツジに加えるよう命令する。これは上
述の音声ブリツジに参加者を加えるのについて
の動作と同様の方法で達成され、すなわちプロ
セツサ101は会議番号とポートを加えるよう
指示する命令をデータブリツジに送る。またプ
ロセツサ101は発信者にデータ端末からの応
答があるまで待つことを求める広報メツセージ
を再生して送るようデータストア125に命令
する。デーーブリツジは呼ばれたデータ端末と
監視信号を交換し(“ハンドシエーク”と呼ば
れることもある)、ポートが加えられたことを
プロセツサ101に報告する。その後、プロセ
ツサ101はデータストアが要求されたデータ
端末がデータブリツジに加えられたことを会議
発信者に広報する(箱2017)するようバス
134上にデータストア125に命令を送信す
る。
音声電話機とデータ端末の両方を会議ブリツ
ジに加えることに関して上に説明したイベント
のシーケンスは、すべての参加者が加えられる
まで繰返される。発信者が会議に参加する用意
ができると、発信者はプツシユキーのボタン
“2”を押下する。
デイジツト“2”を識別すると、プロセツサ
101は発信者は前に会議をしていたかどうか
を確認する(箱1900)。もしそうでなけれ
ば、プロセツサ101は、発信者に会議サービ
スで利用可能な各種のオプシヨンや制御上の特
徴を入力促進するような広報メツセージを発信
者に再生する(箱1901)ようデータストア
125に命令する。会議はすでに安定状態にあ
り、音声参加者は互いに会話をかわすことがで
き、データ装置を介してデータを交換できる。
各種の会議の回線の監視は市外交換システム1
02により切断のためモニタされる(箱190
7)。参加者のだれかが切断すると、プロセツ
サ101はプロセツサに切断を通知するメツセ
ージをリンク132上で受信する。その後プロ
セツサはこれが正しい切断であるかどうかを決
定するため会議の時間を測り始める。もしすべ
ての参加者がある時間間隔で切断すると(箱1
910および1913)プロセツサ101はデ
ータブリツジプロセツサおよび音声ブリツジプ
ロセツサに他の会議で使用できるようにそれぞ
れのブリツジの回線を切断するよう命令する。
すべての参加者がある時間間隔で切断されず発
信者が切断すると、電話会議交換手が箱191
2および第13図で示されるように呼出され
る。
要約すると、顧客が機械からの広報メツセー
ジの案内の元に音声のみ、データのみ、および
複合音声/データ会議を確立するような会議装
置について公表した。
JP50218383A 1982-05-27 1983-05-20 自動対話型会議装置 Granted JPS59500944A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US382602 1982-05-27
PCT/US1983/000780 WO1983004359A1 (en) 1982-05-27 1983-05-20 Automatic interactive conference arrangement

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59500944A JPS59500944A (ja) 1984-05-24
JPH0411061B2 true JPH0411061B2 (ja) 1992-02-27

Family

ID=22175164

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50218383A Granted JPS59500944A (ja) 1982-05-27 1983-05-20 自動対話型会議装置

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JPS59500944A (ja) 1984-05-24

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