JPH04110593A

JPH04110593A - ショーケース

Info

Publication number: JPH04110593A
Application number: JP22808990A
Authority: JP
Inventors: Shoji Kikuchi; 昭治菊地
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-08-31
Filing date: 1990-08-31
Publication date: 1992-04-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明は冷凍サイクルにより室内を冷却するコールド
室と、室内を切換自在に冷却または加熱するコールド、
ホット切換室とを上下方向に連通自在に並設するショー
ケースに係り、特に、これら両室を仕切る仕切構造を改
良したショーケースに関する。

（従来の技術）一般に、この種のショーケースとしては第７図に示すよ
うに構成されたものがあり、これは角筒状のケース本体
１の下部に、ヒートポンプ式冷凍サイクルの構成部品等
を内蔵する機械室２を設け、その上部にガラス製角筒状
のショーケース部３をそれぞれ設けている。

ショーケース部３は４本の支柱４ａ、　　４ｂ、　　４
Ｃ，４ｄ間の４側面のうち３面に透明板ガラスを嵌め込
み、残り１面を上部ガラス扉により角筒状に形成したも
のであり、室内を冷凍サイクルによる冷却と、電熱ヒー
タによる加熱とに切換かできるコールド、ホット切換室
５と、冷却専用のコールド室６とを連通自在に上下に仕
切っている。

従来、この種の仕切構造は４本の支柱４ａ〜４ｄの内方
にて仕切板７により仕切り、この仕切板７の左右側方で
あって、かつ前後一対の支柱４ａと４ｂ、４ｃと４ｄ間
の各間隙（第８図では右側部のみを図示し、他方を省略
している。）を、ダンパ８と一対のコーナ仕切板９ａ、
９ｂとにより仕切っている。

一対のコーナ仕切板９ａ、９ｂは東８図で示すようにシ
ョーケース部３内の図中前後一対の支柱、例えば４ｃ、
４ｄの一部を成すＣ状柱部４ｃａ、４ｄａの外周に、半
円状の各切欠９　ａａ、　　９　ｂａを嵌合させて固定
され、支柱４ｃ、４ｄ周りを上下方向に仕切っている。

これら一対の仕切板９ａ、９ｂの各左側端と、仕切板７
の右側端との間にはコールド、ホット切換室Ｓとコール
ド室６とを上下方向に連通せしめる連通間隙１０を形成
しており、この連通間隙１０は帯板状のダンパ８の前後
両端部を前後一対のダンパレールｌｌａ、ｌｌｂ上に摺
動自在に載置して図中左右方向に移動させることにより
、開閉するようになっている。

つまり、コールド、ホット切換室５を冷却運転するとき
に、この連通間隙１０をダンパ８の移動により開き、コ
ールド室６と連通できる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このような従来のショーケースでは各コ
ーナ仕切板９ａ、９ｂを各支柱４ａ〜４ｄ毎にそれぞれ
設ける上に、これらコーナ仕切板９ａ、９ｂと各ダンパ
レールｌｌａ、ｌｌｂとが別体であるので、これら両者
間で間隙が発生して熱リークか発生する上に、これら９
ａ、９ｂ１１ａ、ｌｌｂが小型化して細かい部品点数が
多くなる。

したかって、各コーナ仕切板９ａ、９ｂと各ダンパレー
ルｌｌａ、ｌｌｂ同士の位置決めが容易ではなく、これ
らの組付作業には細かい手作業が必要となるので、これ
ら作業が必ずしも容易ではなく作業性が低く、コスト高
を招いている。

また、各コーナ仕切板９ａ、９ｂがその切欠９ａａ、　
　９ｈａを各Ｃ状柱部４　ｃａ、　　４　ｄａに単に外
嵌することによりほぼ一点で固定されているので、その
固定の信頼性か低い。

そこでこの発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、その目的は部品点数を減少させて部品組立作業の
簡単化を図り、コスト低減を図ることができるショーケ
ースを提供することにある。

［発明の構成〕（課題を解決するための手段）この発明は従来のダンパレール１１に、コーナ仕切板９
ａ、９ｂのシール機能を持たせると共に、従来の一対の
支柱４ａ〜４ｄと仕切板７とに嵌合構造により嵌合させ
て固定するようにしたものであり、次のように構成され
る。

つまりこの発明は、室内を切換自在に冷却または加熱す
るコールド、ホット切換室と、この切換室の下方にあっ
て室内を冷却するコールド室と、前記コールド、ホット
切換室と前記コールド室とをこれら両室の支柱の内側に
て仕切る仕切板とこの仕切板の両側方かつ相互に対向す
る一対の支柱間にあって前記コールド、ホット切換室と
前記コールド室とを連通せしめる左右一対の連通部と、
これら連通部の前記支柱周りを上下方向にそれぞれシー
ルして前記仕切板と前記支柱の各嵌合部に嵌合させて固
定される前後一対のダンパレールと、これら一対のダン
パレール上を往復動してこれら一対のダンパレール間の
連通部を開閉するダンパとを設けたことを特徴とする。

（作用）この発明のダンパレールは支柱周りを上下方向にシール
する機能を有するので、従来のコーナ仕切板を省略する
ことができ、部品点数の削減を図ることができる。その
結果、組立作業の簡単化を図ることができる。

マタ、このダンパレールは支柱と仕切板とにそれぞれ嵌
合により固定されるので、その固定の確実化を図ること
ができる上に、安定性が向上する。

（実施例）以下この発明の一実施例を第１図〜第６図に基ついて説
明する。

第１図はこの発明の一実施例の要部分解斜視図であり、
図において、仕切板２１は第７図で示すコールド、ホッ
ト切換室５とコールド室６とを上下方向に仕切るもので
あり、この仕切板２１の左右両側方であって、前後一対
の支柱４ａと４ｂ。

４Ｃと４ｄ間には連通間隙２２（第１図では図示の都合
上右側部のみに図示し、他方を省略している。）か形成
され、この連通間隙２２には前後−対のダンパレール２
２ａ、２２ｂを配設している。

これら一対のダンパレール２２ａ、２２ｂは、第８図で
示す従来の一対のダンパレール１ｌａ１１ｂに、一対の
コーナ仕切板９ａ、９ｂを一体化したものであり、仕切
板２１の図中右側端から前後一対のＣ状柱部２３．２４
までの連通間隙２２にて配設され、Ｃ状柱部２３．２４
周りの空間を上下方向にシールしている。

一対のダンパレール２２ａ、２２ｂはその縦断面形状が
クランク形状を成し、その下部端部２２ａａ、　　２２
ｂ＋同士を同一水平線上に配置させると共に、その上面
上に帯板状のタンパ２５の軸方向両端部を摺動自在に載
置せしめ、ダンパ２５を図中左右方向に手動で移動させ
ることにより、一対のダンパレール２２ａ、２２ｂ間の
連通間隙２２を開閉させ、コールド、ホット切換室５と
コールド室６とを上下方向で連通させ、あるいは遮断す
るようになっている。

各ダンパレール２２ａ、２２ｂは第２図（Ａ）。

（Ｂ）、　　（Ｃ）に示すように構成され、その上部段
部２２ａｂ、　　２２ｂｂの図中右端部にてＣ状柱部２
３ａ、２３ｂの円弧状部外周面に外嵌されるほぼ半円状
の円弧切欠部２２ａｃ、２２ｂｃをそれぞれ切り欠いて
いる。

これら円弧切欠部２２ａｃ、　　２２ｂｃの底部には円
柱状の柱状突起２６ａ、２６ｂを水平方向外方にそれぞ
れ突設しており、これら柱状突起２６ａ。

２６ｂを嵌入せしめる貫通孔２７ａ、２７ｂを、各Ｃ状
柱部２３．２４に直径方向に貫通するように穿設してい
る。

また、上部段部２２ａｂ、　　２２ｂｂの下面左端部に
は２本一対の小突起２８ａ、２８ａ、２８ｂ、２８ｂを
下方に向けて垂設しており、これら小突起２８ａ〜２８
ｂをそれぞれ嵌入せしめる小孔２９・・を仕切板２１の
各取付金具３０．３０・・・にそれぞれ穿設している。

仕切板２１は第３図（Ａ）、　　（Ｂ）に示すように、
その下面の各コーナ部に取付金具３０・・・をそれぞれ
固定しており、各取付金具３０の底部内面と仕切板２１
ａの下面との間には一対のダンパレール２２ａ、２２ｂ
とダンパ２５とが上下に重ねて挿入し得る間隙を設定し
ている。

したがって、各ダンパレール２２ａ、２２ｂはその円弧
切欠２２ａｃ、２２ｂｃを各Ｃ状柱部２３２４の外周に
外嵌させると共に、さらに、各柱状突起２６ａ、２６ｂ
を各貫通孔２７ａ、２７ｂ内に嵌入させて係止させ、固
定する。

また、各ダンパレール２２ａ、２２ｂの上部段部２２ａ
ｂ、　　２２ｂｂを、仕切板２１の前後一対の各金具３
０の底部上に載置し、さらに、各小突起２８ａ〜２８ｂ
を各小孔２９内に嵌入せしめて係止し、固定する。

つまり、各ダンパレール２２ａ、２２ｂは第１図中の■
矢視方向から見たときの第４図、同じくＶ矢視方向から
見たときの第５図にも示すように、各ダンパレール２２
ａ、２２ｂの長手方向両端部を各Ｃ状柱部２３．２４と
仕切板２１とにそれぞれ固定しているので、各ダンパレ
ール２２ａ、２２ｂの固定か確実となる上に、強度か増
強する。

なお、各Ｃ状柱部２３．２４はその一対のＣ状開先端部
２３ａ、２４ａを、第６図に示すように各角筒状柱部３
１の各コーナ切欠部３１ａ内に嵌入せしめて支柱に形成
される。

この実施例がこのように構成されているので、例えば第
７図で示すコールド兼ホット室５を冷却運転する場合は
、一対のダンパ２５を各対のダンパレール２２ａ、２２
ｂ上において、仕切板２１の左右端部下面側へそれぞれ
移動させることにより、左右一対の連通間隙２２をそれ
ぞれ開く。

この・ために、開放中の一対の連通間隙２４を通してコ
ールド兼ホット室５かその下方のコールド室６に連通ず
る。

一方、各ダンパ２５を前後一対の支柱４ａ〜４ｄ間側へ
移動させることにより連通間隙２４を閉じることができ
る。

そして、この実施例では一対のダンパレール２２ａ、２
２ｂに、従来のコーナ仕切板９ａ、９ｂのシール機能を
持たせているので、従来のコータ仕切板９ａ、９ｂを省
略して部品点数の削減を図ることができる。

また、各ダンパレール２２ａ、２２ｂが従来のコーナ仕
切板９ａ、９ｂとダンパレール１１ａ。

１１ｂとを一体化しているので、これら両者間に間隙が
形成されるのを防止できるので、これら両者間の熱リー
クを防止することができる。

さらに、各ダンパレール２２ａ、２２ｂを、Ｃ状柱部２
３ａ、２３ｂと、仕切板２１の各金具とにそれぞれ嵌合
構造により嵌合させて固定するので、その固定か確実と
なる上に、その安定度が増大する。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明は、ダンパレールに、支柱
周りをシールするシール機能を持たせたので、従来のコ
ーナ仕切板を省略して部品点数の削減を図ることかでき
る。

また、ダンパレールを支柱と仕切板とにそれぞれ嵌合構
造により嵌合させて固定するのて、このダンパレールの
固定を確実化すると共に、その安定度を高めることかで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るショーケースの要部分解斜視図
、第２図（Ａ）は策１図で示すダンパレールの平面図、
第２図（Ｂ）は同図（Ａ）の右側面図、第２図（Ｃ）は
同図（Ａ）の正面図、第３図（Ａ）は第１図で示す仕切
板の下面の平面図、第３図（Ｂ）は第１図で示す仕切板
の側面図、第４図は第１図で示すダンパレールをＣ状柱
部と仕切板とに固定した状態を示す■矢視図、第５図は
同Ｖ矢視図、第６図は第４図で示すＣ状柱部に角筒状柱
部を組み付けた状態を示す■矢視図、第７図は従来のシ
ョーケースの外観斜視図、第８図は従来のショーケース
の一部拡大分解斜視図である。５・・・コールド兼ホット室、６・・・コールド室、２
１・・・仕切板、２２ａ、２２ｂ・・・ダンパレール、
２３ａ、２３ｂ・・・Ｃ状柱部、２４・・・連通間隙、
２５・・・ダンパ、２６ａ、２６ｂ−・・柱状突起、２
７ａ。２７　ｂ−・・貫通孔、２８ａ、２８ｂ−・・小突起、
２９・・小孔、３０・・・取付金具。出願人代理人　　　波　多　野　　　久第１図第図

Claims

【特許請求の範囲】

室内を切換自在に冷却または加熱するコールド、ホット
切換室と、この切換室の下方にあって室内を冷却するコ
ールド室と、前記コールド、ホット切換室と前記コール
ド室とをこれら両室の支柱の内側にて仕切る仕切板とこ
の仕切板の両側方かつ相互に対向する一対の支柱間にあ
って前記コールド、ホット切換室と前記コールド室とを
連通せしめる左右一対の連通部と、これら連通部の前記
支柱周りを上下方向にそれぞれシールして前記仕切板と
前記支柱の各嵌合部に嵌合させて固定される前後一対の
ダンパレールと、これら一対のダンパレール上を往復動
してこれら一対のダンパレール間の連通部を開閉するダ
ンパとを設けたことを特徴とするショーケース。