JPH04110435U - 結束装置 - Google Patents

結束装置

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JPH04110435U
JPH04110435U JP1105691U JP1105691U JPH04110435U JP H04110435 U JPH04110435 U JP H04110435U JP 1105691 U JP1105691 U JP 1105691U JP 1105691 U JP1105691 U JP 1105691U JP H04110435 U JPH04110435 U JP H04110435U
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JP
Japan
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stock
packer
stock alignment
waste straw
alignment plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP1105691U
Other languages
English (en)
Inventor
龍一 山本
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1105691U priority Critical patent/JPH04110435U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排ワラを結束空間に掻き込むパッカと、株元
揃え板との作動タイミングを考慮して、結束空間内の排
ラワの株元揃えを良好に行う。 【構成】 排ワラの稈身方向に対して交差する方向で往
復駆動されて排ワラを結束空間S内に掻き込むパッカ3
と、結束空間S内の排ワラの稈身方向に沿って往復駆動
される株元揃え板10とを備えた結束装置において、パ
ッカ3の掻き込み動作と株元揃え板10の株元揃え方向
への移動動作とが背反的に行われるよう、パッカ3の駆
動系と株元揃え板10の駆動系とを連係する連係手段1
5を設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、排ワラの稈身方向に対して交差する方向で往復駆動されて排ワラを 結束空間内に掻き込むパッカと、前記結束空間内の排ワラの稈身方向に沿って往 復駆動される株元揃え板とを備えた結束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の結束装置としては、例えば実開平2−123834号公報に開示され た構造のものが知られており、結束空間に集束した排ワラの株元を株元揃え板で たたくことで株元を揃えて、結束ワラに乱れが生じないようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のものにあっては、排ワラを結束空間に掻き込むパッカの 作動周期と、株元揃え板の作動周期とが互いに同期するように構成されていなか ったため、パッカの掻き込みによって排ワラが押圧されている状態で株元揃え板 が排ワラ株元をたたく場合があり、その場合には株元が揃えにくく、株元揃えが 不十分なまま結束される虞れが大であった。
【0004】 本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、結束空間内の排ワラの株 元揃えを良好に行うことのできる結束装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる結束装置は、上記目的を達成するために、冒記構造のものにお いて、前記パッカの掻き込み動作と前記株元揃え板の株元揃え方向への移動動作 とが背反的に行われるよう、前記パッカの駆動系と、前記株元揃え板の駆動系と を連係する連係手段を設けてあることを特徴構成とする。
【0006】 又、前記株元揃え板における前記結束空間への排ワラの供給方向での下手側部 分の重量を上手側部分の重量より大きく設定してあるものでも良い。
【0007】 かかる特徴構成による作用効果は次の通りである。
【0008】
【作用】
すなわち、パッカの駆動系と、株元揃え板の駆動系とを連係する連係手段によ って、パッカの掻き込み動作と株元揃え板の株元揃え方向への移動動作とが背反 的に行われるから、株元揃え板で株元揃えが行われるときパッカの掻き込みはな されないことになって、排ワラがパッカで押圧されていないときのみ株元揃えす ることになる。
【0009】 又、株元揃え板における結束空間への排ワラの供給方向での下手側部分の重量 を上手側部分の重量より大きく設定することで、結束空間へ集束した重量的に大 となった排ワラに対する株元揃えは、重量的に大となって株揃え作用力を大きく 発揮できる株元揃え板の下手側部分で行え、結束空間への供給直前の排ワラに対 する株元揃えは、軽量の上手側部分で軽度に行うことができるようになる。
【0010】
【考案の効果】
従って、排ワラがパッカで押圧されていないときのみ株元揃えするから、排ワ ラの稈方向での移動が円滑であって、株元揃えが良好になされる。 又、結束空間に集束して株元揃えに対する抵抗が大きい排ワラには株元揃え作 用力を大きくし、結束空間へ供給される途中の株元揃えに対する抵抗の小さい排 ワラには株元揃え作用力を小さくして、排ワラにおける株元揃え作用に対する抵 抗の度合に応じた適切な株元揃えもでき、より一層良好に株元揃えができるに至 った。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1及び、図2に、ハーベスタの後部に備えられた排ワラ束結束用の結束装置 Aを示している。この結束装置Aは、脱穀装置1から車体の側方に向けて延設し た支持フレーム2に対して取付けている。
【0013】 結束装置Aは、結束空間Sの下方に、脱穀処理されたワラ束T・・を結束空間S に掻き込むパッカ3、結束空間Sに集束された多数のワラ束T・・に紐を巻き付け るニードル4、結束作動を開始させる感知ドア5等を備えた伝動ケース6を配設 している。一方、結束空間Sの上方には、ワラ束T・・に巻き付けられた紐を結ぶ ビル7、紐の端部を保持しかつ巻き付けられた紐を切断する紐ホルダ8等を備え た伝動フレーム9を、伝動ケース6のチェーンケース部6aの上部から片持ち状 で配設している。
【0014】 また、結束装置Aは、図3に示すように、結束空間S内に供給されたワラ束T・・ の株元をたたいて揃えるための株元揃え板10を、前記パッカ3の駆動軸3a に連係された状態で、前記支持フレーム2の前端部2Aに、左右方向に沿う軸心 周りに揺動可能に枢支して設けている。
【0015】 すなわち、パッカ3の駆動軸3aと平行配置されかつこの駆動軸3aよりギア を介して伝動される動力取出軸11を伝動ケース6から前方に延出し、この動力 取出軸1の端部に設けたアーム12と、株元揃え板10を揺動可能に片持ち支持 する支持稈13とをクランク機構14を介して連動連結するよう構成している。 そして、駆動軸3aの1回転、つまり、パッカ3の掻き込みにおける1往復動作 で株元揃え板10の株元における1往復動作がなされるよう同期させてある。さ らに、クランク機構14によるアーム12と支持稈13との連係構造によって、 パッカ3がワラ束Tを結束空間Sへ掻き込む動作のとき株元揃え板10がワラ束 Tの株元から離れる方向へ移動し、パッカ3が結束空間Sより退避する動作のと き株元揃え板10がワラ束Tの株元揃え方向へ移動するように、つまりパッカ3 の掻き込み動作と株元揃え板10の株元揃え方向への移動動作とが背反的に行わ れるように構成している。ここで、駆動軸3a、動力取出軸11、アーム12、 クランク機構14及び支持稈13は連係手段15を構成するものである。尚、ク ランク機構14のクランクアーム14aは、株元揃え板10の往復移動範囲を調 節できるよう、その長さ調節を行えるようにしてある。
【0016】 また、株元揃え板10は、図3に示すように、結束空間Sへのワラ束Tの供給 方向での下手側に位置する下手側部分10Aに荷重増大用の金属板16を固着し てあり、これにより、株元揃え板10の下手側部分10Aの重量が株元揃え板1 0の上手側部分10Bの重量より大きくなるよう構成されている。従って、結束 空間Sに集積して重量が大となったワラ束T・・に対する株元揃えは動慣性の大な る株元揃え板10の下手側部分10Aで行い、結束空間Sへ供給される途中のワ ラ束Tに対する株元揃えは動慣性の小なる株元揃え板10の上手側部分10Bで 行う。
【0017】 さらに、株元揃え板10を支持フレーム2の前端部2Aとともに結束装置Aに 対してワラ束Tの稈身方向で位置変更できるように、支持フレーム2における結 束装置Aの支持部2Bのパイプフレーム2bに前端部2Aのフレームロッド2a を内嵌すると共に、支持部2Bがわに固設した雌ねじ部材17に、前端部2Aに 枢着された雄ねじ部材18を螺入させてあり、この雄ねじ部材18を回動操作す るためのクランクハンドル19を雄ねじ部材18の端部に設けている。
【0018】 本考案は次のように実施しても良い。 (イ) パッカが結束空間から退避する動作を行っているとき、株元揃え板が株 元揃え動作を2回以上行い、パッカが掻き込み動作を行っているとき、株元揃え 板が株元揃え動作を停止するようにすること。 (ロ) コンバインの排ワラ結束装置に対して適用すること。
【0019】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】結束装置を示す側面図
【図2】結束装置を示す平面図
【図3】パッカと株元揃え板を示す斜視図
【符号の説明】
3 パッカ 10 株元揃え板 10A 下手側部分 10B 上手側部分 S 結束空間

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排ワラの稈身方向に対して交差する方向
    で往復駆動されて排ワラを結束空間(S)内に掻き込む
    パッカ(3)と、前記結束空間(S)内の排ワラの稈身
    方向に沿って往復駆動される株元揃え板(10)とを備
    えた結束装置において、前記パッカ(3)の掻き込み動
    作と前記株元揃え板(10)の株元揃え方向への移動動
    作とが背反的に行われるよう、前記パッカ(3)の駆動
    系と、前記株元揃え板(10)の駆動系とを連係する連
    係手段(15)を設けてあることを特徴とする結束装
    置。
  2. 【請求項2】 前記株元揃え板(10)における前記結
    束空間(S)への排ワラの供給方向での下手側部分(1
    0A)の重量を上手側部分(10B)の重量より大きく
    設定してある請求項1記載の結束装置。
JP1105691U 1991-03-05 1991-03-05 結束装置 Pending JPH04110435U (ja)

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JP1105691U JPH04110435U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 結束装置

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JP1105691U JPH04110435U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 結束装置

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JPH04110435U true JPH04110435U (ja) 1992-09-25

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ID=31900614

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JP1105691U Pending JPH04110435U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 結束装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617026A (ja) * 1984-03-22 1986-01-13 ゲルトユルゲン・エツコルド 金属薄板の接合方法とその装置ならびに金属薄板の接合構造
JPS633723A (ja) * 1986-06-21 1988-01-08 セイレイ工業株式会社 コンバイン用結束機の株元揃え装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617026A (ja) * 1984-03-22 1986-01-13 ゲルトユルゲン・エツコルド 金属薄板の接合方法とその装置ならびに金属薄板の接合構造
JPS633723A (ja) * 1986-06-21 1988-01-08 セイレイ工業株式会社 コンバイン用結束機の株元揃え装置

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