JPH04108194U - 洗浄ボール選別装置 - Google Patents

洗浄ボール選別装置

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JPH04108194U
JPH04108194U JP562191U JP562191U JPH04108194U JP H04108194 U JPH04108194 U JP H04108194U JP 562191 U JP562191 U JP 562191U JP 562191 U JP562191 U JP 562191U JP H04108194 U JPH04108194 U JP H04108194U
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JP
Japan
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flow path
balls
cleaning
pass
diameter
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Withdrawn
Application number
JP562191U
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English (en)
Inventor
文夫 田中
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 洗浄ボールを循環させることによって熱交
換器のチューブ内を洗浄する洗浄装置において、同装置
を停止させることなく摩耗した洗浄ボールを選別回収す
る。 【構 成】 本装置は、前記洗浄装置の循環流路に付設
されるものであって、その面積のほぼ半分に摩耗して小
径となった洗浄ボールのみ通過可能の部分を有し他のほ
ぼ半分に摩耗していない正常径の洗浄ボールの通過可能
の部分を有し前記小径ボールのみ通過可能な部分を上流
側として前記循環流路に傾斜固定された少くとも1枚の
選別プレート、前記循環流路の前記プレートの小径ボー
ルのみ通過可能部分の下流側から分岐し他端が再び同循
環流路に合流する分岐流路、およびその前後に締切り手
段を備えて前記分岐流路内に設けられた洗浄ボール収納
手段から構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、復水器等の熱交換器のチューブ洗浄装置の中に組み込んで自動的に 摩耗した不要ボールを回収することを目的とする洗浄ボール自動選別装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は洗浄ボールの摩耗をモニタリング(自動/マニアル)した後、洗浄装置 の運転を止め、ボールコレクターの蓋を開放し、中にあるボールをふるいにかけ 摩耗等で使用限度以下に小さくなっているボールを手作業にて取り除いていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術では洗浄装置の運転停止が長時間となり、又、保守要員の手がかか っていたが、本考案は、ボール選別を装置運転中に行なうことにより時間の短縮 を図ろうとするものである。又、選別されたボールについては、取り替えを容易 にする為、洗浄ボール回収部を設け、バッチ的に処理することとしたものである 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決したものであり、洗浄ボールを循環させることによっ て熱交換器のチューブ内を洗浄する洗浄装置の循環流路に付設されるものであっ て、その面積のほぼ半分に摩耗して小径となった洗浄ボールのみ通過可能の部分 を有し他のほぼ半分に摩耗していない正常径の洗浄ボールの通過可能の部分を有 し前記小径ボールのみ通過可能な部分を上流側として前記循環流路に傾斜固定さ れた少くとも1枚の選別プレート、前記循環流路の前記プレートの小径ボールの み通過可能部分の下流側から分岐し他端が再び同循環流路に合流する分岐流路、 およびその前後に締切り手段を備えて前記分岐流路内に設けられた洗浄ボール収 納手段から構成されることを特徴とする洗浄ボール選別装置に関するものである 。
【0005】
【作用】
摩耗によって小径となったボールの一部のものは選別プレートの小径ボールの み通過可能部分から分岐流路を経て洗浄ボール収納手段に回収される。摩耗して いない大径のボールと、摩耗した小径ボールの残りのものは、正常径ボールの通 過可能部分を経て下流へ流される。選別プレートと分岐部が多段に設けられてい る場合は、順次下流側の選別プレートで摩耗した小径ボールが回収される。選別 プレートが1段のみの場合は、ボールが循環して再度その選別プレートに到達し た時その一部が回収される。収納手段に回収されたボールは分岐流路を締切り手 段によって閉じて取り除かれる。この時も循環流路自体は運転を継続したままで ある。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の縦断面図、図2は同実施例の横断面図である。図1 において、8は水および洗浄ボールが通る循環流路、1は同循環流路内に設けら れた第1選別プレートである。この選別プレートは図2に示すように、上半部に は複数の大径孔12が、下半部には複数の小径孔13が設けられている。図1に おいて、10は第1選別プレート1の下半部に接続して分岐する分岐管、9は同 分岐管に連り、他端において前記循環流路に連る分岐流路、7は前記第1選別プ レート1の中央部に接続する流れ方向制御板、2は前記循環流路の、第1選別プ レート1の下流に設けられている第2選別プレートである。この第2選別プレー ト2においては大径孔と小径孔の位置が、第1選別プレート1とは逆になってい る。11は同第2選別プレートの上半部に接続して分岐し、他端において前記分 岐流路9に合流する分岐管、4は分岐流路9の上記合流点の下流に設けられた入 口弁、3はその下流に設けられた収納バスケット、5はその下流に設けられた出 口弁、6は入口弁4の上流側と出口弁5の下流側の差圧を計る差圧計である。
【0007】 前記大径孔12は摩耗していないボールの径より十分大きい径の孔であり、し たがって摩耗していないボールと摩耗したボールとは共に通過可能である。前記 小径孔13は摩耗して使用不可能となったボールの径より若干大きい径の孔であ り、したがって摩耗したボールのみ通過可能であり、使用可能なボールは通過す ることができない孔である。大径孔のある側を通過域、小径孔のある側を選別域 と呼ぶ。第1選別プレート、第2選別プレート共に、選別域が上流側となるよう に傾斜させて、フランジによって着脱可能に取り付けてある。
【0008】 上記の装置において、チューブ等のクリーニングを終了した洗浄ボールはまず 上流側の第1選別プレート1により再使用可能分と使用不可能分とに1次選別さ れる。選別プレートは半分は選別域とし、使用限度サイズよりごくわずか大きい 孔で構成している。あと半分はシステム内圧損を減じ、又ボールのつまり防止の ため通過域とし、ボールサイズより充分大きい孔を有する。上流側の第1選別プ レートの選別域から分岐管を経由したボールは、洗浄ボール収納バスケット3へ 流れ込み交換を待つ。
【0009】 次に前記第1選別プレート1の通過域を通った洗浄ボールは流れ方向抑制板7 にて方向性を持たせ、後流側の第2選別プレート2へ流れ込み、選別される。以 上の作用により再使用不可能の洗浄ボールは洗浄ボール収納バスケット3に貯め られ一括交換される。
【0010】 バスケットの交換の目安及びシステム監視の為、差圧計6にて監視を行なう。 また、据付、交換を考慮し、選別プレート1,2及び洗浄ボール収納バスケット 3は全てフランジにより脱着可能とし、操作、交換を容易にしている。
【0011】 以上詳述した本実施例によって、洗浄ボールの選別が運転中にシステム内の流 れにより自然に行われ、省力化が図られる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の洗浄ボール選別装置は、その面積のほぼ半分に摩耗して小径となった 洗浄ボールのみ通過可能の部分を有し他のほぼ半分に摩耗していない正常径の洗 浄ボールの通過可能の部分を有し前記小径ボールのみ通過可能な部分を上流側と して前記循環流路に傾斜固定された少くとも1枚の選別プレート、前記循環流路 の前記プレートの小径ボールのみ通過可能部分の下流側から分岐し他端が再び同 循環流路に合流する分岐流路、およびその前後に締切り手段を備えて前記分岐流 路内に設けられた洗浄ボール収納手段から構成されているので、洗浄装置の運転 を停止することなく摩耗した洗浄ボールを選別回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の縦断面図。
【図2】同実施例の横断面図。
【符号の説明】
1 第1選別プレート 2 第2選別プレート 3 収納バスケット 4 入口弁 5 出口弁 6 差圧計 7 流れ方向抑制板 8 循環流路 9 分岐流路 10 分岐管 11 分岐管 12 大径孔 13 小径孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄ボールを循環させることによって熱
    交換器のチューブ内を洗浄する洗浄装置の循環流路に付
    設されるものであって、その面積のほぼ半分に摩耗して
    小径となった洗浄ボールのみ通過可能の部分を有し他の
    ほぼ半分に摩耗していない正常径の洗浄ボールの通過可
    能の部分を有し前記小径ボールのみ通過可能な部分を上
    流側として前記循環流路に傾斜固定された少くとも1枚
    の選別プレート、前記循環流路の前記プレートの小径ボ
    ールのみ通過可能部分の下流側から分岐し他端が再び同
    循環流路に合流する分岐流路、およびその前後に締切り
    手段を備えて前記分岐流路内に設けられた洗浄ボール収
    納手段から構成されることを特徴とする洗浄ボール選別
    装置。
JP562191U 1991-02-13 1991-02-13 洗浄ボール選別装置 Withdrawn JPH04108194U (ja)

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JP562191U JPH04108194U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 洗浄ボール選別装置

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JPH04108194U true JPH04108194U (ja) 1992-09-18

Family

ID=31898842

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP562191U Withdrawn JPH04108194U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 洗浄ボール選別装置

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JP (1) JPH04108194U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102618481B1 (ko) * 2023-06-12 2023-12-28 주식회사 일렉트리코 복수기 세정장치용 스폰지 불량볼 선별기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102618481B1 (ko) * 2023-06-12 2023-12-28 주식회사 일렉트리코 복수기 세정장치용 스폰지 불량볼 선별기

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950518