JPH0410609Y2 - - Google Patents

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JPH0410609Y2
JPH0410609Y2 JP1983142395U JP14239583U JPH0410609Y2 JP H0410609 Y2 JPH0410609 Y2 JP H0410609Y2 JP 1983142395 U JP1983142395 U JP 1983142395U JP 14239583 U JP14239583 U JP 14239583U JP H0410609 Y2 JPH0410609 Y2 JP H0410609Y2
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JP
Japan
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elastic body
platen
hardness
blade
doctor blade
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JP1983142395U
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JPS6049572U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は複写機、プリンターなどの転写ドラム
(プラテンロール)の表面の汚れを清掃するプラ
テン用ドクターブレードに関するものである。 従来、この種のブレードとしては通常、板状の
単層弾性体を金具に突出して取付け、突出した弾
性体先端部を回転するロール表面に接触させてロ
ール表面の汚れを清掃することが行われているが
この場合ブレード自体が硬過ぎるとプラテンロー
ルを損傷又は摩耗する問題があり、又、逆に軟か
過ぎるとブレード自体が変形しプラテンロール表
面の汚れ清掃機能を充分に果し得ない問題があ
る。 又、2層構造の軟質部と硬質部を一体化して成
るブレードにおいてはその成型品が軟質材料と硬
質材料の成型収縮率のちがいにより、そりが生じ
ブレードの生命線とも云える直線性を得るのが困
難な欠点を有していた。 本考案は上述の如き問題に着目し、これを改善
すべく考案したもので、その特徴とするところは
硬度40〜70°のポリウレタン軟質弾性体、硬度96°
以上のポリウレタン硬質弾性体、前記と同じ軟質
弾性体を積層し1体化した多層弾性構造体をプラ
テンロールに接触せしめる如く構成せしめた点に
ある。 以下、本考案に係るプラテン用ドクターブレー
ドの具体的な実施例について更に添付図面を参照
しつつ詳細に説明する。 第1図及び第2図は本考案に係るプラテン用ド
クターブレードの各1例を示す側面図で、図にお
いてRは軟鋼、アルミニウム、ステレンスなどの
金属円筒体外周面に弾性体を被覆したプラテンロ
ールを示す。 一方、Bは本考案の要部をなすドクターブレー
ドであり、例えば厚さ2mm、硬さ40〜70°位のポ
リウレタン、ゴムよりなる板状の軟質弾性体1
と、厚さ4mm、硬度96°以上のポリウレタン。ゴ
ムよりなる板状の硬質弾性体2と、厚さ2mm、硬
さ40〜70°位のポリウレタン、ゴムよりなる軟質
弾性体3とを積層一体化した多層弾性構造体から
なり、前記プラテンロールRの外周面に該構造体
の軟質先端部を接触する如くして設置されてい
る。 ここで、前記使用する板状の各弾性体の硬度と
しては、通常、軟質弾性体で40〜70°、硬質弾性
体で96°以上が好適であり、ドクターブレードの
厚さ等を考慮して適宜選定変更することが可能で
ある。 なお硬度はシヨアーA硬度を示す。 叙上のように三重構造の多層弾性構造体よりな
るドクターブレードBは使用時、、これを取付具
Mに取付けるに際しては軟質弾性体1及び3の先
端部合計4箇所をプラテンロールRの表面と接触
して設置し、用いられる。そしてこれによつてプ
ラテンロールRが矢印方向に回転するとき、硬質
弾性体2の補強効果によりプラテンロールRとの
接触による軟質弾性体1の変形を防止すると共に
プラテンロールRの表面を損傷することなくロー
ル表面の汚れをスムーズに清掃除去することがで
きる。 又、前記ブレードBはその材質、構成寸法、使
用条件
【回転速度、押え力】などによりその形状
は都度適宜変更することが可能であることは勿論
である。 以上詳述した如く、本考案に係るプラテン用ド
クターブレードは所要各硬度のポリウレタン弾性
体を用いプラテンロールとの接触面に板状の軟質
弾性体を、又ブレードの中心部は硬質弾性体を、
そしてロールと非接触の板状表面を軟質弾性体と
した三重構造のバランスのとれた多層弾性構造体
よりなるものであるから従来のブレードのような
そりもなくなり、ブレードの生命線とも云える稜
線精度もよくなつてプラテンロール駆動時にロー
ル表面との接触によるブレードの軟質弾性体の変
形ならびにロール表面の破損を防止し、ロール表
面をより効果的に清掃し得ると共に同質のポリウ
レタン弾性体の三重構造であるため多層間の接着
も頗る良好で剥離の恐れはなく、しかも軟質ポリ
ウレタンが摩耗し、硬質ポリウレタンがプラテン
ロールに当接しても金属と異なり該ロールを傷つ
けることもないなどの効果を有し、ブレードの4
箇所を使用可能にした構造のブレードにあつては
従来のブレードに比しより実用上、優れたプラテ
ン用ドクターブレードである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るプラテン用ド
クターブレードの各例を示す側面図である。 R……プラテンロール、M……取付具、B……
ドクターブレード、1……軟質弾性体、2……硬
質弾性体、3……軟質弾性体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 プラテンロールに接して取り付けられるドク
    ターブレードにおいて、該ブレードを硬度(シ
    ヨアーA硬度、以下同じ)40°〜70°のポリウレ
    タン軟質弾性体、硬度96°以上のポリウレタン
    硬質弾性体、更に前記ポリウレタン軟質弾性体
    を積層し一体化せしめた多層弾性構造体にて形
    成し、かつ軟質弾性体を前記プラテンロール面
    に接触せしめるよう構成せしめたことを特徴と
    するプラテン用ドクターブレード。 2 軟質弾性体を表裏両面に突出させ、両面4箇
    所の使用を可能にした実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のプラテン用ドクターブレード。
JP14239583U 1983-09-14 1983-09-14 プラテン用ドクタ−ブレ−ド Granted JPS6049572U (ja)

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JP14239583U JPS6049572U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 プラテン用ドクタ−ブレ−ド

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JP14239583U JPS6049572U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 プラテン用ドクタ−ブレ−ド

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JPS6049572U JPS6049572U (ja) 1985-04-08
JPH0410609Y2 true JPH0410609Y2 (ja) 1992-03-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4570387B2 (ja) * 2003-04-17 2010-10-27 株式会社リコー クリーニング装置及びそれを具えた画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57108259U (ja) * 1980-12-25 1982-07-03

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JPS6049572U (ja) 1985-04-08

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