JPH04103951A - 壁構造 - Google Patents

壁構造

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JPH04103951A
JPH04103951A JP2218251A JP21825190A JPH04103951A JP H04103951 A JPH04103951 A JP H04103951A JP 2218251 A JP2218251 A JP 2218251A JP 21825190 A JP21825190 A JP 21825190A JP H04103951 A JPH04103951 A JP H04103951A
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JP
Japan
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air
space
wall
conditioned air
indoor space
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JP2218251A
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Yukimori Ando
安藤 幸盛
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、室内空間を区画する構造壁に、これを覆うよ
うに内装壁を設けた壁構造に係り、特に、室内空間に均
一に調和空気を峡き出させるための壁構造に関する。
(従来の技術) 従来、室内空間に温度、湿度等を調整した調和空気を供
給する方式としては、個人住宅等の比較的小規模のもの
では、各室に個別に空調装置を設置する方式が一般的で
あり、また、事務所ビル等の比較的大規模のものでは、
1ケ所に集中して空調装置を設置し、この空調装置で調
整した調和空気を金属製の中空箱体を継ぎ合わせた構造
のダクトを通じて各室内空間に供給する方式が一般的で
ある。
この内、ダクトを用いて室内空間に調和空気を供給する
方式についてその概略を述べると、第4図に示すように
、室内空間20の壁面あるいは天井面に沿って縦ダクト
21およびこれに接続して水平ダクト22が配設され、
空調装置から供給される調和空気Aはこれらのダクト2
1.22を介して、室内空間20の壁面あるいは天井面
に設けられた調和空気吹出口23から室内空間20に供
給されるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述したようなダクトを使用した調和空
気供給方式では、一般に調和空気吹出口23の設置個所
が、第4図に示したごとく、壁面あるいは天井面の一部
に限定されるので、室内空間20全体に亘って均一に調
和空気を供給できないという問題があった。すなわち、
室内空間20に調和空気Aが行き届かない空気溜りが生
じてしまうという難点があった。また、この問題点を解
消するために、調和空気吹出口23の設置個所を増やそ
うとすると、室内空間20の壁面あるいは天井面に沿っ
てダクト21.22を複雑に引き回さねばならないので
、ダクト21.22の設計及び施工が極めて煩雑になる
という別の問題点が生じる。
(課題を解決するための手段) 本発明は、室内空間を区画する構造壁に、これを覆うよ
うに内装壁を設けた壁構造において、上記構造壁との間
に調和空気の給気空間を形成するために、該構造壁から
上記室内空間側に間隔を隔てて上記内装壁を配設し、該
内装壁に複数の吹出口を形成すると共に、上記給気空間
内に、上記吹出口と上記構造壁との間に介在させて該吹
出口に調和空気を案内する案内部材を設けたことを特徴
とする。
(作 用) 本発明の作用について述べると、構造壁から室内空間側
に間隔を隔てて内装壁が配設されて、構造壁と内装壁と
の間に調和空気の給気空間が形成されるので、調和空気
誘導用のダクトを設ける必要がない。すなわち、ダクト
レスとすることができる。
そしてこのダクトレスの給気空間を形成する内装壁に複
数の調和空気吹出口を形成したので、室内空間に均一に
調和空気を供給することができる。
殊に、給気空間内に吹出口へ調和空気を案内する案内部
材を設けたので、各々の吹出口から円滑に室内空間へ向
けて調和空気を吹き出させることができる。また、案内
部材は給気空間内で吹出口と構造壁との間に介在するよ
うに配置されるので、室内空間から吹出口を通して構造
壁の表面が見えてしまうことを防止でき、室内の美観を
良好に保つことができる。
(実施例) 以下に、本発明の好適実施例を添付図面を参照して説明
する。
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図、第2図はそ
の一部破断斜視図である。
構造壁2で区画される室内空間1には、構造壁2から室
内空間1側に間隔を隔てて、内装壁3が構造壁2を覆う
ように配設されている。そしてこのように間隔を隔てた
これら構造壁2と内装壁3との間には、給気空間4が形
成されており、空調装置から供給される調和空気Aはこ
の空間4を流通するようになっている。図示例では、天
井部構造材7から室内空間1側に間隔を隔てて内装天井
8が配設されており、調和空気Aは、天井部構造材7と
内装天井8との間に形成された給気空間4aを介して天
井側から壁面部の給気空間4へ供給される。
内装壁3にはその全面に亘って複数の調和空気吹出口5
が設けられている。図示例では、吹出口5は内装壁3の
鉛直方向に間隔を隔てて設けられた複数の水平方向に長
いスリット状の開口部として形成されている。
給気空間4には、調和空気Aを吹出口5へ案内するため
の案内部材6が各吹出口5それぞれに設けられている。
図示例では、これらの案内部材6は内装壁3と一体に成
形されて平板状に形成されており、各吹出口5の長手方
向全長に亘って配設されている。また、本実施例では、
第1図に示すように、調和空気Aが内装壁3上方の天井
側の給気空間4aから供給されるため、各案内部材6は
給気空間4において、各吹出口5の下縁部から構造壁2
側に向かって斜め上方に傾斜させて設けられており、そ
の上端部は対応する吹出口5の上縁部の上方まで達する
ように形成されている。従って、室内空間1側から見る
と、各吹出口5と構造壁2との間に案内部材6が介在す
る構成となっている。
次に、本実施例の作用について説明する。
図示例に示すように、室内空間1の上方の天井部給気空
間4aから導入される調和空気Aは、構造壁2と内装壁
3とで形成される給気空間4全体に行き渡るので、別に
調和空気Aを誘導するためのダクトを設置する必要がな
く、ダクトレスとすることができる。また、この給気空
間4は、調和空気Aの流通経路となるだけでなく、室内
空間1に引き込まれる通信・電源系統等の配線、あるい
は給排水、ガス等の配管のためのスペースとしても活用
することができる。
内装壁3には、その全面に亘って複数の調和空気吹出口
5が設けられているので、給気空間4に導入された調和
空気Aはこれら吹出口5が形成された内装壁3の全面か
ら室内空間1へ均一に吹き出され、室内空間1に調和空
気Aが行き届かず空気が滞留してしまう空気溜りが生じ
るのを防ぐことができる。
また、給気空間4には案内部材6が設けられているので
、調和空気Aは各吹出口5へ円滑に案内される。図示例
では、室内空間1の天井側から調和空気Aが導入される
構成について示したが、調和空気Aが法例から給気空間
4へ上方に向かって導入される場合には、案内部材6を
図示例とは逆に、内装壁3の各吹出口5の上縁部から構
造壁2側へ向かって斜め下方に傾斜させる形で設ければ
、図示例と同様に、調和空気Aを各吹出口5へ円滑に案
内することができる。
また、各案内部材6の長さ、すなわち給気空間4への張
出量を伸縮可能に構成すれば、各吹出口5からの調和空
気Aの吹出量を調節することができる。さらに、各案内
部材6の内装壁3に対する傾斜角度を変えられるように
構成すれば、同じく各吹出口5からの調和空気Aの吹出
量を調節することができる。このような各案内部材6の
長さ、すなわち給気空間4への張出量、あるいは各案内
部材6の傾斜角度の制御手段と、各吹出口5から吹き出
される調和空気Aの風量計測手段および室内空間の適当
な個所の温度及び湿度計測手段とを設け、計測手段によ
る計測結果を制御手段へフィードバックするように構成
すれば、室内空間1の環境を均一に保つように、各吹出
口5からの調和空気Aの吹出量を制御することも可能で
ある。
さらに、案内部材6は室内空間1の側から見て、内装壁
3に設けられた各吹出口5と構造壁2との間に介在して
いるので、室内空間1から吹出口5を通して直接構造壁
2の表面が視認されることはない。従って、室内の美観
を損ねることはない。
加えて、室内空間1の側から見ると、案内部材6が配設
された吹出口5が内装壁3の凹部となって、内装壁3に
立体感が付与されることとなり、室内の美観を向上させ
る効果も得ることができる。
また、前述のとおり、本実施例における調和空気吹出口
5は、水平方向に長いスリット状の開口部として形成さ
れているが、この吹出口5は他の任意の開口形状として
もよく、それによって室内空間1側から見た内装壁3の
造形的効果を高め、さらに室内の美観を向上させること
も可能である。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
第3図は本発明の他の実施例を示す側断面図である。全
般的な構成は第一実施例と同様であるが、本実施例にあ
っては、平板状の案内部材6が内装壁3と独立した部材
とされ、ステー9を介して内装壁3に取り付けられてい
る。この場合、案内部材6はステー9を介して内装壁3
に固着されている。また、ステー9と案内部材6との結
合部10は、調和空気Aの吹出量調節を考慮して案内部
材6の内装壁3に対する傾斜角度を変更できるように回
転可能としてもよい。
次に本実施例の作用について説明する。
案内部材6がステー9を介して内装壁3に固着されてい
る場合には、その作用は上述の第一実施例の場合と同様
である。
案内部材6の内装壁3に対する傾斜角度を変えることが
できる構成とした場合にはこの傾斜角度を変えることに
よって、各吹出し口5から室内空間1への調和空気Aの
吹出量を調節することができる。また、上述の第一実施
例の作用において述べたと同様の手段によって、室内空
間1の環境を均一に保つように、各吹出口5からの調和
空気Aの吹出量を制御することも可能である。
(発明の効果) 以上要するに、本発明によれば、次のような優れた効果
を発揮する。
(1)室内空間を区画する構造壁から間隔を隔てて内装
壁を配設し、構造壁と内装壁との間に調和空気の給気空
間を形成して壁部分をダクトレス構造に構成すると共に
、この内装壁に複数の調和空気吹出口を設けたので、室
内空間に均一に調和空気を供給することができる。
(2)給気空間に調和空気の案内部材を設けたので、調
和空気吹出口へ調和空気を円滑に案内することができる
(3)案内部材を調和空気吹出口と構造壁との間に介在
させて設けたので、室内空間から調和空気吹出口を通し
て構造壁が視認されることを防ぎ、室内の美観を良好に
保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適一実施例を示す側断面図、第2図
は上記実施例の一部破断斜視図、第3図は本発明の他の
実施例を示す側断面図、第4図は従来技術を示す斜視図
である。 1・・・・・・室内空間     2・・・・・・構造
壁3・・・・・・内装壁 4・・・・・・給気空間(内装壁部) 4a・・・給気空間(天井部) 5・・・・・・調和空気吹出口  6・・・・・・案内
部材7・・・・・・天井部構造材   8・・・・・・
内装天井9・・・・・・ステー 10・・・ステー・案内部材結合部 A・・・・・・調和空気

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  室内空間を区画する構造壁に、これを覆うように内装
    壁を設けた壁構造において、上記構造壁との間に調和空
    気の給気空間を形成するために、該構造壁から上記室内
    空間側に間隔を隔てて上記内装壁を配設し、該内装壁に
    複数の吹出口を形成すると共に、上記給気空間内に、上
    記吹出口と上記構造壁との間に介在させて該吹出口に調
    和空気を案内する案内部材を設けたことを特徴とする壁
    構造。
JP2218251A 1990-08-21 1990-08-21 壁構造 Expired - Lifetime JP2605936B2 (ja)

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JP2605936B2 JP2605936B2 (ja) 1997-04-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125697A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Matsushita Environment Airconditioning Eng Co Ltd 空気吹出口及びそれを用いた空調方法
JP2011179712A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Ahresty Corp 空調用床吹出し口装置
CN108679815A (zh) * 2018-07-10 2018-10-19 济南舜达轨道交通设计有限公司 智能均匀送风装置及方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5548342U (ja) * 1978-09-22 1980-03-29
JPS59102732U (ja) * 1982-12-28 1984-07-11 岸田 幸男 防カビ壁

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