JPH04102666A - 窓なし居室の壁構造 - Google Patents

窓なし居室の壁構造

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JPH04102666A
JPH04102666A JP21901290A JP21901290A JPH04102666A JP H04102666 A JPH04102666 A JP H04102666A JP 21901290 A JP21901290 A JP 21901290A JP 21901290 A JP21901290 A JP 21901290A JP H04102666 A JPH04102666 A JP H04102666A
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JP
Japan
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wall structure
windowless
living room
image
display device
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JP21901290A
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English (en)
Inventor
Toshio Hasegawa
俊雄 長谷川
Hiroshi Sato
弘 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Shin Nikkei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は窓なし居室の壁構造に関し、とくに集合住宅に
おける窓なし居室の居住性改善のため画像顕示装置を設
けた壁構造に関する。本発明における画像顕示装置とは
、外部からの照明がなくとも観察できる画像を表示する
装置をいう。
【従来の技術】
土地価格の高騰に伴い集合住宅が多数建設され広く利用
されている。集合住宅の普及は必然的にその中の各戸の
面積及び部屋数の増大を伴い、同一建物内の仕切壁が増
え、窓のない壁で全周の囲まれた窓なし居室の増加傾向
か認められる。第6図は典型的な集合住宅の3LDKの
1戸の間取の例を示すが、この場合にはリビング・ダイ
ニング室LDKや台所が窓なしである。 集合住宅における窓なし居室は、戸外の環境との接触が
断たれ閉鎖的であり、居住者が戸外に目をやって気分転
換を図ることができず、居住性(アメニイティ)に欠け
る問題がある。この問題を解決するため、特開昭6.3
−268878号公報は、第7図に示す様に戸境壁50
を二重壁構造としその2重壁の間の空間Wに向けて換気
・通風・採光用の窓51等の開口を設ける構造を教示し
た。 また、本出願人の特願平1−28952号は、第8図の
様に窓なし居室40の一部を区切って植栽室45を設け
、その中に植栽物Gを置き、植栽物環境の共存による居
住性改善策を教示した。
【発明か解決しようとする課題】
しかし、従来の居住性改善方法には未解決の欠点があっ
た。即ち、上記二重構造の戸境壁50の場合には、貴重
な建屋面積の一部分が月頃の隙間となって居住空間に利
用できないだけでなく二重壁の隙間たけでは戸外環境と
の充分な接触が図れない欠点があり、上記植栽室45の
場合にも窓なし居室の居住用空間を狭める欠点かある。 従って、本発明の目的は実質上居住空間を狭めることな
く窓なし居室の居住性を改善する壁構造を提供するにあ
る。
【課題を解決するための手段】
第1図の実施例を参照するに、本発明の窓なし居室の壁
構造は、居室1の全周を囲む窓なし壁3の一部に画像顕
示装置5を設けてなる構成を用いる。 画像顕示装置5は、これを壁3に埋め込み壁体と一体の
構造とするか、又はこれを壁3の表面に着脱自在に係止
する壁掛は構造とすることができる。壁体と一体の画像
顕示装置5の場合には、いわゆるPCボード等にこれを
組込んたものとして工場生産することかできる。 第2図に断面を示す画像顕示装置5は照明器具12を有
し、外部照明なして見える画像7を表示する。照明器具
12としては高さH(第2図参照)が10口以下のもの
が市販されており、画像顕示装置5の厚さを充分に薄く
し、実質上窓なし居室1の空間を狭めないようにするこ
とかできる。 しかし、本発明の壁構造で用いる画像顕示装置5は照明
器具12を有するものに限定されず、例えば磁気テープ
や光ディスク等の記録媒体を用いた画像再生装置とそれ
により駆動される薄形陰極線管のスクリーン、液晶表示
パネル、プラズマ表示パネル、エレクトロルミネセント
・パネル等の電子光学的又はオプト・エレクトロニクス
的な画像表示手段とを有する構成のものをも含む。 好ましくは前記壁3の一部に保持部材15を固定し、画
像顕示装置5の背面に係止具13を取付け、その係止具
13により画像顕示装置5を着脱自在に前記保持部材1
5へ係止する。第2図に示す画像顕示装置5の一実施例
は、一対のローラ11を平行に離隔して回転自在に枢支
する枠体9、前記両ローラ11の間に張設された画像ス
クリーン10.少なくとも一方のローラ11に取付けら
れた巻取ハンドル17、前記画像スクリーン10へ投光
する如く枠体9の背面に固定された照明器具12、及び
前記壁3の保持部材15と係合する如く前記枠体9の背
面に固定された係止具13を設けてなる構造を有する。 さらに好ましくは、前記画像顕示装置5の室内側表面に
第3図に示すような開閉自在の飾り扉21を設ける。
【作用】
第1図の画像顕示装置5によれば、窓なし居室1の壁3
に風景画、絵画、映画のスチールその他の画像7を顕示
することかできる。従って、窓なし居室1内にある者は
、画像顕示装置5に顕示された画像7を見ながらあたか
も窓外の景観のようにこれを楽しむことができ、窓なし
居室1の居住性が著しく改善される。 和室の感覚を得るため、例えば障子様構造等の飾り扉2
1を第4図に示すように画像顕示装置I5の室内側表面
に取付けてもよい。この例の飾り扉21はヒンジ23に
より観音開き式に取付けられ、第5図の様に開くことが
できる。この飾り扉21を和室障子の様に引き違いに開
く構造のものとしてもよい。 こうして、本発明の目的である「実質上居住空間を狭め
ることなく窓なし居室の居住性を改善する壁構造の提供
」が実現される。 好ましくは、風、波、鳥の嘲りその他の自然環境の音響
や音楽・演劇等の音声を録音したものを適当な音響装W
(図示せず)により背景音として再生することにより居
住性を一層改善することができる。 さらに好ましくは、画像顕示装置5に表示される画像に
応じた芳香を適当な発香装置(図示せず)により発生す
ることにより居住性をなお一層改善することかできる。
【実施例】
第2図及び第3図の実施例における画像顕示装置5では
、画像スクリーン10を巻取りハンドル17により手動
回転しているか、これを適当な電動手段(図示せず)に
より遠隔自動制御できるようにしてもよい。なお、この
実施例の画像スクリーン10は板ガラス19により保護
されている。 第4図及び第5図の飾り扉21は、左右に開く飾りカー
テン又は、上下に開く飾りロールカーテン等の適当な他
の開閉式装飾手段に置き換えることができる。また、照
明器具12、飾り扉21及び自動化した場合の画像スク
リーン10の送り機構等は、窓なし居室1の出入り0扉
(図示せず)の開閉に応して予め定めた初期状態に自動
復帰するように制御l−でもよい。 本発明は図示実施例に限定されず、その目的達成のため
には各種変形が可能である。例えば窓なし居室の居住性
改善の効果を一層高めるため、画像顕示装置に、音声記
憶媒体に記憶された音声信号を再生する音声再生手段及
び該音声再生手段の出力に駆動されるスピーカを含めて
もよい。 また画像顕示装置の表示と共に芳香を発生させ臨場感を
増進するため、芳香物質か収納された感圧容器並びに前
記画像再生手段及び/又は音声再生手段の出力に応じ前
記感圧容器へ選択的に加圧し芳香物質を放出させる手段
を前記画像顕示装置に設けることも考えられる。芳香物
質の感圧容器の具体例としては、表面の摩擦に応じ放出
するように芳香物質を保持する顆粒状担体が平面的に並
へて固定された容器、感圧弁付の容器等か可能である。 感圧容器へ選択的に加圧する手段の一例としては、自動
車フロントガラスのワイパー状のものか考えられる。
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明の窓なし居室の壁構造
は、上記画像顕示装置の表示の使用により実質上居住空
間を狭めることなく次の効果を奏する。 (イ)窓なし居室の居住性を改善する。 (ロ)必要ない場合には画像顕示装置を容易に取外し、
また簡単に再取付けすることができる。 (ハ)窓なし居室に特有の遮音効果を維持しつつ画像顕
示装置による景観を楽しむことができる。 (ニ)画像顕示装置によって表示させる景観を容易に変
えることができる。 (ホ)必要に応じ、音声再生手段及び/又は芳香物質放
出手段を画像顕示装置に併設することにより、画像顕示
装置の表示の臨場感を挙げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は第1図の
線n−nにおける要部断面図、第3図は画像顕示装置の
斜視図、第4図及び第5図は飾り扉の説明図、第6図は
窓なし居室の説明図、第7図及び第8図は従来技術の説
明図である。 置、 7・・・画像、 9・・・枠体、 10・・・画
像スクリーン、11・・・ローラ、 12・・・照明器
具、13・・・係止具、 15・・・保持部材、 17
・・・巻取りハンドル、 19・・・板ガラス、 21
・・・飾り扉、23・・・ヒンジ、 40・・・居室、
 45・・・植栽室、50・・戸境壁、 51・・開口
。 特許出願人  鹿島建設株式会社

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)居室の全周を囲む窓なし壁の一部に画像顕示装置
    を設けてなる窓なし居室の壁構造。
  2. (2)請求項1記載の壁構造において、前記壁の一部に
    保持部材を固定し、画像顕示装置を前記保持部材に着脱
    自在に係止してなる窓なし居室の壁構造。
  3. (3)請求項1又は2記載の壁構造において、前記画像
    顕示装置に、一対のローラを平行に離隔して回転自在に
    枢支する枠体、前記両ローラ間に張設された画像スクリ
    ーン、少なくとも一方のローラに取付けられた巻取ハン
    ドル、前記画像スクリーンへ投光する如く枠体の背面に
    固定された照明器具、及び前記壁の保持部材と係合する
    如く前記枠体の背面に固定された係止具を設けてなる窓
    なし居室の壁構造。
  4. (4)請求項1、2又は3記載の壁構造において、前記
    画像顕示装置の表面に開閉自在の飾り扉を設けてなる窓
    なし居室の壁構造。
  5. (5)請求項1、2又は4記載の壁構造において、画像
    記憶媒体に記憶された画像信号を再生する画像再生手段
    及び該画像再生手段の出力を表示する表示スクリーンを
    前記画像顕示装置に設けてなる窓なし居室の壁構造。
  6. (6)請求項5記載の壁構造において、前記画像記憶媒
    体を磁気テープとしてなる窓なし居室の壁構造。
  7. (7)請求項5記載の壁構造において、前記画像記憶媒
    体を光ディスクとしてなる窓なし居室の壁構造。
  8. (8)請求項5記載の壁構造において、前記表示スクリ
    ーンを陰極線管としてなる窓なし居室の壁構造。
  9. (9)請求項5記載の壁構造において、前記表示スクリ
    ーンを液晶表示パネルとしてなる窓なし居室の壁構造。
  10. (10)請求項5記載の壁構造において、前記表示スク
    リーンをプラズマ表示パネルとしてなる窓なし居室の壁
    構造。
  11. (11)請求項5記載の壁構造において、前記表示スク
    リーンをエレクトロルミネセント表示パネルとしてなる
    窓なし居室の壁構造。
  12. (12)請求項5記載の壁構造において、音声記憶媒体
    に記憶された音声信号を再生する音声再生手段及び該音
    声再生手段の出力に駆動されるスピーカを前記画像顕示
    装置に設けてなる窓なし居室の壁構造。
  13. (13)請求項5記載の壁構造において、芳香物質が収
    納された感圧容器並びに前記画像再生手段及び/又は音
    声再生手段の出力に応じ前記感圧容器へ選択的に加圧し
    芳香物質を放出させる手段を前記画像顕示装置に設けて
    なる窓なし居室の壁構造。
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