JPH04102023A - 流速センサ - Google Patents

流速センサ

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JPH04102023A
JPH04102023A JP2218974A JP21897490A JPH04102023A JP H04102023 A JPH04102023 A JP H04102023A JP 2218974 A JP2218974 A JP 2218974A JP 21897490 A JP21897490 A JP 21897490A JP H04102023 A JPH04102023 A JP H04102023A
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temperature
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resistance
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JP2218974A
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Shoji Jounten
昭司 上運天
Mitsuhiko Osada
光彦 長田
Koichi Ochiai
耕一 落合
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Azbil Corp
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Azbil Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、気体の流速を測定する流速センサに係わり、
特にダイアフラム構造の流速センサに関するものである
[従来の技術] 一般に気体の流速測定には、各種の構造の流速センサが
提案されており、その1つとして例えば特開昭60−1
42268号公報には、半導体製造技術を用いて製作さ
れた熱式流速センサが提案されている。この熱式流速セ
ンサは、第4図に要部拡大平面図で示すように半導体基
板1の表面にこの半導体基板1と熱的に絶縁する空隙部
2を介して薄膜状のブリッジ部3が形成されており、こ
のブリッジ部3上の表面中央部にはヒータエレメント4
およびこのヒータエレメント4の両側に熱感知用の測温
抵抗エレメント5.6が形成されて構成されている。な
お、7は空隙部2に連通された開口である。
このように構成される流速センサは、ヒータエレメント
4に電流を流して加熱し、気体の流れの中に置いたとき
に矢印方向8から気体が移動すると、上流側の測温抵抗
エレメント5は気体の流れよって冷却されて降温し、°
一方、下流側の測温抵抗エレメント6は温度が上昇する
。この結果、上流側の測温抵抗エレメント5と下流側の
測温抵抗エレメント6との間に温度差が生じ、抵抗値が
変化する。このため、上流側の測温抵抗エレメント5と
下流側の測温抵抗エレメント6とをホイートストンブリ
ッジ回路に組み込み、その抵抗値の変化を電圧に変換す
ることにより、気体の流速に応じた電圧出力が得られ、
その結果、気体の流速を検出することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の流速センサにおいて、ブリッジ部
3上の表面にはヒータエレメント4と測温抵抗エレメン
ト5,6とが近接して配置されるとともに薄膜部を介し
て熱的に結合されているので、気体の流れに対して上流
側の測温抵抗エレメント5と下流側の測温抵抗エレメン
ト6との温度変化を大きくとることができず、気体の流
れの検出感度が低くなるという問題があった。この検出
感度の低下は、特に秒速100cm程度以下の低流速域
で顕著であった。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するために本発明による流速セン
サは、発熱体と両側の測温抵抗体との閏を一定の距離難
関して形成される平面領域部を設けたものである。本発
明による他の流速センサは、発熱体と両側の測温抵抗体
との間に少なくとも1本のダミー抵抗体を設けたもので
ある。
[作用] 本発明による流速センサにおいては、発熱体と上流側測
温抵抗体および下流側測温抵抗体との間の熱的結合が例
えば秒速1〜100cm程度の低流速計測用として最適
化される。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明による流速センサの一実施例による構成
を示す平面図であり、前述の図と同一または相当部分に
は同一符号を付しその説明は省略する9同図において、
半導体基板1の表面中央部分には、この半導体基板1に
対して空隙部2を介して熱的に絶縁された薄膜状のダイ
アプラム部3aが形成されており、このダイアフラム部
3aの中央部分には、ヒータエレメント4が形成され、
さらにこのヒータエレメント4の両側にはそれぞれ独立
した測温抵抗エレメント5.6が形成されている。また
、この半導体基板1上の表面には、この半導体基板1の
エツチングのための多数のスリット11が開設され、ヒ
ータエレメント4および測温抵抗エレメント5,6の周
辺部を、その半導体基板1の表面に開設された多数の細
かいスリット11を介して例えば異方性エツチングする
ことにより、内側に逆台形状の空気スペースを有する空
隙部2が形成されている。これによってこの空隙部2の
上部には、半導体基板1からダイアフラム状に空間的に
隔離され、この半導体基板1からヒータエレメント4お
よび両側の測温抵抗エレメント5,6が熱的に絶縁され
て支持されたダイアフラム部3aが形成される構造とな
っている。なお、111,112,113,114はダ
イアフラム部3aにおいて、風上側から風下側に向かっ
て各測温抵抗エレメント5.ヒータエレメント4.測温
抵抗エレメント6の配列前後に空隙部2と連通して連続
的に開設されたスリット部である。また、第2図に要部
拡大平面図で示すようにこのダイアフラム部3aに設け
られた上流側の測温抵抗エレメント5は、気体の流れる
矢印方向8と交差する長手方向の抵抗体パターン長が風
上側から風下方向に向かって順次長くなるように形成さ
れ、さらに上記同様に下流側の測温抵抗エレメント6は
、その長手方向の抵抗体パターン長が風上側から風下方
向に向かって順次短くなるように形成されている。つま
り上流側の測温抵抗エレメント5および下流側の測温抵
抗エレメント6の外形形状がヒータエレメント4を中心
として半円ないしは台形状を有して形成されている。さ
らにこれらの測温抵抗エレメント5および測温抵抗エレ
メント6は、その抵抗体パターンのヒータエレメント4
と近接する側の中央部には抵抗体バターンが形成されて
おらず、さらに抵抗体パターンがヒータエレメント4か
ら一定の距離離間されて形成されている。つまり上流側
の測温抵抗エレメント5は風上側に寄せて形成配置され
、下流側の測温抵抗エレメント6は風下側に寄せて形成
配置されてヒータエレメント4の両側に比較的広い矩形
状の平面領域12が形成されている。この場合、この平
面領域12は、ヒータエレメント4を周囲温度Toから
Th’C高く温度上昇させたとき、測温抵抗エレメント
5.6の温度がTo + (Th /2)以下となるよ
うにヒータエレメント4と測温抵抗エレメント5,6と
の間の距離を離間させて形成されている。なお、ここで
の温度とは、それぞれのエレメントの抵抗値から求めた
温度(そのエレメントの抵抗体パターン全体の平均的な
温度)のことである、この場合、測温抵抗エレメント5
.6は、例えば半導体基板1の寸法を1400μm角、
ダイアフラム部3aの四方角を500μmとしたとき、
ヒータエレメント4のエツジからの長さで80〜300
μmの範囲に形成されることが望ましい。
このように構成された流速センサは、ヒータエレメント
4と測温抵抗エレメント5,6との間に矩形状の平面領
域12を設けたことにより、ヒータエレメント4の発熱
が測温抵抗エレメント5゜6へ過剰に伝導しなくなるの
で、気体の流れに対する温度変化を大きくとることがで
き、特に例えば秒速100cm程度以下の低流量域での
検出感度を大幅に向上させることができる。また、測温
抵抗エレメント5,6の初期温度を低下させることがで
きるので、測温抵抗エレメント5,6の初期温度に比例
して大きくなるダストの付着による出力誤差が小さくな
るとともに上流側測温抵抗エレメント5と下流側測温抵
抗エレメント6との間のTCRミスマツチドリフトによ
る出力誤差が小さくなる。
第3図は本発明による流速センサの他の実施例による構
成を示す要部平面図であり、前述の図と同一または相当
部分には同一符号を付しその説明は省略する。同図にお
いて、第1図と異なる点は、ヒータエレメント4と両側
の測温抵抗エレメント56との間、つまりヒータエレメ
ント4の両側には、それぞれヒータエレメント4の抵抗
体パターンの長さ方向に沿って電気的に接続されない棒
状の抵抗体パターン13が形成されて配置されている。
なお、これらの抵抗体パターン13はヒータエレメント
4の形成工程と同一工程で同一部材で形成される。
このような構成によると、ヒータエレメント4と両側の
測温抵抗エレメント5,6との間にその抵抗体パターン
の長さ方向に沿って電気的に接続されない棒状の抵抗体
パターン13を設けたことにより、冷却フィンとしての
放熱機能が得られるので、ヒータエレメント4とその両
側の測温抵抗エレメント5.6との間の温度分布が気体
の流れにより積極的に変化するようになり、上流側の測
温抵抗エレメント5と下流側の測温抵抗エレメント6と
の間の温度変化がさらに大きくなるので、検出感度を大
幅に向上させることができる。さらにヒータエレメント
4と両側の測温抵抗エレメント5.6との間にその抵抗
体パターンの長さ方向に沿って棒状の抵抗体パターン1
3を設けたことにより、ダイアフラム部3aを構成する
薄膜部に生じる内部応力を緩和させ、例えば反りなどの
発生を防ぐなどの補強効果を向上させることができる。
また、ヒータエレメント4と測温抵抗エレメント5.6
との間に棒状の抵抗体パターン13に加えて抵抗体パタ
ーン13の長さ方向に沿って一定の間隔を有してスリッ
ト部112,113を配列して設けたことにより、ヒー
タエレメント4から測温抵抗エレメント5,6へのダイ
アフラム部3aを通しての熱伝導が極小となるので、上
流側測温抵抗エレメント5および下流側測温抵抗エレメ
ント6の初期温度が低くなり、測温抵抗エレメント5.
6の温度に比例して大きくなるダストの付着による出力
誤差が小さくなるとともに上流側測温抵抗エレメント5
と下流側測温抵抗エレメント6との間のTCRミスマツ
チのドリフトによる出力誤差が小さくなる。特に熱伝導
率の小さい気体の場合、測温抵抗エレメント5,6の温
度をより低く設定することができる。また、上流側測温
抵抗エレメント5と下流側測温抵抗エレメント6との間
の温度差が小さくなるように動作させるヒータエレメン
ト4からの余分な熱供給がなくなるので、低流量域での
感度も向上できる。さらにヒータエレメント4は、通電
時に若干変形するが、その応力による影響が測温抵抗エ
レメント5.6に伝導されず、誤差の要因を大幅に減ら
すことができる。
なお、前述した実施例においては、半導体基板の一部に
空隙部を設けて形成した薄膜部構造を、ダイアフラム構
造とした場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、マイクロブリッジ構造に適用して
も前述とほぼ同等の効果が得られることは言うまでもな
い。
[発明の効果コ 以上、説明したように本発明による流速センサによれば
、発熱体と測温抵抗体との間を一定の距離離間して平面
領域部を設けたことにより、発熱体から測温抵抗体への
熱伝導が軽減され、発熱体からの必要以上の熱の供給が
抑えられるので、両側の測温抵抗体間の温度変化が大き
くなり、高感度の流量検出が可能となるとともに低流量
域における検出感度を著しく向上させることができる。
また、発熱体と両側の測温抵抗体との間に少なくとも1
本のダミー抵抗体を設けたことにより、冷却フィンとし
ての放熱効果が得られ、気体の流れによる両側の測温抵
抗体間の温度変化をさらに大きくすることができ、より
高感度の流量検出が可能となる。さらにはダミー抵抗体
を設けたことにより、薄膜部材に生じる内部応力を緩和
させ、機械的な強度を向上させることができるなどの極
めて優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による流速センサの一実施例による構成
を示す平面図、第2図は第1図の要部拡大平面図、第3
図は本発明による流速センサ他の実施例による構成を示
す平面図、第4図は従来の流速センサの構成を示す平面
図である。 1・・・・半導体基板、2−・・・空隙部、3a・・・
・ダイアフラム部、4・・・・ヒータエレメント、5・
・・・上流側測温抵抗エレメント、6・・・・下流側測
温抵抗エレメント、8矢印方向、11・・・・スリット
、111.112.113.114 ・・・・スリット
部、12・・・・平面領域、13・・・・抵抗体パター
ン。 特 許 出 願 人  山武ハネウェル株式会社代 理
 人 山川政樹

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基台と、前記基台の一部に空間を設けて薄肉状に
    形成されたダイアフラム部と、前記ダイアフラム部に形
    成された発熱体と、前記発熱体の両側に形成された測温
    抵抗体と、前記発熱体と前記両側の測温抵抗体との間を
    一定の距離離間して形成された平面領域部とを設けたこ
    とを特徴とする流速センサ。
  2. (2)基台と、前記基台の一部に空間を設けて薄肉状に
    形成されたダイアフラム部と、前記ダイアフラム部に形
    成された発熱体と、前記発熱体の両側に形成された測温
    抵抗体と、前記発熱体と前記両側の測温抵抗体との間に
    形成された少なくとも1本のダミー抵抗体とを設けたこ
    とを特徴とする流速センサ。
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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008180739A (ja) * 2002-12-13 2008-08-07 Denso Corp フローセンサ
JP2012098232A (ja) * 2010-11-05 2012-05-24 Figaro Eng Inc ガスセンサ
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US11346696B2 (en) 2018-11-15 2022-05-31 Denso Corporation Flow rate measuring device

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