JPH04100896A - 粘度指数向上剤 - Google Patents

粘度指数向上剤

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JPH04100896A
JPH04100896A JP22080690A JP22080690A JPH04100896A JP H04100896 A JPH04100896 A JP H04100896A JP 22080690 A JP22080690 A JP 22080690A JP 22080690 A JP22080690 A JP 22080690A JP H04100896 A JPH04100896 A JP H04100896A
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JP
Japan
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vinyl
meth
segment
viscosity index
esters
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Application number
JP22080690A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Osumi
辰也 大隅
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、潤滑油用粘度指数向上剤に関する。
[従来の技術] 従来、オレフィン系重合体は増粘効果の特徴を生かし、
エンジン油等の潤滑油の粘度指数向上剤として広く用い
られている。また、メタクリル酸エステル系重合体は粘
度指数向上能が高く、また流動点降下作用ををするため
エンジン油,ギヤ油。
作動油等の潤滑油の粘度指数向上剤および/または流動
点降下剤として広く用いられている。
[本発明が解決しようとする課題] しかし、オレフィン系重合体を添加した潤滑油は低温で
の粘度が高いため、例えば清浄分散剤を添加すると許容
範囲以上に低温粘度が高くなるという問題があった。ま
た、 (メタ)アクリル酸エステル系重合体は上記のよ
うに優れた特性ををするものであるが、増粘効果に関し
てはオレフィン系重合体の方が冨り、この点で改良が求
められていた。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記課題を解決するため粘度指数向上能
及び低温粘度特性に優れ、増粘効果にも優れる、潤滑油
用粘度指数向上剤につき鋭意検討した結果、本発明に到
達した。即ち本発明は、オレフィン系および/またはジ
エン系炭化水素(1)1種または2種以上が重合したセ
グメント(A)と他のビニル系モノマー(2)1種また
は2種以上が重合したセグメント(B)とのブロック共
重合体(C)からなる潤滑油用粘度指数向上剤において
、 (2)が(メタ)アクリル酸、 (メタ)アクリル
酸エステル類、 (メタ)アクリルアミド類、 (メタ
)アクリロニトリル、 ビニルアルコール類、 ビニル
エーテル類、アリルエーテル類。
ビニルエステル類、アリルエステル類、ハロゲン化ビニ
ル類、N−ビニルピロリドンおよびビニルピリジンから
なる群より選ばれるビニル系モノマーであり、 (C)
の重量平均分子量が500〜500,000であること
を特徴とする粘度指数向上剤、である。
本発明において、該オレフィン系および/またはジエン
系炭化水素(1)としては例えば、エチレン、プロピレ
ン、イソブチレン、4−メチルペンテン−1等のオレフ
ィン系炭化水素、並ヒニ、シクロペンタジェン、ジシク
ロペンタジェン、エチリデンノルボルネン 等のジエン系炭化水素があげられる。これらのうち好ま
しいものは、エチレン、プロピレンの併用であり、この
場合特に、該セグメント(A)がエチレン単位とプロピ
レン単位が2: 1〜1: 2のモル比であり、これら
のランダム共重合により誘導されるセグメントである場
合が本発明の向上剤の増結効果の点で特に好ましい。な
お、このエチレン、プロピレンの併用については、セグ
メント(A)の重量に基づき10重量%以下の他のオレ
フィン系および/またはジエン系炭化水素を含仔する場
合を含む。
本発明において、該他のビニル系モノマー(2)のうち
、該(メタ)アクリル酸エステル類としては、例えば、
メチルメタクリレート、ブチルアクリレート、 ドデシ
ルメタクリレート、オフタデノルメタクリレート、N,
  N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、ヒドロ
キシエチルメタクリレートおよびヒドロキシエチルメタ
クリレートのエチレンオキシド付加物が挙げられる。該
(メタ)アクリルアミド類としては、例えば、N−メチ
ルメタクリルアミド、N,  N−ジメチルアクリルア
ミド、N−ドデシルアクリルアミド及び−数式%式% (式中R,は、Hまたはメチル基、R2はHまたは炭素
数1〜aOのアルキル基、nはO〜10の整数)で示さ
れる(メタ)アクリル酸とポリアミン化合物とのアミド
が挙げられる。該ビニルアルコール類としては、例えば
、ビニルアルコールおよび2−プロペニルアルコールが
挙げられる。H7リルアルコール類としては、例えば、
アリルアルコールおよび2−クロル−3−ヒドロキンプ
ロペンが挙げられる。該ビニルエーテル類としては、例
えば、メチルビニルエーテル、ブチルメチルエーテルお
よびビニルアルコールのプロピレンオキンド付加物が挙
げられる。該アリルエーテル類としては、例えば、アリ
ルアルコールのエチレンオキシド付加物が挙げられる。
該ビニルエステル類としては、例えば、酢酸ビニル、酪
酸ビニルおよび安息香酸ビニルが挙げられる。該アリル
エステル類としては、例えば、酢酸アリル等が挙げられ
る。該ハロゲン化ビニル類としては、例えば、塩化ビニ
ルが挙げられる。該他のビニル系モノマー(2)のうち
好ましいものは、粘度指数向上能の点から、 (メタ)
アクリル酸エステル類であり、より好ましいものは(メ
タ)アクリル酸と炭素数4以下のアルコール類から合成
されるエステル、さらに好ましいものはメチルメタクリ
レートである。なお、この(メタ)アクリル酸エステル
類の場合、セグメント (B)の重量に基づき10重量
%以下の他のビニル系モノマーを含仔する場合を含む。
本発明において、該ブロック共重合体(C)は、該セグ
メント(A)とセグメント(B)がA −B。
A−B−AおよびB−A−Bブロック共重合体であるも
のが好ましく、、A−Bブロック共重合体が特に好まし
い。
本発明において、セグメント(A)とセグメント(B)
の重量の比率は通常50: 1〜1:10であり、特に
好ましくは、 10:1〜1: 5である。
また、本発明において該ブロック共重合体(C)の重量
平均分子量は、通常500〜500.θ00であり、3
0.000〜300,000の場合が粘度指数、増粘効
果、せん断安定性の点で好ましい。
本発明における該ブロック共重合体(C)は、公知の方
法 [例えば、  マクロモレキュラー ケミ−(Dl
e  Makroiolekulare Chemle
) 1811i、11(1985)に記載の方法コなど
により製造される。例えば、バナジウム化合物とアルミ
ニウム化合物を触媒として、該オレフィン系および/ま
たはジエン系炭化水素(1)を重合した後、咳他のビニ
ル系モノマ−(2)を共重合して製造される。
用いられるバナジウム化合物としては、!クナジウムト
リスアセチルアセトネートCV(acachと略記]、
バナジウムトリス(2−メチル−1,3−ブタンジオネ
ート[Y(+omh)zと略記コ等があげられる。アル
ミニウム化合物としては、ジエチルアルミニウムクロリ
ド、トリエチルシアルミニウムトリクロリド、エチルア
ルミニウムジクロリド等力(あげられる。助触媒として
アニソール等を用いることもできる。アルミニウム化合
物として好ましいのは、ジエチルアルミニウムクロリド
である。
反応は通常、適当な溶媒(トルエン、キシレン、ヘキサ
ン、ヘプタン、精製灯油、精製鉱物油、ジクロルエタン
、等)を用いて行われる。
触媒濃度は、目的とする重合体の分子量により変化する
が、通常バナジウム化合物として、0.1〜50io1
/dm3、アルミニウム化合物として、  0.1〜3
000mo I/dm3である。
反応温度は、通常−40゛C以下、好ましくは、−e 
o ’c以下であり、反応時間は、目的とする共重合体
の分子量によって変化するが、通常0.5〜8時間であ
る。
上記例示した共重合反応が終了した溶液を常法によって
処理することによって該ブロック共重合体(C)が得ら
れる。
本発明の向上剤は、潤滑油組成物の基油に混合する形で
用いられる。ここで用いられる基油としては、特に限定
はなく、公知の基油すべてが使用可能である。例えば、
パラフィン系、ナフテン系の基油あるいはこれらの混合
物があげられる。
重合体の添加量は基油の種類、潤滑油組成物の用途等に
より変化するが、通常、潤滑油組成物全体の重量を基準
として0.3〜lO重量%である。
本発明の向上剤は、必要に応じて通常潤滑油添加剤とし
て用いられる他の任意成分(本発明の向上剤以外の粘度
指数向上剤および/または流動点降下剤、清浄分散剤、
抗酸化剤、摩擦低減剤等)を加えたうえで基油に混合す
ることもでき、本発明の向上剤と他の任意成分を別個に
基油に混合することもできる。
[実施例コ 以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明
はこれに限定されない。以下において部は重量部を表す
製造例1 窒素置換されたガラス製反応器にトルエン30部為  
V(acac)z  0.  3 5 干ルを仕込み、
  ト°ライ1イスーメタノール浴で一78°Cに冷却
後、プロピレン2,8部とエチレン0.7部を導入し、
AI(C2Hs)2c1 1. 2モルを加えることに
より重合を開始した。3時間後、メチルメタクリレート
を2.0部仕込み、水浴により25℃に昇温し、5時間
反応させ、本発明の向上剤(I)を得た。
向上剤(I)の分子量は20万で、エチレン単位とプロ
ピレン単位のモル比は1:  0. 9、エチレン−プ
ロピレン共重合体セグメントとポリメチルメタクリレー
トセグメントの重量比は1:0゜8であった。
製造例2 エチレンとプロピレンの重合時間を2時間とし、メチル
メタクリレートの代わりにN、  N−ンメチルアミノ
エチルメタクリレートを用いた以外は製造例1と同様に
行ない本発明の向上剤(n)を得た。
向上剤(II)の分子量は14万で、エチレン単位トプ
ロピレン単位のモル比は1:  0. 75、!チレン
ープロピレン共重合体セグメントとポリN。
N−ジメチルアミ/エチルメタクリレートセグメントの
重量比は1:  1.2であった。
製造例3 V(acac)2の代わりに、v(llIIlh)3を
用い、メチルメタクリレート2. 0部の代わりにN、
  N−ジメチルアクリルアミド1.5部を用いた以外
は製造例1と同様に行ない本発明の向上剤(III)を
得た。
向上剤(I[I)の分子量は19万で、エチレン単位と
プロピレンのモル比は1:  1. 2、エチレン−プ
ロピレン共重合体セグメントとポリN、N−ジメチルア
クリルアミドセグメントの重量比は2:1であった。
実施例1〜3 SAE−32の基油の各特性値を測定し、これに対する
、製造例1〜3で得られた向上剤(1)〜(DI)を各
々1.5重量%加えた場合の、増粘効果、重合体の粘度
指数向上能及び、低温粘度特性を確認した結果を表1に
示す。
表1 の要望を一挙に解決したものである。従って本発明の向
上剤はエンジン油などの潤滑油用粘度指数向上剤として
極めて有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オレフィン系および/またはジエン系炭化水素(1
    )1種または2種以上が重合したセグメント(A)と他
    のビニル系モノマー(2)1種または2種以上が重合し
    たセグメント(B)とのブロック共重合体(C)からな
    る潤滑油用粘度指数向上剤において、(2)が(メタ)
    アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル類、(メタ)
    アクリルアミド類、(メタ)アクリロニトリル、ビニル
    アルコール類、ビニルエーテル類、アリルエーテル類、
    ビニルエステル類、アリルエステル類、ハロゲン化ビニ
    ル類、N−ビニルピロリドンおよびビニルピリジンから
    なる群より選ばれるビニル系モノマーであり、(C)の
    重量平均分子量が500〜500,000であることを
    特徴とする粘度指数向上剤。 2、(A)と(B)の重量の比率が10:1〜1:5で
    ある請求項1記載の向上剤。 3、(1)がエチレンおよびプロピレンであり、(2)
    が(メタ)アクリル酸エステル類である請求項1または
    2記載の向上剤。 4、(A)が、エチレン単位とプロピレン単位が2:1
    〜1:2のモル比からなるランダム共重合体セグメント
    である請求項1〜3いずれか記載の向上剤。
JP22080690A 1990-08-21 1990-08-21 粘度指数向上剤 Pending JPH04100896A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016017093A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 第一工業製薬株式会社 粘度指数向上剤およびこれを含有する潤滑油組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016017093A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 第一工業製薬株式会社 粘度指数向上剤およびこれを含有する潤滑油組成物

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