JPH0399122A - 自己温度制御型グロープラグ - Google Patents
自己温度制御型グロープラグInfo
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- JPH0399122A JPH0399122A JP1232743A JP23274389A JPH0399122A JP H0399122 A JPH0399122 A JP H0399122A JP 1232743 A JP1232743 A JP 1232743A JP 23274389 A JP23274389 A JP 23274389A JP H0399122 A JPH0399122 A JP H0399122A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23Q—IGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
- F23Q7/00—Incandescent ignition; Igniters using electrically-produced heat, e.g. lighters for cigarettes; Electrically-heated glowing plugs
- F23Q7/001—Glowing plugs for internal-combustion engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業Lの利用分野〕
本発明はディーゼルエンジンの始動性を向上させるため
の予熱栓としてのグローブラグに関し、特に速熱性およ
び自己温度飽和性を有し長時間にわたるアフターグロー
を達成し得る自己温度制御型グローブラグの改良に関す
る. 〔従来の技術〕 ディーゼルエンジンの始動性を向とさせるために用いら
れるグローブラグとしては従来から種々の構造によるも
のが知られており、本出願人も、たとえば二種類の材料
からなる抵抗体を巧みに組合わせて用いることで、速熱
型としての機能と発熱線の過加熱を防ぎ安定した発熱特
性を得ることができる温度飽和機能とを備えてなる自己
温度制御型グローブラグを,特開昭57− 18202
6号公報などにより先に提案している. すなわち、この種のグローブラグは、発熱体となる第1
の抵抗体とこれに直列随統されかつ第1の拭抗体よりも
正の抵抗温度係数の大きな材料で形成された第2の抵抗
体とを、金属製シース内で耐熱絶縁粉末中に埠設してな
る構造をもち、しかも第1の抵抗体からの熱伝達に時間
遅れを生じさせるための間隙を両抵抗体間に設けること
で、第1の抵抗体に対し通電直後に必要とされる大電力
を供給し迅速に発熱させて速熱性を確保するとともに,
所定時間経過後に第2の抵抗体側での温度−L昇による
抵抗値の増大化により第1の抵抗体への供給電力を減少
せしめ,この第1の抵抗体での過加熱による溶断等を防
旧しようとする自己温度飽和機能を働かせるものであっ
た.そして、このような構造では、グローブラグへの通
電回路七に供給電力を制御する温度制御手段等を設ける
ことが不要となるために、予熱装訝全体のコストを低く
押えることが可能であった. 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、このような従来のグローブラグにおいては,
速熱型としての機能と自己温度飽和機能とはある程度確
保し得るも,エンジン始動後におけるアフターグロ一時
において発熱温度を低下させる発熱特性をもたせること
は困難で、数lO秒程度のアフターグローは行なえるも
、近年要求が大きい長時間(10分以上)にわたるアフ
ターグローを満足させることができないという問題を生
じていた.そして、上述した速熱型としての機能を発揮
させるとともに、長時間にわたるアフターグローを発熱
温度を低下させながら行なうためには、グローブラグへ
の通電回路上に,発熱時に用いるリレーとアフターグロ
一時に用いるリレーとを別々に組込むとともにアフター
グロー側の回路には電圧降下用抵抗等をも組込むことが
必要とされるもので、その結果回路構戊部品が多くなり
、装置全体がコスト高となるものであった.そして,こ
のようなアフターグローの長時間化を、回路上への素子
の追加なくグローブラグ単独で図るためには、発熱体へ
の通電電力を自己制御して発熱特性を大幅に改善しヒー
タ部分での過加熱を防止するとともに発熱線の耐久性確
保のために飽和温度を適切な温度状態以下に低下させて
その温度を維持し得る自己温度制御機能を有すること等
が必要とされ、これらの点を考慮し速熱性および自己温
度飽和性等をイiしかつ耐熱強度等の信頼性の面でも優
れてなるヒータ部を有するグロープラグの出現が要望さ
れている. また、上述した二種類の発熱線を組合わせたシースヒー
タを用いてなるグローブラグにおいて、速熱型としての
機能を発揮させるために、発熱部となる先端側発熱線を
埋設したシース先端部分を小径に形成し,制御部を構成
する後端側発熱線を埋設してなる部分との比較において
熱容楡を小さ〈したものも、たとえば特開昭54−80
630号公報、特開昭57−87535号公報などによ
り従来から提案されている.そして、これらの従来構造
では、通電初期において先端側発熱線に大電力を供給し
、所要の発熱温度を得て速熱特性を得るうえではある程
度機能を発揮し得るものであるが、−1時間経過後にお
いて発熱温度を低下させ、発熱線等の耐久性を確保しつ
つ長時間にわたるアフターグローを行なう際の充分なオ
ーバーシュート機能つまりーほ必要とする温度までの発
熱させるとともにその発熱温度を時間の経過と共に充分
に温度を低下させて飽和させるという特性を得ることは
できないもので、これらの点を充分に考慮して前述した
要請を満足し得る何らかの対策を講じることが求められ
ている. 〔課題を解決するための手段〕 このような問題を解決するために本発明に係る「1己温
度制御型グローブラグは,発熱体となる第lの抵抗体と
、その一端に直列接続されかつ第1の抵抗体よりも正の
抵抗温度係数の大きな材料により形成される第2の抵抗
体と、これら第lおよび第2の抵抗体を耐熱絶縁粉末中
に埋設した状態で被覆するシースとを備えてなり、この
シースにおける第1の抵抗体を埋設するシース先端部分
でのシース径を、第2の抵抗体を埋設するシース後端部
分でのシース径よりも小さ〈設定するとともに、第1の
抵抗体と第2の抵抗体との間に、少なくとも第1の抵抗
体を埋設するシース先端部分におけるシース径よりも大
きい間隙を設け、この間隙内において両抵抗体を抵抗偵
の小さい接続−P段を介して接続するようにしたもので
ある.〔作用〕 本発明によれば、発熱体となる第1の抵抗体を埋設して
いるシース先端部分での熱容量を、制御側である第2の
抵抗体を理設しているシース後端部分に比べて充分に小
さくし、これにより速熱型としての機能を発揮させ得る
とともに、上述した発熱体理設部であるシース先端部分
から所定の間隙をおいて接続されているシース後端部分
に埋設される制御側の第2の抵抗体による電力制御機能
を必要かつ適切に働かせ、ピーク温度から充分に低い温
度での飽和特性を得るという長時間にわたるアフターグ
ローを行なえるオーノヘーシュート特性を得ることが可
能となる. 〔実施例〕 以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する. 第1図および第2図は本発明に係る自己温度制御型グロ
ーブラグの一実施例を示すものであり、これらの図にお
いて、まず、第l図等により全体を符′fB1で示すグ
ローブラグの概略構成を簡単に説明すると、図中符号2
はステンレススチール等の耐熱金属材料からなるシース
、3はこのシース2を先端部において保持する筒状ハウ
ジングで、このハウジング3の後端部には絶縁プッシュ
4を介して電極棒5が同心状に取付けられ、この電極棒
5先端はシース1内に挿入されている.そして,シース
2先端側内部空間には、たとえば鉄クロムあるいはニッ
ケルクロム合金などのように正の抵抗温度係数の小さな
導電材料で形成され発熱体となる第1の螺旋状抵抗体1
0(以下第1の抵抗体という)が軸線方向に沿って配設
され、その一端は前記シース2の先端側に電気的に接続
されている.また,前記シース2の後端側内部空間には
,この第1の抵抗体lOと連続してシース2後端側の電
極棒5との間に、たとえば鉄系材料またはニッケル等の
正の抵抗温度係数の大きな導電材料で形成された第2の
螺旋状抵抗体11(以下第2の抵抗体という)とが配設
され、これによりこれら第1の抵抗体10.第2の抵抗
体11は、シース2と電極棒5間で直列して接続されて
いる.なお、これら第1および第2抵抗体10.11は
、シース2内に充填されたマグネシア(MgO)等の耐
熱絶縁粉末6により埋設されている. ここで、上述した第2の抵抗体11は、それ自身が発熱
源として作用するばかりでなく、前記第1の抵抗体10
に対し通電開始直後において、その抵抗値が小さいこと
から大電力を供給し得るとともに、通電時間の経過と八
に抵抗値が増大して供給電力を減少させ、グローブラグ
自身の飽和温度を一定温度以下におさえ,過加熱を防+
トする温度制御手段としても作用する.これは、この第
2の抵抗体1lの正の抵抗温度係数が大きく,その抵抗
値が通電による発熱と共に順次増大することから明らか
であろう.そして、この第2の抵抗体11による電流制
御を適切なものとするために、第1の抵抗体10と第2
の抵抗体11とは、それぞれの螺旋部が所定の間隙GA
Pをおいて対向するようにして接続されている.すなわ
ち、これら両抵抗体10.11のIl’!J旋部間に一
定の間隙を設けることで、従来問題とされていた第1の
抵抗体lOからの第2の抵抗体11に対する熱影響に時
間的間隔を保ち、これにより第2の抵抗体11による電
流制御を時間的に遅らせて第1の抵抗体lOへの大電力
の供給時間を延ばし、この第1の抵抗体10を急速に赤
熱させて温度立上り特性を大幅に向とさせ得るものであ
る.なお、この実施例では,両抵抗体10.11を、第
2図から明らかなように,その岐終螺旋部端からそれぞ
れ軸線方向に向って延設した直線状端部10a11a同
士を平行して重ね合わせてレーザ溶接等で接続すること
で、両抵抗体10.11を、小さい抵抗値(実質的にゼ
ロに近い値)となる接続部l2を構成するようにしてい
る. さて、本発明によれば、上述した構威による自己温度制
御型グローブラグ1において、シース2における発熱体
となる第1の抵抗体lOを埋設した先端部分でのシース
径DRを、第2の抵抗体11が理設されるシース後端部
分でのシース径DOよりも小さく設定するとともに、第
1の抵抗体10と第2の抵抗体1lとの間に、少なくと
も第1の抵抗体10が埋設されるシース先端部分におけ
るシース径DRよりも大きい間隙GAP(G A P>
DR )を設け、この間隙内において両抵抗体10.1
1を、前述したように抵抗値が実質的にゼロとなるよう
に構成した抵抗値の小さい接続部l2を介して接続する
ようにしたところに特徴を有している.なお、L述した
実施例では,前述した間隙に対応するシース2部分を、
ラッパ状に形成された径変化部により構成し、これによ
り小径な先端部分と大径な後端部分とを連結するように
している. ここで、上述したシースl%DR,DBとは、DB≧
1.3DRとすることが望ましく、特に{DB /DR
= 1.7}程度が最適であることが、第3図(a)
.(b)から明らかなように実論により確認されている
.たとえばシース2の後端部分でのシース径DBを5φ
と17たとき、シース先端部分でのシース径DRは3φ
程度が望ましい.なお、上述した第3図(a)は上述し
た間隙GAPを80とした場合のDB /DR = 1
.0、 1.3、 1.7とした場合の特性を示し、
1.3以上であるときにオーバーシュート特性が得られ
、 1.7のときにピーク温度やシース径の製造ヒでの
裡由から最適であることが確認されている.勿論、これ
以1二の比率であると速熱性はよりー・層よくなるが,
シース先端が細くなり過ぎ、製造面から問題を生じる.
つまり、必要とするシース2の肉厚、螺旋状抵抗体10
の線径などを:8慮すると、先端側のシース径DRは、
比率2.0程度が製造限界と考えられる.なお,第3図
(b)は上述した第1および第2の抵抗体10.1!間
に間隙を設けない場合の特性を示しており、比率が1.
7程度であるときには多少のオーバーシュート特性を得
られることが確認できるが、その特性は実用Lでまだま
だ不充分で、本発明のような間隙GAPの必要性が理解
されよう.これは、シース径DRを単純に異ならせて熱
容X謹を小さ〈しただけでは、両抵抗体10.11間で
の熱伝達が大きいことから,所要の電力制御が適切に行
なえないためである. そして、以上の構成によれば、発熱体となる第1の抵抗
体IOを埋設しているシース2先端部分での熱容量を、
制御側である第2の抵抗体11を埋設しているシース2
後端部分に比べて充分に小さ〈し、これにより迅速な赤
熱化を得て800℃到達が5秒以内という速熱聖として
の機能を発揮させ得るとともに,丘述したシース2先端
部分の第1の抵抗体10から所定の間隙をおいて接続さ
れているシース2後端部分に理設される制m側の第2の
抵抗体11による電力制御機能を必要かつ適切に働かせ
,エンジン始動後における発熱温度が、1050℃程度
をピーク温度としてこれから200℃程度も充分に低い
850℃程度で飽和温度となるという第4図に示したよ
うなオーバーシュート特性を得ることが可能となり、こ
れにより長峰間にわたるアフターグローを行なえるもの
である. また、本発明によれば、ヒ述したような発熱特性をグロ
ーブラグl単独で自己制御により1リることかできるた
め、従来のようなアフターグロー侍用のリレーや゛准圧
降下用抵抗等といった余分な同路部品等は不要で、予熱
装置全体のコスト低減化が図れるものである. ここで、上述したグローブラグlへの通電制御同路構威
を第5図(a)を用いてfW1屯に説明すると、四本の
グローブラグ1 (GP)のヒータ部分が並列接続して
設けられ、たとえば12Vの/ヘツテリ電源20からの
定格電正が、リレー2lを介して印加され,各ヒータ部
分がそれぞれ発熱することで,ディーゼルエンジンの燃
焼室゜または副燃焼室を予熱し、エンジンの始動性を補
助するようになっている.なお、上述したグローブラグ
lはポディアースとなっており、また図中符号22はエ
ンジンキースイッチ、23はタイマ機能を右するコント
ローラ,24はエンジン冷却氷温度センサ、25は始動
タイミング表示器であるが、その動作等は周知の通りで
,その棲体的な説明は省略する. そして、本発明によるグローブラグ1によれば、その自
己温度制W機能によりヒ述した回路構成でよいが、従来
望の場合には、同図(b)で示すように、アフターグロ
一時の制御用としての別F11J路を設け、その制御用
リレー26および電圧降下用抵抗27を付設することが
必要であるもので、その回路構威Eでの相違は容易に理
解されよう.なお,本発明は1二述した¥施例構造に限
定されず、グロ・−ブラグl各部の形状、構造等を、適
宜変形、変更することは自由であり、またその適用する
グローブラグ構造としても第l図および第2図に例示し
たものに限定されるものではない.たとえば第6図およ
び第7図に示すように、第1の抵抗体lOと第2の抵抗
体1lとの間の間隙GAPを、柱状または筒状のロッド
体30で接続してもよく、このような断面積の大きなロ
ッド体30ではその抵抗値を実質的にゼロとすることが
可能となる.また、第8図に示すように、画抵抗体10
.11の螺旋部を小径として延設し,これら小径螺旋部
同士を螺合させて接合してなる接続部3lなどのような
接続f段であってもよいことも容易に理解されよう.要
は抵抗値が充分に小さい接続手段により両抵抗体10.
11を所宇間隙をおいて接続するとよいものである. 〔発明の効果〕 以L説明したように,本発明に係る自己温度制御η2グ
ローブラグによれば、発熱体となる第1の抵抗体と、そ
の一端に直列接続されかつ第lの抵抗体よりも正の抵抗
温度係数の大きな材料により形成される第2の抵抗体と
、これら第1および第2の抵抗体を耐熱絶縁粉末中に埋
設した状態で被覆するシースとを備えてなり、このシー
スにおける第1の抵抗体を理設するシース先端部分での
シース径を,第2の抵抗体を埋設するシース後端部分で
のシース径よりも小さく設定するとともに、第lの抵抗
体と第2の抵抗体との間に、少な〈とも第1の抵抗体を
理設するシース先端部分におけるシース径よりも大きい
間隙を設け、この間隙内において両抵抗体を抵抗値の小
さい接続f段を介して接続するようにしたので、簡単な
構成にもかかわらず,9.熱体となる第1の抵抗体を埋
設しているシース先端部分での熱容量を充分に小さくし
、通電初期において迅速な発熱を得て速熱壓としての機
能を発揮させ得るとともに、シース先端側の第1の抵抗
体から所定の間隙をおいて接続されているシース後端側
の制御側としての第2の抵抗体による電力制御機能を必
要かつ適切に働かせ、発熱温度を時間の経過に伴なって
ピーク温度から充分に低い飽和温度とし得るというオー
バーシュート特性を得ることができ、長時間にわたるア
フターグローが可能で、しかもこのような発熱特性をグ
ローブラグ自身で得ることができるため余分な回路部品
等は不要で、予熱装置全体のコスト低減化が図れる等の
種々優れた効果がある.
の予熱栓としてのグローブラグに関し、特に速熱性およ
び自己温度飽和性を有し長時間にわたるアフターグロー
を達成し得る自己温度制御型グローブラグの改良に関す
る. 〔従来の技術〕 ディーゼルエンジンの始動性を向とさせるために用いら
れるグローブラグとしては従来から種々の構造によるも
のが知られており、本出願人も、たとえば二種類の材料
からなる抵抗体を巧みに組合わせて用いることで、速熱
型としての機能と発熱線の過加熱を防ぎ安定した発熱特
性を得ることができる温度飽和機能とを備えてなる自己
温度制御型グローブラグを,特開昭57− 18202
6号公報などにより先に提案している. すなわち、この種のグローブラグは、発熱体となる第1
の抵抗体とこれに直列随統されかつ第1の拭抗体よりも
正の抵抗温度係数の大きな材料で形成された第2の抵抗
体とを、金属製シース内で耐熱絶縁粉末中に埠設してな
る構造をもち、しかも第1の抵抗体からの熱伝達に時間
遅れを生じさせるための間隙を両抵抗体間に設けること
で、第1の抵抗体に対し通電直後に必要とされる大電力
を供給し迅速に発熱させて速熱性を確保するとともに,
所定時間経過後に第2の抵抗体側での温度−L昇による
抵抗値の増大化により第1の抵抗体への供給電力を減少
せしめ,この第1の抵抗体での過加熱による溶断等を防
旧しようとする自己温度飽和機能を働かせるものであっ
た.そして、このような構造では、グローブラグへの通
電回路七に供給電力を制御する温度制御手段等を設ける
ことが不要となるために、予熱装訝全体のコストを低く
押えることが可能であった. 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、このような従来のグローブラグにおいては,
速熱型としての機能と自己温度飽和機能とはある程度確
保し得るも,エンジン始動後におけるアフターグロ一時
において発熱温度を低下させる発熱特性をもたせること
は困難で、数lO秒程度のアフターグローは行なえるも
、近年要求が大きい長時間(10分以上)にわたるアフ
ターグローを満足させることができないという問題を生
じていた.そして、上述した速熱型としての機能を発揮
させるとともに、長時間にわたるアフターグローを発熱
温度を低下させながら行なうためには、グローブラグへ
の通電回路上に,発熱時に用いるリレーとアフターグロ
一時に用いるリレーとを別々に組込むとともにアフター
グロー側の回路には電圧降下用抵抗等をも組込むことが
必要とされるもので、その結果回路構戊部品が多くなり
、装置全体がコスト高となるものであった.そして,こ
のようなアフターグローの長時間化を、回路上への素子
の追加なくグローブラグ単独で図るためには、発熱体へ
の通電電力を自己制御して発熱特性を大幅に改善しヒー
タ部分での過加熱を防止するとともに発熱線の耐久性確
保のために飽和温度を適切な温度状態以下に低下させて
その温度を維持し得る自己温度制御機能を有すること等
が必要とされ、これらの点を考慮し速熱性および自己温
度飽和性等をイiしかつ耐熱強度等の信頼性の面でも優
れてなるヒータ部を有するグロープラグの出現が要望さ
れている. また、上述した二種類の発熱線を組合わせたシースヒー
タを用いてなるグローブラグにおいて、速熱型としての
機能を発揮させるために、発熱部となる先端側発熱線を
埋設したシース先端部分を小径に形成し,制御部を構成
する後端側発熱線を埋設してなる部分との比較において
熱容楡を小さ〈したものも、たとえば特開昭54−80
630号公報、特開昭57−87535号公報などによ
り従来から提案されている.そして、これらの従来構造
では、通電初期において先端側発熱線に大電力を供給し
、所要の発熱温度を得て速熱特性を得るうえではある程
度機能を発揮し得るものであるが、−1時間経過後にお
いて発熱温度を低下させ、発熱線等の耐久性を確保しつ
つ長時間にわたるアフターグローを行なう際の充分なオ
ーバーシュート機能つまりーほ必要とする温度までの発
熱させるとともにその発熱温度を時間の経過と共に充分
に温度を低下させて飽和させるという特性を得ることは
できないもので、これらの点を充分に考慮して前述した
要請を満足し得る何らかの対策を講じることが求められ
ている. 〔課題を解決するための手段〕 このような問題を解決するために本発明に係る「1己温
度制御型グローブラグは,発熱体となる第lの抵抗体と
、その一端に直列接続されかつ第1の抵抗体よりも正の
抵抗温度係数の大きな材料により形成される第2の抵抗
体と、これら第lおよび第2の抵抗体を耐熱絶縁粉末中
に埋設した状態で被覆するシースとを備えてなり、この
シースにおける第1の抵抗体を埋設するシース先端部分
でのシース径を、第2の抵抗体を埋設するシース後端部
分でのシース径よりも小さ〈設定するとともに、第1の
抵抗体と第2の抵抗体との間に、少なくとも第1の抵抗
体を埋設するシース先端部分におけるシース径よりも大
きい間隙を設け、この間隙内において両抵抗体を抵抗偵
の小さい接続−P段を介して接続するようにしたもので
ある.〔作用〕 本発明によれば、発熱体となる第1の抵抗体を埋設して
いるシース先端部分での熱容量を、制御側である第2の
抵抗体を理設しているシース後端部分に比べて充分に小
さくし、これにより速熱型としての機能を発揮させ得る
とともに、上述した発熱体理設部であるシース先端部分
から所定の間隙をおいて接続されているシース後端部分
に埋設される制御側の第2の抵抗体による電力制御機能
を必要かつ適切に働かせ、ピーク温度から充分に低い温
度での飽和特性を得るという長時間にわたるアフターグ
ローを行なえるオーノヘーシュート特性を得ることが可
能となる. 〔実施例〕 以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する. 第1図および第2図は本発明に係る自己温度制御型グロ
ーブラグの一実施例を示すものであり、これらの図にお
いて、まず、第l図等により全体を符′fB1で示すグ
ローブラグの概略構成を簡単に説明すると、図中符号2
はステンレススチール等の耐熱金属材料からなるシース
、3はこのシース2を先端部において保持する筒状ハウ
ジングで、このハウジング3の後端部には絶縁プッシュ
4を介して電極棒5が同心状に取付けられ、この電極棒
5先端はシース1内に挿入されている.そして,シース
2先端側内部空間には、たとえば鉄クロムあるいはニッ
ケルクロム合金などのように正の抵抗温度係数の小さな
導電材料で形成され発熱体となる第1の螺旋状抵抗体1
0(以下第1の抵抗体という)が軸線方向に沿って配設
され、その一端は前記シース2の先端側に電気的に接続
されている.また,前記シース2の後端側内部空間には
,この第1の抵抗体lOと連続してシース2後端側の電
極棒5との間に、たとえば鉄系材料またはニッケル等の
正の抵抗温度係数の大きな導電材料で形成された第2の
螺旋状抵抗体11(以下第2の抵抗体という)とが配設
され、これによりこれら第1の抵抗体10.第2の抵抗
体11は、シース2と電極棒5間で直列して接続されて
いる.なお、これら第1および第2抵抗体10.11は
、シース2内に充填されたマグネシア(MgO)等の耐
熱絶縁粉末6により埋設されている. ここで、上述した第2の抵抗体11は、それ自身が発熱
源として作用するばかりでなく、前記第1の抵抗体10
に対し通電開始直後において、その抵抗値が小さいこと
から大電力を供給し得るとともに、通電時間の経過と八
に抵抗値が増大して供給電力を減少させ、グローブラグ
自身の飽和温度を一定温度以下におさえ,過加熱を防+
トする温度制御手段としても作用する.これは、この第
2の抵抗体1lの正の抵抗温度係数が大きく,その抵抗
値が通電による発熱と共に順次増大することから明らか
であろう.そして、この第2の抵抗体11による電流制
御を適切なものとするために、第1の抵抗体10と第2
の抵抗体11とは、それぞれの螺旋部が所定の間隙GA
Pをおいて対向するようにして接続されている.すなわ
ち、これら両抵抗体10.11のIl’!J旋部間に一
定の間隙を設けることで、従来問題とされていた第1の
抵抗体lOからの第2の抵抗体11に対する熱影響に時
間的間隔を保ち、これにより第2の抵抗体11による電
流制御を時間的に遅らせて第1の抵抗体lOへの大電力
の供給時間を延ばし、この第1の抵抗体10を急速に赤
熱させて温度立上り特性を大幅に向とさせ得るものであ
る.なお、この実施例では,両抵抗体10.11を、第
2図から明らかなように,その岐終螺旋部端からそれぞ
れ軸線方向に向って延設した直線状端部10a11a同
士を平行して重ね合わせてレーザ溶接等で接続すること
で、両抵抗体10.11を、小さい抵抗値(実質的にゼ
ロに近い値)となる接続部l2を構成するようにしてい
る. さて、本発明によれば、上述した構威による自己温度制
御型グローブラグ1において、シース2における発熱体
となる第1の抵抗体lOを埋設した先端部分でのシース
径DRを、第2の抵抗体11が理設されるシース後端部
分でのシース径DOよりも小さく設定するとともに、第
1の抵抗体10と第2の抵抗体1lとの間に、少なくと
も第1の抵抗体10が埋設されるシース先端部分におけ
るシース径DRよりも大きい間隙GAP(G A P>
DR )を設け、この間隙内において両抵抗体10.1
1を、前述したように抵抗値が実質的にゼロとなるよう
に構成した抵抗値の小さい接続部l2を介して接続する
ようにしたところに特徴を有している.なお、L述した
実施例では,前述した間隙に対応するシース2部分を、
ラッパ状に形成された径変化部により構成し、これによ
り小径な先端部分と大径な後端部分とを連結するように
している. ここで、上述したシースl%DR,DBとは、DB≧
1.3DRとすることが望ましく、特に{DB /DR
= 1.7}程度が最適であることが、第3図(a)
.(b)から明らかなように実論により確認されている
.たとえばシース2の後端部分でのシース径DBを5φ
と17たとき、シース先端部分でのシース径DRは3φ
程度が望ましい.なお、上述した第3図(a)は上述し
た間隙GAPを80とした場合のDB /DR = 1
.0、 1.3、 1.7とした場合の特性を示し、
1.3以上であるときにオーバーシュート特性が得られ
、 1.7のときにピーク温度やシース径の製造ヒでの
裡由から最適であることが確認されている.勿論、これ
以1二の比率であると速熱性はよりー・層よくなるが,
シース先端が細くなり過ぎ、製造面から問題を生じる.
つまり、必要とするシース2の肉厚、螺旋状抵抗体10
の線径などを:8慮すると、先端側のシース径DRは、
比率2.0程度が製造限界と考えられる.なお,第3図
(b)は上述した第1および第2の抵抗体10.1!間
に間隙を設けない場合の特性を示しており、比率が1.
7程度であるときには多少のオーバーシュート特性を得
られることが確認できるが、その特性は実用Lでまだま
だ不充分で、本発明のような間隙GAPの必要性が理解
されよう.これは、シース径DRを単純に異ならせて熱
容X謹を小さ〈しただけでは、両抵抗体10.11間で
の熱伝達が大きいことから,所要の電力制御が適切に行
なえないためである. そして、以上の構成によれば、発熱体となる第1の抵抗
体IOを埋設しているシース2先端部分での熱容量を、
制御側である第2の抵抗体11を埋設しているシース2
後端部分に比べて充分に小さ〈し、これにより迅速な赤
熱化を得て800℃到達が5秒以内という速熱聖として
の機能を発揮させ得るとともに,丘述したシース2先端
部分の第1の抵抗体10から所定の間隙をおいて接続さ
れているシース2後端部分に理設される制m側の第2の
抵抗体11による電力制御機能を必要かつ適切に働かせ
,エンジン始動後における発熱温度が、1050℃程度
をピーク温度としてこれから200℃程度も充分に低い
850℃程度で飽和温度となるという第4図に示したよ
うなオーバーシュート特性を得ることが可能となり、こ
れにより長峰間にわたるアフターグローを行なえるもの
である. また、本発明によれば、ヒ述したような発熱特性をグロ
ーブラグl単独で自己制御により1リることかできるた
め、従来のようなアフターグロー侍用のリレーや゛准圧
降下用抵抗等といった余分な同路部品等は不要で、予熱
装置全体のコスト低減化が図れるものである. ここで、上述したグローブラグlへの通電制御同路構威
を第5図(a)を用いてfW1屯に説明すると、四本の
グローブラグ1 (GP)のヒータ部分が並列接続して
設けられ、たとえば12Vの/ヘツテリ電源20からの
定格電正が、リレー2lを介して印加され,各ヒータ部
分がそれぞれ発熱することで,ディーゼルエンジンの燃
焼室゜または副燃焼室を予熱し、エンジンの始動性を補
助するようになっている.なお、上述したグローブラグ
lはポディアースとなっており、また図中符号22はエ
ンジンキースイッチ、23はタイマ機能を右するコント
ローラ,24はエンジン冷却氷温度センサ、25は始動
タイミング表示器であるが、その動作等は周知の通りで
,その棲体的な説明は省略する. そして、本発明によるグローブラグ1によれば、その自
己温度制W機能によりヒ述した回路構成でよいが、従来
望の場合には、同図(b)で示すように、アフターグロ
一時の制御用としての別F11J路を設け、その制御用
リレー26および電圧降下用抵抗27を付設することが
必要であるもので、その回路構威Eでの相違は容易に理
解されよう.なお,本発明は1二述した¥施例構造に限
定されず、グロ・−ブラグl各部の形状、構造等を、適
宜変形、変更することは自由であり、またその適用する
グローブラグ構造としても第l図および第2図に例示し
たものに限定されるものではない.たとえば第6図およ
び第7図に示すように、第1の抵抗体lOと第2の抵抗
体1lとの間の間隙GAPを、柱状または筒状のロッド
体30で接続してもよく、このような断面積の大きなロ
ッド体30ではその抵抗値を実質的にゼロとすることが
可能となる.また、第8図に示すように、画抵抗体10
.11の螺旋部を小径として延設し,これら小径螺旋部
同士を螺合させて接合してなる接続部3lなどのような
接続f段であってもよいことも容易に理解されよう.要
は抵抗値が充分に小さい接続手段により両抵抗体10.
11を所宇間隙をおいて接続するとよいものである. 〔発明の効果〕 以L説明したように,本発明に係る自己温度制御η2グ
ローブラグによれば、発熱体となる第1の抵抗体と、そ
の一端に直列接続されかつ第lの抵抗体よりも正の抵抗
温度係数の大きな材料により形成される第2の抵抗体と
、これら第1および第2の抵抗体を耐熱絶縁粉末中に埋
設した状態で被覆するシースとを備えてなり、このシー
スにおける第1の抵抗体を理設するシース先端部分での
シース径を,第2の抵抗体を埋設するシース後端部分で
のシース径よりも小さく設定するとともに、第lの抵抗
体と第2の抵抗体との間に、少な〈とも第1の抵抗体を
理設するシース先端部分におけるシース径よりも大きい
間隙を設け、この間隙内において両抵抗体を抵抗値の小
さい接続f段を介して接続するようにしたので、簡単な
構成にもかかわらず,9.熱体となる第1の抵抗体を埋
設しているシース先端部分での熱容量を充分に小さくし
、通電初期において迅速な発熱を得て速熱壓としての機
能を発揮させ得るとともに、シース先端側の第1の抵抗
体から所定の間隙をおいて接続されているシース後端側
の制御側としての第2の抵抗体による電力制御機能を必
要かつ適切に働かせ、発熱温度を時間の経過に伴なって
ピーク温度から充分に低い飽和温度とし得るというオー
バーシュート特性を得ることができ、長時間にわたるア
フターグローが可能で、しかもこのような発熱特性をグ
ローブラグ自身で得ることができるため余分な回路部品
等は不要で、予熱装置全体のコスト低減化が図れる等の
種々優れた効果がある.
第1図は本発明に係る〔1己温度制御型グローブラグを
承す全体の概略断面図、第2図はその要部拡大断而図、
m3図(a) . (b)は先端部発熱温度と時間との
関係を示す間隙を有する場合と間隙なしの場合との特性
図、第4図は発熱特性を説明するための特性図、第5図
(a).(b)はグローブラグヘの′i11電回路構威
を示す本発明による場合と従来例との同路図、第6図お
よび第7図は本発明の別の¥施例を示す全体の概略断而
図およびその要部拡大断面図、第8図はざらの別の実施
例を示す要部拡大断面図である. 1・・・・自己温度制御型グローブラグ、2・・・・シ
ース、3・・・・ハウジング、5・・・・電極棒、6・
・・・酎/′8絶縁粉末、10・・・・第lの抵抗体、
1l・・・・第2の抵抗体、12・・・・接統部、3o
・・・・ロッド体.31・・・・接続部。
承す全体の概略断面図、第2図はその要部拡大断而図、
m3図(a) . (b)は先端部発熱温度と時間との
関係を示す間隙を有する場合と間隙なしの場合との特性
図、第4図は発熱特性を説明するための特性図、第5図
(a).(b)はグローブラグヘの′i11電回路構威
を示す本発明による場合と従来例との同路図、第6図お
よび第7図は本発明の別の¥施例を示す全体の概略断而
図およびその要部拡大断面図、第8図はざらの別の実施
例を示す要部拡大断面図である. 1・・・・自己温度制御型グローブラグ、2・・・・シ
ース、3・・・・ハウジング、5・・・・電極棒、6・
・・・酎/′8絶縁粉末、10・・・・第lの抵抗体、
1l・・・・第2の抵抗体、12・・・・接統部、3o
・・・・ロッド体.31・・・・接続部。
Claims (1)
- 発熱体となる第1の抵抗体と、その一端に直列接続され
かつ第1の抵抗体よりも正の抵抗温度係数の大きな材料
により形成される第2の抵抗体と、これら第1および第
2の抵抗体を耐熱絶縁粉末中に埋設した状態で被覆する
シースとを備えてなり、このシースにおける第1の抵抗
体埋設部分のシース径を、第2の抵抗体埋設部分のシー
ス径よりも小さく設定するとともに、前記第1の抵抗体
と第2の抵抗体との間に、少なくとも第1の抵抗体埋設
部分におけるシース径よりも大きい間隙を設け、この間
隙内において両抵抗体を抵抗値の小さい接続手段を介し
て接続したことを特徴とする自己温度制御型グロープラ
グ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1232743A JPH0814376B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 自己温度制御型グロープラグ |
DE4028860A DE4028860C2 (de) | 1989-09-11 | 1990-09-08 | Glühkerze mit eigener Temperatursteuerung |
US07/579,553 US5132516A (en) | 1989-09-11 | 1990-09-10 | Glow plug having self-temperature control function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1232743A JPH0814376B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 自己温度制御型グロープラグ |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9055007A Division JP3028409B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 自己温度制御型グロープラグ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0399122A true JPH0399122A (ja) | 1991-04-24 |
JPH0814376B2 JPH0814376B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=16944069
Family Applications (1)
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JP1232743A Expired - Fee Related JPH0814376B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 自己温度制御型グロープラグ |
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DE (1) | DE4028860C2 (ja) |
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- 1989-09-11 JP JP1232743A patent/JPH0814376B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
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- 1990-09-08 DE DE4028860A patent/DE4028860C2/de not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |