JPH03976A - ダンパ式風車 - Google Patents

ダンパ式風車

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JPH03976A
JPH03976A JP13349589A JP13349589A JPH03976A JP H03976 A JPH03976 A JP H03976A JP 13349589 A JP13349589 A JP 13349589A JP 13349589 A JP13349589 A JP 13349589A JP H03976 A JPH03976 A JP H03976A
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damper
connecting rod
pair
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lever
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Shogo Ogawa
小川 昭吾
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2240/00Components
    • F05B2240/20Rotors
    • F05B2240/21Rotors for wind turbines
    • F05B2240/211Rotors for wind turbines with vertical axis
    • F05B2240/218Rotors for wind turbines with vertical axis with horizontally hinged vanes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/74Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction

Landscapes

  • Wind Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、開閉自在なダンパ羽根を備えたダンパ式風
車に関する。
〔従来の技術〕
一般に、風力発電等に使用される風車においては、僅か
な風力で大きな回転力を得ることができる回転効率のよ
い風車が望まれている。そしてこの要望を満たすものと
して、開閉自在なダンパ羽根を備えたいわゆる「ダンパ
式風車」が知られている。
そして従来のダンパ式風車としては、実開昭61−48
974号に記載された「縦軸複式ダンパ風車Jがある。
このダンパ式風車は第15図、第16図に示すように、
回転自在な鉛直主軸50と、その鉛直主軸50に等分間
隔に垂直方向に取り付けた上下の横軸51と、その上下
の横軸51の間に設けた複数の支持棒52と、一端をそ
の支持棒52に回動自在に軸着し他端に鍔部53aを形
成した凹状の一対のダンパ羽根53とからなり、その一
対のダンパ羽根53の鍔部53aを各々前記支持棒52
に当接して係止させている、。
そして、ダンパ式風車に対し第15図に示すようにW方
向に風がふいている場合は、−側(図面では右側)のダ
ンパ羽根53はT方向に回動しようとするが、支持棒5
2に当接し係止されるので、風向きに対し垂直状態にな
り、風Wの風圧を直接受け、ダンパ羽根53全体をに方
向に回転させる。
一方、他側(図面では右側)のダンパ羽根53は、風W
の風圧でS方向に回動し、風Wの方向に対し水平状態に
なる。従ってダンパ羽t153の回転阻止力を低減させ
ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来のダンパ式風車では、一対のダンパ羽根5
3は各々連動していないので、開閉状態が常に逆の状態
になるとは限らず、左右の一対のダンパ羽根53が共に
風を受ける場合もあり、そのような場合は効率のよい回
転力を得られない。
本発明は前記問題点に鑑み、一対のダンパ羽根を各々連
動させることにより、開閉状態を常に逆状態にし風圧に
よる回転阻止力を著しく低減し、回転力を効率よく高め
ることができるダンパ式風車を提供することを課題とす
る。
〔課題を解決するための手段] 本発明のダンパ式風車は、以上の課題を解決するために
、回転自在な鉛直主軸と、その鉛直主軸に垂直方向に取
り付けた横杆と、その横杆に前記鉛直主軸を対称軸とし
て取り付けた開閉自在な一対のダンパ羽根と、そのダン
パ羽根の開閉状態を各々逆状態に連動させる連結杆とか
ら構成されている。
又、前記一対のダンパ羽根を複数個有するように構成し
てもよい。
〔作用〕
この発明のダンパ式風車によれば、ダンパ羽根の開閉状
態を各々逆状態に連動させる連結杆を備えているので、
−例のダンパ羽根が開状態にあるときは、他側のダンパ
羽根は常に閉状態にある。
従って、一定の向きに風がふいている場合、開状態にあ
る一側のダンパ羽根が風を受け、回転力を起こさせると
ともに、他側のダンパ羽根は閉状態になっているので、
風圧による回転阻止力が低減する。
〔実施例〕
以下この発明のダンパ式風車における実施例を図面に基
づいて説明する。
図面の第1図から第4図までは本発明の第1実施例を示
したものであり、第1図は全体の構成を示した斜視図、
第2図は一対のダンパ羽根と連結杆を示した側面図、第
3図はガイド部を示した一部断面図、第4図(a)(b
)は開閉板の作動を示した説明図である。
第1図において、Aは回転自在な鉛直主軸である。Bは
横杆であり、鉛直主軸Aに一体に取り付けられた回転体
Al内を貫通し、その鉛直主軸Aに対し垂直方向に取り
付けられている。Cはその横杆Bに鉛直主軸Aを対称軸
にして取り付けた開閉自在な一対のダンパ羽根であり、
この実施例では90度間隔に2組すなわち4個使用して
いる。
Dは連結杆であり、前記一対のダンパ羽根Cの開閉状態
を各々逆状態に連動させるものである。Eは図示しない
鉛直主軸Aの軸受、伝動歯車、変速機、発電機等が内設
されている発電装置であり、鉛直主軸Aの回転力を伝動
歯車等を介して変速機に伝え、その変速機で回転効率を
高め、発電機を作動させて電気を発生させる。なお2発
電装置Eは公知のものを使用するので、その詳細な説明
は省略する。
ダンパ羽根Cの構成について説明する。
■は横長長方形に形成され、左右の両端に鍔部を設けた
平板であり、その材質については軽くて丈夫な、例えば
F、 R,、F’ (ガラス繊維)等が使用されている
。この平板lは上平板1aと上平板ibとからなり、そ
の上下の平板1は軸1cに開閉自在に軸着されている。
2は上平板1の左右両端に取り付けられた軸受であり、
その軸受2の軸孔に横杆Bが貫入されている。
3は横杆Bの両端にその横杆Bの長手方向に対し垂直下
方向に取り付けられたガイド棒である。
4はそのガイド捧3にそって上下に移動するガイド部で
ある。ガイド部4は第3図に示すように、ガイド棒3の
長手方向に対し垂直方向から挟持する一対のローラ4a
と、そのローラ4aの支持軸4bと、枠体4Cとから構
成されている。
5は上平板1bの長手方向に取り付けた横棒であり、そ
のMIt捧5の両端にガイド部4を取り付けている。
6は曲線状に形成された開閉板であり、上平板1aの内
側基端部に取り付けた蝶番6a(第4図参照)に開閉自
在に軸着されている。
次に連結杆りの構成について説明する。
第2図において、7は鉛直主軸Aの下部にある取付具A
2に軸7aによってその中央部を取付けられ、両端を上
下に回動するように構成した第1連結杆である。
8はその第1連結杆の両端に軸着された第2連結杆であ
る。
9は一対のダンパ羽根Cの横棒5の中央部に取り付けた
ブラケットであり、そのブラケット9に第2連結杆8の
先端を軸着している。
10は前記第1連結杆7の上下運動を規制する当接部で
あり、取付具A2に取り付けている。この当接部10は
断面コ字状に形成され、その突設部分に第1連結杆7の
下面が当接される。なお、この当接部10をスプリング
等の弾性部材に構成してもよい。
以上のように構成されたダンパ式風車の作動について説
明する。
第2図に示すように、このダンパ式風車は一側(図面で
は左側)のダンパ羽根Cが開状態にある場合、そのダン
パ羽根Cの上平板1bに取り付げられている横棒5は最
下部まで下降しているので、−側の第2連結杆8に軸着
されている第1連結杆7は右上がりの状態にある。そし
て第1連結杆7の他側に軸着されている第2連結杆8は
上界しているので、他側の上平板1aが横棒5に押され
て他側(図面では右側)のダンパ羽根Cは必ず閉状態に
なっている。逆に他側のダンパ羽根Cが開状態になれば
、−側のダンパ羽M1cは閉状態になる。
なお横棒5の両端にローラを備えたガイド部4が取り付
けられており、そのガイド部4がガイド捧3に沿って移
動するので、平板1の開閉動作をスムーズに行うことが
できる。
従って、第1図に示すように、風Wが矢印方向にふいて
いる場合、開状態になっている一側のダンパ羽根Cがそ
の風Wの風圧を受けて回転力を起こさせる。一方、他側
のダンパ羽根Cは閉状態になっているので、風Wの風圧
による回転阻止力が低減し、ダンパ羽根C全体はわずか
な風圧によってもに方向に勢いよく回転する。そして他
側のダンパ羽根Cが一例付近まで回転してくると、風W
の風圧を受けて上平板1aが上方向に上平板1bが下方
向に回動し、開状態になる。その際他側に回転したダン
パ羽根Cは、前記した作用により閉状態になる。
さらに上下の平板lの内側の基端部には、開閉板6が開
閉自在に取り付けられているので、第4図(a)に示す
ように、ダンパ羽根Cが開状態になった場合、開閉板6
は閉状態になり、上下平板lの間から風を完全に受ける
ことになる。従って風圧による回転力をより高めること
ができる。又、第4図(b)に示すように、ダンパ羽根
Cが閉状態になった場合、風Wの風圧により開閉板6が
開き、上下平板1の間から風が通ることになる。従って
風圧による回転阻止力を完全に低減することができる。
又、この発明を発電用の風車として使用するとき等は、
安定した電力を得るために、風力に応じて風車の回転速
度を制御する装置が必要である。
そのため、例えば、第1連結杆7、軸7a、当接部10
を一体的に上下にスライドできるように構成してもよい
。これにより風力に応じてダンパ羽根Cの開閉角度が調
整でき、速度制jIIが可能となる。
図面の第5図から第8図までは本発明の第2実施例を示
したものであり、第5図は全体の構成を示した斜視図、
第6図はその側面図、第7図はその平面図、第8図は上
平板に取り付けた重りを示した説明図である。
である。
第5図にお7いて、Aは鉛直主軸、AIは回転体、Bは
横杆、Cはダンパ羽根、Dは連結杆、Eは発電装置であ
り、その基本的構成については第1実施例のものと同様
である。
ダンパ羽根Cの構成について説明する。
21は上平板21aと上平板21bとからなる平板であ
り、その上下の平板21は横杆Bに開閉自在に軸着され
ている。
22は上平板21a及び上平板21bの両端基端部側に
三角状に軸着した移動自在なリンク杆である。
23は横杆Bの両端にその横杆Bの長平方向に対し垂直
横方向に取り付けられたガイド棒である。
24はガイド部であり、その構成については第1実施例
のものと同様である。そしてガイド部4はガイド棒3に
沿って横方向(矢印方向)に移動する。(第7図参照) 25は横棒であり、その両端にリンク杆22の先端部と
ガイド部24を取り付けている。
6は開閉板であり、その構成については第1実施例のも
のと同様である。
次に連結杆りの構成について説明する。
第7図において、26aは横棒25のブラケット25a
に取り付けられた第1連結杆である。
26bはく字状に形成され第1連結杆26aの先端に取
り付けられた第2連結杆である。
26dは両端部に一側及び他側からの第2連結杆26b
、26bの先端を各々軸着し中間部に細長の開孔26c
が形成されている移動杆である。
そして移動杆26dの開孔26cには鉛直主軸Aが貫入
されている。
次に第2実施例で示したダンパ式風車の作動について説
明する。
第6図及び第7図に示すように、このダンパ式風車は一
側(図面では左側)のダンパ羽根が開状態にある場合、
そのダンパ羽根Cの横棒25は平板21の基端部側まで
引き寄せられているので、第1連結杆26a、第2連結
杆26bの先端部、移動杆26dは下方向に移動してい
る。一方、他側の第2連結杆26b、第1連結杆26a
はS方向に移動しているので、横棒25は平板1の先端
側に移動し、他側(図面では右側)のダンパ羽根Cは閉
状態になる。逆に他側のダンパ羽根Cが開状態になれば
、−側のダンパ羽根Cは閉状態になる。なお横棒25の
両端にローラを備えたガイド部24がガイド棒23に移
動自在に取り付けられているので、平板21の開閉動作
をスムーズに行うことができる。
第2実施例のダンパ式風車の作用効果については、第1
実施例のものと同様である。
なお、平板21の内側に連結杆りを取り付けているので
、上平板21bに下方向の重心がかかつてしまう。そこ
で、その重心に対するつりあいを保ち平板21の開閉動
作をスムーズにするために、第8図に示すように、上平
板21bの基端部にその延長線上よりもやや下方向に重
り27を取り付けてもよい。
図面の第9図から第11図までは本発明の第3実施例を
示したものであり、第9図は全体の構成を示した斜視図
、第10図はその側面図、第11図はその平面図である
第9図において、Aは鉛直主軸、Bは横杆、Cはダンパ
羽根、Dは連結杆、Eは発電装置であり、その基本的構
成については第1実施例のものと同様である。
ダンパ羽根Cは、縦長長方形に形成された内子板31a
と外事板31bとから構成されている。
この内外の平板31はその基端部において内外に開閉自
在に軸着されている。なお、内外の平板31の内側基端
部に第1実施例の第4図に示した開閉板6を縦長に取り
付けてもよい。
横杆Bは、略断面り字状に形成されており、その横杆B
の両端を一側の内子板31aの基端側上面と他側の内子
板31aの基端側上面及び−例の内子板31aの基端側
下面と他側の内子板31aの基端側下面との間にそれぞ
れ取り付けている。
連結杆りは、両端を外事板31bの基端側上面に軸着さ
れ前記横杆B上を移動する接続棒32と、両端部に一例
及び他側からの接続棒32の先端を取付は中間部に細長
の開孔33が形成されている移動杆34七からなる。そ
して移動杆34の開孔33には鉛直主軸Aが貫入されて
おり、鉛直主軸Aを中心として移動杆34がS −下方
向に移動する。なお35は円筒状に形成された接続棒3
2の支持部であり、横杆Bの上面に取り付けている。
次に第3実施例のダンパ式風車の作動について説明する
第10図、第11図に示すように、このダンパ式風車は
一側(図面では左側)のダンパ羽根Cが開状態になると
、その連結杆りの接続棒32が外側すなわちS方向に移
動する。そして他側の接続棒32がT方向に移動するの
で、他側の外平板31bが内側に回動し、ダンパ羽II
 Cは閉状態になる。逆に他側のダンパ羽根Cが開状態
になれば、−側のダンパ羽根Cは閉状態になる。
第3実施例のダンパ式風車の作用効果については、第1
実施例と同様である。
図面の第12図から第14図までは本発明の第4実施例
を示したものであり、第12図はダンパ式風車を示した
平面図、第13図はダンパ式風車を示した側面図、第1
4図は連結杆の構成を示した断面図である。
第12図〜第14図において、Aは鉛直主軸、Bは横杆
、Cはダンパ羽根、Dは連結杆であり、鉛直主軸Aの下
部に図示しない発電装置を設けている。その基本的構成
については第1実施例のものと同様である。
ダンパ羽根Cは、縦長長方形に形成された内子板41a
と外平板41bとから構成されている。
この内外の平板41はその基端部において内外に開閉自
在に軸着されている。なお、内外の平板41の内側基端
部に第1実施例の第4図に示した開閉板6を縦長に取り
付けてもよい。
横杆Bは、断面略し字状に形成されており、−例の内外
平板41の基端部と他側の内外平板410基端部、及び
−側の内外平板41の基端部と他側の内外平板41の基
端部との間に取り付けている。
連結杆りは、第14図に示すように、内千板41の基端
側上面に軸着した接続杆42と、−側及び他側の接続杆
42.42の先端を、その長手方向に対し斜めに取り付
け、中間部に細長の開孔43aを形成した移動杆43と
からなる。そして移動杆43の開孔43aには鉛直主軸
Aが貫入されている。
又、内外の平板41の基端側には三角状に第1リンク杆
44を移動自在に軸着しており、その第1リンク杆44
の頂点部には第2リンク杆45を鉛直主軸Aに回動自在
に取り付けている。なおこの第2リンク杆45は、−例
及び他側とでそれぞれ別個に取り付けている。
次に第4実施例のダンパ式風車の作動につし1て説明す
る。
第12図及び第14図に示すように、このダンパ式風車
は一例(図面では左側)のダン、<羽根Cが開状態にあ
る場合、その連結杆りの接続杆42が内側すなわちT方
向に移動する。そして移動杆43がT方向に移動し他側
の内子Fi41aは、外側すなわちT方向に押されるの
で、他側の外平板41bが内側に回動し、他側のダンノ
々羽根Cが閉状態になる。
そして、内子板41aと外平板41bが内側に閉じて一
側のダンパ羽根Cが閉状態になると、その連結杆りの接
続杆42が外側すなわちS方向に移動する。そのため移
動杆43がS方向に移動し他側の内子板41aは、内側
すなわちS方向に押されるので、他側の外平板41bが
外側に回動し、他側のダンパ羽根Cは開状態になる。
第4実施例のダンパ式風車の作用効果については、第1
実施例と同様である。
この発明のダンパ式風車によれば、ダンパ羽根Cの開閉
状態を各々逆状態に連動させる連結杆りを備えているの
で、−側のダンパ羽根Cが開状態にあるときは、他側の
ダンパ羽根Cは常に閉状態にある。従って、一定の向き
に風がふいている場合、開状態にある一側のダンパ羽根
Cが風を受け、回転力を起こさせるとともに、他側のダ
ンパ羽根Cは閉状態になっているので、風圧による回転
阻止力が低減される。従って、わずかな風力により大き
な回転力を得ることができる。
又、この発明のダンパ式風車は、わずかな風力でも大き
な回転力を得ることができるので、海岸や山岳地帯のよ
うな常時強風に恵まれている場所でなくても使用でき、
使用場所を問わない。
この発明は以上述べた実施例に限定されることはなく、
特許請求の範囲に記載された技術的事項を逸脱しない範
囲内で種種の変更が可能である。
例えば、各実施例では一対のダンパ羽根を2Miすなわ
ち4枚使用しているが、これに限らず4枚を超えるダン
パ羽根を使用してもよい。
又、より多くの回転力を得るために一対のダンパ羽根を
上下に数段取り付けて、各々を連動させるように構成し
てもよい。
又、第1実施例に限らず、第2実施例〜第4実施例にお
いても、ダンパ羽根の開閉角度を調整して、風車の回転
速度を制御する装置を設けてもよい。
さらに、このダンパ式風車を船舶に搭載して、その動力
源として使用してもよい。
なお、ダンパ羽根Cの開閉動作の際に摩擦音等を生ずる
場合があるので、防音のためにクツション材等を使用し
てもよい。
〔発明の効果〕
この発明のダンパ式風車によれば、以下に述べるような
優れた効果を発揮する。
(1)ダンパ羽根の開閉状態を各々逆状態に連動させる
連結杆を備えているので、−例のダンパ羽根が開状態に
あるときは、他側のダンパ羽根は閉状態にある。そして
、一定の向きに風がふいている場合、開状態にある一例
のダンパ羽根が風を受け、回転力を起こさせるとともに
、他側のダンパ羽根は閉状態になっているので、風圧に
よる回転阻止力が低減される。従って、わずかな風力に
より、大きな回転力を得ることができる。
(2)前記構成の連結杆を備えているので、一対のダン
パ羽根の開閉状態は常に逆状態にあり、従来のダンパ式
風車に比べ、確実かつ効率のよい回転力を得られる。
(3)この発明のダンパ式風車は、わずかな風力でも大
きな回転力を得ることができるので、海岸や山岳地帯の
ような常時強風に恵まれている場所でなくても使用でき
、使用場所を問わない。
(4)この発明のダンパ式風車は、構造が簡単であるの
で製作がしやすく、原価も安い。
(5)風向きがどのような方向であっても、効率のよい
回転力を得られる。
(6)無限のエネルギーである風力を利用するので、半
永久的に使用でき、かつ環境汚染等の問題もない。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図から第4図までは本発明の第1実施例を示
したものであり、第1図は全体の構成を示した斜視図、
第2図は左右の一対のダンパ羽根と連結杆を示した側面
図、第3図はガイド部を示した一部断面図、第4図(a
) (b)は開閉板の作動を示した説明図である。 図面の第5図から第8図までは本発明の第2実施例を示
したものであり、第5図は全体の構成を示した斜視図、
第6図はその側面図、第7図はその平面図、第8図は上
平板に取り付けた重りを示した説明図である。 図面の第9図から第11図までは本発明の第3実施例を
示したものであり、第9図は全体の構成を示した斜視図
、第10図はその側面図、第11図はその平面図である
。 図面の第12図から第14図までは本発明の第4実施例
を示したものであり、第1,2図はダンパ式風車を示し
た平面図、第13図は連結杆の構成を示した断面図、第
14図はダンパ式風車を示した側面図である。 第15図は従来のダンパ式風車の平面図、第16図は従
来のダンパ式風車のダンパ羽根の構成を示す斜視図であ
る。 A・・・鉛直主軸    AI・・・回転体B・・・横
杆      C・・・ダンパ羽根D・・・連結杆  
   W・・・風 1.21.31.41・・・平板 3.23・・・ガイド棒 4.24・・・ガイド部 5.25・・・横棒 6・・・開閉板 第9図 第12図 第14図 1b 第13図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転自在な鉛直主軸Aと、その鉛直主軸Aに垂直
    方向に取り付けた横杆Bと、その横杆Bに前記鉛直主軸
    Aを対称軸として取り付けた開閉自在な一対のダンパ羽
    根Cと、そのダンパ羽根Cの開閉状態を各々逆状態に連
    動させる連結杆Dとからなることを特徴とするダンパ式
    風車。
  2. (2)前記一対のダンパ羽根Cを複数個有することを特
    徴とする請求項(1)記載のダンパ式風車。
JP13349589A 1989-05-27 1989-05-27 ダンパ式風車 Pending JPH03976A (ja)

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