JPH0397427A - 管状挿入具の湾曲操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は例えばカテーテル、内視鏡、レーザブローブ
等のように生体腔内等に挿入されて使用される管状挿入
具の湾曲操作装置に関する。

［従来の技術］ 一般に、例えば医療用のカテーテルやＭｆｆｌｍ等の抑
人具には押入部の先端部を湾曲操作する清曲装置が配設
されたものが多い。この種の湾曲装置として例えば特開
昭５９−９７１１５号公報には内視鏡等の挿入具におけ
る挿入部の先端部に形状記憶合金からなり、伸長状態を
記憶して圧縮形戊されたコイル状の伸縮性駆動部材を設
けるとともに、この伸縮性駆動部材の伸縮動作にともな
い内視ｖＬ雰の挿入具における挿入部の先端部を湾曲さ
せる湾曲機構が示されている。

［発明が鯉決しようとする課題］ 特開昭５９−９７１１５号公報のように形状記憶合金を
利用した湾曲機構の場合には伸縮性駆動部伺のような形
状記憶合金部品と手元側に設けられた例えば操作スイッ
チ、電源等の１１３状記憶合金部品の通電制御部この間
がリード線を介して接続されている。ところで、形状記
憶合金部品としては一般にニッケルーチタン合金が多く
使用されているが、この形状記憶合金部品は銅線等のよ
うに形状記憶合金部品以外の金属によって形成されるリ
ード線とは溶接やはんだ付けができない問題があった。

そのため、従来から形状記憶合金部品とリード線との間
の接続部にはかしめ用の接合部材を設け、この接合部材
によって形状記憶合金部品の一端部とリード線の一端部
とを重合させた状態でかしめることにより、形状記憶合
金部品とリード線との間を接続するようにしていたので
、この形状記憶合金部品とリード線との間の接続部の外
径寸法が大径化し、カテーテル、内視鏡等の管状神人具
の挿入部を細径化することが難しい問題があった。

この発明は上記事情に着目してなされたもので、形状記
憶材料からなる湾曲操作ワイヤとリード線との接続部の
外径寸法を小径化することができ、挿入部の細径化を図
ることができる管状挿入具の湾曲操作装置を提供するこ
とを目的とするものである。

［課題をＪＷ決するための手段］ この発明は形状記憶処理が施された形状記憶材料からな
る湾曲操作部材とこの湾曲操作部材への通電を制御する
通電制御部との間を連結するリード線を形状記憶処理が
施されていない形状記憶材料によって形成し、湾曲操作
部材とリード線との間を溶接またははんだ付けによって
接合する接合部を設けたものである。

［作　用］ 形状記憶処理が施された形状記憶材料からなる湾曲操作
部材と形状記憶処理が施されていない形状記憶材料によ
って形或されたリード線との間を溶接またははんだ付け
によって接合させることにより、形状記憶材料からなる
湾曲操作ワイヤとリード線との接続部の外径寸法を小径
化して押入部の細径化を図るようにしたものである。

［実施例］ 以下、この発明の第１の実施例を第１図乃至第４図を参
照して説明する。

第１図は第４図に示す医療用カテーテル（管状挿入具）
１の要部の概略構成を示すものである。

こ・のカテーテル１の本体１ａは略円管状の管体（マル
チルーメンチューブ）によって形成されている。

また、第４図中で、２はこのカテーテル１の挿入部であ
る。この押入部２の先端部外周面には袋状の弾性体によ
って形成されたバルーン３が装着されている。

さらに、この挿入部２の基端部には手元側端部４が設け
られている。この手元側端部４の外周面ニハチューブ５
の連結端部６および後述するケーブル７の連結端部８が
それぞれ設けられている。

このチューブ５の一端部はバルーン３に連結されている
。さらに、このチューブ５の基端部にはバルーン３内に
例えば生理食塩水等の流体を供給するためのシリンジ９
が取外し６■能に連粘されている。

また、この手元側端部４の端面には内視鏡挿入口１０が
設けられている。そして、この内視鏡挿入■１０からカ
テーテル本体１ａの管内に例えば電子内視鏡によって形
威される血管内視鏡１１の抑人部１２が神人されるよう
になっている。この血管内視鏡１１の押入部１２は可撓
管１３の先端に先端構成部１４が連結されて形威されて
いる。

さらに、この挿入部１２の基端部側の手元側操作部１５
にはユニバーサルコード１６，１７の各一端が接続され
ている。そして、一方のユニバーザルコード１６の他端
側はコネクタ１８を介して光源装置１９に接続され、他
方のユニバーサルコード１７の他端側はコネクタ２ｏを
介してテレビカメラユニット２１に接続されている。こ
のテレビカメラユニット２１にはテレビモニタ２２が接
続されている。

一方、カテーテル本体１ａにおける神人部２の先端部に
は湾曲部２３が設けられている。この鳩曲部２３は第１
図および第２図に示すように構威されている。

すなわち、挿入部２の管壁部先端面には１８０゜の位置
にそれぞれ一対の鴻曲操作ワイヤ装着孔２４ａ，２４ｂ
が近接状態で平行に並設されている。これらの湾曲撮作
ワイヤ装着孔２４ａ２４ｂは軸線方向に沿って延設され
ている。これらの湾曲操作ワイヤ装る孔２４ａ．２４ｂ
には湾曲操作ワイヤ２５がそれぞれ柿入されている。

この湾曲操作ワイヤ２５は線状の形状記憶合金（例えば
ニッケルーチタン合金′：Ｊ）等の形状記憶材料によっ
て形成されている。この湾曲操作ワイヤ２５の形状記憶
合金は例えば２方向性の形状記憶効果を備えたものであ
る。そして、この湾曲操作ワイヤ２５は加熱によって長
さが収縮する線材を伸長形状に形成したものである。

すなわち、この湾曲操作ワイヤ２５には長さ寸法Ｌｏの
高温側の第１の記憶形状（初期ワイヤ形状）と、長さ寸
法Ｌｌ　（Ｌ１ｍｌ，ｏ＋ΔＬ）の低温側の第２の記憶
形状（強制伸展ワイヤ形状）とが記憶されている。この
場合、湾曲操作ワイヤ２５の形状記憶合金は高温側の第
１の記憶形状で高温側の形状記憶処理が行われたのち、
例えば体温程度の常温で伸長形状に強制伸展させて低温
側の第２の記憶形状の形状記憶処理が行われている。

そして、２方向の形状記憶処理が施された湾曲操作ワイ
ヤ２５が第２の記憶形状で保持されている状態で、この
湾曲操作ワイヤ２５を例えば６０〜９０℃程度の変態温
度以上に加熱することにより、長さ寸法Ｌ．の高温側の
第１の記憶形状（加熱収縮ワイヤ形状）に変形（形状復
帰）するようになっている。

また、この湾曲操作ワイヤ２５は第１図に示すように略
中央部位から折り返されてその両側の折り返しワイヤ構
戒部分２５ａ，２５ｂが両装着孔２４ａ，２４ｂ内にそ
れぞれ挿入されている。そして、この湾曲操作ワイヤ２
５の中央折り逗し部２５Ｃは桶人部２の管壁部先端面で
固定され、この湾曲撮作ワイヤ２５の前端固定部２６が
形成されている。

さらに、この湾曲操作ワイヤ２５の両折り返しワイヤ構
或部分２５ａ，２５ｂの各先端部には通電用リード線２
７ａ，２７ｂの各一端部が接続されている。この場合、
リード線２７ａ，　　２７ｂは形状記憶処理が施されて
いない形状記憶合金等の形状記憶材料によって形戊され
ている。そして、これらのリード線２７ａ，２７ｂと湾
曲操作ワイヤ２５の両折り返しワイヤ構戊部分２５ａ，
２５ｂの各先端部との間は溶接またははんだ付けによっ
て接合され、折り返しワイヤ構或部分２５ａ，２５ｂの
各先端部とリード線２７ａ，２７ｂの各一端部との間が
電気的に接続されるようになっている。

また、押入部２の管壁部外周面には湾曲操作ワイヤ２５
の両折り返しワイヤ構成部分２５ａ，２５ｂの各先端部
とリード線２７ａ，２７ｂの各一端部との溶接またはは
んだ付けによる接続部２８と対応する位置には第３図に
示すように側孔２９がそれぞれ形成されている。この場
合、折り返しワイヤ構成部分２５ａ，２５ｂの各先端部
とリード線２７ｇ，２７ｂの各一端部との接続部２８．
２８は溶接またははんだ付けによる接合作業時に外径寸
法が若干膨大化されている。そして、これらの接合部２
８．２８が各側孔２９，２９内に挿入され、このＪｊｊ
人状態で接着剤Ｓによって固定されており、湾曲抛作ワ
イヤ２５の両端固定部３０．３０が形成されている。

なお、挿入部２の先端面には例えば図示しないキャップ
が装着されており、このキャップによって湾曲操作ワイ
ヤ２５の前端固定部２６が彼覆されている。

また、リード線２７ａ，２７ｂの各他端部は湾曲操作ワ
イヤ２５の通電量を制御する通電制御部３１に接続され
ている。この通電制御部３１は前記ケーブル７を介して
カテーテル本体１ａに接続されている。さらに、この通
電制御部３１にはケーブル３２を介して操作部３３が接
続されている。

この操作部３３は例えばジョイスティック３４によって
形成′されている。このジョイスティック３４は例えば
中立な基準位置の両側に移動操作田能になっており、通
常時は所定の基準位置で保持されるようになっている。

また、通電制御部３１には各湾曲操作ワイヤ２５．２５
のコントローラが内蔵されている。これらのコントロー
ラには電源に接続された可変抵抗器、スイッチがそれぞ
れ設けられており、ジョイスティック３４の操作、すな
わちジョイスティック３４の基準位置からの移動動作力
“向およびその移動量に応じてコントローラのスイッチ
および可変抵抗器が操作され、ジョイスティック３４の
移動量に対応させた状態でカテーテル本体１ａの湾曲部
２３の湾曲方向および湾曲量が任意に操作可能になって
いる。

次に、上記構成の作用について説明する。

まず、カテーテル１のジョイスティック３４は通常時は
基準位置で保持される。この状態では通電制御部３１の
コントローラのスイッチはオフ状態で保持されるので、
挿入部２の湾曲部２３に装着された各湾曲操作ワイヤ２
５．２５には通電されない状態で保持される。そのため
、湾曲操作ワイヤ２５．２５は長さ寸法Ｌ１の低温側の
第２の記憶形状で保持されるので、神人部２の湾曲部２
３は湾曲されていない略直線状の通常の形状状態で保持
される。

また、血管内ｆｆｌｍｌｌの使用一には第４図に示すよ
うに予めカテーテル１の押入部２が目的部位、例えば血
管３８内に押入される。この場合、挿入部２を血管３８
内で固定する場合にはバルーン３が使用される。

このバルーン３の使用時にはチューブ５の基端部にシリ
ンジ９が連結され、このシリンジ９から坐理食塩水等の
流体がチューブ５内を通じてバルーン３の袋内に供給さ
れる。そのため、バルーン３はこの流体の供給によって
膨脹し、膨脹したバルーン３が血管３８の内壁面に圧接
されるので、この状態でカテーテル１の押入部２が血管
３８内の所定位置で固定される。

そして、この状態でカテーテル１の内視鏡揮人口１０か
らカテーテル本体１ａの管内に血管内視鏡１１の挿入部
１２が押入される。

また、血管内視鏡１１の先端構成部１４を血管３８内の
血栓部３９等の所望方向に向ける場合にはカテーテル１
の湾曲部２３が湾曲操作される。

このカテーテル１の湾曲部２３の湾曲操作時にはジョイ
スティック３４が使用される。この場合、ジョイスティ
ック３４は基準位置から所望の方向に任意の移動量だけ
移動操作される。そして、このジョイスティック３４の
移動方向および操作量に応じてコントローラのスイッチ
および可変抵抗器が適宜操作される。すなわち、ジョイ
スティック３４の操作時にはこのジョイスティック３４
の移動方向のコントローラのスイッチがオン操作され、
さらにこのときのジョイスティック３４の移動量に応じ
てコントローラのｎ■変抵抗器が所定位置まで移動操作
される。そして、この操作にともないジョイスティック
３４の移動方向のコントローラに接続された湾曲操作ワ
イヤ２５が通電加熱される。

さらに、通電加熱された湾曲操作ワイヤ２５は例えば長
さ寸法Ｌ．の高温側の第１の記憶形状に変形し、この冴
曲操作ワイヤ２５の長さが収縮する。そのため、この状
態では柿人部２の湾曲部２３は収縮する湾曲操作ワイヤ
２５によってこの湾曲操作ワイヤ２５の前端固定端部２
６が後端側の固定部３０．３０に対して引っ張り操作さ
れ、この湾曲部２３の前端側が収縮する湾曲操作ワイヤ
２５側に向けて湾曲される。この場合、湾曲部２３の湾
曲量はジョイスティック３４の移動量、すなわちコント
ローラの可変抵抗器の移動操作量に応じて適宜設定され
、湾曲操作ワイヤ２５の変形可能な範囲（長さ寸法Ｌ１
の低温側の第２の記憶形状と長さ寸法Ｌ。の高温側の第
１の記憶形状との間の範囲）内で、任意に設定可能にな
っている。

また、ジョイスティック３４が基準位置に戻されると、
コントローラの可変抵抗器が所定の復帰位置に戻される
とともに、スイッチが・オフ操作され、コントローラに
接続された湾曲操作ワイヤ２５への通電加熱が停止され
る。そのため、この状態では湾曲操作ワイヤ２５の温度
が低下し、収縮状態の湾曲操作ワイヤ２５は長さ寸法Ｌ
１の代温側の第２の記憶形状に復帰するので、収縮状態
の湾曲操作ワイヤ２５の形状復帰動作にともない挿入部
２の湾曲部２３は湾曲されていない略直線状の通常の形
状に復帰される。

そこで、上記構戊のものにあっては形状記憶処理が施さ
れた形状記憶合金材料からなる湾曲操作ワイヤ２５の両
折り返しワイヤ構戊部分２５ａ，２５ｂの各先端部と形
状記憶処理が施されていない形状記憶合金材料によって
形或されたリード線２７ａ，２７ｂの各一端部との間を
溶接またははんだ付けによって接合させたので、かしめ
用の接合部材によって両者間をかしめて接続させる場合
に比べて形状記憶合金材料からなる湾曲操作ワイヤ２５
の両折り返しワイヤ構成部分２５ａ，２５ｂとリード線
２７ａ．２７ｂとの接続部２８の外径寸法を小径化する
ことができる。そのため、従来に比べてカテーテル１の
湾曲部２３全体の外径寸広を小径化することができるの
で、挿入部２の細径化を図ることができる。

また、カテーテル１の挿入部２の管壁部外周面に側孔２
９．２９を設け、湾曲操作ワイヤ２５の両折り返しワイ
ヤ構成部分２５ａ，２５ｂの各先端部と形状記憶処理が
施されていない形状記憶合金材料によって形成されたリ
ード線２７ａ，２７ｂの各一端部との接続部２８．２８
をこれらの各側孔２９，２９内に捕入状態で固定したの
で、湾曲操作ワイヤ装着孔２４ａ，２４ｂの孔径を大き
くして形状記憶材料からなる湾曲操作ワイヤ２５の折り
返しワイヤ構或部分２５ａ，２５ｂを装着孔２４ａ，２
４ｂ内に押入し易くした場合であっても揮人された鳩曲
｛■作ワイヤ２５の折り返しワイヤ構或部分２５ａ，２
５ｂを装着孔２４ａ，２４ｂ内で固定し易くすることが
できる。そのため、従来に比べて湾曲操作ワイヤ２５の
装着作業を容易化することができる。さらに、一旦固走
した湾曲操作ワイヤ２５が従来に比べて外れにくくする
こともできる。

また、第５図はこの発明の第２の実施例を示すものであ
る。

これは、例えば体腔Ｔ内の結石Ｋ等を破砕するレーザプ
ローブ４１用のカテーテル４２にこの発明を適用したも
のである。このカテーテル４２は第１の実施例のカテー
テル】から神人部２のバルーン３を取外し、このカテー
テル４２の本体４２ａの管内にレーザブローブ４１を神
入させる構或になっている。この場合、シリンジ４３に
連結させたチューブ４４の先端部は例えばカテーテル４
２の先端開口部に連通されており、このカテーテル４２
の先端開口部からこのチューブ４４を通して体腔Ｔ内の
体液等を吸引したり、薬岐等の注入が可能になっている
。さらに、このカテーテル４２の先端部には第１の実施
例のカテーテル１の清曲部２３と同様な構成の湾曲部４
５が設けられている。そして、この湾曲部４５が第１の
実施例と同様にジョイスティック３４の移動方向および
その移動量に対応させた状態で湾曲方向およびその湾曲
量が任意に操作可能になっている。なお、レーザブロー
ブ４１の基端部は例えばＹＡＧレザ、ＣＯ２レーザ等の
レーザ装置４６に接続されている。

したがって、この場合もカテーテル４２の先端部には第
１の実施例のカテーテル１の湾曲部２３と同様な構戊の
湾曲部４５が設けられているので、第１の実施例と同様
の効果を得ることができる。

また、第６図はこの発明の第３の実施例を示すものであ
る。

これは、血管内視鏡６１にこの発明を適用したものであ
る。すなわち、この血管内硯鏡６１の神大部６２の先端
部には第１の実施例のカテーテル１の湾曲部２３と同一
構成の湾曲部６３が設けられている。また、この血管内
視鏡６１の押入部６２の基端部に配設された操作部６４
にはユニバーサルコード６５．６６の各一端が接続され
ている。そして、一方のユニバーサルコード６５の他端
側はコネクタ６７を介して光源装置６８に接続され、他
方のユニバーサルコード６６の他端側はコネクタ６つを
介してテレビカメラユニット７０に接続されている。こ
のテレビカメラユニット７０にはテレビモニタ７１が接
続されている。さらに、光源装置６８にはケーブル７２
を介して通電制御部７３が接続されている。この通電制
御部７３には例えばジョイスティック７４によって形成
される操作部７５が接続されている。そＬ．　ｒ　，こ
の場合も神人部６２先端の洸曲部６３が第１の実施例と
同様にジョイスティック７４によって湾曲操作され、こ
のジョイスティック７４の移動瓜に対応させた状態で湾
曲量が任意に操作可能になっている。

したがって、この場合もＪｔＴｉ人部６２の先端部には
第１の実施例のカテーテル１の湾曲部２３と同一構成の
湾曲部６３が設けられているので、第１の実施例と同一
の効果を得ることができる。

また、第７図はこの発明の第４の実施例を示すものであ
る。

これは、レーザブローブ８１にこの発明を適用したもの
である。すなわち、このレーザプローブ８１の先端部に
は第１の丈施例のカテーテル１の湾曲部２３と同一構戊
の湾曲部８２が設けられている。また、このレーザブロ
ーブ８１の基端部は例えばＹＡＧレーザ、ＣＯ２レーザ
等のレーザ装置８３に接続されている。さらに、このレ
ーザプローブ８１の基端部にはケーブル８４を介して通
電制御部８５が接続されている。この通電制御部８５に
は例えばジョイスティック８６によって形成される操作
部８７が接続されている。そして、この場合もレーザプ
ローブ８１の先端の湾曲部８２が第１の実施例と同様に
ジョイスティック８６によって湾曲操作され、このジョ
イスティック８６の移動量に対応させた状態で湾曲量が
任意に操作可能になっている。

したがって、この場合もレーザプローブ８１の先端部に
は第１の実施例のカテーテル１の湾曲部２３と同一構戊
の湾曲部８２が設けられているので、第１の実施例と向
一の効東を得ることができる。

なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施で
きることは勿論である。

［発明の効果］ この発明によれば形状記憶処理が施された形状記憶材料
からなる湾曲操作部材とこの湾曲操作部材への通電を制
御する通電制御部との間を連結するリード線を形状記憶
処理が施されていない形状記憶材料によって形成し、湾
曲操作部材とリド線との間を溶接またははんだ付けによ
って接合する接合部を設けたので、形状記憶材料からな
る湾曲操作ワイヤとリード線との接続部の外径寸広を小
径化することができ、挿入部の細径化を図ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図はこの発明の第１の実施例を示すもの
で、第１図は要部の概略構成図、第２図は湾曲部の横断
面図、第３図は湾曲操作ワイヤと通電用リード線との接
続状態を示す要部の縦断面図、第４図はカテーテルの使
用状態を示す全体の概略構戊図、第５図はこの発明の第
２の丈施例のカテーテルの使用状態を示す全体の概略構
成図、第６図はこの発明の第３の丈施例を示す全体の概
略構或図、第７図はこの発明の第４の実施例を示す全体
の概略構戊図である。 １，４２・・・医療用カテーテル（管状挿入具）、２３
，４５，６３．８２・・・湾曲部、２５・・・湾曲操作
ワイヤ（湾曲操作部材）　　２７ａ．２７ｂ・・・通゛
屯用リード線、２８・・・接続部、３１，７３．８５・
・・通電制御部、６１・・・血貴出現鏡（菅状抑人具）
、８１・・・レーザプローブ（菅状抑人只）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 形状記憶処理が施された形状記憶材料からなる湾曲操作
   部材が可撓性の管状挿入具の湾曲部に装着され、通電加
   熱による前記湾曲操作部材の変形動作にともない前記湾
   曲部を湾曲操作する管状挿入具の湾曲操作装置において
   、前記湾曲操作部材とこの湾曲操作部材への通電を制御
   する通電制御部との間を連結するリード線を形状記憶処
   理が施されていない形状記憶材料によって形成し、前記
   湾曲操作部材とリード線との間を溶接またははんだ付け
   によって接合する接合部を設けたことを特徴とする管状
   挿入具の湾曲操作装置。