JPH0393705A - 敷物用シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来、雑草を死滅させ、除草する場合、素足で歩いたり
座ったりし得るようにする場合等、地面に黒色、その他
の色に着色したビニールシートを敷く事が行なわれてい
るが、敷いたシートが風で吹き飛ばされないようにする
ため、周囲に石、その他の重りを置く作業に手数を要す
る。多数枚並べて敷く場合、隣接部が浮かないように重
りを載せれば、手数もかかるし、面上を歩いたり、座っ
たりする邪魔にもなる。

本発明はそれらの問題を解決する簡便で比較的安価なシ
ートを得ようとするものである。以下図面に従い説明す
る。

第１〜２図において、（１）は縦×横が１〜２ｍ、厚さ
が１＋ｎｍ程度の着色したビニールシート。（２）はそ
の左端の上面に張り付けた左右幅数０％厚さ数ｍｍの鋼
材、安価な鉄鉱石の粉末を混じたプラスチック等、比重
の大きな材料から成る重り。（３）も同様の材料から成
る右端上面に張り付けた重り。（４〉はビニールシート
（１）の前上紗に取り付けたフエライト粉やネオジウム
磁石粉等を混じた軟質塩化ビニール、合成ゴム、その他
から成り、上下方向に磁化した磁性ベルト．（５）はビ
ニールシー｝（１）の後下縁に取り付けた（４）と同様
の材質から成る磁性ベルトである。

この重りその他の付いたシートは通常、重り（２）また
は（３）に巻いて保管や運搬を行なう。

巻いた物の断面は円形に近い楕円形をしており、使用時
には地上に置き、軽く突いて行けば転がり、容易に広げ
る事が出来る。

巻きもどす際も、重り（２）または（３）に巻き取って
行けば、容易に巻き上げられる。

風が吹いても、重り（２Ｘ３）が重しになり、容易に飛
び去らない。

広い地面に用いるには、左右長の長いシートを多数前後
に並へ、前上縁の磁性ベルト（４）を第３図のように、
他のシートの磁性ヘルト（５）上に重ね、（４）の下面
のｎ極と、（５）の上面のＳ極を吸着させれば、風が吹
いても、人が歩いても、ずれる事はない。

巻き上げ時には、容易に剥がれる。

なお、重り（２Ｘ３）の横幅、厚み等を種々変えてもよ
い。

断面の形は楕円形や半円形にしてもよい。ただ、円形に
すると、敷いて用いる際、人の足が引っかかると、容易
に巻き上げられてしまう欠点が生ずるので、縦×横Ｘ厚
さが２０　Ｘ　２００　Ｘ　０　．　１ｍｍ程度のバネ
用鋼板を重り（２Ｘ３）に直角に、かつシ一トク１）中
に埋め込むように取り付け、転がりが反転するようにす
る等しなければならない。

製造時、重り（２Ｘ３）の全周囲に接着剤を塗り、シー
ト（１）の縁で取り巻き、重りの錆止めや鋼材による負
傷等を防いてもよい。

重り（２Ｘ３）に貫通孔を開けておき、必要に応じて、
五寸釘等を打ち込み、重りを地面に強く固定するように
してもよい。

安価に生産する場合には、磁性ベル｝（４Ｘ５）を取り
付けないようにする。

シー｝（１）の前上縁と後上縫に磁性ベルトを取り付け
た物、及び前下縁と後下縁に磁性ヘルトを取り付けた物
を造り、両者を交互に多数並へた場合、上部２こ磁性ベ
ルトが付いている物を一斉に巻き上げる事が出来る。（
第１〜３図示の物では、端から順次、巻き上げねばなら
ない。） 一辺に三枚以上並べて用いる方式では第４〜５図示のよ
うにしてもよい。

図中（６）はビニールシート。（７）は重り。（８）は
各シートの周囲の上紗から突出している磁性ベルＩ・。

（９）は各シートの周囲の下縁から突出している磁性ベ
ルトである。

このように、敷きつめた平面の周開に来る物の外側の縁
には磁性ヘルトな取り付けず、他のシートに接する縁に
だけ取り付ける。全体の周囲に来ない物には、そのシー
トの全周囲に磁性ベルトを取り付ける。

また、一枚のシートの周囲の磁性ベルトは総て上、また
は下に取り付け、その四隅は斜めに切り落とす。

磁性ベルトが上に付いた物と、下に付いた物とが交互に
並び、磁性ベルトが上に付いた物は一斉に剥がす事が出
来る。剥ぎ取り易いように、磁性ベルトの一部に、非磁
性の部分を点在させてもよい。剥がした一辺を蝶番で開
閉する重りで挟み、巻き取って行くようにしてもよい。

第６〜７図のようにしてもよい。

図中（１０）はビニールシート。（１１）は重り。（ｌ
２）はシートの上縁から突出した磁性ベルト。（ｌ３）
はシートの下縁から突出した磁性ベルトである。

この場合、前後紗の上から磁性ベルトが突出した物を左
右に多数つなぎ、連続して巻き取り得るようにしておき
、前後縁の下から磁性ベルトが突出した物も左右につな
ぎ、前者と交互に縦方向につないで行けば、一つおきに
連続的に巻き取る事が出来る。

なお、各シート及び磁性ベルトを同材質で遺り、縁だけ
磁化してもよいし、黒色の遮光性ビニールシート上に、
縁をずらせて奇麗な色や模様の別のビニールシートを重
ねて融着し、縁に生ずる段差の部分に磁性ベルトを融着
する等してもよい。

室内用の物では、重りを省略してもよい。（磁性ベルト
が重りとなる．） シート（ｌ）の重り（２）（３）間にも、同様の重りを
取り付けたり、二枚のビニールシートを重ねて融着し、
一体化する際、幅数ｃｖａの線状の非融着部を網目状に
造り、シートを地面に敷いた後、非敗着部の一端から水
を送り込み、網目状の水により、重り（２Ｘ３）の作用
を補強してもよい。

その際、重り（２）または（３）の付近に水道ホースを
つなぐためのねじふた付の吸水口を設ける等する． 重り（２Ｘ３）を棒磁石製にしたり、幅１０ｃｍ，厚さ
５ｍｍ程度の軟質、あるいは硬質のプラスチック製にす
る等してもよい。

二枚のビニールシート間に接着剤を付け、１ｍ間隔で重
り（２Ｘ３）を挟み、長さ数１００ｍの物を造り、適当
な長さに切断して用いるようにしてもよい。

その他種々の設計変更が可能である。

本発明を実施すれば、地面や床に敷いた場合、重りを載
せなくても、風で吹き飛ばされず、多数枚の紗同しが磁
力で接続されるため、凹凸が生ぜず、容易に着脱が出来
る、地面等に敷くシートが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一実施例の平面図。第２図はその正
面図。第３図はそれを二つ接続した場合の縦断左側面図
。第４図は第二実施例の平面図。 第５図はその正面図。第６図は第三実施例の平面図。第
７図はその正面図である。 藤村明宏 ６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　着色した長方形のビニールシートの一部の辺に、断面
   がほぼ長方形をなす、帯鋼その他の高比重材料から成る
   重りを接合し、他の辺の上部または下部から、強磁性体
   粉を混じたゴム膜等を上下方向に磁化して成る磁性ベル
   トを突出させた、地面や床上に敷くシート。