JPH0393536A - 内装下地への導電性付与方法 - Google Patents

内装下地への導電性付与方法

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JPH0393536A
JPH0393536A JP1232381A JP23238189A JPH0393536A JP H0393536 A JPH0393536 A JP H0393536A JP 1232381 A JP1232381 A JP 1232381A JP 23238189 A JP23238189 A JP 23238189A JP H0393536 A JPH0393536 A JP H0393536A
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JP
Japan
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conductive
interior
laminate
substrate
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JP1232381A
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JPH0571379B2 (ja
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Yasumasa Takao
泰正 高尾
Shungo Okuda
奥田 俊吾
Osamu Yoshikawa
治 吉川
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Toyo Linoleum Co Ltd
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Toyo Linoleum Co Ltd
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  • Finishing Walls (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は積層体の被覆による内装下地への導電性付与方
法に間する. (従来技術とその問題点) 従来より家庭や事務所をはじめとして、手術室、 IC
工場、化学品製造工場、化学実験室、可燃物倉庫等は室
内での静電気の発生を防止する種々の方法が採られてい
る. しかし、一般的に導電性を付与するには、カーボンが多
量に混練されるため、色が真っ黒になり意匠性に欠けた
ものであった. (問題点を解決する手段) 本願発明は上記問題点を解決したもので、貫通孔が設け
られた着色合成樹脂表面層に導電性材料を配合した合成
樹脂下地層を加熱状熊で積層して、下地層が上記貫通孔
に充填された上層と、導電性下地層である下層が一体化
された積層体を形成し、得られた積層体で内装下地を被
覆することを特徴とする内装下地への導電性付与方法、
をその要旨とする.以下図面に基づいて本発明を説明す
る. 1は第1図から第3図は導電性付与方法の工程図である
. 表面層1は化粧材の表面部分となる層で、ポリ塩化ビニ
ル(PVC)、エチレンー酢酸ビニル共重合体(EVA
)、ポリウレタンの軟質プラスチックに、適宜意匠性が
得られるように、着色または印刷が行われている.この
表面層には貫通孔2があけられる.貫通孔2は円形、正
方形、星型等の幾何学模様でもよいし、商品適性に応じ
て動物、漫画キャラクターその他任意の模様でもよい.
買通孔の形状はいずれの形でもよく、大きさも特に問わ
ないが、表面に発生した静電気を速やかに逃がすには、
人体との接触機会が多ければ多いほど良く、また意匠的
に面積はあまり大きくならない方が好ましい. 具体的には一つの貫通孔の面積は 0.002cm’な
いし20cm2で間孔面積は0.1%ないし80%が好
ましく、かつ各貫通孔閏の距離は、3cm以内であるこ
とが好ましい.3は下地層であり、下地層3は前記表面
層と同じ合成樹脂からなり、表面層の直下に設けられる
.表面層には導電性材料4が添加される. 導電性材料としては、導電性カーボンプラック(アセチ
レンブラック、ケッチヱンブラック)、導電性酸化共重
合、導電性酸化チタン、導電性酸化スズ、導電性酸化ア
ンチモン、炭素繊維、金属被覆ガラス繊維、金属被覆合
成議維、ステンレス繊維、導電性ウィスカー硫化鋼処理
合成繊維が示され、とくにケッチェンブラックは導電性
が優れる. このように本発明に於ける導電性は、導電性カーボンを
下地層に添加することにより付与されるのはもちろん、
また特により意匠性が求められる場所では金属粉や白色
系の導電性粉末または炭素繊維を添加して付与される.
上記下地屠3は100〜250℃で加圧変形可能に加賠
されており、積層ロール5、5′で加圧積層して本発明
の積層体6を得る.貫通孔には下地層組成分が充填され
て導電性部分が表面に露出した構成になる. 表面層1と貢通孔に充填された導電性合成樹脂7の組合
せからなる上層8と、この上層の下面を覆う導電性を有
する下地贋である下層9とが積層一体化され、上層の゜
貫通孔が下層を形成する4!#脂により充満され得られ
た導電性積層体6を内装下地Gに貼着することにより室
内に導電性を付与することができる.また、上記導電性
積層体には、望ましくはメッシュ状基布lOが積層され
る.メッシュ状基布は寸法安定化が向上するほか、下層
露出部分と内装下地が直接接触するので、静電気の拡散
を効果的にするため、顕著な導電性が得られる. 得られた積層体シートは好ましくは導電性接は導電性下
M9まkは9′を通って拡散する.また目地部分にも導
電剤を配合したシーミング材12を注入することにより
、内装下地への導電性付与効果がさらに向上した. (発明の効果) ■本発明により装飾性に富み、かつ導電性に優れた導電
性の付与方法が得られた. ■積層体における貫通孔を導電性樹脂で充填さ■ ■ 実 せるとともに、この同じ組成物からなる下層と上層が一
体となって、電気的につながっているため、積層体表面
層に発生した静電気を速やかに拡散することができた. 積層体を内装下地に貼着する際、導電性のシーミング剤
が目地部分に適用され、積層体同士が水平方向に電気的
につながるので静電気の拡散RNを大きくすることがで
きるとともに、アースの設置も数が少なくて済んだ.本
発明において導電性は、カーボンを添加することによっ
ても付与されるが、金属粉や炭素繊維、白色系の導電性
粉末を添加することで、室内により意匠性のある内装と
、導電性を付与することができた. 施fM1 厚さ 0.3mmの軟質PvCからなる表面シートに径
が2mmでピッチが15mmのパンチングを行い貫通孔
を形成した.この表面シートを下記配合Aの 1.5m
mの導電性樹脂層を170℃で積層し、貫通孔に上記樹
脂組成物を充填させ、充*[分の表画を露出させ、得ら
れた積層体の下部にメッシュ状の基布を積層した. 部は重量部である. 配  合  A              (部)P
 V C     100 可塑剤(DOP)    70 安定剤(Ba−Zn系)   4 加工助剤     4 ケッチェンブラックEC   23 炭酸カルシウム     180 このようにして得られた導電性内装材を下記の配合Bの
2液性導電性接着剤で内装下地に施工したところNFP
A法で表i#抵抗値は、1.0X10’,  漏洩抵抗
値1!1.OX10’Qであった. この結果内装下地に適度の意匠性と導電性を付与するこ
とができた. 配  合  B 主 剤    (部)    硬化剤   (部)エボ
キシ樹脂 100 ボリアミドアミン100酢ビ系樹脂
※+  95  キシレン樹脂  150黒  鉛  
     100  黒  鉛         2 
7 0メタノール   50 メタノール   140
(部〉は重合部である ※,  酢酸ビニルーアクリル系コボリマーこのように
本発明により効果的に静電スを拡散し、内装下地に導電
性を付与することかでき た. 実 施  例  2 導電性下地層を配合Cの明色樹脂組成物とした他は実施
例lと同様に積層体を形成し、内装下地を被覆した. 配  合  C P   V   C 導電性可塑剤 導電性酸化チタン 加工助剤 (部) 100 6 0 6 0 4 積層体は、明るい色が得られて意匠性がさらに向上した
上、NFPA法で表百抵抗値は、3.OX10’,  
漏洩抵抗値で3.0X10’Qで良好な導電性が富内に
付与された.
【図面の簡単な説明】
111!Iから第3図は本発明の導電性を付与する方法
の工程図で、 1は表百層、2は貰通孔、3は導電性下
地層、4は導電材料である.以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、貫通孔が設けられた着色合成樹脂表面層に導電性材
    料を配合した合成樹脂下地層を加熱状態で積層して、下
    地層が上記貫通孔に充填された上層と、導電性下地層で
    ある下層とが一体化された積層体を形成し、得られた積
    層体で内装下地を被覆することを特徴とする内装下地へ
    の導電性付与方法。
JP1232381A 1989-09-07 1989-09-07 内装下地への導電性付与方法 Granted JPH0393536A (ja)

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JPH0393536A true JPH0393536A (ja) 1991-04-18
JPH0571379B2 JPH0571379B2 (ja) 1993-10-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100419188C (zh) * 2006-08-31 2008-09-17 营口沃飞斯节能科技有限公司 一种装饰保温复合板及其生产方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100419188C (zh) * 2006-08-31 2008-09-17 营口沃飞斯节能科技有限公司 一种装饰保温复合板及其生产方法

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JPH0571379B2 (ja) 1993-10-07

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