JPH039228Y2 - - Google Patents

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JPH039228Y2
JPH039228Y2 JP1981159749U JP15974981U JPH039228Y2 JP H039228 Y2 JPH039228 Y2 JP H039228Y2 JP 1981159749 U JP1981159749 U JP 1981159749U JP 15974981 U JP15974981 U JP 15974981U JP H039228 Y2 JPH039228 Y2 JP H039228Y2
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pointer
opening
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drive
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は開閉器において入切表示をする指針
の駆動機構に関するものである。
従来技術 従来より、開閉器の投入開放状態を表示する指
針の駆動機構としては、開閉操作ハンドル用の操
作状態の指針だけでは、開閉操作ハンドル側の指
針が「入」もしくは「切」を指し示していたとし
ても、操作機構の不具合により、開閉部はその反
対の状態になつていることもあり得るので、例え
ば、実開昭56−68927号に示されるように開閉器
の一側部側に設けられた操作ハンドルの操作状態
を表す指針とは別に開閉器の他側部側に操作機構
を介して回動軸と連結された開閉部の開閉状態を
表す開閉部用の指針を設けたものが知られてい
る。
ところが、前記従来の指針の駆動機構において
は、操作機構を介して回動軸に連結されている他
側部側の開閉部用の指針を「入」もしくは「切」
の表示を指示した状態でロツクするための機構が
設けられていないため前記開閉部の「入」「切」
表示用指針による指示状態が確実にロツクされず
その信頼性に欠けるという問題点があつた。
目 的 この考案の目的は前記のような欠点を解消し
て、開閉器が投入開放された際に、開閉部の開閉
状態を表わす指針を確実に動作させ、又、投入開
放が完了した際には指示状態をロツクさせて信頼
性を向上させた指針の駆動機構を提供することに
ある。
実施例 以下、この考案を屋外用気中開閉器に具体化し
た一実施例を第1図〜第7図に従つて説明する
と、機枠1は腕金2に取着される取付金具3が装
着された上部枠4と、上部枠4の四隅から垂下さ
れた四本の支柱5と、その支柱5の下端に固設さ
れた下部枠6とより構成されている。そして、そ
の上部枠4の下面には各相別にそれぞれ一対ずつ
の本体碍子7が垂下固定され、その各本体碍子7
内には開閉部を構成する固定電極8及び消弧室1
0が設けられている。
前記対を成す本体碍子7間の中央と対応する位
置の両端部において前記両枠4,6間にはそれぞ
れステンレス棒等にて形成された案内杆12が固
設され、その各案内杆12の上半部外周には上端
が上部枠4に固着されたバネ収容筒13が案内杆
12に対し所定間隔をおいて離間配置されてい
る。
前記各案内杆12にはバネ収容筒13との間に
位置するように可動管14が外嵌され、可動管1
4の上端と上部枠4の下面との間には圧縮バネ作
用をなす開放バネ23が介装されている。そして
その各可動管14の下部外周にはそれぞれ外上方
へL字状に延出する連結板15が固着されてい
る。そして、前記各可動管14の内周上下両端に
は案内杆12に対してその軸心方向へ摺動可能に
外嵌される黄銅等より成る摺動管16が固着され
ている。
前記左右両連結板15間には第2図において逆
U字状に表わされた可動枠18が固着され、その
可動枠18の下面において前記各相の本体碍子7
と対応する位置には各相別に支持碍子19が垂下
され、その各支持碍子19の下端には導電部材2
0が支持碍子19とともに逆T字状をなすように
固着されている。そして、各導電部材20の両端
には各相別の固定電極8に対して接離可能に対応
する開閉部を前記固定電極8とともに構成する可
動接触刃21が上方に向つて突設されている。
なお、前記可動管14〜可動接触刃21にて可
動部が構成され、その可動部は連結板15の外側
に駆動連結された操作機構を介して操作ハンドル
22により開閉操作されるようになつている。そ
して、操作ハンドル22の中央部には下方に向か
う操作ハンドル用の指針22aが固設され機枠1
の表面に施された「入」「切」の表示文字を指示
するようにしている。
前記操作機構は次のように構成されている。
機枠1の外方に逆L字状に上部枠4から突設さ
れた取付板24と支柱5中央部間に取着された支
持板25との間には前記操作ハンドル22を固着
した操作軸26が回動可能に支承されている。操
作軸26の両端部には上方に向かう支持レバー2
7と操作レバー28とがそれぞれ固設されてい
る。
同支持レバー27の先端部と同先端部に対応す
る操作レバー28の先端部には操作ハンドル22
の長手方向に沿うようにそれぞれ同一形状の長孔
29が透設されるとともに、両長孔29には連結
軸30の両端が摺動可能に取着されている。
上部枠4と取付板24との間には反転レバー3
2の上端が回動可能に軸33支されている。そし
て、反転レバー32の下端には長孔34が長手方
向に沿つて透設されるとともに同長孔34には前
記連結軸30が摺動及び回動可能に挿通されてい
る。
反転レバー32の外周には付勢用のコイルバネ
35が巻装されるとともにその両端は軸33及び
連結軸30にそれぞれ係止され、これらによりト
グル機構が形成されている。
したがつて、前記連結軸30が長孔29の両端
のうちいずれか一方に係止されて軸33と操作軸
26の各軸心を結ぶ線上のデツドポイントXを越
えて一方から他方へ移動された時前記コイルバネ
35により操作レバー28に操作ハンドルの回動
方向と同方向の回動力を付与し得るようになつて
いる。なお、操作レバー28は支持板25に固着
されたストツパ36によりその投入量が規制され
るようになつている。
第3図において前後方向に位置する上部枠4の
一方の端部間には駆動軸38が回動可能に支承さ
れ、その駆動軸38の前端部すなわち操作ハンド
ル22側の端部には内方に向かう被動レバー39
が固着されている。同被動レバー39の先端部及
び長孔29と一定の距離を置いた操作レバー28
の先端部には連接リンク40の両端がそれぞれ互
いに回動可能に軸着され、同連接リンク40と被
動レバー39とは上方への中折れ状態を保持する
ようになつている。
同じく支柱5と上部枠4との間に位置する駆動
軸38の前端部及び後端部にはそれぞれ駆動レバ
ー41が一対固着されるとともにその各先端部は
上部枠4における前記案内杆12の固着部より越
えるように延出している。各駆動レバー41の先
端部には駆動リンク42の一端が回動可能に軸着
され、同駆動リンク42の他端は前記連結板15
の外上方へL字状に延出した端部に回動可能に軸
着されている。
したがつて、駆動軸38の投入または開放回動
により前記可動部は駆動レバー41、駆動リンク
42を介して上下動可能になつている。
後部側の上部枠4において駆動軸38とバネ収
容筒13間の中央部には、指針軸44が回動可能
に挿通支持されるとともに、その内端には作動レ
バー45が固着されている。同作動レバー45の
先端部にはカム溝としての長孔46が透設される
とともに、同長孔46に対して前記駆動レバー4
1の中央部から先端寄り位置にて突設されたピン
47が係合され、ピン47の駆動軸38を中心と
した回動を許容し得るように摺動可能になつてい
る。そして、前記ピン47は駆動軸38が投入方
向または開放方向へ回動された際に作動レバー4
5を介して指針軸44を同じ方向へ回動させるよ
うにしている。さらに同ピン47は駆動軸38が
投入完了または開放完了の際には長孔46のいず
れか一方の端部に係止されて指針軸44の外端に
固設された開閉部用の指針48を機枠1に施され
た「入」「切」の表示文字に対してそれぞれ指示
させ、その状態を保持し得るようにしている。
前記駆動軸38、駆動レバー41、指針軸44
〜指針48から指針48の駆動機構部が構成され
ている。
以上のように構成された気中開閉器の作用につ
いて説明する。
さて、第3図のように開閉器が投入状態のとき
には指針48及び指針22aは第6図及び第1図
の状態すなわち「入」を指し示している状態にな
つている。この状態から操作ハンドル22を開放
方向へ回動させると支持レバー27、操作レバー
28が同方向に回動されるにしたがつて駆動軸3
8も連接リンク40、被動レバー39を介して同
方向に回動される。
すると駆動軸38に固設された駆動レバー41
により駆動リンク42、連結板15、可動管14
を介して可動部が下動を始める。
前記支持レバー27、操作レバー28の回動に
ともなつて連結軸30は長孔29の一端に係止さ
れ、コイルバネ35を蓄力させながら反転レバー
32の長孔34を上方に摺動するため反転レバー
32は第3図において時計回り方向に回動され
る。そして、連結軸30が軸33と操作軸26と
を結ぶデツドポイントXを越えるとコイルバネ3
5のバネ力により同連結軸30は反転レバー32
の長孔34を下降するとともに、支持レバー2
7、操作レバー28を開放方向に急激に回動させ
る。
そのため、連接リンク40、被動レバー39、
駆動軸38及び駆動レバー41、駆動リンク4
2、連結板15を介し、さらに開放バネ23のバ
ネ力も加わつて可動管14の下動が急激に行われ
可動部の可動接触刃21は固定電極8から離脱す
る。そして、操作レバー28が可動部の開放動作
を完了しコイルバネ35、及び開放バネ23のバ
ネ力によりその状態を保持する。
一方、駆動レバー41の前記のような開放回動
にともないピン47は長孔46を摺動しながら作
動レバー45を第6図の状態から開放方向に回動
させ、指針軸44を介して指針48を同方向に回
動させる。そして、駆動レバー41の開放方向へ
の回動が完了するとピン47が長孔46の一方の
端部に係止されるため指針48は「切」の表示文
字を指し示した状態でロツクされる。また、操作
ハンドル22の指針22aも「切」の表示文字を
指示する。
また、この開放された状態から投入するには前
記と逆の手順で行なえば良い。すなわち、操作ハ
ンドル22を投入方向に回動させ、連結軸30が
操作軸26と軸33とを結ぶデツドポイントXを
越えると反転レバー32のコイルバネ35のバネ
力により連接リンク40、被動レバー39を介し
て駆動軸38が急激に回動され、それにともなつ
て、駆動レバー41が投入方向に回動される。す
ると、駆動リンク42、連結板15、可動管14
を介して開放バネ23が蓄力され、また可動部は
上動して可動接触刃21が固定電極8に対して挾
入され投入状態となる。
一方、駆動レバー41の前記の投入回動にとも
ないピン47は長孔46を上方へ摺動しながら作
動レバー45を第7図の状態から投入方向に回動
させ、指針軸44を介して指針48を同方向に回
動させる。そして、駆動レバー41の投入方向へ
の回動が完了するとピン47が長孔46の他方の
端部に係止されるため指針48は「入」の表示文
字を指示した状態でロツクされる。
またこのとき操作ハンドル22の指針22aも
「入」の表示文字を指示する。
このように、この考案は指針48が「入」「切」
いずれを指示していてもピン47が作動レバー4
5の長孔46に係止されてその状態を保持できる
とともに、前記指針48を作動レバー45の投入
または開放動作にしたがつて確実に動作させるこ
とができる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなくこの考案の趣旨から逸脱しない範囲で任
意に変更することも可能である。
効 果 以上詳述したように、この考案は一端を操作ハ
ンドルに対しトグル機構を備えた操作機構を介し
て連係され、同操作ハンドルの開閉操作により開
閉部を開閉駆動する駆動軸と、前記操作ハンドル
を設けた開閉器の一側部側に設けられ、前記操作
ハンドルの開閉操作状態を表示する操作ハンドル
用の指針とを備える開閉器において、前記開閉器
の他側部側に、前記駆動軸の他端に対し固着さ
れ、駆動リンクを介して開閉部の可動部を直接上
下駆動する駆動レバーを設けるとともに、開閉部
の「入」「切」を表示する開閉部用の指針を固設
した指針軸を回動可能に支持し、さらに同指針軸
に対し作動レバーを固着し、前記作動レバーと前
記駆動レバーとのいずれか一方にはピンを突設
し、他方には同ピンと係合するカム溝を設け、そ
のピンをカム溝に対し前記駆動軸を中心とした回
動を許容しうるように摺動可能に、かつ前記駆動
軸の投入完了または開放完了の際にはそのカム溝
のいずれか一方の端部に係止するように係合さ
せ、前記駆動軸の回転を前記指針軸に対し確動可
能に連動するようにしたことにより、操作ハンド
ルの開閉操作状態を表す指針の表示状態とは関係
なく、開閉部用の指針が開閉部の開閉状態と確実
に対応して、開閉部の「入」「切」表示を行うこ
とができるとともに、開閉器の投入開放が完了さ
れた際にはピンをカム溝のいずれか一方の端部に
係止させて開閉部用の指針によるその指示状態を
ロツクでき信頼性を向上させることができるとい
う実用上きわめて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの考案の一実施例を示し、
第1図はその一部破断正面図、第2図は同じく一
部破断側面図、第3図は同じく操作機構の要部断
面図、第4図及び第5図は同じく操作機構の要部
断面図、第6図及び第7図は同じく指針の駆動機
構の要部断面図である。 操作ハンドル……22、操作ハンドル用の指針
……22a、駆動軸……38、駆動レバー……4
1、駆動リンク……42、指針軸……44、作動
レバー……45、カム溝(長孔)……46、ピン
……47、開閉部用の指針……48。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が操作ハンドル22に対しトグル機構を備
    えた操作機構を介して連係され、同操作ハンドル
    22の開閉操作により開閉部を開閉駆動する駆動
    軸38と、前記操作ハンドル22を設けた開閉器
    の一側部側に設けられ、前記操作ハンドル22の
    開閉操作状態を表示する操作ハンドル用の指針2
    2aとを備える開閉器において、 前記開閉器の他側部側に、前記駆動軸38の他
    端に対し固着され、駆動リンク42を介して開閉
    部の可動部14〜21を直接上下駆動する駆動レ
    バー41を設けるとともに、 開閉部の「入」「切」を表示する開閉部用の指
    針48を固設した指針軸44を回動可能に支持
    し、さらに同指針軸44に対し作動レバー45を
    固着し、 前記作動レバー45と前記駆動レバー41との
    いずれか一方にはピン47を突設し、他方には同
    ピン47と係合するカム溝46を設け、そのピン
    47をカム溝46に対し前記駆動軸38を中心と
    した回動を許容しうるように摺動可能に、かつ前
    記駆動軸38の投入完了または開放完了の際には
    そのカム溝46のいずれか一方の端部に係止する
    ように係合させ、前記駆動軸38の回転を前記指
    針軸44に対し確動可能に連動するようにしたこ
    とを特徴とする開閉器における指針の駆動機構。
JP15974981U 1981-10-27 1981-10-27 開閉器における指針の駆動機構 Granted JPS5864043U (ja)

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JP15974981U JPS5864043U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 開閉器における指針の駆動機構

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Publication Number Publication Date
JPS5864043U JPS5864043U (ja) 1983-04-30
JPH039228Y2 true JPH039228Y2 (ja) 1991-03-07

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ID=29952196

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713643U (ja) * 1993-08-13 1995-03-07 東京シート株式会社 車輌用ステァリングホィール

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713643U (ja) * 1993-08-13 1995-03-07 東京シート株式会社 車輌用ステァリングホィール

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JPS5864043U (ja) 1983-04-30

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