JPH039009A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JPH039009A
JPH039009A JP1140699A JP14069989A JPH039009A JP H039009 A JPH039009 A JP H039009A JP 1140699 A JP1140699 A JP 1140699A JP 14069989 A JP14069989 A JP 14069989A JP H039009 A JPH039009 A JP H039009A
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JP
Japan
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valve
hydraulic oil
cam
point
engine
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JP1140699A
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Takashi Yokoi
貴史 横井
Koichi Fukuo
福尾 幸一
Yoshihiro Fujiyoshi
美広 藤吉
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A9発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は内燃機関の動弁装置に関し、特に、機関弁を閉
弁方向へ付勢する弁ばねと、機関弁を開弁させるリフト
部及び機関弁の閉弁を許容するベース部を有するカムと
、このカムから機関弁に至る力の伝達系に形成され、カ
ムの開弁力を機関弁に伝達するための作動油を充満させ
る可変容積の作動油室と、この作動油室に作動油を満た
すための作動油供給源と、前記作動油室から作動油供給
源への作動油の逆流を阻止する逆止弁と、開弁時前記作
動油室の油を外部に逃がして酸室の容積減少を可能にす
るスピル弁とからなる、内燃機関の動弁装置の改良に関
する。
(2)従来の技術 か\る動弁装置は、例えば特開昭58−53615号公
報に開示されているように、既に知られている。
か\る動弁装置によれば、カムのリフト部の作動時にス
ピル弁を適宜開閉して作動油室の力伝達機能を制御する
ことにより、機関弁の開度を無段階に調節することがで
きるので、機関の運転条件に適合した吸気作用が得られ
、出力特性の向上に寄与し得る。
(3)発明が解決しようとする課題 ところで、従来のか\る動弁装置では、機関弁の閉弁直
後にスピル弁を閉じ、機関弁の閉弁期間中に作動油室へ
の作動油の補給を確実にし、次の開弁作動に備えるよう
にしているが、このような機関弁の閉弁期間中に、カム
軸の芯振れや撓みに起因してカムが振動すると、この振
動のリフト側の振れが作動油室の油を介して機関弁に伝
達し、その閉弁不良を惹起するという不都合を生じる。
本発明は、か−る事情に鑑みてなされたもので、カムが
振動しても機関弁の閉弁不良が起こらないようにした前
記動弁装置を提供することを目的とする。
B0発明の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、前記スピル弁を
、少なくともカムのベース部の閉弁点から所定の中間点
までの区間の作動中に開くように構成する一方、前記カ
ムのベース部に、前記中間点近傍から開弁点若しくは開
弁点手前までの区間で下る下り勾配部を設けたことを特
徴とする。
(2)作用 上記構成によれば、スピル弁は、少なくともカムのベー
ス部の閉弁点から所定の中間点までの区間の作動中には
開いて、作動油室の力伝達機能を停止させるので、この
間にカムが振動しても、その振動は機関弁に伝達しない
また、スピル弁が閉じた後にカムが振動しても、そのリ
フト側の振れはカムのベース部に形成した下り勾配部の
勾配によって相殺される。
しかも、スピル弁はカムのベース部の所定中間点で閉じ
るので、該中間点以降のベース部の作動中に、作動油供
給源から作動油室への油の補給が完了し、次の機関弁の
開弁作動に備えることかできる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、内燃機関のシリンダヘッドHに
は、図示しないシリンダブロックとの間に形成される燃
焼室1の天井面に開口する吸気弁口2が吸気ポート3に
連通して穿設されており、該吸気弁口2に固設されたリ
ング状弁座部材4に着座可能な機関弁としての吸気弁5
が、吸気弁口2を開閉すべくシリンダヘッドHに設けら
れたガイド筒6により上下移動自在に案内される。
しかも吸気弁5の上端部に設けられた鍔部5aとシリン
ダヘッドHとの間には、弁ばね7が縮設されており、こ
の弁ばね7のばね力により吸気弁5は上方すなわち閉弁
方向に向けて付勢されている。
一方、シリンダヘッドHの上方には、図示しないクラン
ク軸により回転駆動されるカム軸8が配設されており、
このカムシャフト8に設けられたカム9と吸気弁5との
間に油圧駆動装置1oが介装される。
油圧駆動装置10の後述する作動油室27には、オイル
ポンプPに連なる機関の潤滑油路L0から分岐した供給
油路り、が接続され、供給油路り。
にアキュムレータAcと、それより下流側に伝達する逆
止弁Vcとが介装される。オイルポンプPは図示しない
クランク軸により駆動されてオイルパンR内の油を潤滑
油路り。及び供給油路り、へ吐出するもので、その吐出
圧は、その吐出圧が油圧駆動装置10に導入されるだけ
では弁ばね7の弾発力に抗して吸気弁5を開弁させ得な
い程度に、リリーフ弁Vrにより調整される。
以上において、オイルポンプP及びアキュムレータAc
は本発明の作動油供給源を構成する。
また油圧駆動装置10の作動油室27にはアキュムレー
タAcに達する排出油路L2が接続され、この排出油路
L2にスピル弁Vsが介装される。
このスピル弁Vsは通電時に開弁する電磁式に構成され
、その通電はコントロールユニットUにより制御される
。コントロールユニットUには、機関の運転状態に関す
る因子として例えば機関回転数、機関温度、クランク角
、吸気量、吸気温度、排気中の酸素濃度及びスロットル
開度等をそれぞれ検出するセンサS、−S、が接続され
る。
第2図において、油圧駆動装置10は、シリンダヘッド
Hに設けられた固定の支持部11に固設されるシリンダ
体12と、前記カム9に摺接するとともに支持部11の
上部に摺動可能に嵌合されるリフタ13と、該リフタ1
3に上端を当接させてシリンダ体12の上部に摺動可能
に嵌合されるカム従動ピストン14とを備える。
吸気弁5の上方で支持部11には、上方から順に、第1
孔部15、第1孔部15よりも小径であって段部16を
介して第1孔部15の下端に連なる第2孔部17、なら
びに第2孔部17よりも大径であって段部18を介して
第2孔部17の下端に連なる第3孔部19が吸気弁5と
同軸に上下に延びて穿設される。
リフタ13は、その閉塞端外面をカム9に摺接させるよ
うにして有底円筒状に形成されており、第1孔部15に
摺動可能に嵌合される。しかもりフタ13の閉塞端内面
中央部には、カム従動ピストン14の上端に当接する当
接突起13aが突設される。
シリンダ体12は、第2孔部17に挿通し得る程度の小
径部12aと、第3孔部19に嵌合し得る程度の大径部
12bとを上方に臨む段部12cを介して同軸に連設し
て基本的に円筒状に形成される。該シリンダ体12の大
径部12bは、その段部12cと、前記段部18との間
にシム20を介在せしめながら小径部12aを第2孔部
17に挿通するようにして第3孔部19に嵌合される。
しかも小径部12aの第2孔部17よりも上方に突出し
た部分には雄ねじ21が刻設されており、この雄ねじ2
1に螺合するナツト22を段部16に当接するまで締付
けることによりシリンダ体12が支持部11に固定され
る。またシリンダ体12における大径部12bの外面に
は第3孔部190 の内面との間のシールを果たすべく環状のシール部材2
3が嵌着される。
シリンダ体12の中間部には、該シリンダ体12内を下
部シリンダ孔部24と上部シリンダ孔部25とに仕切る
仕切壁26が設けられており、カム従動ピストン14は
、該仕切壁26との間に作動油室27を画成して上部シ
リンダ孔部25に摺動可能に嵌合される。また吸気弁5
の上端に当接する弁駆動ピストン29が前記仕切壁26
との間にダンパ室28を画成して下部シリンダ孔部24
に摺動可能に嵌合される。
下部シリンダ孔部24の軸方向中間部には、環状凹部3
1が設けられており、前記作動油室27および環状凹部
31を連通する油路32がシリンダ体12に穿設される
また弁駆動ピストン29のダンパ室28側一端部には、
周壁の一部が薄肉部29aとなるようにして有底穴33
が同軸に設けられており、薄肉部29aには、ダンパ室
28を環状凹部31に常時連通させるオリフィス34が
設けられる。
弁駆動ピストン29には、作動油室27からダンパ室2
8への作動油の流通のみを許容するチエツク弁38が設
けられる。このチエツク弁38は、吸気弁5が全閉状態
から所定量開弁作動するまでの間では環状凹部31に常
時連通ずるとともに有底穴33の閉塞端に開口すべく弁
駆動ピストン29に穿設される弁孔39と、該弁孔39
のダンパ室28側開口端縁で球面状に形成される弁座4
0と、弁座40に着座可能にしてダンパ室28に収納さ
れる球状の弁体41と、該弁体41を自由状態で開閉作
動可能に保持すべく弁駆動ピストン29に固定される帽
状リテーナ42とを備える。リテーナ42は、有底穴3
3内に収容される程度の大きさを有するものであり、弁
駆動ピストン29における有底穴33の閉塞端と、有底
穴33の内面に嵌着される止め輪43との間に挟持され
る。
このリテーナ42には該リテーナ42内とダンパ室28
とを連通ずる複数の連通孔44が穿設される。
かかるチエツク弁38では、ダンパ室28すなわちリテ
ーナ42内の油圧および弁体41の自重により弁体41
を下方に押下げる力が弁孔39内の油圧により弁体41
を上方に押上げる力を」二回ったときに弁体41が弁座
40に着座して閉弁する。
前記カム9は、第4図のプロフィル展開図に示すように
、吸気弁5に開弁動作を与えるリフト部C2と、開弁5
の閉弁を許容するベース部cbとを有し、両部cz、c
bの境界点の一方P、が閉弁点、他方P2が開弁点とな
る。
前記スピル弁Vsの開弁時期は、第3図に示す3 ように、吸気弁5の開弁期間の途中から閉弁期間の途中
までの範囲で制御され、且つその閉弁時期は、前記ベー
ス部cbの所定の中間点P3 (第4図参照)が作動す
るときと設定される。この場合、上記中間点P3は、そ
れ以降のベース部cbの区間の作動中にアキュムレータ
Acからの油を油圧駆動装置10の作動油室27に確実
に充満させ得る範囲において、開弁点P2に可及的に近
づけて設定される。
前記中間点P、に関連して、ベース部cbは、第4図に
示すように形成される。即ち、ベース部cbの閉弁点P
1から前記中間点P3近傍、望ましくは該中間点P3よ
り若干手前の中間点P4までの区間は勾配部の真内部す
、に形成され、またこの中間点P4から開弁点P2まで
の区間は開弁点P2に向って下る下り勾配部b2に形成
される。
また、この下り勾配部b2の落差りは、作動油室 4− 27の密閉状態でカム9がリフタ13を押圧したとき、
油中気泡の圧縮によりカム従動ピストン14が作動油室
27に沈む弾性沈み量!と同等、もしくはそれより小さ
く設定される。
即ち、h≦! 次にこの実施例の作用について説明すると、吸気弁5の
全閉状態では、油圧駆動装置10は第2図に示した状態
にある。この状態からカム9の回転に応じてリフト部C
lによりリフタ13が押下げられると、それによりカム
従動ピストン14が下方に押圧駆動されて作動油室27
を加圧する。
このときスピル弁Vsが閉していれば、スピル弁Vs及
び逆止弁Vcの協働により作動油室27は密閉状態とな
るので、作動油室27内の作動油は油路32を経て環状
四部31に導かれ、さらにオリフィス34を経てダンパ
室28に導入される。
このとき、チエツク弁38の弁体41には、ダンパ室2
8の油圧および自重による下向きの力と、弁孔39に導
入されている油圧による上向きの力とが作用しており、
前記上向きの力が下向きの力よりも大きくなったときに
弁体41が弁座40から離反し、作動油室27の作動油
がチエツク弁38を介してダンパ室28に導入される。
したがってダンパ室28の油圧が大となり、弁駆動ピス
トン29が下方に押下げられる。
この弁駆動ピストン29の下方への摺動途中で油路32
は環状凹部31を介してダンパ室28に直接連通し、ダ
ンパ室28への油圧の流入量がさらに大となり、弁駆動
ピストン29はさらに押下げられる。これにより吸気弁
5が弁ばね7のばね力に抗して開弁駆動される。
このような吸気弁5の開弁作動途中でチエツク弁38の
弁孔39は環状凹部31から遮断される。
このため、チエツク弁38の弁体41にかかる下向きの
力が上向きの力よりも大きくなり、チエツク弁38は閉
弁する。
吸気弁5が全開状態になった後に、カム9によるリフタ
13への押圧力が解除されると、吸気弁5は弁ばね7の
ばね力により上方すなわち閉弁方向に駆動される。この
吸気弁5の閉弁作動により弁駆動ピストン29も上方に
押上げられ、ダンパ室28の作動油は油路32を経て作
動油室27に戻される。
而して、吸気弁5の閉弁作動途中で環状凹部31および
ダンパ室28間の直接の連通状態が解除され、ダンパ室
28および環状凹部31すなわち作動油室27間にオリ
フィス34が介在するようになってからは、ダンパ室2
8から作動油室27への作動油の戻り量が制限される。
このため、吸気弁5の上方への移動速度すなわち閉弁速
度が閉弁作動途中から緩められ、吸気弁5は弁座部材4
7 に緩やかに着座することになる。したがって着座時の衝
撃が緩和され、吸気弁5および弁座部材4等の損傷を極
力防止することができる。
ピストン14.29等の摺動部からの漏油により、吸気
弁5の閉弁動作中に作動油室27の圧力がアキュムレー
タAcの圧力よりも下がれば、逆止弁Vcが開いてアキ
ュムレータAcから作動油室27に漏油骨が補給される
・。
このようにスピル弁Vsが吸気弁5の閉弁、時まで、即
ちカム9の閉弁点P1がリフタ13を通過するまで、閉
じている場合には、吸気弁5はカム9のリフト部C,f
のプロフィルに従って第3図の線Aに示すように最大開
度まで開かれる。
ところが、吸気弁5の開度が最大開度に達する前にスピ
ル弁Vsを開くと、それまで作動油室27に保持されて
いた高い油圧はスピル弁Vs及び排出油路L2を通して
アキュムレータAcに解放8 されるので、作動油室27は弁ばね7の弾発力に打勝っ
て吸気弁5を開弁し続ける力の伝達機能を失うことにな
る。その結果、吸気弁5は、カム9がリフタ13を押下
げ続けるにも拘らず、スピル弁Vsが開いたときから弁
ばね7の弾発力により閉弁動作を開始し、それに伴い作
動油室27は収縮する。こうして、吸気弁5の開度は、
第3図の線B、Cで示すように減少する。
ところで、吸気弁5の開度がどのように制御される場合
でも、スピル弁Vsは、吸気弁5の閉弁終了時、即ちカ
ム9の閉弁点P1の作動時には常に開かれ、そしてベー
ス部cbの所定の中間点P3が作動するまでその開き状
態は保持されるので、その間、作動油室27は力の伝達
機能を停止している。したがって、この間にカム軸8の
撓みや芯振れに起因してカム9が振動しても、その振動
は作動油室27に吸収され、吸気弁5に伝達するには至
らない。
そして、スピル弁Vsが閉じたときは、既にカム9のベ
ース部cbの下り勾配部b2が作動状態に入っているの
で、その後にカム9の振動があっても、その振動のリフ
ト側の振れは下り勾配部b2の勾配によって相殺され、
吸気弁5まで伝達されない。
特に、下り勾配部b2の下り開始点P4がスピル弁Vs
の閉じ点P3近傍に設けられているので、限られた落差
りの範囲内で下り勾配部b2の勾配を大きく取ることが
でき、これによりカム9の振動を効果的に相殺すること
ができる。こうして吸気弁5の閉弁状態は正常に保たれ
る。
スピル弁Vsが閉じた後も、カム9のベース部cbには
P3〜P1までの作動区間が残っているので、この区間
の作動中にアキュムレータAcから作動油室27への作
動油の補給が確実に行われ、次の吸気弁5の開弁作動の
ための準備を完了させることができる。
また、下り勾配部b2の落差りは前述のようにh≦lと
設定されているので、カム9による吸気弁5の開弁時、
その開度が必要以上に増加することもない。
第5図は本発明の第2実施例を示すもので、カム9のベ
ース部cbにおいて、前記中間点P4から開弁点P2ま
での区間の前半部を下り勾配部b2、後半部を上り勾配
部b3に形成した点を除けば前実施例と同様構成であり
、図中、前実施例と対応する部分にはそれと同一の符号
を付す。
この実施例によれば、下り勾配部b2の勾配を、限られ
た落差りの範囲内で前実施例の下り勾配部b2よりも太
き(設定することができるので、カム9の振動をより効
果的に相殺することができる。
一方、上り勾配部b3の勾配は、これをリフト部C!の
開弁緩衝曲線の勾配よりも小さく設定することにより、
この上り勾配部b3による吸気弁5の開弁を防止するこ
とができる。
以上の実施例では、吸気弁用動弁装置について説明した
が、本発明が排気用動弁装置についても同様に実施可能
であることは勿論である。
C1発明の効果 以上のように本発明によれ(f1前記スピル弁を、少な
くともカムのベース部の閉弁点から所定の中間点までの
区間の作動中に開くように構成する一方、前記カムのベ
ース部に、前記中間点近傍から開弁点若しくは開弁点手
前までの区間で下る下り勾配部を設けたので、機関の閉
弁期間中は、作動油室の力伝達機能の停止とカムの下り
勾配部の作動とにより、カムの振動の機関弁への伝達を
防止し、機関弁の正常な閉弁状態を確保することができ
る。
1 2
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示すもので
、第1図は動弁装置の全体側面図、第2図は第1図の油
圧駆動装置周りの拡大縦断面図、第3図はスピル弁の開
き時期と吸気弁の開度との関係を示す線図、第4図はカ
ムの形状を示すプロフィル展開図、第5図は本発明の第
2実施例を示す、第4図と同様のプロフィル展開図であ
る。 P、Ac・・・作動油供給源を構成するオイルポンプ及
びアキュムレータ、b2・・・下り勾配部、cb・・・
ベース部、C2・・・リフト部、P、・・・閉弁点、P
2・・・開弁点、Vc・・・逆止弁、Vs・・・スピル
弁、5・・・機関弁としての吸気弁、7・・・弁ばね、
8・・・カム軸、9・・・カム、10・・・油圧駆動装
置、27・・・作動油室

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 機関弁を閉弁方向へ付勢する弁ばねと、機関弁を開弁さ
    せるリフト部及び機関弁の閉弁を許容するベース部を有
    するカムと、このカムから機関弁に至る力の伝達系に形
    成され、カムの開弁力を機関弁に伝達するための作動油
    を充満させる可変容積の作動油室と、この作動油室に作
    動油を満たすための作動油供給源と、前記作動油室から
    作動油供給源への作動油の逆流を阻止する逆止弁と、開
    弁時前記作動油室の油を外部に逃がして該室の容積減少
    を可能にするスピル弁とからなる、内燃機関の動弁装置
    において、 前記スピル弁を、少なくともカムのベース部の閉弁点か
    ら所定の中間点までの区間の作動中に開くように構成す
    る一方、前記カムのベース部に、前記中間点近傍から開
    弁点若しくは開弁点手前までの区間で下る下り勾配部を
    設けたことを特徴とする、内燃機関の動弁装置。
JP1140699A 1989-06-02 1989-06-02 内燃機関の動弁装置 Pending JPH039009A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596407U (ja) * 1992-05-26 1993-12-27 株式会社エイ・ディー・ディー 機関の圧縮比調整装置
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