JPH0388659A

JPH0388659A - シート搬送装置

Info

Publication number: JPH0388659A
Application number: JP22167989A
Authority: JP
Inventors: Yoji Serizawa; 洋司芹澤; Akio Noguchi; 野口　秋生; Yukihide Ushio; 行秀牛尾; Masaji Uchiyama; 正次内山; Makoto Takeuchi; 誠竹内
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-08-30
Filing date: 1989-08-30
Publication date: 1991-04-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像
形成装置の転写紙の搬送系に用いられるシート搬送装置
に関する。

（従来の技術）第６図はこの種のシート搬送装Ｗ１００を適用したプリ
ンタ１０１の概略構成を示している０図において、１０
２は像担持体で、この像担持体１０２の周囲には、−成
帯電器１０３．現像器１０４、転写帯電器１０５．クリ
ーナ１０６　、前露光器１０７等が配置されている。

また、１０８は、カセ７　ト１０９内に収納されている
シート１１０を転写部Ａに導く搬送路で。

この搬送路１０８には搬送方向に直交する。ように一対
のローラからなる基準手段１１１と、給紙ローラよりな
るループ形成手段１１２が設けられている。なお、Ｂは
基準手段ｉｌｌの上流側に設けたセンサである。

上記構成のプリンタ１０１は、図示しない画像形成ボタ
ンが押されると、半導体レーザ１１３から発せられたレ
ーザ光１１４が、回転多面鏡１１５、光学レンズ１１６
２反射ミラー１１７を介して像担持体１０２上に導かれ
て静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器１０４
によって現像されるとともに、像担持体１０２の矢印方
向の回転によって転写位置へと移行する。

一方、カセット１０９内のシート１１０はループ形成手
段１１２の矢印方向の回転によって搬出されるとともに
、センサＢによってその先端が検知され、その後、基準
手段１１１間の接触面に当接する。この時、基準手段ｉ
ｌｌは静止中であって、ループ形成手段１１２のみが所
定量回転して停止することによりシート１１Ｏが搬送方
向に付勢され、第７図の実線で示すようにシート１１０
のループ形成がなされる。その結果、シー）１１０の先
端縁は基準手段１１１と平行な状態となり、斜行補正さ
れる。

そして、図示しない制御部からのタイミング信号によっ
て基準手段ｉｌｌが矢印方向への回転を開始し、シー）
１１０は転写部Ａへと導かれる。

ここで前述の像担持体１０２上の現像はシート１１０上
に転写されるとともに、定着器１１８で定着された後、
排紙ローラ１１９によって外部に排出されることとなる
。

（発明が解決しようとする課題）ところで、上記ループ形成手段１１２によるシート１１
０への付勢程度は常に一定であり、しかも、搬送される
シート１１Ｏの最大サイズに適応する量のループ形成が
行なわれるように作動制御がなされている場合が多い。

しかしながら、４１送するシート１１０は、その材質、
Ｗｓの強さ、厚さ、サイズ等の特徴が全て同一であるわ
けではないため、上記のように常に一定の付勢程度でル
ープ形成を行なうと、特に、最小サイズのシートの場合
には第７図工点鎖線のようにシート１１０の先端が基準
手段ｉｌｌの接触面から外れてしまい、搬送不良が発生
することがあった。

この発明は上記課題を解決するためのもので、ループ形
成による斜行補正完了後のシートの搬送不良を防止でき
るシート搬送装置を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するためこの発明は、シートの搬送方向
に対して直交するように配置した基準手段と、この基準
手段にシートの先端を当接させ。

かつ、当接状態のシートを搬送方向に付勢してループを
形成するループ形成手段とを備えたシート搬送装置にお
いて、前記シートの特徴を、基準手段へ当接する前に検
知する検知手段と、この検知手段の検知情報に基づいて
、ループ形成手段によるシートへの付勢程度を決定する
制御手段とを設けたものである。

（作　用）上記構成に基づいて、まず、シートの特徴が検知手段に
より検知され、その後、シートの先端はループ形成手段
によって基準手段に当接される。

一方、制御手段は、検知手段の検知情報に基づいてルー
プ形成手段による付勢程度を決定し、ループ形成手段の
作動制御を行なう。

（実施例）次に、この発明を第１図〜第５図に基づいて説明する。

第２図は、この発明に係るシート搬送装置をプリンタ１
に適用した第一実施例を示す概略構成図である。４１１
送路りの上流側には転写紙（シート）Ｐを収納したカセ
ット２が設けられている。３は矢印方向に回転する給紙
ローラ（ループ形成手段）で、カセット２内の転写紙Ｐ
を下流側に向けて搬送するためのものである。

給紙ローラ３の搬送方向下流側には、搬送方向に直交す
るように一対の斜行補正ローラ（基準手段）４が、搬送
路りを挾んで接触状態で上下に配置されている。

また、搬送路りの更に下流側には像担持体５が設けられ
るとともに、この像担持体５の周囲には、−成帯電器６
、現像器７、転写帯電器８、クリーナ９、前露光器１０
等の画像形成手段が配置されている。１１は半導体レー
ザ、１２は回転多面鏡、１３は光学レンズ、１３ａは反
射ミラーである。なお、転写部Ｅの下流側には、定着器
１４、排紙ローラ１５が設けられている。

前記給紙ローラ３と斜行補正ローラ４との間には、搬送
される転写紙Ｐの先端を検知する先端検知センサ１６が
設けられている。搬送路りであつて、先端検知センサ１
６の上流側には、搬送される転写紙Ｐの厚さ、サイズ、
種類（材質）９表面形状等の特徴を検知する検知手段１
７が設けられている。

第１図はこの発明の主要回路構成を示すブロック図であ
る。

プリンタｌの全体を制御するＣＰＵ１８には、ジャムタ
イマが内蔵されているとともに、メインモータ駆動制御
回路１９、給紙ローラ駆動制御回路２０（制御手段）、
斜行補正ローラ駆動制御回路２１等の転写紙Ｐの搬送系
と、先端検知センサ１６．検知手段１７としての紙厚検
知センサ１７ａ、紙サイズ検知センサ１７ｂ等の検知セ
ンサが接続されている。また、ＣＰＵ１８はプリンタコ
ントローラ２２とのシリアル通信及びタイミング信号の
やりとり、画像信号制御回路２３゜レーザ駆動回路２４
．スキャナモータ２５ａに接続したスキャナ駆動制御回
路２５．高圧制御回路２６などの制御を行なっている。

次に、上記実施例における検知手段１７について詳述す
る。

■厚さの検知まず、紙厚検知センサ１７ａは図示しないローラに接続
した公知技術のポテンショメータ等により満足でき、そ
の電圧値を読み取ることにより転写紙Ｐの厚さを検知で
きる。また、カセット２に可変抵抗器等を取付け、ユー
ザーが使用する転写紙Ｐの厚さに対応して予めセットで
きるように構成し、この電圧値をＣＰＵ１８で読み取る
方法でもよい。

■サイズの検知転写紙Ｐのサイズは、プリンタコントローラ２２からプ
リント信号発信時に、使用するサイズが自動的に紙サイ
ズ検知セン、す１７ｂに転送されるように構成してもよ
いし、前述のポテンショメータを用いてもよい、また、
光電式センサの他に２光源、レンズとイメージセンナと
を組み合わせて使用してもよい。

０その他の検知また、転写紙Ｐが普通紙であるか、透明でしかも腰の強
さの異なるフィルム状のものであるかは公知の光学式セ
ンナを用いれば、光の透過、不透過によって容易に検知
できる。更に、その他の材質の異なる転写紙Ｐを用いる
に際しては、プリンタコントローラ２２に材質選択ボタ
ン等を設（す。

これが検知手段として作動するように構成してもよい。

更に、搬送方向に直交して多数の位置センサを設けてお
き、各部の変位を連続的に計測すれば転写紙Ｐのシワ等
、表面の形状を検知できる。

次に、上記実施例の作用を、第３図のフローチャートに
より説明する。

まず、プリンタコントローラ２２のプリント開始ボタン
が押されると、ＣＰＵ１８はプリント要求信号を受信（
ステップ■）シ、給紙ローラ３が駆動開始するとともに
、ジャムタイマの所定時間Ｔｏがセットされる（ステッ
プ■）、搬送路りの下流に向けて搬送される転写紙Ｐは
、検知手段１７によってサイズ、厚さ等の特徴が検知さ
れる（ステップ■）、そして、前述の所定時間Ｔｏ　ま
でに先端検知センサ１６が転写紙Ｐを検知する（ステッ
プ■）と、ＣＰＵ１ａ内のジャムタイマはリセットされ
る（ステップ■）、また、所定時間Ｔｏ　を経過して（
ステー２プ■）も転写紙Ｐが検知されない際には、ジャ
ム処理を行なう（ステップ■）こととなる。

そして、前述のようにジャムタイマがリセットされると
、ＣＰＵ１８は検知手段１７で検知したデータを読み込
む（ステップ■）とともに、転写紙Ｐのサイズ、厚さ等
の特徴に対応したループ量を形成し得る給紙ローラ３の
駆動タイマＴ１　を算出テーブルにより決定しくステッ
プ■）、給紙ローラ３を矢印方向に駆動タイマＴ１だけ
回転させる（ステップｏ）、すると、転写紙Ｐの先端は
、静止中の斜行補正ローラ４の接触面に当接するととも
に、転写紙Ｐは搬送方向に対して付勢されることとなる
。その後、給紙ローラ３の駆動タイマＴ１が経過（ステ
ップｏ）して給紙ローラ３が停皮（ステップｏ）し、ル
ープ形成による斜行補正が行なわれる。ここで行なわれ
る転写紙Ｐのループ形成は、検知手段１７によって検知
した転写紙Ｐのサイズ、厚さ、腰の強さ等の特徴に対応
したものであるから、ループ量が大きすぎて先端が斜行
補正ローラ４の当接面から外れてしまったり、折れ、シ
ワになったりするような事態は発生しない。

一方、給紙ローラ３が停止すると、ＣＰＵ１８は垂直同
期要求信号をプリンタコントローラ２２に対して発信し
くステップｏ）、プリンタコントローラ２２からの垂直
同期信号があると（ステップｏ）、斜行補正ローラ４を
矢印方向に回転させて（ステップｏ）、転写紙Ｐを転写
部Ｅに向けて搬送する。前述のように、転写紙Ｐの先端
は斜行補正ローラ４の接触面に正確に当接した状態とな
っているから、転写部Ｅへの搬送時に搬送不良が発生す
ることはない。

ところで、上記作動中に半導体レーザ１１から発せられ
たレーザ光Ｆは、回転多面鏡１２、光学レンズ１３、反
射ミラー１３ａを介して像担持体５の表面に導かれ、静
電潜像を形成している。この静電潜像は現像器７によっ
て現像され、像担持体５の矢印方向の回転によって転写
部Ｅに移行することとなる。

そして、この現像は前述のようにして搬送された転写紙
Ｐ上に転写帯電器８によって転写されるとともに、定着
器１４で定着された後、転写紙Ｐは排紙ローラ１５によ
って外部へと排出される。

転写紙Ｐにはループ形成時にシワや折れが生じていない
から、像担持体５上の現像が精度良く転写紙Ｐに転写さ
れ、高品質の転写画像が得られる。

第４図は第二実施例を示す概略構成図である。

この実施例においては、搬送路りの上流がＤ　ｌ　＋Ｄ
２に分割されており、それぞれ転写紙Ｐを収納したカセ
ット２が別々に装着されている。搬送路ＤＩ、Ｄ２には
それぞれ検知手段１７が配置されている。

ｚ６は両面プリントを行なう際の正逆転ローラ、２７は
定着器１４と正逆転ローラ２６との間に設けたフラッパ
で、このフラッパ２７は転写紙Ｐを再搬送路２８に導く
ためのものである。再搬送路２８内の再給紙ローラ（ル
ープ形成手段）２９の下流側には、位置決めセンサ３０
及び上記と同様の検知手段１７が設けられている。なお
、この第二実施例についても、主要回路構成は第一実施
例と同様である。

次に、第二実施例の作用を第５図のフローチャートによ
り説明する。

まず、ステー、プ■〜■までは第一実施例と同じであり
、プリンタコントローラ２２において、片面プリントが
選択されている（ステップ■′）際には、前述の第一実
施例と同じステップ［相］〜■の動作を行なう。

そして、ステップ■でプリンタコントローラ２２が両面
プリントモードを選択していると、カセット２から搬送
された転写紙Ｐは転写部Ｅ、定着器１４を経て正逆転ロ
ーラｚ６に至り、フラッパ２７が作動するとともに、正
逆転ローラ２６が逆転して転写紙Ｐは再搬送路２８に搬
送される。

この転写紙Ｐは位置決めセンサ３０によって先端が検知
されるとともに、検知手段１７によって転写紙Ｐの特徴
が検知（ステップ■″）され、この情報に基づいてＣｒ
ｔ３１８が再給紙ローラ２９の駆動タイマＴ１を決定す
る（ステップ■ＩＩＩ　）、この実施例においては、片
面プリンタの際にはテーブルａが参照され、両面プリン
タの場合には、これとは別のテーブルｂが参照されて駆
動タイマＴ１を決定するように構成されている。その理
由は、両面プリント時の転写紙Ｐは、−度定着器１４に
よって加熱、加圧されて性質が変化（表面にシフ等があ
る）しているからである。

このようにして、駆動タイマＴ１によって回転する再給
紙ローラ２９により斜行補正ローラ４に当接し、以後は
第一実施例と同様にステップ［相］〜■までの動作を行
なうこととなる。なお、第一第二実施例はいずれもプリ
ンタに適用した例であるが、複写機、ファクシミリ等に
用いてもよいことは勿論である。

（発明の効果）この発明は以上のように構成したものであるから、基準
手段にシートの先端を当接した状態でループ形成手段に
より行なわれるシートへの搬送方向への付勢程度は、検
知手段によって検知した転写紙のサイズ、厚さ、腰の強
さ等の＃徴に対応したものであるから、ループ量が大き
すぎて先端が基準手段への接触面から外れてしまったり
、折れ、シワになったりするような事態は発生しない、
従って、ループ形成による斜行補正の完了直後に生じる
シートの搬送不良を防止できるという優れた効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図はこの発明の実施例を示し、第１図は主
要回路構成を示すブロック図、第２図、第４図はこの発
明を適用したプリンタの概略構成図、第３図、第５図は
作動を示すフロ−チャート５第６図は従来例の概略構成
図、第７図は従来例のループ形成状態を示す拡大正面断
面図である。符号の説明３．２９・・・ループ形成手段４・・・斜行補正ローラ１７・・・検知手段１７ａ・・・紙厚検知センサ１７ｂ・・・紙サイズ検知センサ２０・・・給紙ローラ駆動制御回路Ｐ・・・転写紙（シート）（基準手段）（制御手段）

Claims

【特許請求の範囲】シートの搬送方向に対して直交するように配置した基準
手段と、この基準手段にシートの先端を当接させ、かつ
、当接状態のシートを搬送方向に付勢してループを形成
するループ形成手段とを備えたシート搬送装置において
、前記シートの特徴を、基準手段へ当接する前に検知する
検知手段と、この検知手段の検知情報に基づいて、ルー
プ形成手段によるシートへの付勢程度を決定する制御手
段とを設けたシート搬送装置。