JPH0388621A - 真空式汚水収集装置及び該装置用真空弁コントローラ - Google Patents

真空式汚水収集装置及び該装置用真空弁コントローラ

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JPH0388621A
JPH0388621A JP1225838A JP22583889A JPH0388621A JP H0388621 A JPH0388621 A JP H0388621A JP 1225838 A JP1225838 A JP 1225838A JP 22583889 A JP22583889 A JP 22583889A JP H0388621 A JPH0388621 A JP H0388621A
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JP
Japan
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vacuum
sewage
vacuum chamber
pipe
valve
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JP1225838A
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Akihiro Kon
艮 昭寛
Kazuo Yamaguchi
和夫 山口
Tsuneo Asanagi
常男 麻薙
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Priority to AU61393/90A priority patent/AU622575B2/en
Priority to US07/574,196 priority patent/US5114280A/en
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    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03FSEWERS; CESSPOOLS
    • E03F1/00Methods, systems, or installations for draining-off sewage or storm water
    • E03F1/006Pneumatic sewage disposal systems; accessories specially adapted therefore
    • E03F1/007Pneumatic sewage disposal systems; accessories specially adapted therefore for public or main systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T137/402Distribution systems involving geographic features

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数の家からの汚水を収集する方式の1つで
ある真空式汚水収集装置に用いる真空弁の開閉を制御す
る真空弁コントローラに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、多数の家からの汚水を収集する装置の1つとして
真空式汚水収集装置がある。
第3図はこの種の真空式汚水収集装置の全体構成を示す
図である。
同図に示すように、地上の各家庭130から排出された
汚水は、地中の自然流下式汚水管101を通って地下の
真空弁付汚水ます3に流れ込む。
そして汚水はこの真空弁付汚水ます3に一定量溜まると
、真空弁1を介して吸込管5から真空汚水管110に吸
い込まれる。そしてこの汚水は真空ポンプ場40の集水
タンク41に集められる。集水タンク41は真空ポンプ
43で一定真空度に保たれている。そして集水タンク4
1に汚水が一定量溜ると汚水は圧送ポンプ42によって
下水処理場などへ送られるのである。
第4図はこの真空弁付汚水ます3の構造を示す側断面図
である。
同図に示すように、真空弁1にはこの真空弁1の開閉動
作を制御する真空弁コントローラ6が取り付けられてい
る。
この真空弁コントローラ6は、自然流下式汚水管101
から流入してきた汚水が汚水ます17内に所定量以上た
まると、これをセンサー管4によって検知し、真空弁1
内の弁を開とするように真空弁1を制御する。そしてこ
れによって吸込管5と真空汚水管110は連通し、汚水
ます17内の汚水は、真空汚水管110内の負圧によっ
て吸込管5から吸い込まれていくのである。
次に真空弁コントローラ6の構造及び動作について説明
する。
第5図はこの真空弁コントローラ6と真空弁1の内部構
造を示す側断面図であり、この真空弁コントローラ6は
例えば米国特許明細書第4.373.838号に開示さ
れているものである。
ここで、真空汚水管110と分配室61とは配管62で
接続され、配管63は真空弁1のシリンダ室1aに接続
され、気体圧導入管16は前記第4図に示すセンサー管
4に接続され、また大気導入孔64は通気管65によっ
て大気に導通している。
そして同図に示す状態(即ち汚水ます17内の汚水が所
定量以下の状態)においては、配管62から真空弁コン
トローラ6内に導入される真空汚水管110内の負圧は
、弁66によって弁口67の閉じられている分配室61
と、配管68と、ニードル弁69とを介して第1真空室
70に通じるとともに、配管68とオリフィス71と、
配管72を介して第2真空室73にも通じている。
従ってこのとき第1真空室70と第2真空室73の内部
はそれぞれ等圧の負圧状態にあり、ダイヤフラム75を
備えた弁棒76は、コイルばね74によって最も左側に
移動している。
−貫通気管65から導入された大気圧は、配管63から
真空弁1のシリンダ室1aに導かれている。そしてこの
圧力とコイルバネ1dの弾発力によってピストン1bに
固定された弁ICは弁座1eに圧接し、これによって真
空汚水管110と吸込管5の間は遮断されている。
次に汚水ます17(第4図参照)内に汚水が溜り、その
汚水の深さが増すと、センサー管4内の気体圧も上昇す
る。このため、このセンサー管4に連通している圧力検
出室77の圧力も上昇し、ダイヤフラム78は図の右方
向に移動する。
このときダイヤプラム78に取り付けた突起79も右方
向に移動するので、この突起79はレバー80の一端を
押圧する。
このためこのレバー80はヒンジ81を中心にして時計
方向に回動し、これによってこのレバー80の他端に設
けた弁82は弁口83を開放する。
弁口83が開放されると、通気管65と大気導入孔64
と通路84に連通している大気圧室85内の大気圧が、
第1真空室70内に導入される。
これによって、負圧状態の第2真空室73と大気圧状態
の第1真空室70との間に差圧が生じ、この差圧によっ
て、ダイヤフラム75はコイルばね74の弾発力に抗し
て右方向に移動する。そしてこのダイヤフラム75に固
定されている弁棒76も右方向に移動し、弁66は大気
導入孔64と配管63の間を遮断するとともに、弁口6
7を介して分配室61と配管63の間を導通する。
このため、真空汚水管110内の負圧は、配管62と分
配室61と弁口67と配管63を介して真空弁1のシリ
ンダ室1aに導入され、ピストン1b及び弁1cはコイ
ルバネ1dの弾発力に抗して引き上げられ、真空汚水管
110と吸込管5は導通する。
そして第4図に示すように、汚水ます17に溜った汚水
は、吸込管5から真空汚水管110に吸い込まれていく
のである。
なおこのとき、配管62は真空弁1近傍の真空汚水管1
10に接続されているが、吸込管5と真空汚水管110
が導通することによって、この接続部分は、大気圧に近
くなるときがある。しかし配管62には逆止弁199及
び配管68には逆止弁86が取り付けられているので、
この大気圧に近い空気が第1真空室70や第2真空室7
3に導入されることはない。
次に汚水ます17内の汚水の量が減って、センサー管4
と圧力検出室77内の気体圧が減少して、大気圧室85
内の圧力との差が減少すると、ダイヤフラム78は元の
位置に復元して突起79によるレバー80の押圧も解除
され、弁82は弁口83を璽ぐ。
これによって大気圧となっている第1真空室70内の空
気は、配管68とニードル弁69とオリフィス71と配
管72を介して第2真空室73に、また配管68とニー
ドル弁69を介して分配室61に徐々に移動する。
そして第1真空室70と第2真空室73の気圧差が徐々
になくなり、このためダイヤプラム75は徐々に元の状
態に復元し、弁棒76はコイルばね74の力も加わって
復元し、弁66(ま弁口67を閉じる。
そして大気導入孔64と配管63が連通することによっ
て大気がシリンダ室1aに流入し、ピストン1bを引き
上げる負圧が消滅し、コイルバネ1dの力で弁1cは閉
じる。
なおここでセンサー管4と圧力検出室77内の気体圧が
減少して弁82が弁口83を璽いでも、第1真空室70
と第2真空室73の気圧差によって所定時間弁棒76を
復元させないで真空弁1を所定時間開にしておくのは、
吸込管5から汚水を吸い込ませた後に、さらに汚水ます
17内の空気をも吸い込ませるためである。空気を吸い
込ませるのは真空汚水管110においては、その内部で
汚水と空気がスラグフロー又はプラグフローになってい
る方が汚水の搬送効率がよいからである。
そしてこの真空弁1が閉となるまでの時間を調節するに
は、即ち真空汚水管110に吸い込む空気の量を調節す
るためには、ニードル弁69の開度を調節して、第1真
空室70から第2真空室73への気体の移動量を変更さ
せればよいのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述の真空弁コントローラ6において、配管
62は真空弁1付近の真空汚水管110に接続されてい
るので、該真空汚水管110が長い場合や真空汚水管1
10の途中にエアロツタが生じたような場合は、この接
続部分の負圧が低下しく大気圧に近くなり)、このため
真空弁コントロ−ラ6に供給される負圧も低下する。
このためこの真空弁コントローラ6の弁口83が開放さ
れて第1真空室70内の気圧が大気圧となったときに、
第2真空室73内の負荷が低いため、両者間の差圧が小
さくなる。従ってわずかな空気が第1真空室70から第
2真空室73に移動しただけでダイヤフラム75が元の
状態に復帰し、このため通常の場合よりも短時間で真空
弁1が閉じてしまうこととなる。
即ち真空汚水管110内の負圧が低下した場合には、真
空弁1は通常よりも早く閉じるため、真空汚水管110
への吸入空気量が少なくなり、真空汚水管110内の気
液比が小さくなるため、エアロツタが起こり易く、真空
汚水管110内の負圧はますます低下し、さらに吸入空
気量が少なくなるという悪循環を繰り返すこととなる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、真空汚
水管110から真空弁コントローラ6に導入される負圧
が低下しても、真空汚水管110に吸入される空気の量
が減少しないように、真空弁1の閉鎖時間を制御できる
真空式汚水収集装置用真空弁コントローラを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため第1の発明は、前記ニードル
弁を取り付けた配管に、並列にニードル弁を取り付けた
1以上の配管を接続するとともに、該並列に取り付けた
1以上の配管には真空汚水管の負圧を検出して該負圧が
予め設定した値より低いときにはその配管を遮断する構
造の開閉弁を取り付けて構成した。
また第2の発明は、前記第1真空室に開閉弁を介して所
望の体積を有する密閉空気タンクを連結し、該開閉弁は
、真空汚水管内の負圧が所定の値より高いときには第1
真空室と密閉空気タンクを遮断し、真空汚水管内の負圧
が所定の値より低いときには第1真空室と密閉空気タン
クを連通ずるように構成した。
〔作用〕
前記第1の発明によれば、真空汚水管内の負圧が高い(
つまり通常の負圧)時には、開閉弁が開く。このため2
以上の並列に接続されたニードル弁を通って第1真空室
から第2真空室側に空気が移動するため、空気抵抗は小
さく、従って真空弁は早めに閉じる。
これとは逆に真空汚水管内の負圧が低い(つまり負圧が
通常よりも大気圧に近い)時には、開閉弁が閉じる。こ
のため、1個のニードル弁のみを通って第1真空室から
第2真空室側に空気が移動するため、空気抵抗は大きく
、従って第1真空室と第2真空室の差圧が小さくても、
真空弁は遅めに閉じる。
従ってこれら並列に接続したニードル弁の空気抵抗を適
当に調整することにより、真空汚水管の真空度が低い場
合でも十分な空気を真空汚水管内に吸入させることがで
きる。
また前記第2の発明によれば、真空汚水管内の負圧が高
い(つまり通常の負圧)時には、開閉弁が閉じる。この
ため第1真空室内の空気だけがニードル弁を通って第2
真空室側に移動するため、真空弁は早めに閉じる。
これとは逆に真空汚水管内の負圧が低い時には、開閉弁
が開く。このため、第1真空室と密閉空気タンクとが連
通されるので、両者内の空気がニードル弁を通って第2
真空室側に移動するため、第1真空室と第2真空室の差
圧が小さくても、真空弁は遅めに閉じる。
従って真空汚水管の真空度が低い場合でも十分な空気を
真空汚水管内に吸入させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
なお、この明細書において、′所定の負圧よりも負圧が
高い」とは、「所定の負圧よりも気圧が低い」ことをい
い、′所定の負圧よりも負圧が低い」とは、「所定の負
圧よりも気圧が高い、ことをいうこととする。
第1図は第1の発明の1実施例を示す図である。
同図に示すようにこの実施例における真空弁コントロー
ラ6においては、上記第5図に示す従来の真空弁コント
ローラ6と相違し、ニードル弁69と並列にニードル弁
88を配管87によって取り付けると共に、その配管8
7中に開閉弁89を取り付けて構成している。
またこの開閉弁89には配管90が取り付けられており
、その配管90の他端は真空汚水管110の配管62を
接続した部分の近傍に取り付けられている。なお95は
オリフィスである。
ここでます配管62を接続した真空汚水管110内の負
圧が高い場合について説明する。
ます同図に示す場合、即ち真空弁1が閉じている場合は
、第1真空室70と第2真空室73は等圧の負圧となっ
ている。このとき配管90によって真空汚水管110と
連結された室89aと配管87によって第1真空室70
と連結された室89bも略等圧の負圧となっているので
、コイルバネ91によってダイヤフラム92及びこれに
固定された弁体93は右方向に付勢され、穴94を閉じ
ている。
次に汚水ます17内の汚水の量が増大してセンサー管4
内の圧力が上昇して、弁口83が開となり、第1真空室
70内が大気圧になると、弁66は右方向に移動して弁
口67が開き、シリンダ室1aが負圧となって真空弁1
が開となる。
このとき第1真空室70と連通している開閉弁89の室
89bも大気圧となる。このため、この室89bと高い
負圧の室89aとの間の圧力差が大きくなり、ダイヤフ
ラム92が左方に移動して穴94が開となる。
これによって配管87が開となる。これは即ちニードル
弁69と並列にニードル弁88が接続されたこととなる
ため、配管68と配管87の両者から第1真空室70内
の空気が第2真空室73と分配室61方向に移動する。
このように2つの配管68.87によって空気が移動す
るため、1つの配管68のみによる場合に比べてその移
動時間が短い。
そして第1真空室70と第2真空室73の間の差圧が一
定値以下になると、弁66が左方向に移動して弁口67
を閉じ、シリンダ室1aには大気圧が導入されるため、
真空弁1が閉となるのである。
次に配管62を取り付けた真空汚水管110内の負圧が
低い場合について説明する。
ます真空弁1が閉じている場合は、前記と同様に配管6
2によって第1真空室70と第2真空室73は等圧の負
圧となっている。このとき配管90によって真空汚水管
110と連結された室89aと配管87によって第1真
空室70と連結された室89bも略等圧の負圧となって
いるので、コイルバネ91によってダイヤフラム92及
びこれに固定された弁体93は右方向に付勢され、穴9
4を閉じている。なおこれら第1真空室70、第2真空
室73、室8931室89bの各負圧は真空汚水管11
0内の負圧と同様に低い負圧である。
次に汚水ます17内の汚水の量が増大してセンサー管4
内の圧力が上昇して、弁口83が開となり、第1真空室
70内が大気圧になると、弁66は右方向に移動して弁
口67が開き、シリンダ室1aは負圧となって真空弁1
が開となる。
このとき第1真空室70と連通している開閉弁89の室
89bは大気圧となるが、室89aの負圧は低いので、
室89aと室89bの間の圧力差は小さく、このためコ
イルバネ91の弾発力によってダイヤフラム92は移動
せず、穴94は閉じたままとなる。
これによって第1真空室70内の空気は、二ドル弁69
を取り付けた配管68のみによって第2真空室73と分
配室61に移動することとなるため、前述の真空汚水管
110内の負圧が高い場合に比べて空気の移動に時間が
かかる。従って真空弁1が閉鎖するまでの時間を前記真
空汚水管110内の負圧が高い場合と同じくらいまで、
遅らせることができるのである。
第2図は本発明の第2の実施例を示す図である。
同図に示すようにこの実施例における真空弁コントロー
ラ6においては、上記第5図に示す従来の真空弁コント
ローラ6と相違し、配管96によって第1真空室70に
開閉弁98を接続し、また配管55によって該開閉弁9
8に密閉空気タンク97を接続して構成している。
なお54は真空汚水管110内の負圧を開閉弁98の室
98b内に導入するための配管である。
また99はオリフィスである。
ここでます真空汚水管110内の負圧が高い場合につい
て説明する。
ます同図に示す状態、即ち真空弁1が閉じている場合は
、第1真空室70と第2真空室73は等圧の負圧となっ
ている。
このとき真空汚水管110の負圧は高いので、オリフィ
ス99と配管54を通じて開閉弁98の室98bに導か
れた負圧は、開閉弁98内の弁体50を開く方向(図の
上方向)に付勢しているコイルバネ51に打ち勝って、
ダイヤフラム52を下方向に引き下げ、弁体50は穴5
3を璽いでいる。
従って、第1真空室70内が大気圧となって真空弁1が
開となった後に、弁口83が閉じられたとき、第1真空
室70内の空気は、第2真空室73と分配室61に移動
するが、移動する空気の量は第1真空室70内の空気と
開閉弁98内の小さな室98a内の空気のみである。
そして第1真空室70と第2真空室73の間の差圧が一
定値以下になると、弁66が左方向に移動して弁口67
を閉じ、真空弁1が閉となるのである。
次に真空汚水管110内の負圧が低い場合について説明
する。
ます真空弁1が閉じている場合は、前記と同様に配管6
2によって第1真空室70と第2真空室73は等圧の負
圧となっている。
このとき真空汚水管110の負圧は低いので、オリフィ
ス99と配管54を通じて開閉弁98の室98bに導か
れた負圧によっては、開閉弁98内の弁体50を開く方
向(図の上方向)に付勢しているコイルバネ51に打ち
勝てないため、ダイヤフラム52は上方向に引き上げら
れ、弁体50は穴53を開く。
従って、第1真空室70内が大気圧となって真空弁1が
開となったときに密閉空気タンク97内も大気圧となる
そしてその後に、弁口83が閉じられたときは、第1真
空室70内の空気ばかりか密閉空気タンク97内の空気
も、第2真空室73と分配室61に移動することとなる
ため、移動する大気圧の空気の量は多い。
従ってこの場合辻、第2真空室73内の空気圧と第1真
空室70内の空気圧の差圧が所定値以下になるまでには
、空気の量が多い分だけ時間がかかる。従って真空弁1
が閉鎖するまでの時間を前記真空汚水管110内の負圧
が高い場合と同じくらいまで遅らせることができるので
ある。
なお上記各実施例においては、流体抵抗手段としてニー
ドル弁69.88を用いたが、これらの代わりにオリフ
ィス等の他の流体抵抗手段を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、真空汚水管
内の負圧が低くても、真空弁の閉鎖までの時間を、真空
汚水管内の負圧が高い場合と同程度まで遅らせることが
できるので、真空汚水管内に所望の十分な空気を吸入さ
せることができ、このため真空汚水管の管路が汚水によ
ってエアロツクされることが大幅に減少するという優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す図、第2図は本発
明の第2の実施例を示す図、第3図は真空式汚水収集装
置の全体構成を示す図、第4図は真空弁付汚水ます3の
構造を示す側断面図、第5図は従来の真空弁1と真空弁
コントローラ6の内部構造を示す側断面図である。 図中、1・・・真空弁、3・・・真空弁付汚水ます、6
・・・真空弁コントローラ、55,62,68.72.
87.96・・・配管、69.88・・・ニードル弁、
70・・・第1真空室、73・・・第2真空室、89・
・・開閉弁、97・・・密閉空気タンク、98・・・開
閉弁、110・・・真空汚水管、130・・・家庭、で
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)家庭や施設から排出される汚水を汚水ますに溜め
    、該汚水ますに溜めた汚水を、真空弁コントローラによ
    って開閉制御される真空弁及び内部を負圧にした真空汚
    水管を介して所定の場所に集める真空式汚水収集装置で
    あって、 前記真空弁コントローラは、第1真空室と、第2真空室
    と、前記第1真空室と第2真空室とを真空汚水管に連結
    する配管と、該第1真空室に接続される配管中に取り付
    けられる流体抵抗手段と、汚水ます内の汚水の量を検知
    して該汚水が所定量以上のときに前記第1真空室内に大
    気圧を供給する大気圧供給手段と、前記第1真空室内の
    気圧と第2真空室内の気圧の差によって真空弁に供給す
    る開閉動力用の負圧圧力を切り換える切換手段とを具備
    し、 前記流体抵抗手段を取り付けた配管には、他の流体抵抗
    手段を取り付けた1以上の配管を並列に接続するととも
    に、該1以上の配管には真空汚水管の負圧を検出して該
    真空汚水管内の負圧が予め設定した値より低いときには
    その配管を遮断する開閉弁を取り付けたことを特徴とす
    る真空式汚水収集装置用真空弁コントローラ。
  2. (2)家庭や施設から排出される汚水を汚水ますに溜め
    、該汚水ますに溜めた汚水を、真空弁コントローラによ
    って開閉制御される真空弁及び内部を負圧にした真空汚
    水管を介して所定の場所に集める真空式汚水収集装置で
    あって、前記真空弁コントローラは、第1真空室と、第
    2真空室と、前記第1真空室と第2真空室とを真空汚水
    管に連結する配管と、該第1真空室に接続される配管中
    に取り付けられる流体抵抗手段と、汚水ます内の汚水の
    量を検知して該汚水が所定量以上のときに前記第1真空
    室内に大気圧を供給する大気圧供給手段と、前記第1真
    空室内の気圧と第2真空室内の気圧の差によって真空弁
    に供給する開閉動力用の負圧圧力を切り換える切換手段
    とを具備する構造の真空式汚水収集装置において、 前記真空弁コントローラの流体抵抗手段を取り付けた配
    管には、他の流体抵抗手段を取り付けた1以上の配管を
    並列に接続するとともに、該1以上の配管には真空汚水
    管の負圧を検出して該真空汚水管内の負圧が予め設定し
    た値より低いときにはその配管を遮断する開閉弁を取り
    付けたことを特徴とする真空式汚水収集装置。
  3. (3)家庭や施設から排出される汚水を汚水ますに溜め
    、該汚水ますに溜めた汚水を、真空弁コントローラによ
    って開閉制御される真空弁及び内部を負圧にした真空汚
    水管を介して所定の場所に集める構造の真空式汚水収集
    装置であって、 前記真空弁コントローラは、第1真空室と、第2真空室
    と、前記第1真空室と第2真空室とを真空汚水管に連結
    する配管と、該第1真空室に接続される配管中に取り付
    けられる流体抵抗手段と、汚水ます内の汚水の量を検知
    して該汚水が所定量以上のときに前記第1真空室内に大
    気圧を供給する大気圧供給手段と、前記第1真空室内の
    気圧と第2真空室内の気圧の差によって真空弁に供給す
    る開閉動力用の負圧圧力を切り換える切換手段とを具備
    し、 前記第1真空室には開閉弁を介して所望の体積を有する
    密閉空気タンクを連結し、 該開閉弁は真空汚水管内の負圧が所定の値より高いとき
    には第1真空室と密閉空気タンクを遮断し、真空汚水管
    内の負圧が所定の値より低いときには第1真空室と密閉
    空気タンクを連通することを特徴とする真空式汚水収集
    装置用真空弁コントローラ。
  4. (4)家庭や施設から排出される汚水を汚水ますに溜め
    、該汚水ますに溜めた汚水を、真空弁コントローラによ
    って開閉制御される真空弁及び内部を負圧にした真空汚
    水管を介して所定の場所に集める構造の真空式汚水収集
    装置であって、前記真空弁コントローラは、第1真空室
    と、第2真空室と、前記第1真空室と第2真空室とを真
    空汚水管に連結する配管と、該第1真空室に接続される
    配管中に取り付けられる流体抵抗手段と、汚水ます内の
    汚水の量を検知して該汚水が所定量以上のときに前記第
    1真空室内に大気圧を供給する大気圧供給手段と、前記
    第1真空室内の気圧と第2真空室内の気圧の差によって
    真空弁に供給する開閉動力用の負圧圧力を切り換える切
    換手段とを具備する構造の真空式汚水収集装置において
    、 前記真空弁コントローラの第1真空室には開閉弁を介し
    て所望の体積を有する密閉空気タンクを連結し、該開閉
    弁は真空汚水管内の負圧が所定の値より高いときには第
    1真空室と密閉空気タンクを遮断し、真空汚水管内の負
    圧が所定の値より低いときには第1真空室と密閉空気タ
    ンクを連通することを特徴とする真空式汚水収集装置。
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