JPH0387672A - 接点の診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は電気機器の制御等に用いられている制御盤等の
中で使用されているｗＡ電器、および接触器等、電気を
ＯＮ、ＯＦＦする接点の診断装置に関する。

（従来の技術） 電気機器を制御するうえで継電器、および接触器等接点
を有する機器は必要不可欠である。例えば鉄鋼、１１紙
をはじめ、発電所や変電所等で用いられている継電器は
少ないところでも子側以上で多いところでは１万個を縞
すことも珍しくないゃここで１個でも故障すれば前記プ
ラントに大きな支障を与えることもあり、これら機器の
接点の借頼性について充分な評価がなされていた。しか
し。

これでもなお接点の不具合を完全に防止することは困難
であるため、多重回路、冗長回路の併用を社なって万一
の事故を未然に防ぐ考慮がなされでいた。

（発明が解決しようヒする課題） 接点の接触抵抗は接点のあたる位置によって接触面攪も
変化し、このため接点に印加される電圧、および流れる
電流で接触抵抗も変ることが考えられる。一般にはそれ
ぞれの接触抵抗は繰返しＯＮ、０ＦＦＬ、た時に正規分
布にのると推定されているため統計的確率から事故を推
定し、多重ｌｑ路、または冗長回路の併用を行なってい
る。

しかし、多重回路、または冗長同ｍ＆併用すると継電器
を含ぬたこれにつながるすべでの機器。

および設備キＪ複数台必要どなる。従って、スペースも
設備費もこれに比例して膨大なものとなる７更に多重！
ｒｊｌ路にしる冗長回路にしろ、これが動作するのは１
回路に用いられている継電器の接点が不具合を生じたと
きのみで、不具合を生じた後の対策は緊急にどれるもの
の不具合を生じること番コよる対策はなされていないの
が現状である。

よって、本発明は上述の事情に鑑みてなされたもので、
接点の接触抵抗を常時または定期的に測定し２、不具合
を事前に察知して事故にいたる信号を事前に発生し、交
換を・推奨するこ２・で、事故を未然に防止するもので
ある。更に多重回路、および冗長回路を不要とするキノ
のである。

〔発明的構成〕 （課題を解決するたぬの手段） 本発明は接点間に流れる電流による電圧降下を測定し、
この電圧と定常時流れる電流とから接触抵抗を計算づる
１、ぞして、この接触抵抗を初期に測定した接触抵抗と
比較す、ｂ、ｙ−とにより接触抵抗σ）変化の有無を・
調べるものτＪある。

一般に新品の接点の接触抵抗は正規分布に従うことが知
られている。従って、新品の接点の接触抵抗は通常的統
計処理すな４二〕ち標準的なＮＦ均、および標準側差で
充分に管理できる。そのため標準側差な充分に小きく押
さえるごとで信頼性のある接点とするこヒができる。し
がし経験によれば接点の接触抵抗は負荷の有無に関わら
ず、時間の経過とヒ＋）に変化することである１、二の
変化の程度は新品の正規分布こは別に、一部のものの接
触抵抗のみが増加することである。すなわち新品の接点
の接触抵抗の母集団は１然１個ど考えられるが時間の経
過とともに母集団が少なくとも２個に、更にはそれ以上
に分割之れるヒいうことである。

すなわち新品のように通常の統計処理では不１分で極値
分布による処理が必要となる。また接触抵抗はこの接点
に加わる電圧、および流れる電流によっても変化するた
め、ただ単に抵抗計等で接触抵抗を測定しても接点の不
具合を事前に知ることは不可能であるというごとが判明
した。

従って、本発明では個々の接点の接触抵抗を常時測定す
ることで接点の不具合を監視するものである・すなわち
本発明では個々の接点から接魚間の電圧が測定できるよ
う電ＨＥ測定用のリード線を引張１・」、これをスキャ
ナーに接続して複数の電圧すなわち接触抵抗を順次測定
できるようにする。

ここで測定した接触抵抗の値はインクイフェイスを介し
、てコンピュータに送り、初期の接触抵抗と比較できる
ようにする。なお、接触抵抗は温度にも依存するため千
め温度の補正係数を掛けて正確を期す。また交流が流れ
る接点にあっては交流電圧を測定し、インピーダンスで
比較する。

Ｃ作用） 以−にのように構成されているので、接点間の接触抵抗
を常時または定期的に監視できる。接触抵抗を常時また
は定期的に監視することで接触抵抗の変化および異常を
事前に醪知することが可能で、接点の接触不具合による
事故を未然に防止できる７、またここで測定している接
触抵抗は負荷に印加される電圧、および接点に流れる電
流での接触抵抗であるため、真に必要な接触抵抗の値が
求まることになる。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１園は発電機０制御回路に対し本発明の接点の診断装
置を適用した構成図である。ここで接点Ａは補助継電器
ＲＹｂによって動作すると仮定するがこの接点Ａの両端
子間に接点の電圧を測定するり−ドＩｔｉ％１が接続さ
れており、スキャーナ２に導かれている。接点８〜Ｇま
で同様に接続されている。ここでスキャーナ２はインタ
ーフェイス３を介してコンピュータ４に接続されており
、コンピュータの司令“でスキャンニングすることがで
きる。

動作順序としてまずコンピュータ４がスキャーナ２に司
令を送り、例えば接点Ａの端子電圧を測定する。インタ
ーフェイス３を介し、て電圧信弓−を受取、初期に測定
した電圧信号をＣＰ　Ｕから呼寄せ比較する。もし、電
圧が異なるようであれば即座に警報信号を出しで早期に
この接点を有する補助継電器（７）交換を促ず。もし、
異常がな４づれば頴次接黒１３へ久キャンさ辻で同様＜
７３測定を行なう、なｔヨ、ＣＰ　ｌ：、、Ｊから呼出
した比較用の信号には接点近傍部コ配した（同では省略
）熱電対で温度を測定１１、温度係数を加えて正確を期
Ｌ　ｆ’Ｌ　、また、流れる電流は端ｒ・電圧により℃
キ■変化するたｄ＞測定した電圧には制御回路の主電圧
の変動をキＪ加味して計算させた。主型ハ：の変動はオ
ープン回路の電圧例えばつぎにスキャンする接点Ｂの電
圧を測定することで容易に得られる。

次に１本発明の動作にＸ）いで述べる。

コンピュータ山司令によってスキャーナが動作し、接点
間の端子電圧を測定する。接点が短絡状態であれば流れ
る電流は負荷によりで決った電流が流れており、端子電
圧の測定で接触抵抗を知ることが出来る。賀荷は−・定
であり端、ｆ・電圧の変化で接触抵抗の変化をみること
がガきる。そして、ＣＰＵのメ七り−・に記憶さぜた初
期の接触抵抗と比較するこ起で接触抵抗の変化を知るこ
辷ができる。なお、スキャンニングはコンビニＬ−夕の
１１　卓で行なオ）れでいるため状況に賂しでいかよう
にも変えることができ、特定の接点のみ測定したりする
ことも可能である。

本発明を実施して測定した接触抵抗の−・例もＳ第２図
の正規確率グラブに示す。すな、ｆ）ち初１１１の接触
抵抗は正規確率グラフにおりＳて直線で小声れており、
間違いなく正規分布に従っている。しかシフ。

経時変化によって直線は７少なくεも２本または複数に
分割されてくる３ｔなわち接触抵抗の母集団が低いもの
と高いものとに分かれでくることである。本発明を採用
することでこの様な接触抵抗的異常を事前に察知するこ
とが出来、接点の不具合による事故を皆無とすることが
できた。更に従来より用いられでいた多重回路、冗長回
路等のイー、１属設備動必要なくな一〕た。なお、＠２
図では初Ｑ偵の１０倍まで使用したようになっているが
実際ｉｔ、　５倍以上の値で新しいものヒ交換した７図
は別の補助回路に接続し直して経過を追っｌ−値である
。

以上の説明では電気機器の制御回路）１．用いられる補
助継電器の接点の例についで述べたが、これに限定され
るものではなく、電気回路ＯＮ、０ＦＦｉ”る接点で有
ればいかなるものにも用いることがｉｉ７能であること
は勿論的ことである、 〔発明の効果〕 本発明により接点の電低的情報を初期情報と比較し、正
確に診断するので、多重回路、冗長１０」路が不要でか
つ接点のＩＪ籟性を向−」、させる診断装置を得ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第ｉ図は本発明の接点の診断装置を示す構成図、第２図
は本発明の実施例で１′１１触抵抗山経特変化山測定し
たグラフである、 １・・・接続リー　ド線 ２・・・スキャーナ ３　・インターフェイス ４・・コンビコータ Ａ−Ｇ　・接点 １’ｔＹａ、　ＲＹｂ・・補助継電器 ＲＹＥ、、　ＲＹ２・・・電磁接触器 ＰＬ−Ｒ。 ＰＬ−Ｇ−＝パイロットランプ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）接点間に定常時流れる電流における接点間の電圧
   降下を測定した値および定常時流れる電流とから演算す
   る接触抵抗と記憶されている初期段階での接触抵抗との
   比較を行い接点の異常の有無を判断することを特徴とし
   た接点の診断装置。
2. （２）異常の有無を判断し、異常時には警報を出力する
   ことを特徴とする請求項第１項記載の接点の診断装置。