JPH037900Y2 - - Google Patents

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JPH037900Y2
JPH037900Y2 JP1985084115U JP8411585U JPH037900Y2 JP H037900 Y2 JPH037900 Y2 JP H037900Y2 JP 1985084115 U JP1985084115 U JP 1985084115U JP 8411585 U JP8411585 U JP 8411585U JP H037900 Y2 JPH037900 Y2 JP H037900Y2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として、コンピユーター通信機器
などの電子機器に、機器間を接続するコネクタと
して使用される多芯型コネクタに組付けられるシ
ールドカバーについての改良に関する。
多芯型コネクタAは、通常、第1図に示してい
るように、鋼板などの金属材で一端側の開口端に
鍔10aを具備する角筒状に形成した一組の外筒
10,10を、それらの鍔10a,10aを突合
せて閉じ合せることで形成される胴部の中間にフ
ランジ1aを具備して前後に開口するシエル1
と、そのシエル1の内側に組付けられる合成樹脂
材などの絶縁材により角柱状に成形したインシユ
レーター2と、それのインシユレーター2に整列
状態に保持される多数のコンタクト3…とで、コ
ネクタ本体aを組立て、それのコンタクト3…の
後端部に対し芯線40…を結線してコード4を接
続することにより構成される。
このように構成される多芯型コネクタAは、コ
ネクタ本体aのコンタクト3…とそれに接続した
コード4の芯線40…との接続部位からの電気の
洩れを防ぐため、その接続部位の外周を覆うよう
に金属板よりなるシールドカバー5を、コネクタ
本体aの外面側に組付けて用いる場合がある。
このように組付けらるシールドカバー5は、従
前にあつては、同第1図に示している如く、互い
に嵌合してシエル状に閉じ合わされる上半側5a
と下半側5bとに2分し、それらの各前端側に
は、コネクタ本体aのシエル1の胴部の中間に装
設されるフランジ1aの外周縁に係合するよう内
向に突出する鈎部50を形設し、またそれら上半
側5aと下半側5bの各後端側には、コネクタ本
体aのコンタクト3に芯線40…を接続したコー
ド4の外周に嵌合する半円筒状の抱持部wを夫々
形成しておいて、それら上半側5aと下半側5b
とを、前端に形設した鈎部50がシエル1の胴部
中間に位置するフランジ1aの外周縁に嵌合し、
後端に形設した抱持部wがコード4の外周に嵌合
する状態として、コネクタ本体aの上面側と下面
側とに被せ、それの後端側の抱持部wに第2図に
あるよう、コード4のシールド線41に接続する
状態として外周側に筒体6を螺合または嵌合する
などで、コード4の外周に緊縛して組付け保持さ
せ、さらに、その外周に別に合成樹脂材で成形し
た成形体7を被せることでコネクタ本体aに組付
けるようにしている。
このように構成される従来のシールドカバー5
は、組付けのための作業が面倒なことと、シール
ドカバー5の前端側の鈎部50とシエル1のフラ
ンジ1aとの嵌合で行なわれるコネクタ本体aに
対するシールドカバー5の組付けが外れ易い問題
がある。また、この前端側が外れ易い問題の対策
として、特開昭57−21078号公報にあるよう、シ
ールドカバーの前端側の外周を、別に設ける締縛
具で締付けるようにすると、組付けの作業が一層
面倒なものとなる。
本考案は、これらの問題を解消せしめるために
なされたものであつて、コネクタ本体に対するシ
ールドカバーの組付けが簡単な操作で行なえ、か
つ、その組付けたシールドカバーの前端側のコネ
クタ本体に対する係合が、締付具を用いることな
く、確実に行なわれるようになる新たな手段を提
供することを目的とする。
そして、本考案においては、この目的を達成す
るための手段として、互いに嵌合してシエル状に
閉じ合される皿状乃至平箱状の上半側と下半側と
を金属板で成形し、それら上半側及び下半側の各
底板の前端縁に夫々外向きに突出する鈎部を形設
し、それら上半側と下半側の各側壁に、それら上
半側と下半側とをシエル状に閉じ合せることで互
いに係合する係止部を形設し、それら上半側及び
下半側を、それらの前端縁に設けた前記外向きの
鈎部をコネクタ本体のシエルの後端側の開放口の
口縁の上下の各内側にそれぞれ係止せしめてその
コネクタ本体のコード接続部の上下両面に接合
し、それら上半側及び下半側を前記係止部により
シエル状に閉じ合わせてコネクタ本体に組付けた
ことを特徴とする多芯型コネクタにおけるシール
ドカバーを提起するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面
符号は同効の構成部材については従前手段と同一
の符号を用いるものとする。
第3図は本考案によるシールドカバーを組付け
た多芯型コネクタA(雄型)の組立途上の斜視図
で、同図において、aはコネクタ本体、4はその
コネクタ本体aに接続したコード、5はそのコー
ド4の接続部分の外周を被覆するようにコネクタ
本体aに組付けた本考案によるシールドカバー、
7は合成樹脂材の成形体を示している。
コネクタ本体aは、金属板から角筒状に成形し
たシエル1と、そのシエル1の内腔に嵌装せる合
成樹脂材で成形されたインシユレーター2と、そ
れに保持せしめた多数のコンタクト3…とよりな
る通常のもので、シエル1の胴部の外周にはフラ
ンジ1aが装設してある。また、インシユレータ
ー2は、シエル1の前端側の開放口に臨む前端部
が、ラツク状に成形してあつて、それの各溝部内
に多数のコンタクト3…が側面視において弧状に
成形されて位置している。
しかして、シールドカバー5は、金属板から成
形して、コネクタ本体aに接続したコード4の接
続部の外周を被覆するケース状に形成するが、同
第3図にあるように上半側5aと下半側5bとに
2分してある。そしてそれら上半側5a及び下半
側5bは、第4図乃至第6図及び第7図乃至第9
図に示している如く、金属板の成形により底板5
1とそれの左右の側縁から立上る側壁52,52
とを具備する前後が開放する浅い皿状乃至平箱状
に形成してあり、それの上半側5aは下半側5b
より幾分左右の巾が広く形成してあつて、これに
より、これら上半側5aと下半側5bとをシエル
状に閉じ合せると、上半側5aの左右の側壁5
2,52が前述の第3図にあるように下半側5b
の左右の側壁52,52の外側に重合して、ケー
ス状に組立てられるようにしてある。そして、上
半側5aと下半側5bの各底板51,51の前端
縁には、夫々外向きに折曲して突出する鈎部5
0,50が形設してある。また、上半側5aの側
壁52の後端側でコード4の外周を包み込む抱持
部wとなる部位には、窓孔状に形成した係止部5
3が装設してあり、この係止部53と対応する係
止部54が、下半側5bの側壁52の後端側でコ
ード4の外周を包み込む抱持部wとなる部位に、
爪片状に形成して装設してあつて、上半側5aと
下半側5bとをシエル状に閉じ合せたときに、こ
の係止部53と係止部54との係合で、前記第3
図にあるよう上半側5aと下半側5bとが閉じ合
された状態に保持されるようになつている。
そして、これら上半側5a及び下半側5bは、
第13図にて鎖線に示している如く、それぞれの
前端縁に形設してある外向きの鈎部50,50
を、コネクタ本体aのシエル1の後端側の開放口
の口縁12の上下の各内側にそれぞれこじ入れた
状態とし、その状態から、その鈎部50,50と
シエル1の口縁12との接合部を回動支点として
同第13図にて実線に示す如く回動させて、コネ
クタ本体aのコード接続部の外周を上下両面から
覆い込むように閉じ合わせ、それによる前述の側
壁52,52に設けた係止部53と係止部54と
の係合によつて、第14図に示している如く、コ
ネクタ本体aのコード接続部の外周に組付けら
れ、これにより、シールドカバー5を構成するよ
うにしてある。
次に、第10図及び第11図は本考案によるシ
ールドカバー5の他の実施例を示している。
これら実施例は、シールドカバー5を、金属板
で成形した上半側5aと下半側5bとに2分し、
それら上半側5a及び下半側5bの各底板51,
51の前端縁に夫々外向きに折曲して突出する鈎
部50,50を形設し、各左右の側壁52,52
の一部に、それら上半側5aと下半側5bとをシ
エル状に閉じ合せることで互いに係合する係止部
53,54を具備せしめることについては、前記
第3図に示している実施例のシールドカバー5と
変りないが、シールドカバー5後端側に形成され
るコード4の抱持部wを切除した形態となつてい
て、第12図に示しているように、主として機器
のボデイに組付けられる雌型の多芯型コネクタA
に用いるのに適合するようにしてある。因みに、
機器のボデイに組付けられる雌型の多芯型コネク
タAは、それのコネクタ本体aに組込まれる多数
のコンタクト3…に夫々接続するコード線は、一
本のコード4から剥き出した芯線を用いずに、バ
ラバラの状態のコード線を用い、それらを束ねた
状態でコネクタ本体aに導くようにしている。
このように構成される多芯型コネクタにおける
シールドカバーは次のように作用する。
コード4の各芯線40…が、コネクタ本体aに
装設してある多数のコンタクト3…を接続端子部
30にハンダ付けで接続された状態の多芯型コネ
クタAに組付けるときに、シールドカバー5の上
半側5aと下半側5bとを夫々が分離した状態と
して、第13図にて鎖線に示している如く、コネ
クタ本体aに対し斜めの姿勢とし、それぞれの前
端縁に形設してある外向きに突出する鈎部50
を、コネクタ本体aのシエル1の後面側の開放口
の口縁12とインシユレーター2の外周面との間
に形成される隙間からシエル1の内側にこじ入
れ、該鈎部50がシエル1の口縁12の内側に係
合した状態とし、その状態からその鈎部50と口
縁12の係合部がヒンジとなるように上半側5a
と下半側5bとをコネクタ本体aの上下の両面に
沿う姿勢に向けてそれぞれ回動させて、同第13
図にて実線に示している如く互いに閉じ合う状態
とすると、上半側5aおよび下半側5bの側壁5
2,52に設けておいた係止部53と係止部54
とが係合して、閉じ合わされた状態を保持するよ
うになり、コネクタ本体aに対する組付けが完了
し、コネクタ本体aのコード接続部の外周を被覆
するシールドカバー5を構成するようになる。
この場合、シールドカバー5の上半側5aと下
半側5bの各底板51の前端縁に装設してある鈎
部50,50は、第14図に示している如く、シ
エル1に、実質的な口縁12の外側に別にこのシ
ールドカバー5の鈎部50に対して引きかかる適
宜の係止部またはリブyが形設してあるときに
は、この係止部またはリブyを利用してそこに係
合させるようにしてよい。
なお、このシールドカバー5は、多芯型コネク
タに限らず他のコネクタにもそのまま使用でき
る。
以上説明したように、本考案による多芯型コネ
クタにおけるシールドカバー5は、互いに嵌合し
てシエル状に閉じ合わされる皿状乃至平箱状に形
成されている上半側5a及び下半側5bの各底板
51の前端縁に、夫々外向きに突出する鈎部5
0,50を形設しておいて、この鈎部50,50
を、コネクタ本体aのシエル1の後端側の開放口
の口縁12の上下の内側にこじ入れて、そこに係
合させ、この係合部をヒンジとして上半側5aお
よび下半側5bを回動させて、それらを閉じ合わ
せることで、コネクタ本体aに対して組付けるよ
うにしているのだから、コネクタ本体aに対する
シールドカバー5の組付けが、上半側5aおよび
下半側5bの前端縁の鈎部50,50を、コネク
タ本体aのシエル1の後端縁の開放口の口縁12
の内側に挿し込んで、その状態でその鈎部50,
50をヒンジとして上半側5aと下半側5bと
を、それらの後端側が近づく方向に回動させて、
互いに閉じ合せていくだけで、組付けが完了する
ようになるので、このシールドカバーの組付け作
業が著しく容易になる。
そして組付けた状態では、上半側5aと下半側
5bの各側壁52,52に設けられた係止部53
と係止部54との係合による応力が、それら上半
側5aと下半側5bの各前端縁に設けた鈎部5
0,50を、コネクタ本体aのシエル1の口縁1
2に圧接させていくようになるので、組付けたシ
ールドカバー5の前端側を、コネクタ本体aに対
し、極めて強固に止着していくようになる。
従つて、本考案によれば、コネクタ本体に対す
るシールドカバーの組付けが、簡単な操作で行な
え、しかも、組付けたシールドカバーの前端側
を、締付具を用いることなく、強固にコネクタ本
体に止着できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前のシールドカバーの組付途上にお
ける斜視図、第2図は同上の多芯型コネクタに組
付けた状態における縦断側面図、第3図は本考案
の実施例の多芯型コネクタに組付けた状態におけ
る斜視図、、第4図は同上実施例の上半側の下面
図、第5図は同上の縦断側面図、第6図は同上の
上面図、第7図は同上実施例の下半側の上面図、
第8図は同上の縦断側面図、第9図は同上の下面
図、第10図は別の実施例の斜視図、第11図は
さらに異なる実施例の斜視図、第12図は同上実
施例を組付けた多芯型コネクタ(雌型)の斜視
図、第13図及び第14図は作用の説明図であ
る。 図面符号の説明、A……多芯型コネクタ、a…
…コネクタ本体、1……シエル、1a……フラン
ジ、10……外筒、10a……鍔、12……口
縁、2……インシユレーター、3……コンタク
ト、30……接続端子部、4……コード、40…
…芯線、41……シールド線、5……シールドカ
バー、5a……上半側、5b……下半側、50…
…鈎部、51……底板、52……側壁、53,5
4……係止部、6……筒体、7……成形体、y…
…リブ、w……抱持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに嵌合してシエル状に閉じ合される皿状乃
    至平箱状の上半側5aと下半側5bとを金属板で
    成形し、それら上半側5a及び下半側5bの各底
    板51,51の前端縁に夫々外向きに突出する鈎
    部50,50を形設し、それら上半側5aと下半
    側5bの各側壁52,52に、それら上半側5a
    と下半側5bとをシエル状に閉じ合せることで互
    いに係合する係止部53,54を形設し、それら
    上半側5a及び下半側5bを、それらの前端縁に
    設けた前記外向きの鈎部50,50をコネクタ本
    体aのシエル1の後端側の開放口の口縁12の上
    下の各内側にそれぞれ係止せしめてそのコネクタ
    本体aのコード接続部の上下両面に接合し、それ
    ら上半側5a及び下半側5bを前記係止部53,
    54によりシエル状に閉じ合わせてコネクタ本体
    aに組付けたことを特徴とする多芯型コネクタに
    おけるシールドカバー。
JP1985084115U 1985-06-04 1985-06-04 Expired JPH037900Y2 (ja)

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JP1985084115U JPH037900Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

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JPS61199890U JPS61199890U (ja) 1986-12-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2594881Y2 (ja) * 1990-10-29 1999-05-10 第一電子工業株式会社 電気コネクタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721078A (en) * 1980-05-28 1982-02-03 Amp Inc Shielding kit for electric connector and shield

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JPS5721078A (en) * 1980-05-28 1982-02-03 Amp Inc Shielding kit for electric connector and shield

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