JPH0378538A - スロットル制御装置 - Google Patents

スロットル制御装置

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JPH0378538A
JPH0378538A JP21467489A JP21467489A JPH0378538A JP H0378538 A JPH0378538 A JP H0378538A JP 21467489 A JP21467489 A JP 21467489A JP 21467489 A JP21467489 A JP 21467489A JP H0378538 A JPH0378538 A JP H0378538A
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JP
Japan
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throttle
accelerator
valve
plate
motor
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Application number
JP21467489A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Yamada
佳史 山田
Kazuhiko Kitamura
和彦 北村
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内燃機関に装着されるスロットル制御装置に関
し、特にモータ等の駆動源をアクセル操作及び少くとも
内燃機関の運転状態に応じて駆動し、スロットルバルブ
の開度を制御するスロットル制御装置に係る。
[従来の技術] 従来、内燃機関のスロットルバルブにはアクセル操作機
構が機械的に連結されていたのに対し、近時、モータ等
の駆動源によってアクセル操作に応じてスロットルバル
ブを開閉するスロットル制御装置が提案されている0例
えば特開昭55−145867−%公報には、スロット
ルバルブにステップモータを連結し、このステップモー
タをアクセルペダル操作に応じて駆動するようにした装
置が開示されている。また特開昭59−153945号
公報にも同様の装置が開示されている。
ところで、内燃機関のアイドル回転数は機関温度、ニア
コンディショナの運転状況等に応じて調整する必要があ
る。このため、ファーストアイドル機構、アイドルアッ
プ機構等の種々の機構が設けられており、アイドル回転
数を適正に制御すべく例えば実開昭58−172028
号公報に記載のようなIIJ御装置も提案されている。
また、近時の内燃機関の電子制御化の進展に伴ない、電
子制御燃料噴射装置を備えた機関にあっては、吸気通路
のスロットルバルブの上流側と下流側とを連通ずるバイ
パス路を設けると共に、このバイパス路に制御弁を介装
し、バイパス路を通過する吸入空気量を調整するアイド
ル回転数制御装置が採用されるに至っている。
[発明が解決しようとする課題] 前述のモータ等の駆動源を備えたスロットル制御装置に
おいては、駆動源を適宜制御することによってスロット
ル開度を制御するものであることから、当然乍らアイド
ル回転数の制御も駆動源によって行なわれ、前述のアイ
ドル回転数制御機構や制御装置は設けられていない。
然し乍ら、例えばスロットル制御装置の駆動源が故障等
により不作動となったときには、アイドル回転数の制御
は全く行なわれないこととなる。
駆動源不作動時においては、例えばマニュアル操作に切
替えアクセル操作機構の直接操作によって機関の運転を
継続し得るようにすることが必要となる。このとき、上
述のようにアイドル回転数の制御が行なわれないのであ
れば、ニアコンディショナを停止し、あるいは機関に対
するその他の負荷を軽減する等、別途対策を講じなけれ
ばならなくなる。
そこで、本発明はモータ等の駆動源を備えたスロットル
制御装置において、駆動源不作動時にもアイドル回転数
制御を行ない得るようにすることを目的とする [課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明はスロットルボデー
の吸気通路を開閉するスロットルバルブに連結機構を介
して接続し前記スロットルバルブを回転駆動する駆動源
を有し、該駆動源をアクセル操作及び少くとも内燃機関
の運転状態に応じて駆動し前記スロットルバルブの開度
な制御する制御手段を備えたスロットル制御装置におい
て、前記吸気通路の前記スロットルバルブの上流側と下
流側とを連通接続するバイパス路と、該バイパス路に介
装し前記制御手段の出力に応じて当該バイパス路を開閉
する制御弁とを備え、前記駆動源作動時には前記制御弁
により前記バイパス路を遮断し、前記駆動源不作動時に
は前記制御弁により前記バイパス路を開閉制御しアイド
ル回転数制御を行なうようにしたものである。
[作用] 上記のように構成されたスロットル制御装置は内燃機関
に装着され、アクセル操作に応じて制御手段により駆動
源が回転駆動される。これにより、連結機構を介して接
続されたスロットルバルブが回動し、スロットルバルブ
の開度即ちスロットル開度が制御される。このとき、バ
イパス路は制御弁によって遮断されている。
また、この状態でアクセル操作に無関係に駆動源を制御
し、スロットルバルブを開閉することもできる。而して
、駆動源を適宜制御することにより定速走行制御等の各
種制御が行なわれる。
上記駆動源が何等かの原因で不作動となったときには、
制御手段の出力に応じて制御弁によってバイパス路が開
閉制御される。これにより、駆動源不作動時にも適切な
アイドル回転数制御が行なわれる。更に、アクセル操作
機構あるいはスロットルバルブの連結機構等の機械的部
分が故障等により不作動となった場合には、例えば制御
弁を全開とすることにより最低限の走行に必要な駆動力
が確保される。
[実施例] 以下、本発明のスロットル制御装置の望ましい実施例を
図面を参照して説明する。
第1図に示すように、内燃機関のスロットルボデー本体
1の吸気通路la内に、スロットルバルブ11がスロッ
トルシャフト12によって回動自在に支持されている。
スロットルシャフト12の一端が支持されるスロットル
ボデー本体1の側面にはケース部1bが一体に形成され
ており、このケース部1bにケースカバー3が接合され
ている、スロットルボデー本体1のスロットルバルブ1
1上流側、即ち第1図中スロットルバルブ11の上方に
は、吸気通路1aに連通ずる連通路ICが形成されてい
る。同様に、スロットルバルブ11の下流側にも吸気通
路1aに連通ずる連通路1dが形成されている。
また、スロットルボデー本体1の側面にスロットルセン
サ13が装着されている。スロットルセンサ13はスロ
ットルバルブ110開度を検出する検出器を有し、スロ
ットルシャフト12の他端に連結され、スロットルシャ
フト12の回転変位が電気信号に変換され、例えばアイ
ドルスイッチ信号とスロットル開度信号がコントローラ
100に出力される。而して、図示しない電子制御燃料
噴射装置を搭載した内燃機関において、吸気通路を介し
てシリンダ内に供給される吸入空気量がスロットルバル
ブ11によって調整され、内燃機関の出力が調整される
スロットルシャフト12の一端には可動ヨーク43が固
着されており、スロットルバルブ11は可動ヨーク43
と一体となって回動するように構成されている。可動ヨ
ーク43はスロットルシャフト12に固着される軸部を
備えた円形皿状の磁性体で、略同形状の磁性体の固定ヨ
ーク44に対し、夫々の開口端が対向し且つ夫々の側壁
及び軸部が軸方向に重合した状態で所定の空隙をもって
嵌合している。この固定ヨーク44はスロットルボデー
本体1に固着されており、軸部と側壁との間に形成され
る空間に、非磁性体のボビン46に巻回されたコイル4
5が収容されている。可動ヨーク43の底面には環状非
磁性体の摩擦部材43aがスロットルシャフト12回り
に埋設されており、環状磁性体のクラッチプレート42
を介して駆動プレート41が対向して配設されている。
而して、これらにより本発明にいう連結機構たる電磁ク
ラッチ機構40が構成されている。
駆動プレート41は中心に軸部を有する円形皿状体で、
軸部がスロットルシャフト12回りに回動自在に支持さ
れている。駆動プレート41の側壁内周には内歯が形成
されており、後述するギヤ52の小径部に形成された外
歯と噛合するように構成されている。駆動プレート41
の底面には図示しない板ばねを介して前述のクラッチプ
レート42が結合されている。この板ばねによりクラッ
チプレート42は駆動プレート41方向に付勢され、コ
イル45の非通電時は可動ヨーク43から離隔している
駆動プレート41と噛合するギヤ52は小径部と大径部
を有する段付円柱状で、各々に外歯が形成されており、
ケースカバー3に固着されたシャフト52a回りに回動
自在に支持されている。
もちろん、ギヤ52は径の異なる二つのギヤを重合して
構成することとしてもよい、ケースカバー3には本発明
にいう駆動源たるモータ50が固定され、その回転軸が
シャフト52aに対して平行に且つ回動自在に支持され
ている。そ−夕50の回転軸先端にはギヤ51が固着さ
れ、これがギヤ52の大径部の外歯と噛合している0本
実施例ではモータ50としてステップモータが使用され
、コントローラ100によって駆動制御される。なお、
モータ50としては、例えばDCモータといったような
他の形式のモータも使用し得る。
而して、モータ50が回転駆動されギヤ51が回動する
とギヤ52が回動し、これに内面が噛合する駆動プレー
ト41がクラッチプレート42と共にスロットルシャフ
ト12回りを回動する。このときコイル45が通電され
ていなければ、クラッチプレート42は板ばねの付勢力
によって可動ヨーク43から離隔している。即ち、この
場合には可動ヨーク43.スロットルシャフト12及び
スロットルバルブ11は駆動プレート41とは無関係に
自由に回動し得る状態にある。可動ヨーク43及び固定
ヨーク44が励磁されると、電磁力によりクラッチプレ
ート42が板ばねの付勢力に抗して可動ヨーク43方向
に吸引され可動ヨーク43に当接する。これにより、ク
ラッチプレート42と可動ヨーク43とは摩擦係合の状
態となり、摩擦部材43aの作用も相俟って両者が接合
状態で回動する。即ち、この場合には駆動プレート41
.クラッチプレート42.可動ヨーク43、スロットル
シャフト12そしてスロットルバルブ11が一体となっ
て、ギヤ51.52を介してモータ50により回転駆動
される。
スロットルボデー本体1とケースカバー3には、スロッ
トルシャフト12と平行にアクセルシャフト32が回動
可能に支持されケースカバー3外に突出している。この
アクセルシャフト32の突出端部には回転レバーを構成
するアクセルリンク31が固定されており、アクセルケ
ーブル33の一端に固着されたビン33aがアクセルリ
ンク31の先端に係止されている。アクセルリンク31
には戻しばね35a、35bが連結されており、アクセ
ルリンク31及びアクセルシャフト32がスロットルバ
ルブ11閉方向に付勢されている。アクセルケーブル3
3の他端はアクセルペダル34に連結され、アクセルペ
ダル34の操作に応じてアクセルリンク31及びアクセ
ルシャフト32がアクセルシャフト32の軸心を中心に
回動するアクセル操作機構が構成されている。
スロットルボデー本体1とケースカバー3との間のアク
セルシャフト32には板体のアクセルプレート36が固
着されており、このアクセルプレート36に対向して板
体のスロットルプレート21がアクセルシャフト32に
対して回動自在に支持されている。
スロットルプレート21は第2図にその平面が表われて
いるように、中心部がアクセルシャフト32に支持され
た円板部21aと、径方向に延出した扇形部21bとか
ら成り、扇形部21bの外側面に外歯が形成されている
。このスロットルプレート21の外歯は前述の可!!I
I″J−り43に形成された外面と噛合し、スロットル
プレート21の回転駆動に応じて可動ヨーク43が回動
し、これに一体的に結合されたスロットルシャフト12
及びスロットルバルブ11が回動するように構成されて
いる。
スロットルプレート21は、第2図に明らかなように円
板部21aの外周部分の略半分は長径に、その余の部分
は短径に形成されており、外周側面で端面カムが構成さ
れている。扇形部21bの径方向の一側面は、ケースカ
バー3に設けられたストッパ3aに対向し、他の側面が
ストッパ3bに対向するように配設されており、これら
ストッパ3a、3bによってスロットルプレート21の
回動が規制されている。スロットルプレート21の扇形
部21bにはビン23が固定され、第1図に示すように
このビン23に一端が係止された戻しばね22a、22
bの付勢力によって扇形部21bがストッパ3aに当接
する方向に付勢されている。即ち、スロットルプレート
21は戻しばね22g、22bによりスロットルバルブ
11閉方向に付勢されている。
アクセルプレート36は第2図にその平面を示すように
、中心部がアクセルシャフト32に固着された円板部3
6aと、径方向に延出した腕部38bとから成る0円板
部36aはその腕部36b側の略半分は短径に、その余
の部分は長径に形成されており、外周側面で端面カムが
構成されている。腕部36bは、その円板部36a径方
向の一側面がケースカバー3に設けられたストッパ3C
に対向し、他の側面がスロットルプレート21のビン2
3に対向するように配設されている。即ち、アクセルプ
レート36が第2図中時計方向に回動し腕部36bがス
ロットルプレート21のビン23に当接すると、これら
アクセルプレート361びスロットルプレート21が一
体となって回動するように構成されている。
アクセルプレート36は第1図の戻しばね35a、36
bの付勢力により腕部36bがストッパ3cに当接する
方向に付勢されている。即ち、第2図に示した状態がア
クセルプレート36及び前述のスロットルプレート21
の初期位置の状態である。そして、電磁クラッチ機構4
0により駆動プレート41が可動ヨーク43に接合され
ると、スロットルバルブ11はモータ50によって回転
駆動される。万−故障等によりモータ50が不作動とな
った場合には、電磁クラッチ機構40を切り離しアクセ
ルペダル34を所定量以上踏み込み、アクセルプレート
36の腕部j6bをスロットルプレート21のビン23
に当接させることにより、スロットルバルブ11を開く
ことができる。尚、腕部38bからアクセルシャフト3
2の軸方向に係合突起36cが延出している。
ケースカバー3に形成されたアクセルシャフト32の軸
受部外周にはアクセルセンサ37が嵌着されている。ア
クセルセンサ37は周知の構造で厚膜抵抗を形成した部
材と、これに対向するブラシ部材とから成り、ブラシ部
材がアクセルプレート36の係合突起36cに係合する
ように配設されている。而して、アクセルセンサ37に
より、アクセルプレート36と一体となって回転するア
クセルシャフト32の回転角が検出される。このアクセ
ルセンサ3フはケース部1bとケースカバー3との間に
介装されたプリント配線基板70に電気的に接続されて
おり、プリント配線基板70はコントローラ100に電
気的に接続されている。
また、プリント配線基板フ0にはスロットルプレート2
1及びアクセルプレート36と連動するリミットスイッ
チ60が機絨的且つ電気的に接続されている。リミット
スイッチ60は対向接点を備えた一対の弾性リード61
.6・2を有し、一方のリード61の先端部に摺動部材
63が固着されている。摺動部材63はリード61の弾
性力により第1図及び第2図に明らかなようにスロット
ルプレート21及びアクセルプレート36の各々の外周
側面に当接するように付勢されている。従って、摺動部
材63はスロットルプレート21及びアクセルプレート
36に形成された端面カムに従動し、摺動部材63の従
動作用に応じリード61の対向接点がリード62の対向
接点に対し接触あるいは開離する。尚、第1図は摺動部
材63がスロットルプレート21及びアクセルプレート
36の短径部に位置しリード81.62の対向接点が開
離している状態を示し、第2図は摺動部材63がスロッ
トルプレート21及びアクセルプレート36の長径部に
位置しリード61.62の対向接点が接触している状態
を示している。
コントローラ100はマイクロコンピュータを含む制御
回路であり、本発明にいう制御手段としての機能を有す
る。即ち、車両に搭載され、第3図に示すように各種セ
ンサの検出信号を入力し、電磁クラッチ機構40及びモ
ータ50の駆動制御を含む各種制御を行なうものである
9本実施例においては、コントローラ100によってモ
ータ50不作動時における制御弁4の駆動制御が行なわ
れると共に、通常のアクセルペダル操作に応じたIIJ
alの外、定速走行制御等の各f!制御が行なわれるよ
うに構成されている。
第3図において、コントローラ100はマイクロコンピ
ュータ110並びにこれに接続された入力処理回路12
0及び出力処理回路130を有し、モータ50、電磁ク
ラッチ機構40のコイル45及び制御弁4が出力処理回
路!30に接続されている。コントローラ100はイグ
ニッションスイッチ90を介して電源V、に接続されて
いる。そして、アクセルセンサ37が入力処理回路12
0に接続され、アクセルペダル34の操作量即ち踏込み
量に応じた信号が、スロットルセンサ13の出力信号と
共に入力処理回路120に入力される。
更に、入力処理回路には、ディストリビュータ91、定
速走行制御用スイッチ92、モード切替スイッチ93、
エアコンスイッチ94、車輪速センサ95、水温センサ
96、スタータ回路97、ニュートラルスタートスイッ
チ98、ステアリングセンサ99等の出力信号が入力さ
れている。出力処理回路130からの出力信号は電子制
御燃料噴射、スロットル制御等の各種制御に供されるが
、343図においてはスロットル制御及び本実施例に係
るアイドル回転数制御のみについて示し、他は省略され
ている。
而して、コントローラ100においては運転条件に応じ
て電磁クラッチ機構40がオンオフ制御され、アクセル
ペダル34の踏込量即ちアクセル開度、並びに内燃機関
の運転状態及び車両の走行状態に応じて設定されるスロ
ットルバルブ11の開度即ちスロットル開度が得られる
ようにモータ50の駆動制御が行なわれる。
次に、上記スロットル!lI御装置によるスロットル制
御作用の内、通常走行時、アイドリング時及びモータ5
0不作動時の作用を説明する。アクセルペダル34非操
作時即ちスロットルバルブ11全閉時には、スロットル
プレート21とアクセルプレート36は第2図に示すよ
うに位置している。
イグニッションスイッチ90をオンとすると、コントロ
ーラ100のダイアグノーシス手段により自己診断が行
なわれ、正常と判断されると電磁クラッチ機構40のコ
イル45が通電される。これにより、固定ヨーク44及
び可動ヨーク43が励磁され、クラッチプレート42が
可動ヨーク43に接合されてスロットルシャフト12に
モータ50の駆動力が伝達される状態となる。この後、
異常状態とならない限り、スロットルシャフト12はモ
ータ50によって回動駆動され、従ってコントローラ1
00におけるモータ50の制御によりスロットルバルブ
11の開度が制御されることとなる。
通常走行時には、アクセルペダル34の踏み込み操作を
行なうと、その操作量に応じて戻しばね35a、35b
の付勢力に抗してアクセルリンク31が回動される。こ
れにより、アクセルプレート36が第2図中時計方向に
回動しリミットスイッチ60の閉成が維持されると共に
、第1図に示す係合突起36cを介して連動するアクセ
ルセンサ37にて、アクセルペダル34の操作量に対応
するアクセルプレート36の回転角が検出される。アク
セルセンサ3フの検出出力はコントローラ100に入力
され、ここでアクセルプレート36の回転角に応じた所
定の目標スロットル開度が求められる。モータ50が駆
動されスロットルシャフト12が回動すると、その回転
角に応じた信号がスロットルセンサ13からコントロー
ラ100に出力され、このコントローラ100によりス
ロットルバルブ11が上記目標スロットル開度に略等し
くなるようにモータ50が駆動制御される。而して、ア
クセルペダル34の操作量に対応したスロットル制御が
行なわれ、スロットルバルブ110開度に応じた機関出
力が得られる。
上記のスロットルバルブ11の作動中、アクセルプレー
ト36とスロットルプレート21は係合することなく、
スロットルプレート21の回動に対しアクセルプレート
36が所定角度を以って追従する形となる。従って、ア
クセルペダル34とスロットルバルブ11との間の機械
的な連結関係が生ずることはなく、アクセルペダル34
の作動に応じ滑らかな発進、走行を確保することができ
る。
アクセルペダル34の踏込を解除すると、戻しばね35
a、35bの付勢力によってアクセルリンク31が初期
位置に復帰し、スロットルバルブ11もアイドル位置と
される。而して、スロットルセンサ13及びアクセルセ
ンサ3丁によりスロットルバルブ11の開度及びアクセ
ルペダル34の操作量が所定値以下と検出されたときに
はアイドリング制御モードとなり、そのときの冷却水温
、負荷等の機関の運転状態に応じて設定された目標アイ
ドル回転数となるようにモータ50が駆動制御される。
万一、本実施例のモータ50が不作動となったときには
、第1図及び第2図に明らかなように、アクセルペダル
34を所定量以上踏込むことにより、アクセルプレート
36の腕部36bがスロットルプレート21のピン23
方向に回動し腕部36bがビン23に係合する。これに
より、可動ヨーク43がスロットルバルブ11開方向に
駆動され一定の開度が確保されるので、運転者は低速で
はあるが車両の運転を継続することができる。
上述のように、モータ50が正常に作動しているときに
はアイドル回転数の制御もモータ50の駆動制御によっ
て行なわれる。これに対し、モータ50の故障等信等か
の原因でモータ50が不作動となったときには、バイパ
ス路2a、2bに介装された制御弁4の駆動制御によっ
てアイドル回転数制御が行なわれる。第4図は、この制
御弁4の駆動制御によるアイドル回転数制御への移行判
定のサブルーチンを示すものである。
第4図において、イグニッションスイッチ90がオンと
なり上記スロットル制御が開始した後、先ずステップS
1にてモータ50が不作動か否かが判定される。正常に
作動しておればそのままスロットル制御のメインルーチ
ンに戻り、通常のスロットル制御が行なわれる。モータ
50が不作動であるときにはステップS2に進み、スロ
ットルセンサ13及びアクセルセンサ3フの出力信号に
基き内燃機関がアイドリング状態か否かが判定される。
アイドリング状態でなければメインルーチンに戻り、ア
イドリング状態であればステップS3にて内燃機関に対
する負荷が大であるか否かが判定される0例えば、エア
コンスイッチ94がオンとなフているとき、あるいは他
の電気負荷が大であるときには内燃機関に対する負荷が
大となるため、所謂エンジンストールが生じないようア
イドル回転数を増加させる必要がある。従って、この場
合にはステップS4に進み制御弁4に対し駆動信号が出
力され、第1図のバイパス路2a、2b間が連通ずる。
以上のように、モータ50の不作動によりスロットルバ
ルブ11が吸気通路1aを閉塞した状態にあっても、バ
イパス路2a、2bを介して機関内に吸入空気が供給さ
れる。そして、制御弁4がコントローラ100によって
駆動制御されることにより吸入空気の流量が適宜制御さ
れ、所定の目標アイドル回転数に制御される。
而して、モータ50不作動時にアクセル操作機構によっ
てスロットルバルブ11を直接操作して走行を継続する
場合においても、エアコンディジ■すをオフとする必要
もなく通常の運転時と同様のアイドリング状態を維持す
ることができる。しかも、アクセルリンク31等のアク
セル操作機構あるいは電磁クラッチ機構40といった機
械的部分が故障等により不作動となりた場合においても
、例えば制御弁4を全開とすることにより最低限の走行
に必要な駆動力を確保することができ、走行を継続する
ことができる。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されているので以下の効果を
奥する。
即ち、本発明のスロットル制御装置によれば、吸気通路
に対しバイパス路が設けられると共に、これに制御弁が
介装されており、駆動源が不作動となった場合でも制御
弁によりバイパス路が開閉制御されるので、適切なアイ
ドル回転数制御を行なうことができ、安定した内燃機関
の運転状態を維持することがで診る。
更に、アクセル操作機構等の機械的部分が不作動となっ
た場合においても、最低限の走行に必要な駆動力が確保
され、走行を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスロットル制御装置の一実施例の縦断
面図、第2図は第1図のスロットル制御装置の一部断面
側面図、第3図はコントローラ及び入出力処理装置の全
体構成図、及び第4図は制御弁によるアイドル回転数制
御への移行判定処理を示すフローチャートである。 1・・・スロットルボデー本体、   la・・・吸気
通路。 2a、2b・・・バイパス路。 4・・・制御弁、  11・・・スロットルバルブ。 12・・・スロットルシャフト。 13・・・スロットルセンナ。 21−・・スロットルプレート。 34・・・アクセルペダル。 36・・・アクセルプレート。 37・・・アクセルセンサ。 40・・・電磁クラッチ機構(連結機構)。 41・・・駆動プレート。 42・・・クラッチプレート。 43・・・可動ヨーク、  44・・・固定ヨーク。 50−・・モータ(駆動源)。 100・・・コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スロットルボデーの吸気通路を開閉するスロット
    ルバルブに連結機構を介して接続し前記スロットルバル
    ブを回転駆動する駆動源を有し、該駆動源をアクセル操
    作及び少くとも内燃機関の運転状態に応じて駆動し前記
    スロットルバルブの開度を制御する制御手段を備えたス
    ロットル制御装置において、前記吸気通路の前記スロッ
    トルバルブの上流側と下流側とを連通接続するバイパス
    路と、該バイパス路に介装し前記制御手段の出力に応じ
    て当該バイパス路を開閉する制御弁とを備え、前記駆動
    源作動時には前記制御弁により前記バイパス路を遮断し
    、前記駆動源不作動時には前記制御弁により前記バイパ
    ス路を開閉制御しアイドル回転数制御を行なうことを特
    徴とするスロットル制御装置。
JP21467489A 1989-08-21 1989-08-21 スロットル制御装置 Pending JPH0378538A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002169150A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Kyocera Corp 液晶表示装置

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JP2002169150A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Kyocera Corp 液晶表示装置

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