JPH0378418A - 配電線異相地絡検出方式 - Google Patents
配電線異相地絡検出方式Info
- Publication number
- JPH0378418A JPH0378418A JP1211662A JP21166289A JPH0378418A JP H0378418 A JPH0378418 A JP H0378418A JP 1211662 A JP1211662 A JP 1211662A JP 21166289 A JP21166289 A JP 21166289A JP H0378418 A JPH0378418 A JP H0378418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- different
- ground fault
- relay
- fault
- phase ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 abstract description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は配電系統に於ける異地点地絡故障を確実に検
出し得る配電線異相地絡検出方式に関する。
出し得る配電線異相地絡検出方式に関する。
第３図は例えば三菱保護継電装置Ｂ分冊の７１頁に示さ
れた従来の配電線保護方式の単線図であり、同図におい
て、（１）は配電用変電所変圧器、（２）は変圧器２次
側しゃ断器、（８）は配電用変電所母線（４１）〜（４
ｎ）は各配電線（８１）〜（８ｎ）に設置されたしゃ断
器、（５）は接地用変圧器（以降ＧＰＴと略記する）、
（６１）〜（６ｎ）は各配電線に設置された電流変成器
（以降ＣＴと略記する）、（５１Ｆｔ） 〜（５１Ｆｎ
）は各配電線からのＯＴ大入力受けて配電線の短絡故障
を検出する過電流リレー （６４）は配電系に地絡故障
が発生した時に出る零相電圧をＧＰＴより入力して動作
する地絡過電圧リレー （７１）〜（７ｎ）は各配電線
の零相電流を出力する零相変流器（以降ＺＣＴと略記す
る）、（６７Ｇ１） 〜（６７Ｇｎ）はＧＰＴ（６）か
らの零相電圧とＺ ＯＴ （７１）〜（７ｎ）からの零
相電流とを受けて各配電線（８１）〜（＆ｌ）に於ける
一線地絡故障を検出する地絡故障検出リレーである。
れた従来の配電線保護方式の単線図であり、同図におい
て、（１）は配電用変電所変圧器、（２）は変圧器２次
側しゃ断器、（８）は配電用変電所母線（４１）〜（４
ｎ）は各配電線（８１）〜（８ｎ）に設置されたしゃ断
器、（５）は接地用変圧器（以降ＧＰＴと略記する）、
（６１）〜（６ｎ）は各配電線に設置された電流変成器
（以降ＣＴと略記する）、（５１Ｆｔ） 〜（５１Ｆｎ
）は各配電線からのＯＴ大入力受けて配電線の短絡故障
を検出する過電流リレー （６４）は配電系に地絡故障
が発生した時に出る零相電圧をＧＰＴより入力して動作
する地絡過電圧リレー （７１）〜（７ｎ）は各配電線
の零相電流を出力する零相変流器（以降ＺＣＴと略記す
る）、（６７Ｇ１） 〜（６７Ｇｎ）はＧＰＴ（６）か
らの零相電圧とＺ ＯＴ （７１）〜（７ｎ）からの零
相電流とを受けて各配電線（８１）〜（＆ｌ）に於ける
一線地絡故障を検出する地絡故障検出リレーである。
次に、従来方式の動作について配電線（８１）に生ずる
故障を例として第４図により説明する。
故障を例として第４図により説明する。
今、第４図Ｆ１点もしくはＦ２点に於て短絡故障が発生
すると、０Ｔ（６１）からの入力を受け、過電流リレー
（５１Ｆ１）が動作し、配電線（８１）の短絡故障と判
断してしゃ断器（４１）を開放し、故障を除去する。
すると、０Ｔ（６１）からの入力を受け、過電流リレー
（５１Ｆ１）が動作し、配電線（８１）の短絡故障と判
断してしゃ断器（４１）を開放し、故障を除去する。
又、−線地絡故障が発生すると、ＧＰＴ（５）からの電
圧入力とＺ ＯＴ （７１）からの電流入力を受けて地
絡故障検出リレー（６７Ｇｒ ）が動作し、配電線（８
１）の地絡故障と判断してしゃ断器（４１）を開放し、
故障を除去する。
圧入力とＺ ＯＴ （７１）からの電流入力を受けて地
絡故障検出リレー（６７Ｇｒ ）が動作し、配電線（８
１）の地絡故障と判断してしゃ断器（４１）を開放し、
故障を除去する。
従来の配電線故障検出は以上の様に行なわれているので
、通常の故障に於ては問題ないが、今、第４図の２１点
に於て、−線地絡、又２１点とは離れたＦ２点で一線地
絡が共に高抵抗を伴って発生した場合、故障電流として
は一線地絡時の電流値より充分大きいものの過電流リレ
ー（５１Ｆ１）を動作させる程度には大きくならず、故
障の性格から言って、短絡、地絡両方を検出したいのに
かかわらず、過電流リレー（５１Ｆ１）が動作しない為
、短絡故障の検出が不能となる。
、通常の故障に於ては問題ないが、今、第４図の２１点
に於て、−線地絡、又２１点とは離れたＦ２点で一線地
絡が共に高抵抗を伴って発生した場合、故障電流として
は一線地絡時の電流値より充分大きいものの過電流リレ
ー（５１Ｆ１）を動作させる程度には大きくならず、故
障の性格から言って、短絡、地絡両方を検出したいのに
かかわらず、過電流リレー（５１Ｆ１）が動作しない為
、短絡故障の検出が不能となる。
尚、過電流リレー（５１Ｆｌ）の検出可能電流値を小さ
くすることも考えられるが、配電線（８１）に流れる常
時潮流で動作させてはならない為、自ら限界が有る。
くすることも考えられるが、配電線（８１）に流れる常
時潮流で動作させてはならない為、自ら限界が有る。
この発明は上記の様な課題を解決するためになされたも
ので、高い故障点抵抗を含む異相地絡故障でも確実に短
絡故障を検出し得る方式を得ることを目的とする。
ので、高い故障点抵抗を含む異相地絡故障でも確実に短
絡故障を検出し得る方式を得ることを目的とする。
この発明に係る配電線異相地絡検出方式は短絡故障を検
出するのに既存技術で可能な電流変化巾リレーを用い、
併わせで、異地点での地絡で発生する零相電圧あるいは
零相電流により動作する地絡リレーも動作する事を利用
し、上記両リレーが動作した事で異相地絡故障を検出す
るようにしたものである。
出するのに既存技術で可能な電流変化巾リレーを用い、
併わせで、異地点での地絡で発生する零相電圧あるいは
零相電流により動作する地絡リレーも動作する事を利用
し、上記両リレーが動作した事で異相地絡故障を検出す
るようにしたものである。
この発明における配電線異相地絡検出方式の電流変化巾
リレーは最大潮流の１０％程度の電流変化があると動作
し得る様にする事が可能であシ、高抵抗を伴なう短絡故
障を確実に検出し得る。
リレーは最大潮流の１０％程度の電流変化があると動作
し得る様にする事が可能であシ、高抵抗を伴なう短絡故
障を確実に検出し得る。
一方、通常運用状態下での負荷の変動、もしくは変圧器
突流等によシミ流変化巾リレーが応動する為、零相電圧
あるいは零相電流に応動する地絡リレーの動作を故障検
出のＡＮＤ条件として組合せる。
突流等によシミ流変化巾リレーが応動する為、零相電圧
あるいは零相電流に応動する地絡リレーの動作を故障検
出のＡＮＤ条件として組合せる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図においてｓ （５１Ｄ）は電流変化巾リレーで、故
障発生前の波形を記憶する波形記憶回路（９１）と、記
憶した波形と、現時点での波形とを比較し所定値の変化
中があれば出力を出す比較回路（９２）と、この比較回
路（９２）からの出力を受は最終動作判定出力を接点化
する出力リレー（９４）を駆動する駆動回路（９３）と
から構成されている。
図においてｓ （５１Ｄ）は電流変化巾リレーで、故
障発生前の波形を記憶する波形記憶回路（９１）と、記
憶した波形と、現時点での波形とを比較し所定値の変化
中があれば出力を出す比較回路（９２）と、この比較回
路（９２）からの出力を受は最終動作判定出力を接点化
する出力リレー（９４）を駆動する駆動回路（９３）と
から構成されている。
一方、第２図は電流変化巾リレー（５１Ｄ）と、地絡過
電圧リレーからなる地絡リレー（６４）とが応動した時
、ＡＮＤ回路叫を通って異相地絡検出信号を出すシーケ
ンス回路を示す。
電圧リレーからなる地絡リレー（６４）とが応動した時
、ＡＮＤ回路叫を通って異相地絡検出信号を出すシーケ
ンス回路を示す。
今、第１図に於て、 Ｆｌ 、 Ｆ２点で高抵抗を伴う
異地点異相地絡故障が発生した場合、電流変化巾リレー
（５１０）が応動すると共に地絡過電圧リレー（地絡リ
レー） （６４）が応動し、異地点異相地絡検出信号が
第２図のＡＮＤＮ０回路上り出力される。
異地点異相地絡故障が発生した場合、電流変化巾リレー
（５１０）が応動すると共に地絡過電圧リレー（地絡リ
レー） （６４）が応動し、異地点異相地絡検出信号が
第２図のＡＮＤＮ０回路上り出力される。
一方、異地点異相地絡故障でも、故障点抵抗が小さく過
電流リレー（５１Ｆ１）を動作させ得る入力が期待でき
る場合は、同時に過電流リレー（５１Ｆ１）も動作する
為、電流変化巾リレー（５１Ｄ）の動きと過電流リレー
（５１Ｆ１）の動きとを別々にとらえれば異相地絡時の
電流レベルも判定できることになる。
電流リレー（５１Ｆ１）を動作させ得る入力が期待でき
る場合は、同時に過電流リレー（５１Ｆ１）も動作する
為、電流変化巾リレー（５１Ｄ）の動きと過電流リレー
（５１Ｆ１）の動きとを別々にとらえれば異相地絡時の
電流レベルも判定できることになる。
地絡発生点Ｆｌ、Ｆ２が同一点で両方共高抵抗を伴って
の故障ということも有り得るが、一般には同一点故障の
場合は故障電流が増大する傾向にあると考えられ、過電
流リレー（５１Ｆ１）も同時に動作する可能性が強くな
る。
の故障ということも有り得るが、一般には同一点故障の
場合は故障電流が増大する傾向にあると考えられ、過電
流リレー（５１Ｆ１）も同時に動作する可能性が強くな
る。
尚、以上では便宜上、異相地絡検出の為に地絡リレーと
して地絡過電圧リレーを用いた方式について説明したが
、別の手段として、地絡故障時に発生する零相電流が所
定値以上になれば動作する零相電流検出リレーを地絡過
電圧リレーの代りに用いても前述の実施例と同様な効果
を奏する。
して地絡過電圧リレーを用いた方式について説明したが
、別の手段として、地絡故障時に発生する零相電流が所
定値以上になれば動作する零相電流検出リレーを地絡過
電圧リレーの代りに用いても前述の実施例と同様な効果
を奏する。
以上のように、この発明によれば電流変化巾リレーと地
絡過電圧リレーの同時動作により異地点異相地絡故障と
判定し得る様に構成したので、故障点抵抗を伴なう異相
地絡故障が確実に検出可能となり、故障後の故障点探索
を容易にすると共に異相地絡を短絡故障レベルでとらえ
る為、故障除去時間も速くなり、配電系統の信頼度向上
に効果がある。
絡過電圧リレーの同時動作により異地点異相地絡故障と
判定し得る様に構成したので、故障点抵抗を伴なう異相
地絡故障が確実に検出可能となり、故障後の故障点探索
を容易にすると共に異相地絡を短絡故障レベルでとらえ
る為、故障除去時間も速くなり、配電系統の信頼度向上
に効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による保護リレー構成図、
第２図はこの発明の一実施例によるシーケンス回路図、
第３図は従来の配電線保護方式の単線図、第４図は従来
保護リレー構成で配電線故障が発生した場合のリレ一応
動を説明する図である。 図において、 （５１Ｄ）は電流変化巾リレー （６
４）は地絡過電圧リレー（地絡リレー）、α０）はＡＮ
Ｄ回路である。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
第２図はこの発明の一実施例によるシーケンス回路図、
第３図は従来の配電線保護方式の単線図、第４図は従来
保護リレー構成で配電線故障が発生した場合のリレ一応
動を説明する図である。 図において、 （５１Ｄ）は電流変化巾リレー （６
４）は地絡過電圧リレー（地絡リレー）、α０）はＡＮ
Ｄ回路である。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- （１）配電線最大潮流の所定の電流変化値で動作する電
流変化巾リレー、配電線での零相電圧あるいは零相電流
が所定値以上になれば動作する地絡リレー及び上記両リ
レーが共に動作したことを判定するＡＮＤ回路を備え、
上記両リレーが共に動作した場合は異地点異相地絡故障
と判定することを特徴とする配電線異相地絡検出方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1211662A JPH0378418A (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 配電線異相地絡検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1211662A JPH0378418A (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 配電線異相地絡検出方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0378418A true JPH0378418A (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=16609517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1211662A Pending JPH0378418A (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 配電線異相地絡検出方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0378418A (ja) |
-
1989
- 1989-08-17 JP JP1211662A patent/JPH0378418A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2331978B1 (en) | Method and device for supervising secondary circuit of instrument transformer in power system | |
| CN112595930B (zh) | 含分布式电源花瓣式城市电网区域后备保护方法 | |
| US6426856B1 (en) | Method for monitoring a protective gear | |
| CN110635463B (zh) | 一种基于改进搜索保护与差动保护的微电网综合保护方法 | |
| JPS6338929B2 (ja) | ||
| CN109301799B (zh) | 一种防止同塔多回线纵联零序方向保护误动的方法和*** | |
| KR101989350B1 (ko) | 중첩 무효 에너지 측정을 통한 마이크로그리드 보호계전기 및 그 제어 방법 | |
| JPH08172719A (ja) | 送電線事故検出方法 | |
| JPH0378418A (ja) | 配電線異相地絡検出方式 | |
| JP3101736B2 (ja) | 配電線保護装置 | |
| CN221380496U (zh) | 一种防止多台泵组并联运行时单相接地保护的优化装置 | |
| JP3249830B2 (ja) | 変圧器の運転システム | |
| CN117650479A (zh) | 一种防止多台泵组并联运行时单相接地保护的优化方法及装置 | |
| JPH0442726A (ja) | 配電線の地絡表示装置 | |
| Nuqui et al. | Concepts for Secured Protection of VSC HVDC Overhead Lines Equipped with Auto Reclosing of DC Circuit Breakers | |
| JPS6285636A (ja) | 地絡保護システム | |
| JP3899215B2 (ja) | 配電系統の事故復旧方法 | |
| JPH0327716A (ja) | 送電系統の再閉路方法およびその装置 | |
| JPS605727A (ja) | 故障電流しや断方式 | |
| JPS62110432A (ja) | 保護継電装置 | |
| JPH071980B2 (ja) | 配電線事故区間検出切離装置 | |
| JP3259556B2 (ja) | 事故点標定装置 | |
| JP2001016767A (ja) | 変電所の故障区間判定装置 | |
| SU1032508A1 (ru) | Устройство дл резервировани отключени короткого замыкани при отказе защит поврежденного присоединени электроустановки высокого напр жени с двойной (или секционированной) системой шин | |
| JP3075607U (ja) | 地絡保護装置 |