JPH0376390A - 簡易型ｍｕｓｅデコーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、　ＭＵＳＨのベースバンド信号による画像
を通常のテレビジョンに表示可能とする簡易型ＭＵＳＥ
デコーダに関するものである。

［従　来　例］ 近年、衛星放送の実用化につづいて、画面のアスペクト
比を９＝１６とする高品位のハイビジョン（ＩＩＤＴＶ
）放送が実用化されようとしている。このハイビジョン
にはＭｕｓｔｉ方式等種々の方式が提案されている。

このハイビジョン放送を受信するためには、例えば第６
図に示すデコーダが必要である。このデコーダには、Ｍ
ＯＳヒのベースバンド信号（８，ＩＭＨｚ：以下ＭＵＳ
Ｈ信号と記す）を１６．２Ｍｆ（ｚのサンプリング周波
数でディジタルに変換するＡ／Ｄ変換部１と、このディ
ジタル変換した信号をデエンファシスし伝送用逆特性を
かける１′１回路２と、この伝送用逆特性をかけた信号
より動き領域を検出する動き検出回路３と、その動き領
域をフィールド内内挿する動領域処理部４と、その静止
領域をフレーム間内挿する静止領域処理部５と、この静
止領域と動き領域とを混合する混合器６と、この混合信
号をガンマ補正するガンマ補正部７と、このガンマ補正
した信号をアナログに変換するＤ／Ａ変換部８と、この
アナログ変換した信号を２４ＭＨｚ帯域幅とするフィル
タ部（ＬＰＦ）９とが備えられている。

ところで、上記ハイビジョン放送を普通のテレビジョン
に表示するには、例えば第７図に示すコンバータが必要
である。このコンバータは、ＭＵＳ１４のベースバンド
信号をディジタルに変換するＡ／Ｄ変換部ｌと、このデ
ィジタル変換した信号を普通のテレビ画面に合わせた走
査線とする走査線変換部１０と、この走査線変換した信
号をディジタルに変換するＤ／Ａ変換部８と、このディ
ジタル変換した信号の４）４Ｈｚ帯域幅を通すフィルタ
部（４Ｍ七ＬＰＦ）１１とが備えられている。

このダウンコンバータの特徴は、第８図および第９図に
示されるように、ＭＵＳＥ信号の伝送帯域幅が静止領域
と動き領域とで異なっていることから。

伝送信号のうち折り返しのない４ＭＨｚ以下の部分を用
い（第１０図および第１１図の斜線に示す）、静止領域
および動き領域二系統処理、動き検出およびガンマ関数
の処理を除いていることにある。なお、第８図乃至第１
１図の縦軸は両面上の垂直方向の解像度、横軸は水平方
向の解像度を示している。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記ダウンコンバータにあっては、得ら
れる肖像信号が４旧り帯域幅であるため、普通のテレビ
ジョンではハイビジョン放送を良好に表示できないとい
う問題点があった。

この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目
的は従来方式の特徴を生かし、しかもＭＵＳ＃！。

信号より得る画像信号の帯域幅を延ばし、ハイビジョン
放送を普通のテレビ画面により良好に表示することがで
きるようにした簡易型ＭＵＳＨデコーダを提供すること
にある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、この発明の簡易型ＭＵＳＬ
’デコーダは、ＭＵＳＨのベースバンド信号をディジタ
ルに変換するＡ／Ｄ変換部と、このディジタル変換した
データにより現フィールドのデータのみで補間するため
、１ライン毎に現フィールドの前後ラインを用いてデー
タを補間する二次元空間フィルタ手段と、この内挿処理
したデータを画面に応じた走査線に変換する走査線変換
部と、この走査線変換部号をアナログ信号に変換するＤ
／Ａ変換部と、このアナログ信号の１６ＭＨｚ帯域を通
すフィルタ部とを備え、上記ベースバンド信号より得る
画像信号の帯域幅を１６ＭＨｚまで延ばすようにしたこ
とを要旨とする。

［作　　用］ 上記構成としたので、ＭＵＳＩＥ信号（８，１ＭＨｚ帯
域）がディジタル変換され、このディジタルデータに含
まれている動き領域および静止領域は１ライン毎に現フ
ィールドの前後ラインを用いて両像データを近似的に補
間される。すると、８．１ＭＨｚ帯域の伝送信号（ＭＵ
ＳＥ信号）は二次元空間フィルタにより斜め１６．２Ｍ
Ｈｚの折り返しが除去される（第２図の点線に示す）、
この内挿処理された信号は両面に応じて走査線変換され
、さらにアナログ変換されて画像信号に変換されるため
、この画像信号の帯域幅は１６ＭＨｚ帯域幅とされる。

すなわち、二次元空間フィルタにてデータをフィールド
内内揮することにより、動き領域については１６８１（
ｚまで再現される。このとき、静止領域については４Ｍ
Ｈｚまで再現されることになるが、静止領域の殆どが４
ＭＩｋまでに含まれていることから、掛られる画像が影
響されることもない。

［実　施　例］ 以下、この発明の実施例を第１図および第３図に基づい
て説明する。なお、第１図中、第３図および第５図と同
一部分には同一符号を付し重複説明を省−略する。

第１図において、簡易型阿りＳＨデコーダには、ＡＩＤ
変換部１にて得られたディジタルデータ（静止領域と動
き領域を含んだデータ）により１ライン毎に現フィール
ドの前後ラインを用いてデータを補間する二次元空間フ
ィルータ部１２と、この内挿処理した信号を両面に応じ
て走査線変換し、さらにアナログに変換した後に、この
アナログ変換された画像信号の２１ＭＨｚ帯域までを通
すフィルタ部（例えば２１ＭＨｚＬＰＦ）　１４とが備
えられている。

そして、上記簡易型ＭＵＳＥデコーダにおいては、ＭＵ
ＳＨのベースバンド信号（８，１ＭＩ（ｚ）をディジタ
ルに変換し、このディジタルデータに含まれている静止
領域と動き領域とが同時にフィールド内内挿処理される
。すなわち、第２図に示されるように、１ライン毎に現
フィールドの前後ラインを用いてデータが補間される。

すると、第３図の斜線に示されるように、フィール内内
挿されたデータの動き領域については４Ｍ）ｌｚから１
６Ｍ１ｌｚ帯域幅まで広げられる。一方、第４図に示さ
れるように、静止領域は４Ｍ１ｌｚまでしか正確に再現
できないが、低域（４ＭＨｚ帯域まで）には高域（４阿
＆以上）よりの折り返し成分がなく、また一般的にＭＵ
ＳＨ信号に含まれる静止領域成分が圧倒的に低域（４Ｍ
Ｈｚ帯域まで）に含まれているため、得られる画像では
それほど目立たないものである。すなわち、普通のテレ
ビジョンにであればハイビジョン放送の画質を上げるこ
とができ、また高解像度のモニタ装置であれば、ハイビ
ジョンに近い高画質の画像を表示することができる。

このように、従来例で示したダウンコンバータのように
簡単な回路構成で、ＭＵＳＨ信号より得られる画像信号
の帯域幅を１６ＭＩＩｚまで延ばす簡易型ＭＵＳＥデコ
ーダができることができ、例えば普通のテレビ画面にて
より長打なハイビジョン放送を表；云することがＩｆ能
となる。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明の簡易型ＭＵＳＥ！、デ
コーダによれば、ＭＵＳＨのベースバンド信号をディジ
タル変換するＡ／Ｄ変換部と、このディジタル変換した
データ（静止領域および動き領域）をフィールド内内挿
する二次元空間フィルタと、この内押処理したデータを
アナログに変換するＤ／Ａ変換部、このアナログ変換し
た信号（１６Ｍ　ｌ−ｈ帯域幅）を通すフィルタとを備
えたので、ＭＵＳＨのベースバンド信号より得る画像信
号の帯域幅を１６ＭＨｚに延ばし、動き領域について１
６ＭＨｚまで再現することができ、また静止領域につい
ては４ＭＩｋまで再現することできるため、普通のテレ
ビジョンでもハイビジョン放送をより高画質で見ること
が可能であり、また高解像度のモニタ装置であれば、ハ
イビジョン放送をそれほど変わらない画質で見ることが
口■能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す簡易型ＭＵＳＥデコ
ーダの概略的部分ブロック図、第２図乃至第５図は上記
簡易型ＭＬＩＳＨデコーダの動作を説明するためのグラ
フ図、第６図は従来のＭＵＳＥ！デコーダの概略的ブロ
ック口、第７図は従来のダウンコンバータの概略的ブロ
ック図、第８図乃至第１１図は第７図に示すダウンコン
バータの動作を説明するためのグラフ図である。 図中、１はＡ／Ｄ変換部、８はＤ／Ａ変換部、１０は走
査線変換部、１２は二次元空間フィルタ、１３はフィル
タ部（２１Ｍ胞Ｌ　Ｐ　Ｆ　）である。 第１＠ 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＭＵＳＥのベースバンド信号をディジタルに変換
   するＡ／Ｄ変換部と、 該ディジタル変換したデータにより現フィールドのデー
   タのみで補間するため、１ライン毎に現フィールドの前
   後ラインを用いてデータを補間する二次元空間フィルタ
   手段と、 該内挿処理したデータを画面に応じた走査線に変換する
   走査線変換部と、 該走査線変換信号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換
   部と、 該アナログ信号の１６ＭＨｚ帯域を通すフィルタ部とを
   備え、 前記ベースバンド信号より得る画像信号の帯域幅を１６
   ＭＨｚまで延ばすようにしたことを特徴する簡易型ＭＵ
   ＳＥデコーダ。