JPH0374134B2 - - Google Patents

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JPH0374134B2
JPH0374134B2 JP63082049A JP8204988A JPH0374134B2 JP H0374134 B2 JPH0374134 B2 JP H0374134B2 JP 63082049 A JP63082049 A JP 63082049A JP 8204988 A JP8204988 A JP 8204988A JP H0374134 B2 JPH0374134 B2 JP H0374134B2
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water
rice
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JP63082049A
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は主として米又は豆類など水より比重が
大きい粒体を水で洗う装置であり、例えば炊飯可
能な状態に米を水洗する粒体洗浄装置に関する。
「従来の技術」 従来、特公昭56−9381号公報に示す如く、洗浄
ケースへの米の投入から水流による洗米並びに炊
飯に必要な水量調節までを自動的に行う技術があ
つた。
「発明が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、炊飯の仕上りに最も大きな影
響を及ぼす洗米後の水量調節を、洗浄ケース内部
の水量を検出する水位センサに基づいて給水用電
磁弁を開閉制御する給水調節により行つている
が、水面が給水によつて波立つた状態で水位検出
されるので、炊飯に必要な水量を適正に得難く、
水量が少ない場合には硬くばらついた米が炊き上
り、水量が多い場合には軟らかくねばついた米が
炊き上る問題があつた。
また、上記水位検出の最小検出水位が洗浄ケー
ス底部のホツパ部より上側にあるため、洗米量が
少ない場合には水検出が行えず、少量の米の炊飯
には適用できない問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 然るに本発明は、洗浄ケース内部に給水管を延
設させ、粒体の安息角以上に傾斜させた洗浄ケー
ス底面より上方で粒体沈下層の上面より高い位置
に給水管出口を開口させ、また洗浄ケース底部の
傾斜下端部に粒体送出口を設けると共に、粒体沈
下層の上面より高い位置で洗浄ケース内部の水を
取出す手段とを設けた粒体洗浄装置において、洗
浄ケース内部の水を抜取り必要な水量を洗浄ケー
ス内部に残す水量調節管を備え、該調節管を洗浄
ケース底部の傾斜部で粒体送出口近傍に連結させ
たものである。
「作用」 従つて本発明によれば、少量調節管による排水
調節により給水が止まり水面が安定する状態下で
洗浄後の水量調節を行うから、設定水位まで過不
足なく正確に排水し得、炊飯などに必要な水量を
適正に得られ得、粒体である米を良好に炊き上げ
得ると共に、洗浄ケース底部から水量調節管によ
り排水するから、洗浄する米量が少ない場合でも
その米量に見合つた水位(水量)に設定調節し
得、量的な適用範囲の拡大を図り得るものであ
る。
「実施例」 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は要部説明図、第2図は全体図、第3
図及び第4図は部分説明図であり、炊飯器1を入
れる炊飯部2と、洗浄ケース3を内設する水洗部
4と、計量ホツパー5を内設する計量部6と精米
シリンダ7を有する精米部8と、玄米タンク9を
設ける貯留部10とを備え、前記各部2,4,
6,8,10を基台11上に多層形に積重ねると
共に、下端側に投入ホツパー12を有する揚殻コ
ンベア13を立設させている。
そして、投入ホツパー12の玄米をコンベア1
3により玄米タンク9に搬入させ、該タンク9の
玄米シリンダ7で精米して計量ホツパー5に送出
すると共に、前記ホツパー5で計量した米を洗浄
ケース3に落下させて水洗し、該ケース3の洗米
を炊飯器1に供出して炊飯するもので、玄米タン
ク9からの玄米取出し乃至炊飯器1の炊飯を一連
の連続動作で自動的に行わせるように構成してい
る。
さらに、立設円筒形の前記洗浄ケース3の側壁
部3a下端側に漏斗形底部3bを一体連設し、粒
体である米の安息角以上に大きな傾斜角Aで前記
ケース3の底部3bを傾斜させ、ソレノイド14
を有する電磁排出バルブ15を設けた送出口16
をその底部3b傾斜下端側に連設させると共に、
基台11に連結支持させる洗浄ケース3の上端側
開口に開閉自在の蓋17を嵌合固定する。
また、洗浄ケース3の略中心位置に支持フレー
ム18を介して給水管19を垂設させ、ソレノイ
ド20を有する電磁給水バルブ21を介して給水
管19上端に通水管22をジヨイント23により
着脱自在に連結させると共に、給水バルブ21及
び通水管22を前記蓋17上面に一体固設させ、
蛇口などから上水道水を導通させる水道管24を
通水管22に着脱自在管断手25により連結して
いる。
そして、蓋17に設けた投入口26から洗浄ケ
ース3内部に米など粒体を入れると共に、給水バ
ルブ21の開放によりケース3内部に水を送り込
むもので、洗浄ケース底部に沈下する洗米層7の
上面より高い位置に給水管19下端のラツパ形出
口管28を開口させている。
さらに、第1図の如く、前記出口管28を給水
管19下端側に調節ネジ28aを介して昇降自在
に固定させ、前記出口管28の上下動により給水
管19の下端開口高さを調節するもので、給水管
19に送給された水を出口管28のラツパ形下向
き開口から開放に放散させるように構成してい
る。
また、洗浄ケース3底部より低い位置にまで下
端側を延設させるサイホン管29を備え、洗浄ケ
ース3内部に延設させるサイホン管29の上端側
を給水管19中間に連結させ、サイホン管29及
び給水管19下端側を介して洗浄ケース3内部の
水を出口管28からサイホン作用により流出させ
ると共に、給水管19とサイホン管29の連結部
より上端側の給水管19にベンチユリ管30を設
け給水管19から流出させる水に空気を混入させ
る空気供給手段である空気吸入管31を備え、前
記ベンチユリ管30の小径部30a略中央位置で
水の流出方向に向けて吸入管31の一端を開口さ
せる一方、吸入管31の他端をサイホン管29中
間に連結させ、給水管19を流出する水の負圧作
用によつて吸入管31を介してサイホン管29か
ら空気を取入れ、給水管19から流出させる水の
中に多数の気泡を発生させるように構成してい
る。
さらに、洗浄ケース3の側壁部3aに複数の縦
長のスリツト32…を設け、米の外形より小幅に
スリツト32を形成すると共に、前記ケース3外
側に排水管33を一体連設させ、前記ケース3内
部で洗浄水量が増えて水位がスリツト32まで上
昇したとき、浮遊する糠及び刃殻などの夾雑物を
水の流出によりスリツト32から排水管33に送
出させるように構成している。
また、洗浄ケース3内部の注水残量を調節する
手段である水量調節管34を備え、最小注水残量
の水位より低位置の洗浄ケース3の底部3bに前
記調節管34の一端側を連結させ、また底部3b
に連通させる調節管34の開口面積を米の外形よ
り小さく形成すると共に、基台11に固設する水
量ゲージフレーム35に水量調節レバー36を介
して調節管34の排水側端部を連結支持させ、サ
イホンを形成する調節管34の排水側端面開口の
高さ位置を前記レバー36操作により調節するも
ので、洗浄ケース3内部に水が調節管34の排水
側開口34aからこの下方の排水管37にサイホ
ン作用により流出すると共に、前記ケース3内部
の水位と調節管34の排水側開口34aの高さと
が一致したとき、調節管34からの排水が停止
し、炊飯に必要な水量を前記ケース3内部に残す
一方、送出弁15を開動させたとき、そのケース
3内部の水の流出作用により、底部3bに沈下し
ている米を送出口16から下方の炊飯器1に排水
させるように構成している。
さらに、洗浄ケース3内部の最高水位を検出す
る給水センサ38と、給水管19の出口管28ま
で水位が下がるのを検出する排水センサ39とを
備え、各センサ38,39を洗浄ケース3の側壁
部3bに固設させると共に、ソレノイド40を有
する電磁洗浄バルブ41を介して下水管42を洗
浄ケース3の底部3bに連結させるもので、前記
各センサ38,39によつて前記各バルブ15,
21,41の開閉制御を自動的に行う一方、洗米
を送出口16から取出して米の洗浄が終了したと
き、給水管19から洗浄ケース3に入れた水を下
水管42から排出し、前記ケース3内部を水荒す
るように構成している。
本実施例は上記の如く構成しており、炊飯器1
の炊飯完了時間を入力することにより、自動的に
逆算されてタイマを作動開始するもので、所定時
間になつたときに精米シリンダ7を介して玄米タ
ンク9から計量ホツパー5に米が送出され、設定
量の米がホツパー15から洗浄ケース3に投入さ
れる。
そして、第5図に示す如く、給水バルブ21が
開動して前記ケース3内部に水を入れることによ
り、給水管19の途中で水に空気が混入し、水と
気泡とにより米の表面に付着している糠を水中に
分離させると共に、水より比重が小さい糖及び刃
殻などはスリツト32から流出する一方、水位が
上昇して給水センサ38が作動することにより、
給水バルブ21が閉動し、そしてサイホン管29
及び給水管19の出口管28からケース3内部の
水がサイホン作用によつて流出するもので、この
とき、米は出口管28より下方のケース3の底部
3bに沈下しているから、沈下している米の上方
側から汚れた水が排出される。
そして、前記ケース3内部の水位が下降して排
水センサ39が作動することにより、給水バルブ
21を再び開動させるもので、各センサ38,3
9出力によつて給水バルブ21の開閉制御を複数
回繰返して行い、米の洗浄を終了する。
また、最終の排出センサ39出力からの一定時
間tはケース3内部の水量調節が行われるもの
で、予め設定している水量調節管34の排水側開
口34aと略同一高さまでケース3の水位を低下
させると共に、水量調節時間tの経過によつて排
出バルブ15を開動させ、ケース3内部に残して
いる炊飯に必要な水によつてケース底部3bの洗
米を送出口16から排出させ、その水と洗米を炊
飯器1に落下させ、所定時間後に炊飯器1をタイ
マ作動させて炊飯を行わせる。
さらに、送出口16からの洗米排出が行われて
排出バルブ15が閉動したとき、給水バルブ21
が開動し、ケース3内部の水位が上昇によつて給
水センサ38が作動し、給水バルブ21が閉動
し、洗浄バルブ41が開動してケース3の水を下
水管42から流出させると共に、ケース3の内部
の水位の下降によつて排水センサ39が作動し、
洗浄バルブ41が閉動し、給水バルブ21が再び
開動するもので、ケース3内部の水洗を複数回繰
返して後洗浄を行うものである。
また出口管8の高さ調節手段である調節ネジ2
8aと、水量調節管34の排水画側開口34aの
高さ調節手段である水量調節レバー36とを連動
連結させ、出口管28の高さ調節動作と開口34
aの高さ調節動作とを連動させ、出口管28下側
開口と開口34aの相対高し位置関係を略一定に
保つことにより、開口34aからの排水時間が長
時間になる不具合、並びに出口管28から洗米が
吸い出される不具合などが生じるのを防止でき
る。
なお、上記実施例では炊飯器1と洗浄ケース3
とを独立させて各別に設けたが、炊飯器1の蓋な
どに洗浄ケース3を組込み、炊飯器1と洗浄ケー
ス3を一体的に構成することも容易に行えるもの
である。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、洗浄
ケース3内部に給水管19を延設させ、粒体の安
息角以上に傾斜させた洗浄ケース3の底面より上
方で粒体沈下層の上面より高い位置に給水管19
出口を開口させ、また洗浄ケース3底部の傾斜下
端部に粒体送出口16を設けると共に、粒体沈下
層の上面より高い位置で洗浄ケース3内部の水を
取出す手段29とを設けた粒体洗浄装置におい
て、洗浄ケース3内部の水を抜取り必要な水量を
洗浄ケース3内部に残す水量調節管34を備え、
該調節管34を洗浄ケース3底部の傾斜部で粒体
送出口16近傍に連結させたもので、少量調節管
34による排水調節により給水が止まり水面が安
定する状態下で洗浄後の水量調節を行うから、設
定水位まで過不足なく正確に排水でき、炊飯など
に必要な水量を適正に得ることができ、粒体であ
る米を良好に炊き上げることができると共に、洗
浄ケース3底部から水量調節管34により排水す
るから、洗浄する米量が少ない場合でもその米量
に見合つた水位(水量)に設定調節でき、量的な
適用範囲の拡大を図ることができるなど顕著な効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部説明図、
第2図は全体図、第3図及び第4図は部分説明
図、第5図はタイミングチヤートを示す出力線図
である。 3……洗浄ケース、16……送出口、19……
給水管、29……サイホン管、34……水量調節
管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 洗浄ケース3内部に給水管19を延設させ、
    粒体の安息角以上に傾斜させた洗浄ケース3の底
    面より上方で粒体沈下層の上面より高い位置に給
    水管19出口を開口させ、また洗浄ケース3底部
    の傾斜下端部に粒体送出口16を設けると共に、
    粒体沈下層の上面より高い位置で洗浄ケース3内
    部の水を取出す手段29とを設けた粒体洗浄装置
    において、洗浄ケース3内部の水を抜取り必要な
    水量を洗浄ケース3内部に残す水量調節管34を
    備え、該調節管34を洗浄ケース3底部の傾斜部
    で粒体送出口16近傍に連結させたことを特徴と
    する粒体洗浄装置。
JP8204988A 1988-04-01 1988-04-01 粒体洗浄装置 Granted JPH01254260A (ja)

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JP8204988A JPH01254260A (ja) 1988-04-01 1988-04-01 粒体洗浄装置

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JP8204988A JPH01254260A (ja) 1988-04-01 1988-04-01 粒体洗浄装置

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JPH01254260A JPH01254260A (ja) 1989-10-11
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110811374A (zh) * 2018-08-10 2020-02-21 佛山市爱米吧科技有限公司 排水装置、电饭煲和水管高度控制方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569381A (en) * 1979-07-02 1981-01-30 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd Electrolysis of alkali metal chloride

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