JPH0373251B2 - - Google Patents

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JPH0373251B2
JPH0373251B2 JP58183461A JP18346183A JPH0373251B2 JP H0373251 B2 JPH0373251 B2 JP H0373251B2 JP 58183461 A JP58183461 A JP 58183461A JP 18346183 A JP18346183 A JP 18346183A JP H0373251 B2 JPH0373251 B2 JP H0373251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cake
additives
mixture
sponge
mold
Prior art date
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Application number
JP58183461A
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English (en)
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JPS6075226A (ja
Inventor
Fumihiko Masuda
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  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は添加物の分散性に優れかつその特性が
いかされたケーキならびにその製造方法に係り、
詳しくは、フルーツ、野菜等のジユース類、砂糖
等の糖類や食塩等の塩類、香料等の添加液状物や
添加固形物が局部的に凝固することなく均一に分
散され、スポンジケーキのソフトな食感はそのま
ま残されるケーキならびにその製造方法に係る。
一般的に、カステラ、スポンジケーキ等の菓子
は小麦粉、卵、バター、砂糖等を主成分とする菓
子生地を焼板上で焼成して製造されている。これ
らカステラ、スポンジケーキは食感がきわめてソ
フトであり、最も普及されている菓子の一つであ
り、更にそれを利用して種々のケーキが製造され
ている。しかし、各種添加物が菓子生地の状態に
添加されてから焼成されるため、添加物の特性が
失なわれる等の問題が発生する。
すなわち、菓子生地を均一に混練しても、その
中に添加される砂糖、食塩等の添加物は焼成の間
にどうしても一部に集積して凝固し、全体にわた
つて均一に分散させることがきわめてむづかし
い。このため、まろやかな味や、ソフトな食感の
ものが仲々得られない欠点がある。また、添加物
としてフルーツ、野菜等の天然ジユースをそのま
ま添加したり、各種ビタミンやワイン等を添加し
て食感や、栄養価を向上させることも考えられ
る。しかし、これら添加物は菓子生地焼成の間に
熱分解し、天然で得られる状態を保つことは困難
であり、添加物の種類がおのずから制限される。
そこで、本発明者等はカステラやスポンジケー
キ等の食感や、生地組織の特長を十分に保持する
のにも拘らず、いかなる種類の添加物が均一に分
散させて添加できる菓子について研究したとこ
ろ、予め、スポンジケーキやカステラ等を焼成し
てから、破細物に粉砕若しくは破砕し、この破細
物状態で添加物を添加混練し、この混練物を成型
することがきわめて有効であることがわかつた。
本発明は上記知見事実にもとずいて成立したも
のであつて、具体的には、ビタミンや各種天然果
汁、ワイン、洋酒その他の液状添加物はスポンジ
ケーキの破砕状態で添加し、このケーキ中に均一
に分散させて、きわめてソフトでかつまろやかな
味のケーキならびにその製造方法を提案する。
以下、図面によつて本発明について詳しく説明
する。
なお、第1図ならびに第2図は本発明の各実施
例に係るケーキの各横断面図である。
まず、第1図において、符号1で一般的に示す
ケーキは主として破細物2から成つている。これ
ら破細物2は所望形状に固められて一体化されて
いる。
すなわち、各破細物2は予め焼成されたスポン
ジケーキ等を破砕したものである。通常、小麦
粉、バター、卵等の菓子生地を焼成してスポンジ
ケーキをつくり、このスポンジケーキを例えばら
い潰機を用いて破砕したことにより得られるが、
これ以外の方法によつてスポンジケーキを破砕し
ても得られる。なお、カステラ等のスポンジケー
キは常法により菓子生地を上記の如く焼成すると
得られるが、この際の菓子生地の原料配合は、所
期の食感、味等によつて調整する。しかし、何れ
の食感、味等を得るのにしても、スポンジケーキ
の特性が保持されるためには、少なくとも、小麦
粉、卵、バター等が含まれることが必要である。
次に、上記の如く破細物2から構成すると共
に、液状添加物を含ませ、更に、アーモンド、く
りその他の固形状添加物3を破細物2の間に均一
に分布されて介在させる。この際、液状添加物と
しては通常天然果汁、ワイン、ウイスキー、はち
みつ等の液状物が添加されるが、この液状物が添
加されると、破細物2の一部は適正に湿潤し、所
定の粘着性が生成する。従つて、この状態である
と、後記の如く、適度の加圧により、容易に所望
形状に成型できる。
以上の通りにケーキを構成すると、主成分の破
細物2の間に液状等の添加物が均一に分散し、成
型後に全く加熱処理がほどこされない。このた
め、天然果汁、ワイン、ビタミン等はその特性が
十分に発揮でき、きわめてソフトな食感のものが
得られる。
また、ケーキ1の表面は、所望に応じて、第2
図に示す如く、例えば、チヨコレート等で表面を
被覆し、コーテイング層4を形成することもで
き、このコーテイング層4によつて内部のケーキ
の形態が保持でき、きわめて美味しい菓子が得ら
れる。
なお、上記構成のケーキは何れの方法によつて
も製造できるが、次の通りに製造できる。
例えば、第3図a,b,cならびにdは本発明
の一つの実施例に係るケーキの成型工程の各説明
図であつて、第3図の各工程を経て成型するが、
これに先立つて、上記の如く、スポンジケーキを
焼成後、そのスポンジケーキを破砕し、これに所
望の添加剤を添加して均一に混合する。
次に、第3図aに示す成形型5に対して混合物
6を充填し、混合物6は昇降自在の押棒7によつ
て押圧する。この成形型5は上型5aと下型5b
とから成つており、上型5aは下型5bに対して
枢支棒5cによつて回転自在に支承されている。
この上型5aには貫通型が形成すると、その貫通
型の長さ若しくは厚さによつて混合物の押圧割合
を調整でき、下型5bに形成される所望形状の型
によつて混合物6は成型される。従つて、成型開
始時には、第3図aに示す如く、混合物6は上型
5aの貫通型のところまで充填し、上から押棒7
を下降させて、第3図bに示す如く、混合物6を
押圧する。この混合物6の押圧は第3図cに示す
如く、下型5bのレベルまで行なつて、混合物6
は下型5bの型の形状に成型する。しかし、この
場合、押棒7は第3図aの状態から第3図bの状
態まで連続的に下降させて行なうこともできる
が、押棒7は少なくとも2回昇降させて押圧工程
を少なくとも2回に分けて行なうのが好ましく、
押棒7の昇降回数をなるべく多く行なつて、押圧
工程を数回に分けると混合物6は更に均一に押圧
でき、とくに、混合物6中の液状成分の分離は最
小限におさえることができて好ましい。押圧終了
後、上型5aは枢支棒5cを中心に回転させる
と、第3図dに示す如く、成形型は開放でき、下
型5b内に成型されたケーキ1は容易に取出すこ
とができる。
以上詳しく説明した通り、本発明は一旦焼成さ
れたスポンジケーキを更に細かく破砕し、この破
砕物に液状添加物を加えて均一に混合し、この混
合物を所望形状に成型して成るケーキである。従
つて、添加物は全体に均一に分散させることがで
き、添加物は生地焼成後に添加するため、その特
性が破壊変性することがなく、添加物の特性がそ
のままあらわれたケーキが得られる。
また、上記のところでは添加物として、天然果
汁、ワイン、ビタミン、アーモンド、その他を液
状又は固形状で添加する例を示したが、これ以外
のものでも、可食性のものは添加配合できる状態
であれば、動植物、魚介類、合成物を問わず全て
添加できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ならびに第2図は本発明の各実施例に係
るケーキの各横断面図、第3図a,b,cならび
にdは本発明の成型工程の一例の各説明図であ
る。 符号、1……ケーキ、2……破砕物、3……添
加物(固形分)、4……コーテイング層、5……
成形型、6……混合物、7……押棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 焼成されたスポンジケーキ若しくはカステラ
    の破細物と共に添加液状物を含んで、所望形状に
    一体化されて成ることを特徴とする添加物の分散
    性に優れかつその特性がいかされたケーキ。 2 予め、小麦粉、卵、バターその他を混練して
    成る菓子生地からスポンジケーキを焼成し、この
    スポンジケーキを破細物に破壊若しくはらい潰し
    てから、破細物に少なくとも添加液状物を添加し
    均一に混合し、その後、この混合物を所望形状の
    成形型で加圧一体化することを特徴とする添加剤
    の分散性に優れかつその特性がいかされたケーキ
    の製造方法。
JP58183461A 1983-09-30 1983-09-30 添加物の分散性に優れかつその特性がいかされたケ−キならびにその製造方法 Granted JPS6075226A (ja)

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JP58183461A JPS6075226A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 添加物の分散性に優れかつその特性がいかされたケ−キならびにその製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS6075226A JPS6075226A (ja) 1985-04-27
JPH0373251B2 true JPH0373251B2 (ja) 1991-11-21

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JP58183461A Granted JPS6075226A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 添加物の分散性に優れかつその特性がいかされたケ−キならびにその製造方法

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2548591B2 (ja) * 1987-12-25 1996-10-30 鐘紡株式会社 成形食品の製造方法及びその装置
US7803413B2 (en) 2005-10-31 2010-09-28 General Mills Ip Holdings Ii, Llc. Encapsulation of readily oxidizable components

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JPS6075226A (ja) 1985-04-27

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