JPH0373026B2 - - Google Patents

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JPH0373026B2
JPH0373026B2 JP56161363A JP16136381A JPH0373026B2 JP H0373026 B2 JPH0373026 B2 JP H0373026B2 JP 56161363 A JP56161363 A JP 56161363A JP 16136381 A JP16136381 A JP 16136381A JP H0373026 B2 JPH0373026 B2 JP H0373026B2
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Saizo Onami
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Glory Ltd
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Publication of JPH0373026B2 publication Critical patent/JPH0373026B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野) この発明は、銀行等の金融機関ないしはスーパ
ーマーケツト等の量販店その他に設置するに最適
な両替パターンの変更を容易にした貨幣両替装置
に関する。 (技術的背景と解決すべき課題) 従来、この種両替機においては例えば第1図の
操作パネルに示すように、両替すべき貨幣の金種
に対応してその数量を示す数量指定ボタンがそれ
ぞれ複数個設けられている。すなわち、五千円札
に対しては「1枚」、「2枚」、「10枚」の数量指定
ボタン101〜103、千円札に対しては「1
枚」、「5枚」、「10枚」の数量指定ボタン104〜
106、五百円札に対しては「1枚」、「10枚」、
「20枚」の数量指定ボタン107〜109、100円
硬貨に対しては「10枚」、「50枚」(包装されたも
の1本)、「100枚」(同2本)の数量指定ボタン1
10〜112、50円硬貨に対しては「1本」、「2
本」、「4本」の数量指定ボタン113〜115、
10円硬貨に対しては「1本」、「2本」、「10本」の
数量指定ボタン116〜118がそれぞれ操作パ
ネルに金種の表示と共に設けられている。そし
て、紙幣挿入口から任意枚数の被両替紙幣(例え
ば1万円札)を挿入(通常、最大挿入枚数は10枚
と定められている)し、その合計金額に一致する
まで、上述の数量指定ボタンのうち任意のボタン
を押して両替すべき貨幣数量を指定する。この場
合、必要であれば同一の数量指定ボタンを繰り返
し押して指定するようにしてもよい。例えば千円
札の数量指定ボタン104〜106のうちボタン
104を4回押せば、千円札4枚の指定が行なえ
るようになつている。 また、他の貨幣両替機においては、図示はしな
いが金種を指定するボタン(例えば5000円札、
1000円札、500円札、100円硬貨)と、「1」〜
「9」までの数字ボタンと、数字の桁を示すボタ
ン(例えば万、千、百)と、置数の終了を示す円
ボタン等とが設けられているものがあり、こ種両
替機においては、挿入した複数の両替紙幣の合計
金額に一致するまで、金種ボタン、両替貨幣の金
額の有効数字を示す「1」〜「9」のいずれかの
ボタン、その桁を示す桁ボタン、当該金額の終了
を示す円ボタン等を使用して両替貨幣量を指定す
るようになつている。例えば、「五千円札」ボタ
ン、「2」ボタン、「万」ボタン及び「円」ボタン
をそれぞれ順に押せば、五千円札で2万円、つま
り4枚の指定が行なわれるのである。 上述のような各種両替機は、通常一般の利用者
に対しては任意の組合せで貨幣を両替することが
でき、この点では好適なものである。しかしなが
ら、商店街に近い銀行やスーパーマーケツト等に
おいては、商店主又はレジスター係等が、釣銭用
として多数の低額紙幣及び硬貨の両替を行なうこ
とが多いので、上述の如き両替機では両替は可能
であるが、操作が非常に複雑となつてしまう欠点
がある。例えば1万円札を5枚挿入して、これを
五百円札、百円硬貨、10円硬質等に両替しようと
すれば、多数のボタン操作が必要となり、時間を
労費すると共に煩雑になつてしまうのである。 さらに、特開昭53−135395号公報には、投入貨
幣を予め定められた金種金額の組合せの両替パタ
ーンの中から選択して両替する両替機で、複数の
両替モードに対応して配置された両替パターンの
選択手段による選択装置を、投入貨幣の金額値又
は両替残高に対応する高額の両替モードが終了し
てから順次低額の両替モードの順に行ない、投入
金額値又は両替残高に対応する残高順の両替モー
ド以外の選択手段の選択操作を禁止し、両替モー
ドに含まれない端数金額の投入に対して当該端数
金額用の両替パターンを別途設け、顧客利用者の
便に供するようにしたものが示されている。しか
しながら、この両替機では両替パターンは初めか
ら固定的に記憶されており、その内から金種毎に
パターン選択スイツチで指定して設定するように
なつており、両替パターンを変更することはでき
なかつた。このため、両替機の設置場所や使用目
的を勘案して、予め両替パターンを設定しておか
なければならない不都合があつた。 ところで、パターン両替キーに対して定められ
る両替パターンは、全ての利用者に対して共通と
することは不可能である。例えば、商店街の銀行
支店と、スーパーマーケツト内のレジスター係両
替用とではパターンが異なるし、スーパーマーケ
ツト等において店が異なれば両替パターンも異な
り、同一の店においても両替パターンの変更が必
要になることも多い。そして、これら両替貨幣の
パターンの変更が必要となつた場合、その都度機
械の扉を開け、内部に設けた操作キーにより変更
を行なうことは煩雑であるばかりでなく、これら
内部操作キー及びその周辺装置のため機械のコス
トアツプを誘発する。 (発明の目的) この発明は上記問題に鑑みてなされたものであ
り、この発明の目的は、通常の顧客用両替貨幣指
定部により任意に両替貨幣を指定できると共に、
特定の挿入金額についてはパターン両替キーを押
すのみで両替貨幣を指定でき、さらにパターン両
替に記憶されている両替貨幣の組合せはパターン
変更指定後、顧客用両替貨幣指定部を用いて自由
に設定し記憶できるようにした貨幣両替装置を提
供することにある。 (課題を解決するための手段) 上記この発明の目的は、両替すべき貨幣の金種
毎の数量を指定する数量指定手段、あるいは両替
すべき貨幣の金種及び数量を指定する金種数量指
定手段で成る顧客用両替貨幣指定部を有し、挿入
された貨幣を他の金種貨幣に両替するようになさ
れた貨幣両替装置において、予め定められた挿入
金額毎に両替貨幣の組合せを記憶するパターン記
憶手段と、前記予め定められた挿入金額に対して
記憶されたパターンを選択指定するためのパター
ン両替キーと、前記パターン記憶手段の記憶内容
の変更を指示入力するためのパターン変更指示手
段と、前記パターン変更指示手段の指示入力に基
づき、前記顧客用両替貨幣指定部によつて指定さ
れた両替貨幣の組合せを前記パターン記憶手段に
記憶させる記憶パターン設定手段とを設けること
によつて達成される。 (発明の作用) この発明は、上述したような顧客用両替貨幣指
定部を操作パネルに具えると共に、予め定められ
た挿入金額に対応して両替貨幣の組合せをパター
ン記憶手段に記憶しておき、この組合せパターン
を選択するパターン両替キーを設け、上述した釣
銭用貨幣のための両替利用者がいずれかのパター
ン両替キーを操作することによつて両替を行なう
ようにしたものであり、利用者は多額の貨幣の両
替に際しても、煩雑な貨幣数量の指定操作をする
必要がなく、また操作ミスもない。 また、パターン記憶手段に記憶すべき両替貨幣
の組合せは、顧客用両替貨幣指定部を用いて記憶
パターン設定手段により簡単に設定記憶できる。 (発明の実施例) 次に、この発明の一実施例について図面を参照
して説明すると、この発明の貨幣両替装置の外観
は第2図のようであり、装置本体1の全面には第
1図に示すような操作パネル100が設けられて
いると共に、第3図に示すようなパターン両替キ
ー2、第4図に示すようなパターン変更指示キー
スイツチ3が設けられており、パネルの下方には
両替すべき紙幣を挿入するための紙幣挿入口4が
設けられており、装置本体1の中程には両替され
た貨幣を放出して保留する両替貨幣放出口5が設
けられている。そして、操作パネル100には両
替すべき貨幣の金種毎の数量を指定する数量指定
手段としての数量指定ボタン101〜118が配
設されており、これら各数量指定ボタンに対応す
る紙幣の数量は表1の如く定められている。数量
指定ボタン101〜118は、紙幣、硬貨の各金
種別に複数の数量が枚数又は本数で区別して設け
られている。なお、パネル100には操作方法も
併せて記入されており、操作者の便に供してい
る。また、本例では各金種別に両替すべき数量を
指示する数量指定ボタン101〜118を設けて
いるが、金種指定ボタン(キー)と数量指定ボタ
ン(キー)とを個別に設けて、これらで両替すべ
き貨幣の金種及び数量を指定する金種数量指定手
段を構成し、金種と数量を個々に繰返し指定し
て、両替すべき貨幣量を指示するようにしてもよ
い。
【表】
【表】 操作者はこれら数量指定ボタン101〜118
のうち任意のボタンを選択して押すか、又は同一
のボタンを繰り返して押すことにより、紙幣挿入
口4からの挿入金額に相当する両替貨幣量を指定
する。なお、これら各金種毎に指定できる貨幣数
量の上限は、第1図に定める如く五千円札及び千
円札は10万円、五百円札及び100円硬貨は5万円、
50円硬貨は1万円、10円硬貨は5千円となつてい
る。また、119は押しまちがいの時に押す訂正
ボタンであり、120は両替貨幣の投出を指令す
る投出ボタンである。さらに、表示器121は挿
入した紙幣の合計金額を表示すると共に、数量指
定ボタン101〜118により指定された数量の
両替金額を減算し、残金額として表示するもので
あり、表示器122〜127はそれぞれ両替貨幣
の金種毎に指定された紙幣量を金額表示するもの
である。一方、表示器128は両替合計金額を表
示するものであり、129〜134は各金種毎に
両替すべき貨幣量が設定値以下となつた時に点灯
倒するエンプテイ表示器である。 パターン両替キー2は第3図に示すように、両
替パターンA〜Dに対応して設けられているパタ
ーン両替キーボタン21〜24で成つており、各
キーボタン21〜24のキートツプには指定を表
示する発光素子(例えば発光ダイオード)211
〜241が配設されている。ここに、これらパタ
ーン両替キーボタン21〜24は予め定められた
被両替金額、すなわち挿入紙幣金額に対応して設
けられており、両替パターンA〜Dはこの例では
次の表2の如く定めている。
【表】 また、発光素子211は2万円分の紙幣が挿入
された時に点灯し、発光素子221は5万円分、
発光素子231及び241はそれぞれ10万円分の
紙幣が挿入された時に点灯し、当該金額の両替が
可能であることを表示する。そして、第4図に示
すパターン変更指示手段としてのパターン変更指
示キースイツチ3のキー溝31にキー32を挿入
して“ON”(設定モード側)に切換えると、上
述した表2の内容の変更ができるようになつてい
る。 次に、この発明の制御系をブロツク構成で示す
と第5図のようになり、全体のシステム演算・制
御を行なう演算制御回路301はマイクロプロセ
ツサにより構成されており、制御プログラム記憶
装置302は、この装置に格納されているプログ
ラムに従つて演算制御回路301を介して本装置
の各部を制御するようになつている。また、紙幣
識別装置303は紙幣挿入口4より挿入された紙
幣の真偽及び金種を識別して、検出結果をバスラ
イン304を介して演算制御回路301へ伝送す
ると共に、演算制御回路301からの制御信号に
より紙幣の取込、返却を行なうようになつてお
り、貨幣投出装置305は演算制御回路301か
らの制御信号により両替貨幣として払出すべき貨
幣の投出を行なうと共に、投出した紙幣毎の計数
信号を演算制御回路301へ伝送する。さらに、
入金レジスタ310は紙幣識別装置303によつ
て真券と識別された紙幣の枚数を金種毎に記憶す
ると共に、その合計金額を記憶するトータルレジ
スタ311をも含んでいる。そして、このトータ
ルレジスタ311は数量指定ボタン101〜11
8によつて両替貨幣の数量が指定される都度、当
該数量を金額に変換した額を減算するようになつ
ている。両替レジスタ320は数量指定ボタン1
01〜118によつて金種別の両替貨幣数量が指
定された時に、これを金種別に記憶すると共に、
トータルレジスタ321にそのトータル金額を記
憶するレジスタであり、投出カウンタ330は貨
幣投出装置305によつて投出された貨幣の数量
を金種別に計数記憶すると共に、そのトータル金
額を計数記憶するレジスタで構成されており、両
替レジスタ320の金種別に一致を比較するため
のものである。一方、金種別数量記憶レジスタ3
40は数量指定ボタン101〜118に対応して
金種別の数量を記憶しているレジスタで構成され
ており、金種別数量レジスタ340に記憶されて
いる数量は表1に対応している。また、パターン
記憶レジスタ360はパターン両替キー2(21
〜24)に対応する両替パターンA〜Dの内容を
記憶するレジスタ360A〜360Dで構成され
ており、これら各レジスタ360A〜360Dは
各々金種別にその数量を記憶するようになされて
いると共に、それぞれのトータル金額をも記憶す
るレジスタを有している。しかして、上述各装
置、レジスタは相互にバスライン304で接続さ
れており、データ及び制御信号の送受信を行ない
得るようになつている。なお、演算制御回路30
1、数量指定ボタン101〜118、訂正ボタン
119、パターン両替キーボタン21〜24及び
制御プログラム記憶装置302で記憶パターン設
定手段を構成している。 このような構成において、その動作を第6図の
フローチヤートを参照して説明する。 先ず、第4図に示すパターン変更指示キースイ
ツチ3は通常“OFF”位置にあり、キー32は
銀行員等が保管している。しかして、この状態で
は、両替を希望する利用者は数量指定ボタン10
1〜118を使用して通常の両替を行なつたり、
パターン両替キーボタン21〜24を使用して多
量の貨幣の両替を行なうことができる。 ここで、かかる通常両替の場合について説明す
ると、利用者が例えば1万円紙幣を紙幣挿入口4
へ挿入すると、紙幣識別装置303は当該紙幣の
真偽及び金種を判別し、当該判別信号をバスライ
ン304を経て演算制御回路301へ伝送する。
演算制御回路301はこれに基づいて入金レジス
タ310の「万」相当レジスタに「1」を加算す
ると共に、トータルレジスタ別に「10000」を加
算し、表示器121に「10000」を表示する。そ
して、利用者が数量指定ボタンのうちのボタン1
05を押すと、演算制御回路301はこれを認識
して当該ボタン105に対応する金種別数量記憶
レジスタ340より「千円券 5枚」のデータを
読取つて、これを両替レジスタ320の千円券の
レジスタに加算すると共に、両替レジスタ320
のトータルレジスタ321に「5000」を加算し、
更に入金レジスタ310のトータルレジスタ31
1より「5000」を減算する。次に、利用者が数量
指定ボタン104を押すと、演算制御回路301
は金種別数量記憶レジスタ340より「千円券
1枚の」のデータを読取つて、これを両替レジス
タ320の「千円」,「トータル」レジスタ及び入
金レジスタ310のトータルレジスタ311に対
して加算及び減算を行なう。この結果、両替レジ
スタ320の「千円」は「6」となり、同じくト
ータルレジスタ321は「6000」となり、入金レ
ジスタ310のトータルレジスタ311は
「4000」となる。同様にして利用者が数量指定ボ
タン104を3回繰り返して押すと、演算制御回
路310は同様の演算を行ない、その結果両替レ
ジスタ320の「千円」は「9」、トータルレジ
スタ321は「9000」、入金レジスタ310のト
ータルレジスタ311は「1000」となり、表示器
にはこのような金額がそれぞれ表示される。 次いで利用者が数量指定ボタン110を押す
と、演算制御回路301は金種別数量記憶レジス
タ340の該当レジスタより「百円貨 10枚」の
データを読取つて、両替レジスタ320の「百バ
ラ」レジスタに「10」を加算し、トータルレジス
タ321に「1000」を加算し、入金レジスタ31
0のトータルレジスタ311から「1000」を減算
する。この結果両替レジスタ320の「千円」は
「9」、「百バラ」は「10」、トータルレジスタ32
1は「10000」となり、入金レジスタ310のト
ータルレジスタ311は「0」となる。しかし
て、利用者が投出ボタン120を押すと貨幣投出
装置305が駆動され、千円紙幣及び百円硬貨の
投出が行なわれる。そして、各投出された貨幣数
量は投出カウンタ330の当該金種レジスタに加
算されると共に、対応する両替レジスタ320の
各金種レジスタと比較一致がとられ、金種毎に一
致が検出されると当該金種の投出が停止される。
このようにして貨幣の両替が終了する。 次に、両替パターンA〜Dによる両替について
説明する。 例えば、利用者が5枚の1万円紙幣を順次紙幣
挿入口4に挿入すると、紙幣識別装置303は上
述と同様にこれらを順次判別して判別データを演
算制御回路301へ伝送する。そして、演算制御
回路301はこれを認識して入金レジスタ310
の「万円」に「1」ずつ計「5」を加算し、トー
タルレジスタ311に「10000」ずつ計「50000」を
加算すると共に、5万円が挿入された時点で発光
素子221を点灯する。しかして、利用者がパタ
ーン両替キーボタン22を押すと、演算制御回路
301は当該パターン両替キーボタン22に対応
するパターン記憶レジスタ360の金種別データ
(360B)を両替レジスタ320に加算すると
共に、入金レジスタ310より減算する。ここ
に、パターン両替キーボタン22に対応する両替
貨幣の両替パターンBは表2に示すように「5000
円×6、1000円×1、500円×11、100円棒金×2
本、50円棒金×1本、10円棒金×2本」となつて
いる。したがつて、両替レジスタ320の各金種
別レジスタに上記データが加算されると共に、ト
ータルレジスタ321には「50000」が加算され、
入金レジスタ310のトータルレジスタ311は
「0」となる。そして、利用者が投出ボタン12
0を押すと、前述通常の両替と同様にして、貨幣
の投出及び一致比較が行なわれる。 次に、パターン両替におけるパターン内容の変
更について説明する。 第6図のフローチヤートにおいて、演算制御回
路301はパターン変更指示キースイツチ3が設
定モードになつたか否かを監視しており(ステツ
プS1〜S4,S8)、銀行等の係員(以下、オ
ペレータとする)がキースイツチ3を“ON”に
すると、演算制御回路301はパターンセツトル
ーチンへ移行する(ステツプS2)。パターンセ
ツトルーチンにおいては演算制御回路301は紙
幣識別を中止状態(ステツプS3)とし、キー入
力の待機状態となる(ステツプS8)。次に、オ
ペレータがパターン両替キーボタン21〜24の
うちの変更を要するボタンを押すと、演算制御回
路301はこれを認識してパターンキールーチン
へ移行する(ステツプS9〜S12,S17〜S
19)。かかるパターンキールーチンでは押され
たキーに対応する発光素子を発光させると共に、
現在当該キーに設定されている両替パターンの金
種別数量を表示器122〜127に表示し、パタ
ーンセツトルーチンへ戻る(ステツプS4,S
8)。しかして、オペレータが訂正ボタン119
を押す(ステツプS13)と、演算制御回路30
1は訂正ルーチンへ移行し(ステツプS14〜S
16)、現在発光素子が発光しているパターン両
替キーボタンに対応するパターン記憶レジスタ3
60の設定値をクリアする。 次いで、オペレータは数量指定ボタン101〜
118のうちの所望のボタンを押す。これにより
演算制御回路301は金種キールーチンへ移行し
(ステツプS21〜S26)、現在発光素子が発光
されているパターン両替キーボタンに対応するパ
ターン記憶レジスタ360のデータを読出して、
これに上記オペレータが押した数量指定ボタン1
01〜108に対応する金種別数量記憶レジスタ
340のデータを加算する(ステツプS22)。
しかして、演算制御回路301はこの加算結果が
両替貨幣の各金種毎に予め定められている最大枚
数を越えていないか否かを判定し(ステツプS2
3)、もし設定枚数を越えていれば演算制御回路
301はパターン記憶レジスタ360へ上記加算
結果を設定せずに、金種キールーチンを終了して
パターンセツトルーチンへ戻る(ステツプS4)。
しかして、設定値を越えていなければ、続いて上
記加算結果が10万円を越えていないか否かを判定
し(ステツプS24)、もし10万円を越えていれ
ば演算制御回路301はパターン記憶レジスタ3
60へ上記加算結果を設定せずに、金種キールー
チンを終了してパターンセツトルーチンへ同様に
戻る。そして、10万円を越えていなければ上記加
算結果を対応するパターン記憶レジスタ360へ
設定し(ステツプS25)、この加算結果を表示
器122〜127に金種別に表示し(ステツプS
26)、金種キールーチンを終了してパターンセ
ツトルーチンへ戻る。 オペレータは同様にして数量指定ボタン101
〜118を押して、パターン両替キーボタンに対
する金種数量を指定し、これに従つて演算制御回
路301は上記金種キールーチンを繰り返し実行
する。また、オペレータが1つのパターン両替キ
ーボタンについての両替パターンの指定を終了す
ると、次のパターン両替キーボタンについての指
定を行なうためボタンを押す。これにより、演算
制御回路301は前述と同様にしてパターンキー
ルーチンを選択し、当該演算を実行する。以下同
様にして、各パターン両替キーボタン毎に両替貨
幣のパターンを設定し、全てのパターン両替キー
ボタンについての設定を終るとオペレータはパタ
ーン変更指示キースイツチ3を“OFF”にする。
演算制御回路301がこれを認識すると(ステツ
プS4)、演算制御回路301は表示器をクリア
すると共に(ステツプS5)、パターン両替キー
ボタン21〜24に対応する発光素子211〜2
41を消灯し(ステツプS6)、パターン記憶レ
ジスタ360の各々のトータルを算出し、当該ト
ータルレジスタに記憶させてパターンセツトルー
チンを終了する(ステツプS7)。 なお、上述の実施例ではパターン両替の種類を
4種類としているが、これは任意に設けることが
できると共に、そのパターンの内容も任意に変更
し得る。また、パターン両替キーボタンの表示は
ランプ等によることも可能であり、金種別数量指
定ボタンの代りに、金種指定ボタン及び数量指定
用テンキー、更に「万」、「百」等の桁入力ボタン
を設けた両替機にも適用することができる。 (発明の効果) 以上のようにこの発明によれば、従来における
通常の両替を行ない得ると共に、両替パターンに
よる両替を行ない得、更にパターン両替のパター
ンの変更に際して、その都度装置内部を開けるこ
となく、顧客用操作パネルを利用して行なうこと
ができて便利であると共に、装置内部にパターン
変更用キーボード及び周辺装置を設ける必要がな
く、経済的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にも適用し得る従来の両替機
における操作パネルの例を示す図、第2図はこの
発明の外観図、第3図はこの発明に用いるパター
ン両替キーの外観配列図、第4図はこの発明に用
いるパターン変更指示キーの構成図、第5図はこ
の発明の制御系を示すブロツク構成図、第6図は
この発明の両替装置の一部動作例を示すフローチ
ヤートである。 1……装置本体、2……パターン両替キー、3
……パターン変更指示キースイツチ、4……紙幣
挿入口、5……両替貨幣放出口、21〜24……
パターン両替キーボタン、211,221,23
1,241……発光素子、31……キー溝、32
……キー、101〜118……数量指定ボタン、
119……訂正ボタン、120……投出ボタン、
121〜128……表示器、129〜134……
エンプテイ表示器、301……演算制御回路、3
02……制御プログラム記憶装置、303……紙
幣識別装置、304……バスライン、305……
貨幣投出装置、310……入金レジスタ、320
……両替レジスタ、330……投出カウンタ、3
40……金種別数量記憶レジスタ、360……パ
ターン記憶レジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 両替すべき貨幣の金種毎の数量を指定する数
    量指定手段、あるいは両替すべき貨幣の金種及び
    数量を指定する金種数量指定手段で成る顧客用両
    替貨幣指定部を有し、挿入された貨幣を他の金種
    貨幣に両替するようになされた貨幣両替装置にお
    いて、予め定められた挿入金額毎に両替貨幣の組
    合せを記憶するパターン記憶手段と、前記予め定
    められた挿入金額に対して記憶されたパターンを
    選択指定するためのパターン両替キーと、前記パ
    ターン記憶手段の記憶内容の変更を指示入力する
    ためのパターン変更指示手段と、前記パターン変
    更指示手段の指示入力に基づき、前記顧客用両替
    貨幣指定部によつて指定された両替貨幣の組合せ
    を前記パターン記憶手段に記憶させる記憶パター
    ン設定手段とを具備したことを特徴とする貨幣両
    替装置。
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JPS53135395A (en) * 1977-04-28 1978-11-25 Glory Kogyo Kk Coin exchanger

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