JPH037163Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037163Y2 JPH037163Y2 JP1984031046U JP3104684U JPH037163Y2 JP H037163 Y2 JPH037163 Y2 JP H037163Y2 JP 1984031046 U JP1984031046 U JP 1984031046U JP 3104684 U JP3104684 U JP 3104684U JP H037163 Y2 JPH037163 Y2 JP H037163Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- yoke
- row direction
- hammer
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高速ドツトマトリクスプリンタのハン
マバンクに関するものである。
マバンクに関するものである。
かかるドツトプリンタとして例えば特開昭51−
40221号のように板バネの弾性力を利用して印字
するものが提案されているが、その印字ハンマ駆
動装置を第1図を参照して説明する。印字面に印
字ピン6を装着した板バネ5からなる印字ハンマ
と、永久磁石1、リアヨーク3及び該リアヨーク
3の上部脚部すなわちポール部2に巻回された釈
放コイル4からなり、前記板バネ5を吸引保持す
る磁気回路構造とから構成されるものである。な
お、前記板バネ5はその下端が固定ネジ8により
固定板9を介してヨークスペーサ7の下端に装着
されている。
40221号のように板バネの弾性力を利用して印字
するものが提案されているが、その印字ハンマ駆
動装置を第1図を参照して説明する。印字面に印
字ピン6を装着した板バネ5からなる印字ハンマ
と、永久磁石1、リアヨーク3及び該リアヨーク
3の上部脚部すなわちポール部2に巻回された釈
放コイル4からなり、前記板バネ5を吸引保持す
る磁気回路構造とから構成されるものである。な
お、前記板バネ5はその下端が固定ネジ8により
固定板9を介してヨークスペーサ7の下端に装着
されている。
前記板バネ5は永久磁石1の磁気吸引力により
リアヨーク3のポール部2に常時吸引保持されて
いる。前記釈放コイル4を励磁すると前記磁気吸
引力は相殺され、板バネ5はその弾性力により飛
行して前記印字ピン6を図示しない用紙及びイン
クリボンを介して図示しないプラテンに衝突させ
る。この結果用紙上にはドツトが印字される。
リアヨーク3のポール部2に常時吸引保持されて
いる。前記釈放コイル4を励磁すると前記磁気吸
引力は相殺され、板バネ5はその弾性力により飛
行して前記印字ピン6を図示しない用紙及びイン
クリボンを介して図示しないプラテンに衝突させ
る。この結果用紙上にはドツトが印字される。
かかる印字ハンマ駆動装置を行方向に複数個並
べてハンマバンクを構成し、該ハンマバンクを行
方向に往復動させると共に前記用紙を1ドツト行
ずつ間歇的に送つて印字させている。
べてハンマバンクを構成し、該ハンマバンクを行
方向に往復動させると共に前記用紙を1ドツト行
ずつ間歇的に送つて印字させている。
このようなプリンタにおいて、高印字速度にす
るには前記往復動速度を高速にする方法がある
が、ハンマバンクは重量物であるため高速往復動
させるには限界がある。このため特開昭57−
80069号のようにハンマバンクを印字位置をはさ
んで2段に設けて印字するものが提案されてい
る。該特開昭57−80069号は、上記したような印
字ハンマ駆動装置を所定数ごとにモジユール化
し、この複数個のモジユールを行方向に延びたU
字状の共通部材に搭載したものである。
るには前記往復動速度を高速にする方法がある
が、ハンマバンクは重量物であるため高速往復動
させるには限界がある。このため特開昭57−
80069号のようにハンマバンクを印字位置をはさ
んで2段に設けて印字するものが提案されてい
る。該特開昭57−80069号は、上記したような印
字ハンマ駆動装置を所定数ごとにモジユール化
し、この複数個のモジユールを行方向に延びたU
字状の共通部材に搭載したものである。
このようなプリンタにおいては印字品質を向上
させるために、各印字ピン先端とプラテン間の距
離を一定にする必要があるが、モジユール構造の
ため前記共通部材取付面から印字ピンまでの寸法
を一定化しにくいと共に共通部材の長手方向の平
面度を高精度に製作しなければならないという問
題がある。また往復動した重量として共通部材が
付加されるため大きな駆動源を必要とすると共に
振動が大きくなるという問題もある。更にモジユ
ール間が近接しているため、冷却効果が低下する
と共に上下のポールに流れる磁束が干渉するとい
う問題がある。
させるために、各印字ピン先端とプラテン間の距
離を一定にする必要があるが、モジユール構造の
ため前記共通部材取付面から印字ピンまでの寸法
を一定化しにくいと共に共通部材の長手方向の平
面度を高精度に製作しなければならないという問
題がある。また往復動した重量として共通部材が
付加されるため大きな駆動源を必要とすると共に
振動が大きくなるという問題もある。更にモジユ
ール間が近接しているため、冷却効果が低下する
と共に上下のポールに流れる磁束が干渉するとい
う問題がある。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、高速印字が可能であつて、安価なプリンタ
を提供できるようにすることである。
くし、高速印字が可能であつて、安価なプリンタ
を提供できるようにすることである。
本考案は、ハンマバンクの軽量化を図ると共に
上下印字ハンマ駆動装置間の磁気干渉の防止及び
冷却効果を向上できるように上下印字ハンマ駆動
装置の連結法を工夫したものである。以下実施例
図面を参照して本考案を説明する。
上下印字ハンマ駆動装置間の磁気干渉の防止及び
冷却効果を向上できるように上下印字ハンマ駆動
装置の連結法を工夫したものである。以下実施例
図面を参照して本考案を説明する。
第2図に本考案ハンマバンクを構成する印字ハ
ンマ駆動装置の一実施例を示す。なお第1図と同
一符号は同一部品を示し、また添字u及びlは
夫々上方及び下方の駆動装置を構成するものを示
す。板バネ5の前面であつて印字ピン6の下方に
設けられたプランジヤ10、永久磁石1と平行に
延びてその後面に設けられ、永久磁石1とほぼ同
一高さに設けられたリアヨーク13、該リアヨー
ク13から少なくとも前記板バネ5の数に等しい
数に分岐され、その上端が前記板バネ5のプラン
ジヤ10の裏面に近接する如く所定角度で傾斜し
て延びたポール12、該ポール12に巻装された
釈放用コイル14及び前記板バネ5の前面に設け
られ、その上方に前記印字ピン6及びプランジヤ
10の通過用孔を有するフロントヨーク19とが
第1図と異なる。
ンマ駆動装置の一実施例を示す。なお第1図と同
一符号は同一部品を示し、また添字u及びlは
夫々上方及び下方の駆動装置を構成するものを示
す。板バネ5の前面であつて印字ピン6の下方に
設けられたプランジヤ10、永久磁石1と平行に
延びてその後面に設けられ、永久磁石1とほぼ同
一高さに設けられたリアヨーク13、該リアヨー
ク13から少なくとも前記板バネ5の数に等しい
数に分岐され、その上端が前記板バネ5のプラン
ジヤ10の裏面に近接する如く所定角度で傾斜し
て延びたポール12、該ポール12に巻装された
釈放用コイル14及び前記板バネ5の前面に設け
られ、その上方に前記印字ピン6及びプランジヤ
10の通過用孔を有するフロントヨーク19とが
第1図と異なる。
第3図は第2図の駆動装置を、左右両端に設け
られた締結部材20により連結されたハンマバン
クを示すものである。該締結部材20は、第4図
に示す如く、上下のヨークスペーサ7の鉛直方向
位置を決める中央部21及びヨークスペーサ7の
鉛直方向と直角方向の位置を決めるために該中央
部21から上下に延びたフランジ22からなり、
また中央部21にはこれらハンマバンクの往復動
を案内する図示しないガイド軸に嵌合する孔23
が設けられている。なお締結部材20はネジ30
を介して上下のヨークスペーサ7に固定される。
られた締結部材20により連結されたハンマバン
クを示すものである。該締結部材20は、第4図
に示す如く、上下のヨークスペーサ7の鉛直方向
位置を決める中央部21及びヨークスペーサ7の
鉛直方向と直角方向の位置を決めるために該中央
部21から上下に延びたフランジ22からなり、
また中央部21にはこれらハンマバンクの往復動
を案内する図示しないガイド軸に嵌合する孔23
が設けられている。なお締結部材20はネジ30
を介して上下のヨークスペーサ7に固定される。
本実施例においては、前記板バネ5の取付面で
あるヨークスペーサ7の上(下)面及び前面を基
準面としてハンマバンクを組立てているので、前
記印字ピン6とプラテン間の距離が精度良く得ら
れる。また両端の締結部材20によつて締結する
ようにしたのでハハンマバンクの軽量化が図れ、
高速往復動させることが可能になる。更に上下の
ポール12があまり接近しないので磁気干渉の問
題がなくなると共に釈放用コイル14が互いに接
近することがないので、冷却風の通路としての抵
抗が小さくなり、小容量の冷却装置で充分冷却で
きるという効果がある。
あるヨークスペーサ7の上(下)面及び前面を基
準面としてハンマバンクを組立てているので、前
記印字ピン6とプラテン間の距離が精度良く得ら
れる。また両端の締結部材20によつて締結する
ようにしたのでハハンマバンクの軽量化が図れ、
高速往復動させることが可能になる。更に上下の
ポール12があまり接近しないので磁気干渉の問
題がなくなると共に釈放用コイル14が互いに接
近することがないので、冷却風の通路としての抵
抗が小さくなり、小容量の冷却装置で充分冷却で
きるという効果がある。
以上のように本考案によれば、上下の印字ハン
マ駆動装置を両端に設けられた締結部材により連
結してハンマバンクを構成したので、ハンマバン
クの軽量化が図れ高速往復動させることが可能に
なる。また板バネの取付面を基準として組立てる
ようにしたので印字ピンとプラテン間の距離を精
度良く得ることができ印字品質を向上できる。更
に磁気干渉の問題がなくなると共に冷却効果が大
きくなるという効果を奏することができる。
マ駆動装置を両端に設けられた締結部材により連
結してハンマバンクを構成したので、ハンマバン
クの軽量化が図れ高速往復動させることが可能に
なる。また板バネの取付面を基準として組立てる
ようにしたので印字ピンとプラテン間の距離を精
度良く得ることができ印字品質を向上できる。更
に磁気干渉の問題がなくなると共に冷却効果が大
きくなるという効果を奏することができる。
第1図は従来の印字ハンマ駆動装置の一例を示
す断面図、第2図は本考案ハンマバンクを構成す
る印字ハンマ駆動装置の一実施例を示す断面図、
第3図及び第4図は本考案ハンマバンクの一実施
例を示す斜視図及び側面図である。 図において、1は永久磁石、2,12はポー
ル、3,13はリアヨーク、4,14は釈放コイ
ル、5は板バネ、6は印字ピン、7はヨークスペ
ーサ、20は締結部材、21は中央部、22はフ
ランジである。
す断面図、第2図は本考案ハンマバンクを構成す
る印字ハンマ駆動装置の一実施例を示す断面図、
第3図及び第4図は本考案ハンマバンクの一実施
例を示す斜視図及び側面図である。 図において、1は永久磁石、2,12はポー
ル、3,13はリアヨーク、4,14は釈放コイ
ル、5は板バネ、6は印字ピン、7はヨークスペ
ーサ、20は締結部材、21は中央部、22はフ
ランジである。
Claims (1)
- 印字位置に沿つて行方向に延びた永久磁石と、
該永久磁石と平行に延びてその前面に設けられた
ヨークスペーサと、上端近傍に印字ピンを有し、
下端が該ヨークスペーサに取り付けられ、行方向
に複数個並べて設けられた板バネと、前記永久磁
石と平行に延びてその後面に設けられたリアヨー
クと、該リアヨークから少なくとも前記板バネの
数に等しい数に分岐され、その先端が前記板バネ
の印字ピンの下方の裏面に近接する如く所定角度
傾斜して延びたポールと、該ポールに巻装された
釈放用コイルとからなる印字ハンマ駆動装置の一
対を印字位置をはさむ上下であつて、夫々の前記
板バネ上の印字ピンが行方向に沿つて互い違いに
位置するように設け、行方向両端に設けられ、前
記ヨークスペーサの鉛直方向位置を決める中央部
及び該中央部から上下に延びヨークスペーサの鉛
直方向と直角方向の位置を決めるフランジを有す
る2個の締付部材で前記一対の印字ハンマ駆動装
置を連結してなるドツトプリンタ用ハンマバン
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3104684U JPS60142941U (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | ドツトプリンタ用ハンマバンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3104684U JPS60142941U (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | ドツトプリンタ用ハンマバンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60142941U JPS60142941U (ja) | 1985-09-21 |
JPH037163Y2 true JPH037163Y2 (ja) | 1991-02-22 |
Family
ID=30531294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3104684U Granted JPS60142941U (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | ドツトプリンタ用ハンマバンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60142941U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS552016A (en) * | 1978-06-19 | 1980-01-09 | Nec Corp | Printer apparatus |
-
1984
- 1984-03-02 JP JP3104684U patent/JPS60142941U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS552016A (en) * | 1978-06-19 | 1980-01-09 | Nec Corp | Printer apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60142941U (ja) | 1985-09-21 |
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