JPH0371146A - 電子写真用感光体 - Google Patents
電子写真用感光体Info
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- JPH0371146A JPH0371146A JP20746489A JP20746489A JPH0371146A JP H0371146 A JPH0371146 A JP H0371146A JP 20746489 A JP20746489 A JP 20746489A JP 20746489 A JP20746489 A JP 20746489A JP H0371146 A JPH0371146 A JP H0371146A
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- protective layer
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- layer
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- polysiloxane structure
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- Pending
Links
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Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の属する技術分野）
本発明は表面保護層を設けた電子写真用感光体に関する
ものである。
ものである。
（従来技術とその解決すべき問題点）
電子写真用感光体においては、その表面が帯電。
露光、現像、転写、クリーニングなどにより電気的１機
械的なストレスを繰り返し受けるため、摩耗して寿命を
短くする。そこで通常図のように導電性基体（１）上に
底膜された光導電層（２）の表面に、光の入射を妨げる
ことが少ない保護膜（３）、例えばポリシロキサン構造
を有する有機透明膜を設けることにより保護することが
行われている。しかしこの場合形成された保護膜に膜厚
の〔ばらつき〕があると、感光体への入射光に差を生し
て灰地の画像上に膜厚変動に応した〔むら〕を生しるの
を防ぐことができないため画質の低下を生ずる。そこで
保護層の表面を出来得る限り平滑とし膜厚を均一に製造
することが行われている。
械的なストレスを繰り返し受けるため、摩耗して寿命を
短くする。そこで通常図のように導電性基体（１）上に
底膜された光導電層（２）の表面に、光の入射を妨げる
ことが少ない保護膜（３）、例えばポリシロキサン構造
を有する有機透明膜を設けることにより保護することが
行われている。しかしこの場合形成された保護膜に膜厚
の〔ばらつき〕があると、感光体への入射光に差を生し
て灰地の画像上に膜厚変動に応した〔むら〕を生しるの
を防ぐことができないため画質の低下を生ずる。そこで
保護層の表面を出来得る限り平滑とし膜厚を均一に製造
することが行われている。
このようにすれば膜厚〔むら〕にもとづく画質の低下は
防止されるが、その反面平滑なるが故に紙のタルク付着
が起こり易く、現像時の高温下での画像ぼけ等を生し易
くなる。そこでこれを防くため表面保護層の性質を離型
性と撥水性に飛んだものとすることが行われているが、
この手段にはコスト、製造の点において種々の問題があ
る。また感光体表面のクリーニングにブレードを用いる
複写機などにおいては、表面が平滑である程ブレードと
表面との摩擦が大きくなって、ブレードが局部的に損傷
を受は易くなる。このため画像不良を起こす実用上の問
題がある。
防止されるが、その反面平滑なるが故に紙のタルク付着
が起こり易く、現像時の高温下での画像ぼけ等を生し易
くなる。そこでこれを防くため表面保護層の性質を離型
性と撥水性に飛んだものとすることが行われているが、
この手段にはコスト、製造の点において種々の問題があ
る。また感光体表面のクリーニングにブレードを用いる
複写機などにおいては、表面が平滑である程ブレードと
表面との摩擦が大きくなって、ブレードが局部的に損傷
を受は易くなる。このため画像不良を起こす実用上の問
題がある。
（発明の目的）
本発明は上記の問題点を解決したポリシロキサン構造を
有する有機透明膜を表面保護膜とする電子写真用感光体
の提供を目的とするものである。
有する有機透明膜を表面保護膜とする電子写真用感光体
の提供を目的とするものである。
（問題点を解決するための本発明の手段）ポリシロキサ
ン構造を有する有機透明膜を表面保護膜とする電子写真
用感光体について、表面粗さと画像品質やクリーニング
性などの関係を種々検討を重ねた。その結果１０点平均
粗さＲｚ（ｐｍ）凹凸の平均間隔をＳｍ（ｊａｎ）とし
たとき、両者の比Ｓ ＬＩｌ／ Ｒｚが１以下の範囲内
においては、表面を粗面化した効果は見られず、２００
以上の範囲では灰地画像上に〔むら〕を発生して画質の
劣化を招く。
ン構造を有する有機透明膜を表面保護膜とする電子写真
用感光体について、表面粗さと画像品質やクリーニング
性などの関係を種々検討を重ねた。その結果１０点平均
粗さＲｚ（ｐｍ）凹凸の平均間隔をＳｍ（ｊａｎ）とし
たとき、両者の比Ｓ ＬＩｌ／ Ｒｚが１以下の範囲内
においては、表面を粗面化した効果は見られず、２００
以上の範囲では灰地画像上に〔むら〕を発生して画質の
劣化を招く。
しかしＳ ｍ ／ Ｒｚが１〜２００の範囲においては
画像品質とクリーニング性は共に良好であって、前記の
問題点を一挙に解決しうることか見出された。
画像品質とクリーニング性は共に良好であって、前記の
問題点を一挙に解決しうることか見出された。
このような表面の粗面化は機械的手段により表面保護膜
を粗す方法のほかに、スプレーコートによっても実現可
能であり、また感光体の表面を予め所要の粗さに粗面化
しておき、ここに表面保護膜・を底膜することによって
も実現可能である。また本発明におけるポリシロキサン
構造を有する有機透明膜は例えば次のようにして製造が
可能である。
を粗す方法のほかに、スプレーコートによっても実現可
能であり、また感光体の表面を予め所要の粗さに粗面化
しておき、ここに表面保護膜・を底膜することによって
も実現可能である。また本発明におけるポリシロキサン
構造を有する有機透明膜は例えば次のようにして製造が
可能である。
導電性基体上に形成した光導電層上に、下記Ａ。
Ｂ、Ｃ群から選ばれた少なくとも２種以上のシランカッ
プリング剤を無触媒加水分解して生成する。
プリング剤を無触媒加水分解して生成する。
［Ａ 群］エポキシシラン化合物
ＯＲ”
〔Ｂ 群〕アルコキシアルキルシラン化合物（Ｒ’）−
５Ｊ（ＯＲ’）４−、ｌ 〔Ｃ群〕ア巣ノシラン化合物 ＯＲ” Ｈ２Ｎ−Ｒ’−３ｌ−Ｒ’ Ｒｚ Ｒｚ １１２Ｎ−Ｒ’−Ｎｌ（−Ｒ５−５ｒ−Ｒ３Ｏｆ？” 次に本発明の実施例について説明する。
５Ｊ（ＯＲ’）４−、ｌ 〔Ｃ群〕ア巣ノシラン化合物 ＯＲ” Ｈ２Ｎ−Ｒ’−３ｌ−Ｒ’ Ｒｚ Ｒｚ １１２Ｎ−Ｒ’−Ｎｌ（−Ｒ５−５ｒ−Ｒ３Ｏｆ？” 次に本発明の実施例について説明する。
（実施例１）
Ｔ−グリシドキシプロビルトリエトキシシラン４．０容
量部、ジメトキシジメチルシラン３．０容量部、Ｎ−（
β−ア壽ノエチル）γ−アミノプロピルトリメキシシラ
ン３．０容量部を室温において混合したものに、水１．
５容量部を加えて撹拌して加水分解反応を行わせたのち
、これにメタノールを５０容量部加えて保護層形成用塗
布液とした。この塗布液をエアーレススプレー法による
静電塗装方式により公知のセレン感光体上に塗布して１
ｐＴＩｌの表面保護膜層を得た。
量部、ジメトキシジメチルシラン３．０容量部、Ｎ−（
β−ア壽ノエチル）γ−アミノプロピルトリメキシシラ
ン３．０容量部を室温において混合したものに、水１．
５容量部を加えて撹拌して加水分解反応を行わせたのち
、これにメタノールを５０容量部加えて保護層形成用塗
布液とした。この塗布液をエアーレススプレー法による
静電塗装方式により公知のセレン感光体上に塗布して１
ｐＴＩｌの表面保護膜層を得た。
この表面保護層の表面粗さを触針式の表面粗さ計により
測定した結果１０点平均粗さＲｚとして０、５５ｐ、凹
凸の平均間隔Ｓイとして２３．５ｒｍが得られ、これか
らＳイ／Ｒｚ＋４２．７であった。
測定した結果１０点平均粗さＲｚとして０、５５ｐ、凹
凸の平均間隔Ｓイとして２３．５ｒｍが得られ、これか
らＳイ／Ｒｚ＋４２．７であった。
この感光体をブレードクリーニング方式の複写機に用い
て試験した結果１０万枚の複写後もブレードクリーニン
グによる清掃性は良好であり、画像の乱れも認められな
かった。
て試験した結果１０万枚の複写後もブレードクリーニン
グによる清掃性は良好であり、画像の乱れも認められな
かった。
また更に１０万枚の複写を行った感光体を３５°Ｃ８０
％ＲＨの環境に入れて結露させ、その直後に画像試験を
実施したが結露による影響は認められず良好な画質を得
ることができた。
％ＲＨの環境に入れて結露させ、その直後に画像試験を
実施したが結露による影響は認められず良好な画質を得
ることができた。
（実施例２）
γ−グリシドキシプロビルトリエトキシラン５６０容量
部、テトラメトキシシラン２．５容量部、Ｎ（β−アル
ノエチニ）Ｔ−アミノプロピルトリメトキシシラン２．
５容量部を室温にて混合し、これに水１．５容量部を加
えて加水分解反応を行わせたのち、エタノール１００容
量部を加えて塗布液とした。この塗布液を電荷移動層に
ポリカーボネートを用いた機能分離型感光体上に塗布し
て膜厚が１．２即の表面保護膜を設けた。
部、テトラメトキシシラン２．５容量部、Ｎ（β−アル
ノエチニ）Ｔ−アミノプロピルトリメトキシシラン２．
５容量部を室温にて混合し、これに水１．５容量部を加
えて加水分解反応を行わせたのち、エタノール１００容
量部を加えて塗布液とした。この塗布液を電荷移動層に
ポリカーボネートを用いた機能分離型感光体上に塗布し
て膜厚が１．２即の表面保護膜を設けた。
この表面保護層の表面粗さを実施例１と同様な方法によ
り測定したところＲｚ＝０．５ｐ、Ｓ、、＝２７．４ｐ
ｍ、 Ｓ、／ Ｒｚ＝５４．８μ＋ｎである。また１
０万枚複写後のＲｚ＝０．４１μｙｎ、 ５ｎ−２６
，９μｍ＋ ｓｎ／Ｒｚ＋６５．６であり、これらを
表面保護層を有しない感光体と比較したところ第１表の
結果が得られた。これから本発明によるときは表面保護
層としての耐久性を保ちながら表面クリーニング性の向
上などを向上しうることか判る。
り測定したところＲｚ＝０．５ｐ、Ｓ、、＝２７．４ｐ
ｍ、 Ｓ、／ Ｒｚ＝５４．８μ＋ｎである。また１
０万枚複写後のＲｚ＝０．４１μｙｎ、 ５ｎ−２６
，９μｍ＋ ｓｎ／Ｒｚ＋６５．６であり、これらを
表面保護層を有しない感光体と比較したところ第１表の
結果が得られた。これから本発明によるときは表面保護
層としての耐久性を保ちながら表面クリーニング性の向
上などを向上しうることか判る。
第 ｌ 表
（発明の効果）
以上から表面保護膜としてポリシロキサン構造からなる
透明有機膜を備えた電子写真用感光体において、保護膜
の表面をＳ、／Ｒｚ＝１〜２００の範囲で粗面化するこ
とにより、耐久性を保ちながら表面クリーニング性の向
上が可能となるもので、本発明の実用上の効果は極めて
大きい。
透明有機膜を備えた電子写真用感光体において、保護膜
の表面をＳ、／Ｒｚ＝１〜２００の範囲で粗面化するこ
とにより、耐久性を保ちながら表面クリーニング性の向
上が可能となるもので、本発明の実用上の効果は極めて
大きい。
図は表面保護膜を備えた電子写真用感光体の説明図であ
る。 （１）・・・導電性基体、 （２）・・・光導電層、（
３）・・・表面保護膜。
る。 （１）・・・導電性基体、 （２）・・・光導電層、（
３）・・・表面保護膜。
Claims (1)
- （１）ポリシロキサン構造を有する有機透明膜を光導電
性膜上に保護層として設けた電子写真用感光体において
、前記保護層の表面粗さを、１０点平均粗さＲ＿ｚとで
こぼこの平均間隔Ｓ＿ｍの比で１〜２００の範囲とした
ことを特徴とする電子写真用感光体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20746489A JPH0371146A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 電子写真用感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20746489A JPH0371146A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 電子写真用感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0371146A true JPH0371146A (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=16540203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20746489A Pending JPH0371146A (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 電子写真用感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0371146A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5733698A (en) * | 1996-09-30 | 1998-03-31 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Release layer for photoreceptors |
| JP2006301092A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JP2006330425A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Canon Inc | 画像形成方法 |
-
1989
- 1989-08-10 JP JP20746489A patent/JPH0371146A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5733698A (en) * | 1996-09-30 | 1998-03-31 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Release layer for photoreceptors |
| JP2006301092A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JP4498200B2 (ja) * | 2005-04-18 | 2010-07-07 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2006330425A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Canon Inc | 画像形成方法 |
| JP4590308B2 (ja) * | 2005-05-27 | 2010-12-01 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法 |
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