JPH0370575A - バルーンカテーテル - Google Patents

バルーンカテーテル

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JPH0370575A
JPH0370575A JP2190375A JP19037590A JPH0370575A JP H0370575 A JPH0370575 A JP H0370575A JP 2190375 A JP2190375 A JP 2190375A JP 19037590 A JP19037590 A JP 19037590A JP H0370575 A JPH0370575 A JP H0370575A
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catheter
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waist
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マノーシェール ミラキ
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    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/0105Steering means as part of the catheter or advancing means; Markers for positioning
    • A61M25/0119Eversible catheters

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカテーテルおよびカテーテル用の材料、特に可
撓性バルーンを備えた外転貫通管腔バルーンカテーテル
に関する。本発明はカテーテルのための拡張、膨張およ
び/またはブレーク(plaque)閉塞または狭窄内
でバルーンを反復的に膨張させて、血管壁に対してブレ
ークの堆積を矯正し、また血管を開放するために特に有
用である。
バルーンカテーテルおよび外転バルーンカテーテルは当
該技術分野で知られている。たとえば、米国特許第4.
437.857号、第4.604.094号および第4
.530.698号中に開示されるように、カテーテル
本体よりも実質的に一層可撓性であるバルーン材料を使
用するバルーンを外転させるための方法および装置が知
られている。米国特許第4.493.711号および第
4.606.347号中に開示されるように、可撓性で
はあるが、非ゴム状弾性バルーン材料、たとえばポリエ
チレンがバルーンに使用されている。
外転プロセスを強化するために、内部に位置し、摺動可
能なチューブ状鞘を使用することがEPO特許出願第8
6630101.1号中に示され、そして貫通管腔のた
めのシールが米国特許第4.606.347号中に示さ
れている。更に、米国特許第4.526.175号およ
び第4.689.041号は異なったバルーン構造を示
している。
チューブを外転させるための方法および装置が米国特許
第3.506.011号中に示されている。米国特許第
4.271.839号中に示されるように、バルーンの
一端において摺動可能な貫通管腔チュービングまたは再
内転部材に、そして該バルーンの他端においてカテーテ
ル本体に取っ付けられているバルーンを使用し、その結
果貫通管腔チュービングを末梢方向に摺動させることに
よってバルーンが外転されることは拡張法に関して知ら
れている。
この種の貫通管腔外転バルーンについて標準設計による
、またこれに伴う問題は、もし外側に向かって張り出し
ていなければ、内転バルーンは大きなカテーテル尖端を
もたらす傾向があり、これが脈管系の曲がりくねった細
道を経由して摺動するのを困難にすることである。最後
に、従来技術による拡張バルーンは普通は外方カテーテ
ル本体に対し接着剤によって取り付けられるが、これは
膨張中に屡々漏出と接着の劣化をもたらすものである。
一つの特徴において、本発明は末梢端を備える外方チュ
ーブ状カテーテル本体および末梢端を備える内方チュー
ブ状本体であって、外方体に対して内部に位置して軸方
向に配置されるものを有する外転バルーンカテーテルで
ある。バルーンはその第一端部において内方体の末梢端
に、そしてその第二端部において外方体の末梢端に取り
付けられており、このバルーンは所望外転地点において
胴のくびれを有していて、カテーテルの末梢尖端におけ
るバルーンの外側に向かった張り出しを最小とし、そし
て好ましくは弾丸形状(bullet−shaped)
尖端を生成するものとする。好ましいのは外方体の末梢
端が斜めに切断されていることであり、そして内方体が
外方体に対して充分に離れて延在するとき、胴のくびれ
が外方体の尖端に対して丁度末梢方向かつ半径方向に配
置されることである。通常、胴のくびれは製造中にバル
ーンを熱収縮させることによって形成され、胴のくびれ
においてバルーンの厚さを増大させるものである。
他の特徴において、本発明は固定用環状部分(anch
or an、nulus)を備える外転バルーンカテー
テル用のバルーンである。この種のカテーテルはその全
体をここに参考として引用するものとする米国特許出願
第244.978号中に充分に説明されている。基本的
にこの種のカテーテルにおいて、固定用環状部分は拡張
可能なチューブ状バルーンの部分から形成されるが、こ
のバルーンはその第一端部においてカテーテルの内方チ
ューブの末梢尖端に対して、また第二端部において該カ
テーテルの外方チューブの外側に対して取り付けられて
おり、そしてその外方チューブの末梢尖端から離間して
いる。外部管腔を介してバルーンが膨張されると、該バ
ルーンの拡大が外部ユニットの軸に対して半径・方向に
生じて、カテーテルを適所に固定させる一方、該バルー
ンは次に拡張法において使用される閉塞部を経由して軸
方向に延在する。本発明において、この胴のくびれは固
定用環状部分とバルーンの延長部との分離点を形成する
他の特徴において、本発明は熱溶融によって外方体に取
り付けられたバルーンを有する固定用環状部分備えた外
転バルーンカテーテルである。−般に、外方体とバルー
ンの両者は少なくとも1種類の共通成分から形成されて
、バルーンの取す付けに関する熱溶融を助成するもので
ある。その成分は好ましくはポリエチレンである。
さて、第1図および第2図を参照すると、一般に10と
して示される固定用環状部分を備える線状外転バルーン
カテーテルは拡張カテーテルであって、重心軸13を規
定する外径約0.06インチおよび長さ約135 cm
の外方チューブ12を備えている。カテーテル10は外
方チューブ■2と共通の軸を持った中央乃至内方チュー
ブ14を備えて二重管腔カテーテルを形成するが、これ
は好ましくは約150cmの長さを有する、一方の管腔
16(内方乃至゛′貫通″′管腔)が他方の管腔18内
で軸方向に配置されるものである。貫通管腔16は、外
方チューブ12がバルーン20の長さを加える程長いけ
れども、付加的な長さは外転および再内転の間、容易な
操縦可能性を付与することができる。貫通管腔16は外
界に対し末端において開放されており、そして内方チュ
ーブ14は好ましくは内径約0.02インチ、かつ外径
約0.028インチである。貫通管腔16はガイドワイ
ヤー上のカテーテル10の利用を許容し、そして注入口
24を経由して染料、対比媒質、食塩水またはその他の
液体を系内に注入するために使用することができる。
カテーテル10は、基部端26においてウィング30を
備えた外方ハブ28内に終結している。外方ハブ28は
、外方管腔18にアクセスする膨張口を34を備える外
部Y−コネクタ32に取り付けられる。その基部端にお
いて、外方管腔18を外界からシールする○リング36
を介して内方チューブ14は外方ハブ28の基部から摺
動可能に延在してスリーブ38中に終結するが、該スリ
ーブはウィング42を備える内方ハブ40によって取り
囲まれ、かつ貫通管腔■6にアクセスする注入口24を
含む内部Y−コネクタ44に取り付けられている。基部
端における貫通管腔16に対するアクセスは、シールを
形成し得る○リング48を介して達成される。
スリーブ38は通常、熱収縮ポリ塩化ビニル(″“PV
C″)から形成され、そして関連するアダプターである
2個のハブ2日および40は一般にポリカーボネートま
たはPVCから形成される。
以下で論述されるべき末梢端セグメント54を除いて、
外方チューブ12は好ましくはポリエチレンから、そし
て内方チ一−ブ14はポリエーテルスルホネートから調
製される。チューブ12および14の材料に関する第一
の要件は勿論、生物学的不活性、食塩水、対比媒質およ
びその他のチュービングを経由して注入すべき物質に対
する不活性および充分な可撓性、耐変形性、ならびに脈
管またはあらゆる他の系の曲がりくねった細道を経由す
るカテーテル10を屈曲させるためのトルク能力である
が、この場合該カテーテルは妨げられたり、閉鎖される
ことなく使用されるものとする。
カテーテル10は使用前には、末梢端領域22を覆うカ
バーまたは保護スリーブ52によって無菌状態で貯蔵さ
れる。
外方チューブ12は放射線不透過性であり、斜めに切断
した末梢端セグメント54を包含する。好ましい実施態
様において、この末梢端セグメント外方チューブ12の
末梢#開口部59を形成する斜めに切断された末梢リム
56を備えている。この斜め切断部は更に、点56Aお
よび56Bを考察することにより例示される。点56A
および56Bは円周方向に離間しており、そしてそれら
はリム56上の2個所における最末梢地点である。地点
56Aは地点56Bに対して遠位にある。このようにし
て、リム56は斜めに切断されている。末梢端セグメン
ト54は外方チューブ12の基部55に結合されている
。例示の目的で、この結合は第2図において単一線57
として示されているが、この結合は限定された結合領域
を含むことが好ましい。この種の結合は接着剤の使用、
熱等を適用することによって達成することが出来る。好
ましい実施態様において、この結果は熱の適用によって
行われる。
末梢端セグメント54の内径および外径は外方チューブ
12の基B55の対応するパラメータと略同−である。
末梢端セグメント54は好ましくは、外方チューブ12
の基部55と適合性を有する、例えばこれと結合可能で
ある物質から押し出されることにより調製され、そして
これは放射線不透過性である。末梢端セグメント54用
の、一つの特に有用な構成材料はエチレン酢酸ビニルコ
ポリマー約25重量%とタンタル粉末約75重量%との
混合物である。
内方チューブ14がその充分に引っ込めた位置にあると
き、その末梢端58は釘めに切断した末梢リム56から
通常約15cmまで逆戻りして終結する。端部56から
の精確な距離はカテーテル10が設計された特定目的な
らびに血管中の予期された閉塞の長さによって変動する
。従って、冠状動脈内で使用するためのカテーテル10
のモデルにおいて、内方チューブ14は2乃至4 cm
戻って終結するのに対し、末梢(peripheral
)モデルにおいて、内方チューブ14は10cm以上戻
って終結している。
バルーン20の一端は、接着剤、通常はシアノアクリレ
ートによってその末梢端において内方チューブ14の周
縁に取り付けられている。バルーン20の他端は、通常
外方チューブ12の外部の環状凹所60内で末梢端セグ
メント54から逆戻り離間している外方チューブ12の
外側に取り付けられており、また通常その場合、斜めに
切断された尖端が外方チューブに融着されている。
上で論述した米国特許出願第244.978号中に記載
されるように、好ましくはエチレン酢酸ビニル−ポリエ
チレン・コポリマーから調製されるバルーン20は、凹
所60において外方チューブ12に熱溶融されている。
この取付けの状態は、騰々膨張圧力下で漏出したり、崩
れたりする接着剤による取付けよりも好ましい。更に、
それは接着地点におけるカテーテルの直径に関するあら
ゆる有り得る増加を最小とするものである。熱溶融によ
ってバルーンを外方チ一−ブに結合するために、双方の
粗絞は共有である少なくとも1種類の成分を含有せねば
ならない。好ましいのはバルーンおよび外方チューブが
、下記成分の一つ、すなわちポリエチレン、エチレン酢
酸ビニルコポリマー、「サーリン(Surlyn) J
  (デュポンにより製造されるアイオノマーについて
の商標)を含むことである。
成る場合には、バルーン20をその表面上に織成して血
管内の所望地点におけるアンカリング(anchori
ng)を促進してもよい。
内方チューブ14が完全に引っ込められると、バルーン
20は外方チューブ12の内側に実質的に残留する。内
方チューブ14が末梢方向に移動すると、それはこのバ
ルーン20を外転させ、そして膨張口34を介して食塩
水が同時に注入されて該バルーン20を膨張させる際、
その膨張を助ける。
バルーン20に使用される物質は膨張のために必要とさ
れる圧力、通常約10乃至12気圧を維持する充分な強
度を有するものとする。
バルーン20は、カテーテルの容易な挿入を促進し、か
つ脈管内におけるカテーテルのアンカリングを促進する
一方、そのバルーンの残りの部分が膨張のために適切に
配置されるように閉塞部を通過すべく成形される。バル
ーン20はアンカリング部90を含み、これは第4図に
示すように、固定用環状部分および延長部92を形成す
る。この固定用環状部分90は外方チ5−ブ12の周囲
で円周方向に延びるバルーンの部分である。
バルーンは胴のくびれ94であって、その外径において
固定用環状部分90あるいはバルーンの延長部92のい
ずれの外径よりも小さいものを形成する。
この胴くびれはカテーテルの斜めに切断された尖端に対
し、丁度末梢方向かつ半径方向に配置されるのが好まし
い。これは固定用環状部分9oと延長部92を分離する
。好ましいのは胴のくびれ壁95がアンカリングおよび
延長部の壁91および93より厚いことであり、そして
それは熱収縮によって形成される。第511!Jに示す
ように、胴のくびれ94はバルーンについて内転点を次
のようにして提供する。
すなわち、内方チューブ14が引っ込められると、それ
がバルーンを外方チューブ内に、胴のくびれがまさに内
転せんとする際抵抗が得られるまで、引っ張るものとす
る。その地点で、カテーテル尖端96は基本的に弾丸形
状をしており、カテーテル10の残りの部分よりも小さ
い直径を有して、脈管系を経由する、より容易な挿入の
ために流線形の尖端を生成する。
更に、第4図に示すように、カテーテルの固定用環状部
分90は好ましくは直径において延長部92よりも大き
くなっている。このことが、もし適切な寸法が選択され
ていれば、以下で、また米国特許出願第244.978
号中で詳細に説明されるように、バルーンを閉塞部10
4の基部に近い血管系102内に膨張の結果、容易に固
定させ、一方延長部92は一層狭くなっているので、該
閉塞部を経由してより容易に外転し得るものである。
好ましいのは、冠状カテーテルにおいて、バルーンの長
さが該カテーテルの斜めに切断された尖端から約3cm
程度であり、また末梢(per 1phera1)カテ
ーテルにおいては約10cmとなっていることである。
通常、冠状血管形成術において外方チューブの全直径は
4.0乃至4,5Fr、  そして末梢カテーテルの場
合は4.2乃至5.5Fr、  である。一般に、バル
ーン20の延長乃至膨張部分92は必要とされる膨張を
達成する寸法とされており、そして−船釣に標準膨張圧
力下で外径2.0乃至4.Qmmの範囲に及んでいる。
バルーン20の固定用環状部分90は標準拡張圧力にお
いて、拡張部分92よりも外径において通常30%まで
大きいことが好ましい。たとえば、上述のより細い末梢
カテーテルにおいて、標準圧力下で拡張部92の外径は
約3.Ommであるのに対し、固定用環状部分92の外
径は約3.3mmである。
カテーテル10を製造するために、バルーン物質が押出
されてチュービングを形成し、そして架橋標準バルーン
について利用される態様において、電子ビーム輻射をも
って照射が行われる。次いで、バルーンはブローされ、
かつ成る寸法とするべく切断される。
内方チュービング材料もまた押出され、かつ成る寸法に
切断され、そしてバルーンは外方末梢端に対し熱的に、
あるいは好ましくはバイオ適合性接着剤、たとえばポリ
シアノアクリレート接着剤またはポリウレタン接着剤を
使用することによって結合される。内方チュービングの
尖端(すなわち、約15cm)  は異なった材料、た
とえばポリエチレンから成るものを別個に切断し、そし
てポリエーテルスルホンから調製された基部に対して融
着してもよい。マンドレルをバルーン内に入れるが、こ
のバルーンはその開放端部をマンドレル上で、かつ内方
チューブの周囲に手で押し戻すことにより内転される。
それから外方チューブ12の基部55が調製されるチュ
ービング、およびそれから外方チューブ12の末梢およ
びセグメント54が調製されるチュービングは構成され
、押出され、そして切断される。これら2本のチュービ
ングは、たとえば従来の方法、たとえばチュービングの
重なった端部に対し熱を加えることによって互いに結合
される。好ましいのはチュービングの形状の「エルヴア
ツクス(ELvAX) 460J  (デュポンにより
製造され、そしてポリエチレンを含有する〉の層を融着
領域の周囲に摺動させて、後でバルーンに対して結合体
(joinder)を助成するものとする。
次に、斜めに切断されたリム56が結合されたチューブ
の末梢端から切断される。
中空ステンレス制チュービングをサポートとして使用し
て、内方チューブ14を外方チューブ12(結合したチ
ューブ)内へ逆に装填(backload)し、そして
バルーン20を、融着領域において熱を加えることによ
り外方チャーブに結合する。
マンドレルが挿入され、そして最終所望バルーン寸法の
スリーブが所望位置、すなわちアンカー部90、延長部
92および胴のくびれ94において該バルーンの周囲に
配置され、次いでそのバルーンは標準膨張圧力に膨張さ
れる。バルーンの胴のくびれ94は適切な場所に熱を加
えることにより形成される。更に、バルーン20の延長
部92は適切なその最終の、−層細い寸法に熱収縮され
る。中間スリーブ35は内方チューブ14の基部の周囲
に熱収縮されて内方チューブ14に増強された剛性を提
供する。
次いで、スリーブ38が中間スリーブ35の基部の周囲
に熱収縮され、そしてエチレン酢酸ビニル高分子接着剤
を使用して外方ハブ28が外方チューブ12に取付けら
れ、外方Y−コネクタ32、内方ハブ42、そしてY−
コネクタ44が引き続くものとする。そのパッケージは
検査され、そして最終的に滅菌され、そして販売される
作用を説明すると、内転されたバルーン20を伴うカテ
ーテル10は、通常、具体的に経皮性冠状アクセス(p
ercutaneous coronary acce
ss)  に関して使用される場合には案内カテーテル
を介して脈管系内に導入される。それが末梢脈管のみに
挿入される場合、あるいは内部作動的に(intrao
peratively)挿入される場合には、一般に案
内カテーテルは用いないが、貫通管腔16を経由してガ
イドワイヤーを使用することはできる。弾丸形状尖端は
他の外側に向かって張り出すバルーン尖端よりも、案内
カテーテルまたは血管系を介して一層容易に操縦するこ
とによってカテーテルの配置を助長するものである。
カテーテル10の末梢端セグメント54は、透視下で除
去すべき病巣をできるだけ接近して挿入され、そしてバ
ルーン20は約2気圧で膨張口34を経由する食塩水5
0容量%と対比媒体50容量%との混合物によって膨張
される。透視下のカテーテル10の精確な配置は有利に
助成される。それは末梢端セグメント54全体が放射線
不透過性だからである。従って、透視下で操作者はカテ
ーテル10の末梢端セグメント54を効果的に可視化さ
せることができる。
更に、斜めに切断された末梢リム56が外方チューブ1
2の末梢部をその基部55より一層可撓性にする。
この増強された可撓性が脈管系へのカテーテル10の挿
入を容易とする。
内方チューブは、抵抗を感じるまで、末梢方向に摺動し
てバルーン20を外転させるが、抵抗を感じるのはバル
ーンが固定用環状部分を形成したことを示している。し
かし、もし末梢端セグメント54が移動を続ければ、カ
テーテル10は不十分に固定されており、そしてバルー
ン20は固定用環状部分が形成されるまで、更に膨張さ
れる。バルーン材料が応動的であればある程、固定用環
状部分を形成するために要する圧力の量は小さくなる。
環状部分の外部へのシリコーン織成の生成は更に、カテ
ーテル10の固定を助けることができる。
内方チューブ14を末梢方向に押圧すると、バルーン2
0の一層細い部分92はそれが狭窄部を横断するまで、
外転されてそれを延在させる。その地点において、膨張
(あるいはカテーテル10が挿入されるあらゆる診断目
的〉が標準の方法において処理される。処理が終了する
と、(膨張口を経由して)バルーン20は収縮され、そ
してカテーテルは引っ込められるか、あるいは内方チュ
ーブ14を基部方向に引っ張ることによりカテーテルを
引っ込めた後、バルーン20は再内転される。
上の説明は例示を意図するものであって、限定意図する
ものではないこと、ならびに数多くの変形および変更が
特許請求の範囲に記載される発明の範囲内にあることが
理解されるべきである。更に、本発明は単に膨張カテー
テルのみならず、多くの異なったタイプの装置およびカ
テーテルに関するものであることが注目されるべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカテーテルの一実施態様を示す全体図
であって、充分に内転されたカテーテルバルーンを示す
末梢端部の破断面を伴うもの、第2図は第1図に示した
カテーテルの末梢端領域についての一部横断面の軸方向
平面図であって、充分に膨張かつ外転された、陰影をつ
けて示したバルーンを伴うもの、第3図は第2図の一般
に3−3線に沿う平面図、第4図は第2図に示されたバ
ルーンおよびカテーテルの末梢尖端についての横断詳細
図であって、脈管系中で充分に外転されたバルーンを伴
うもの、そして第5図は同様に充分に内転された位置に
おけるバルーンを伴うカテーテルを弾丸尖端を示すカテ
ーテルの末梢端についての横断詳細図である。 符号の説明 lO・・・線条外転バルーンカテーテル12・・・外方
チューブ   14・・・内方チューブ20・・・バル
ーン     90・・・固定用環状部分92・・・延
長部      94・・・胴のくびれ96・・・カテ
ーテル尖端

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)末梢端を備える外方チューブと、 末梢端を備え、かつ外方体に対し内部に位置して同軸的
    に配置される内方チューブ体と、 一端において内方体の末梢端に、そして他端において外
    方体の末梢端に取り付けられているバルーンとを含んで
    構成され、 前記バルーンがそれを内転させたとき、カテーテルの末
    梢尖端の寸法を最小とする胴のくびれを有していること
    を特徴とする末梢端を備える外転バルーンカテーテル。
  2. (2)外方チューブの末梢端は斜めに切断されており、
    そして内方体が外方体に充分に延長されたとき、胴のく
    びれが外方チューブに対して丁度末梢方向かつ半径方向
    に配置されている請求項1記載の外転バルーンカテーテ
    ル。
  3. (3)バルーンは基部アンカー部および末梢延長部を備
    え、そして胴のくびれが二つの部分間に境界を形成する
    請求項2記載の外転バルーンカテーテル。
  4. (4)製造中にバルーンを熱収縮することにより胴のく
    びれが生成されて、該バルーンの厚さを増加し、かつ胴
    のくびれ位置におけるバルーンの直径を狭くする請求項
    1記載の外転バルーンカテーテル。
  5. (5)熱溶融によって外方体に取り付けられたバルーン
    を有する、固定用環状部分を設けることを特徴とする外
    転バルーンカテーテル。
  6. (6)外方体およびバルーンの双方が、バルーンの取付
    けのための熱溶融を助成する目的で少なくとも1種類の
    共通成分を有する組成物から形成される請求項5記載の
    固定用環状部分を備えた外転バルーンカテーテル。
  7. (7)成分が、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニルコポ
    リマーおよび「サーリン」から成る群から選択される請
    求項6記載の固定用環状部分を備えた外転バルーンカテ
    ーテル。
  8. (8)成分がポリエチレンである請求項7記載の固定用
    環状部分を備えた外転バルーンカテーテル。
JP2190375A 1989-07-18 1990-07-18 バルーンカテーテル Expired - Lifetime JP2984937B2 (ja)

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