JPH036777Y2 - - Google Patents

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JPH036777Y2
JPH036777Y2 JP1984139790U JP13979084U JPH036777Y2 JP H036777 Y2 JPH036777 Y2 JP H036777Y2 JP 1984139790 U JP1984139790 U JP 1984139790U JP 13979084 U JP13979084 U JP 13979084U JP H036777 Y2 JPH036777 Y2 JP H036777Y2
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shoji
movable shoji
movable
fixed
operating rod
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JP1984139790U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、枠体内に固定障子と可動障子とが
同一平面に並べて設け、可動障子が室内側に向か
つて平行移動する状態に変移してから引違い方向
に開閉されるサツシであつて、このサツシに適応
される可動障子の案内装置に関する。
〔従来の技術〕
この種のサツシは、例えば特開昭57−209377号
公報によつて開示してある。当該公報に記載して
ある可動障子の平行移動を案内する案内具は、枠
体に設けたロツクレバー受けと、可動障子に設け
たロツクレバーとからなり、ロツクレバーをロツ
クレバー受けに係合することによつて、可動障子
をレールと平行に室内側へ変移すことができ、固
定障子と重なる方向へ即ち引違い状に開くときに
は、ロツクレバー開放ボタンを押して、ロツクレ
バーをロツクレバー受けより外すものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、可動障子を引違い方向での閉鎖する
際に、たまたま障子を勢いよく閉められるとその
反動で障子が僅かに開く応力が作用するが、前記
従来の案内具であると閉鎖と同時にロツクレバー
がロツクレバー受けに係合するため、ロツクレバ
ーとロツクレバー受けに無理な力が働き、破損を
招く恐れが多分にある。また引違い方向に開く時
には一々ロツクレバー開放ボタンを押して、ロツ
クレバーをロツクレバー受けより外す手間が掛か
るものである。一方上記従来の案内具がないと、
前記反動によつて障子が引違い方向に開放すると
同時に固定障子側寄りにも動き、固定障子に激突
する問題があつた。
この考案は以上の問題点を解決することにあ
り、可動障子を室内側へ平行移動する際に安定し
て変移され、また可動障子の引違いでの閉鎖時に
反動を受けても、その反動を許容して、しかも可
動障子が固定障子側への移動を阻止し、更に長期
に亘り確実な機能が得られることを目的とする引
違いサツシの可動障子案内装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による解決手段の要旨は、可動障子を
室内側へ変移する際及び元位置へ復動する際に
は、枠体の下枠に設けた規制板に可動障子より突
設したガイド部材が案内されるように構成した規
制装置と、可動障子が室内側へ変移して開放側へ
摺動する際には、可動障子のハンドル操作を、ハ
ンドルと連動する可動障子内に設けた作動杆をロ
ツクレバーの係止によつて不能に固定できるよう
に構成し、更に可動障子を変移した位置で閉鎖し
て、ガイド板が規制板に対向した際には、前記ロ
ツクレバーを作動杆より外して、可動障子のハン
ドル操作が可能となるロツク装置とによつて構成
するものである。
〔作用〕
可動障子が固定障子と並列して閉鎖している状
態から室内側へ変移する時には、ガイド部材が規
制板によつて案内されながら平行移動するもので
あり、また引違いに開放する時には、その始動時
ガイド部材の室外側端面が規制板の室内側端面に
当接すると共に、ロツクレバーが作動杆に係止し
てハンドル操作を不能となし、可動障子の変移し
た状態を保持しつつて開放される。また逆に閉鎖
方向へ勢いよく摺動して戸当りに激突し、その反
動で可動障子が僅かに開いても、ガイド部材の室
外側端面が規制板の室内側端面に当接すると同時
に、ロツクレバーが作動杆に係止してハンドル操
作が不能となるので、反動を許容するが可動障子
の固定障子側への復動を阻止するものである。
〔実施例〕
この考案を具体的に説明すると、第3図に本考
案による案内装置を適応する引違いサツシを室内
側から見て示す正面図であつて、枠体1内の図中
右側に固定障子2を、左側へ可動障子3を互いに
同一平面に並べて建付けてあつて、可動障子3に
設けたハンドル4を廻し、その変移装置によつて
可動障子3を室内側に向かつて平行に変移し、以
後枠体1の長手方向に設けたレール(図示省略)
に沿つて引違い方向に開閉されるものである。
可動障子3の変移装置は、第4図図示の如く、
可動障子3にリンク5の一端部を枢着し、リンク
5の他端部より突出したロール6を枠体1の上枠
にその長手方向に摺動自在に嵌め、可動障子3の
框内に前記ハンドル4の回転によつて直線往復運
動する作動杆7を具備しているが、この作動杆7
にレバー8を揺動自在に枢支し、レバー8の先端
に設けたピン9をリンク5にあけた「へ」字形に
屈折する長孔10に係合し、作動杆7にレバー8
の後端に設けたピン11を貫通し、且つガイドブ
ロツク(図示省略)に設けた屈折溝(図示省略)
に係合したもので、作動杆7の往復運動でリンク
5が、ローラ6を中心として室内側へ回動するも
のである。
上記構造を持つサツシにこの考案による案内装
置を適用するもので、可動障子3を変移した際に
は、作動杆7をロツクして往復運動を阻止するも
のである。そのロツク装置は、第5図図示の如
く、可動障子3にロツクレバー12を作動杆7と
平行してその中間部において上下に揺動自在に枢
着し、ロツクレバー12の先端に鈎部12aを形
成し、スプリング13の附勢力で鈎部12aが作
動杆7の透孔14に係止され、またロツクレバー
12の後端に傾斜面12bを形成し、枠体1の戸
当り1aに傾斜面12bと当接し鈎部12aを透
孔14より外す傾斜ブロツク15を、可動障子3
が固定障子2と同一平面に嵌めている位置より変
移する位置に亘つて設けてある。従つて可動障子
3が変移するまで作動杆7のロツクが外れている
が、可動障子3を引違い方向に開閉する際には、
ロツクレバー12の鈎部12aが作動杆7の透孔
14に係止して、作動杆7を介してハンドル4の
動きを不能にロツクするものである。
また可動障子3を室内側へ変移する間及び元の
位置へ復動する間に規制装置を介在したもので、
第1図と第2図に示す如く、枠体1の下枠1bに
規制板16を戸当りに設けた傾斜ブロツク15よ
り間隔をあけて固着し、しかも規制板16の室内
側端面が固定障子2の室内側面よりやや室内側へ
突出する長さを備えるものであり、一方可動障子
3の底面に前記傾斜ブロツク15と規制板16間
の間隔を走通するガイド部材17を設けると共
に、可動障子3を室内側に変移して引違い方向に
開放し始めた際に、ガイド部材17の室外側端面
が規制板16の室内側端面に当接する長さに形成
してある。
上記実施例によれば、可動障子3が固定障子2
と並べて閉鎖している状態から可動障子3を変移
する時には、ガイド部材17が戸当り側の傾斜ブ
ロツク15と規制板16間の間隔に沿つて走通す
る。またこの時にはロツクレバー12は解除され
ているが、可動障子3が変移されて次いで引違い
方向へ移動すると、ロツクレバー12の傾斜面1
2bが傾斜ブロツク15より外れて鈎部12aが
作動杆7の透孔14に係止してロツクされると同
時に、ガイド部材17の室外側端面が規制板16
の室内側端面に当接し、これによつて可動障子3
の室外側寄りへの移動が阻止され、室内側のレー
ルに沿つて確実に摺動するものである。一方可動
障子3を引違い方向の閉鎖する方向へ移動した際
には、可動障子3のガイド部材17が規制板16
に当接しながら移動して引違い方向に閉鎖される
と同時に、ロツクレバー12が傾斜ブロツク15
によつてロツクが解除され、以後可動障子3を室
外側へ押し付けることによつて、ガイド部材17
が戸当り側の傾斜ブロツク15と規制板16間の
間隔に嵌まり、しかもその間隔に案内されて固定
障子2と並ぶ状態に閉鎖されるものである。
〔考案の効果〕
この考案による引違いサツシの可動障子案内装
置は、枠体の下枠に規制板を設け、可動障子に前
記規制板に案内されるガイド部材を固着し、しか
も規制板の室内側端面が固定障子の室内側端面よ
りやや室内側に突出するように形成し、またガイ
ド部材を可動障子が変移した状態において、ガイ
ド部材の室外側端面が規制板の室内側端面に当接
する長さに形成した規制装置と、可動障子が変移
して引違い方向に僅かに摺動した際に、ハンドル
の作動を不能とするロツク装置とによつて構成し
たもので、可動障子を引違い方向への閉鎖時に、
たとえ勢いよく閉められその反動で僅かに開いて
も、ガイド部材が規制板の室内側端面に当接する
と共に、ロツク装置が作動することから、可動障
子の枠体内へ収まる方向への復動を阻止し、単に
引違い方向へのみ摺動するもので、固定障子に激
突することがなく、可動障子の安全性を確実に保
たれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による引違いサツシの可動障
子案内装置を示す平面図、第2図は同じく断面
図、第3図は本装置を適用するサツシを室内側よ
り見た正面図、第4図は可動障子の変移装置を示
す底面図、第5図は可動障子の作動杆ロツク装置
を示す正面図である。 1……枠体、1a……戸当り、1b……下枠、
2……固定障子、3……可動障子、4……ハンド
ル、5……リンク、6……ロール、7……作動
杆、8……レバー、12……ロツクレバー、15
……傾斜ブロツク、16……規制板、17……ガ
イド部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体1内に固定障子2と可動障子3を同一平面
    に並べて設け、可動障子3にハンドル4と作動杆
    7とを、ハンドル4に連動して作動杆7を直線往
    復運動可能に設け、作動杆7と枠体1に係合する
    ロール6とをレバー8及びリンク5で連結し、ハ
    ンドル操作によつて可動障子3を室内側へ固定障
    子2に干渉されない位置へ平行移動する変移装置
    を備える引違いサツシであつて、可動障子3に作
    動杆7と平行に枢着したロツクレバー12の先端
    部がスプリングの附勢力によつて作動杆7に係止
    し、枠体の戸当り1aにロツクレバー12の後端
    を上昇して前記作動杆7との係止関係を解く傾斜
    ブロツク15を設けているロツク装置と、枠体の
    下枠1bに規制板16を枠体の戸当り1aとの間
    に間隔を保つて固着していると共に、該規制板1
    6の室内側端面が固定障子2の室内側面より僅か
    に室内側へ突出しており、可動障子3に前記戸当
    り1aと規制板16間の間隔内に嵌まり込むガイ
    ド部材17を、その室外側端面が可動障子3を変
    移した状態において規制板16の室内側端面に接
    する長さをもつて固着している規制装置からなる
    ことを特徴とする引違いサツシの可動障子案内装
    置。
JP1984139790U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH036777Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984139790U JPH036777Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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JP1984139790U JPH036777Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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JPS6153480U JPS6153480U (ja) 1986-04-10
JPH036777Y2 true JPH036777Y2 (ja) 1991-02-20

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ID=30698162

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984139790U Expired JPH036777Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2700598A1 (de) * 1977-01-08 1978-07-13 Fuhr C Fa Schiebefenster

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE2700598A1 (de) * 1977-01-08 1978-07-13 Fuhr C Fa Schiebefenster

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Publication number Publication date
JPS6153480U (ja) 1986-04-10

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