JPH0366529A - タッピンねじ締付け方法および締付け装置 - Google Patents

タッピンねじ締付け方法および締付け装置

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JPH0366529A
JPH0366529A JP19926489A JP19926489A JPH0366529A JP H0366529 A JPH0366529 A JP H0366529A JP 19926489 A JP19926489 A JP 19926489A JP 19926489 A JP19926489 A JP 19926489A JP H0366529 A JPH0366529 A JP H0366529A
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tightening
screw
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Ryuichi Hori
隆一 堀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタッピンねじに関し、特にタッピンねじの締付
は技術に関するものである。
〔従来の技術〕
タッピンねじは、自らがタップのように働いて相手側の
被締付は部材に雌ねじを形成しながら螺着するもので、
相手側に予め雌ねじを形成する必要がなく、また、タッ
プのような工具も不用である。
このタッピンねじによる締付けは、ねじ込みトルクを加
えて相手側部材にねじ込み、最終段階でタッピンねじの
頭部を被締付は部材に圧着するように締付はトルクを加
え、この締付はトルクによって締付は軸力、即ち結合力
を与えるものである。
そして、この最後に加える締付はトルクは、通常のタッ
ピンねじ締付けにおいては、ねじ込みトルクの2倍以上
としている。
なお、被締付は部材がプラスチックや木等のように柔ら
かいものであれば、下穴も不要となり、−層の工数の削
減が可能になり、各種機械の組立能率の向上を図ること
ができるという利点を有している。
〔発明が解決しようとする課B] しかしながら、例えば十字穴付きのタッピンねじを鋼板
等に使用する場合、従来の締付は方法では211II1
1程度の薄板にまでしか使用できない。もし厚すぎるI
板等に無理に使用すると、ねじ込みトルクが高くなり過
ぎて雌ねじの底形が出来なくなったり、これに伴って締
付はトルクも高くなり、ねじの十字穴がくずれてしまう
という問題があった。また十字穴以外の丈夫な頭部を有
するタッピンねじを使用しても、今度はタッピンねし自
身の破壊等を起こすおそれがあった。そのため、この締
付はトルクTfやねじ込みトルクは、ねじの十字穴がく
ずれたり、タッピンねし自身の破壊等を起こしたりしな
いような一定の限度以下にする必要があり、一方向に締
付けてい〈従来の締付は方法では、厚い鋼板には使用で
きなかった。
ところで、上記の締付はトルクTfは、一般に次式によ
り求められる。
Tf=に−d−Ff・・・・・・・・−・−■ここに、 Ff:ねじの締付は軸力、k:トルク係数、d:ねじの
呼び径である。
また、トルク係数には次式で示される。
この■式において、 d2 :ねじの有効径、dw:座面の摩擦等価直径、μ
、:ねじ面の摩擦係数、μmll:座面のFg擦係数、
β:ねじのリード角である。
上記■式において、一方向に締付ける従来の方法では、
μmが大きくなり、その影響によってトルク係数kが大
きくなる。したがって、同一の締付はトルクTfであれ
ば、締付は軸力Ffが小さくなり、結合の信頼性に欠け
ることになる。
本発明は上記の事実に鑑みてなされたもので、従来より
厚い鋼板等にも使用でき、締付は後の結合力も向上する
タッピンねじの締付は方法および締付は装置を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、タッピンねじを
螺着するに当たり、タッピンねじに対して周波数1〜5
000Hzであって、0.1〜10@の角度振幅の捩じ
り振動を加えながら1〜2000rpmの螺入回転数を
適用する方法を採用している。
また、上記の方法を実施するに適した締付は装置として
は、タッピンねじの締付は工具を取付けた直流モータと
、低周波発振器と、該低周波発振器の出力を増幅する電
力増幅器とからなり、低周波発振器の交流出力を増幅し
て前記直流モータに入力し、捩じり振動を加えた回転を
タッピンねじに負荷する構成としている。
〔実施例] 以下に本発明の実施例を添付した図に基づいて説明する
。lは従来使用されている公知のタッピンねじ締付は工
具である。2は直流モータとしてのサーボモータで、タ
ッピンねじが右ねしであれば、締付は工具1に矢符号に
示すように時計まわりのNrpmの回転を与える。3は
タコジュネレータで、直流モータ2の回転数を計測し、
回転数に応じた信号を制御部4に送る。制御部4はこの
信号を受け、所期の回転数になるように制御信号を発生
してサーボ増幅器5に送る。サーボ増幅器5は制御部4
からの制御信号を受け、これを増幅して直流モータ2に
入力し、直流モータ2が所期の回転数になるようにして
いる。そして以上の操作によって、タッピンねじの回転
数Nは1〜2000rpmの範囲内で所望の値になるよ
うに調整される。この回転数Nは、タッピンねじの径や
相手側の材質や板厚等のタッピンねじの締付けの条件か
ら適当な値が選ばれる。この範囲以下では締付は時間が
長くなり充分な締付けを得ることが困難であり、この範
囲以上では、締付は速度〉振動速度となり振動締付けの
効果は期待できなくなる。
6は抵抗およびコンデンサを用いた低周波発振器で、1
〜5000にの交流を発生する。この発振周波数は、締
付は工具1を介してタッピンねじに加えられる捩じり振
動の周波数となるもので、図には小さな矢符号fとして
示されている。この周波数fは、調節可能であり、回転
数Nと同様にタッピンねじ締付けの諸条件によって所期
の周波数が上記1〜5000Hzの範囲内から選定され
るものである。この範囲以下では、効果的な振動締付け
を行うことができず、以上では充分な振動締付けの効果
は得られなくなる。
この低周波発振器6からの交流電流は、電力増幅器7で
増幅されて捩じり振幅θが決定され、サーボ増幅器5に
入力される0、捩じり振幅θは0.1からlO@の範囲
となるように与えられる。この範囲以下では一方向締付
けと同様な締付は条件であり、以上では、確実性のある
振動締付けの効果が得られなくなる。
サーボ増幅器5では、制御部4からの直流成分と、低周
波発振器6からの交流成分とを重畳して直流モータ2に
印加する。したがって、直流モータ2はタッピンねじに
回転数Nの回転と、周波数fで振輻θの捩じり振動とを
重畳した回転を締付は工具lに伝達し、タッピンねじに
捩じり振動を加えながら締付けする。
従来の一方向締付は方法では、十字穴付きタッピンねじ
で呼称径5閤のものを2閣以上の鋼板にねじ込む場合、
ねじ込みトルクの上昇によって十字穴がくずれ易くなり
、非常に困難であった。しかし、上記の装置により捩じ
り振動を加えながらタッピンねじを締付けると、上述し
た■式におけるμ、の値が小さくなり、トルク係数にの
値が従来はおよそ0.5であったものが、0.2前後ま
で下がるので、ねじ込みトルクが下がり、締付けが可能
になる。たとえば、板厚3.2 mmの鋼板に呼称径5
mのタッピンねじを締付ける場合、従来の一方向締付は
方法では、ねじ込みトルクのピークは約25kgf−c
mとなり、十字穴がくずれてしまったが、本発明の捩じ
り振動式締付は方法であれば、ねじ込みトルクのピーク
は10kgf−c箇と1/2以下に下がり、締付けが可
能になる。また、ねじ面の摩擦係数μ、が下がることか
ら、ねじ込み時の焼き付きの防止もできる。一方、トル
ク係数にのばらつきの幅も、一方向締付けの場合の約1
15と非常に小さくなり、締付は軸力Ffが大きくなる
と共に、ばらつきもなくなって結合力が安定向上する。
〔発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ねじ面の摩擦係数
μ、が下がり、トルク係数比が小さくなるので、一方向
締付けの場合より大幅にねじ込みトルクを下げることが
でき、タッピンねじを従来より厚い鋼板等に使用できる
と共に、締結作業も容易になった。また、最後に加える
締付はトルクは、略々従来どうりの大きさを加えるので
、締付は軸力が大きくなって締結構造の信頼性を向上さ
せることができる。さらに、トルク係数比が小さくなる
ことから、タッピンねじと鋼板等との摩擦力が減少し、
ねじの焼付き現象を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明のタッピンねじ締付は装置の構成国である。 1・・・締付は工具、2・・・直流モータ、6・・・低
周波発振器、7・・・電力増幅器。 一↓−か

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タッピンねじを螺着するに当たり、タッピンねじ
    に対して周波数1〜5000Hzであって、0.1〜1
    0°の角度振幅の捩じり振動を加えながら1〜2000
    rpmの螺入回転数を適用することを特徴とするタッピ
    ンねじ締付け方法。
  2. (2)タッピンねじの締付け工具を取付けた直流モータ
    と、低周波発振器と、該低周波発振器の出力を増幅する
    電力増幅器とからなり、低周波発振器の交流出力を増幅
    して前記直流モータに入力し、捩じり振動を加えた回転
    をタッピンねじに負荷することを特徴とするタッピンね
    じ締付け装置。
JP1199264A 1989-08-02 1989-08-02 タッピンねじ締付け方法および締付け装置 Expired - Fee Related JP2780358B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609620A (ja) * 1983-06-30 1985-01-18 Miyayama Gijutsu Kenkyusho:Kk 自動ネジ止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS609620A (ja) * 1983-06-30 1985-01-18 Miyayama Gijutsu Kenkyusho:Kk 自動ネジ止装置

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