JPH0366245A - 搬送波再生装置 - Google Patents

搬送波再生装置

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Publication number
JPH0366245A
JPH0366245A JP1203283A JP20328389A JPH0366245A JP H0366245 A JPH0366245 A JP H0366245A JP 1203283 A JP1203283 A JP 1203283A JP 20328389 A JP20328389 A JP 20328389A JP H0366245 A JPH0366245 A JP H0366245A
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JP
Japan
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signal
phase
amplitude
input
phase difference
Prior art date
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Pending
Application number
JP1203283A
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English (en)
Inventor
Haruo Ota
晴夫 太田
Hiroaki Shimazaki
浩昭 島崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタル1般送波変調信号の1llffi
送波を再生する搬送波再生装置に関する。
従来の技術 近年盤んなディジタル通信において、周波数利用効率の
高い多値直交振幅変調方式が多く用いられている。この
ような変調方式を同期検波するための搬送波再生手段と
して、1.、SI化などにイ1利なディジタル信号処理
によるものが提案されている。
以下に、16QAM信号に対する従来のディジタル信号
処理による搬送波再生装置について図面を参照しながら
説明する。
第5図は従来の搬送波再生装置の構成図である。
入力端子101から16QAM信号が入力される。
入力信号はA/D変換器10/Iでディジタル信号10
5に変換される。また、一方では、入力信号は移相回路
102においてπ/2だけ位相を変換された後、A/D
変換器103にてディジクル信号106に変換される。
したがって、信号105と信号106とは互いに位相が
直交した信号となる。位相検出回路107は、信号10
5と信号106とを互いに除算し、その逆正接を求める
ことによって、信号振幅にかかわらず信号105の位相
を検出することができる。検出された位相情報は、減算
回路10Bにより位相差信号115となる。
ここで、位相差変換回路109について述べるに先立ち
、16QAM信号について簡単に示す。
第6図は16QAM信号の16個の信号点を、搬送波に
同期した互いに直交する2つの軸からなる平面において
示したものである。第6図より、16個の信号点は±θ
1〜±86のいずれかの位相となる。
したがって、第5図の位相差変換回路109として、そ
の入出力特性を第7図に示す特性とすることにより、本
来の信号点からの位相差に比例した出力が得られる。
さて、再び第5図に戻り、位相差変換回路109からの
出力である信号116は、タイミング信号114により
信号点の存在する時刻のみ閉しるよう制御されるスイッ
チ110を経た後、不要成分を抑圧するとともにループ
の応答特性を定めるループフィルタ111に導かれる。
電圧制御発振回路(VCO)112は、ループフィルタ
111の出力に応した周波数で発振し、その位相信号1
13を出力する。位相信号113は減算回路108に帰
還され、位相同期ループを構成する。
また、上記の構成および動作によって得られた位相信号
113は、入力された16QAM信閃の搬送波に周波数
同期および位相同期しており、再生搬送波位相信号とし
て出力端子117より出力される。なお、以上に述べた
従来の搬送波再生装置は、例えば電子通信学会論文誌、
J61−B巻、第12号、P、1676〜P、1684
(1986年12月)に記載されている。
発明が解決しようとする課題 ところで、第6図に示す16QAM信号の信号点におい
て、例えば位相角θ2で振幅が比較的小さい信号点1は
、雑音などによりその位相角がθ1またはθ8の近くに
容易に変化する。その結果、上記した従来の構成におい
ては、第7図に示した位相差変換回路109の入出力特
性により、信号点1の位相が01またはθ3に間違って
引き込まれてしまい、正しい搬送波位相が再生されない
ことがあるという課題がある。また、このような誤動作
は、多値直交振幅変調の多値数が多くなると一層深刻に
なる。
そこで本発明は、上記のように雑音などによって誤った
位相に引きこむことのない搬送波再生装置を提供するこ
とを目的とする。また同時に、多値直交振幅変調の多値
数が多い場合においても、正確に搬送波を再生すること
が可能な搬送波再生装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の搬送波再生装置は、
入力信号を位相が互いに直交する2つの直交信号に変換
する信号変換手段と、2つの直交信号から入力信号の位
相を検出する位相検出手段と、2つの直交信号から入力
信号の振幅を検出する振幅検出手段と、位相検出手段の
出力を一方の入力として位相差を得る減算手段と、位相
差と振幅検出手段の出力とから所定の値を出力する位相
差変換手段と、位相差変換手段の出力を入力とするフィ
ルタ手段と、フィルタ手段の出力に応した周波数で発振
する位相を得て減算手段の他の入力とする可変周波数発
振手段とを備えたものである。
作用 上記構成により、入力信号の振幅に応じて位相差変換手
段の特性を信号点配置に合わせて最適化するため、雑音
などによる信号点の位相変化に強く、間違った位相に引
きこむことなく正しい搬送波位相が再生できる。また、
その結果、多値直交振幅変調の多値数が多い場合におい
ても正確に搬送波を再生することが可能となる。
実施例 以下に、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の搬送波再生装置の一実施例の構成図で
ある。第1図において、先に第5図で示した従来例と同
等のブロックおよび信号には同番号を付した。
入力端子101から16QAM信号が入力される。入力
信号は、A/D変換器201でディジタル信号に変換さ
れる。ディジタル化された信号は、ヒルヘルド変換器2
02において、互いに位相カ直交した2つのディジタル
信号である、信号105と信号106とに変換される。
位相検出回路107は、従来例の場合と同様にして信号
105の位相を検出する。検出された位相情報は、減算
回路108により位相差信号115となる。
一方、振幅検出回路203は、互いに直交した信号10
5と信号106の二乗和の平方根を求めることにより信
号105の振幅を検出し、振幅信号204として出力す
る。このような振幅検出回路203は、人出力関係をあ
らかしめ記憶した読み出し専用メモリなどにより容易に
構成できる。
位相差変換回路205には、位相差信号115とともに
振幅信号204が入力され、これら2つの信号に応した
値の信号116が出力される。
以下、スイッチ110.ループフィルタ111電圧制御
発振回路112を経て、入力16QAM信号の搬送波に
周波数同期および位相同期した再生搬送波位相信号11
3を得、出力端子117より出力される過程は先の従来
例と同様である。
さて、本実施例と前述した従来例との最大の違いである
位相差変換回路205について、より詳細に説明する。
第2図は、本実施例の位相差変換回路205の構成を示
している。位相差信号115は、互いに異なる入出力特
性表をあらかしめ記憶した読み出し専用メモリ(以下R
OMと称す)210および211に入力される。ROM
210による入出力特性は、第3図に示すように、位相
差信号115の示す位相が±θ2および±θ5のときに
Oを出力する特性である。一方、ROM211による入
出力特性は、第4図に示すように、位相差信号115の
示す位相が±θ1.±θ8.±θ4および±θ6のとき
にOを出力する特性である。ここで、第6図に示した1
6QAM信号の信号点配置を参照して、信号点1,5.
9および13の原点からの距離をaとし、信号点2,4
,6,810.12.14および16のそれをbとし、
さらに信号点3,7.11および15のそれをCと表わ
すことにする。このとき、第2図の判別回路212は、
振幅信号204の示す信号振幅が、a。
b、cのうちbに最も近い場合にはスイッチ213が下
側に接続するよう制御し、振幅信号204の示す信号振
幅がaまたはCに最も近い場合にはスイッチ213が上
側に接続するよう制御する。
その結果、例えば第6図の信号点1が伝送されたとき、
第2図のスイッチ213は上側に接続される。したがっ
て、雑音などにより信号点1の位相角がθ1またはθ3
の近くに変化したとしても、第3図に示した位相差変換
回路の入出力特性により、θ1もしくはθ3などの位相
に間違って引きこまれることはない。その他の信号点に
ついても、同様にして先の従来例に比べて良い結果が得
られるのは明らかである。
以上説明したように、本実施例によれば、位相差変換回
路が位相差信号のみならず入力信号の振幅をも参照し、
入力信号の振幅に応じて位相差変換回路の入出力特性を
信号点配置に合わセて最適化しているため、雑音などに
よる信号点の位相変化に強く、間違った位相に引きこむ
ことなく正しい搬送波位相が再生できる。
なお、本実施例は16QAM信号を対象としたが、その
他の多値直交振幅変調の場合においても、位相差変換回
路の特性を変更することにより容易に対応できる。この
とき、従来例の方式に比べ多値数が多い場合においても
正確に搬送波を再生ずることができることは明らかであ
る。
また、本実施例ではヒルベルト変換器を用いて互いに直
交する2つの信号を得る構成としてか、第5図の従来例
と同様に、移相回路と2つのA/D変換器を用いてもそ
の効果に変わりはないことは言うまでもない。
発明の効果 以上の説明から明らかな様に、本発明の搬送波再生装置
は、入力信号の振幅に応じて位相差変換手段の特性を信
号点配置に合わせて最適化するため、雑音などによる信
号点の位相変化に強く、間違った位相に引きこむことな
く正しい搬送波位相が再生できる。また、その結果、多
値直交振幅変調の多植数が多い場合においても正確に搬
送波を再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の搬送波再生装置の一実施例を示す構成
図、第2図は本発明の一実施例における位相差変換回路
の構成図、第3図および第4図はそれぞれ第2図におけ
るROM210,211による入出力特性図、第5図は
従来の搬送波再生装置を示す構成図、第6図は16QA
M信号の信号点配置図、第7図は従来の搬送波再生装置
における位相差変換回路の入出力特性図である。 1 107・・・・・・位相検出回路、108・・・・・・
減算回路、111・・・・・・ループフィルタ、112
・・・・・・電圧制御発振回路、201・・・・・・A
/D変換器、202・・・・・・ヒルベルト変換器、2
03・・・・・・振幅検出回路、205・・・・・・位
相差変換回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号を位相が互いに直交する2つの直交信号
    に変換する信号変換手段と、前記2つの直交信号から前
    記入力信号の位相を検出する位相検出手段と、前記2つ
    の直交信号から前記入力信号の振幅を検出する振幅検出
    手段と、前記位相検出手段の出力を一方の入力として位
    相差を得る減算手段と、前記位相差と前記振幅検出手段
    の出力とから所定の値を出力する位相差変換手段と、前
    記位相差変換手段の出力を入力とするフィルタ手段と、
    前記フィルタ手段の出力に応じた周波数で発振する位相
    を得て前記減算手段の他の入力とする可変周波数発振手
    段とを備えたことを特徴とする搬送波再生装置。
  2. (2)位相差変換手段は、位相差を入力とし異なる入出
    力特性をもつ複数の入出力手段と、振幅検出手段によっ
    て検出された振幅に応じて前記複数の入出力手段の1つ
    の出力を選択して出力する制御手段とを備えたことを特
    徴とする請求項(1)記載の搬送波再生装置。
JP1203283A 1989-08-04 1989-08-04 搬送波再生装置 Pending JPH0366245A (ja)

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JP1203283A JPH0366245A (ja) 1989-08-04 1989-08-04 搬送波再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542079A (ja) * 2006-06-21 2009-11-26 エヌエックスピー ビー ヴィ 変調された信号を復調する方法、復調器及び受信機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542079A (ja) * 2006-06-21 2009-11-26 エヌエックスピー ビー ヴィ 変調された信号を復調する方法、復調器及び受信機

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