JPH0366231A - Fmチューナーの中間周波段回路 - Google Patents

Fmチューナーの中間周波段回路

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JPH0366231A
JPH0366231A JP20362789A JP20362789A JPH0366231A JP H0366231 A JPH0366231 A JP H0366231A JP 20362789 A JP20362789 A JP 20362789A JP 20362789 A JP20362789 A JP 20362789A JP H0366231 A JPH0366231 A JP H0366231A
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JP
Japan
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intermediate frequency
frequency
signal
stage
tuner
Prior art date
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Pending
Application number
JP20362789A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Fudeta
筆田 高司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、FMチューナーの中間周波段(IP段)回路
に関する。
[従来の技術] スパーヘテロゲイン方式のチューナーの性能は著しく改
善されている。このスパーヘテロゲイン方式には中間周
波(IP)段の考えが導入されている。そして、特に性
能が重要視されるFM(周波数変調)では、IP段の役
割は大きい。ところが、IP段を構成している現在の部
品は限界近くまで高性能、高品質になっており、これ以
上の性能改善は極めて困難である。ずなわち、性能をよ
り一層改善しようとずれは根本的に原理の異なる、しか
も完全に近いIP段が必要である。
FMチューナーの中間周波段(IP段)はFMヂューナ
ーの諸性能を大きく左右する重要な回路であり、特に、
信号対雑音比(S/N比)を良くするために可能な限り
、信号通過帯域幅を狭く設#1する必要がある。ところ
が、現在の方式でCよ、この信号通過帯域幅を狭く設計
することができない。このため、信号以外にノイズも通
過することになり、S/N比か悪くなる。このS/N比
か悪くなるのを防止するため、中間周波フィルターとし
て第4図〜第7図に示したような各種のIFTやセラミ
ックフィルターが使用されている。
第4図の単同調I F T”はローコストであるか帯域
が広い。従ってS/N比は悪い。
第5図の複同調IP’f”は前記単同調IFTを2個使
用してそれぞれ点線のように少し共振周波数カーブをす
らせておいて、合成カーブを実線のようにして第4図の
ものよりも帯域を狭くしている。
第6図のセラミックフィルターは帯域幅は狭いが2次、
3次共振点が目立つ。
第7図の複合フィルターは第5図、第6図のものを組合
わせたもので、2次、3次共振点をIFトランスが切り
捨ててくれるので、狭帯域になり理想的台形の特性に近
くなる。
第4図のものはローコストチューナー、第5図、第6図
のものは中クラスチューナー、第7図のものは高性能チ
ューナーに使用される。
一般にFMチューナーのIFは、10.7MH2であり
、100%変調では75KHzのデビエーションである
。これを例に説明すると、10゜7MHz±75 K 
Hz 、すなわら第7図に示したように150 K I
−I z以下の帯域幅にできない。あえて150KHz
以下の帯域幅にすると、検波出力に歪が生じることにな
る。また、タイナミックレンジを重要視する場合は、2
50 K Hzの帯域幅を必要とする。
[発明が解決しようとする課題] ところで、FMチューナーの11段は信号通過帯域幅を
狭く設計するほどセレクティビテイーが改善され、S/
Nその他の諸性能を良くすることができるが、原理的に
周波数変位以下の帯域幅にすることはできない。あえて
、こうすると本信号そのものが切り捨てられてしまうか
らである。
従来方式ではFMステレオチューナーIFでは、信号通
過帯域幅は約±250に1(z(中間周波数:10.7
MI−Iz)、データ通信用であれは約±25KHz 
(中間周波数:455KHz)か一般的である。11段
に入って来る信号は、変調信すに沿って時々刻々、周波
数が上記の範囲内で変化している。
いま、IF段の信号通過帯域幅のセンター値を、変化し
ている入力信号に合わせて移動させてやれば、その帯域
幅は狭帯域にしても、入力信号を全て通すことができる
。本発明は、この点に着目してなされたもので、入力周
波数変位に連動して中心周波数を変化させる11段を用
いることにより、従来の理論的限界IP帯域幅以下の帯
域幅にすることができ、高S/N比の中間周波段回路を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を311tするために本発明のFMチューナー
の中間周波段回路は、中間周波段の入力周波数の変位に
連動して、中間周波段の信号通過帯域幅の中心周波数が
変化する構成を有し、該帯域幅を狭帯域にしたものであ
る。
[作用] FMチューナーのIF段ノF S K (FREQUE
NCYSHIFT KEYING)の帯域周波数は、一
般に200KHz〜300KHzに設計されているが、
これを10KHzとか5KHzとか可能な限り極端にI
F段を狭帯域にする(いま、仮に5KHzとする〉。こ
れによりノイズは通過しにくく本信号のみ通過するよう
になる。一方、中間周波数は、いま100%変調の場合
、10.7MHz±75 K Hz変化するので、5K
Hzの帯域フィルターでは±75KHzの大部分は従来
方式では通過不能となる。これに対処するため、帯域幅
5KHzのIFの中心周波数を±75 K Hzの変化
に連動させて変動させる。これにより本信号は、信号ロ
ス、歪などを発生することなく全て通過し、しかも前記
の200に〜300KHzの帯域幅の場合に比較して格
段のS/N比を得ることができる。
ちなみに、11段は信号を通ず窓であると言える。信号
は音声によりランダムに振られているので、従来は、こ
の窓を大きく開けて受けていたためノイズも飛び込んで
来たか、本発明では、窓を極端に小さくしてランダムに
やって来る信号の位置に合わせて窓の位置をすばやく正
確に移動させて信号を通すようにしているので、ノイズ
は通過しない。従来のチューナーでは、このように窓の
位置を動かすという技法は用いてない。
[実施例] 以下、図面と共に説明する。本発明のIF段回路では、
第1図に示すように、従来の帯域よりはるかに狭帯域(
この例では5KHz)のIFフィルターを用いてその中
心周波数〈例えば10.7MHz)位置をIF入力周波
数に連動して、変化させるようにしている。なお、出力
レベルは一定である。
第2図は本発明の第1実施例によるFM−I F段の回
路構成を示す。FMフロントエンドユニットより中間周
波数10.7MHzが出力される。
10.7M)(zが無変調の場合はアンプ(AMP)で
増幅後、F/V変換器(周波数・電圧変換回路:周波数
が高くなると出力の直流電圧か高くなるタイプ)で直流
電圧が出力され、抵抗R3,R4で分割された出力■1
、が抵抗R1を通してバラクタ−タイオードD1に加え
られ、バラクタ−ダイオードDI(バリキャップダイオ
ード等でもよい)の両端容量がCxlになる。Cxlは
コンデンサC1を通して中間周波トランスT1の二次側
コイルL1とで共振周波数が10.7MHzになるよう
に調整しておく。(中間周波トランスT1を調整する) 同様に中間周波トランスT 2111Jも10.7MH
zに共振させておく。
次に、中間周波数10.7MHzが±75KH2で変調
された場合、+75KHzの瞬間ではF/■変換器の直
流出力電圧は、その分高くなり、バラクタ−タイオード
D1に加えられる。バラクタ−ダイオードD1の両@電
圧が高くなると両端のキャパシタンスか小さくなり、そ
の結果、バラクタ−ダイオードD1、コンデンサC1、
中間周波トランスT1及び、バラクタ−ダイオードD2
、コンデンサC2、中間周波トランス′]゛2の共振周
波数が高くなる。高くなった時の周波数が107 M 
Hz +75 K Hzになるように抵抗R3、抵抗R
4の抵抗分割比を決めておく。
次に、−75KHzの瞬間では、F/V変換器の出力は
低くなり、バラクタ−タイオードD1、コンデンサC1
、中間周波トランス1゛1及び、バラクタ−ダイオード
D2、コンデンサC2、中間周波トランスT2の共振周
波数は10.7MHz75KHzになる。
ここで、抵抗R3,R4について説明しておく。
F/V回路への入力周波数が+Δf1変化した場合、F
/V変換器の出力電圧変化が+Δ■であったとする。+
Δ■がバラクタ−タイオードD1スはD2に加えられた
場合、中間周波トランスT1、バラクタ−ダイオードD
1の共振回路及び、中間周波トランス1゛2、バラクタ
−ダイオードD2の共振回路の共振周波数かΔf2、Δ
f3とすると、Δfl<Δf2−Δf3 の関係になるように設計されていれば、抵抗R3R4の
分割比を適宜選ぶことにより、IP入力周波数の変化に
対し、IFの中心周波数は一致して変化して第1図の目
的通りの動作と効果か得られる。なお、抵抗R3を半固
定ボリュームにして調整するようにしてもよい。
第3図は本発明の第2実施例によるFM−I P段の回
路構成を示す。前記実施例でのF/V変換器は各種IC
が市場にあるが、それとは別に第3図の点線で囲んだフ
ェース・ロックド・ループ回路(PLL)によるF/V
変換器と同一の鋤きをする回路について説明する。
FMフロントエンドユニットの10.7MHz出力が無
変調であったとすると、10.7MHzをアンプ(AM
P)を通してミキサー(M I XER)に加える。基
準発振器を仮に4 M H,zとすると、電圧制御発振
器(VCO)は6.7MHzにロックされる。この時、
M I XER出力は、10、7MHz +6.7MH
z =17.4M1lz10、7HIIz −6,7M
1lz =  4.0Hllzの2種が出力される。ロ
ーパスフィルタ(L P F )で17.4MHzの方
はカットされ、4 M l(zの方がLPFを通過し、
7°ンプを通り位相検波器φDETで基準の4 M H
zと比較され、一致するのでI−’ L Lループ6ま
ロック状態となる。
次に、io、7MHzが仮にデビエーシジン100 K
 Hzの変調がかかったとすると、10.7M Hz 
+ 100 K Hzの瞬間では、VCOは68 M 
Hzになり、次に、10.7MHz−100KHzの瞬
間では、VCOは6.6MHzに冑ツクされる。このと
きのVCOのコントロール電圧V−rは6.7MHzに
対し6.8MHzのときの電圧■、は高く、逆に6 、
6M1−1 zのときの電圧■、は低くなるので、第2
図と同様の動作をする電圧■1、が得られる。
 0 なお、本発明は、上記実施例の構成に限られることなく
、また、ディジタルFMチューナーにもアナログFMチ
ューナーにも適用可能である。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、中間周波段の入力周波数
の変位に連動して、中間周波段の信号通過帯域幅の中心
周波数を変化させるようにしたことによって、信号通過
帯域幅を大巾に狭帯域にすることができ、その結果、ノ
イズの通過を抑えることができ、チューナーのS/N比
を大幅に改善することができる。また、この中心周波数
位置の連動幅は、従来の中間周波段の帯域幅に相当し、
この移動幅は250KHzでも500 K Hzにもで
きるので、ダイナミックレンジを必要に応じて従来以上
に大きくすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回路構成の概念を示す図、第2図は本
発明の第1実施例の回路の構成図、第3図は第2実施例
の回路の構成図、第4図(a)(b)〜第7図(a)(
b)はそれぞれ従来のF1 Mチューナーのフィルターの構成と特性を示す図である
。 T1・・・中間周波トランス、Dl・・・バラクタ−ダ
イオード、F/V・・・周波数・電圧変換器、P L 
L・・・フェース・ロックド・ループ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中間周波段の入力周波数の変位に連動して、中間
    周波段の信号通過帯域幅の中心周波数が変化する構成を
    有し、該帯域幅を狭帯域にしたことを特徴とするFMチ
    ューナーの中間周波段回路。
JP20362789A 1989-08-04 1989-08-04 Fmチューナーの中間周波段回路 Pending JPH0366231A (ja)

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JP20362789A JPH0366231A (ja) 1989-08-04 1989-08-04 Fmチューナーの中間周波段回路

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JPH0366231A true JPH0366231A (ja) 1991-03-20

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JP20362789A Pending JPH0366231A (ja) 1989-08-04 1989-08-04 Fmチューナーの中間周波段回路

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