JPH03630B2 - - Google Patents
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- JPH03630B2 JPH03630B2 JP55132683A JP13268380A JPH03630B2 JP H03630 B2 JPH03630 B2 JP H03630B2 JP 55132683 A JP55132683 A JP 55132683A JP 13268380 A JP13268380 A JP 13268380A JP H03630 B2 JPH03630 B2 JP H03630B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G19/00—Processes using magnetic patterns; Apparatus therefor, i.e. magnetography
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁性記録層を用いて紙等の非磁性記
録シートに印刷する方法及びその実施装置に関
し、特に、垂直磁化記録方式を用いて磁性記録層
に情報を垂直磁気潜像として記録し、これを非磁
性記録シートに印刷することができる技術に関す
るものである。
録シートに印刷する方法及びその実施装置に関
し、特に、垂直磁化記録方式を用いて磁性記録層
に情報を垂直磁気潜像として記録し、これを非磁
性記録シートに印刷することができる技術に関す
るものである。
従来、磁性記録層を印刷したい情報に対応した
磁界信号によつて磁化し、その表面を磁性トナー
で現像し、形成された磁性トナー像を紙等の記録
シートに転写し、これを定着して印刷する方法が
ある。
磁界信号によつて磁化し、その表面を磁性トナー
で現像し、形成された磁性トナー像を紙等の記録
シートに転写し、これを定着して印刷する方法が
ある。
このような方法では、前記磁性記録層上を直接
現像するため次のような欠点があつた。
現像するため次のような欠点があつた。
(1) 繰り返し磁性記録層を使用する場合、磁性ト
ナーのクリーニングを印刷１回ごとに必要とす
る。また、このクリーニングのために装置が複
雑化する。
ナーのクリーニングを印刷１回ごとに必要とす
る。また、このクリーニングのために装置が複
雑化する。
(2) 磁性トナーの粉体が飛散して、装置及び印刷
紙が汚染する。
紙が汚染する。
(3) 前記磁性記録層に磁気記録ヘツド、現像部、
クリーニング部が接触するため、磁性記録層の
消耗、劣化がはげしく、長期間の使用には耐え
得ない。
クリーニング部が接触するため、磁性記録層の
消耗、劣化がはげしく、長期間の使用には耐え
得ない。
そこで、前述の欠点を解消するために、例え
ば、特開昭55−121468号公報に記載されるよう
に、記録シートの磁気潜像側とは反対の面に磁性
トナーを磁気潜像に応じて選択的に付着現像させ
る手段、及び多数枚印刷用サイクルを実行する手
段が提案されている。
ば、特開昭55−121468号公報に記載されるよう
に、記録シートの磁気潜像側とは反対の面に磁性
トナーを磁気潜像に応じて選択的に付着現像させ
る手段、及び多数枚印刷用サイクルを実行する手
段が提案されている。
しかしながら、前記記録シートの磁気潜像側と
反対の面に磁性トナーを磁気潜像に応じて選択的
に付着現像させる手段では、平面磁化で非磁性記
録シートを介して磁性記録層を磁化して情報を磁
気潜像として記録し、非磁性記録シートを介して
磁性記録層に記録されている平面磁化による情報
磁気潜像に応じて磁性トナーを選択的に付着現像
させるため、記録シートに印刷された画像等の情
報がぼけて鮮明な印刷ができないという欠点があ
つた。
反対の面に磁性トナーを磁気潜像に応じて選択的
に付着現像させる手段では、平面磁化で非磁性記
録シートを介して磁性記録層を磁化して情報を磁
気潜像として記録し、非磁性記録シートを介して
磁性記録層に記録されている平面磁化による情報
磁気潜像に応じて磁性トナーを選択的に付着現像
させるため、記録シートに印刷された画像等の情
報がぼけて鮮明な印刷ができないという欠点があ
つた。
本発明の目的は、前記従来去術の欠点を除去
し、長期間の使用に耐え、かつ、装置の機構が簡
単で磁性トナーの粉体の飛散による汚染のない磁
気印刷方法及びその実施装置を提供することにあ
る。
し、長期間の使用に耐え、かつ、装置の機構が簡
単で磁性トナーの粉体の飛散による汚染のない磁
気印刷方法及びその実施装置を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、垂直磁化方式によつて非
磁性記録シート上に画像等の情報を鮮明に印刷す
ることができる技術を提供することにある。
磁性記録シート上に画像等の情報を鮮明に印刷す
ることができる技術を提供することにある。
本発明の磁気印刷方法の特徴は、磁性記録層を
用いて紙等の非磁性記録シートに情報を印刷する
方法において、磁性記録層に前記非磁性記録シー
トを密着して移動（又は回転）させ、前記非磁性
記録シートが密着した磁性記録層に印刷したい情
報に対応した磁界信号を与えて垂直磁化記録し、
これを現像定着した後前記磁性記録層から非磁性
記録シートを分離する方法及びその実施装置にあ
る。
用いて紙等の非磁性記録シートに情報を印刷する
方法において、磁性記録層に前記非磁性記録シー
トを密着して移動（又は回転）させ、前記非磁性
記録シートが密着した磁性記録層に印刷したい情
報に対応した磁界信号を与えて垂直磁化記録し、
これを現像定着した後前記磁性記録層から非磁性
記録シートを分離する方法及びその実施装置にあ
る。
以下、実施例により本発明を詳細に説明する。
なお、全図において、同等の機能を有するもの
は同一記号を付してある。
は同一記号を付してある。
第１図は本発明の一実施装置の構成図である。
図中、１はベルト状に形成された磁性記録体であ
り、可撓性の支持体、例えば、ポリエステル樹
脂、塩化ビニル樹脂、合成ゴム、弗素樹脂等のプ
ラスチツクシート、あるいはステンレススチール
等の金属シートの上に垂直磁化特性の磁性材料か
らなる磁性記録層を形成したものである。
図中、１はベルト状に形成された磁性記録体であ
り、可撓性の支持体、例えば、ポリエステル樹
脂、塩化ビニル樹脂、合成ゴム、弗素樹脂等のプ
ラスチツクシート、あるいはステンレススチール
等の金属シートの上に垂直磁化特性の磁性材料か
らなる磁性記録層を形成したものである。
垂直磁化特性磁性材料には、例えば、FeO2，
Fe2O3，Fe3O4，CrO2，Fe・Ni・Co合金，
MnBi，Mn・Al・Ge合金、Y3・Ga1.1・Fe3.9・
O12，Te・FeO3，GdI・Ｇ，CoP，Sm0.7・
Er0.3・FeO3，GdCo，GdFe，TbFe等がある。
Fe2O3，Fe3O4，CrO2，Fe・Ni・Co合金，
MnBi，Mn・Al・Ge合金、Y3・Ga1.1・Fe3.9・
O12，Te・FeO3，GdI・Ｇ，CoP，Sm0.7・
Er0.3・FeO3，GdCo，GdFe，TbFe等がある。
また、前記磁性記録層を前記支持体に形成する
方法は、例えば、前記磁性材料の粉末を合成樹脂
結着剤と共に混練してペイント状としたものを前
記支持体に塗布、乾燥して形成する。あるいは、
前記磁性材料を直接真空蒸着法、スパツタリング
法、分子線エピタキシ（M.B.E）法、液相エピタ
キシ（L.P.E）法等によつて前記支持体上に形成
してもよく、また、磁性材料によつては気相（C.
V.D）法を用いて形成する。
方法は、例えば、前記磁性材料の粉末を合成樹脂
結着剤と共に混練してペイント状としたものを前
記支持体に塗布、乾燥して形成する。あるいは、
前記磁性材料を直接真空蒸着法、スパツタリング
法、分子線エピタキシ（M.B.E）法、液相エピタ
キシ（L.P.E）法等によつて前記支持体上に形成
してもよく、また、磁性材料によつては気相（C.
V.D）法を用いて形成する。
前記垂直磁化特性の磁性材料からなる磁性記録
体１の磁性記録層が信号に対応してその厚さ方向
（垂直方向）に磁化され、磁気潜像を形成する垂
直磁化方式においては、前記磁性記録層が信号に
応じて磁化されると、その磁化によつて発生する
外部磁界は非常にシヤープであり、例えば、磁性
記録層の上面からみて四角形の区域に磁化された
とすると、その外部磁界は四角柱状となり、磁性
記録層の上面から幾分隔つた所でも、その磁界形
状は保存される。したがつて、磁性記録層の面上
に非磁性体（即ち、透磁率１の空気と同様で非磁
性体によつて磁界は変化をうけない）のシート状
のものを重ねても、その非磁性シートの面上の外
部磁界は磁性記録層上の外部磁界と余り大きくは
変化しない。これに反して水平磁化方式の場合に
は外部磁界は非常にブロードとなり、磁性記録層
に密接した所の外部磁界は良好なパターンを示し
ても、それから離れた所ではパターンはくずれて
しまうので、本発明の実施においては、垂直磁化
方式の方が望ましい。また、垂直磁化の外部磁界
がシヤープなことから解像度が大きく、高密度の
情報容量を記録することができる。
体１の磁性記録層が信号に対応してその厚さ方向
（垂直方向）に磁化され、磁気潜像を形成する垂
直磁化方式においては、前記磁性記録層が信号に
応じて磁化されると、その磁化によつて発生する
外部磁界は非常にシヤープであり、例えば、磁性
記録層の上面からみて四角形の区域に磁化された
とすると、その外部磁界は四角柱状となり、磁性
記録層の上面から幾分隔つた所でも、その磁界形
状は保存される。したがつて、磁性記録層の面上
に非磁性体（即ち、透磁率１の空気と同様で非磁
性体によつて磁界は変化をうけない）のシート状
のものを重ねても、その非磁性シートの面上の外
部磁界は磁性記録層上の外部磁界と余り大きくは
変化しない。これに反して水平磁化方式の場合に
は外部磁界は非常にブロードとなり、磁性記録層
に密接した所の外部磁界は良好なパターンを示し
ても、それから離れた所ではパターンはくずれて
しまうので、本発明の実施においては、垂直磁化
方式の方が望ましい。また、垂直磁化の外部磁界
がシヤープなことから解像度が大きく、高密度の
情報容量を記録することができる。
また、前記垂直磁化特性の磁性材料のうち比較
的電気抵抗の低い材料、即ち、約108Ωcm以下の
体積抵抗率を有するものから構成される磁性記録
層を接地することにより、さらに、高い体積抵抗
率を有するものであつて、可撓性支持体上に導電
性薄層を形成し、その上に磁性記録層を形成すれ
ば、後で述べるコロナ放電による帯電の静電気力
によつて非磁性記録シートを密着させる場合に好
都合である。
的電気抵抗の低い材料、即ち、約108Ωcm以下の
体積抵抗率を有するものから構成される磁性記録
層を接地することにより、さらに、高い体積抵抗
率を有するものであつて、可撓性支持体上に導電
性薄層を形成し、その上に磁性記録層を形成すれ
ば、後で述べるコロナ放電による帯電の静電気力
によつて非磁性記録シートを密着させる場合に好
都合である。
２は非磁性記録シートであり、紙、プラスチツ
ク、非磁性金属等非磁性体であればなんでもよ
い。また、後で述べるコロナ放電の帯電による静
電気力を利用する密着装置を使用する場合には帯
電可能な1010Ωcm以上の体積抵抗率を有するもの
が望ましい。
ク、非磁性金属等非磁性体であればなんでもよ
い。また、後で述べるコロナ放電の帯電による静
電気力を利用する密着装置を使用する場合には帯
電可能な1010Ωcm以上の体積抵抗率を有するもの
が望ましい。
第２図は磁性記録体１の磁性記録層を信号に応
じて垂直磁化させるための磁気記録部の構成の一
例を示したものである。第１図及び第２図におい
て、３は磁気記録ヘツドであり、所定の形状に打
ち抜かれた薄層の磁性コアーからなり記録点の数
に応じて複数個重ね合わせて構成される。この各
磁気記録ヘツド３の磁性コアーには磁化コイル３
Ａがそれぞれ独立に巻かれている。そして、前記
磁気記録ヘツド３の記録部３Ｂの先端は記録され
るべき情報のパターンの大きさによつて決定され
る表面積を有していて、0.1mm〜0.01mm角形の大
きさとなつている。また、閉磁界部３Ｃの非磁性
記録シート２に対向する面は記録部３Ｂに較べて
はるかに大きな表面積になつており、これを横切
る磁界密度を小さくし、閉磁界部３Ｃの下を通過
する際に磁性記録体１の磁性記録層の磁化を極め
て微小にするためである。４は磁性体で構成され
る閉磁界形成部材であり、磁性記録体１、非磁性
記録シート２を介して磁気記録ヘツド３と対向し
て設置される。この閉磁界形成部材４の非磁性層
４Ａは磁化コイル３Ａに与えられる電気信号によ
つて発生した磁気記録ヘツド３と閉磁界形成部材
４の中の磁界を磁性記録体１の磁性記録層の中で
垂直になるようにした磁界偏向層である。５は現
像部であり、乾式現線方式における現像トナー
は、例えばCrO2，Fe2O3，Fe2O4等の磁性体の粉
体をトナーにしたものを用いる。この磁性トナー
の好ましい粉体の大きさは0.1μｍ〜10μmのもの
と合成樹脂材料、例えば、アクリル樹脂、ビニー
ル樹脂等とをトルオール、MEK、酢酸エチル等
の適当な溶剤で混練した後遠心乾燥により粉体化
するか、あるいは乾燥後粉砕して粉体化する。ま
た、乾式現像方式ではマグネツトブラシ方式、カ
スケード方式、パウダークラウド方式等公知の方
式を適宜使用する。ここで、液体現像方式におい
ても浸漬方式、ロール方式、ミスト方式等の公知
の方式を適宜使用する。６は定着部であり、定着
方式は公知方式を使用する。７は磁性記録体１の
磁性記録層に記録された磁気潜像を消磁するため
の消磁ヘツド、８は前記磁性記録体１の磁性記録
層と非磁性記録シート２をコロナ放電による帯電
の静電気力により密着させる密着装置である。こ
の密着装置８は前記手段に限定されるものではな
く、前記磁性記録体１の磁性記録層と非磁性記録
シート２とを密着させる手段であればどのような
ものでもよい。
じて垂直磁化させるための磁気記録部の構成の一
例を示したものである。第１図及び第２図におい
て、３は磁気記録ヘツドであり、所定の形状に打
ち抜かれた薄層の磁性コアーからなり記録点の数
に応じて複数個重ね合わせて構成される。この各
磁気記録ヘツド３の磁性コアーには磁化コイル３
Ａがそれぞれ独立に巻かれている。そして、前記
磁気記録ヘツド３の記録部３Ｂの先端は記録され
るべき情報のパターンの大きさによつて決定され
る表面積を有していて、0.1mm〜0.01mm角形の大
きさとなつている。また、閉磁界部３Ｃの非磁性
記録シート２に対向する面は記録部３Ｂに較べて
はるかに大きな表面積になつており、これを横切
る磁界密度を小さくし、閉磁界部３Ｃの下を通過
する際に磁性記録体１の磁性記録層の磁化を極め
て微小にするためである。４は磁性体で構成され
る閉磁界形成部材であり、磁性記録体１、非磁性
記録シート２を介して磁気記録ヘツド３と対向し
て設置される。この閉磁界形成部材４の非磁性層
４Ａは磁化コイル３Ａに与えられる電気信号によ
つて発生した磁気記録ヘツド３と閉磁界形成部材
４の中の磁界を磁性記録体１の磁性記録層の中で
垂直になるようにした磁界偏向層である。５は現
像部であり、乾式現線方式における現像トナー
は、例えばCrO2，Fe2O3，Fe2O4等の磁性体の粉
体をトナーにしたものを用いる。この磁性トナー
の好ましい粉体の大きさは0.1μｍ〜10μmのもの
と合成樹脂材料、例えば、アクリル樹脂、ビニー
ル樹脂等とをトルオール、MEK、酢酸エチル等
の適当な溶剤で混練した後遠心乾燥により粉体化
するか、あるいは乾燥後粉砕して粉体化する。ま
た、乾式現像方式ではマグネツトブラシ方式、カ
スケード方式、パウダークラウド方式等公知の方
式を適宜使用する。ここで、液体現像方式におい
ても浸漬方式、ロール方式、ミスト方式等の公知
の方式を適宜使用する。６は定着部であり、定着
方式は公知方式を使用する。７は磁性記録体１の
磁性記録層に記録された磁気潜像を消磁するため
の消磁ヘツド、８は前記磁性記録体１の磁性記録
層と非磁性記録シート２をコロナ放電による帯電
の静電気力により密着させる密着装置である。こ
の密着装置８は前記手段に限定されるものではな
く、前記磁性記録体１の磁性記録層と非磁性記録
シート２とを密着させる手段であればどのような
ものでもよい。
第３図は本発明の他の実施装置の構成図であ
り、前記第１図の実施装置の磁性記録体１の形状
をドラム状に構成し、閉磁界形成部材４もこれに
対応するようにドラム状に構成して磁性記録体１
の磁性記録層が回転可能にしたものである。
り、前記第１図の実施装置の磁性記録体１の形状
をドラム状に構成し、閉磁界形成部材４もこれに
対応するようにドラム状に構成して磁性記録体１
の磁性記録層が回転可能にしたものである。
第４図は第３図の実施装置における磁性記録体
１と、非磁性記録シート２との接触部分の拡大構
成図であり、第５図は第３図の実施例の乾式現像
装置及び定着装置をそれぞれ液体現像装置及び強
制熱風定着装置に代えた本発明の他の実施装置で
ある。
１と、非磁性記録シート２との接触部分の拡大構
成図であり、第５図は第３図の実施例の乾式現像
装置及び定着装置をそれぞれ液体現像装置及び強
制熱風定着装置に代えた本発明の他の実施装置で
ある。
次に、前記第１図、第３図及び第５図の実施装
置の動作を説明する。
置の動作を説明する。
前記磁性記録体１を駆動装置（図示していな
い）によつて移動（又は回動）させると、この磁
性記録体１の磁性記録層に非磁性記録体２が密着
装置８によつて密着され、磁気記録ヘツド３と閉
磁界形成部材４の間を通過する。この際、磁気記
録ヘツド３の磁化コイル３Ａに電流が与えられる
と、磁気記録ヘツド３と閉磁界形成部材４との間
に、第２図の点線で示されるように、閉磁界が発
生して磁性記録体１の磁性記録層が磁化される。
また、前記電流が磁化コイル３に与えられない場
合は、第２図の点線で示されるような磁界は発生
しないから、磁性記録体１の磁性記録層は磁化さ
れない。即ち、前記磁化コイル３に電流を与える
か否かの制御を印刷したい情報に対応した信号に
従つて行うことにより磁性記録体１の磁性記録層
に前記情報の磁気潜像を記録する。
い）によつて移動（又は回動）させると、この磁
性記録体１の磁性記録層に非磁性記録体２が密着
装置８によつて密着され、磁気記録ヘツド３と閉
磁界形成部材４の間を通過する。この際、磁気記
録ヘツド３の磁化コイル３Ａに電流が与えられる
と、磁気記録ヘツド３と閉磁界形成部材４との間
に、第２図の点線で示されるように、閉磁界が発
生して磁性記録体１の磁性記録層が磁化される。
また、前記電流が磁化コイル３に与えられない場
合は、第２図の点線で示されるような磁界は発生
しないから、磁性記録体１の磁性記録層は磁化さ
れない。即ち、前記磁化コイル３に電流を与える
か否かの制御を印刷したい情報に対応した信号に
従つて行うことにより磁性記録体１の磁性記録層
に前記情報の磁気潜像を記録する。
第１図、第３図及び第５図は実施装置の側面の
み描いたものであるが、実際には、この磁気記録
ヘツド３は磁性記録体１及び非磁性記録シート２
の巾方向に複数個形成されているので、磁性記録
体１及び非磁性記録シート２の移動に同期して順
次信号が磁界コイル３Ａに与えられる。したがつ
て、複数個の磁気記録ヘツド３は磁性記録体１及
び非磁性記録シート２の速度と信号の順次与えら
れる時間とによつて定められる移動方向に対して
所定の角度をもつて設置されてもよい。
み描いたものであるが、実際には、この磁気記録
ヘツド３は磁性記録体１及び非磁性記録シート２
の巾方向に複数個形成されているので、磁性記録
体１及び非磁性記録シート２の移動に同期して順
次信号が磁界コイル３Ａに与えられる。したがつ
て、複数個の磁気記録ヘツド３は磁性記録体１及
び非磁性記録シート２の速度と信号の順次与えら
れる時間とによつて定められる移動方向に対して
所定の角度をもつて設置されてもよい。
次に、前記磁性記録体１及び非磁性記録シート
２は現像部５に到達し、磁性トナーによつて現像
され、定着部６で定着された後、非磁性記録シー
ト２は磁性記録体１の磁性記録層から剥離分離さ
れる。そして、前記非磁性記録シート２が剥離さ
れた磁性記録体１の磁性記録層に記録された磁気
潜像は消磁ヘツド７により消磁されて元に復帰す
る。前記工程を順次繰り返して情報を印刷して行
く。ここで、前記磁性記録体１の磁性記録層に記
録された磁気潜像を消磁しないように消磁ヘツド
７を所定時間だけリセツトするか、あるいは撤去
する構成にしておけば、同一情報を複数枚連続し
て印刷することができる。
２は現像部５に到達し、磁性トナーによつて現像
され、定着部６で定着された後、非磁性記録シー
ト２は磁性記録体１の磁性記録層から剥離分離さ
れる。そして、前記非磁性記録シート２が剥離さ
れた磁性記録体１の磁性記録層に記録された磁気
潜像は消磁ヘツド７により消磁されて元に復帰す
る。前記工程を順次繰り返して情報を印刷して行
く。ここで、前記磁性記録体１の磁性記録層に記
録された磁気潜像を消磁しないように消磁ヘツド
７を所定時間だけリセツトするか、あるいは撤去
する構成にしておけば、同一情報を複数枚連続し
て印刷することができる。
なお、前記密着装置８は必ずしも必要なもので
はなく、例えば、密着性のよい非磁性記録シート
のときは省略してもよい。以上説明したように、
本発明によれば、垂直磁化方式によつて、磁性記
録層に画像等の情報が鮮明な磁気潜像として記録
されるので、非磁性記録シート上に画像等の情報
を鮮明に印刷することができる。録層を直接現像
することがないので、印刷１回ごとに磁性トナー
のクリーニングを行う必要がなくなり、これによ
る磁性記録層の消耗、劣化等をなくすることがで
きる。また、印刷紙等の非磁性記録シート上に形
成される粉体画像は、定着された後に磁性記録層
から分離されるので、その分離の際に磁性トナー
が飛散したり移動したりすることがない。したが
つて、非磁性記録シート及び装置等を汚染するこ
となく、鮮明な印刷画像を得ることができる。
はなく、例えば、密着性のよい非磁性記録シート
のときは省略してもよい。以上説明したように、
本発明によれば、垂直磁化方式によつて、磁性記
録層に画像等の情報が鮮明な磁気潜像として記録
されるので、非磁性記録シート上に画像等の情報
を鮮明に印刷することができる。録層を直接現像
することがないので、印刷１回ごとに磁性トナー
のクリーニングを行う必要がなくなり、これによ
る磁性記録層の消耗、劣化等をなくすることがで
きる。また、印刷紙等の非磁性記録シート上に形
成される粉体画像は、定着された後に磁性記録層
から分離されるので、その分離の際に磁性トナー
が飛散したり移動したりすることがない。したが
つて、非磁性記録シート及び装置等を汚染するこ
となく、鮮明な印刷画像を得ることができる。
第１図は本発明の一実施装置の構成図、第２図
は本実施装置の磁気記録部の構成図、第３図は本
発明の他の実施装置の構成図、第４図は第３図の
磁性記録体と非磁性記録シートの接触部の拡大
図、第５図は本発明の他の実施装置の構成図であ
る。 １…磁性記録体、２…非磁性記録シート、３…
磁気記録ヘツド、４…閉磁界形成部材、５…現像
部、６…定着部、７…消磁ヘツド、８…密着装
置。
は本実施装置の磁気記録部の構成図、第３図は本
発明の他の実施装置の構成図、第４図は第３図の
磁性記録体と非磁性記録シートの接触部の拡大
図、第５図は本発明の他の実施装置の構成図であ
る。 １…磁性記録体、２…非磁性記録シート、３…
磁気記録ヘツド、４…閉磁界形成部材、５…現像
部、６…定着部、７…消磁ヘツド、８…密着装
置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 磁性記録層を用いて非磁性記録シートに情報
を印刷する方法において、前記磁性記録層に前記
非磁性記録シートを重ねた後に、前記磁性記録層
の近くに配設した垂直磁化ヘツドによつて前記非
磁性記録層を介して前記磁性記録層に印刷したい
情報に対応した磁界信号を与えて前記磁性記録層
に磁気潜像を形成し、非磁性記録シートにトナー
像を形成するために前記磁気潜像を磁気トナーに
より前記磁性層に重ねられた非磁性記録シートの
上から現像し、前記磁性記録層に重ねられた非磁
性記録シートに前記磁性トナーを熱定着し、前記
熱定着した後、前記磁性記録層から非磁性記録シ
ートを分離することを特徴とした磁気印刷方法。 ２ 磁性記録層を用いて非磁性記録シートに情報
を印刷する方法において、前記磁性記録層に前記
非磁性記録シートを重ねた後に、前記磁性記録層
の近くに配設した垂直磁化ヘツドによつて、前記
非磁性記録層を介して前記磁性記録層に印刷した
い情報に対応した磁界信号を与えて前記磁性記録
層に磁気潜像を形成し、非磁性記録シートにトナ
ー像を形成するために前記磁気潜像を磁気トナー
により前記磁性層に重ねられた非磁性シートの上
から現像し、前記磁性記録層に重ねられた非磁性
記録シートに前記磁性トナーを熱定着し、前記熱
定着した後、前記磁性記録層から非磁性記録シー
トを分離し、この分離された磁性記録層の前記磁
気潜像は通常は消磁し、必要な時には不消磁とす
ることを特徴とした磁気印刷方法。 ３ 移動可能なベルト状若しくはドラム状の磁性
記録層を有する磁性記録体と、該磁性記録体の磁
性記録層に非磁性記録シートを密着させて移動さ
せる手段と、前記非磁性記録シートを磁性記録層
に密着させた状態で該磁性記録層に前記磁性記録
層の近くに配設した垂直磁化ヘツドによつて前記
非磁性記録層を介して前記磁性記録層に印刷した
い情報に対応した磁界信号を与えて前記磁性記録
層に磁気潜像を記録する手段と、磁性記録層に記
録された磁気潜像を前記非磁性記録シートに現像
定着する手段と、前記非磁性記録シートを前記磁
性記録層から分離する手段とを具備したことを特
徴とする磁気印刷装置。 ４ 移動可能なベルト状若しくはドラム状の磁性
記録層を有する磁性記録体と、該磁性記録体の磁
性記録層に非磁性記録シートを密着させて移動さ
せる手段と、前記非磁性記録シートを磁性記録層
に密着させた状態で該磁性記録層に前記磁性記録
層の近くに配設した垂直磁化ヘツドによつて前記
非磁性記録層を介して前記磁性記録層に印刷した
い情報に対応した磁界信号を与えて前記磁性記録
層に磁気潜像を記録する手段と、磁性記録層に記
録された磁気潜像を前記非磁性記録シートに現像
定着する手段と、前記非磁性記録シートを前記磁
性記録層から分離する手段と、前記非磁性記録シ
ートが分離された後の磁性記録層に記録されてい
る磁気潜像を消磁する手段を選択的にセツト・リ
セツトする手段を具備したことを特徴とする磁気
印刷装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55132683A JPS5756875A (en) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | Magnetic method and its execution device |
| DE3153285A DE3153285C2 (ja) | 1980-09-24 | 1981-09-23 | |
| DE19813137872 DE3137872C2 (de) | 1980-09-24 | 1981-09-23 | Verfahren zur magnetischen Aufzeichnung von Abbildungen auf einen Aufzeichnungsträger |
| US06/305,196 US4459598A (en) | 1980-09-24 | 1981-09-24 | Image recording method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55132683A JPS5756875A (en) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | Magnetic method and its execution device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5756875A JPS5756875A (en) | 1982-04-05 |
| JPH03630B2 true JPH03630B2 (ja) | 1991-01-08 |
Family
ID=15087072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55132683A Granted JPS5756875A (en) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | Magnetic method and its execution device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5756875A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5964501U (ja) * | 1982-10-21 | 1984-04-28 | 株式会社井上ジャパックス研究所 | 光学スケ−ル |
| JPS6054675A (ja) * | 1983-09-05 | 1985-03-29 | Kogyo Kaihatsu Kenkyusho | けい藻の処理方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55121468A (en) * | 1979-03-15 | 1980-09-18 | Fuji Xerox Co Ltd | Recording method |
-
1980
- 1980-09-24 JP JP55132683A patent/JPS5756875A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55121468A (en) * | 1979-03-15 | 1980-09-18 | Fuji Xerox Co Ltd | Recording method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5756875A (en) | 1982-04-05 |
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