JPH0363007A - 椅子における座席体の弾力調節装置 - Google Patents

椅子における座席体の弾力調節装置

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JPH0363007A
JPH0363007A JP19970189A JP19970189A JPH0363007A JP H0363007 A JPH0363007 A JP H0363007A JP 19970189 A JP19970189 A JP 19970189A JP 19970189 A JP19970189 A JP 19970189A JP H0363007 A JPH0363007 A JP H0363007A
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Hiroshi Iwabuchi
浩 岩淵
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、事務用または作業用の椅子における背凭部付
きの座席体の弾力調節装置の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
事務用又は作業用等の椅子において、着座者の体重や背
凭部に寄り掛かるときの荷重の大きさに応して、座席体
の湾曲程度が変化し得る椅子として、実開平1−868
38号公報や実公昭37−12526号公報、実公昭3
8−10427号公報に開示されているものは、いずれ
も合成樹脂型の板にて背凭部と着座部とを一体的に成形
して成る座席体であり、且つこの座席体の裏面のうち着
座部の前部と背凭部の上下中途部等の箇所を点在的に金
属パイプ製の脚体にて係合支持するものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
これら先行技術の構成によれば、座席体自体はなるほど
弾性変形し易い合成樹脂型の板にて一体的に成形され°
ζいるけれども、脚体による座席体の係合支持箇所は大
きくずれ動くことは有り得ないので、着座者の体重に応
じて座席体の湾曲形状や背凭部の後向き傾動の度合を大
きく変化させることができず、いわゆる体重感応型の椅
子としては不十分なものであった。
また、座席体の裏面に直接金属パイプ製の脚体が取付い
ているので、重厚感や高級感のない椅子になるのであっ
た。
本発明は、この従来の欠点に鑑みて、着座者の体重や背
もたれの程度に応じて座席体の形状およびクツション性
能を変更できるようにし、且つ重厚感及び高級感のある
椅子を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本発明は、着座部と背凭部とか
ら成る側面視略り字状の座席体を弾性を有する板で一体
的に造形する一方、脚体に固定された外シェル体と前記
座席体の裏面との隙間に配設する弾性変形可能な可動シ
ェル体を、断面下向き凸湾曲状の上部支持片と下部支持
片と、その中途の連接箇所が支承部になるように一体的
に底形し、該可動シェル体における上下両支持片の下向
き凸湾曲部下面を外シェル体の表面に摺動自在に接当さ
せ、可動シェル体における前記支承部と上部支持片の上
端部表面及び下部支持片の下端部表面にて前記座席体を
摺動自在に支持した構成としたものである。
〔発明の作用及び効果〕
本発明においては、座席体と可動シェル体とは共に外力
にて弾性変形し得るものである。
そして、可動シェル体は上部支持片と下部支持片という
2つの下向き凸湾曲状の支持片を連接してなるもので、
この上下両支持片の連接箇所が、前記凸湾曲方向と反対
方向(座席体裏面に接当する方向)に突出した支承部と
なるものである。
従って、可動シェル体が外シェル体の表面で支持される
箇所は、前記上部支持片及び下部支持片の両下向き凸湾
曲部というように椅子の側面視において2点支持となる
一方、外シェル体と座席体との隙間に配設された可動シ
ェル体にて座席体裏面を支持する箇所は、当該可動シェ
ル体における支承部と上部支持片の上端部表面及び下部
支持片の下端部表面というように椅子の側面視において
、いわゆる3点支持となるのであり、前記座席体に着座
する人の荷重に応じて座席体が弾性変形すると共に可動
シェル体も弾性変形し、その弾性変形の程度は体重の大
きさに比例する。
しかも前記可動シェル体が座席体及び外シェル体に対し
て各々接当支持する箇所は、いずれも摺動可能であるか
ら、弾性変形により可動シェル体と外シェル体との支持
箇所がずれ、且つ可動シェル体と座席体との支持箇所が
各々ずれ移動することができ、このずれ移動と可動シェ
ル体及び座席体の弾性変形により着座者の体型(体重)
に感応して変形し得る座席体となり得るのである。
さらに、左右の背凭部にもたれ掛かる荷重が大きくなる
と、この背凭部の裏面を支持している上部支持片の上端
部に大きな力が掛かり、当該上部支持片の下向き凸湾曲
部の曲率半径が大きくなるように弾性変形し、座席体に
おける背凭部と上部支持片の上端部が後向きに移動する
ような後便姿勢を取ることが可能となるし、この背凭部
に外力が掛からなくなれば、元の姿勢に復帰することが
できるというように着座者の体重やもたれ掛かりの程度
によって自動的に座席体の湾曲程度が変化し得るフイッ
トネスの良い感応型の椅子を提供することができるので
ある。
このように、本発明に従えば、椅子に座る人の体重の軽
重に応じて、座席体のクツション性能を最適となるよう
に自動的に調節できることになり、人間工学的に優れた
椅子を提供することができるのである。
そして、その構成も、外シェル体と可動シェル体と座席
体という少ない部品点数にて達成することができるから
、座席体の湾曲程度等が着座する人の体重やもたれ掛か
り程度に応じて変化する感応性の大きい椅子を簡単な構
造で構成することができる効果を奏するのである。
また、本発明の椅子は外シェル体の表面側に可動シェル
体を介して座席体が支持された構成であるから、椅子の
側面視及び背面視において座席体の裏面が直接見えず、
且つ椅子の側面視等において重厚な感じを与えることが
できるのである。
〔実施例〕
次に実施例につき説明すると、椅子1は、下端にキャス
タを備えた脚支柱2の上端に支持台3を固着し、該支持
台3の上面には着座受部4aとその後端から上向きに延
びる育児受部4bとを一体的に成形した側面視略り字状
の外シェル体4を固着する。
座席体5は着座部5aと育児部5bとからなる側面視略
り字状に一体的に形威し、外シェル体4の表面側に適宜
隙間を隔てて配設するものである。
符号6は、前記外シェル体4と座席体5との隙間に介挿
する可動シェル体であって、該可動シェル体重は下向き
凸湾曲状の上下2つの支持片6a。
6bから成り、下部支持片6bの上端と上部支持片6a
の下端とを連接する箇所が上向きに突出する支承部7と
なるように一体的に形威して成る。
この可動シェル体重及び座席体5は合成樹脂型または合
成樹脂にガラス繊維を含浸させてなる強化プラスチック
製板や金属板等の弾性を有する材料にて各々一体重に成
形するものである。
外シェル体4の育児受部4bの上部には、外力にて弾性
変形可能になるような屈曲部8を形成する一方、育児受
部4bの端部の嵌合箇所9に座席体5の育児部5bの上
端を抜は不能に装着している。
符号10は可動シェル体重の表面であって座席体におけ
る着座部5aの下面及び育児部5bの裏面に接当する箇
所に張設等した摺動部材で、該摺動部材10は摩擦係数
の小さい弗素樹脂等を用いる。また可動シェル体重が座
席体5に対して摺動するとき横ずれしないように座席体
5の裏面には凹溝11を形威しである(第4図及び第5
図参照)。
さらに、外シェル体4の着座受部4aと可動シェル体重
の下部支持片6bとの摺動箇所近傍等には外シェル体4
と可動シェル体重とが外れないように、可動シェル体6
側に前後長手に穿設した案内a12に外シェル体4から
突出した突起ピン13を摺動自在且つ抜は不能に係合さ
せている。
また、座席体5の着座部5a及び育児部5bの表面側に
は発泡ポリウレタン樹脂等のクツション材14を張設し
ている。
この構成により、座席体5上に人の荷重が掛がると、そ
の体重Flの大小に応じて座席体5の着座部5a箇所等
の湾曲程度が変化すると同時に可動シェル体重の下部支
持片6bの前向きの自由端部と支承部7及び上部支持片
6aの上向きの自由端部に力を及ぼし、当該可動シェル
体重の下部支持片6b並びに上部支持片6aの湾曲状態
も変化し、これら上部支持片6b並びに上部支持片6a
の下向き凸湾曲部分が外シェル体4の表面に対する支持
箇所がずれつつ、且つ下部支持片6b、上部支持片6a
及び支承部7の座席体5に対する支持箇所もずれるので
ある。
このようにして、椅子の座席体5の湾曲形状が体重に応
じて変化する。
また、座席体5の育児部5bに人がもたれ掛かるとき、
その後向きの外力F2の大きさに応じて当該育児部5b
が後向きに湾曲し、その箇所裏面の可動シェル体重にお
ける上部支持片6a上向き自由端との支持箇所もずれつ
つ当該上部支持片6aの湾曲程度も変化する。同時に下
部支持片6bと上部支持片6aとの連接部である支承部
7の位置ずれも起こる。
このように、座席体5も可動シェル体重も弾性部材であ
るので、前記外力F2の大きさに応して曲げ抵抗力も大
きくなる(第2図−点鎖線参照)。
さらに、第3図に示すように、座席体5の前側に人の体
重が多く掛かるときには、当該座席体5の着座部a前部
側に大きく荷重が掛かり、下向きに湾曲し、それに応じ
てその下の可動シェル体重における下部支持片6bの前
向き自由端部も下向き湾曲すると同時に下部支持片6b
と上部支持片6aとの連接部である支承部7の位置ずれ
も起こる。
従って、座席体5及び可動シェル体重の弾性変形抵抗力
(ひいてはクツションの感性)も育児れの力の大きさに
応じて変化するのである。
このように、椅子の座席体に座る人の体重の軽重や育児
部へのもたれ力に比例して、これに抵抗するクソション
性能を強弱調節することが自動的に実行されるので、体
重の軽重の如何に拘わらず、最適のクツシラン性を持つ
椅子を提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は椅子の斜視図、
第2図は横断面図、第3図は前傾状態の作用説明図、第
4図は第3図のIV−IV視断面図、第5図は第4図の
V−V挽断面図、第6図は第3図のVl−Vl視断面図
である。 1・・・・椅子、2・・・・脚支柱、3・・・・支持台
、4・・・・外シェル体、4a・・・・着座受部、4b
・・・・育児受部、5・・・・座席体、5a・・・・着
座部、5b・・・・育児部、6・・・・可動シェル体、
6a・・・・上部支持片、6b・・・・下部支持片、7
・・・・支承部、8・・・・屈曲部、9・・・・嵌合部
、10・・・・摺動部材、11・・・・凹溝、12・・
・・案内溝、13・・・・突起ピン、M1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、着座部と背凭部とから成る側面視略L字状の座
    席体を弾性を有する板で一体的に造形する一方、脚体に
    固定された外シェル体と前記座席体の裏面との隙間に配
    設する弾性変形可能な可動シェル体を、断面下向き凸湾
    曲状の上部支持片と下部支持片と、その中途の連接箇所
    が支承部になるように一体的に成形し、該可動シェル体
    における上下両支持片の下向き凸湾曲部下面を外シェル
    体の表面に摺動自在に接当させ、可動シェル体における
    前記支承部と上部支持片の上端部表面及び下部支持片の
    下端部表面にて前記座席体を摺動自在に支持したことを
    特徴とする椅子における座席体の弾力調節装置。
JP19970189A 1989-07-31 1989-07-31 椅子における座席体の弾力調節装置 Expired - Lifetime JPH0773555B2 (ja)

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JP2008290323A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Lihit Lab Inc 綴じ具
JP2010540032A (ja) * 2007-09-20 2010-12-24 ハーマン、ミラー、インコーポレイテッド 荷重支持構造
JP2013000447A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Kokuyo Co Ltd 椅子

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