JPH0362687A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH0362687A
JPH0362687A JP1197781A JP19778189A JPH0362687A JP H0362687 A JPH0362687 A JP H0362687A JP 1197781 A JP1197781 A JP 1197781A JP 19778189 A JP19778189 A JP 19778189A JP H0362687 A JPH0362687 A JP H0362687A
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signal
field
memory
television
video signal
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Shigeo Yoshida
吉田 重雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、あるテレビ放送の映像信号による画面の一
部に他のテレビ放送の映像信号による画面を表示できる
ようにしたテレビジョン受像機に間する。
[従来の技術] テレビジョン受像機において、ある画面に他の画面を小
画面として表示する、いわゆるピクチャー・イン◆ピク
チャーが知られている。
近年、テレビジョン方式として、標準テレビジョン方式
の他に高品位テレビジョン方式が提案されており、例え
ば、高品位テレビジョン方式の映像信号による画面の一
部に標準テレビジョン方式の映像信号による画面を表示
することが考えられる。
さて、高品位テレビジョン方式の映像信号を帯域圧縮し
て伝送する方式として、フィールド間並びにフレーム間
オフセットサブサンプリングを用いた多重サブサンプル
伝送方式が知られている。
この多重サブサンプル伝送方式の1つとして、M U 
S E (Multiple 5ub−Nyquist
 Sampling Encodng)とよばれる方式
が提案されている。
このようなMUSE方式のデコーダにおいては、伝送信
号をA/D変換してディジタル信号処理を行なってもと
の高品位方式の映像信号に復元し、そののちD/A変換
してアナログ信号としている。
この場合、A/D変換並びにディジタル信号処理のクロ
ック信号は、映像信号中に含まれる同期信号と位相同期
した97.2MHzの原発振信号から分周して形成され
る。
また、現行の標準テレビジョン方式、例えばNTSC方
式では、搬送色信号から必要な色情報を取り出す際に、
水平ブランキング期間中に含まれるカラーバースト信号
に同期した3、58MHzの色副搬送波を発生している
したがって、高品位テレビジョン方式の映像信号による
画面の一部にNTSC方式の映像信号による小画面を表
示するテレビジョン受像機では、小画面用映像信号をフ
ィールドメモリに書き込み、読み出す際、書き込み周波
数を3.58MHzのL/に@  (K、  L=  
1. 2.  3.   ・ ・ ・ )と し、読み
出し周波数を原発振周波数97.2MH2の1/Q倍(
Q=1. 2.  ・・・)とすれば、新たな発振器を
必要としないから、構成が簡単となり、かつ経済的であ
る。
第4図は、PinP(ピクチャー◆イン・ピクチャー)
の概念図であり、1は高品位テレビジョン受像機、2は
受像管、3は高品位テレビジョン方式の映像信号による
大画面、4は標準テレビジョン方式、例えばNTSC方
式の映像信号による小画面である。
ここで、小画面用の映像信号を読み出すとき、後述する
メモリ回路31の読み出し周波数を源発信周波数の1/
2に選定すると、これはMUSEデコーダのディジタル
信号処理の最大クロック周波数と一致するため、MUS
Eデコード信号と同じ信号帯域をもつ小画面映像を大画
面上に映出することができる。
この間係を実現するには、複数のフィールドメモリで構
成されたメモリ回路31への書き込み周波数を5.37
MHz(L=3.に=2)  とし、メモリ回路31か
らの読み出し周波数を48.6MHz(97,2MHz
÷2、つまりQ=2)とすればよい。
このような周波数間係に選定された場合について、第5
図を参照して説明する。
色副搬送波の周波数fscおよび原発振周波数fOCを
正確に表すと、次式で示すようになる。
・・・ (1) foc=2’  X35 X55 (Hz  )   
   ・・ (2)さらに、高品位テレビジョン方式の
水平走査周波数fH()10)およびNTSC方式の水
平走査周波数f H(NTSC)は、それぞれ次式で表
される。
fH(HD〉=2×33×54 (Hz)・・◆(3〉
・ ・ ・ (4) 画素の大きさを表現する単位は、水平、垂直方向でデイ
メンジョンが異なるので、まず両者の関係を求める。
ここでは、垂直方向の単位として[TV本]、水平方向
の単位としてその画素を走査するのに要する時間という
意味で[sec]を用いる。
BTA  S−001規格からアスペクト比9:16と
サンプルレートI/74.25MHz、有効走査線数1
035 (TV本)、有効画素数1920を用いると、
この間係は、 ・ ・ ・ (5) となる。つまり、 52 XI lX23XfH()ID)[TV本]= 
3 [sec]・ ・ ・  (6) となる。
また、NTSC方式のN本の走査線から小画面用映像信
号のM本(ただし、M5N)の走査線を形成し、MUS
Eデコーダより出力される12/11の時間軸伸長をす
る前の高品位テレビジョン方式の映像信号に小画面用映
像信号として挿入する場合、3:  4X11/12の
アスペクト比とするためには以下の間係が成り立たなけ
ればならない。
25 × ηV X M/N [TV 本コ ニ  x[sec] =3 : 4×目/12 (7) ηV : 現行放送垂直有効走査期間率=0.935:小画面水平
有効走査時間 つまり、 (8) となる。
この(8)式に(6) 式を代入すると、 (9〉 また、 小画面用映像信号をメモリに書き込むクロック周波数を
W(Jとし、 メモリから読み出すク ロック周波数をRCにとした場合、 ( 0) ηH: 現行放送水平有効走査期間率=0゜  3 となる。
つまり、 ・ ・ ・ (11) となる。この(11)式を計算すると、(12) となる。
すなわち、 1.446・・◆本から1本への走査線変
換をすれば、小画面として図形歪のないものが表示され
る。
しかし、1.446◆・・本から1本への走査線変換を
厳密に行なうことは容易でなく回路規模が大きなものと
なる。そこで、図形歪に許容範囲を設定することにより
走査線変換を容易にする。
例えば、図形歪の許容範囲として±1%の値を設定する
と、N/Mが次式の範囲内であればよい。
・・・ (13) この範囲内でN、  Mが最も小さくなる自然数を選択
すると、N/M: 13/9となる。つまり、13本か
ら9本への走査線変換を行なえばよい。
以下、13本から9本への走査線変換について説明する
例えば、第5図において、現信号がCのときには、現信
号Cに4/9の係数を乗算し、1水平期間前の信号Bに
は5/9の係数を乗算し、これらを加算することによっ
て■の走査線信号を得ることができる。また、現信号が
C′のときには、現信号C′に679の係数を乗算し、
l水平期間前の信号B′には3/9の係数を乗算し、こ
れらを加算することによって、■′の走査線信号を得る
ことができる。
このような走査線変換を行いながらPinPを実現でき
るテレビジョン受像機の一例を第6図を参照して説明す
る。高品位テレビジョン信号としてはM U S E 
fITI号を例示する。
同図において、アンテナ】1で受信される衛星放送信号
はチューナ12に供給され、このチューナ12からのM
USE信号はMUSEデコーダ13に供給される。この
MUSE信号は送信側で8゜1MHzに帯域圧縮されて
おり、このMUSEデコーダ13では、MUSE信号が
A/D変換されてディジタル信号処理され、サンプリン
グ周波数が48.6MHzの高品位テレビジョン方式の
映像信号SVIが得られる。
この場合、電圧制御発振器14からはMUSE信号に含
まれている同量信号に同期したクロック信号が出力され
、このクロック信号に基づいてディジタル信号処理が行
なわれる。
このようにデコーダ13より出力される映像信号SVI
は、大画面用映像信号として挿入回路16に供給される
MUSEデコーダI3で形成される垂直同期信号および
水平同量信号は、大画面用同期信号としてメモリ制御回
路25に供給される。
アンテナ21で受信される地上放送信号はチューナ22
に供給され、このチューナ22からの中間周波信号は中
間周波増幅および検波回路23に供給され、この回路2
3より出力されるNTSC方式の映像信号SV2はA/
D変換器26に供給される。
A/D変換器26でディジタル信号に変換される映像信
号SV2はROM(リードオンリーメモリ)で構成され
る係数器29に供給され、この係数器29で所定係数が
乗算されたのち加算器30に供給される。また、この映
像信号SV2は1水平期間のj!延時間を有する遅延素
子27を介してROMで構成される係数器28に供給さ
れ、この係数器28で所定係数が乗算されたのち加算器
30に供給される。この加算器30の出力信号はメモリ
回路31のフィールドメモリ32.33に書き込み信号
として供給され、これらメモリ32゜33にフィールド
交代で書き込まれる。
回路23からの映像信号SV2は同期分離回路24に供
給され、この同期分離回路24で分離される垂直同期信
号および水平同期信号は、小画面用同期信号としてメモ
リ制御回路25に供給され係数器28.29で乗算され
る係数は、大画面用同期信号と小画面用同期信号に基づ
いて、メモリ制御回路25によって制御される0例えば
、映像信号SV2が、第5図Cの場合には、係数器29
での係数は4/9とされ、係数器2日での係数は5/9
とされる。これらの係数は走査線13本おきに巡回する
ため、メモリ制御回路25から係数器28.29のRO
Mには4ビツトのアドレス信号が供給されて制御が行な
われる。この4ビツトのアドレス信号は、例えば小画面
用垂直同期信号でリセットがかけられると共に小画面用
水平同期信号がクロック信号とされる13道カウンタで
発生される。
このように、A/D変換器26より出力される現信号お
よび遅延素子27より出力されるTjl信号を1水平期
間遅延させた信号が、それぞれ係数器29.28で所定
係数が乗算されて加算器30で加算され、13本から9
本への走査線変換が行なわれる。
また、回路23からの映像信号SV2は帯域増幅回路3
6に供給され、この帯域増幅回路36で抜き取られるカ
ラーバースト信号は位相検波回路37に供給される。こ
の位相検波回路37からの位相誤差信号は電圧制御発振
器(VCO)38に供給され、この電圧制御発振器38
の出力信号は分周比が1/3の分周器39を介して位相
検波回路37に供給される。
これら位相検波回路37、電圧制御発振器38および分
周器39は、いわゆるAPC回路を構成しており、電圧
制御発振′a38からはカラーバースト信号に位相同期
した3、58MHzの色副搬送波の3倍の周波数をもつ
正弦波信号が出力される。この正弦波信号は、図示せず
も波形整形されたのち、分周比が1/2の分周器40に
供給される。
また、同期分離回路24で分離される水平同期信号は4
道カウンタ35に供給されて、4水平期間周期の信号が
得られる。この4水平周期信号は切換スイッチ34にコ
ントロール信号として供給される。
一方、分周器40の出力信号は位相シフト回路41に供
給されて、1/4クロック周期ずつ位相が遅れた4つの
クロック信号(その周波数は5゜37MHz)が、切換
スイッチ34のa、  b、  c。
dの各端子に供給される。
4進カウンタ35からのコントロール信号によって1水
平周期毎にa+  b+  C+  dと選択された出
力信号はAD変換器26にサンプリング用のクロック信
号として供給されると共に、メモリ回路31に書き込み
用のクロック信号として供給される。
5.37MHzという周波数は水平周波数の1365/
4倍であり、走査線ごとおよびフレームごとに1/4ク
ロック周期ずつ位相がずれる。これをそのままクロック
信号として使用すると、第7図に示すようなサンプリン
グパターンとなり、空間的な位置ずれが生じる。
同図において、Oは第4n番目のフレームでのサンプル
位置であり、×は第4n+1番目、△は第40千2番目
9口は第4n千3番目のフレームでのサンプル位置であ
る。
本例においては、位相シフト回路41と切換スイッチ3
4とを設けることによって、上述したように1水平期間
ごとに1/4クロック周期ずつ位相のずれた5、37M
Hzの信号がクロック信号として使用されるため、この
ような空間的な位置ずれが補正される。
また、電圧制御発振器14からは97.2MH2の周波
数の信号が出力され、この信号は分周比が1/2の分周
器15に供給され、この分周器15より48.8MHz
の周波数の信号が出力され、この信号はメモリ回路31
に読み出し用のクロック信号として供給される。
また、メモリ制御回路25では、大画面用同期信号およ
び小画面用同期信号に基づいて大画面用および小画面用
の映像信号が、第1フィールドのものであるか第2フィ
ールドのものであるかが判定される。
メモリ回路31からの読み出しは、書き込み中てない方
のフィールドメモリから読み出すように制御される。こ
のとき、上述した判定結果に基づいて、映像信号SVI
が第2フィールドであり、かつメモリ回路31から読み
出される小画面用の映像信号が第1フィールドのもので
ある場合には、小画面用の映像信号の読み出しを1走査
線分だけ11延させるように制御される。
メモリ回rM31から読み出された小画面用の映像信号
SV3は挿入回w116に供給される。
この挿入回路16では、MUSEデコーダ13より供給
される大画面用の映像信号SVIに小画面用の映像信号
SV3が挿入される。この挿入回路16より出力される
合成映像信号は時間軸伸長回路17に供給されて12/
11の時間軸伸長が行なわれる。これはMUSEデコー
ダ13より出力される映像信号Sv1が11/12に時
間軸圧縮されているためである。
この時間軸伸長回路17より出力される合成映像信号は
D/A変換器18でアナログ信号に変換されたのち、映
像増幅回路19を介して受像管20に供給される。これ
により、受像管20には映像信号SVIによる画面の一
部に映像信号SV3による画面が表示される。
このように構成した場合、メモリ回″#J31から読み
出すクロック周波数が48.6MHzとなり、MUSE
デコーダのディジタル信号処理の最大クロック周波数と
一致するため、MUSEデコード信号と同じ信号帯域を
もつ小画面映像を大画面上に映出することができる。
そして、その場合において、1水平期間ごとに174ク
ロック周朋ずつ位相のずれた3、58MHzの372倍
の周波数をもつ信号を書き込み用のクロック信号として
使用するので、空間的な位置ずれを補正することができ
る。
また、テレビジョン信号の標準方式としてはNTSC方
式に限らず、PAL方式、SECAM方式のテレビジョ
ン信号でも同様である。
〔発明が解決しようとする課題] ところで、第6図に示すようなテレビジョン受像機によ
れば、大画面用映像信号のフィールドと、大画面に挿入
される小画面用映像信号のフィールドとが異なる場合、
小画面の映像で第1フィールドと第2フィールドのイン
タレースの関係が逆転する。
これを防ぐため、例えば大画面用映像信号が第2フィー
ルドであり、挿入する小画面用映像信号が第1フィール
ドの場合には、上述、したようにメモリ制御回路25に
おいて、小画面用映像信号の読み出しを一水平走査分だ
け遅らせるようにインタレース制御している。
しかし、このようなインタレース制御によれば、インタ
レースの関係は適正にすることができるが、画像の位置
が走査線1本分だけ本来の位置からずれてしまうという
欠点があった。
この走査線のずれは、大画面映像信号が高品位テレビジ
ョン信号(フィールド周波数60H2)で、小画面映像
信号が現行標準テレビジョン信号(フィールド周波数5
9. 94 Hz )というように、大小画面のテレビ
ジョン方式の違いによりフィールド周波数が異なる場合
に、特に画質の劣化が著しくなる。
そこで、この発明では、このような場合に適用しても、
換言するならば、高品位テレビジョン方式の映像信号に
よる画面の一部に標準テレビジョン方式の映像信号によ
る画面を挿入する場合においても、挿入画質を良好に表
示することができるようにするものである。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決するため、この発明においては、第
1のテレビ画面の一部に第2のテレビ画面を小画面とし
て表示するテレビジョン受像機において、 小画面用の第2のテレビジョン信号に含まれている同期
信号に同期した第2のクロック信号で書き込み、 大画面用の第1のテレビジョン信号に含まれている同期
信号に同期した第1のクロック信号で読み出すようにし
た3個のフィールドメモリで構成されたメモリ回路と、 上記第1のテレビジョン信号が第1フィールドのもので
あるか第2フィールドのものであるかを判定する第1の
フレーム検出回路と、 上記第2のテレビジョン信号が第1フィールドのもので
あるか第2フィールドのものであるかを判定する第2の
フレーム検出回路とを有し、第1のテレビジョン信号が
第1フィールドの信号を走査しているときには、第2の
テレビジョン信号は読み出しアドレスが書き込みアドレ
スに追い越しを生しることがなく、第1フィールドの信
号が書き込まれているフィールドメモリから小画面信号
の第2のテレビジョン信号が読み出され、第1のテレビ
ジョン信号が第2フィールドの信号を走査しているとき
には、読み出しアドレスが書き込みアドレスに追い越し
を生じることがなく、′IJ42フィールドの信号が書
き込まれているフィールドメモリから小画面用の第2の
テレビジョン信号が読み出されるようにしたことを特徴
とするものである。
[作 用] 第2図に示すように、フィールドメモリ43〜45に書
き込まれた小画面映像信号を読み出すには、読み出しア
ドレスが書き込みアドレスに追いこしを生じることのな
いフィールドメモリを選択して行なう。
例えば、書き込みメモリがフィールドメモリ43て、フ
レーム判定信号がし、つまり大小画面用映像信号が同極
性フィールドのときには、書き込み中でないフィールド
メモリ44.45のうち、大画面用映像信号と同極性フ
ィールドのフィールドメモリ44が読み出しメモリとし
て選択される(第3図参照)。
また、書き込みメモリがフィールドメモリ43で、フレ
ーム判定信号がHlつまり大画面映像信号が異極性フィ
ールドのときには、フィールドメモリ44.45のうち
大画面用映像信号と同極性フィールドのフィールドメモ
リ45が読み出しメモリとして選択される。
この処理で、大画面と小画面のフィールドの相違が回避
される。したがって、大画面用映像信号が高品位テレビ
ジョン信号(フィールド周波数が60Hz)で、小画面
用映像信号が現行標準テレビジョン信号(フィールド周
波数が59.94H2)というように、大小画面の信号
方式の違いによりフィールド周波数が異なる場合におい
ても、画像の位置ずれによる画質劣化が生じることはな
くなる。
[実  施  IN] 続いて、この発明に係るテレビジョン受像機の一例を第
1図を参照して詳細に説明する。ただし、第6図と重複
する部分については同一番号を符し、説明は省略する。
加算器30の出力信号(小画面用映像信号)は、メモリ
回路42を構成する3個のフィールドメモリ43.44
.45に1フィールドずつ11111次書き込まれる。
挿入信号として読み出すべきフィールドメモリは、大画
面映像信号の現フィールドと同一フィールドの信号で、
読み出しアドレスが書き込みアドレスに追いこしを生じ
ないようにメモリ制御回路25によって選択される。
第2図はメモリ制御回路25の具体的回路構成例である
小画面用垂直間U信号がクロック入力として、3進カウ
ンタ46に供給され、これより書き込みメモリ選択信号
が出力される。書き込みメモリ選択信号は切換スイッチ
51にコントロール信号として供給され、書き込むべき
フィールドメモリの選択が行なわれる。
また、1/4クロック周期ずつ位相のずれた切換スイッ
チ34より得られる書き込みクロック(第2のクロック
信号)と、小l1面用同期信号とが書き込みアドレス発
生回路53に供給され、これより作り出された書き込み
アドレスは、切換スイッチ51によって選択された特定
のフィールドメモリに供給されて、小画面映像信号の書
き込みが行なわれる。
分周115より得られる読み出しクロック(第1のクロ
ック信号)と、大画面用同期信号とが読み出しアドレス
発生回路54に供給され、これより作り出された読み出
しアドレスは、切換スイッチδ2によって選択された特
定のフィールドメモリに供給されて、小画面映像信号の
読み出しが行なわれる。
小画面用同期信号はさらにフレーム検出回路47に供給
され、現在のフィールドが第1フィールドか第2フィー
ルドかによって論理レベルLまたはHが出力される。大
画面用同期信号も同様にフレーム検出回路48に供給さ
れ、現在のフィールドが第1フィールドか第2フィール
ドかによって論理レベルLまたはHが出力される。
小画面用、大画面用釜フレーム検出信号が排他的論理和
回路49に供給され、フレーム判定信号が作成される。
このフレーム判定信号は書き込みメモリ選択信号と共に
、読み出しメモリ選択回路50に供給されて、読み出し
メモリ選択信号が形成される。この読み出しメモリ選択
信号で上述した切換スイッチ52が制御される。
読み出しメモリ選択回路50は書き込みメモリ選択信号
と、フレーム判定信号をアドレス入力とするR OM 
(Read 0nly Memory)によって構成す
ることかできる。この判定論理を第3図に示す。
同図から明らかなように、例えば、書き込みメモリがフ
ィールドメモリ43で、フレーム判定信号がL、つまり
大小画面用映像信号が同極性フィールド(同一フィール
ド)のときには、書き込み中でないフィールドメモリ4
4.45のうち、大画面用映像信号と同極性フィールド
のフィールドメモリ44が読み出しメモリとして選択さ
れる。
また、書き込みメモリがフィールドメモリ43で、フレ
ーム判定信号がHlつまり大小画面用信号が異極性フィ
ールド(異なるフィールド)のときには、フィールドメ
モリ44.45のうち大画面用同期信号と同極性フィー
ルドのフィールドメモリ46が読み出しメモリとして選
択される。
このようなメモリ選択論理は、フィールドメモリ43.
44.45には、第1フィールド、第2フィールド、第
1フィールド、第2フィールド、・・・・のように、3
フィールドを単位として小画面用映像信号が順にメモリ
されているからである。
この読み出し処理を行なうことによって、挿入される小
画面用のフィールドを大画面用の現フィールドに一致さ
せることができる。したがって、大画面用映像信号が高
品位テレビジョン信号(フィールド周波数が60Hz)
で、小画面用映像信号が現行標準テレビジョン信号(フ
ィールド周波数が59. 94 Hz )というように
、大小画面の信号方式の違いによりフィールド周波数が
異なる場合においても、画像の位置ずれによる画質劣化
が生じることはなくなる。
このようにして、メモリ回路42から読み出された小画
面用映像信号は、上述と同じく小画面挿入回路16に供
給される。
〔発明の効果] 以上説明したように、3フィールドメモリでメモリ回路
を構成することによって、従来のように小画面用映像信
号の読み出しを一水平走査分だけ遅らせるようなインタ
レース補正を行なう必要がなくなる。
従って、大画面用映像信号が高品位テレビジョン信号で
、小画面用映像信号が現行標準テレビジョン信号という
ように、大小画面の信号方式の違いによりフィールド周
波数が異なる場合においても、画像の位置ずれによる画
質劣化を大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかるテレビジョン受像機の一例を
示す系統図、第2図はメモリ制御回路の一例を示す系統
図、第3図は読み出しメモリ選択のための真理値表を示
す図、第4図〜第7図はこの発明の説明のための図であ
る。 11.21  ・ 12.22  ・ l 3 ◆ 14.38  ・ 15.39゜ ◆・アンテナ ◆◆チューナ ・◆MUSEデコータ ・・電圧制御発振器 0 ・・分周器 ・・挿入回路 17・・・時間軸伸長回路 18・・・D/A変換器 19・・・映像増幅回路 20・・・受像管 23・◆・中間周波増幅および検波回路24・・・同期
分離回路 25・・・メモリ制御回路 26・・・A/D変換器 27・・・遅延素子 2B、29・◆・係数器 30・・・加算器 34、 51. 52 ・・・切換スイッチ 35・・◆4道カウンタ a6・・・帯域増幅回路 37・・・位相検波回路 41・・・位相シフト回路 42・・・メモリ回路 43〜45・◆・フィールドメモリ 46◆◆・3進カウンタ 47゜ 53゜ 4B−・ 49 ・ ・ 50 ・ ・ 54 ・ ・ ・フレーム検出回路 ・排他的論理和回路 ・読み出しメモリ選択回路 ・アドレス発生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のテレビ画面の一部に第2のテレビ画面を小
    画面として表示するテレビジョン受像機において、 小画面用の第2のテレビジョン信号に含まれている同期
    信号に同期した第2のクロック信号で書き込み、 大画面用の第1のテレビジョン信号に含まれている同期
    信号に同期した第1のクロック信号で読み出すようにし
    た3個のフィールドメモリで構成されたメモリ回路と、 上記第1のテレビジョン信号が第1フィールドのもので
    あるか第2フィールドのものであるかを判定する第1の
    フレーム検出回路と、 上記第2のテレビジョン信号が第1フィールドのもので
    あるか第2フィールドのものであるかを判定する第2の
    フレーム検出回路とを有し、第1のテレビジョン信号が
    第1フィールドの信号を走査しているときには、第2の
    テレビジョン信号は読み出しアドレスが書き込みアドレ
    スに追い越しを生じることがなく、第1フィールドの信
    号が書き込まれているフィールドメモリから小画面信号
    の第2のテレビジョン信号が読み出され、第1のテレビ
    ジョン信号が第2フィールドの信号を走査しているとき
    には、読み出しアドレスが書き込みアドレスに追い越し
    を生じることがなく、第2フィールドの信号が書き込ま
    れているフィールドメモリから小画面用の第2のテレビ
    ジョン信号が読み出されるようにしたことを特徴とする
    テレビジョン受像機。
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US07/821,236 US5208660A (en) 1989-07-29 1992-01-10 Television display apparatus having picture-in-picture display function and the method of operating the same

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6486769A (en) * 1987-09-29 1989-03-31 Toshiba Corp Image display device

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