JPH0362422A - 水密型撚線導体の製造方法 - Google Patents

水密型撚線導体の製造方法

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Publication number
JPH0362422A
JPH0362422A JP19846989A JP19846989A JPH0362422A JP H0362422 A JPH0362422 A JP H0362422A JP 19846989 A JP19846989 A JP 19846989A JP 19846989 A JP19846989 A JP 19846989A JP H0362422 A JPH0362422 A JP H0362422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
watertight material
thermoplastic
wire
stranded
Prior art date
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Pending
Application number
JP19846989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Tsuchiya
土屋 裕二
Masahiro Kato
雅裕 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、導体素線間の間隙に水密材を充填することに
より水の浸入を防止した水密型撚線導体製造方法に関、
する。
(従来の技術) 海底電線などの浸水環境下で使用されるケーブルでは、
導体素線間に空隙があると、ケーブルがなんらかの損傷
を受けその部位から浸水した場合に、水がケーブル内を
走水し、ケーブルの損傷による被害を大きくしてしまう
という問題があった。
そのため、このような環境下で使用されるケーブルにお
いては、ケーブル内の空隙を水密材にて充填することに
より、事故特における走水を防止している。
従来このようなケーブルに使用されろ水密型撚線導体と
しては、中心導体素線上に熱可塑性水密材を押出し被覆
し、その外周に他の導体素線を撚合せた後、この撚線上
に架橋剤を配合したポリエチレン組成物を被覆し、これ
を連続架橋管内に通過させて前記組成物を加熱架橋させ
つつ中心導体素線上の熱可塑性水密材を軟化させ、撚線
導体の各導体素線に生じる収束力をもって前記水密材で
撚線間隙を充填させるようにしたものが知られていた。
(発明が解決しようとする課題) しかし上記のような従来の水密型撚線導体では、連続架
橋管内でケーブルをカテナリー状に懸垂する必要がある
ため撚線導体に充分な張力を加えることができず、した
がって各導体素線に生じる収束力も小さいものとなり、
往々にして水密材が完全に撚線間隙に充填されないこと
があるという問題があった。また同様の理由で撚線が充
分に収束しないため撚線導体の外形がいびつになること
があり、ケーブルとして仕上がった時の外観を損ねる原
因ともなっていた。
本発明は、このような従来の問題を解消すべくなされた
もので、導体素線間に空隙を生じることなくに充分な水
密材を均等に充填された水蜜型撚線導体を製造する方法
を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の第1の方法は、熱可塑性水密材で導体素線を被
覆し、この導体素線の複数本を、加熱により前記水密材
を軟化させつつ撚合せた後、ただちにダイスを通して外
形をほぼ円形に成形することを特徴としており、第2の
方法は、導体素線内に熱可塑性水密材を介在させて撚合
せた撚線導体を、1組のガイドローラー間を通過させつ
つ加熱して前記水密材を軟化させるとともに、前記ガイ
ドローラー間で高張力を加えて、撚線導体の各導体素線
に生ずる収束力により前記水密材を撚線間隙に、充填す
ることを特徴としている。
(作用) 本発明の第1の方法では、あらかじめ導体素線の各々が
適量の水密材にて被覆されているものを撚合わせるため
、撚合わせられた撚線間は完全に水密材で充填され、ま
た軟化状態にある間にただちにダイスを通して外形がほ
ぼ円形に成形されるので、過剰の水密材により最外側の
撚線間隙も水密剤で充填され、かつ外観に凹凸が生じな
い。
また第2の方法では、導体素線間に熱可塑性水密材を介
在させて撚合せた撚線導体を、1組のガイドローラー間
を通過させつつ加熱して前記水密材を軟化させるととも
に高張力を加えるようにしたので、水密材を導体素線間
に充填するのに充分な張力を加えることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は第1の発明の実施例における撚合せ直前の各導
体素線1の状態を示すもので、各導体素線1の外周には
、あらかじめエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)
 、又はエチレン−エチルアクリレート(EEA)系な
どのメルトインデックス(Ml値)の高い熱可塑性水密
材2により導体素線径に応じて0.1〜11mの範囲で
均一に被覆されている。上記の被覆厚は、軟化状態で撚
合せたとき、撚線間隙に軟化した熱可塑性水密材が完全
に充填可能な量とされる。
そして、この方法においては、これらの熱可塑性水密材
2の被覆された導体素線1を巻取したボビン3が図示を
省略した撚線機に装架され、この撚線機のダイス4の手
前の導体素線が収束する前の位置に、走行中の導体素線
1の熱可塑性水密材2を軟化させる、例えば赤外線ヒー
タ、温風、高周波誘導加熱装置のような加熱装置5が配
置される。
撚線機に装架され連続的にボビン3から繰り出されつつ
走行する熱可塑性水密材2で被覆された導体素線1は、
加熱装置5により加熱されて熱可塑性水密材2が軟化し
、ダイス4の位置で撚合せられつつ圧縮されて撚線間隙
に充填される。また撚線の外周にはみ出た過剰の熱可塑
性水密材2は、ダイス4により外側の撚線間隙に充填さ
れ、かつその外形が円形になるように成形される。
次に、第2の発明の実施例を第3図を参照して説明する
この実施例においては、撚線導体7は、第4図に示すよ
うに、あらかじめ中心の導体素線8の外周に熱可塑性水
密材9が被覆されている。この熱可塑性水密材9の厚さ
も導体素線8の外径に応じて撚線間隙に充填されるに充
分な量となるように設定されている。
モして撚線供給ドラム10から連続的に繰り出される撚
線導体7は、アキュムレーター11を経てミータリング
12に至る間に、予め設定された降伏点強度以下の範囲
の高い張力が加えられ、同時にこの間に配置された第1
の発明におけると同様の加熱装置13により熱可塑性水
密材が軟化され、次いで7その外周に押出機14により
架橋剤を配合されたポリエチレン組成物が被覆され、連
続架橋管15内をカテナリー状に懸垂されて移動する間
に架橋されて架橋ポリエチレン絶縁電線となり巻取機1
6に巻き取られる。
この実施例では、押出機14に入る前にアキュムレータ
ー11とミータリング12間で連続架橋管15内にある
撚線導体に直接張力が伝播しないような状況下で、撚線
導体に降伏点応力以内の範囲の高い張力が加えられるの
で各導体素線には高い収束力が作用し、中心導体素線の
外周に被覆された熱可塑性水密材はこの収束力により素
線間隙に充填される。
なお、以上の実施例では、導体張力をアキュムレーター
およびミータリングによって加えた例について説明した
が、本発明はこのような実施例に限定されるものではな
く、例えば、これらを専用のキャプスタンに置換えても
よい。
[発明の効果] 以上、説明したように本発明によれば、より優れた水密
特性を有し、外観的にも良好な水密撚線導体を製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の実施例における導体素線上に被覆
された熱可塑製水密材の状態を示す断面図、第2図は第
1の発明の実施例を概略的に示す図、第3図は第2の発
明の詳細な説明するための図、第4図はその方法による
処理前の撚線の断面を示す図である。 1.8・・・・・・・・・導体素線 2.9・・・・・・・・・水密材 3・・・・・・・・・・・・・・・ボビン4・・・・・
・・・・・・・・・・ダイス5.13・・・・・・加熱
装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性水密材で導体素線を被覆し、この導体素
    線の複数本を、加熱により前記水密材を軟化させつつ撚
    合せた後、ただちにダイスを通して外形をほぼ円形に成
    形することを特徴とする水密型撚線導体の製造方法。
  2. (2)導体素線間に熱可塑性水密材を介在させて撚合せ
    た撚線導体を、1組のガイドローラー間を通過させつつ
    加熱して前記水密材を軟化させるとともに、前記ガイド
    ローラー間で高張力を加えて、撚線導体の各導体素線に
    生ずる収束力により前記水密材を撚線間隙に充填するこ
    とを特徴とする水密型撚線導体の製造方法。
JP19846989A 1989-07-31 1989-07-31 水密型撚線導体の製造方法 Pending JPH0362422A (ja)

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JP19846989A JPH0362422A (ja) 1989-07-31 1989-07-31 水密型撚線導体の製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9640609B2 (en) 2008-02-26 2017-05-02 Cree, Inc. Double guard ring edge termination for silicon carbide devices
US10251797B2 (en) 1999-12-29 2019-04-09 Hill-Rom Services, Inc. Hospital bed

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10251797B2 (en) 1999-12-29 2019-04-09 Hill-Rom Services, Inc. Hospital bed
US9640609B2 (en) 2008-02-26 2017-05-02 Cree, Inc. Double guard ring edge termination for silicon carbide devices

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