JPH0360502A - ディジタル式fm変調器 - Google Patents

ディジタル式fm変調器

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JPH0360502A
JPH0360502A JP1197775A JP19777589A JPH0360502A JP H0360502 A JPH0360502 A JP H0360502A JP 1197775 A JP1197775 A JP 1197775A JP 19777589 A JP19777589 A JP 19777589A JP H0360502 A JPH0360502 A JP H0360502A
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carrier signal
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平松 米治郎
Shunichi Sato
俊一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は映像信号を記録したり、無線通信などを行な
う際に使用されるFM変調器に関し、特に大きな周波l
lk個移に対して適用範囲が広く、高安定度のFM変調
出力が得られるようにすると共に、回路的には純デイジ
タル式に構成できるようにしたものである。
〔従来の技術] 映像信号を光ディスク、VTRなどに記録する場合には
、通常この映像信号を一旦FM変調した上で記録するよ
うにしている。
このような場合に使用されるFM変*tiとしては、第
9図に示すマルチバイブレータ式のものや、第10図に
示す周波数変丸式のものがよく知られている。
第9図に示すFM変tit fW i Oは、一対のト
ランジスタ1.2を有し、それらのベース端子3には共
通に変調信号としての映像信号が供給され、端子4より
FM変調出力が得られるようになされたものである。
第10図に示すFM変調器10は、中心周波数がflの
FM変調器6と、同じく中心周波数がf2のFM変調器
7とを有し、それらのFM変調出力が周波数変換器8で
周波数混合される。周波数混合後のFM変調出力はロー
パスフィルタ9によって、その差の周波数(fl−f2
)のみが取り出される。
FM変調器6と7とでは周波数偏移の方向が逆で、正の
入力に対してFM変調周波数は一方が増加するときには
、他方は減少するように作用する。
したがって、最終的なFM変調出力である差の周波数(
fl−f2)は、実際は夫々の和の周波数となる。
[発明が解決しようとする課題] 従来から使用されている上述したFM変FA器10では
、何れも純アナログ式に処理されているため、特に、 (1)入力電圧対出力周波数の非直線性(2)FM変調
出力波に含まれる高次歪、特に二次歪 (3)発振周波数の安定度、特に温度特性による安定度 (4)被変調信号の出力への漏れ などが十分に改善されていない。
これらを改善するには、色々な調整や補償が必要となる
が、それでも十分な精度は得られていないO このような課題を解決するには、変調信号でキャリア信
号をディジタル的に変調するような構成とすればよいが
、そうするためには変調信号とキャリ148号のディジ
タル乗算処理を行なう必要がある。この乗算出力はキャ
リアイε号が正弦波信号若しくは余弦波信号であるため
、特に変調48号とキャリア信号を乗算する乗算器の構
成が複雑化する欠点がある。乗算器が論理回路などで構
成できれば、回路構成が容易になると共に、IC化にも
有利である。
そこで、この発明はこのような課題を解決したもので、
ディジタル式のFM変調器を提案するものである。
なお、このようなFM変調器の一手段は、本出願人が既
に提案している(特願平1−88325号、特願平1−
88326号)。
[課題を解決するための手段1 上述の課題を解決するため、この発明においては、変調
4=号を積分する積分器と、その積分出力を位相変調す
る位相変調器と、キャリア信号の発生器を有し、 キャリア信号発生器では、基準発紙出力がπ/2ずつ順
次位相がずれたディジタルキャリア信号が形成され、 上記位相変調器では、積分出力である変調信号がディジ
タル変調信号に変換され、 このディジタル変調信号と上記キャリア信号とがディジ
タル乗算器において乗算されるに際しては、上記変調信
号として直交位相関係を有する一対のディジタル変調信
号に変換されたときには、一対のディジタル乗算器が使
用されると共に、これら乗算出力の加算出力がFM変調
出力として使用されるようになされたことを特徴とする
ものである。
[作 用] 変調信号を積分する積分器20と、その積分出力を位相
変調する位相変調器30と、キャリア信号の発生器50
でディジタル式のFM変調器10が構成される。変調信
号は映像信号などである。
第1図及び第8図において、積分出力である変調信号が
位相変調N30において、直交位相関係を有する第1及
び第2のディジタル変調信号に変換される。この位相変
調器30には、直交位相関係を有する第1及び第2のデ
ィジタルキャリア信号が供給される。
そして、第1のディジタル変調信号と第1のディジタル
キャリア信号が乗算器35に、第2のディジタル変調信
号と第2のディジタルキャリア信号が乗算器36に夫々
供給される。夫々のディジタル乗算出力が加算される。
ディジタル乗算出力を加算すると、第2のディジタルキ
ャリア信号の位相のみが変調された出力が得られる。
この出力はディジタルキャリア信号の位相を1サイクル
ごとに、入力したディジタル変調信号の振幅に応じて変
化させているので、これは結果としてディジタルキャリ
ア信号がディジタル変調(3号によって周波数変調され
ているのと等価になる。
つまり、出力端子42にはFM変調出力が得られる。
[実 施 例] 以下、この発明に係るディジタルFMgj2調器の一例
を、第1図以下を参照して詳細に説明する。
このディジタルFM変調器10は、端子21に供給され
た入力信号を積分する積分M20と、その積分出力を位
相変調する位相変調器30と、キャリア信号の発生器5
0とで構成される。入力信号はアナログの映像信号など
が考えられる。
このFM変調器10の処理は純デイジタル的であるから
、積分器20もディジタル処理されるように構成されて
いる。そのため、この積分N20はA/D変換器22を
有し、端子21に供給された変調信号である映像信号が
所定ビット数、本例では8ビツトのディジタル信号に変
換される。
ディジタル化された映像信号はレジスタ23より出力さ
れた1クロツク前のディジタル映像信号と加算N24に
おいて加算される。
加算器24は2nビツト(nは整数)構成の加算器であ
って、本例ではn=5としている。そのため、8ビツト
のディジタル映像信号はその下位8ビツトに入力され、
残り2ビツトはO入力となされる。そして、この加算出
力(10ビツト構成)が再びレジスタ23に入力される
このように1クロツク前のディジタル映像信号を順次加
算することによってレジスタ23からは積分されたディ
ジタル映像信号が得られる。
A/D変換器22及びレジスタ23において使用される
クロックCKは、キャリア信号の発生器50に設けられ
たシフトレジスタ52より出力されるディジタルキャリ
ア信号のうち、基準位相のディジタルキャリア信号CK
O(第3図B)が使用される。
51は水晶発振器などで構成された基準発振器であって
、本例では、15倍に時間軸が伸長された映像信号を使
用しているので、そのクロック周波数としては2.5X
4−10.0MHzが使用される。25はクロックCK
Oの入力端子である。
レジスタ23に関連して設けられた端子26にはクリヤ
信号が供給され、これでレジスタ23の内容が初期設定
されるようになされている。
これは、端子21に直流分が失われた映像信号が供給さ
れることをも考慮したものである。直流分がない場合で
も、水平同期43号のシンクチップの部分で水平周期ご
とに一旦レジスタ23の内容をリセットすれば、これに
よってレジスタ23の初期値が固定されるため、シンク
チップレベルでの積分値を固定できる。
ディジタル的に積分された映像信号は位相変調器30に
供給される。
位相変調器30には、一対の波形変換ROM32.33
が設けられており、入力したディジタル映像信号が、互
いに直交位相関係にある2つのディジタル映像48号に
変換される。
すなわち、夫々の波形変換ROM32.33には第2図
に示すような余弦波及び正弦波に対応した振幅値(ディ
ジタル信号)が格納され、入力ディジタル映像信号のレ
ベルに対応した振幅値が同時に参照されて、互いに直交
関係にある2つのディジタル映像(3号(余弦ディジタ
ル映像(3号cos(c)と、正弦ディジタル映像信号
5in(c)]が出力される。ここに、位相Cは入力デ
ィジタル映像信号のレベルに対応する。
余弦ディジタル映像4g号cos(c)及び正弦ディジ
タル映像48号5in(c)は、後述するように何れも
ディジタル変調48号として機能する。
余弦ディジタル映像信号cos(c)及び正弦ディジタ
ル映像信号5in(c)は、2nビツト構成の第1及び
第2のディジタル乗算!35.36に供給される。第1
及び第2のディジタル乗算M35゜36には、ディジタ
ル映像43号の他に、ディジタルキャリア信号CKが供
給される。
50は上述したようにキャリア信号の発生器であって、
本例では、基準発振器51からの基準クロック48号4
CK (第1XIA)が4ビツトのシフトレジスタ52
に供給されて、π/2ずつ順次位相がずれた4つのディ
ジタルキャリア信号CKO〜CK3(同図B−E)が形
成される。
基準の位相をもつキャリ148号がCKOであるものと
すれば、これよりπ/2.2π/2.3π/2だけずれ
た4つのキャリア信号CKO−CK3を使用することに
よって、状態1→状態O→状態−1→状態Oの順番に繰
り返し変化する信号に対応させることができる。
繰り返し変化する信号とは、ディジタルキャリア信号を
アナログ化したときのキャリア信号のことであり、上述
した各状態はキャリア信号CKと同一周波数の正弦波信
号5in(2πfct)の0、π/2.2π/2.3π
/2の位相での振幅値に対応させることが可能である。
したがって、4つのディジタルキャリア信号CKO〜C
K3で1つの正弦波信号5in(2πfct)を表現す
ることができ、そのときの振幅値は、夫々0.1.0゜
1となる。
以後の説明では、4つのディジタルキャリアイ3号CK
O〜CK3を正弦ディジタルキャリア信号5in(2π
fat) という。
さて、正弦ディジタルキャリア4:!i号5in(2π
fct)を構成する4つのディジタルキャリア信号CK
O〜CK3は、レジスタで構成された1クロツク遅延器
31に供給されて、夫々が1クロック分遅延される。二
の遅延量は、位相的にはπ/2に相当するから、この1
クロツク遅延N31を通すことによって、余弦ディジタ
ルキャリアイ8号CKc (= −cos (2yrf
 c t) )が出力される。
この1クロツク遅延器31の存在で、キャリア信JIC
Kは、直交位招開係にある第1&び第2のディジタルキ
ャリア信号〔正弦ディジタルキャリア信号sin<2π
fat)と余弦ディジタルキャリアイ3号−cos(2
πfat))に変換されたことになる。
正弦ディジタルキャリア信号5in(2πfat)と余
弦ディジタル映像信号cos(c)とが第Iのディジタ
ル乗算器35に供給され、余弦ディジタルキャリア信号
−cos(2πfat)と正弦ディジタル映像信号5i
n(c)とが第2のディジタル乗算器36に供給される
ディジタル乗算器35の乗算動作を説明する。
正弦ディジタルキャリア信号としての4つのディジタル
キャリア信号CKO−CK3を使用して、上述したよう
な4つの状態を実現するには、例えば状態0 (O相及
び2π/2相の2つ)のときには、余弦ディジタル映像
信号cos(c)のビットDi(i=0〜8)の内容に
拘らず、0が出力され、状111のときには、そのまま
出力され、そして、状態−1のときには、反転して出力
されるような乗算動作を実現すればよい。
このような乗算動作は、簡単な論理回路で構成できる。
第4図はその一例であって、10ビツトのディジタル乗
X器35ば10個のナンド回路35Aとイクスクルーシ
ブオア回路35B及び35Cとで構成される。
余弦ディジタル映像信号を構成するビットDO〜D9の
夫々が対応するナンド回路35Aに供給されると共に、
正弦ディジタルキャリア信号のうち、2つのディジタル
キャリア信号CKO,CK2がナンド回路35Aに共通
に供給される。
ナンド出力は夫々のイクスクルーシブオア回路35Bに
供給され、これらにはその最上位ビットに対するナンド
出力が供給されるイクスクルーシブオア回路35Cを除
き、ディジタルキャリア信号CK3が共通に供給される
最上位ビットD9は符号ビットであるので、これに対応
したイクスクルーシブオア回路35Cには、ディジタル
キャリア信号CKIの反転信号が供給される。
この構成における真理値表を第5図に示す。同図Aは、
ビットDOからD8までの入出力関係を示す。その上段
はビットDOからD8までが「L」のときのものであり
、下段はrH,のときのものである。状態Oでは、「L
」 (このレベルをOとする)が出力され、状態1では
、入力がそのまま出力され、状態−1では反転して出力
される。
同図Bは同様に、ビットD9についての真理値表であっ
て、「L」がマイナス(−)を、「H」がプラス(+)
を表わすものとする。
そして、アナログのキャリア信号(正弦波43号)を考
えたとき、その零点を’ O(−1000000000
) Jとし、最小値を’−512(=00000000
00) J 、最大値を「◆511(= 111111
1111) Jとしたときには、状態Oのときのビット
D9との乗算出力は、Oであるので、(0000000
000)ではなく、(1000000000)どしなけ
ればならない。そうなるように、論理構成がなされてい
る。
また、同図Bより明らかなように、状態1のときは符号
ビットD9がそのまま出力され、状態−1のときには反
転して出力される。
ディジタル乗算器36も同様に構成されているので、そ
の説明は省略する。
以上のようにディジタル乗算器35.36を構成すれば
、比較的簡単な構成で、夫々より正弦信号と余弦48号
のディジタル乗算出力を得ることができる。したがって
、第1のディジタル乗算器35からは、 5in(2πfCt)・C05(C)・・・ (1)が
出力される。
第2のディジタル乗算器36からは、 −cos (2πf c t)  ・sin (c) 
 ・・・(2)が出力される。
夫々の乗算出力はバッファレジスタ37.38を経てデ
ィジタル加算器39で加算、本例では減算される。ディ
ジタル加算器39の出力は以下のようになる。
sin  (2πf c t)  0cos  (c)
+  cos (2yr f c t)  ◆sin 
 (c)=cos (27E f c t +c)  
    ・・(3)このように、余弦ディジタルキャリ
ア信号C05(2πfat)に対してCだけ位相が遅れ
た余弦ディジタルキャリア信号cos(2πf c t
 +c)が出力される。この余弦ディジタルキャリア信
号cos(2ifct+c)が、D/A変換器40でア
ナログ信号に変換され、これがさらにバンドパスフィル
タ41で帯域制限される。
このようにして出力端子42に得られた余弦ディジタル
キャリア信号cos(2πfct+c)にあっては、デ
ィジタルキャリア信号の1サイクルごとに、このディジ
タルキャリア信号に対する入力映像信号の振幅に応じて
その位相を高速に(1/ f cの時間)、変化させる
ことができ、結果としてFM変調を行なうことができる
バンドパスフィルタ41の帯域特性を第6図に示す。キ
ャリヤ周波数foを中心にして、±4f。
のところで減衰量が1 /(2n−1)以上で、±1/
 2 f oの範囲の周波数は十分に通過できるような
帯域特性に選定されることが望ましい。
さらに、キャリヤ周波数foを中心にして、±1 / 
2 f oの周波数範囲で、位相遅れ特性が周波数に対
して、第7図のように線形特性を保つようにバンドパス
フィルタ41の位相特性が選定されることが望ましい。
ところで、上述したディジタル乗算1135.36に入
力した正弦ディジタルキャリア(3号5in(2πfc
t)及び余弦ディジタルキャリア信号−cos(2πf
ct)の位相分解能は夫々、ディジタル乗算!35.3
6のビット構成に依存する。
例えば、ディジタル乗算器35.36が夫々10ビツト
構成とすると、0.35° (=360’÷1023)
の位相分解能となる。
単位時間当たりの最小位相変化daと周波数変化dfと
の関係は次式で表わされる。
d f=(1/27り(dc/d t)・・・ (4)
よって、単位時間当たりの最小位相変化daと最大周波
数偏移Δfの関係は次式となる。
Δf=df (28−1)   ・・・ (5)したが
って、 dc=6.14X10−3ラジアン・・・ (6)d 
t = 400nsec(=1/fc=2.5MHz)
 ・・・(7)であるときには、 Δf=0.623MHz  ・・・ (8)df=24
43H2・・・ (9) となり、入力電圧と出力周波数は完全に直線関係となる
。すなわち、線形特性となる。
なお、上側ではキャリヤ周波数fcを2.5MHzとし
、この周波数を映像信号のシンクチップレベルに当て、
また最大周波数偏移Δfを0.623MHzとし、周波
数が高くなる方向へFM変調されるようにした場合であ
る。
第8図はこの発明の他の例を示す。
同図において、正弦ディジタルキャリア信号5in(2
πfat)が減衰N44に供給されて、その入力レベル
が、1/(2’″−1)に減衰され、その後第3のディ
ジタル乗算器45に供給される。nはビット数であって
、本例では5ビツトとする。第3のディジタル乗算M4
5にはさらに余弦ディジタル映像信号cos(c)のう
ち下位5ビツトが供給される。
第3のディジタル乗算器45では、余弦ディジタル映像
信号cos(c)の振幅が正弦ディジタルキャリア信号
によって変調され、その後、バッファレジスタ46を経
てディジタル加算器39に供給される。
同様に、余弦ディジタルキャリア4g号−cos(2n
fct)が減衰器47に供給されることによって、その
入力レベルが、1/(2°−1)に減衰され、その後第
4のディジタル乗算N48に供給きれる。
第4のディジタル乗算W48には、正弦ディジタル映像
信号5in(c)のうち下位5ビツトが供給される。そ
して、正弦ディジタル映像信号5jn(c)のうち上位
5ビツトが第2のディジタル乗算器36に供給される。
そして、夫々の乗算出力がバッファレジスタ49を経て
ディジタル加算&139に供給される。
さて、ディジタルキャリア信号の最大振幅をnビット、
つまり5ビツトで分解した場合、1ピツト当たりの大き
さはディジタルキャリア信号の最大振幅の1 / (2
’−1)になる。したがって、減衰器44と第3のディ
ジタル乗算器45とで、第1のディジタル乗算器35の
最小分解賊輻をさらに5ビツトで分解したことになる。
その結果、一対のディジタル乗算器35.45と減衰W
44とで、2nビツトのディジタル乗算器として機能す
ることになる。
そのため、この構成によれば、5ピツト構成のディジタ
ル乗算器を使用できるため、その価格が非常に安くなる
第1図及び第8図の例は何れも、正弦ROM33と余弦
ROM32の夫々を使用して正弦及び余弦のディジタル
映像信号を得るようにした場合である。正弦信号と余弦
信号とは直交位相関係にあるから、その何れか一方のR
OMのみを使用しても、正弦及び余弦のディジタル映像
信号を生成することができる。
なお、この発明は上述した実施例に限定されるものでは
ない。例えば、正弦波信号と余弦波信号は位相が174
周期ずれただけで、全く等しい信号であるから、上述し
た実施例において正弦波信号と余弦波信号を交換しても
全く同じ効果が得られる。
また、ディジタル乗算器35.36.45.48におい
ては、正弦波同士、余弦波同士を乗算するように構成し
てもよい。
ディジタル乗算器39においては、減算処理ではなく、
加算処理を行なってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、直交位相関係
を有する第1及び第2のディジタル変調信号と、同じく
、直交位相関係を有する第1及び第2のディジタルキャ
リア信号とを互いに乗算し、夫々のディジタル乗算出力
を加算した出力をFM変調出力として使用するようにし
たものである。
これによれば、ディジタルキャリア信号の1サイクルご
とに演算するというディジタル処理のFM変調が行なわ
れるため、線形特性が優れ、高次歪のない、しかも温度
特性のよいFM変調器を実現できる。したがって、信頼
性の高いFM変調器を提供できる実益を有する。
また、ディジタルキャリア信号の位相をO8π/2,3
π/2に対応するタイミングパルスとして定義して、正
弦キャリア信号の代りに使用するようにしたから、ディ
ジタル乗算器を簡単な論理回路で構成できる実益を有す
る。IC化も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第8図は夫々この発明に係るFM変調器の一
例を示すブロック図、第2図はROMのデータ内容を示
す図、第3図はディジタルキャリア信号の波形図、第4
図はディジタル乗算器の接続図、第5図はその真理値表
の図、第6図はバンドパスフィルタの帯域特性図、第7
図はその位相特性図、第9rI!i及び第10図は従来
のFM変調器の系統図である。 10 ・ 20 ・ 30 ・ 32.33 ・ 35.36゜ 50 ・ 52 ・ ・・FM変調器 ・・積分器 ・・位相変調器 ・・正弦及び余弦ROM 45.48 ・・ディジタル乗算器 ・・キャリア信号の発生器 ・・シフトレジスタ 37゜ 38.46゜ 9 ・バッファレジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)変調信号を積分する積分器と、その積分出力を位
    相変調する位相変調器と、キャリア信号の発生器を有し
    、 キャリア信号発生器では、基準発振出力がπ/2ずつ順
    次位相がずれたディジタルキャリア信号が形成され、 上記位相変調器では、積分出力である変調信号がディジ
    タル変調信号に変換され、 このディジタル変調信号と上記キャリア信号とがディジ
    タル乗算器において乗算されるに際しては、上記変調信
    号として直交位相関係を有する一対のディジタル変調信
    号に変換されたときには、一対のディジタル乗算器が使
    用されると共に、これら乗算出力の加算出力がFM変調
    出力として使用されるようになされたことを特徴とする
    ディジタル式FM変調器。
JP1197775A 1989-04-07 1989-07-29 ディジタル式fm変調器 Expired - Lifetime JP2542263B2 (ja)

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