JPH0360106A - 積層チップインダクタ - Google Patents

積層チップインダクタ

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JPH0360106A
JPH0360106A JP19728889A JP19728889A JPH0360106A JP H0360106 A JPH0360106 A JP H0360106A JP 19728889 A JP19728889 A JP 19728889A JP 19728889 A JP19728889 A JP 19728889A JP H0360106 A JPH0360106 A JP H0360106A
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JP
Japan
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electrode
magnetic material
inductance elements
electrodes
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP19728889A
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English (en)
Inventor
Haruhisa Isoda
磯田 治久
Satoshi Murata
諭 村田
Kikuo Wakino
喜久男 脇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0360106A publication Critical patent/JPH0360106A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数のインダクタンス素子を積層してチップ
構造とした積層チップインダクタに関する。
差速!1すLと匡澹 従来、積層チップインダクタとしては、絶縁性磁性シー
ト上に内部電極をストレート状名はコイル状に設け、こ
のシートを複数枚積層したものが種々知られており、第
6図、第7図にその一例を示す。
第6図において、1,3,4.5はフェライトグリーン
シートで、シート4,5上にはインダクタンス素子とし
て機能する内部電極10.10.11.11がitペー
ストの塗布にてストレートな形状に形成され、両端は外
部引出し電極10a、llaとされている。
シート4,5は必要枚数のダミーシート3を介在させ、
さらにその上下にダミーシート1,2を重ねて加圧、積
層し、焼成する。その後、バレル研磨又は平面研磨を施
し、第7図に示す如く、両端に導電ペーストを塗布、焼
付けることで一対すつの外部電極20〜23を形成し、
積層チ・ノブインダクタとされる。
ところで、この種の積層チップインダクタでは、個々の
インダクタンス素子間の静電誘導及び電磁誘導の影響が
問題となり、同一シートに並設された内部電極10.1
0間及び11.11間は影響が出ない十分な間隔を設け
られるが、上下方向に近接する内部電極10.11間は
、第8図に示す距離a、bが問題となり、静電誘導及び
電磁誘導の影響がでる。
距離a、bを大きくすることはチップ自体が大型化し、
しかも完全に影響を排除できることもなく、好ましい対
策ではない。
そこで、本発明の課題は、積層チップインダクタにおい
て、前記距離a、bを必要以上に大きくすることなく、
上下方向に近接するインダクタンス素子間の静電誘導又
は電磁誘導の影響を排除することにある。
課題を解決するための手段と作 以上の課題を達成するため、本発明に係る積層チップイ
ンダクタは、積層状態のインダクタンス素子の間に、ほ
ぼ全面に電極を設けた基材シートを介在させた。前記電
極をアースに落とすことにより、電極を挾んで近接する
インダクタンス素子間の静電誘導が防止される。また、
電極を設けた基材シートを非磁性材にて形成すれば、上
下方向に近接するインダクタンス素子間の電磁誘導も防
止される。一方、電極を設けずに非磁性シートのみを介
在させてもよく、この場合には上下方向に近接するイン
ダクタンス素子間の電磁誘導が防止される。
丈鳳獅 以下、本発明に係る積層チップインダクタの実施例につ
き、添付図面を参照して説明する。
[第1実施例、第1図、第2図参照コ 第1図は積層前のインダクタの各要素を示し、基本的に
は第1図に示した従来の積層チップインダクタと同様の
要素から構成されている。
即ち、1〜5はフェライトグリーンシートで、フェライ
ト粉末、有機溶媒及びバインダ等を混練して泥しように
した後、押出し法、引上げ法又はブレード法等によりシ
ート状に成形したものである。これらの基材シートのう
ち、シート4,5上にはその表面にAg、Ag−Pd等
を含む導電ペーストが塗布され、インダクタンス素子と
しての内部電極10.10及び11.11が形成され、
両端には外部引出し電極10a、 llaが形成されて
いる。なお、内部電極10.11は互いに重なり合わな
いように形成されている。
基材シート8はその目的によって非磁性材又は磁性材か
らなり、非磁性材としては例えば各種セラミックス、磁
性材としては例えばシート1〜5と同様のフェライトが
使用される。このシート8上には前記外部引出し電極I
Qa、llaが位置する両端部を残してほぼ全面に導電
ペーストが塗布され、斜線で示す電極14が形成されて
いる。
以上の構成からなるシート4,5をその間にシート8及
びダミーシート3.3さらに上下にダミーシート1,5
をそれぞれ必要枚数積み重ね、加圧する。実際の量産工
程では各シート4,5.8は多数の導体を印刷した幅広
のものを一度に積層し、第1図、第2図に示す1単位の
インダクタを構成するようにカットする。これを適当な
温度で焼成し、バレル研磨、平面研摩等を施した後、外
部に露出した外部引出し電極10a、lla及び電極1
4の両端部に対応する位置に導電ペーストを塗布、焼付
けし、外部電極20〜23及び接地用外部電極24を形
成する。
以上の構成からなる積層チップインダクタにおいては、
内部電極10.10.11.11がインダクタンス素子
として機能し、上下に近接する内部電極10゜11間は
電極14が介在し、かつその外部電極24を通じてアー
スがとられることにより、静電誘導の影響が排除される
。また、基材シート8を非磁性材にて形成することによ
り、電極14の有無に関係なく、内部電極10.11間
における電磁誘導の影響が排除される。一方、基材シー
ト8を磁性材にて形成すれば、電極14の機能によって
静電誘導の影響のみが排除される。
[第2実施例、第3図〜第5図参照コ 本第2実施例の積層チップインダクタは、製品化される
最終形態として、第5図に示すように、インダクタンス
素子として機能する内部電極10〜13が一列に積層さ
れた状態となり、いわば第8図に示した距1Iibを0
としたものである。
その製作は、フェライトグリーンシート4〜7上にそれ
ぞれ内部電極10〜13を形成したもの、基材シート8
上の全面に斜線で示す電極14を形成したものを準備し
、これらを必要枚数のダミーシート3を介在させ、かつ
、上下にダミーシート1゜2を重ねて加圧する。その後
、第4図に一点鎖線で示すカット線にて、並置された各
内部電極10〜13が分離するように1単位のインダク
タにカットし、これを適当な温度で焼成する。さらに、
バレル研磨、平面研磨等を施した後、外部に露出した各
外部引出し電極10a〜13aごとに導電ペーストを塗
布、焼付けし、外部電極25〜28を形成する。同時に
外部に露出した各電極14の端部に跨って導電ペースト
を塗布、焼付けし、接地用外部電極29を形成する。
以上の構成において、電極14の機能及び基材シート8
(磁性材又は非磁性材)の機能については、前記第1実
施例での説明と同様であり、上下方向に近接する内部電
極10.11.12.13間での静電誘導及び電磁誘導
の影響が防止される。
なお、本発明に係る積層チップインダクタは前記実施例
に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変
更できる。
特に、一つのシート4〜7上に形成されるインダクタン
ス素子の数ないしは積層数は任意であり、コンデンサ素
子等と組み合わせた複合電子部品としてもよい、また、
第2実施例において、基材シート8上の電極14は第1
実施例と同様に両端部を残してほぼ全面に形成してもよ
い。
急豊曵羞玉 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、積層状
態のインダクタンス素子の間にほぼ全面に電極を設けた
基材シートを介在させたため、該電極を挾んで近接する
インダクタンス素子間の静電誘導を防止でき、インダク
タンス素子間の距離を小さくでき、より小型化が可能と
なる。また、前記基材シートを非磁性材にて形成すれば
、それを挾んで近接するインダクタンス素子間の電磁誘
導を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例であるインダクタの積層前
の分解斜視図、第2図は第1図のものを積層し、外部電
極を設けた状態での斜視図である。 第3図は本発明の第2実施例であるインダクタの積層前
の分解斜視図、第4図は第3図のものを積層した状態の
斜視図、第5図は第4図のものを1単位にカットし、外
部電極を設けた状態での斜視図である。第6図は従来の
インダクタの積層前の分解斜視図、第7図は第6図のも
のを積層し、外部電極を設けた状態での斜視図、第8図
は第7図のものの垂直断面図である。 1〜7・・・フェライトグリーンシート、8・・・基材
(磁性又は非磁性)シート1.10〜13・・・内部電
極(インダクタンス素子)、14・・・電極、20〜2
3 、25〜28・・・外部電極、24.29・・・接
地用外部電極。 第 1 図 第2図 第6図 第7図 第8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.インダクタンス素子を設けた基材シートを積層して
    なる積層チップインダクタにおいて、ほぼ全面に電極を
    設けた基材シートを、積層状態のインダクタンス素子の
    間に介在させ、前記電極に接地用の外部電極を取り付け
    たことを特徴とする積層チップインダクタ。
  2. 2.前記電極が設けられている基材シートが非磁性材か
    らなることを特徴とする請求項1記載の積層チップイン
    ダクタ。
  3. 3.インダクタンス素子を設けた基材シートを積層して
    なる積層チップインダクタにおいて、非磁性シートを積
    層状態のインダクタンス素子の間に介在させたことを特
    徴とする積層チップインダクタ。
JP19728889A 1989-07-28 1989-07-28 積層チップインダクタ Pending JPH0360106A (ja)

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