JPH035910Y2 - - Google Patents

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JPH035910Y2
JPH035910Y2 JP2160184U JP2160184U JPH035910Y2 JP H035910 Y2 JPH035910 Y2 JP H035910Y2 JP 2160184 U JP2160184 U JP 2160184U JP 2160184 U JP2160184 U JP 2160184U JP H035910 Y2 JPH035910 Y2 JP H035910Y2
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signal
interference
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detector
feedback
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の属する技術分野の説明 本考案は、パルスレーダ装置の信号処理等に用
いられる干渉信号除去器に関する。
(2) 従来技術の説明 従来、この種の干渉信号除去器、たとえばパル
スレーダ装置の受信機で位相検波された受信ビデ
オ信号に対して、MTI(Moving Target
Indication)処理やCFAR(Constant False
Alarm Rate)処理等(例えば、M.I.Skolnik等
の“Radar Hand Book”chap.17及び
Section5.8参照)の信号処理を行い目標物体以外
の固定目標(たとえば山岳、森林)等からの不要
信号(以下、クラツタ信号という)の除去、抑圧
を行つた信号処理ビデオ信号に対して、他のレー
ダ装置からの送信電波やレーダ装置の探知距離外
から反射された不要な電波(2次エコー)、その
他の外来雑音等の1送信周期(以下この送信周期
をスイープという)に現われる不要ビデオ信号を
除去するためのものである。
受信機の信号処理におけるMTI処理において
はクラツタ信号の抑圧度を高めるために、通常、
特定の帰還係数を有する帰還付き消去器(例え
ば、前記、“Radar Hand Book”chap.17参照)
が用いられる。帰還付きの場合、干渉信号が1ス
イープのみ入力されると信号処理のビデオ出力信
号としては、帰還によつて減衰していく処理信号
が継続して得られる。例えば、2重消去器
(“Radar Hand Book”chap.17参照)において
は、無帰還(帰還係数が0)の場合、干渉信号が
入力されると3スイープに渡り処理信号が得られ
るが、帰還がある場合には、3スイープ以降も減
衰された処理信号が複数スイープ続いて得られ
る。また、干渉除去の方法としては、入力信号レ
ベルに対して干渉判定レベルを設ける方法もあ
る。しかし、この場合、干渉判定レベルを越えた
信号のスイープ毎の相関により干渉信号か否かを
判定しなければならない。そのため、干渉判定用
スイープ数を少なくすると回路構成は容易となる
が、目標信号は複数スイープの間得られるため、
干渉信号との識別が出来なくなる。帰還つき消去
器を使用した場合干渉判定レベル以上の信号が無
帰還の消去器と比べて多くのスイープに現われる
ために目標信号との識別が悪くなるといつた欠点
があつた。
(3) 考案の目的の説明 本考案は、帰還つきの信号処理からのビデオ信
号の干渉信号判定系に対して、帰還なしの消去器
を含んだ干渉信号判定系を加えることによつて、
上記欠点を解決して、目標信号と干渉信号との識
別を容易にした干渉信号除去器を提供するもので
ある。
(4) 考案の構成 本考案は受信機で位相検波された受信ビデオ信
号を受けて、不要な固定目標信号等を除去する無
帰還型消去器、無帰還型消去器の出力信号に対し
て信号レベル判定及び複数の送信周期の変化を判
定条件と照合し干渉信号の判定を行う干渉検出
器、受信ビデオ信号を2重消去器等の帰還型消去
器によるMTI処理などで信号処理することによ
つて得られる処理ビデオ信号に対して信号レベル
判定を行ない、干渉判定信号を発生する信号処理
干渉検出器、前記干渉検出器からの第1の干渉判
定信号及び前記信号処理干渉検出器からの第2の
干渉判定信号を入力して相互の相関関係に基いて
前記処理ビデオ信号の干渉信号の判別を行い干渉
除去信号を発生する干渉除去信号発生器、処理ビ
デオ信号を干渉除去信号発生器からの干渉除去信
号によつて除去する干渉除去ゲートを設けること
によつて構成される。
(5) 考案の実施例の説明 次に本考案の一実施例について図面を参照して
説明する。
第1図に本考案の一実施例であるパルスレーダ
装置の信号処理装置を示す。第2図に一実施例の
信号処理装置の動作を説明するための干渉信号と
目標信号とが入力された場合の各部の出力波形の
概略図を示す。
パルスレーダ装置の受信機で位相検波された受
信ビデオ信号は、入力端子1から入力され、2分
割されてひとつは帰還つきMTI処理を行う信号
処理器3へ、他のひとつは干渉信号除去器4内の
無帰還消去器11へ共通に加えられる。無帰還消
去器11では、受信ビデオ信号に含まれる固定目
標信号を除去、抑圧した処理信号を発生して干渉
検出器12に送出する。無帰還消去器11の処理
信号は、消去回路の構成により、出力されるスイ
ープ数が異なる。単一消去回路の場合を考える
と、1スイープの信号入力に対して、2スイープ
に渡り出力が得られる。干渉検出器12は、無帰
還消去器11からの処理信号の振幅に対し干渉判
定レベルを設け、その判定レベルを越えた信号に
ついて複数スイープ分を蓄積し複数スイープでの
変化を判定条件と照合して処理信号の干渉判定を
行い干渉判定信号を干渉除去信号発生器14に送
出する。信号処理器3の出力は信号処理干渉検出
器13に入力されて干渉判定レベルを越えた信号
が、干渉判定信号として干渉除去信号発生器14
に送出される。干渉除去信号発生器14では、内
部メモリーに干渉信号検出器12からの干渉判定
信号が複数スイープ分記憶され、このメモリーの
出力と信号処理干渉信号検出器13との干渉判定
信号との相関結果を予め設定してある判定条件と
照合して干渉信号かあるいは目標信号かの判定が
行われ、干渉除去信号を発生して干渉除去ゲート
15に送出する。干渉除去ゲート15には信号処
理器3からのビデオ信号と干渉除去信号発生器1
4からの干渉除去信号とが入力され、干渉ビデオ
信号が干渉除去信号によつて除去される。出力端
子2には干渉除去ゲート15からの干渉除去され
たビデオ信号が出力される。
以上説明した実施例の出力波形の概略図を第2
図に示し、これについて説明する。
ビデオ信号21として、目標信号31と干渉信
号32を考える。目標信号31は、通常、複数ス
イープに渡り信号が存在していて、本例では5ス
イープ連続しているものとしている。無帰還消去
器出力信号22は、消去回路として単一消去回路
の使用により、入力信号21に対して、1スイー
プ分余分に出力が得られる。干渉検出器出力信号
23は、無帰還消去器出力信号22が干渉検出器
12においてレベル判定されたのち4スイープ相
関された信号である(本例では4スイープ全てに
信号があるか、最新の3スイープに信号がある場
合以外を干渉信号としている。)。信号処理器出力
信号24は、信号処理器3において帰還つきの
MTI処理された信号であり、干渉信号の遅延信
号36と目標信号の遅延信号37を有している。
信号処理器出力信号24を信号処理干渉検出器1
3に入力してレベル判定された信号で3スイープ
にわたり遅延信号が得られている場合の信号処理
干渉検出器出力信号25である。干渉除去信号2
6は、干渉検出器出力信号23と信号処理干渉検
出器出力信号25とを干渉除去信号発生器14に
入力して、相関処理して得られた信号である(本
例では、干渉検出器で干渉信号と判定された信号
処理検出器の出力信号及び干渉検出器で干渉信号
と判定されていないが、信号処理干渉検出器の出
力信号があり、過去3スイープにわたり、干渉検
出器の干渉判定信号がある信号処理干渉検出器の
出力信号が干渉除去信号として出力される。)。出
力端子出力信号27は、信号処理器出力信号24
が干渉除去ゲート15において、干渉除去信号2
6によつて干渉除去された信号である。
(6) 考案の効果の説明 本考案は、以上説明したように、信号処理ビデ
オ信号の干渉検出系に無帰還消去器を含んだ干渉
検出系を加えた構成とすることによつて信号処理
ビデオ信号の干渉信号を目標信号と識別して、干
渉信号の除去を容易とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の信号処理装置の
ブロツク図である。第2図は、本考案の一実施例
の信号処理装置の干渉信号と目標信号を入力した
場合の各部の出力波形図である。 1……入力端子、2……出力端子、3……信号
処理器、4……干渉信号除去器、11……無帰還
消去器、12……干渉検出器、13……信号処理
干渉検出器、14……干渉除去信号発生器、15
……干渉除去ゲート、21……入力端子波形、2
2……無帰還消去器出力波形、23……干渉検出
器出力波形、24……信号処理器出力波形、25
……信号処理干渉検出器出力波形、26……干渉
除去信号、27……出力端子出力波形、31……
目標信号、32……干渉信号、33……干渉判定
信号、34……信号処理干渉判定信号、35……
干渉除去信号、36……干渉信号の帰還信号、3
7……目標信号の帰還信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 位相検波された受信ビデオ信号を受けて、固定
    目標等に係る不要な目標信号を除去、抑圧する無
    帰還型消去器と、無帰還型消去器の出力信号に対
    して信号レベル判定及び判定結果を蓄積し過去の
    複数送信周期の変化を判定条件と照合して干渉信
    号の判定を行う干渉検出器と、前記受信ビデオ信
    号を帰還型消去器を用いてMTI処理等で信号処
    理した処理ビデオ信号に対して信号レベル判定を
    行ない干渉判定信号を発生する信号処理干渉検出
    器と、前記干渉検出器からの第1の干渉判定信号
    及び前記信号処理干渉検出器からの第2の干渉判
    定信号に基いて両者の相互相関関係によつて前記
    処理ビデオ信号の干渉信号の判別を行い干渉除去
    信号を発生する干渉除去信号発生器と、前記処理
    ビデオ信号を前記干渉除去信号発生器からの前記
    干渉除去信号によつて除去する干渉除去部とを有
    することを特徴とする干渉信号除去器。
JP2160184U 1984-02-17 1984-02-17 干渉信号除去器 Granted JPS60134181U (ja)

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JP2160184U JPS60134181U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 干渉信号除去器

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JP2160184U JPS60134181U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 干渉信号除去器

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Publication Number Publication Date
JPS60134181U JPS60134181U (ja) 1985-09-06
JPH035910Y2 true JPH035910Y2 (ja) 1991-02-14

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ID=30513138

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JP2160184U Granted JPS60134181U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 干渉信号除去器

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JPS60134181U (ja) 1985-09-06

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