JPH0357382A - 磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、映像信号を紀録する機能を有する磁気記録
装置に関し、特に、映像信号を記録する際に日付および
時刻などの補助データ情報を映像信号とともに記録可能
な磁気記録装置に関する。

〔従来の技術〕

従来より、映像信号記録時の日付および時刻など（以下
、日付データと称す）の補助データ情報を、＠像信号に
重畳して記録するような機能を有する磁気記録装置、す
なわちビデオテーブレコーダが提供されてきた。

第３図に、従来の、日付データを映像信号とともに記録
および再生する機能を有するビデオテープレコーダのシ
ステム構成の概略を示す。

図において、ビデオテーブレコーダのシステムは、内部
に時計部１２を有し、この時計部１２の示す時間を参照
し、日付データＬを作成する日付データ作成部１３、日
付記録要求信号ＩＨに応じて、与えられる日付データＬ
を同期信号Ｅおよび垂直同期信号Ｆに同期して文字信号
パルスＢに変換出力する文字信号発生部１を含む。また
、入力端子１０より映像信号Ａが与えられ、映像信号Ａ
に文字信号パルスＢを重畳するように処理し、合成映像
信号Ｃを出力する文字信号重畳部２、与えられる合成映
像信号Ｃを記録可能なように信号処理するＶＴＲ　（ビ
デオテーブレコーダの略称）記録系３、映像信号の記録
および再生の両機能を有する記録再生ヘッド４、記録再
生ヘッド４を介して映像信号が記録される磁気テーブ５
を含む。また、映像信号Ａより同期信号Ｅを分離する同
期信号分離回路１４ならびに垂直同期信号Ｆを分離する
垂直同期信号分離回路１５を含む。さらに、磁気テーブ
５より記録再生ヘッド４を介して再生された映像信号を
、受像管などで表示可能なように信号処理し、再生映像
信号Ｄを出力端子１１を介してシステム外部に出力する
ＶＴＲ再生系６を含む。なお、文字信号発生部１に与え
られる日付記録要求信号４Ｒは、ビデオテーブレコーダ
内のマイコンが、ユーザによる日付記録要求の外部スイ
ッチ操作を検知し、信号出力する。また、垂直同期信号
分離回路１５は、同期信号分離回路１４より与えられる
同期信号Ｅより垂直同期信号Ｆを分離し出力する。

次に、第３図に示すシステムの日付データの記録および
再生の動作について、第３図および第４図を参照して説
明する。

第４図は、第３図のシステムブロック内で検出および生
戊される各信号のＩＨ区間（１水平走査期間）または１
Ｖ区間（１垂直走査期間）における信号波形の概略図で
ある。

まず、日付データを含む映像信号を記録する場合につい
て説明する。

＋１付データ作戊部１３は、時＝１部１２を参照し［１
付データを作成し７、目付データ信号Ｌを文字（３号発
生部１に与える。文字／ｇ号重畳部２には入力端了１０
を介して映像信号Ａが与えられる。また同期信号分離回
路１４は映像信号Ａより同期信号Ｅを分離出力し、垂直
同期信号分離回路１５は前記の同期信号Ｅより垂直同期
信号Ｆを分離出力する。一方、文字信号発生部１は、日
付データ信号Ｌを同期信号Ｅおよび垂直同期信号Ｆに同
期して文字信号バルスＢに変換し、文字信号重畳部２に
与える。このとき、文字信号重畳部２は、第４図に示す
ような映像信号Ａに文字信号バルスＢを重畳するように
処理し、合或映像信号Ｃを生成し次段のＶＴＲ記録系３
に与えている。つまり、第４図に示すように、映像信号
ＡのＩ■区間に文字信号バルスＢが重畳され、映像信号
Ａの信号レベルよりも高い文字輝度レベルαを有する合
或映像信号Ｃが得られる。合成映像信号Ｃは、次にＶＴ
Ｒ記録系３に与えられ、磁気テーブ５に記録可能なよう
に信号処理されて、記録再生ヘッド４を介して磁気テー
プ５に記録される。なお、文字信号発生部１は日付記録
要求信号ＩＲに応じて文字信号バルスＢを出力するよう
に動作する。つまり、日付記録要求信号ＩＲがユーザが
日付記録を要求するような信号内容であるときのみ、文
字信号パルスＢを出力するように動作している。

次に、上述のように記録された日付データを含む映像信
号を再生する場合について説明する。

再生特において、磁気テーブ５上に記録された合或映像
信号Ｃは記録再生ヘッド４により再生されて、ｖｒＲｓ
生系６で信号処理され再生映像信号Ｄとなり出力端子１
ｌを介して外部に出力される。

このようにして得られる再生映像信号Ｄは、第４図に示
すように目付データが映像信号の一部分として再生され
るので、再生画面上で映像とともに記録日付を確認する
ことができる。

［発明が解決しようとする課題］ 以上のように、従来は、日付データは文字信号に変換さ
れ映像信号のＩＨ区間にｆｆｉ畳される。したがって、
目付データが重畳された部分の映像信号の情報は失われ
るという問題があった。また日付データのみを映像信号
中より抽出することが不可能なので、日付データを利用
して磁気テープ上の再生開始点の検索などがアきないと
いう問題があった。さらに、記録時にユーザの日付記録
要求があるときのみ日付データカ９己録されるため、再
生時においては、任意に日付データの確認ができないと
いう問題があった。さらに、日付データの文字信号は、
映像信号の一部としてＶＴＲ記録系およびＶＴＲ再生系
で信号処理される。つまり、日付データと映像信号の重
畳によって相互の信号レベル変化部分に起こる歪が原因
で、各系の振幅および位相特性によって様々な波形歪、
たとえばストリーキング、リンギング等の現象が発生し
再生画面の質が低下するという問題点もあった。

それゆえに、本発明の目的は、映像信号の情報を失うこ
となく日付データなどの補助データ情報を映像信号とと
もに記録可能であり、かつ、再生時において日付データ
などの補助データ情報の確認が任意に行なえるような記
録機能を有する、磁気記録装置を提供することである。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る磁気記録装置は、映像信号を磁気記録する
磁気記録装置であって、前記記録すべき映像信号に付加
する補助データ情報を発生する手段と、前記補助データ
情報発生手段により発生された補助データ情報を、映像
信号の垂直帰線区間に挿入する手段とを備えて構威され
る。

［作用］ 上記のように構威された磁気記録装置において、映像信
号とともに日付データなどの補助データ情報を記録しよ
うとする場合、記録すべき映像信号に付加する補助デー
タ情報を発生する手段より得る補助データ情報を、前記
記録すべき映像信号の垂直帰線区間を利用して、ここに
挿入し記録するようにしている。したがって記録すべき
映像信号の情報を失うことなく日付データなどの補助デ
ータ情報を記録すべき映像信号とともに記録可能である
。

［実施例］ 以下、本発明一実施例について図面を参照し詳細に説明
する。

なお、本発明では、映像信号記録時において映像信号と
ともに記録される日付データなどの補助データ情報を、
映像信号とは累なる経路を介して、常時記録するように
動作している。

以下の説明中では、映像信号とともに記録される補助デ
ータ情報として、記録時の日付データを例に挙げている
が、補助データはこれに限らず、記録時の場所に関する
データなどであってもよい。

第１図に本発明の一実施例の日付データを映像信号とと
もに記録および再生する機能を有するビデオテープレコ
ーダのシステム構成の概略を示す。

第１図に示すシステム構成を、第３図に示す従来のシス
テム構成と比較し大きく異なる点は、入力端子１０より
与えられる映像信号Ｊに日付デ−夕が挿入された映像信
号Ｋを次段のＶＴＲ記録系３に与える日付データ挿入・
置換部７、再生時に再生映像信号Ｇより同期信号Ｅおよ
び垂直同期信号Ｆに同期して日付データを抽出する日付
データ抽出部８、抽出された日付データを外部に表示す
ることができる日付表示部９を新たに追加している点に
ある。さらに、従来は記録時に動作するように設けられ
ていた文字信号発生部１および文字信号重畳部２は、再
生時に動作するように設けられ、抽出された日付データ
を文字信号バルスＢに変換し、これを再生映像信号Ｇに
重畳するように再生処理を変更している点にもある。な
お、文字信号重畳部２は、マイコンより与えられる日付
再生要求信号ＩＤの信号内容が日付再生を要求していれ
ば、再生映像信号Ｇに文字信号バルスＢを重畳して合或
映像信号Ｉを出力するように動作している。一方、日付
再生を要求しない信号内容であれば、再生映像信号Ｇの
みを出力するように動作している。その他の機能構成に
ついては従来と同様であるため説明を省略する。

次に、第１図に示すシステムの日付データの記録および
再生の動作について第１図、第２図および第４図を参照
して説明する。

第２図は、第１図のシステムブロック内で検出および生
成される各信号のＩＨ区間またはＩＶ区間における信号
波形の概略図である。第２図において、信号Ｊ，Ｋ，Ｉ
の一定区間における信号の拡大波形を信号ｊ，ｋ，ｉで
示している。なお、映像信号Ｊは第３図および第４図に
示す映像信号Ａと同一であるが、説明を簡明にするため
に敢えて区別している。

まず、映像信号とともに日付データを記録する場合につ
いて説明する。

人力端子１０を介してシステムに与えられる映像信号Ｊ
は、日付データ挿入・置換部７で、信号の垂直帰線区間
ＶｂｌｋのｎＨ目に日付データが挿入された映像信号Ｋ
を得る。第２図に示すように、日付データはデジタルの
信号である。詳細には、日付データ押入・置換部７は、
時計部１２が示す特開を、日付データ作或部１３を介し
て日付データ信号Ｌで与えられる。応じて、前記日付デ
ータ信号Ｌをデジタル信号に置換し、同期信号分離回路
１４および垂直同期信号分離回路１５より与えられる同
期信号Ｅおよび垂直同期信号Ｆに同期して、映像信号Ｊ
の垂直帰線区間Ｖｂｌｋに挿入している。日付データが
挿入された映像信号Ｋは、ＶＴＲ記録系３で記録可能な
ように信号処理されて、記録再生ヘッド４を介して磁気
テーブ５に記録される。

次に、上述のように磁気テーブ５に記録された日付デー
タが挿入された映像信号を再生する場合について説明す
る。

再生時において磁気テープ５上に記録された日付データ
神入映像信号Ｋは、記録再生ヘッド４により再生されて
、ＶＴＲ再生系６により信号処理され再生映像信号Ｇと
なる。再生映像信号Ｇは、１」付データ抽出部８、文字
信号重畳部２および同期信号分離回路１４に同時に与え
られる。

日付データ抽出部８では、与えられる再生映像信号Ｇに
挿入された日付データを、同期信号分離回路１４および
垂直同期信号分離回路１５より与えられる同期信号Ｅお
よび垂直同期信号Ｆに同期して抽出する。抽出された日
付データは、次の文字信号発生部１および日付表示部９
に同時に与えられる。文字信号発生部１は、抽出された
日付データを文字信号に変換し、文字信号バルスＢを次
段の文字信号重畳部２に与えている。したがって、文字
信号重畳部２では、このときマイコンより与えられる日
付再生要求信号ＩＤに応じて、再生映像信号Ｇに文字信
号バルスＢを重畳した合成映像信号１か、または再生映
像信号Ｇかいずれか一方の信号を出力するように動作す
る。それゆえに、再生者が目付再生を望めば、日付が重
畳された合或映像信号■を得ることができるので、再生
画面に映像とともに記録日付を表示できる。また、再生
者が日付再生を望まなければ、再生映像信号Ｇによる日
付表示のない再生画面を得ることができる。

一方、日付表示部９は、再生映像信号Ｇより抽出された
日付データが与えられる。これに応じて、日付データは
、日付表示部９が備える表示媒体を駆動するような電気
信号に変換され、表示媒体を介して外部に日付表示され
る。日付表示部９が備える表示媒体としては、たとえば
ＬＥＤ（Ｌｉｇｈｔ　　Ｅｍｉｔｔｉｎｇ　　Ｄｉｏｄ
ｅの略）表示装置、液晶表示装置などがある。

また、上述の実施例では、日付データ表示のみについて
述べているが、マイコン処理などにより、抽出された日
付データを予め設定された日付データと照合し、照合桔
果により記録済テープの検索などを行なうこともできる
。

さらに、カメラ一体型ビデオテーブレコーダなどを用い
て映像信号を記録する場合には、カメラ部に日付データ
抑人および置換の機能を内蔵し、日付データがその垂直
帰線区間に挿入される映像信号を記録するようにしても
よい。

［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、補助データ情報を発生
し、記録すべき映像信号の垂直帰線区間に挿入し常に、
記録するようにしている。また再生時には、再生映像信
号の垂直帰線区間に挿入される補助データ情報を抽出し
，、これを文字信号に変換して任意に、再生映像信号に
重畳している。

したがって、補助データ情報を映像信号の垂直帰線区間
に挿入（２ていることより、映像信号の情報が失われる
ことなく記録できる。また、文字信号と映像信号の重畳
は、映像信号再生後に行なわれるので、高品位の再生画
面が得られる。また、抽出される日付データを用いて磁
気テープ中に記録される映像信号を検索することができ
るなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の日付データを映像信号と
ともに記録および再生する機能を有するビデオテーブレ
コーダのシステム構或の概略図である。第２図は、第１
図のシステムブロック内で検出および生戊される各信号
の概略波形を示す図である。第３図は、従来の、日付デ
ータを映像信号とともに記録および再生する機能を有す
るビデオテーブレコーダのシステム構成の概略図である
。 第４図は、第３図のシステムブロック内で検出および生
威される各信号の概略波形を示す図である。 図中、１は文字信号発生部、２は文字信号重畳部、３は
ＶＴＲ記録系、４は記録再生ヘッド、５は磁気テープ、
６はＶＴＲ再生系、７は日付データ挿入・置換部、８は
日付データ抽出部、９は日付表示部、１０は入力端子、
１１は出力端子、１２は時計部、１３は日付データ作或
部、１４は同期信号分離回路、１５は戸直同期信号分離
回路、ＡおよびＪは映像信号、Ｂは文字信号パルス、Ｃ
およびＩは合成映像信号、ＤおよびＧは再生映像信号、
Ｅは同期信号、Ｆは垂直同期信号、Ｋは日付データ神入
映像信号、！Ｒは日付記録要求信号およびＩＤは日付再
生要求信号である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像信号を磁気記録する磁気記録装置であって、前記記
   録すべき映像信号に付加する補助データ情報を発生する
   手段と、 前記補助データ情報発生手段により発生された補助デー
   タ情報を、映像信号の垂直帰線区間に挿入する手段とを
   備えた、磁気記録装置。