JPH0357352Y2 - - Google Patents

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JPH0357352Y2
JPH0357352Y2 JP13502485U JP13502485U JPH0357352Y2 JP H0357352 Y2 JPH0357352 Y2 JP H0357352Y2 JP 13502485 U JP13502485 U JP 13502485U JP 13502485 U JP13502485 U JP 13502485U JP H0357352 Y2 JPH0357352 Y2 JP H0357352Y2
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pressure vessel
transport vehicle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば冷間静水圧加圧装置の如き、
圧力容器の下蓋着脱装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、冷間静水圧加圧装置(以下CIP装置と
いう)は、第5図に示すように、円筒状の本体5
1の下部をパツキン55を介して下蓋53で閉塞
し、下蓋53上に枠組構造又はパンチングメタル
の板組構造等からなり、被処理物が入れられたゴ
ム等からなる加工容器58を収容した円筒状の可
搬容器57を載置し、上部の開口部をパツキン5
4を介して上蓋52で閉塞してプレスフレーム
(図示せず)で上下をロツクし、下蓋53に設け
た通路56から圧力容器50内に、例えば1000
Kg/cm2の高圧水を加えて、加工容器58内の被処
理物を一工程で成型するようにしたものである。
このようなCIP装置は、上蓋52は可搬容器5
7の搬出入の都度着脱するが、下蓋53は着脱す
る機会がないので、時々取出してパツキン55の
交換、下蓋53の上面の清掃等のメンテナンスを
行う必要がある。一方、高圧容器50の内部には
高圧が加えられるため、本体51と上蓋52、下
縁53との間には高度の気密性が要求されるの
で、下蓋53の着脱は慎重に行わなければならな
い。
第6図は従来の下蓋着脱装置の一例を示す模式
図である。図において、60は圧力容器50の上
蓋52と下蓋53をロツクするプレスフレーム
で、レール61上に搭載されており、油圧シリン
ダ等により矢印a,b方向に移動することができ
る。62はプレスフレーム60に設けた支持腕
で、油圧シリンダ63が取り付けられている。6
5は油圧シリンダ63のロツド64に取り付けら
れた支持板である。
上記のような構成の下蓋着脱装置により下蓋5
3を取外すには、プレスフレーム60を矢印a方
向に移動させて、油圧シリンダ63の中心を圧力
容器50の中心と一致させる。次に、ロツド64
を上昇させて下蓋53を支持板65で支持し、下
蓋53のロツク装置(図示せず)を解除してロツ
ド64を下降させれば、下蓋53は支持板65に
載置されて下降し、圧力容器50から離脱する。
このときの状態を第6図に示す。ついで、プレス
フレーム60を矢印b方向に移動して、下蓋53
及び圧力容器50のメンテナンスを行う。
メンテナンスが終つたときは、上記と逆の順序
で下蓋53を圧力容器50に装着する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような装置においては、下蓋53が小形
の場合は特に問題ないが、中、大形の場合は下蓋
53の重量が増加するため(数tから十数tに達
する)、支持腕62が傾き、油圧シリンダ63の
ロツド64が垂直に昇降しないので下蓋53の着
脱精度が悪く、パツキン55や本体51の内壁を
損傷することがある。また、下蓋53の装着に際
して本体51と下蓋53の中心を一致させるため
微調整を行う場合は、きわめて重量の大きいプレ
スフレーム60を微小距離移動させなければなら
ないので、作業がきわめて面倒であり、非能率で
ある。さらにプレスフレーム60の移動距離は短
いため、圧力容器下方の狭い場所でメンテナンス
を行わなければならないので、危険である等、多
くの問題がある。
また、天井クレーンで下蓋54を吊つて着脱す
ることもあるが、位置合わせが面倒で作業性がき
わめて悪く、その上パツキン55や本体51の内
壁を損傷し易いという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のような問題点を解決するため
になされたもので、 下蓋の支持台の昇降装置を備え、基盤上に設け
たレールに走行可能に搭載して圧力容器の直下に
移動させ、前記支持台を垂直に昇降させる搬送台
車を有し、該搬送台車は、中央部の両側に反対方
向のねじが設けられ前記搬送台車の前部に回動可
能に装着されたねじ棒と、該ねじ棒に螺合された
一対の可動部材と、一端がそれぞれ該可動部材に
連結され他端が連結部材と一体的に連結されたロ
ツドと、前記ねじ棒の駆動装置とからなる走行装
置と、前記搬送台車に設けられ前記基盤に設けた
穴と係合する位置決めピンを備えた位置決め装置
とを備えたことを特徴とする圧力容器の下蓋着脱
装置を提供するものである。
〔作用〕
走行装置の連結部材をプレスフレームに連結し
てねじ棒を回転し、搬送台車を圧力容器のほぼ直
下まで移動させ、位置決め装置により圧力容器と
支持台の中心が一致した位置に搬送台車を停止さ
せる。この状態で支持台を上昇させて圧力容器の
下板を支持し、ついで下蓋が載置された支持台を
下降させて搬送台車を移動させる。下蓋を圧力容
器に装着するときは、上記と逆の操作を行う。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案実施例の平面図、第2図はその
側面図である。なお、第5図、第6図と同一又は
相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
図において、1は基盤、2は基盤1上に設けた支
持台で、圧力容器50が据付けられている。3は
基盤1上に敷設されたレール、5は下部に車輪を
有し、レール3上に走行可能に搭載された搬送台
車で、上部には基台6が設けられている。この搬
送台車5の内部には油圧シリンダ(図示せず)が
設けられており、そのロツドは基台6上に配設さ
れた支持台7に連結されている。
8は搬送台車5の前部に設けた搬送台車8の走
行装置で、その実施例を第3図に示す。図におい
て、9は搬送台車5の前部に設けた支持腕11,
12,13に軸受を介して回動可能に装着された
ねじ棒で、このねじ棒9は中央の支持腕12の両
側において互いに反対方向のねじ10,10aが
切られており、それぞれ可動部材14,15が螺
合されている。16,17は可動部材14,15
に設けた腕、18,19は一端が軸20,21に
より腕16,17に回動可能に装着されたロツド
で、両ロツド18,19の他端は軸22により回
動可能に連結されている。23は軸22に回動可
能に連結された連結部材である。
25は搬送台車5の側壁5aに軸受を介して装
着されたハンドルで、スプロケツト26が取り付
けられており、ねじ棒9の一端に取り付けたスプ
ロケツト24との間には、チエン27が懸架され
ている。なお、65はプレスフレーム60に取付
けた連結腕、61はピンである。
上記のように構成した走行装置8において、い
ま、ピン61により連結部材23とプレスフレー
ム60の連結腕65を連結し、ハンドル25を回
転すると、その回転はスプロケツト26、チエー
ン27、スプロケツト24を介してねじ棒9に伝
達される。ねじ棒9を回転すると、これに螺合さ
れた可動部材14,15は互いに中央方向に移動
する(第3図に1点鎖線14a,15aで示す)。
このとき、プレスフレーム60は待機位置に固定
されているので、搬送台車5は可動部材14,1
5の移動に伴つて第2図の矢印a方向に走行す
る。ハンドル25を反対方向に回せば、上記と逆
の作用により搬送台車5は矢印b方向に走行す
る。
再び第1図、第2図において、31は搬送台車
5に設けた位置決め装置で、その詳細を第4図に
示す。32はシリンダで、支持枠33により搬送
台車5の側壁5aに装着されている。34はシリ
ンダ33内に上下に摺動可能に配設された位置決
めピンで、下方は截頭円錐状に形成されており、
側壁5aに装着された油圧シリンダ35のロツド
36に連結されている。37は基盤1に固定され
た嵌合部材で、上部に傾斜部を有する穴38が設
けられている。なお、この位置決め装置31は、
第1図に示すように搬送台車5の両側の対角位置
その他に設けてもよい。
上記のように構成した位置決め装置は、搬送台
車5を走行させて圧力容器50の直下で停止さ
せ、油圧シリンダ35のロツド36を前進させて
位置決めピン34を下降させ、嵌合部材37の穴
38に嵌合させる。このとき、位置決めピン34
と穴38の中心が若干ずれていても、位置決めピ
ン34の先端は截頭円錐状に形成されているの
で、容易に嵌合することができる。これにより、
搬送台車5を圧力容器50と搬送台車5に設けた
支持台7の中心線が正確に一致した位置に停止さ
せることができる。
次に上記のように構成した本考案の作用を説明
する。
(1) 走行装置8の連結部材23をプレスフレーム
60の連結腕65に連結する。
(2) ハンドル25を回して搬送台車5を矢印b方
向に走行させ、圧力容器50のほぼ直下で停止
させる。この場合、基盤1にストツパ4を設け
てもよい。
(3) ハンドル25を回して微調整したのち、位置
決め装置31により搬送台車5を正しい位置に
停止させる。
(4) 搬送台車5の油圧シリンダにより支持台7を
上昇させ、圧力容器31の下蓋53を支持する
(このときの状態を1点鎖線で示す)。
(5) 下蓋53のロツク装置59を解除する。
(6) 油圧シリンダにより下蓋53が載置された支
持台7を下降させる。
(7) 位置決め装置31の位置決めピン34を上昇
させる。
(8) ハンドル25を反対方向に回し、搬送台車5
を矢印a方向に待機位置(図の左方)まで走行
させ、パツキン55の交換、下蓋53及び圧力
容器31等のメンテナンスを行う。
(9) メンテナンスが終つたときは、上記と逆の順
序で操作し、下蓋53を圧力容器50に装着す
る。なお、搬送台車5は、常時は待機位置に待
機させておく。
本考案をCIP装置の下蓋を交換する場合を示し
たが、他の圧力容器の下蓋を交換する場合にも本
考案を実施しうることは言うまでもない。また走
行装置8はハンドル25を回すことにより手動で
操作する場合を示したが、モータ等により自動的
にねじ棒9を駆動するようにしてもよい。その他
各部の機構等も上記実施例に限定するものではな
く、本考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更す
ることができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、圧力容器の直下に位置させた搬送台車によ
り、支持台を垂直に昇降させるようにしたので、
下蓋の着脱に際してパツキンや本体内周面等を損
傷するおそれがない。また、ねじ棒により搬送台
車を走行させるようにしたので位置の微調整がき
わめて容易であり、かつ位置決め装置を設けたの
で、圧力容器と下蓋の中心を高精度かつ短時間に
心合することができる。さらに下蓋のメンテナン
スは搬送台車の待機位置で行えるので、安全であ
る等、実施による効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の平面図、第2図はその
側面図、第3図は走行装置の実施例の平面図、第
4図は位置決め装置の一部断面図、第5図はCPI
装置の模式図、第6図は従来の下蓋着脱装置の模
式図である。 1……基盤、2……支持台、3……レール、5
……搬送台車、7……支持台、8……走行装置、
9……ねじ棒、14,15……可動部材、18,
19……ロツド、23……連結部材、25……ハ
ンドル、31……位置決め装置、34……位置決
めピン、38……穴、50……圧力容器、53…
…下蓋、60……プレスフレーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下蓋の支持台の昇降装置を備え、基盤上に設け
    たレールに走行可能に搭載して圧力容器の直下に
    移動させ、前記支持台を垂直に昇降させる搬送台
    車を有し、該搬送台車は、 中央部の両側に反対方向のねじが設けられ前記
    搬送台車の前部に回動可能に装着されたねじ棒
    と、該ねじ棒に螺合された一対の可動部材と、一
    端がそれぞれ該可動部材に連結され他端が連結部
    材と一体的に連結されたロツドと、前記ねじ棒の
    駆動装置とからなる走行装置と、 前記搬送台車に設けられ前記基盤に設けた穴と
    係合する位置決めピンを備えた位置決め装置とを
    備えたことを特徴とする圧力容器の下蓋着脱装
    置。
JP13502485U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0357352Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13502485U JPH0357352Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13502485U JPH0357352Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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JPS6244897U JPS6244897U (ja) 1987-03-18
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JP13502485U Expired JPH0357352Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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