JPH0356202A - 供給不良カプセルの自動排出方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ産業上の利用分野］ 本発明は供給された空カプセルのキャップとボディとの
分離、該ボディ内への薬剤粉粒の充挙、該ポディとキャ
ソブとの再結合および製品カプセルの搬出を連続的に行
うカプセル充填機において、該カプセルのキヤ・７ゾと
ボディとの分離がなされなかったり、分離されてもキャ
ップがキャップホルダのホルダ穴内の正規位置より異常
に浮き上がったり、あるいはカプセルか−Ｌ下反転して
該ホルダ穴内に柿人されたいわゆる供給不良カプセルを
、ギヤ・アブとボディとの分離後に該ポディ内に充増さ
れ、充填穴内に付＠残留した薬剤粉粒と共に、自動的に
カプセル充填機の系外に排出する供給不良カプセルの自
動ＩＩ出方法およびその装置に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に空カプセルは極めて小型で、原料がセラチンであ
ることもあって、寸法精度上０こも限界があり、温湿度
の影響も受け易く、保管上の管理も及ばないこともあり
、カプセル充増機の・｝・ヤソプホルダが充填円板上に
密着する位置で、キャップホルダ２のホルダ六８にカプ
セル供給機（図示せず）から供給ざれる場合、第６図Ａ
のように正常に供給されず、稀に同Ｂ，Ｃ，Ｄに示すよ
うにそれぞれ空カプセル２３のボディ２３ａが、充填円
板１の下側方に穿設した該充填穴１１と連通ずる空気穴
９から真空吸引しても、ボディ２３ａが分離せずにキャ
ップホルダ２内のホルダ六８のキャップ２３ｂに差込ま
れた状態となる分離不良（Ｂ）、キャップホルダ２のホ
ルダ六８のキャップ穴８ａに留まっているキャップ２３
ｂがキャップホルダ２の上面から異常に浮き上がるキャ
ップ異常浮き上がり（Ｃ）、何らかの理由で空カプセル
２３が方向規制を逃れ、キャップ２３ｂ側を下にして供
給された反転挿入（Ｄ）の大別すると三種類の供給不良
が生しる。

従来、ごの種カプセル充填機における供給不良カプセル
の検知および排出方法としては、供給された空カプセル
のキャップとボディの分離不良を、第７図Ａに示すよう
Ｇこキャップホルダ２から下方に突出懸垂したボディ２
３ａに、リミットスイッチ２０のキャップホルダ２下面
部に配置した検知レハー２０ａを接触させることにより
、またキャップホルク２へのカプセルの上下反転挿入お
よび分離ギャップのキャップホルク２よりの異常浮き−
１かりを、第７図Ｂに示−１よっにキャソブホルク２Ｉ
一面からＬノノに突出したポディ２；３ａまたはキャッ
プ２　３　ｂ　Ｌ：：、りεソＩ・スイソチ２１のキャ
ップホルダ２Ｊ一面部に配置した検知レハー２　］．　
ａを接触させることにより、それぞれの供給不良カプセ
ルの発生を検知し、駆動セータ用のリレーを断とし、カ
プセル充填機２２の運転を自動的Ｃコ停止させた上で、
運転管理者の手作業により｛Ｊｌ、給不良カプセルを取
り出し、次いて充填穴１１内に付名残留し７た蘂剤粉′
４′寺をブラシ笠てクリーニングしていた。

〔発明か解決しようとする課題〕

従来の供給不良カプセル排出力決では、供給不良カプセ
ルが発生した場合には、該カプセルの発７４Ｅの検知は
自動的４．１行うか、該カプセルを直ちにカプセル充填
機の系外へＪＪＩ出するため（こ、常時ｉ１転管理者か
監視保’、：ｌ’−Ｊぶ〕必要かあり、無人化運転かで
きないという難点があった。

また、Ｕ’、給不良カプセルＪ３よび充場円板の充１戸
入内にイ」着残留した薬剤粉枝の除去作業は運転管理者
の千作業で行・うたぬ、作業が煩雑で、著しく生産能率
の低下を招く等といった難点があり、ごのよっな煩わし
い作業を自動化することば、従来から期待されていたこ
とてある。

木発明はこれらの難点を除ノ，し７た、供給不良カプセ
ルの発生検知からカプセル充＠機の一時停止、供給不良
カプセルおよび充填穴内に付着残留した薬剤粉粒の系外
排出、カプセル充Ｖ機の運転複帰までの工程をｒ」動化
し、無人化運転を可能とする供給不良カプセルの自動排
出方法およひその装置を提｛Ｊｂすることを目的とする
。

（課題を解決するための千段〕 前記目的を達威するために本発明は、供給された空カプ
セルの牛ヤ・７プとボディとの分離、該ボディ内への薬
剤粉粒の充填、キャソブとボディとの再結合および製品
カプセルの排出までの一・連の丁程を連続的に行うカプ
セル充坏機において、薬剤充填が終了して充増円板とキ
ャップホＪレタ゛とが士−ト６、二呂１１１；呂し２ノ
こ｝＼冫ｊｊ’？’．の、１−ヤ，ソ゜ホノレクのホル
タ穴の上下才ヌよ０・＝１＝−１，ノブホルダＬ面のホ
ルタ穴の内外周にそれそれ検ク、１１器を設り、該位置
を検知点とＵ７、該頗１隔したギヤソブホルダと充填円
板どが密ネ１１−る（ｊ’，ＪｊＦＺのホルダ穴の１−
．方に集塵機と排出シフー−１−を介して連結した吸込
［ＪをｎＦＩ　ＩＴ．］　Ｌ，、該ホル〃゛穴と中合す
る充申円仮の充填穴下方より該充填穴およひホルダ穴に
亘って昇阿する押上げピンを装備し、該充填穴下方側面
に空カプセル狽給時に真空吸引する空気穴から該充節穴
およひホルタ穴へ圧縮空気を噴剖供給する圧空管を設け
、該位置を排出点どし、該検知点における各検知器での
識別検知｛１；１号をタイピングパルスと共ＱこンフＩ
・レシスに入力し、シソ１・レジスタの出力を１１１１
記集塵機の排出シフ，一トに設尚した電磁方、押１“１
，１ビン賓降狛置および圧空管に設備した重磁弁を自動
排出シーゲンスフ゜ログラムによりシーケンス制ネ卸す
るシーゲンサを介して検知点と｛３］出点間の隣接−６
る充填穴間の中心角ぎざみで配列された複数の回転角度
指示プログラムと、検知点と排出点問の中心角指示プロ
グラムを含む通常運転プログラムとを組込んだボシショ
ナ（こ入力し、前記各検知器での供給不良カプセル検知
信号をシフＩ・レジスタを介して前記ポジショナに割込
み信号とし゛（入力するようにし、検知器で供給不良カ
プセルを検知しない場合、ずなわら通常運転時にはシフ
トレシスタ、シーゲンサを介してポジショナの通常運転
プログラムが作動し、充増円板とキャップホルダの回転
軸に連結したサーボモータを制１卸するようにしたもの
である。

〔作用〕

各検知器３．４．５．６より最初の供給不良カプセル検
知信ぢか伝達されろと、シフＩ・レシスタ３５を介して
割込め信号としてポジショナ３７に入力し、通常運転プ
ログラムの検知点と排出点間の中心角指示プログラムを
起動させ、該供給不良カプセルをＩＪ［出点まで旋回搬
送し、一時惇止する。−時停止すると同時Ｇこ、シフＩ
・レンスタ３５の最終段へシフＩ一された該供給不良カ
プセルの検知信号か、シーケンサ３６に入力され、シー
ケンサ３Ｇに予め組込まれた自動Ｌｌｌｉ出シーケンス
プログラ１、をむ動させ、集塵機１６へ通ずる電磁弁１
７を開とし、排出シュート１２を介して吸込口１２ａよ
り吸引し、直後に昇降装置１５により押−｛二げビン１
４を−ヒ界させて供給不良カプセルをキャップホルダ２
のホルダ六８より」二方に排出する。さら６．二、圧縮
空気を充填円板ｌの下部側力に設＆ｊた、充填穴ｌ１と
連通ずる空カプセル２３供給時の公知の真空吸弓用空気
穴９より充増．穴１１内部に噴躬し、該充填穴１１内に
付着残留した薬剤粉粒および前記供給不良カプセルを排
出シュート１２へ誘るし、カプセル充１１ｉ（ｉ！ｍ．
２２の系外の集塵機１６へと排出する。不良カプセルお
よび付着残留薬剤粉粒の系外排出が完了すれば、前記自
動排出シーケンスフ゛ログラムによりカフ゜セノレ充＠
機２２は自動的に運転復帰する。

一方、前記最初の供給不良カプセルが検知器３４，５．
６の設置位置の検知点から排出点まて旋同搬送される期
間に、検知点を通過する後続の各空カプセル２３の良、
不良の識別検知信号は、最初の供給不良カプセルの検知
信号に続いて順次シフ１・レシスタ３５へ伝達され、例
えば最初の供給不良カプセル検知信号の後方６段目（充
填円仮１の回転角度では充坪穴１１のきざみ角度を５゜
とすると、３０’後方）に供給不良カプセル検知信号が
記録されている場合、この信号はシーケンサ３６へ伝達
され、シーケンサ３６はポジショナ３７に組込まれた回
転角度指示プログラムの中から６番目のプログラム、ず
なわら排出点からさらに３０゜回転した後に一時停止す
るプログラムを起動させ、これにより最初の供給不良カ
プセルに対して３０゜後方にあった２番目の供給不良カ
プセルは排出点へと旋回搬送される。これと共に前記後
方６段目にあった２番目の供給不良カプセル検知信号は
充填円板ｌの回転に伴って次段へ順次シフトされて行き
、充填円板１が３０゜回転したときには、シフトレジス
タ３５の最終段までシフトされ、該２番目の供給不良カ
プセル検知信号は再びシーケンサ３６の自動排出シーケ
ンスプログラムを起動させ、前記の動作順ｊ￥−で供給
不良カプセルを系外Ｇこ排出した後２こ自動的に運転復
帰する。

以後、供給不良カプセルか後続すれば、同様の動作を繰
り返し、該供給不良カプセルを系外に排出し゛Ｃは自動
復帰し、不規則な供給不良カブセルの発生状況に対応し
７た供給不良カプセルの自動排出に適したものになるも
のである。

〔実施例］ 今、ここに本発明実施の−例を示ず添イ」図面につい゛
Ｃ詳説する。

第１図は木発明装置の機横の概略を示す要部斜視図で、
第２図はその制御システムを示すブロック図、第３図は
自動｛Ｊ１出シーケンスのタイミングチャー１・である
。

１は従来より公知のカプセル充填機２２の充填円板で、
第５図に示ずよっに同一円周上にｑＪ心角５゜きざみで
空カプセル２３のボディ２３ａが嵌入する充填穴１１を
穿設したものである。

２は同様のキャップホルダで、スライドシャフＩ〜２４
が下面のカム機構１０上を摺動することにより台座２５
の溝部２５ａを昇降する上部ヘソ１・一部２６に取付け
る取付部２ａと、該取付部２ｄと９０゜の角度を有する
分割円板状の底面２ｂからなるもので、該底面２ｂの上
半部分に、充填穴１１と対応する位置にキャップ２３ｂ
か挿嵌づるキャップ穴８ｂと、該下半部分に充填穴１１
と同径のボディ穴８ａとからなるホルダ穴８を穿設した
ものごある。３　４　５　６は光電管センサーよりなる
検知器で、それぞれカプセル充填機２２の薬剤粉粒の充
填が終了し、キャップホルダ２と充填円仮１とが上下に
離隔した状態のキャップホルダ２の底面２ｂの一つのホ
ルダ六８上下および」二面の内外周に設備したちのご、
該ホルダ穴８上下の検知器４．５で分ｌｌｉｌｌ不良お
よび反転挿入された供給不良カプセルを、また該ホルダ
六８上面の円外周の検知器５．６でキャップ異常浮き上
がりの供給不良カプセルを検知するものて、ＡＡ検知器
３．４．５６の設置位置を検知点と−３る。７は前記検
知ネ｝｛３．４，５．（ｉ／：間様の倹知器で、＋ｉｉ
ｌ泥充１か１１」板１の下而に該円板１より小径の底部
円板２８を神嵌固足し、該力ｋ部円板２｝｛の下面より
充填円板１の下而部６３二亘って各充１キ）穴Ｉ１と連
辿し７、該充填穴１１より大径の穴２９を７設し７、Ｄ
’ｉ部円板２　８　０’）　（ｊｊ１］面より該穴２　
！４　（　−Ｉ　／．’＋：わち充填穴１１）と連通ず
るよフ穿設した空気穴０を検知するもので、前記検知器
３，４，５．６での供給不良カプセルの識別検知｛１−
１号を後述のソフｌ・レシスタ３５に記録するタイ呉ン
クをとるためのクロノク信号を発生ずるちのＣある。】
２は排出ソユードＣ、前、ｉ己検知点において七十〇．
．呂１｛隔し゛（いた充増円板１とキャノプホルタ２と
か丼；Ｚ，シた状ｊ虚の、該検出，ｒ．１，Ｉ．ど中心
角ＣＩＯＯ゜隔たった｛ｉ＞−置のキャップホルダ２の
ホルタ゛穴８上力に吸込ｒ−．Ｊ　］．　２　ａを開Ｄ
Ｌ．、先端を電磁弁１７を介し７て真空吸引式集塵機＋
６に連枯し２たもの（、該位置をＩＪト出点とする。１
３ば圧空管（、エアーノンヅレソ１ノ（レ１示一拝す）
と電磁井２７を介し゛Ｃ連紬したもので、該排出点の底
部内板２８側面の空気穴９外面に連通して、娘底部円板
２８か充填円板１ど共に回転自在となるように付設した
吹込Ｉ］　］　３ｒｉに固定し、前記底部円仮２８の各
穴２９を連結するように底部円板２８下面に環状穴３０
を穿設し、該環状穴３０に嵌入する蓋３１で該穴２９の
底部を閉塞し、″１ンブレソサよりの圧縮空気を電磁弁
２７、該空気穴９およひ穴２９を介して排出点の充填穴
］１下力まりψ出するものごある。１４は押上げビンで
、排出点の充填穴１１およびホルタ穴８内に穴２９の底
部の蓋３１を貫通して昇降するもので、下端に賓降装置
としごエアシリンタ１５を設備したものである。１８ぱ
充填円板１およびキャノプホルク２を回転させる同転輔
３２を駆動する１ノー７１でー［−夕で、］９は該回転
輔３２に固定した馴動ギャ３３から従動ギャ３４を介し
て設備したロータリーエンコーダで、該り゛−ボモータ
１８の回転数を符号化し、後連のハリアフルカ１、スイ
ンチ３つを１１１×動−４るもの（ある。３５は２０段
のシソ１・レシスク（、検知器７よりのク１ノ・７クイ
ｉＪ号を受しＪ、１寅ウ，ｔＨｉ：：｛，　　４，　　
５．　　６（の供給された空カプセル２３の供給の良、
不良を識別する検知信リを２０個記録する４）の（ある
。

３６はシーケンサで、シフ１・レシスク３５の出力にそ
の人ノｊを連枯したもので、シフトレジスタ３５より供
給不良カプセルの検知信１３の入力を受｛１ｒ；−Ｊる
と、集塵機１（ｊへ通しる排出シュー１・１２の電磁弁
１７を開とし７、キャノプホルダ２の排出７ク大上力の
吸込１−．’Ｊ　］　２　ｒｉから排出シュー１・１２
内部を経てカプセル充Ｊ＠機２　２の系外に至る空気？
Ｘｉを発生さセ゛、一ヒの直後に押Ｌりビン１４をエア
シリンダ１５により−１−．昇させ、供給不良カプセル
をキャップ，１クルダ２より士カヘ排出し、更に圧縮空
気を圧仝Ｙ｝“１３に介在し７たＩＥ磁弁２７を開とし
、充填円板１のＦ側力に設けた、充填穴１１に通ずる空
気穴９より充填穴１１内部にｌｌＡ躬し、該充１％穴］
１内Ｇこイ」着残留し７た薬剤′４ラ）粒および前記供
給不良カプセルを排出シュート　１．　２−・講導し、
排出ソユー１・１２内に生した前記空気流により系外に
排出する第３図に示ずよっなタイミングチャー１・を有
する自勤｛Ｊ１，出シーゲンスプログラ１、を予めＫｉ
ｌｌ込んだものである。３７はボシショナご、シーケン
サ３６よりの出力と、シソ１・レシスタ３５の供給不良
カプセル検知信号を割込入力として入力するもので、予
め供給不良カプセルの検知点から排出点まで番１二おり
る発生状況に対応し゛（充填穴１１およひホルダ穴８と
同し５゜きざみに配列された１９通りの回転角度指示ブ
ログラ１、と、検知点から排出点までの中心角、すなわ
ち１００゜回転指示プログラ１、を含んだ通常運転プロ
グラムの合計２０通りの一時惇止プリダラムが組込まれ
ていて、供給不良カプセル検知信号が伝達されない通常
時には、ポジショナ３７の通常運転プ１′Ｊクラｌ１が
作動し、ボシショナ３７の出力Ｑこ連結した勺一ホ１・
ライハ３８を介して前記ザーポモータ１８を制御するも
のである。また検知器３，４，５，（ｉから供給不良カ
ブセル検知信号がシフトレシスタ３５に｛云達されると
、ポジショナ３７ムこは該信号力砧１１込入力とし′で
入力し、通常運転プログラ１、の１００゜同転指示プロ
グラムを起動させ、検知点の供給不良カプセルを俳出点
までＬＯＯ゜旋回搬送し′ζ一時悴止する。

該供給不良カプセルが排出点で一時停止すると同時に、
シフトレジスタ３５の最終段（２０段）ヘシフトされた
該供給不良カプセル検知信号がシーケンサ３６に入力さ
れ、前記予め紹込まれた自動排出シーケンスプログラム
を起動させ、前記動作順序により供給不良カプセルと充
１宜穴１１中に付着残留した薬剤粉粒とを系外に排出す
る。該不良カプセルと薬剤粉粒の系外排出が完了すると
、該シーケンスプログラム番こよりポジショナ３７を介
してサーボドライハ３８を起動してサーボモータ１Ｂを
駆動し、カプセル充４Ｑｍ２２は自動的に運転復帰する
。

一方、該供給不良カプセルか検知点から排出点まで１０
０゜旋回搬送される！ＵＩ間Ｃ．Ｚ、検知点を通過−３
る後続の空カプセル２３の供給良、不良の識別検知信号
は該供給不良カプセルの検知信号に続いて順次シフトレ
ジスタ３５に記録される。本実施例においては該供給不
良カプセルの検知信号を含め２０個の識別検知信号がシ
フトレジスタ３５に記録されることになる。

この折、シフトレジスタ３５に記録されていた該供給不
良カプセルの検知信号から２０個の識別検知信号の中に
、更に供給不良カプセル検知信号が存在する場合、例え
ば最初の供給不良カプセル検知信号の後方６段目に（充
填円板１の回転角度では３０゜後方に）供給不良カプセ
ル検知信号が記録されている場合、この信号はシーケン
サ３６へ伝達され、シーケンサ３６はポジショナ３７に
組込まれた回転角度指示プログラ１・の中から６番目の
ブ１コグラ１・、ずなわら、現在位置（この場合、排出
点）より３０゜（−５゜×６）回転した後、一時惇止す
るプログラムを起動させる。これにより最初の供給不良
カプセ）Ｌ７に対し７て充填円板ｌの回転角度で３０゛
後方にあった２個目の供給不良カプセルが排出点ヘと旋
回１般送ざれる。

これと平行して、充填円板１の回転開始時に最初の供給
不良カプセル検知信号の後力６段目にあった２個目の｛
Ｊｕ給不良カプセル検知信号は、充増円板１の回転に伴
って次段へ１１１１次シフ｝・されてゆき、充１７円板
１か３０゜回転した時には、シフトレジスタ３５の最終
段までシフ１−され、この新たな供給不良カプセル検知
信号は、再びシーケンサ３６の自動排出シーケンスプロ
グラムを起動させ、前記同様に供給不良カプセルを系外
へ排出した後、自動復帰１る。

ただし、この場合最初の供給不良カプセルが１００゜旋
回題送される間に２個目の供給不良カプセルが検知点を
通過し、検知器３，４または検知器５，６が供給不良カ
プセル検知信号をシソ１・レジスタ３５を経てポジショ
ナ３７へ割込入力しているが、前記の割込入力信号Ｇこ
よって１００゜回転プログラムが起動し゛Ｃいる時、お
よび他の回転指示プログラムが起動し”Ｃいる時には、
新たな割込入力を受信しないようになっているの（２ｌ
） は訝うまでもない。

以後、供給不良カプセルが後続すれば同様の動作にて該
カプセルを系外へＪＪｌ二出しては、復帰し、不規則的
な供給不良カプセルの発生状況に対応した供給不良カプ
セル自動排出装置として作動づる。また、供給不良カプ
セルが複数回（本実施例においては７回）連続して発生
し７た場合、カプセル充填機２２保護のため自動復帰し
ないようにプログラミングしている。

すなわち、供給不良カプセルが７個連続して検知される
と、シフトレジスタ３５の１段目から７段目まで供給不
良カプセル検知信号が記録され、該信号の伝達を受Ｄ，
Ｉたシーケンサ３６は直ちに停止信号をポジショナ３７
を経てサーホドライハ３８へ伝達し、サーボドライバ３
８ばサーホ七一夕１８を停止させ待機状態になる。これ
は、多くの連続した供給不良カプセルの発生はカプセル
本体以外の要因によるもの（例えば、カプセル供給機構
の不具合等）とｔｌＩ測されるからである。

（２２） 同様に、特定の充ゆ穴１　１　４．二おいて複欽回（本
実施例においては３戸１）連続して供給不良カプセルが
発生した場合にも自動複帰しないよう６、ニプログラミ
ングされている。

３９はハリアブルカ１、スイソチで、該サーホー［夕ｌ
８の回転数を輌号化し′（検出する前記口−タリーエン
コーダ１９，Ｌりの出力を受むＪ、タイミンク信号を発
生ずるもの゛ζ、シーノ１−ンサ３６に設定した各々の
充填穴ｌ１と１対１に対応づるカウンタ（図示せず）の
該ｌ対１の対応をノ＼リアゾルカムスイソナ３つから発
生ずるタイ多ンク信号により保障するものである。該カ
ウンタは各々の充孝穴１１毎６、二発ヰした供給不良カ
プセル検知信号の発生回数を累積計数して、発生回数が
、ある設定値（本実施例では３）に達すると、自動＋Ｊ
Ｉト出シーゲン又プログラムの遂行後、カプセル充填機
２２は一時停止のまま待機状態になる。ただし、上記設
走埴に達する以前乙二良品カプセルの識別倹知信月かカ
ウンタに入力されれば、該カウンタはリセッ１・されて
０　１．二（２３） 戻るようプログラムされている。

更に、シーケンザ３６には上記カウンタとは別に供給不
良カプセル発生回数の累計カウンタ（図示せず）を設定
し、一定時間内に供給不良カプセルの発生回数がある設
定植に達すると、自動的にカプセル充填機２２の運転を
停止するよ・ラなプログラムが入力されている。

供給不良カプセルの排出過程Ｇこおいて、供給不良カプ
セルの排出回数と押上げピンｌ４用エアシリンダ１５の
上下ス１・ローク回数とが一致することから、該エアシ
リンダ１５に付属するり一トスイッチ（図示せず）の開
閉回数をもって供給不良カプセルの発生回数と見做し、
上記リトスイッチの開閉に伴って発生ずる信号を、シー
ケンサに設定した前記の累計カウンタに入力する。

他方シーケンザ３６のクロックを利用し、一定時間毎に
（本実施例におい゛ζは５分間毎に）上記カウンタをリ
セソトするようにし、この時間内にＬ記カウンタが、あ
る設定値（本実ｈｌ！！例に（２４） おいては４）に辻ずれＩＪソー））ンリ“３０からボシ
ショナ３７を経てサーホ１・シイハ３８へ停止信冒か仏
達され、ザーホＩライハ３８はり−−ボモータ１８を停
止させるといつプロクラミングがなされている。

本実施例においては、シソ［・レシスタ３５の識別検知
信男の記録個数を２　０　｛１１ｉｌとし、ボシショナ
３　７　＆；二組込まれた同転角度指示ブログラＪ、ば
、５゜きざみの角度設足による２０通りとしたが、これ
らは検知点と排出点の相対位置関係や、充填穴ｌｌ間ω
穿孔ピッチ角度０．二よりほほ決定されるものであるか
ら、検知点及び排出点を近接して設置することが許容さ
れるならば、より少ない信号記録個数、またより少ない
ブロクラム数にて同様の効果を得ることができるのは勿
論である。

（発明の効果〕 本発明は以上のような構戒を有するから、本発明のｈ法
および装置を使用することによって、不規則的に発生ず
る供給不良カプセルおよび充（２５） 填穴１１Ｇこ付着した薬剤粉粒を、確実迅速に系外へ排
出することが可能であるばかりでなく、自動復帰させる
こととも相俟って、供給不良カプセルの排出に係る作業
時間の短縮がはかれ、人手による作業が大幅に削減でき
、夜間等における無人化運転も可能となり、生産能率の
向上Ｇこ大きく寄与１るものである。

【図面の簡単な説明】

添イ」間面は本発明実施の一例を示したもので、第１図
１，１本発明装置の機横の概略を示す要部斜視図、第２
図はその制御システムを示すブロソク図、第３図は自動
排出シーケンスのタイ旦ングチャーＩ・、第４図は排出
点の詳細を示す要部縦断面図、第５ｌ２Ｉは充填円板の
要部平面図、第６図は空カプセル供給点における要部縦
断面図で、Ａは正常供給時のもの、Ｂは分離不良のもの
、Ｃはキャップの異常浮き上がり状態のもの、Ｄは反転
挿入時のもの、第７図は従来の供給不良カプセルの検知
方法を示すもので、Ａは分離不良のもの、Ｂはキャップ
の以−１−浮き上がりま（２６） たは反転挿入のものである、 ■−充増円｛反、２−キャップホルダ、２　ａ　＝取付
部、２ｂ−底面、３，４，５，６．７−検知器、８−ホ
ルダ穴、８ａ−ボディ穴、８ｂ−　キャップ穴、９−空
気穴、１０−力ｌ．機構、１１充填穴、１２一排出シュ
ー１へ、１２ａ一吸込口、１３一圧空管、１３ａ−吹込
口、１４−押上げピン、１５−昇降装置（エアシリンダ
）、１６−集塵機、１７−電磁弁、１８−サーボモー夕
、ｌ　９−　ｚ−夕ＩＪ　−　．］：　７　：Ｊ−ダ、
２０２１リミットスイソヂ、２０ａ，２１ａ−検知レハ
ー、２２−カプセル充填機、２３一空カプセル、２３ａ
−ボディ、２３ｂ　　キャップ、２４スライドシャツ１
〜、２５−台座、２５ａ　　溝部、２　６−−ｊ二部ヘ
ソＦ部、２７−電磁弁、２８底部円仮、２９−＝−穴、
３０一環状穴、３１蓋、３２−回転軸、３３一駆動ギヤ
、３４−従動ギャ、３５−シフ１・レジスク、３６−　
シーケンサ、３７−ポジショナ、３８−サーボトライハ
、３９−ハリアブルヵムスインチ。 （２７）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、供給された空カプセルのボディからキャップの分離
   、該ボディ内への薬剤粉粒の充填、該ボディへのキャッ
   プの再結合および製品カプセルの搬出までの一連の工程
   を連続的に行うカプセル充填機において、薬剤粉粒充填
   後のボディとキャップとの再結合前の位置で、検知器に
   より供給不良カプセルを検知して記録し、ボディとキャ
   ップとの再結合後の位置で、キャップホルダのホルダ穴
   上方から吸引すると共に、充填円板の充填穴から該ホル
   ダ穴に圧縮空気を噴出し、押上げピンにより該供給不良
   カプセルを押上げ、供給不良カプセルと充填穴に付着残
   留した薬剤粉粒とをカプセル充填機の系外に排出し、自
   動復帰することを特徴とする供給不良カプセルの自動排
   出方法。 ２、多数の充填穴を充填円板の同一円周上に穿設し、該
   充填穴と重合するホルダ穴を穿設した分割円板状のキャ
   ップホルダを前記充填円板と同一速度で旋回させると共
   に、カム機構により該キャップホルダを順次上下動させ
   、キャップホルダのホルダ穴に供給された空カプセルの
   ボディからキャップの分離、該ボディ内への薬剤粉粒の
   充填、該ボディにキャップの再結合および製品カプセル
   の搬出を連続的に行うカプセル充填機において、薬剤粉
   粒充填後のキャップホルダが充填円板と隔離した位置の
   ホルダ穴の上下および内外周に供給不良カプセル検知器
   を設備し、該位置を検知点とし、各検知器とシフトレジ
   スタとを連結し、各検知器での供給不良カプセルの検知
   信号を該シフトレジスタに記録し、キャップホルダと充
   填円板とが密着する位置のホルダ穴上方に、一端に吸込
   口を開口し、他端を集塵機と連結した排出ショート、該
   ホルダ穴と重合する充填穴の下方の該充填穴と連通する
   空気穴から圧縮空気を供給する圧空管および該充填穴と
   ホルダ穴とに亘って昇降する押上げピンを設け、該位置
   を排出点とし、該排出シュートの吸引・停止、圧空管よ
   りの圧縮空気の噴出・停止および押上げピンの昇降をシ
   ーケンス制御するシーケンサを設け、前記シフトレジス
   タと連結し、通常運転プログラムと前記検知点と排出点
   との間を充填穴即ちホルダ穴の穿孔ピッチで分割した複
   数通りの回転角度指示プログラムとが組込まれたポジシ
   ョナを該シーケンサに連結し、該シフトレジスタよりの
   供給不良カプセルの検知信号をポジショナに割込入力と
   して入力させ、該ポジショナと前記充填円板とキャップ
   ホルダとの旋回用サーボモータのサーボドライバとを連
   結したことを特徴とする供給不良カプセルの自動排出装
   置。 ３、シーケンサに充填円板の各充填穴と対応するカウン
   タを設定し、各充填穴に連続して複数個の供給不良カプ
   セルが発生した場合に、自動的にカプセル充填機の運転
   を停止させるプログラムを組込むことを特徴とする請求
   項２記載の供給不良カプセルの自動排出装置。 ４、シーケンサに充填円板の各充填穴と対応するカウン
   タを設定し、特定の充填穴に供給不良カプセルが各旋回
   毎に連続して発生した場合に、自動的にカプセル充填機
   の運転を停止させるプログラムを組込むことを特徴とす
   る請求項２および３記載の供給不良カプセルの自動排出
   装置。 ５、シーケンサに供給不良カプセル発生回数の累計カウ
   ンタを設定し、供給不良カプセルの発生回数が一定時間
   内に予め設定された回数に達すると、自動的にカプセル
   充填機の運転を停止させるプログラムを組込むことを特
   徴とする請求項２、３、４のいずれかに記載の供給不良
   カプセルの自動排出装置。