JPH0354999Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0354999Y2 JPH0354999Y2 JP13612586U JP13612586U JPH0354999Y2 JP H0354999 Y2 JPH0354999 Y2 JP H0354999Y2 JP 13612586 U JP13612586 U JP 13612586U JP 13612586 U JP13612586 U JP 13612586U JP H0354999 Y2 JPH0354999 Y2 JP H0354999Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- damping force
- liquid chamber
- piston
- hydraulic fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 31
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 29
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 27
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 11
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 11
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、車両のサスペンシヨンに用いられ
る減衰力可変型液圧緩衝器の改良に関する。
る減衰力可変型液圧緩衝器の改良に関する。
従来の技術
周知のように、例えば自動車用のサスペンシヨ
ンに用いられる液圧緩衝器にあつては、減衰力可
変機構を備え、車両の走行条件に応じて減衰力を
調整できるようにしたものが種々提供されてい
る。
ンに用いられる液圧緩衝器にあつては、減衰力可
変機構を備え、車両の走行条件に応じて減衰力を
調整できるようにしたものが種々提供されてい
る。
第3図はこのような従来の減衰力可変型液圧緩
衝器の一例を示している(例えば実開昭60−2035
号公報参照)。
衝器の一例を示している(例えば実開昭60−2035
号公報参照)。
図においては1は作動液が充填されたシリンダ
2内に摺動可能に嵌挿されて、シリンダ2内を上
部液室3と下部液室4とに隔成すると共に、これ
ら2つの液室3,4間の作動液の置換流動に伴な
つて、作動液に流通抵抗を与えるバルブ装置5,
6を備えたピストン、7は前記ピストン1が一端
寄りに装着され他端が図外の前記シリンダ2の一
端を封止的に貫通すると共に、これら両端を貫通
する中心孔8及びこの中心孔8と前記上部液室3
とを連通する側孔9,10が形成されたピストン
ロツド、11は前記ピストンロツド7の中心孔8
内に装着され、この中心孔8と前記側孔9,10
との間の流路面積を変化させて、上部液室3と下
部液室4との間のバイパス流量を制御して、減衰
力を可変制御する減衰力可変装置、12は前記ピ
ストンロツド7の一端に固設され、このピストン
ロツド7の中心孔8から連続する開口部13を備
えたリテーナ、14は前記リテーナ12の開口部
13に固設され、中心部に通孔15と、この通孔
15を囲繞するように突設された弁座16とを備
えたチエツクシート、17は前記チエツクシート
14の弁座16に載置され、作動液の流通に抵抗
を与えるオリフイス18及び作動液を抵抗なく流
通させる流通路19が形成されたチエツクプレー
トである。
2内に摺動可能に嵌挿されて、シリンダ2内を上
部液室3と下部液室4とに隔成すると共に、これ
ら2つの液室3,4間の作動液の置換流動に伴な
つて、作動液に流通抵抗を与えるバルブ装置5,
6を備えたピストン、7は前記ピストン1が一端
寄りに装着され他端が図外の前記シリンダ2の一
端を封止的に貫通すると共に、これら両端を貫通
する中心孔8及びこの中心孔8と前記上部液室3
とを連通する側孔9,10が形成されたピストン
ロツド、11は前記ピストンロツド7の中心孔8
内に装着され、この中心孔8と前記側孔9,10
との間の流路面積を変化させて、上部液室3と下
部液室4との間のバイパス流量を制御して、減衰
力を可変制御する減衰力可変装置、12は前記ピ
ストンロツド7の一端に固設され、このピストン
ロツド7の中心孔8から連続する開口部13を備
えたリテーナ、14は前記リテーナ12の開口部
13に固設され、中心部に通孔15と、この通孔
15を囲繞するように突設された弁座16とを備
えたチエツクシート、17は前記チエツクシート
14の弁座16に載置され、作動液の流通に抵抗
を与えるオリフイス18及び作動液を抵抗なく流
通させる流通路19が形成されたチエツクプレー
トである。
このような従来の減衰力可変型液圧緩衝器にあ
つては、ピストン1の上下動に伴ない、バルブ装
置5,6によつて流通抵抗を受けながら、上部液
室3と下部液室4との間に作動液が置換流動する
と共に、ピストンロツド7に形成した中心孔8と
側孔9,10とによつて前記両液室3,4に作動
液の一部をバイパス流通させ、このバイパス流量
を、減衰力可変装置11によつて変化させて流通
抵抗を変え、減衰力を変化させるようになつてお
り、更に、チエツクシート14の弁座16に載置
したチエツクプレート17によつて、下部液室4
への流れにはオリフイス18によつて抵抗を与
え、上部液室3へは流通路19によつて抵抗なく
流れを許容して、ピストン1の上動時により大き
い抵抗が発生して高い減衰力が得られるようにし
ている。
つては、ピストン1の上下動に伴ない、バルブ装
置5,6によつて流通抵抗を受けながら、上部液
室3と下部液室4との間に作動液が置換流動する
と共に、ピストンロツド7に形成した中心孔8と
側孔9,10とによつて前記両液室3,4に作動
液の一部をバイパス流通させ、このバイパス流量
を、減衰力可変装置11によつて変化させて流通
抵抗を変え、減衰力を変化させるようになつてお
り、更に、チエツクシート14の弁座16に載置
したチエツクプレート17によつて、下部液室4
への流れにはオリフイス18によつて抵抗を与
え、上部液室3へは流通路19によつて抵抗なく
流れを許容して、ピストン1の上動時により大き
い抵抗が発生して高い減衰力が得られるようにし
ている。
考案が解決しょうとする問題点
しかしながら、このような従来の減衰力可変型
液圧緩衝器にあつては、上部液室3から一旦、減
衰力可変装置11で圧力降下してから中心孔8へ
至るものの、なお高い圧力であり、これがオリフ
イス18から低圧の下部液室4へ噴出するため
に、乱流を生じて異音を発生させたり、時にはキ
ヤビテーシヨンが生じるという問題があつた。
液圧緩衝器にあつては、上部液室3から一旦、減
衰力可変装置11で圧力降下してから中心孔8へ
至るものの、なお高い圧力であり、これがオリフ
イス18から低圧の下部液室4へ噴出するため
に、乱流を生じて異音を発生させたり、時にはキ
ヤビテーシヨンが生じるという問題があつた。
問題点を解決するための手段
チエツクシートの弁座に載置されたチエツクプ
レートのオリフイスを、チエツクシートの弁座よ
り内方に、かつ中心部の通孔より外方に位置する
ように形成して、弁座と通孔との間のランド部に
対向させた。
レートのオリフイスを、チエツクシートの弁座よ
り内方に、かつ中心部の通孔より外方に位置する
ように形成して、弁座と通孔との間のランド部に
対向させた。
作 用
上記構成になる本考案の減衰力可変型液圧緩衝
器にあつては、ピストンの上動時には、中心孔内
の圧力によつてチエツクプレートはチエツクシー
トの弁座に付勢され、作動液はオリフイスから噴
出するものの、一旦、チエツクシートの通孔と弁
座との間のランド部に衝突して勢を殺がれ、緩や
かに低圧の下部液室に流入することとなり、下部
液室内での乱流の発生がなくなる。なお、ピスト
ンの下動時には、従来と同じように、チエツクプ
レートを押し上げて、このチエツクプレートの外
周寄りの流通路から抵抗を受けることなくピスト
ンロツドの中心孔内に流入する。
器にあつては、ピストンの上動時には、中心孔内
の圧力によつてチエツクプレートはチエツクシー
トの弁座に付勢され、作動液はオリフイスから噴
出するものの、一旦、チエツクシートの通孔と弁
座との間のランド部に衝突して勢を殺がれ、緩や
かに低圧の下部液室に流入することとなり、下部
液室内での乱流の発生がなくなる。なお、ピスト
ンの下動時には、従来と同じように、チエツクプ
レートを押し上げて、このチエツクプレートの外
周寄りの流通路から抵抗を受けることなくピスト
ンロツドの中心孔内に流入する。
実施例
以下、この考案の実施例を第1図と、この要部
を拡大した第2図に基づいて詳述する。尚、この
実施例は、前提構成が上記従来と略同一であるか
ら共通の構成個所には同一の付号を付して説明す
る。
を拡大した第2図に基づいて詳述する。尚、この
実施例は、前提構成が上記従来と略同一であるか
ら共通の構成個所には同一の付号を付して説明す
る。
図においては1は作動液が充填されたシリンダ
2内に摺動可能に嵌挿されて、シリンダ2内を上
部液室3と下部液室4とに隔成すると共に、これ
ら2つの液室3,4間の作動液の置換流動に伴な
つて、作動液に流通抵抗を与えるバルブ装置5,
6を備えたピストンであり、バルブ装置5は、ピ
ストン1の貫通孔1aを覆うように配設された環
状の弾性板5aとワツシヤー5bとからなり、バ
ルブ装置6は、ピストン1の貫通孔1bを覆うよ
うに配置された複数の環状の弾性板6aとワツシ
ヤー6bとからなつており、これらバルブ装置
5,6の弾性板5a,6aはそれぞれ、下部液室
4、上部液室3の圧力を受けて、ワツシヤー5
a,6aの外周を支点として、圧力に応じて撓み
ピストン1との間に流通路を形成するようになつ
ている。30,31はこれらバルブ装置5,6を
精度よくピストン1との間に挾持するためのカラ
ーである。
2内に摺動可能に嵌挿されて、シリンダ2内を上
部液室3と下部液室4とに隔成すると共に、これ
ら2つの液室3,4間の作動液の置換流動に伴な
つて、作動液に流通抵抗を与えるバルブ装置5,
6を備えたピストンであり、バルブ装置5は、ピ
ストン1の貫通孔1aを覆うように配設された環
状の弾性板5aとワツシヤー5bとからなり、バ
ルブ装置6は、ピストン1の貫通孔1bを覆うよ
うに配置された複数の環状の弾性板6aとワツシ
ヤー6bとからなつており、これらバルブ装置
5,6の弾性板5a,6aはそれぞれ、下部液室
4、上部液室3の圧力を受けて、ワツシヤー5
a,6aの外周を支点として、圧力に応じて撓み
ピストン1との間に流通路を形成するようになつ
ている。30,31はこれらバルブ装置5,6を
精度よくピストン1との間に挾持するためのカラ
ーである。
7は前記ピストン1が一端寄りに装着され他端
が図外の前記シリンダ2の一端を封止的に貫通す
ると共に、これら両端を貫通する中心孔8及びこ
の中心孔8と前記上部液室3とを連通する側孔
9,10が形成されたピストンロツド、11は前
記ピストンロツド7の中心孔8内に装着され、こ
の中心孔8と前記側孔9,10との間の流路面積
を、側面に上下2列にかつ、円周方向に複数個、
直径を違えて形成されたオリフイス11a,11
bによつて変化させて、上部液室3と下部液室4
との間のバイパス流量を制御して、減衰力を可変
制御する減衰力可変装置で20は中心孔8に圧入
されたストツパーである。12は前記ピストンロ
ツド7の一端に螺合され、このピストンロツド7
の中心孔8から連続する開口部13を備えたリテ
ーナ、14は前記リテーナ12の開口部13にか
しめによつて固設され、中心部に通孔15と、こ
の通孔15を囲繞するように突設された弁座16
とを備えており、これら通孔15と弁座16との
間に平坦なランド部21が形成されたチエツクシ
ートである。このチエツクシート14の弁座16
にはチエツクプレート22が載置されており、こ
のチエツクプレート22には円周方向略等間隔に
複数のオリフイス23と、外周部寄りに複数の流
通路24が設けられていて、オリフイス23はラ
ンド部21に対向するようになつている。
が図外の前記シリンダ2の一端を封止的に貫通す
ると共に、これら両端を貫通する中心孔8及びこ
の中心孔8と前記上部液室3とを連通する側孔
9,10が形成されたピストンロツド、11は前
記ピストンロツド7の中心孔8内に装着され、こ
の中心孔8と前記側孔9,10との間の流路面積
を、側面に上下2列にかつ、円周方向に複数個、
直径を違えて形成されたオリフイス11a,11
bによつて変化させて、上部液室3と下部液室4
との間のバイパス流量を制御して、減衰力を可変
制御する減衰力可変装置で20は中心孔8に圧入
されたストツパーである。12は前記ピストンロ
ツド7の一端に螺合され、このピストンロツド7
の中心孔8から連続する開口部13を備えたリテ
ーナ、14は前記リテーナ12の開口部13にか
しめによつて固設され、中心部に通孔15と、こ
の通孔15を囲繞するように突設された弁座16
とを備えており、これら通孔15と弁座16との
間に平坦なランド部21が形成されたチエツクシ
ートである。このチエツクシート14の弁座16
にはチエツクプレート22が載置されており、こ
のチエツクプレート22には円周方向略等間隔に
複数のオリフイス23と、外周部寄りに複数の流
通路24が設けられていて、オリフイス23はラ
ンド部21に対向するようになつている。
25はチエツクプレート22を常時下方に付勢
するリターンスプリングである。
するリターンスプリングである。
つぎに、この実施例の減衰力可変型液圧緩衝器
の作用について説明する。まずピストン1が上動
すると、上部液室3内が高圧となり、作動液の一
部は側孔9,10から中心孔8に流入する。この
とき減衰力可変装置11が作動して選択的に側孔
9,10と一致したオリフイス11a,11bに
よつて作動液は絞られ、圧力降下して中心孔8内
に流入するものの、なお高圧である。この高圧の
作動液は、中心孔8を下つてリテーナ12の開口
部13に至り、チエツクプレート22の複数のオ
リフイス23から噴出し、チエツクシート14の
ランド部21に衝突する。この衝突によつて勢い
が殺がれて後、中心部の通孔15から低圧の下部
液室4へと流入するので、乱流の発生がなく、こ
れに伴なう、異音やキヤビテーシヨンの発生を防
止する。次に、ピストン1が下動すると、高圧の
下部液室4から作動液の一部は、チエツクプレー
ト22を押し上げ、弁座16から離間させて、チ
エツクプレート22外周寄りの流通路24から抵
抗なく中心孔8内に流入するので、この中心孔8
内と下部液室4とは略同圧となり、これが、減衰
力可変装置11のオリフイス11a,11bで絞
られて側孔9,10から上部液室3へと流入す
る。
の作用について説明する。まずピストン1が上動
すると、上部液室3内が高圧となり、作動液の一
部は側孔9,10から中心孔8に流入する。この
とき減衰力可変装置11が作動して選択的に側孔
9,10と一致したオリフイス11a,11bに
よつて作動液は絞られ、圧力降下して中心孔8内
に流入するものの、なお高圧である。この高圧の
作動液は、中心孔8を下つてリテーナ12の開口
部13に至り、チエツクプレート22の複数のオ
リフイス23から噴出し、チエツクシート14の
ランド部21に衝突する。この衝突によつて勢い
が殺がれて後、中心部の通孔15から低圧の下部
液室4へと流入するので、乱流の発生がなく、こ
れに伴なう、異音やキヤビテーシヨンの発生を防
止する。次に、ピストン1が下動すると、高圧の
下部液室4から作動液の一部は、チエツクプレー
ト22を押し上げ、弁座16から離間させて、チ
エツクプレート22外周寄りの流通路24から抵
抗なく中心孔8内に流入するので、この中心孔8
内と下部液室4とは略同圧となり、これが、減衰
力可変装置11のオリフイス11a,11bで絞
られて側孔9,10から上部液室3へと流入す
る。
このようにして、ピストン1の上下動時に所望
の減衰力を得ることができ、かつその作用中に異
音発生等を防止するのである。
の減衰力を得ることができ、かつその作用中に異
音発生等を防止するのである。
考案の効果
チエツクシートの弁座に載置されたチエツクプ
レートのオリフイスを、チエツクシートの弁座よ
り内方に、かつ中心部の通孔より外方に位置する
ように形成して、弁座と通孔との間のランド部に
対向させたので、ピストン上動時に、高圧の作動
液がオリフイスから噴出しても、一旦、ランド部
に衝突して勢を殺がれてから中心部の通孔う経て
低圧の下流液室に流入することとなり、高圧の中
心孔から作動液が噴流となつて直接低圧の下部液
室に流入するときに生じる乱流は生じなくなり、
このため、乱流によつて生じる異音やキヤビテイ
ーシヨンの発生を防止するという効果が得られ
る。
レートのオリフイスを、チエツクシートの弁座よ
り内方に、かつ中心部の通孔より外方に位置する
ように形成して、弁座と通孔との間のランド部に
対向させたので、ピストン上動時に、高圧の作動
液がオリフイスから噴出しても、一旦、ランド部
に衝突して勢を殺がれてから中心部の通孔う経て
低圧の下流液室に流入することとなり、高圧の中
心孔から作動液が噴流となつて直接低圧の下部液
室に流入するときに生じる乱流は生じなくなり、
このため、乱流によつて生じる異音やキヤビテイ
ーシヨンの発生を防止するという効果が得られ
る。
第1図はこの考案に係る減衰力可変型液圧緩衝
器の一実施例を示す縦断面図、第2図はこの実施
例の作用を示す要部を拡大した断面図、第3図は
従来の減衰力可変型液圧緩衝器を示す縦断面図で
ある。 1…ピストン、2…シリンダ、3…上部液室、
4…下部液室、5,6…パルブ装置、7…ピスト
ンロツド、8…中心孔、9,10…側孔、11…
減衰力可変装置、12…リテーナ、13…開口
部、14…チエツクシート、15…通孔、16…
弁座、21…ランド部、22…チエツクプレー
ト、23…オリフイス、24…流通路。
器の一実施例を示す縦断面図、第2図はこの実施
例の作用を示す要部を拡大した断面図、第3図は
従来の減衰力可変型液圧緩衝器を示す縦断面図で
ある。 1…ピストン、2…シリンダ、3…上部液室、
4…下部液室、5,6…パルブ装置、7…ピスト
ンロツド、8…中心孔、9,10…側孔、11…
減衰力可変装置、12…リテーナ、13…開口
部、14…チエツクシート、15…通孔、16…
弁座、21…ランド部、22…チエツクプレー
ト、23…オリフイス、24…流通路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 作動液が充填されたシリンダ内に摺動可能に嵌
挿されて、シリンダ内を上部液室と下部液室とに
隔成すると共に、これら2つの液室間の作動液の
置換流動に伴なつて作動液に流通抵抗を与えるバ
ルブ装置を備えたピストンと、 このピストンが一端寄りに装着され、他端が前
記シリンダの一端を封止的に貫通すると共に、こ
れら両端を貫通する中心孔及び、この中心孔と前
記上部液室とを連通する側孔が形成されたピスト
ンロツドと、 このピストンロツドの中心孔内に装着され、こ
の中心孔と前記側孔との間の流路面積を変化させ
て、上部液室と下部液室との間のバイパス流量を
制御して、減衰力を可変制御する減衰力可変装置
と、 前記ピストンロツドの一端に固設され、このピ
ストンロツドの中心孔から連続する開口部を備え
たリテーナと、 このリテーナの開口部に固設され、中心部に通
孔と、この通孔を囲繞するように突設された弁座
とを備えたチエツクシートと、 このチエツクシートの弁座に載置され、作動液
の流通に抵抗を与えるオリフイス及び、作動液を
抵抗なく流通させる流通路とが形成されたチエツ
クプレートとからなる減衰力可変型液圧緩衝器に
おいて、 前記チエツクシートの弁座に載置された前記チ
エツクプレートのオリフイスを、該弁座より内方
に、かつ前記中心部の通孔より外方に位置するよ
うに形成して、前記弁座と通孔との間のランド部
に対向させたことを特徴とする減衰力可変型液圧
緩衝器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13612586U JPH0354999Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13612586U JPH0354999Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6342946U JPS6342946U (ja) | 1988-03-22 |
JPH0354999Y2 true JPH0354999Y2 (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=31038952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13612586U Expired JPH0354999Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354999Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2593469Y2 (ja) * | 1992-07-02 | 1999-04-12 | ジューキ株式会社 | ミシンの回転天秤 |
JP5057392B2 (ja) * | 2008-06-02 | 2012-10-24 | カヤバ工業株式会社 | ロータリバルブ |
-
1986
- 1986-09-05 JP JP13612586U patent/JPH0354999Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6342946U (ja) | 1988-03-22 |
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