JPH035475Y2 - - Google Patents

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JPH035475Y2
JPH035475Y2 JP1986015837U JP1583786U JPH035475Y2 JP H035475 Y2 JPH035475 Y2 JP H035475Y2 JP 1986015837 U JP1986015837 U JP 1986015837U JP 1583786 U JP1583786 U JP 1583786U JP H035475 Y2 JPH035475 Y2 JP H035475Y2
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JP
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spark
cigarette
ashtray
box
diameter
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JP1986015837U
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JPS62128939U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、従来たばこの揉み消し部として使用
されている部分を改良した灰皿の構造に関し、と
くに車両用灰皿として用いて最適な灰皿の構造に
関する。
[従来の技術] 従来の一般的な灰皿の構造は、たとえば、第1
3図に示すようになつている。1は、たばこの吸
殻を収納するボツクス部であり、ボツクス部1の
上部には、フランジ状のつば部2が設けられてい
る。つば部2は、たばこの揉み消し部としても使
用され、つば部2には、通常火種のついたたばこ
を保持できるように切り凹部状のたばこ保持部3
が形成されている。
第14図には、車室内に設けられる車両用灰皿
の一例を示す。図は、引き出し式の灰皿を示して
おり、4が吸殻を収納するボツクス部、5は揉み
消し部を示している。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような構造の灰皿では、揉み消し部2,
5で一度にたばこの火を消し切れないことが多
い。したがつて火種が完全に消火するまでに時間
がかかることがあり、このことは、運転中にドラ
イバー等が使用する車両用灰皿等では好ましいこ
とではない。
本考案は、上記のような従来の灰皿がかかえて
いるごく一般的な問題点に着目し、火のついたた
ばこを簡単にかつ確実に消すことができるよう消
火性を向上させることが可能な灰皿の構造を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的に沿う本考案の灰皿は、吸殻が収納可
能なボツクス部11,21,31に、たばこの径
よりも大きな径を有し該たばこの先端が挿入可能
なたばこ挿入穴16,24,33を形成し、前記
ボツクス部11,21,31の前記たばこ挿入穴
16,24,33に隣接する部位に、該たばこ挿
入穴16,24,33と連らなり前記たばこの径
よりも小さな径を有する火種切り口17,25,
34を形成したものから成る。
[作用] このような灰皿においては、火種のついたたば
この先端部がたばこ挿入穴に挿入され、挿入され
たたばこを、径がたばこの径よりも小さな火種切
り口方向に動かすことによりたばこの先端部から
火種が切り離される。したがつて、たばこからの
火種の切り離しは一回の動作ですみ、しかも火種
が切り離されるのであるから、たばこは確実に消
火される。これにより、たばこ揉み消しの手間が
省かれつつ、消火性が向上される。
[実施例] 以下に本考案の灰皿の望ましい実施例を図面を
参照して説明する。
第1図ないし第4図は、本考案の第1実施例を
示しており、とくに車両用灰皿に本考案を適用し
たものを示している。図において、11はたばこ
の吸殻を収納する灰皿としてのボツクス部を示し
ており、ボツクス部11の車室側にはドア部12
が設けられている。ボツクス部11の前部側、す
なわち第14図に示した従来の車両用灰皿におい
て揉み消し部が設けられていた部位に、たばこか
ら切り離された火種を内部に収納可能なケース状
の火種収納部13が設けられている。
火種収納部13は、本実施例では、回転軸14
を中心に回動可能な構造に構成されており、ボツ
クス部11側(反車室側)に開くことが可能な構
造になつている。また、本実施例では、第2図に
示すように、火種収納部13の内面側は、火種収
納部13を開いた状態でコイン等を出し入れ可能
なコインケース15に形成されており、非喫煙者
にとつても灰皿を有効利用できるようになつてい
る。
火種収納部13の上部には、火種のついたたば
この先端部を挿入可能なたばこ挿入穴16が設け
られている。たばこ挿入穴16は、本実施例で
は、火種収納部13の縦壁部に設けられた部分が
たばこを余裕をもつて挿入できる大きさに形成さ
れ、火種収納部13の上壁部に設けられた部分
が、たばこの径よりも若干小さい幅の長穴状の形
状に形成されている。
たばこ挿入穴16の周縁のうちの少なくとも一
部、本実施例ではとくに上述の火種収納部13の
上壁部に形成されたたばこ挿入穴16部分の周縁
は、火種のついたたばこの先端部から火種を切り
離すことが可能な火種切り口17に構成されてい
る。この火種切り口17を構成するたばこ挿入穴
16部分は、上述の如く本実施例ではたばこの径
よりも若干小さい長穴状に形成されているが、長
穴を長穴終端部にいくにつれてたばこの径よりも
幅が小さくなるテーパ状に形成してもよく、また
長穴終端部側だけを火種切り口に構成してもよ
い。火種切り口17は、火種収納部13が熱硬化
性樹脂の場合には、たとえば第4図に示す断面形
状17a、あるいは第5図に示す断面形状17b
等のように、鋭利な先端面をもつ形状に成形され
る。火種収納部13が鉄板製の場合には、たとえ
ば第6図に示すように穴17周縁部を火種収納部
13内方に向けて斜めに折り曲げる構造17cが
とられる。
上記のように構成された実施例装置の作用につ
いて以下に説明する。
火種のついたたばこを消火する際、第7図に示
すように、まず火種18のついたたばこ19の先
端部が矢印で示すようにたばこ挿入穴16の形状
の大きい部分から挿入される。そして、同じ方向
にさらにたばこ19の先端部を動かせば、火種切
り口17部の幅がたばこの径よりも小に設定され
ているので、第8図に示すように、火種18が火
種切り口17によつてたばこ19から切り離さ
れ、切り離された火種18は火種収納部13内へ
と落下する。火種切り口17を構成する長穴終端
部も第4図ないし第6図に示したような火種切り
口に構成しておけば、より確実に火種18が切り
離される。火種18の切り離されたたばこは吸殻
としてボツクス部11内に収納される。
上記のようなたばこの消火においては、従来の
ように火種18を揉み消す必要がなく、一回の動
作で火種18は確実にたばこ19から切り離され
る。火種18が切り離されるのであるから、たば
こ19は確実に消火され、しかも火種収納部13
内に落下するのは火種18のみであるから、落下
した火種18はすぐに燃え尽き灰になる。したが
つて、火種18自体もごく短時間に消火される。
また、火種収納部13内に収納されるのは火種
18のみおよびその灰のみであるから、火種18
が火種収納部13内に落とされた際他の物に燃え
移るおそれは全くない。一方ボツクス部11内に
は、火種18の切り離された吸殻のみが収納され
るので、灰が混在せず、きれいな状態に保たれ
る。
また、本実施例では火種収納部13が開閉可能
構造になつているので、火種収納部13内の灰等
の清掃は容易に行われる。
さらに、本実施例では、火種収納部13内面側
をコインケースに形成したので、第9図に示すよ
うに火種収納部13を開いた状態にしておけば、
灰皿はコイン20を収納可能なコインケースとし
て使用できる。したがつて、非喫煙者にとつても
灰皿が有効に利用され、灰皿が多機能化される。
この有効利用は、コインケースに限らず他の小物
入れでもよい。
つぎに、第10図および第11図に本考案の第
2実施例を示す。
本実施例は一般の家庭用等の灰皿に本考案を適
用したものである。ボツクス部21の上部には従
来の灰皿同様つば部22が設けられているが、つ
ば部22は、開閉可能構造(または取外し可能構
造)とされ、ボツクス部21との間に形成される
空間23が火種18を収納可能な火種収納部に構
成されている。火種収納部23の上部、つまりつ
ば部22の内側周縁部には、たばこ挿入穴24が
設けられ、たばこ挿入穴24の周縁部の少なくと
も一部(たとえば外側周縁部)が、火種切り口2
5に構成される。
このような実施例装置においては、第11図に
示すように、火種18のついたたばこの先端部が
たばこ挿入穴24に挿入され、該先端部を火種切
り口25方向に動かすことによつて火種18がた
ばこから切り離されて火種収納部23内に落下さ
れる。火種18の切り離されたたばこ19は吸殻
としてボツクス部21内に収納される。したがつ
て、第1実施例と同様火のついたたばこは一回の
動作で消火され、火種18と吸殻19とは別々に
収納される。その他の構成、作用は第1実施例に
準じる。
このように本考案は車両用灰皿に限らず、一般
の灰皿にも適用可能である。たとえば、第12図
に本考案の第3実施例を示すようにボツクス部3
1内にさらに火種収納部32を設け、該火種収納
部32上部にたばこ挿入穴33および火種切り口
34を設けることにより本考案の灰皿が完成す
る。そして、火種収納部32の上蓋35を開閉可
能な構造にしておけば、火種収納部32内の清掃
も容易である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の灰皿によるとき
は、吸殻が収納可能なボツクス部に、たばこの径
よりも大きな径を有するたばこ挿入穴と、このた
ばこ挿入穴に隣接したばこの径よりも小さな径を
有する火種切り口を設けるようにしたので、一回
の動作でたばこから火種を切り離すことができ
る。したがつて、従来の灰皿に比較してたばこを
消火する際揉み消すことが不要になり、消火の手
間が省けるとともに火種を切り離すため確実な消
火ができ、消火性を向上することができるという
効果が得られる。
また、本考案を車両用灰皿に適用すれば、ごく
簡単な動作でかつごく短時間に確実に消火でき、
ドライバー等にとつての便利さを向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る灰皿の斜視
図、第2図は第1図の装置の部分斜視図、第3図
は第1図の装置の部分斜視図、第4図は第1図の
装置の火種切り口部の断面図、第5図は第4図と
は別の火種切り口部の断面図、第6図は第4図と
は別の火種切り口部の断面図、第7図は第1図の
A−A線に沿う部分縦断面図、第8図は第7図の
つぎの状態を示す第1図のA−A線に沿う部分縦
断面図、第9図は第1図の装置をコインケースと
して用いた場合の第1図のA−A線に沿う部分縦
断面図、第10図は本考案の第2実施例に係る灰
皿の斜視図、第11図は第10図の装置の縦断面
図、第12図は本考案の第3実施例に係る灰皿の
斜視図、第13図は従来の灰皿の斜視図、第14
図は従来の車両用灰皿の斜視図、である。 11,21,31……ボツクス部、13,2
3,32……火種収納部、14……回転軸、15
……コインケース、16,24,33……たばこ
挿入穴、17,25,34……火種切り口、18
……火種、19……たばこ、20……コイン、2
2……つば部、35……上蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吸殻が収納可能なボツクス部11,21,3
    1に、たばこの径よりも大きな径を有し該たば
    この先端が挿入可能なたばこ挿入穴16,2
    4,33を形成し、前記ボツクス部11,2
    1,31の前記たばこ挿入穴16,24,33
    に隣接する部位に、該たばこ挿入穴16,2
    4,33と連らなり前記たばこの径よりも小さ
    な径を有する火種切り口17,25,34を形
    成したことを特徴とする灰皿。 (2) 前記ボツクス11が車室内に設けられる車両
    用灰皿である実用新案登録請求の範囲第(1)項記
    載の灰皿。
JP1986015837U 1986-02-07 1986-02-07 Expired JPH035475Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986015837U JPH035475Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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JP1986015837U JPH035475Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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Publication Number Publication Date
JPS62128939U JPS62128939U (ja) 1987-08-15
JPH035475Y2 true JPH035475Y2 (ja) 1991-02-13

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ID=30807139

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JP1986015837U Expired JPH035475Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571599B2 (ja) * 1973-07-25 1982-01-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722557Y2 (ja) * 1980-06-03 1982-05-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571599B2 (ja) * 1973-07-25 1982-01-12

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JPS62128939U (ja) 1987-08-15

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