JPH0353885Y2 - - Google Patents

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JPH0353885Y2
JPH0353885Y2 JP15473484U JP15473484U JPH0353885Y2 JP H0353885 Y2 JPH0353885 Y2 JP H0353885Y2 JP 15473484 U JP15473484 U JP 15473484U JP 15473484 U JP15473484 U JP 15473484U JP H0353885 Y2 JPH0353885 Y2 JP H0353885Y2
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JP
Japan
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ink
main pipe
flow path
doctor
cleaning liquid
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JP15473484U
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JPS6170036U (ja
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は印刷機、塗装機等におけるインキドク
ターの洗滌器に関するものである。
(従来の技術) 従来、印刷、塗装作業を終了した場合、あるい
は色の異なるインキに取替える場合、印刷機、塗
装機のロールに付着したインキを除去するには、
一般にインキドクター上に溜つた大部分のインキ
をヘラを用いて取り除いた後、僅かに残つたイン
キを布切れとか紙を用いて拭い取つていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしこのように布切れとか紙でインキドクタ
ー上のインキを完全に拭い去るには時間がかゝ
り、また作業員は手とか被服が汚れるため、イン
キの拭き取り作業を嫌う傾向にあつた。
本考案はこのようなインキの拭き取り作業を短
時間に、且つ手とか被服を汚さないで行うことが
できるインキドクターの洗滌器を提供しようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係るインキドクターの洗滌器は、主管
の上端にバキユームホースへの接続口を、下端に
弾性を有する多孔質板により被われた吸引口を設
け、且つこの主管の外側に洗滌液の流路を設け、
該流路の上端に洗滌液の供給パイプへの接続口
を、下端に洗滌液の流出口を設けてこれを主管の
下端外側に開口させたものである。
(実施例) 本考案の一実施例を図面に基いて説明すると、
1はプラスチツク又は金属製の主管であり、上端
にはバキユームホース2への接続口3を、下端に
は弾性を有する多孔質板4により全面を被われた
吸引口5を設けている。上記バキユームホース2
はエアポンプ(図示せず)に接続されている。ま
た主管1の上部外側にはエアポンプのエア回路の
適所に設けられた電磁弁の切換えスイツチ6を設
けている。7は主管1とその外側を被うように形
成した主管1と同一材料の外管8との間に形成さ
れた洗滌液の流路であり、該流路7の上端には洗
滌液の貯溜槽9を設け、該貯溜槽9の底板10に
穿設された小孔11により流路7と連通し、また
貯溜槽9の天板12には洗滌液の供給パイプ13
を接続する流入口14を設けている。この流入口
14の外側には洗滌液の流量調節弁15を設けて
いる。また上記流路7の下端に設けた流出口16
は主管1の下部外側に開口し、流路7内には多孔
質材17が充填されている。尚符号18は印刷機
におけるロール、19はロール18に対設したイ
ンキドクターである。
本考案の一実施例は上記のような構成であるか
ら、主管1の接続口3に一端をエアポンプに接続
したバキユームホース2の他端を接続し、流路7
の流入口14に一端を洗滌液のタンクに接続した
供給パイプ13の他端を接続した後、エアポンプ
を作動させ、且つ流量調節弁15を開いて主管1
の下端をインキドクター19面、あるいはインキ
ローラ18に当てれば、流路7の流出口16から
流出する洗滌液によりインキドクター19とかイ
ンキロール18に付着しているインキは溶解さ
れ、低粘度となつて多孔質板4を通過し、主管1
からバキユームホース2に吸引されるのである。
尚上記実施例は流路7を主管1の外周全体に設
け、吸引口5の全周に洗滌液が均一に流出するよ
うに形成したが、主管1の外側に一本のパイプに
よる流路7を形成する場合もある。また主管1は
作業員が手に持つてインキドクターの洗滌を行う
ものであるが、この主管1を駆動装置により前後
左右動するアームに固定して自動的に洗滌するこ
とも可能である。
(効果) 上記のように本考案に係るインキドクターの洗
滌器は、主管と洗滌液の流路とを一体に構成し、
これを片手に持ち、前後左右動させるだけでイン
キを溶解させながら容易に吸い取ることができる
ので、予めヘラで大部分のインキを取り除いた後
のインキ拭き取り作業を短時間に且つ手や被服を
汚すことなく行うことができ。従つて作業員の負
担を大巾に軽減し、作業能率を一段と向上し得る
ものである。しかも主管の吸引口は弾性を有する
多孔質板により被われているため、インキドクタ
ーやインキロールへの密着性が良好であり、吸引
力を十分に発揮することができ、また主管の吸引
口がインキドクターとかロールに直接接触してイ
ンキドクターとかロールを傷付けることがなく、
更にまた多孔質板は洗滌液により薄められてイン
キが通過するため、長期に亘り、目詰まりを生ず
ることもなく使用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図に示すA−A線の縦断面図。 1……主管、2……バキユームホース、3……
接続口、4……多孔質板、5……吸引口、7……
洗滌液の流路、8……外管、13……洗滌液の供
給パイプ、14……流入口、16……流出口、1
8……インキロール、19……インキドクター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端にバキユームホースへの接続口を設けた主
    管の下端に、弾性を有する多孔質板により被われ
    たインキの吸引口を設け、且つ主管の外側には上
    端に洗滌液の供給パイプへの接続口を設けた洗滌
    液の流路を設け、該流路の下端を前記主管におけ
    る吸引口の外側に開口させてなるインキドクター
    の洗滌器。
JP15473484U 1984-10-12 1984-10-12 Expired JPH0353885Y2 (ja)

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JP15473484U JPH0353885Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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JP15473484U JPH0353885Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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Publication Number Publication Date
JPS6170036U JPS6170036U (ja) 1986-05-13
JPH0353885Y2 true JPH0353885Y2 (ja) 1991-11-26

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JP15473484U Expired JPH0353885Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214149A (ja) * 1988-02-08 1990-01-18 Baldwin Technol Corp 印刷機用ブランケットシリンダ
US5086701A (en) * 1988-11-17 1992-02-11 Baldwin Technology Corp. Printing press blanket cleaner

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6170036U (ja) 1986-05-13

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