JPH0352066Y2 - - Google Patents

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JPH0352066Y2
JPH0352066Y2 JP1985031712U JP3171285U JPH0352066Y2 JP H0352066 Y2 JPH0352066 Y2 JP H0352066Y2 JP 1985031712 U JP1985031712 U JP 1985031712U JP 3171285 U JP3171285 U JP 3171285U JP H0352066 Y2 JPH0352066 Y2 JP H0352066Y2
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signal
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broadcast
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、双方向通信機能を有するCATVコ
ンバータであつて、特にCATVコンバータから
の信号を受けて視聴するテレビ受像機の動作状態
を検出し、テレビ受像機でのペイ放送視聴状況に
応じて正しく課金操作をされる機能を有する
CATVコンバータに関する。
〔従来の技術〕
昨今のCATV(有線テレビ)放送は、通常加入
料金のみで視聴できるサービス放送と、チャンネ
ルごと、あるいは番組ごとに視聴契約をして特別
の料金を支払わないと視聴できないペイ放送とが
あり、ペイ放送の課金方式には、契約すると課金
されるものと、実際に視聴した番組に応じて課金
される方式とがある。
後者の課金方式の場合、放送局側ではCATV
ネツトワークの双方向通信機能を利用して、各家
庭のCATVコンバータ(以下端末機という)の
動作状態をポーリングという手段で得ている。
CATV放送では、放送信号としてテレビ信号
の他に各種の信号を送り出しており、その一つに
制御信号がある。制御信号は、テレビチヤンネル
とは無関係な周波数、たとえばアメリカにおける
実例では106.5MHzのFM波で送られており、端末
機はこの制御信号に応答して、ペイ放送を視聴し
ているか否かの報告を放送局に送り返すようにな
つている。その他の信号として、ペイ放送のチヤ
ンネルに含まれていて、端末機でその放送をペイ
放送であると識別するための識別信号や、テレビ
受像機で受像しても画像としては認識できないよ
うにいわゆるスクランブル処理されたペイ放送の
テレビ信号を、テレビ受像機で画像として認識で
きる形態に再生するための復元信号などが含まれ
ている。
第2図はこのようなCATVシステムに用いら
れる従来例の端末機およびテレビ受像機の系統図
であり、以下第2図にもとづいて各回路の動作を
説明する。
第2図図中1は端末機、2は入力端子、3は分
岐器、4は、選局回路、5は制御回路、6は選局
装置、7は検出回路、8は信号復元回路、10は
テレビ受像機用の電源コンセント、11は出力端
子、12はテレビ受像機、13はアンテナ端子、
14はテレビ受像機の電源コード、15は接続線
である。
端末機1は放送局から送られてくるテレビ信号
を受信するのみならず、前記の制御信号に応答し
て放送局に応答信号を送り返す機能、即ち双方向
通信機能を有している。
このため、放送局から各家庭の端末機1まで有
線で送られた放送信号は、端末機1の入力端子2
から入力されて分岐器3により選局回路4と制御
回路5とに分岐される。一方視聴者が選局装置6
を操作する選局操作に応じた選局信号が選局装置
6から制御回路5に与えられ、制御回路5では選
局回路4に対して当該チヤンネルの選局を指示す
る。
さらに制御回路5には検出回路7からの検出信
号が入力される検出回路7は、端末機1に設けら
れて端末機1の電源のオン、オフに連動して出力
がオン、オフされる電源コンセント10からテレ
ビ受像機12に供給される電流、即ちテレビ受像
機12の消費電流が所定値以上か否かを検出し、
所定値以上であれば検出信号が制御回路5へ出力
される。制御回路ではこの検出信号の有無によつ
てテレビ受像機12の電源のオン、オフを判別す
る。
制御回路5では、選局装置6の選局操作により
ペイ放送のチヤンネルが選局されている時に、テ
レビ受像機12の電源がオンであると判断した場
合に、放送局からの制御信号に応答してペイ放送
を視聴中であることを示す視聴信号を放送局に送
り返す。即ち、視聴信号は制御回路5から分岐器
3と入力端子2を経て放送局に送り返され、放送
局ではその視聴信号にもとづいて課金操作を行な
う。またペイ放送のチヤンネルが選局されている
にもかかわらず、テレビ受像機12が動作状態に
なつていない等の理由で、電源コンセントからの
消費電流が所定値以下しかない場合には、テレビ
受像機12の電源がオフであるからペイ放送を視
聴していないと判断して、放送局には視聴信号は
送信されず、従つて課金操作をされない。
選局回路4では、制御回路5からの選局指示に
より、分岐器3から入力された放送信号中から当
該チヤンネルのテレビ信号を選局し、その信号
を、テレビチヤンネルのうちその地域ではテレビ
放送が割り当てられていない空チヤンネルの周波
数の信号に変換して信号復元回路8に入力する。
この信号はテレビチヤンネルの周波数に変換され
てはいるが、選局されたテレビ信号がペイ放送で
ある場合には、その信号はいわゆるスクランブル
処理がされていて、そのままではテレビ受像機1
2で受信してもデイスプレイ上に画面として構成
し得るものではない。
スクランブル処理には各種の方式があり、一例
としてテレビ信号の中の同期信号を抑圧してお
き、そのままではテレビ受像機で同期が取れない
という方式がある。この信号を復元するにはこの
信号を同期信号の期間のみ増幅するか、あるいは
同期信号の期間以外の期間のみ減衰させることに
よつて同期信号と他の信号とのレベル関係を正し
く復元することができ、その目的のために、ペイ
放送の信号中には前記の復元信号が含まれる。こ
の復元信号は同期信号に同期したパルスが振幅変
調されて音声搬送波に重畳されている。
制御回路5には前記2つの機能の他に、ペイ放
送のスクランブルを復元する信号復元回路8を制
御する機能がある。即ち選局された放送がペイ放
送の場合には、制御回路5ではその放送信号の中
から前記の復元信号を取り出し、信号復元回路8
に出力する。
信号復元回路8では制御回路5から入力された
復元信号にもとづいて、選局回路4から入力され
たテレビの空チヤンネルに変換されたペイ放送の
信号をテレビ受像機12で視聴可能な状態に復元
して出力レベルを調整した後出力端子11から出
力する。また選局された放送がサービス放送の場
合には、そのテレビ信号中には復元信号は含まれ
ておらず信号復元回路8に復元信号が入力されな
いので、そのテレビ信号は信号復元回路8では出
力レベルを調整されるのみで出力端子11から出
力される。
出力端子11から出力されたテレビ信号は接続
線15を経てアンテナ端子13からテレビ受像機
12に入力される。そしてテレビ受像機42のチ
ヤンネル切換装置(図示せず)前記空チヤンネル
に切り換えて端末機1で選局された放送を視聴す
ることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のように従来構成の端末機1においては、
端末機1がペイ放送を選局状態であつても、その
放送を視聴すべきテレビ受像機12が動作してい
ない時、即ち実際には視聴していないと判断され
る時には課金されないように構成されており、そ
の判断の手段として端末機1に設けた電源コンセ
ント10からの消費電流が所定値以上か否かによ
つてテレビ受像機12の動作状態を推定してい
る。
そのためテレビ受像機12の電源コード14を
端末機1の電源コンセント10に接続せず、他の
コンセントに接続して動作させてもペイ放送を視
聴することができる。この場合、電源コンセント
10に何も接続しないと制御回路5はテレビ受像
機12が動作状態になつていないと判定して、放
送局に視聴信号を送信しない。従つてペイ放送を
視聴しているにもかかわらず課金されないという
問題点があつた。
本考案はこの問題点を解決して、ペイ放送の受
信、非受信に応じて正しく課金する端末機、すな
わち、ペイ放送を視聴していない時には課金され
ず、且つ、ペイ放送を視聴している時には課金さ
れるという端末機を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成する為に、本考案のCATV
コンバータは、放送局との間の双方向通信機能を
有するCATVコンバータにおいて、視聴者によ
つて選局操作された選局信号を出力する選局装置
と、スクランブルされたペイ放送信号をテレビ受
像機で視聴可能な状態に復元し、テレビ受像機に
出力する信号復元回路と、前記テレビ受像機を接
続するための電源コンセントと、前記電源コンセ
ントから前記テレビ受像機へ出力される電流を検
出し、該電流が所定値以上のとき検出信号を出力
する検出回路と、前記選局装置と前記検出回路と
に接続され、ペイ放送信号の選局受信のための選
局信号を入力し且つ、前記検出信号を入力した場
合に、放送局に送信すべきペイ放送視聴信号を出
力するとともに、前記信号復元回路を作動させる
ための復元信号を出力する制御回路と、前記制御
回路と前記信号復元回路との間に復元信号伝達経
路途中に設けられて、前記検出回路に接続され、
前記検出信号を入力した場合に、前記復元信号伝
達経路を導通させるゲート回路と、を備えたこと
を特徴とする。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例を示すCATVコンバ
ータおよびテレビ受像機の系統図であり、第1図
において第2図(従来例)と同一の回路および装
置については、同一の符号を付けて重複する説明
を省略する。
第1図において第2図と異なるところは、端末
機1′の中にゲート回路9が設けられていること
である。ゲート回路9は制御回路5と信号復元回
路8との間に設けられ、制御回路5から信号復元
回路8に出力される復元信号を断続する機能を有
する。この機能を果すために、ゲート回路9は検
出回路7から検出信号を得ている。検出回路は、
前記のように端末機1に設けられた電源コンセン
ト10からテレビ受像機12に供給される電流が
所定値以上か否かを検出して、所定値以上であれ
ば、検出信号を出力するものであり、端末機1が
ペイ放送を選局している時に、その検出信号の有
無によつて課金されるか否かが決定されている。
即ち電源コンセント10からの消費電流が所定値
以下の場合には課金されない。この時ゲート回路
9は制御回路5から信号復元回路8への経路を遮
断して、信号復元回路8に復元信号が入力されな
くなる。このため、選局回路4から信号復元回路
8に入力されたスクランブルされているペイ放送
の信号は、テレビ受像機12で視聴可能な状態に
復元されることはない。
また端末機1がペイ放送を選局しており、電源
コンセント10からの消費電流が所定値以上の場
合には、検出回路7からの検出信号により、制御
回路5は放送局に視聴信号を送信して課金される
とともに、ゲート回路9は制御回路5から信号復
元回路8への径路を接続して信号復元回路8へ復
元信号が供給される結果、スクランブルされてい
るペイ放送の信号は、テレビ受像機12で視聴可
能な状態に復元される。
端末機1がサービス放送を選局している時に
は、検出回路7およびゲート回路9の機能は必要
ではなく、また視聴には何ら支障にならない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によるCATVコ
ンバータによれば、ペイ放送が選局されている時
に、該CATVコンバータに設けた電源コンセン
トからの消費電流が所定値以上か否かによつて、
ペイ放送を視聴しているか否かを判定し、視聴し
ていると判定した場合には、その旨を放送局に応
答して課金されるとともに、スクランブルされて
いるテレビ信号をテレビ受像機で視聴可能な状態
に復元するが、視聴していないと判定した場合に
は課金されないとともに、スクランブルされてい
るテレビ信号を復元しないのでテレビ受像機で視
聴することができない。従つてテレビ受像機での
ペイ放送視聴状況に応じて正しく課金することが
できるという効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるCATVコンバ
ータおよびテレビ受像機の系統図、第2図は従来
例のCATVコンバータおよびテレビ受像機の系
統図である。 1……CATVコンバータ、5……制御回路、
7……検出回路、8……信号復元回路、9……ゲ
ート回路、10……電源コンセント、12……テ
レビ受像機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 放送局との間の双方向通信機能を有する
    CATVコンバータにおいて、視聴者によつて選
    局操作された選局信号を出力する選局装置と、ス
    クランブルされたペイ放送信号をテレビ受像機で
    視聴可能な状態に復元し、テレビ受像機に出力す
    る信号復元回路と、前記テレビ受像機を接続する
    為の電源コンセントと、前記電源コンセントから
    前記テレビ受像機へ出力される電流を検出し、該
    電流が所定値以上のとき検出信号を出力する検出
    回路と、前記選局装置と前記検出回路とに接続さ
    れ、ペイ放送信号の選局受信の為の選局信号を入
    力し且つ、前記検出信号を入力した場合に、放送
    局に送信すべきペイ放送視聴信号を出力するとと
    もに、前記信号復元回路を作動させるための復元
    信号を出力する制御回路と、前記制御回路と前記
    信号復元回路との間の復元信号伝達経路途中に設
    けられて、前記検出回路に接続され、前記検出信
    号を入力した場合に、前記復元信号伝達経路を導
    通させるゲート回路と、を備えたことを特徴とす
    るCATVコンバータ。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194690A (en) * 1981-05-27 1982-11-30 Pioneer Electronic Corp Terminal equipment in catv system

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